JPH01228821A - 射出成形機の射出速度・圧力制御方式 - Google Patents

射出成形機の射出速度・圧力制御方式

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JPH01228821A
JPH01228821A JP5483688A JP5483688A JPH01228821A JP H01228821 A JPH01228821 A JP H01228821A JP 5483688 A JP5483688 A JP 5483688A JP 5483688 A JP5483688 A JP 5483688A JP H01228821 A JPH01228821 A JP H01228821A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電動式射出成形機の射出速度・圧力制御方式
に11Qする。
従来の技術 射出成形機においては、射出工程時、スクリューの位置
に応じて、射出工程を複数の段に分け、各段の射出速度
、即ち、射出軸(スクリュー)の移動速度を変えて射出
速度制御が行われている。
また、保圧工程においても、保圧開始からの経過時間に
応じて保圧工程を数段に分け、各段の保圧圧力を変えて
、保圧圧力制御を行っている。
電動式射出成形機の場合、q・1出工程時においては、
射出軸を軸り向に移動させる射出軸のサーボモータを設
定された第1段目の射出速度で駆動し、かつ、射出軸位
置を検出して、第1段から第2段の切換位置に射出軸が
達すると、第2段目の設定射出速度に切換えてサーボモ
ータを駆動し、順次格段の切換位置に達する亀に次段の
射出速度に切換えて速度制御が行われている。この場合
、各段から次の段への速度切換が円滑に行われることを
目的として、射出軸を移動させる射出軸のサーボモータ
への移動指令位置を、Q4出工程から保圧工程への切換
位■として、射出工程を1ブロックで指令し、射出各段
の速度はオーバーライド値で設定しておき、射出軸位置
が各段の切換位置に達すると、基型速度に、当該段のオ
ーバーライド値を乗じ、イの値を射出速度として出力し
、削出速度を切換える方式が特開昭61−61819号
公報で公知である。
この方式だと、射出工程が1つのNC指令ブロックで指
令され、速度はオーバーライド値によつ−U II、I
J換えられるため、位置決めが射出■稈から保圧工程へ
の移行位置だけとなり、各段毎に位置決めされないから
、速度は円滑に切換えられる。
一方、保圧■稈は、保圧完了位置までの移動指令を1つ
のNC指令ブロックで構成し、保圧の各段の保圧圧力は
、サーボモータへの指令トルクを制限することによって
、即ち、各段の保圧時間が経過する毎にトルクリミット
値を変えることにより出力トルクを制@でることによっ
て行われている。
発明が解決しようとする課題 射出工程では射出速度を制御し、保圧工程では保圧圧力
を制御するもので制御事項が異なるが、射出工程から保
圧工程への移行時においても、射出圧力が円滑に切換ね
ることが望ましい。しかし、上述した従来の方式である
と、射出工程で、射出から保圧への切換点が移動指令位
置として指令されるから、該切換点に位置決めしようと
して射出速度が減速される。その結果、射出速度の減速
に伴い射出圧力も低下することとなるので、圧力低下を
起こし、圧力デイツプを生じるという不都合がある。
そこで、本発明の目的は、射出工程から保圧工程に移行
する際に圧力デイツプの生じない射出成形機の射出速度
・圧力制御方式を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するために、数値制御装置の
記憶手段に射出軸の位置に応じた射出各段の速度のオー
バーライド値を設定記憶させると共に、保圧各段の保圧
時間とトルクリミット値を設定記憶させ、射出・保圧工
程を射出軸の剣出基早速度と保圧完了位置までの移動指
令から・なる1ブロックで指令し、射出軸の位置に応じ
て上記記憶手段に記憶されたオーバーライド値に切換え
て射出速度制御を行い、射出軸位置が保圧への切換位置
に達すると、時間の経過と共に上記記憶手段に記憶され
た保圧各段の保圧時間毎に対応するトルクリミット値を
かけて、射出軸を駆動するサーボ七−夕の出力トルクを
制限し保圧圧力を制御するように構成した。
信用 射出成形機を制御する数値制御装置の記憶手段に、射出
工程における射出各段のオーバーライド値および各段か
ら次段へ切換える射出軸の位置、および、保圧工程にお
ける各段の保圧時間、各段のトルクリミット値を設定記
憶させておく。射出成形機には射出・保圧工程になると
保圧終了位置まで基準速度で射出軸を駆動させようとす
る指令が1ブロックで指令され、射出軸の位置に応じて
、上記記憶手段に記憶された該当するオーバーライド値
を基準速度に乗じて、速度オーバーライドがかけられて
、射出軸を駆動するサーボモータが駆動され、射出速度
制御が行われる。一方、射出軸が射出工程から保圧工程
へ移行する切換位置に達すると、上記記憶手段に設定さ
れている各段の保圧時間毎にトルクリミット値を切換え
、射出軸を駆動するサーボモータの出力トルクを制限し
保圧圧力を制御する。
射出・保圧工程が1ブロックで指令されているので射出
工程から保圧工程に移行する時に射出軸が位置決めのた
めに減速されることはなく、射出速度が減速されないこ
とから、圧力デイツプが生じることなく、射出工程の射
出速度制御から保圧工程の保圧圧力制御へ円滑に移行す
ることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について説明する。
一実施例の電動式射出成形機の要部を示す第1図におい
て、符号1は、射出成形機の射出軸(スクリュー)2を
射出軸方向に駆動しで射出・保圧動作を行わせる駆動原
となるサーボモータで、該サーボモータ1のモータ軸に
はパルス分配量3が装着されている。なお、この電動式
射出成形機は、通常のものと同様、スクリコー回転軸、
クランプ軸笠の各軸周サーボモータを右するが、これら
のものは本発明と直接関係がないので説明を省略する。
符号10は上記電動式射出成形例の制御装置であり、該
制御装置10は射出成形様全体の動作および各軸り一−
ボモータのパルス分配処理等を制御する数値制御(以下
、NCという)用中央処理装置(以下、CPUという)
11と、NC用CPU11の指令値に基づいて各軸(ナ
ーボモータの位t゛1゜速度、トルク制御1等を制御す
るサーボ制御用のサーボCPU12とを備えている。
NCI′f1CPU11には、射出成形機全体を管理づ
る制御プログラムおよび射出成形dのシーケンス動作を
制御するシーケンスプログラム等を記憶したROM13
、射出条ft’ffの各種設定値、パラメータの値笠を
記憶したRAM14、萌記RAM14内へ各種設定値、
パラメータのデータ設定等を行うCRT表示装置付きマ
ニュアルデータインプット装置15(以下、CRT/M
DIという)がバス16を介して接続されている。
RAM14には、本発明と関係して、第4図。
第5図に示すようなデープルTB1.丁B2が設けられ
ており、射出工程時の射出段数、各段の切換位置P1〜
P1.射出速度を指定するオーバーライド値V1〜Vl
および(ト)出工程時の射出圧力に対応する1〜ルクリ
ミツト値(通常最大値)TOがテーブルTB1に設定記
憶されるようになっており、また、デープルTB2に保
圧工程時の保圧段数、各段の保圧時間TM1〜TMJ、
t−ルクリミッ1〜値T1〜T J a3よび保圧工程
時の速度を指定するオーバーライド値VHが設定記憶さ
れるようになっている。
一方、サーボCPU12には、NC用CPU11から出
力される分配周期毎の各軸へのパルス分配量、トルクリ
ミット値等の指令値や各種データの一時記憶に用いられ
るRAM17、NC用cpu1iより指令されるパルス
分配量とサーボ玉−夕1に装着されたパルス分配量3か
らのフィードバック信号に基づいてサーボモータ1の速
度を制御づる速度制御回路18、同様にしてサーボモー
タ1のトルクを1ノ制御するトルク制御回路19がバス
20を介して接続されている。即ち、本実施例では、サ
ーボCPU12.速度制御回路18.。
トルク制御回路19等によりサーボF段を構成づる、い
わゆるソフトウェア4ノーボを構成している。
なお、サーボCPU12と上記NC用CPU11とはバ
ス20.21.16を介して接続されている。
本実施例の射出成形機の稼働に際し、オペレータは、ま
ず、設定入力手段となるCRT/MD115を介して各
種成形条件を設定するが、特に、本発明と関係して、第
3図に示すようなOJ +4i 工程。
保圧工程の制御を行う場合、即ち、射出軸後退位置PO
から第1段の射出速度(オーバーライド値v1)で射出
軸位置P1まで射出を行い、射出軸がPlに達すると第
2段の射出速度(オーバーライド値V2)で射出を行い
、射出軸が各段の切換位置に達する毎に射出速度くオ”
−パーライト値■i)を設定される段数Iだけ切換えて
(ト)比速度を制御し、射出工程から保圧工程への切換
位置PIに達すると、保圧工程では設定される各段1〜
Jの各保圧時間TM1〜TMJだけ設定保圧圧力(1〜
ルクリミット値T1〜T J )で保圧制御を行うもの
とすると、CRT/MD I 15により、q4出段数
■、各段の射出軸切換位置P1〜PI、各段の射出速度
に対応するオーバーライド値■1〜Vlおよび最大射出
圧に対応するトルクリミット値Toを入力し、RAM1
4内のテーブルTBIに記憶さびる。また、保圧段数J
、各段の保圧時間TM1〜TMJ、各段の保圧圧力に対
応するトルクリミット値T1〜TJ、保圧工程における
射出軸の移動速度に対応するオーバーライド値V l−
1をRAM14に入力し、テーブルTB2に記憶させる
そして、射出成形様を駆動させ、Htffi動作が終了
し、射出・保圧工程になると、この射出・保圧工程は基
準速度■で保圧完了位置、即ち、設定クツション吊を残
した射出軸(スクリュー)位置までの移動指令が1つの
NC指令ブ【コックで指令される。そこで、制御装置1
0のNC用CPU11は分配周期毎にパルス分配処理と
、第2図に示す射出・保圧制御処理をタスク処理してお
り、射出工程においては射出軸の現在位置に応じて、各
段のオーバーライド値Viをデー、プルTB1より読出
し、該読出したA−パーライト値Viに[9速度Vを乗
じて、射出法a(VxV i )とし、該速度で各分配
周1111毎パルス分配を行い、RAM17に記憶させ
る。また、射出工程時のトルクリミット値TOもテーブ
ルTBIより読出しRAM17に記憶させる。一方、サ
ーボCPU12はRAM17に記憶されたパルス分配量
およびトルクリミット値Toに応じて、速度制御回路1
8、トルク制御回路19を介して速度、トルク制御を行
い、サーボモータ1を駆動し、射出軸2を設定速度(V
XV i )で移動させ射出を行う。また、射出1袖が
射出工程から保圧工程への切換位置PIに達すると、N
C用CPU11はテーブルTB2から、各段のトルクリ
ミット値Tiを読出しRAM17に用込み、各段の設定
保圧時間TMiが経過づる毎に、1−ルクリミット値l
iを次段の値に書換える。そして、サーボCPU12は
、このRAM17に書込まれたトルクリミット値Tiに
よりl・ルク制御回路19を制御し、サーボモータ1の
出力1ヘルクを該トルクリミット値Tiに制限する。
以下、第2図に示すNC用CPU11の処理周期毎の射
出・保圧処理動作を示すフローヂレートに基づいて、射
出・保圧工程における射出軸の速度・圧力制御について
説明する。
NC用CPU11は、まず、射出・保圧工程の処理が継
続中であることを示す継続処理フラグFx#tットされ
ているか否か、即ち、今回が射出・保圧工程における初
回の処理周期であるか否かを判別しくステップ81)、
l続処理フラグFXがセットされておらず今回が射出・
保圧工程に、13ける初回の処理周期であればカウンタ
iに1をセラi〜し射出・保圧工程にJ3ける初rrA
設定を実行した侵(ステップS2)、vA続処理フラグ
Fxに1をセットして射出・保圧工程が開始されたこと
を示す(ステップS3)。一方、ステップS1において
継続処理フラグFxがセットされている場合は射出・保
圧工程の処理が既に開始されているので、初期設定(ス
テップS 2 ) J3よび継続処理フラグのセット(
ステップS3)は実行しない。
次に、射出最終段の処理でセットされ保圧工程への移行
を示す保圧工程移行フラグFpがセットされているか否
かを判別しくステップS4)、保圧工程移行フラグFp
がヒツトされていなければ以■に示す射出工程の処理を
実行する。
射出工程の処理において、NC用CPU11は、まず、
射出各段の速度・圧力制御が進行中であることを示す制
御中フラグFcがゼットされているか否かを判別しくス
テップS5)、制御中フラグFcがセットされていなけ
れば、次に、カウンタiの値によって示される射出i段
の速度・圧力制御に必要とされるデータ、即ち、射出i
段の速度切換位置Pi、射出i段の射出速度に対応する
オーバーライドlUV1をテーブルTBIから読込んで
記憶する(ステップ36)。
また、この周期が射出工程における初回の処理周期であ
れば、ステップS7におけるカウンタiの値は1であり
、同周期のステップS6において、射出i段(i=1)
の速度切換位置Pi (i=1)、射出i段(i=1>
の射出速度に対応するオーバーライド値■i(i〜1)
と共に読込まれた最大射出圧に対応するi・ルクリミッ
ト値ToをRAM17に出力し記憶させる(ステップ8
8)。したがって、射出工程における初回の処理周期に
おいて、第3図中の射出工程に一点鎖線で示されるよう
な最大射出圧Toのトルクリミットが設定されることに
なる。
次に、射出軸の速度を制御するオーバーライド値を、こ
の周期のステップS6で読込んだ射出1段の射出速度に
対応するオーバーライド値■iに設定しくステップS9
)、制御中フラグFcに1をレットし、射出軸が射出i
段の速度切換位置P1に到達する以前、即ち、オーバー
ライド値V1によって射出軸の速度制御を行うべき処理
周期でオーバーライド値が変更されることを防止りる(
ステップ510)。
なお、ステップS5において制御中フラグF cがセッ
トされている場合は、射出i段におけるオーバーライド
値Viによる射出軸の速度制御が既に開始されているの
でステップ86〜ステツプSIOに至る処理は実行しな
い。
次に、射出軸の現在荀買が射出i段の速度切換位置Pi
に到達したか否かを判別する(ステップ511)。
ステップS11において射出軸の現在位置が射出1段の
速度切換位置1〕iに到達していなければこの周期の処
理を終了する。
一方、パルス分配タスクにおいては、NG用CI〕U 
11は」−記ステップS9で設定されたオーバーライド
値Viに基準速度■を乗じ!ζ値(■X■i)の速度で
各周期毎パルス分配を行い、RAM17に舌込み、サー
ボCPU12は、このRAM17に書込まれたパルス分
配はに阜づいて速度制御回路18を介してサーボモータ
1を駆動し、設定された速度で射出軸2を駆動し射出を
行う。なお、ステップS8でRAM17に書込まれたト
ルクリミット値Toはトルク制御回路19に出力され、
サーボモータ1の出力トルクはこのトルクリミット値T
oに制限される。
次周期においては、既に、継続処理フラグFX。
制御中フラグFcがセットされているので、NG用CP
U11はステップS1−ステップS4−ステップ85−
ステップ811の処理のみを実行し、ステップS11に
おいて射出軸の現在位置が射出i段の速度切換位置Pi
に到達したか否かを判別する。
以下、各処理周期毎に同様の処理を繰返すこととなるが
、ステップ811において、射出軸の現在位置が射出i
段の速度切換位置Piに到達したことが確認されると、
ステップ812に移行して射出段数を示すカウンタiの
値が射出段数の設定値Iに達したか否かを判別する。
ステップ812において射出段数を示す力「クンタiの
値が射出段数の設定値Iに達していなければ、カウンタ
iの値に1を加えて更新すると共に制御中フラグFcを
リセットして(ステップ513)この周期の処理を終了
する。
次周期においては、既に、制御中フラグFCがリセット
されているので、ステップS1−ステップS4−ステッ
プS5のff1l!i!を実行した後、ステップS6に
移行して前回の処理周期で更新された射出段数を示すカ
ウンタiの値に基づき射出i段の速度1.lJ換位置P
i、射出1段の射出速度に対応するオーバーライド値V
iをテーブルTBIから読込んで記憶し射出速度の切換
えに備える。なお、射出工程の初回の処理周期以降では
更新されたカウンタiの値は必ず1より6大きくなるの
でステップS7の判別結果がYESとなることはなく、
ステップS8における最大射出圧Toの出力は行われな
い。
次に、射出軸の速度を制御するオーバーライド値を、こ
の周期のステップS6で読込んだ射出i段の射出速度に
対応するオーバーライド値■iに設定し射出速度の切換
えを行い(ステップ89)、制御中フラグFCに1をセ
ットしくステップ510)、射出軸の現在位置が射出:
段の速度切換位置P1に到達したか否かを判別しくステ
ップ511)、射出軸の現在位置が射出i段の速度切換
位置P1に到達していなければこの周期の処理を終了す
る。
次周期においては、既に、継続処理フラグFx。
制御中フラグFcがセラ1〜されているので、NC用C
PtJ11はステップS1−ステップS4−ステップ$
5−スデツブ311の処理のみを実行し、ステップ81
1において射出軸の現在位置が射出i段の速度切換位7
1Piに到達したか否かを判別する。
以下、各処理周期毎に同様の処理を繰返すこととなるが
、ステップ811において、射出軸の現在位置が射出i
段の速度切換位置P1に到達したことが確スされると、
ステップ812に移行して射出段数を示すカウンタiの
値が射出段数の設定値■に達したか否かを判別する。
このような処理を繰返す間に、ステップ812において
、射出段数を示すカウンタiの値が射出段数の設定値I
に達したことが確認されると、射出i段(i=1〜I)
の全ての射出工程が終了するので、制御中フラグFcを
リヒットし保圧工程移行フラグFpに1をセットし保圧
工程において保圧段数を示すカウンタiに1をセットし
くステップ$14)、この周期の処理を終了する。
このように、射出工程においては、順次オーバーライド
値Viが書換えられ、このA−パーライト伯Viに応じ
てパルス分配速度が変えられて迷電制御が行われる。
保圧工程に入った次周期においては、既に、保圧工程移
行フラグFpがセラl〜されているので、ステップS1
−ステップS4の処理を実行した後、ステップ815に
移行して、保圧工程の処理を実行する。
保圧工程の処理において、NG用CPU11は、まず、
保圧各段の圧力制御が進行中であることを示1制御中7
ラグFcがヒツトされているか否かを判別しくステップ
515)、制御中フラグFCがセットされていなければ
、次に、カウンタiの値によって示される保圧1段の速
度・圧力制御に必要とされるデータ、即ら、保圧1段の
保圧時間TM i、保圧1段の保圧圧力に対応するトル
クリミットff1TiをテーブルTB2から読込んで記
憶する(ステップ816)。
次に、保圧1段の保圧時間を監視するタイマTEに保圧
1段の保圧時間TMiをセットしスタートさせ(ステッ
プ517)、保圧1段の保圧圧力に対応するトルクリミ
ット値TiをRAM17に出力し記憶させサーボCPU
12による保圧1段の保圧圧力制御を開始する(ステッ
プ818)。
また、この周1′91が保圧工程における初回の処理周
期であれば、ステップ819におけるカウンタiの値は
1であり、同周期のステップS16において、保圧1段
(i=1)の保圧時間TMi(i=1)、保圧1段(i
=1)の保圧圧力に対応づ゛るトルクリミット値Ti 
(i=1)と共に読込まれた保圧工程における射出軸の
移動速度に対応するオーバーライド値■ト1に基づいて
保圧工程におけるオーバーライド値を設定する(ステッ
プ520)。したがって、保圧工程における初回の処理
周期において、第3図中の保圧工程に実線で示されるよ
うな保圧工程における射出軸の移動速度に対応するオー
バーライド値V H//段設定れることになる。
このようにして、保圧1段の保圧圧力に対応する]・ル
クリミット値Tiの設定が終了すると、制御中フラグF
Cに1をセットし、保圧1段の保圧時間TMiが終了す
る以前、叩ら、トルクリミット値Tiによって射出軸の
圧力制御を行うべき処理周期でトルクリミット値が変更
されることを防止する(ステップ521)。
一方、ステップ815において制御中フラグFCがセッ
トされている場合は、保圧1段におけるトルクリミット
値Tiによる射出軸の圧力制御が既に開始されているの
でステップ816〜ステツプ821に至る処理は実行し
ない。
次に、保圧1段の保圧時間を監視するタイマTFのセッ
ト時間が終了したか否かを判別する(ステップ522)
ステップ322において保圧1段の保圧時間を監視する
タイマT Eのセット時間が終了していなければこの周
期の処理を終了する。
次周期においては、既に、制御中フラグFcがセットさ
れているので、NC用CPtJ11はステップS1−ス
テップS4−ステップ815−ステップ822の処理の
みを実行し、ステップ322において保圧1段の保圧時
間を監視するタイマT[のセット時間が終了したか否か
を判別する。
以下、各処理周期毎に同様の処理を繰返すことどなるが
、ステップ822において、保圧1段の保圧時間を監視
するタイマT[のセット時間が終了したことが確認され
ると、ステップ323に移行して保圧段数を示すカウン
タiの値が保圧段数の設定値Jに達したか否かを判別す
る。
ステップ823において保圧段数を示すカウンタ1の値
が保圧段数の設定値Jに達していなければ、カウンタl
の値に1を加えて更新すると共に制御中フラグFCをリ
セットして(ステップ524)この周期の処理を終了す
る。
次周期においては、既に、制御中フラグFCがり廿ツ1
〜されているので、ステップS1−ステップS4−ステ
ップ815の処理を実行した後、ステップ816に移行
して前回の処理周期で更新された保圧段数を示ずカウン
タiの値に基づき保圧1段の保圧時間1”Mi、保圧1
段の保圧圧力に対応する1ヘルクリミツト値Tiをデー
プルTB2から読込んで記憶し保持圧力の切換えに備え
る。
次に、保圧1段の保圧時間を監視するタイマT[に保1
「1段の保圧時間TMiをセットしスタートさぜ(ステ
ップ517)、保圧1段の保圧圧力に対応するl−ルク
リミツ1へ値TiをRAM17に出力し記憶させサーボ
CPU12による保圧1段の保圧圧力制御を開始する(
ステップ818)。
なお、保圧工程の初回の処理周期以降では更新されたカ
ウンタiの値は必ず1よりも大きくなるのでステップ8
19の判別結果がYESとなることはなく、ステップ3
20におけるオーバーライド値VHの設定は行われない
”次に、制御中フラグFcに1をセットしくステップ5
21)、保圧1段の保圧時間を監視するタイマTEのセ
ラ1へ時間が終了したか否かを判別しくステップ822
> 、タイマTEのセット時間が終了していなければこ
の周期の処理を終了する。
次周期においては、既に、制御中フラグFCがヒラl〜
されているので、NCmCPU11はステップS1−ス
テップS4−ステップ815−ステツプ322の処理の
みを実行し、ステップ822において保圧1段の保圧時
間を監視するタイマTEのセット時間が終了したか否か
を判別する。
以下、各処理周lll116に同様の処理を繰返すこと
となるが、ステップ822において、保圧1段の保圧時
間を監視するタイマTEのセット時間が終了したことが
確認されると、ステップ823に移行して保圧段数を示
すカウンタiの値が保圧段数の設定値Jに達したか否か
を判別する。
このような処理を繰返す間に、ステップ823においで
、保圧段数を示すカウンタiの値が保圧段数の設定値J
に達したことが確認されると、保IJ: r段(1−1
〜J)の全ての保圧工程が終了するので、保圧工程移行
フラグFp、カウンタi。
制御中フラグFC,継続処理フラグ「Xをリヒットし、
射出・保圧工程の処理で用いられる各フラグJ3よび変
数を初期化しくステップS 24 ) 、DI出・保圧
工程の全ての処理を終了して、次処理、即L′)、a1
吊工稈に移行する。
以上に述べたように、この実施例においては、射出・保
圧工程は射出開始位置から保圧完了位置まで1ブロック
で指令され、射出軸の位置に応じてオーバーライド値を
切換えて射出速度を切換え、保圧開始位置に達すると、
トルクリミット値を設定保圧時間が経過する毎に切換え
て保圧圧力を順次切換えるようにしたので、射出工程か
ら保圧工程に移行する時点で、位置決めのために射出軸
が減速されるということはなく、射出速度が減速されな
いから圧力デイツプも生じない。
発明の効果 本発明は、射出・保圧工程が1ブロックで指令されるか
ら、従来のように射出工程と保圧工程を2つのブロック
で指令した場合、射出工程から保圧工程への移行時に、
位置決めのための射出速度の減速により生じる圧力デイ
ツプが生じなく、射出工程から保圧工程に円滑に移行す
ることができ、ヒケ等の成形不良の発生を未然に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電動式射出成形機の
要部ブロック図、第2図は同電動式(ト)出成形機のN
C用CPUの処理動作を示すフローチャート、第3図は
同電動式射出成形機の射出軸の速度および保持圧力と射
出軸位置および保圧時間との関係を概念的に示す図、第
4図および第5図は同電動式射出成形機の右するai+
+御装置のRAM内に設けられたテーブルTB1および
テーブルTB2をそれぞれ概念的に示す図である。 1・・・サーボモータ、2・・・射出軸、3・・・パル
スコ−ダ、10・・・数値制御装置、11・・・NC用
cpu。 12・・・サーボCPU、13・・・ROM、14.1
7・・・RAM、15・・・CRT表示装置付きマニュ
アルデータインプット装置、16.20.21・・・バ
ス、18・・・速度制御回路、19・・・トルク制御回
路。 □イ’Q、lj、Bでテ間 、−九、1 第4図 テーブルB2   第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 数値制御装置で制御される電動式射出成形機において、
    記憶手段に射出軸の位置に応じた射出各段の速度のオー
    バーライド値を設定記憶させると共に、保圧各段の保圧
    時間とトルクリミット値を設定記憶させ、射出・保圧工
    程を射出軸の射出基準速度と保圧完了位置までの移動指
    令からなる1ブロックで指令し、射出軸の位置に応じて
    上記記憶手段に記憶されたオーバーライド値に切換えて
    射出速度制御を行い、射出軸位置が保圧への切換位置に
    達すると、時間の経過と共に上記記憶手段に記憶された
    保圧各段の保圧時間毎に対応するトルクリミット値をか
    けて、射出軸を駆動するサーボモータの出力トルクを制
    限し保圧圧力を制御するようにした射出成形機の射出速
    度・圧力制御方式。
JP5483688A 1988-03-10 1988-03-10 射出成形機の射出速度・圧力制御方式 Expired - Fee Related JP2601680B2 (ja)

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EP1728616A1 (en) * 2005-06-02 2006-12-06 Fanuc Ltd Controller for injection molding machine
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