JPH01227948A - マルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置 - Google Patents
マルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置Info
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- JPH01227948A JPH01227948A JP5427888A JP5427888A JPH01227948A JP H01227948 A JPH01227948 A JP H01227948A JP 5427888 A JP5427888 A JP 5427888A JP 5427888 A JP5427888 A JP 5427888A JP H01227948 A JPH01227948 A JP H01227948A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/62—Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
- G01N21/63—Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
- G01N21/64—Fluorescence; Phosphorescence
- G01N21/6408—Fluorescence; Phosphorescence with measurement of decay time, time resolved fluorescence
Landscapes
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- Pathology (AREA)
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
5産業上の利用分野コ
本発明は、試料へ照射した励起光パルスに応答して、該
試料から放出される蛍光のフォトンを光電子パルスに変
換し、クロックパルスによりシフトされるシフトレジス
タに該変換された光電子パルスを供給して、該フォトン
の発生時刻に対応した情報を有する光電子パルス列のパ
ターンを該シフトレジスタに作成し、該パターンを読み
出して統計的な積算処理を施すことにより蛍光減衰波形
を測定するマルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置に関
する。
試料から放出される蛍光のフォトンを光電子パルスに変
換し、クロックパルスによりシフトされるシフトレジス
タに該変換された光電子パルスを供給して、該フォトン
の発生時刻に対応した情報を有する光電子パルス列のパ
ターンを該シフトレジスタに作成し、該パターンを読み
出して統計的な積算処理を施すことにより蛍光減衰波形
を測定するマルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置に関
する。
[従来の技術;
蛍光減衰波形測定手法として、蛍光強度が微弱な場合に
は、感度、分解時間の観点から単一光子遅延一致法(以
下TAC法と略記)が広く用いられている。TAC法は
数ピコ秒という分解時間が1成できるものの、その測定
原理上、信号利用率が非常に低い。波形歪みなり(コ号
を得るためには、1回の試料励起に対して高々1個のフ
ォトンの発生しか許されず、通常は数千回の励起に対し
て平均1個のフォトンが発生するような光量にしなけれ
ばならない。したがって、ある程度“明るい゛試料に対
しては減光という好ましくない手段を使用しなければな
らない。
は、感度、分解時間の観点から単一光子遅延一致法(以
下TAC法と略記)が広く用いられている。TAC法は
数ピコ秒という分解時間が1成できるものの、その測定
原理上、信号利用率が非常に低い。波形歪みなり(コ号
を得るためには、1回の試料励起に対して高々1個のフ
ォトンの発生しか許されず、通常は数千回の励起に対し
て平均1個のフォトンが発生するような光量にしなけれ
ばならない。したがって、ある程度“明るい゛試料に対
しては減光という好ましくない手段を使用しなければな
らない。
このTAC法に対して、分解時間をある程度犠牲にして
も、信号利用率を向上させようというのが光電子パルス
列同時検出法である。光電子パルス列同時検出法では、
1回の励起に対して複数個のフォトンが発生した場合、
それらをすべて計測する。その原理を第3図に示す。(
イ)は試料への励起光パルスであり、(ロ)は試料から
の光量が非常に強い場合の蛍光減衰波形である。光量が
弱くなると、これを光電変換する光電子増倍管からの出
力は、フォトン1個1個に対応した光電子パルスになり
、そのパルス発生時刻の確率密変関数は、(ロ)の強度
に比例したものになる。各励起後の光電子パルス発生状
況は毎回界なり、これを(ハ)(ニ)(ホ)(へ)に示
す。したがって、(ト)に示すように(時間区分された
各領域がカウンタに対応し、○は1個のフォトンを示す
)、各フォトンの発生時刻に対応するカウンタを用意し
ておき、光電子パルス1個の発生につき対応するカウン
タの内容を1だけ加算すれば、多数回励起による積算を
行うことにより、最終的に(ロ)の波形と相似な波形が
得られる。この場合の分解時間は、(ト)に示したΔt
である。
も、信号利用率を向上させようというのが光電子パルス
列同時検出法である。光電子パルス列同時検出法では、
1回の励起に対して複数個のフォトンが発生した場合、
それらをすべて計測する。その原理を第3図に示す。(
イ)は試料への励起光パルスであり、(ロ)は試料から
の光量が非常に強い場合の蛍光減衰波形である。光量が
弱くなると、これを光電変換する光電子増倍管からの出
力は、フォトン1個1個に対応した光電子パルスになり
、そのパルス発生時刻の確率密変関数は、(ロ)の強度
に比例したものになる。各励起後の光電子パルス発生状
況は毎回界なり、これを(ハ)(ニ)(ホ)(へ)に示
す。したがって、(ト)に示すように(時間区分された
各領域がカウンタに対応し、○は1個のフォトンを示す
)、各フォトンの発生時刻に対応するカウンタを用意し
ておき、光電子パルス1個の発生につき対応するカウン
タの内容を1だけ加算すれば、多数回励起による積算を
行うことにより、最終的に(ロ)の波形と相似な波形が
得られる。この場合の分解時間は、(ト)に示したΔt
である。
この原理に基づく最も簡単なマルチチャンネル蛍光減衰
波形測定装置を第4図に示す。このマルチチャンネル蛍
光減衰波形測定装置では、1回の励起光パルスによる試
料励起後の光電子増倍管10からのパルス列をアンプ・
ディスクリミネータ12を通して高速動作可能なNビッ
トのシフトレノスタ14に供給し、クロックパルス発生
器16からのクロックパルスによりΔを毎にlビットシ
フトされるシフトレノスタ14」−にビットノくターン
を作成し、SΔを後にタイミングコントローラ18から
制御パルスを受けてノフトレノスタ14の内容をパブフ
ァレノスタ20に読み出し、ノ<フファレノスタ20の
各ビットにり1応して設けられたカウンタ22によりこ
のビットデータを計数する。試料励起毎に生じるビット
パターンを逐時、カウンタ22に加算していく。この場
合の分解時間は、クロックパルス発生器16からのクロ
ックパルスの周期Δtである。
波形測定装置を第4図に示す。このマルチチャンネル蛍
光減衰波形測定装置では、1回の励起光パルスによる試
料励起後の光電子増倍管10からのパルス列をアンプ・
ディスクリミネータ12を通して高速動作可能なNビッ
トのシフトレノスタ14に供給し、クロックパルス発生
器16からのクロックパルスによりΔを毎にlビットシ
フトされるシフトレノスタ14」−にビットノくターン
を作成し、SΔを後にタイミングコントローラ18から
制御パルスを受けてノフトレノスタ14の内容をパブフ
ァレノスタ20に読み出し、ノ<フファレノスタ20の
各ビットにり1応して設けられたカウンタ22によりこ
のビットデータを計数する。試料励起毎に生じるビット
パターンを逐時、カウンタ22に加算していく。この場
合の分解時間は、クロックパルス発生器16からのクロ
ックパルスの周期Δtである。
この構成のマルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置は、
ビットパターンの積算処理という観点からは理想的であ
るが、多くのカウンタを要し、またデータ処理のために
カウンタの内容を読み出そうとすると、多くのマルチプ
レクサや、繁雑な配線を必要とする。
ビットパターンの積算処理という観点からは理想的であ
るが、多くのカウンタを要し、またデータ処理のために
カウンタの内容を読み出そうとすると、多くのマルチプ
レクサや、繁雑な配線を必要とする。
本発明者は、分解時間を2倍にし、しかも構成を簡単化
した第5図に示すマルチチャンネル蛍光減衰波形測定装
置を案出し、製作した。2段のフトレンスタ14AS
14Bを、クロックパルス発生器16゛から出力される
、位相か180度異なったクロックパルスでそれぞれΔ
を毎に交互にンフトシ、光電子パルスのビットパターン
をノフトレノスタ1.4A、14B上に作成する。一方
、タイミングコントローラ18°による制御の下で、こ
のΔを毎に、各シフトレノスタ+4AS 14Bの各ビ
ットに対応するアドレスを有する、R1八へ24A、2
4Bの内容をパブファレノスタ26A126Bを介しカ
ウンタ28A、28Bに逐時読み出しては、ンフトレノ
スタ14A、14Bの最上位ビットから直列に取り出さ
れるビットデータを加算し、当該アドレスにストアする
。このような一連の時系列的な処理で蛍光減衰波形のヒ
ストグラムの作成が行えるようにした。
した第5図に示すマルチチャンネル蛍光減衰波形測定装
置を案出し、製作した。2段のフトレンスタ14AS
14Bを、クロックパルス発生器16゛から出力される
、位相か180度異なったクロックパルスでそれぞれΔ
を毎に交互にンフトシ、光電子パルスのビットパターン
をノフトレノスタ1.4A、14B上に作成する。一方
、タイミングコントローラ18°による制御の下で、こ
のΔを毎に、各シフトレノスタ+4AS 14Bの各ビ
ットに対応するアドレスを有する、R1八へ24A、2
4Bの内容をパブファレノスタ26A126Bを介しカ
ウンタ28A、28Bに逐時読み出しては、ンフトレノ
スタ14A、14Bの最上位ビットから直列に取り出さ
れるビットデータを加算し、当該アドレスにストアする
。このような一連の時系列的な処理で蛍光減衰波形のヒ
ストグラムの作成が行えるようにした。
この製作した装置の性能は、分解時間2.5nsec、
測定可能な時開スパン!00nsec、繰り返゛し周波
数25XH2である。
測定可能な時開スパン!00nsec、繰り返゛し周波
数25XH2である。
本発明者は、光電子パルス列同時検出法を実現する他の
マルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置として、バーニ
アクロノトロンを利用したものを案出し、製作した。
マルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置として、バーニ
アクロノトロンを利用したものを案出し、製作した。
第6図はバーニアクロノトロンを示しており、伝播遅延
時間τ、τ十Δτの2本の同軸ケーブル30A、30B
と、波形整形のための2つのりフレッノユアンプ32A
、32Bと、2つのパルスの合致を検出するコインンデ
ンス回路34と、パルスの周回数を数えるスケーラ36
で構成されている。その原理は以下のようである。今、
時間差[を有する2つのパルスA、Bをそれぞれ図のよ
うに入力すると、各々のパルスは、それぞれ周期でぶΔ
でとτでそれぞれの径路を循環する。ここで、パルスB
はパルスAよりもΔτだけ短い周期となるので、パルス
Bは循環1回につきΔτだけパルスAに相対的に接近す
ることになる。したがって、パルスBはt/Δτ回目に
パルスAに追いつき、合致が検出される。一方、パルス
Bの周回数はスケーラ36で計数されており、合致が検
出されたときにこの計数を停止する。Δτは既知である
ので、周回数nを計数することにより、最初のパルス間
隔tは、t=nΔτで求められる。このバーニアクロノ
トロンは、微分直線性が株めて安定で、分解時間はケー
ブルの長さの差に比例したΔでで決定される。
時間τ、τ十Δτの2本の同軸ケーブル30A、30B
と、波形整形のための2つのりフレッノユアンプ32A
、32Bと、2つのパルスの合致を検出するコインンデ
ンス回路34と、パルスの周回数を数えるスケーラ36
で構成されている。その原理は以下のようである。今、
時間差[を有する2つのパルスA、Bをそれぞれ図のよ
うに入力すると、各々のパルスは、それぞれ周期でぶΔ
でとτでそれぞれの径路を循環する。ここで、パルスB
はパルスAよりもΔτだけ短い周期となるので、パルス
Bは循環1回につきΔτだけパルスAに相対的に接近す
ることになる。したがって、パルスBはt/Δτ回目に
パルスAに追いつき、合致が検出される。一方、パルス
Bの周回数はスケーラ36で計数されており、合致が検
出されたときにこの計数を停止する。Δτは既知である
ので、周回数nを計数することにより、最初のパルス間
隔tは、t=nΔτで求められる。このバーニアクロノ
トロンは、微分直線性が株めて安定で、分解時間はケー
ブルの長さの差に比例したΔでで決定される。
バーニアクロノトロンは2つのパルスの時間差しか測定
できない。これをマルチチャンネル化するだめには、本
発明者により案出された第7図に示す構成にすればよい
。パルスAとパルス列Bを図のように人力すれば、Aが
試料への励起光パルスに同期したパルス、Bが光電子増
倍管からの光電子パルス列に対応する。第6図のスケー
ラ36の代わりに、シフトレジスタ1゛4を用意し、ス
ケーラ36で計数していた周回パルスでシフトレジスタ
14のシフト動作をさせ、コインノデンス回路34から
の合致検出パルスをシフトレジスタ14への直列データ
入力パルスとする。このようにすれば、パルス列Bが同
軸ケーブル30Bを循環している間に、このパルス列B
がシフトレジスタ14上のビットパターンに変換される
。
できない。これをマルチチャンネル化するだめには、本
発明者により案出された第7図に示す構成にすればよい
。パルスAとパルス列Bを図のように人力すれば、Aが
試料への励起光パルスに同期したパルス、Bが光電子増
倍管からの光電子パルス列に対応する。第6図のスケー
ラ36の代わりに、シフトレジスタ1゛4を用意し、ス
ケーラ36で計数していた周回パルスでシフトレジスタ
14のシフト動作をさせ、コインノデンス回路34から
の合致検出パルスをシフトレジスタ14への直列データ
入力パルスとする。このようにすれば、パルス列Bが同
軸ケーブル30Bを循環している間に、このパルス列B
がシフトレジスタ14上のビットパターンに変換される
。
試料励起毎に生じるシフトレジスタ14上のビットパタ
ーンの処理は、第4図または第5図に示す回路を用いて
行うことができ、本発明者は第5図に示す回路を用いた
ものを製作した。
ーンの処理は、第4図または第5図に示す回路を用いて
行うことができ、本発明者は第5図に示す回路を用いた
ものを製作した。
以上説明したマルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置の
ダイナミックレンジは、アンプ・ディスクリミネータ1
2のパルス対分解能で制限される。
ダイナミックレンジは、アンプ・ディスクリミネータ1
2のパルス対分解能で制限される。
一方、分解時間は、シフトレジスタ方式の場合はシフト
レジスタへのクロック周波数、バーニアクロノトロンの
場合はケーブル長差で決定される。
レジスタへのクロック周波数、バーニアクロノトロンの
場合はケーブル長差で決定される。
したがって、前者の場合にはクロック周波数を上げれば
、また後者の場合にはケーブル長差を短くすれば、電気
系のジッタの程度まで分解時間を向上させることができ
る筈である。
、また後者の場合にはケーブル長差を短くすれば、電気
系のジッタの程度まで分解時間を向上させることができ
る筈である。
しかしながら、実際には、光電子増倍管1oからの光電
子パルスが1.5〜3.0nsec程度の幅を有し、−
個のパルスが複数個のチャンネルにわたって計数される
ために、分解時間は光電子増倍管10の出力パルス幅程
度が下限であると一般に考えられていた。
子パルスが1.5〜3.0nsec程度の幅を有し、−
個のパルスが複数個のチャンネルにわたって計数される
ために、分解時間は光電子増倍管10の出力パルス幅程
度が下限であると一般に考えられていた。
そこで、本発明者は、この問題点を解決すたマルチチャ
ンネル蛍光減衰波形測定装置を案出した(昭和63年2
月29日付の特許出願)。
ンネル蛍光減衰波形測定装置を案出した(昭和63年2
月29日付の特許出願)。
これを第8図について説明する。なお、第5図と同一構
成要素には同一符号を付して説明を省略する。
成要素には同一符号を付して説明を省略する。
コントローラ18は、スイッチ38をクロックパルス発
生器16側にした後、励起パルスを励起光源(不図示)
に供給して試料に励起光パルスを照射する。この励起光
パルスは光センサ(不図示)で検出され、この検出信号
に同期してクロックパルス発生316からクロックパル
スが発生開始される。コントローラ18(凡のクロック
パルスを計数する。クロックパルスは、シフトパルスと
してシフトレジスタ14へも供給され、クロックパルス
の周期Δt1毎にシフトレジスタ14を1ビツト第8図
右方向にシフトする。試料から放出された蛍光のフォト
ンは、光電子増倍管10により光電子パルスに変換され
、アンプ・ディスクリミネータ12を通ってシフトレジ
スタ14へ供給される。したがって、試料励起後、時間
NΔt1経過すると、蛍光寿命を示す光電子パルス列の
パターンがシフトレジスタ14に作成される。
生器16側にした後、励起パルスを励起光源(不図示)
に供給して試料に励起光パルスを照射する。この励起光
パルスは光センサ(不図示)で検出され、この検出信号
に同期してクロックパルス発生316からクロックパル
スが発生開始される。コントローラ18(凡のクロック
パルスを計数する。クロックパルスは、シフトパルスと
してシフトレジスタ14へも供給され、クロックパルス
の周期Δt1毎にシフトレジスタ14を1ビツト第8図
右方向にシフトする。試料から放出された蛍光のフォト
ンは、光電子増倍管10により光電子パルスに変換され
、アンプ・ディスクリミネータ12を通ってシフトレジ
スタ14へ供給される。したがって、試料励起後、時間
NΔt1経過すると、蛍光寿命を示す光電子パルス列の
パターンがシフトレジスタ14に作成される。
第9図(A)はアンプ・ディスクリミネータ12から出
力される光電子パルス列であり、(B)はこのパルス列
によりシフトレジスタ14に作成されたビットパターン
である。図中、斜線部は光電子パルスに対応した部分の
ビットであって、°l°が格納され、他は°0°が格納
されている。
力される光電子パルス列であり、(B)はこのパルス列
によりシフトレジスタ14に作成されたビットパターン
である。図中、斜線部は光電子パルスに対応した部分の
ビットであって、°l°が格納され、他は°0°が格納
されている。
コントローラ!8は試料励起パルス出力後、N個のクロ
ックパルスを計数すると、スイッチ38を分周器40側
に切り換え、クロックパルス発生器16からのクロック
パルスを分周器40で分周したものをシフトパルスとし
てシフトレジスタ14へ供給する。すなわち、その後の
データ処理速度との関係から、シフトレジスタ14から
の直列データの読み出しを比較的遅く行う。
ックパルスを計数すると、スイッチ38を分周器40側
に切り換え、クロックパルス発生器16からのクロック
パルスを分周器40で分周したものをシフトパルスとし
てシフトレジスタ14へ供給する。すなわち、その後の
データ処理速度との関係から、シフトレジスタ14から
の直列データの読み出しを比較的遅く行う。
この直列データは第9図(B)に示す如くなりいるが、
有効データ抽出回路42を通ると、(E)に示す如く、
光電子パルスに対応した連続する複数ビットのうち、最
初の1ビツトのデータが有効データとして抽出される。
有効データ抽出回路42を通ると、(E)に示す如く、
光電子パルスに対応した連続する複数ビットのうち、最
初の1ビツトのデータが有効データとして抽出される。
すなわち、(C)に示すパルスがオンデイレイ回路46
を通ると、(D)に示す如く、分周器40の出力パルス
の1周期Δt、に等しい時間だけ立ち上がりが遅れた波
形にされ、次いでインバータ48で反転され、アンドゲ
ート44に供給されて、゛シフトレジスタ14からのパ
ルスとの論理積がアンドゲート44から出力され、(E
)に示す如くなる。オンデイレイ回路46は図示の如(
抵抗器RおよびコンデンサCからなる積分回路を使用で
きる。
を通ると、(D)に示す如く、分周器40の出力パルス
の1周期Δt、に等しい時間だけ立ち上がりが遅れた波
形にされ、次いでインバータ48で反転され、アンドゲ
ート44に供給されて、゛シフトレジスタ14からのパ
ルスとの論理積がアンドゲート44から出力され、(E
)に示す如くなる。オンデイレイ回路46は図示の如(
抵抗器RおよびコンデンサCからなる積分回路を使用で
きる。
一方、分周器40からパルスが1個出力される毎に、次
のような一連の処理が行なわれる。
のような一連の処理が行なわれる。
すなわち、RAM24のアドレスAのデータDAカ、バ
ッファレジスタ26を介してカウンタ28へ供給され、
アンドゲート44から出力されるビットデータがカウン
タ28により計r&(ビットデータが°l”のときのみ
lを加算)され、次いでバッファレジスタ26を介して
RAM24の元のアドレスAに格納される。次いでRA
M24のアドレスがインクリメントされる。
ッファレジスタ26を介してカウンタ28へ供給され、
アンドゲート44から出力されるビットデータがカウン
タ28により計r&(ビットデータが°l”のときのみ
lを加算)され、次いでバッファレジスタ26を介して
RAM24の元のアドレスAに格納される。次いでRA
M24のアドレスがインクリメントされる。
このような一連の処理が8回繰り返して行われると、’
RAM24へのデータ書き込み処理が一旦停止され、ス
イッチ38がクロックパルス発生器16側へ切り換えら
れ、上述のシフトレジスタ14への光電子パルス列パタ
ーンの作成が行われる。
RAM24へのデータ書き込み処理が一旦停止され、ス
イッチ38がクロックパルス発生器16側へ切り換えら
れ、上述のシフトレジスタ14への光電子パルス列パタ
ーンの作成が行われる。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、測定時間を短縮するために励起光パルス
を強くすると、第10図(A)に示す如く、アンプディ
スクリミネータ12から出力される複数の光電子パルス
がオーバーラツプした状態で現れる頻度が多くなり、シ
フトレジスタ14には(B)に示す如く多数のビットが
連続したパターンが形成される。
を強くすると、第10図(A)に示す如く、アンプディ
スクリミネータ12から出力される複数の光電子パルス
がオーバーラツプした状態で現れる頻度が多くなり、シ
フトレジスタ14には(B)に示す如く多数のビットが
連続したパターンが形成される。
この場合、第8図に示す装置では、第10図(C)に示
す如く最初のビットのみが有効ビットとして42から抽
出されるので、時間的に最初の光電子パルスP1につい
てのみ、カウントされ、後の光電子パルスP、について
はカウントされない。
す如く最初のビットのみが有効ビットとして42から抽
出されるので、時間的に最初の光電子パルスP1につい
てのみ、カウントされ、後の光電子パルスP、について
はカウントされない。
したがって、入射蛍光の光量に対しフォトンの平均計数
が比例する該入射光量の範囲、すなわちダイナミックレ
ンジは、アンプ・ディスクリミネータ12のパルス対分
解能により制限され、これをさらに拡大することができ
なかった。
が比例する該入射光量の範囲、すなわちダイナミックレ
ンジは、アンプ・ディスクリミネータ12のパルス対分
解能により制限され、これをさらに拡大することができ
なかった。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、分解時間を光電子
パルス幅以下に向上させることができるとともに、入射
光量に対するダイナミックレンジを拡大できるマルチチ
ャンネル蛍光減衰波形測定装置を擾供することにある。
パルス幅以下に向上させることができるとともに、入射
光量に対するダイナミックレンジを拡大できるマルチチ
ャンネル蛍光減衰波形測定装置を擾供することにある。
[課題を解決するための手段]
この目的を達成するために、本発明に係るマルチチャン
ネル蛍光減衰波形測定装置では、試料へ照射した励起光
パルスに応答して、該試料から放出される蛍光のフォト
ンを光電子パルスに変換し、クロックパルスによりシフ
トされるシフトレジスタに該変換された光電子パルスを
供給して、該フォトンの発生時刻に対応した情報を有す
る光電子パルス列のパターンを該シフトレジスタに作成
し、該パターンを読み出して統計的な積算処理を施すこ
とにより蛍光減衰波形を測定するマルチチャンネル蛍光
減衰波形測定装置において、該シフトレジスタに格納さ
れている、光電子パルスに対応した連続する複数ビット
データのうち、一定間隔毎のビットデータを有効なビッ
トデータとして抽出する有効データ抽出手段を設げたこ
とを特徴としている。
ネル蛍光減衰波形測定装置では、試料へ照射した励起光
パルスに応答して、該試料から放出される蛍光のフォト
ンを光電子パルスに変換し、クロックパルスによりシフ
トされるシフトレジスタに該変換された光電子パルスを
供給して、該フォトンの発生時刻に対応した情報を有す
る光電子パルス列のパターンを該シフトレジスタに作成
し、該パターンを読み出して統計的な積算処理を施すこ
とにより蛍光減衰波形を測定するマルチチャンネル蛍光
減衰波形測定装置において、該シフトレジスタに格納さ
れている、光電子パルスに対応した連続する複数ビット
データのうち、一定間隔毎のビットデータを有効なビッ
トデータとして抽出する有効データ抽出手段を設げたこ
とを特徴としている。
[実施例コ
以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図にはマルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置のブ
ロック回路が示されており、第8図と同一構成要素には
同一符号を付して説明を省略する。
ロック回路が示されており、第8図と同一構成要素には
同一符号を付して説明を省略する。
スイッチ38の実線図示状態で試料励起後、時間NΔt
1経過すると、蛍光寿命を示す光電子パルス列のパター
ンがシフトレジスタ14に形成されることは上記と同様
である。第2図(A)に示す如き光電子パルスP1およ
びP、がアンプ・ディスクリミネータ12から得られた
とき、シフトレジスタ14には(B)に示すパルス列が
形成される。
1経過すると、蛍光寿命を示す光電子パルス列のパター
ンがシフトレジスタ14に形成されることは上記と同様
である。第2図(A)に示す如き光電子パルスP1およ
びP、がアンプ・ディスクリミネータ12から得られた
とき、シフトレジスタ14には(B)に示すパルス列が
形成される。
この時間NΔt、経過後、コントローラ18からの指令
によりスイッチ38は点線図示状態に切り換えられ、シ
フトレジスタ14から比較的遅い速度で直列データが読
み出される。
によりスイッチ38は点線図示状態に切り換えられ、シ
フトレジスタ14から比較的遅い速度で直列データが読
み出される。
この直列データはアンドゲート50の一方の入力端子に
供給される。アンドゲート50の他方の入力端子は後述
する如く、常時ハイレベルになっており、該直列データ
はアンドゲート50を通ってモノステーブルマルチバイ
ブレータ(以下モノマルチという)52に入力され、こ
れがトリガされる。このモノマルチ52の非安定(オン
)時間は、分周器40の出力パルスの1周期Δt、に等
しく選ばれている。したがって、モノマルチ52のQ出
力は、第2図(C)に示す如く、光電子2くルスP、に
関する最初のビットデータと対応する時間だけオンし、
その出力がカウンタ28に供給される。
供給される。アンドゲート50の他方の入力端子は後述
する如く、常時ハイレベルになっており、該直列データ
はアンドゲート50を通ってモノステーブルマルチバイ
ブレータ(以下モノマルチという)52に入力され、こ
れがトリガされる。このモノマルチ52の非安定(オン
)時間は、分周器40の出力パルスの1周期Δt、に等
しく選ばれている。したがって、モノマルチ52のQ出
力は、第2図(C)に示す如く、光電子2くルスP、に
関する最初のビットデータと対応する時間だけオンし、
その出力がカウンタ28に供給される。
一方、この出力は、インバータ54を通じてモノマルチ
56に供給される。モノマルチ56は、モノマルチ52
の出力パルスの立ち下がり(後縁)によってトリガされ
る。モノマルチ56のQ出力は、(D)に示す如く、常
時“l”を出力しており、上記トリガにより出力が”0
”になる。この非安定(オフ)時間Δt、は、−個の光
電子パルスに対応した連続するビット敢をnとするとき
、Δj3= nΔt、−Δt、に選ばれている。モノマ
ルチ56のこのオフ時間ΔF、では、アンドゲート50
が閉じているので、シフトレジスタ14からのデータは
モノマルチ52に供給されない。
56に供給される。モノマルチ56は、モノマルチ52
の出力パルスの立ち下がり(後縁)によってトリガされ
る。モノマルチ56のQ出力は、(D)に示す如く、常
時“l”を出力しており、上記トリガにより出力が”0
”になる。この非安定(オフ)時間Δt、は、−個の光
電子パルスに対応した連続するビット敢をnとするとき
、Δj3= nΔt、−Δt、に選ばれている。モノマ
ルチ56のこのオフ時間ΔF、では、アンドゲート50
が閉じているので、シフトレジスタ14からのデータは
モノマルチ52に供給されない。
上記オン時間Δt、後、モノマルチ56のQ出力はオン
し、アンドゲート50が開かれるので、シフトレジスタ
14からのビットデータがモノマルチ52に供給される
。このビットデータは、(A)に示す光電子パルスP1
に関するものである。これにより、モノマルチ52は再
びトリガされ、上記の如く時間Δt、だけオンし、この
出力がカウンタ28に供給される。モノマルチ52の出
力パルスの立ち下がりにより、モノマルチ56が再びト
リガされ、アンドゲート50はこれより時間Δt3閉じ
られた後、再び開かれる。
し、アンドゲート50が開かれるので、シフトレジスタ
14からのビットデータがモノマルチ52に供給される
。このビットデータは、(A)に示す光電子パルスP1
に関するものである。これにより、モノマルチ52は再
びトリガされ、上記の如く時間Δt、だけオンし、この
出力がカウンタ28に供給される。モノマルチ52の出
力パルスの立ち下がりにより、モノマルチ56が再びト
リガされ、アンドゲート50はこれより時間Δt3閉じ
られた後、再び開かれる。
これらアンドゲート50、モノマルチ52、インバータ
54、モノマルチ56をもって、データ抽出回路58が
構成されている。
54、モノマルチ56をもって、データ抽出回路58が
構成されている。
なお、モノマルチ52からカウンタ28への2値データ
人力後は、第8図の説明と同様に動作するので省脱する
。
人力後は、第8図の説明と同様に動作するので省脱する
。
上記動作により、比較的強い励起光パルスを試料にゝ照
射することにより、オーバラップした2つの光電子パル
スP1及びP、がシフトレジスタ14に人力され、シフ
トレジスタ14に連続した“l”のパターンが形成され
た場合であっても、各光電子パルスP、及びP、を正確
に計数することができる。
射することにより、オーバラップした2つの光電子パル
スP1及びP、がシフトレジスタ14に人力され、シフ
トレジスタ14に連続した“l”のパターンが形成され
た場合であっても、各光電子パルスP、及びP、を正確
に計数することができる。
パルスPいP、を識別可能なオーバラップの程度は、両
パルスのピーク間距離が略Δt2以上である。したがっ
て、n=3であっても殆どのオーバラップを分離識別可
能であり、グイナミックレンノを大幅に広げることがで
きる。
パルスのピーク間距離が略Δt2以上である。したがっ
て、n=3であっても殆どのオーバラップを分離識別可
能であり、グイナミックレンノを大幅に広げることがで
きる。
また、本実施例装置は第8図に示す装置の機能をも併せ
て有しており、分解時間が1個の光電子パルスの幅以下
に向上する。
て有しており、分解時間が1個の光電子パルスの幅以下
に向上する。
さらに、本実施例装置は3個以上の光電子パルスがオー
バラップしても人力された場合にも各パルスを計数する
ことができる。しかし、正確な計数値を得るようにする
ためには、最大3個程度になるよう励起光の強さを調整
した方が好ましい。
バラップしても人力された場合にも各パルスを計数する
ことができる。しかし、正確な計数値を得るようにする
ためには、最大3個程度になるよう励起光の強さを調整
した方が好ましい。
(2)拡張
なお、本発明は、第4図、第5図および第7図で説明し
た各種マルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置に適用す
ることができることは勿論である。
た各種マルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置に適用す
ることができることは勿論である。
また、マイクロコンピュータのシフトウェア構成により
、シフトレジスタ14に格納されている、光電子パルス
に対応した連続する複数ビットデータのうち、一定間隔
毎のビットデータを有効なビットデータとして抽出して
もよい。
、シフトレジスタ14に格納されている、光電子パルス
に対応した連続する複数ビットデータのうち、一定間隔
毎のビットデータを有効なビットデータとして抽出して
もよい。
C発明の効果]
本発明に係るマルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置で
は、シフトレジスタに格納されている、光電子パルスに
対応した連続する複数ビットデータのうち、一定間隔毎
のビットデータを有効なビットデータとして抽出するの
で、分解時間を光電子パルス幅以下に向上させることが
できるとともに、入射蛍光の光量に対しフォトンの平均
計数が比例する該入射光量の範囲、すなわちグイナミッ
クレンノを大幅に広げることができるという優れた効果
がある。
は、シフトレジスタに格納されている、光電子パルスに
対応した連続する複数ビットデータのうち、一定間隔毎
のビットデータを有効なビットデータとして抽出するの
で、分解時間を光電子パルス幅以下に向上させることが
できるとともに、入射蛍光の光量に対しフォトンの平均
計数が比例する該入射光量の範囲、すなわちグイナミッ
クレンノを大幅に広げることができるという優れた効果
がある。
第1図は本発明の実施例に係り、マルチチャンネル蛍光
減衰波形測定装置の構成を示すブロック回路図、第2図
は第1図に示すデータ抽出回路58の動作説明図である
。 第3図乃至第7図は従来例に係り、第3図は光電子パル
ス列同時検出法の原理説明図、第4図はこの原理を実現
する第1のマルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置のブ
ロック回路図、第5図は同じく第2のマルチチャンネル
蛍光減衰波形測定装置のブロック回路図、第6図はバー
ニアングロノトロンの原理構成図、第7図は第6図の回
路を用いた第3のマルチチャンネル蛍光減衰波形測定装
置の回路図である。 第8図は先に提案した蛍光減衰波形測定装置の構成を示
すブロック回路図、第9図は第8図に示す有効データ抽
出回路42の動作説明図、第1O図は第9図において、
(A)に示す光電子パルスが重畳して得られる場合の説
明図である。 10・光電子増倍管 12:アンプ・ディスクリミネータ 目、シフトレジスタ 16・クロックパルス発生器 18・コントローラ 22:カウンタ 24:RAM 30:同軸ケーブル 32、リフレッシュアンプ 34:コインシデンス回路 36:スケーラ 42.42A、58:有効データ抽出回路46ニオンデ
イレイ回路 50:アンドゲート
減衰波形測定装置の構成を示すブロック回路図、第2図
は第1図に示すデータ抽出回路58の動作説明図である
。 第3図乃至第7図は従来例に係り、第3図は光電子パル
ス列同時検出法の原理説明図、第4図はこの原理を実現
する第1のマルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置のブ
ロック回路図、第5図は同じく第2のマルチチャンネル
蛍光減衰波形測定装置のブロック回路図、第6図はバー
ニアングロノトロンの原理構成図、第7図は第6図の回
路を用いた第3のマルチチャンネル蛍光減衰波形測定装
置の回路図である。 第8図は先に提案した蛍光減衰波形測定装置の構成を示
すブロック回路図、第9図は第8図に示す有効データ抽
出回路42の動作説明図、第1O図は第9図において、
(A)に示す光電子パルスが重畳して得られる場合の説
明図である。 10・光電子増倍管 12:アンプ・ディスクリミネータ 目、シフトレジスタ 16・クロックパルス発生器 18・コントローラ 22:カウンタ 24:RAM 30:同軸ケーブル 32、リフレッシュアンプ 34:コインシデンス回路 36:スケーラ 42.42A、58:有効データ抽出回路46ニオンデ
イレイ回路 50:アンドゲート
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 試料へ照射した励起光パルスに応答して、該試料から放
出される蛍光のフォトンを光電子パルスに変換し、クロ
ックパルスによりシフトされるシフトレジスタ(14)
に該変換された光電子パルスを供給して、該フォトンの
発生時刻に対応した情報を有する光電子パルス列のパタ
ーンを該シフトレジスタ(14)に作成し、該パターン
を読み出して統計的な積算処理を施すことにより蛍光減
衰波形を測定するマルチチャンネル蛍光減衰波形測定装
置において、 該シフトレジスタ(14)に格納されている、光電子パ
ルスに対応した連続する複数ビットデータのうち、一定
間隔毎のビットデータを有効なビットデータとして抽出
する有効データ抽出手段(58)を設けたことを特徴と
するマルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5427888A JP2694200B2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | マルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5427888A JP2694200B2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | マルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01227948A true JPH01227948A (ja) | 1989-09-12 |
JP2694200B2 JP2694200B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=12966101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5427888A Expired - Lifetime JP2694200B2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | マルチチャンネル蛍光減衰波形測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2694200B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0743939U (ja) * | 1993-11-12 | 1995-10-03 | 株式会社ワイアンドワイ | 高速掃引機能を有する光干渉計を用いた微弱光パルス 計測装置 |
JP2000500874A (ja) * | 1996-08-29 | 2000-01-25 | ロッシュ ディアグノスティクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 時間分解蛍光測定を使用する蛍光分子群識別のためのシステム |
WO2004031748A1 (ja) * | 2002-10-01 | 2004-04-15 | Hamamatsu Photonics K.K. | 蛍光測定装置 |
US7453567B2 (en) | 2002-05-29 | 2008-11-18 | Hamamatsu Photonics K.K. | Fluorescence lifetime distribution image measuring system and its measuring method |
JP2015501415A (ja) * | 2011-09-30 | 2015-01-15 | カール ツァイス マイクロスコピー ゲーエムベーハーCarl Zeiss Microscopy Gmbh | 光電検出器のための評価回路、および蛍光イベントを記録する方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA3119854A1 (en) * | 2018-11-14 | 2020-05-22 | 11093568 Canada Ltd. | High resolution multiplexing system |
-
1988
- 1988-03-08 JP JP5427888A patent/JP2694200B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0743939U (ja) * | 1993-11-12 | 1995-10-03 | 株式会社ワイアンドワイ | 高速掃引機能を有する光干渉計を用いた微弱光パルス 計測装置 |
JP2000500874A (ja) * | 1996-08-29 | 2000-01-25 | ロッシュ ディアグノスティクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 時間分解蛍光測定を使用する蛍光分子群識別のためのシステム |
US7453567B2 (en) | 2002-05-29 | 2008-11-18 | Hamamatsu Photonics K.K. | Fluorescence lifetime distribution image measuring system and its measuring method |
WO2004031748A1 (ja) * | 2002-10-01 | 2004-04-15 | Hamamatsu Photonics K.K. | 蛍光測定装置 |
JP2015501415A (ja) * | 2011-09-30 | 2015-01-15 | カール ツァイス マイクロスコピー ゲーエムベーハーCarl Zeiss Microscopy Gmbh | 光電検出器のための評価回路、および蛍光イベントを記録する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2694200B2 (ja) | 1997-12-24 |
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