JPH01227730A - 食器乾燥・洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、食器を乾燥・洗浄する装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来例に相当する食器洗い槙が、実公昭６０−３７０９
９号公報（Ａ４７Ｌ　１５／４２）に示されている。

即ち、洗浄槽内に食器を収納し、この食器に、ポンプ装
置で加圧した水をノズルから噴射することにより洗浄動
作を行ない、乾燥時は、洗浄槽内に配設したヒータで、
洗浄槽内を昇温させる。

（ハ）　発明が解決しようとする課題 前記食器洗い機にあっては、ポンプ装置等を付設する必
要があるので、構造が複雑でコストも高く、その上、水
道が独占されると共に専用の設置スペースを確保しなけ
ればならないと云う種々の問題点を有する。

本発明は、斯かる問題点に鑑みて、コストが低く、コン
パクトな食器乾燥・洗浄装置を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明の食器乾燥・洗浄装置は、ファン装置により吸入
した風を、食器乾燥室内に加熱して導入することにより
、前記乾燥室内を昇温させて乾燥を行なう食器乾燥機と
、前記ファン装置の送風径路から分岐して、前記乾燥機
外に導出された送風管と、水受容器と、該水受容器内に
設けられ、表面に多数の小孔を有する載置部材と、前記
水受容器外と前記載置部材の下方とを連通ずる連通部と
を備え、前記送風管を前記連通部に接続したものである
。

（ホ）作用 即ち、食器を洗浄するには、食器を載置部材上に配し、
水受容器内に水を満たして、適宜洗剤を投入する。そし
て、食器乾燥機の送風管から載置部材の下方に空気を導
入すると、載置部材の表面から多数の気泡が発生し、こ
の気泡が破裂する時の衝撃及び破裂時に発生する超音波
振動で、食器の汚れが落ちる。

そして、洗浄した食器は、食器乾燥機の乾燥室内で乾燥
させる。

（へ）実施例 本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。

第１図乃至第１０図に於いて、（１）は食器乾燥機であ
り、受皿状の駆動室（２）と、該駆動室（２）の上部に
ドーム状のカバー（３）を被せることにより形成された
乾燥室（４）と、該乾燥室（４）内に着脱自在に配設さ
れる食器収容カゴ（５）等から構成される。（６）は前
記カバーく３）に形成された開閉蓋である。また、前記
乾燥室（４）の底面（４ａ）は、前記駆動室（２）の上
面と兼用しでいる。

（７）は前記駆動室（２）内に設けられた送風室であり
、ファンモータ（８）及ヒ該゛ファンモータ（８）で駆
動される送風ファンく９）が配設きれている。

（１０）は前記駆動室（２）の側面に設けられた前記送
風ファン（９）の吸気孔、（１１）は前記送風室（７）
の送風口（１２）から連続して中央に延び、前記乾燥室
（４）内に連通ずる送風路、（１３〉は前記送風路（１
１）から分岐して、その後端部（１３ａ）が機外に突出
された送風管であり、該送風管（１３）は、その断面積
を前記送風路（１１）のそれよりも大きくすることによ
り、風路抵抗が小さくなるよう設定されている。り１４
）は前記送風路（１１）を開閉制御する第１電磁弁、（
１５）は前記送風管テ１３）を開閉制御する第２を磁弁
であり、夫々駆動室（２）の前面パネル（２ａ）に配設
きれた乾燥入力スイッチ（１６）及び洗浄久カスイッチ
（１７）の入力操作により開放される。（１８）は前記
送風口（１２）に配設されたヒータであり、前記ファン
モータ（８）と同時に通電される。尚、前記ファンモー
タ〈８）の駆動は、図示しないタイマー装置により時間
制御される。

り１９）は前記送風管（１３）の他端部（１３ａ）に差
し込まれて接続された可撓性の送風ホースであり、送出
端部（１９ａ）の径が縮小され、先端（１９ｂ）が閉窒
されていると共に、該送出端部（１９ａ）の側面に導出
口（２０）が開設されている。

尚、第４図に於いて、前記送風管（１３）から従送風管
（１３ｂ）を分岐させて、その後端部（１ａＣ）を前記
送風管（１３）の後端部（１３ａ）と反対側に突出許せ
ておくことにより、乾燥機〈１）の置き場所によって、
適宜送風ポース（１９）の差し込み口を選択でき、使用
ｌ１．ない送風管＜１３）＜（１３ｂ））は、栓体（２
１）で６栓しておくとよい。

さて、（２２）は流し台（２３）の流し場（２４）内に
収容できる程の水受容器であり、外底面に脚体〈２５）
・・・を損する。前記容器（２２）の内側壁＜２２ａ）
には、該容器（２２）の底部（２２ｂ）よりもやや上方
に、内方へ突出側る段部（２６）が形成されてあり、更
に、この段部（２６）の上方に、段部（２６）よりも突
出度の小さいフランジ（２７）が形成されている。

（２８）は食器の載置板であり、外周縁に沿っ−（パツ
キン（２９）が取着され、表面には多数の小孔（３０）
・・・が穿設されでいると共に、食器を立て掛けるため
のピン（３１）・・・（リプ状のものでもよい）が立設
されている。前記載置板（２８）は、前記容器（２２〉
に上方から挿入され、前記フランジ（２７）を乗り越え
て前記段部（２６）上に載置きれる。前記載置板（２８
）の端寄りには、枠状取手（３２〉の中央部が枢支され
ており、この取手（３２）は、通常は第５図の状態であ
るが、前記載置板（２８）を取り外す際には、第６図の
如く取手（３２）の一端側（３２ａ）を起こすと、他端
側（３２ｂ）も回動して前記容器（２２）の底部（２２
ｂ）に当接し、てこの原理で前記載置板（２８）の端部
を持ち上げて、フラ／ジ（２７）との係合を外す。尚、
前記取手（３２）は、通常は第５図の如く寝ているので
、邪魔にならない。

前記載置板（２８）及び容器り２２）の底部（２２ｂ）
の各コーナ一部には、同軸的に夫々差込み口（３３）及
び排水口（３４）が設けられてあり、これらの口縁には
、パツキン（３５）（３６）が取着されている。そして
、前記差し込み口り３３）に、前゛配送風ホース（１９
）の送出端部（１９ａ）が上方から差し込まれ、前記排
水口（３４）が送出端部（１９ａ）の先端（１９ｂ）で
止栓される。この時、前記導出口（２０）は、前記載置
板〈２８）と容器（２２）の底部＜２２ｂ）との間に位
置する。

□而して、食器を洗浄するには、第１図の如く、流し場
（２４）に前記容器（２２）を置いて、前記容器（２２
）内の載置板（２８）上に食器を配し、前記ピン（３１
）・・・に適宜食器を立て掛ける。そして、給水源（水
道）から容器（２２）内に水（湯）を満たしく必要に応
じて洗剤も投入する）、前記送風ホース（１９）の先端
（１９ｂ）を差し込み口（３３）及び排水口（３４）に
差し込んだ後、前記洗浄入力スイッチ（１７）を操作し
て、洗浄時間を設定する。この洗浄入力スイッチ（１７
）の入力によ゛す、前記ファンモータ（８）及びヒータ
（１８）に通電されると共に前記第２電磁弁（１５〉が
励磁されて、前記送風管（１３）が開放きれる。

従って、前記送風ファン（９）からの風が、前記送風管
（１３）−送風ホース（１９）−導出口（２０）から前
記載置板（２８）の下方に導出されるので、前記載置板
（２８）の小孔（３０）・・・から多数の小さな気泡が
発生し、この気泡が破裂する時の衝撃及び破裂時に発生
する超音波振動で、食器の汚れが落ちる。この時、前記
送風ホース（１９）からの風は、前記ヒータ（１８）に
より熱せられて温風化しているので、洗浄中、容器（２
２）内の水温が低下することがない。即ち、洗浄水の温
度の高い方が洗浄率が良いことは周知のことであり、本
実施例では、水温が低下しないので、これによる洗浄率
の低下もない。また、前記送風ホース（１９）からの空
気圧で、前記載置板（２８）が浮き上がろうとする時、
前記パツキン（２９）が前記フランジ（２７）に密着し
て、更に密閉性が高くなる。

尚、本実施例では、送風管（１３）と送風ホース（１９
）とで本発明に言う送風管を構成したが、これらを一体
に設けてもよい。

洗った食器を乾燥させるには、食器を前記乾燥室（４）
内のカゴ（５）上に配し、前記乾燥入力スイッチ（１６
）を操作して、乾燥時間を設定する。この乾燥入力スイ
ッチ（１６）の入力により、前記ファンモータ（８）及
びヒータ（１８）に通電されると共に前記第１電磁弁（
１４）が励磁されて開放される。

従って、前記送風路（１１）から前記乾燥室（４）内に
温風が導入されて、乾燥室（４）内が昇温上、食器が乾
燥される。

また、前記乾燥入力スイッチ（１６）と洗浄入力スイッ
チ（１７）の双方を操作することにより、乾燥と洗浄を
並行して行なうこともできる。この場合、送風ホース（
１９）の先端（１９ｂ）が水中にあるので、乾燥室〈４
）側に比べて水受容器（２２）内に空気が導入されにく
いが、これは、前記送風管（１３）の断面積を送風路（
１１）のそれよりも大きく設定して、送風路（１１〉の
風路抵抗を大きくすることで調整しである。

また、前記水受容器（２２）は、洗浄動作を行なわない
時に、食器の一時収納容器や洗い桶に利用でＱ− きる。この場合、第９図の如く前記差し込み口（３３）
及び排水口（３４）に栓（３７〉をしたり、第１０図の
如く前記載置板（２８）と取り外して前記排水口（３４
）に栓（３８）をすることで、更に使い勝手が良くなる
。

また、他の例としては、前記ファンモータ（８）を、「
乾燥」の時には低速で、「洗浄、の時には中速で、モし
て「乾燥」十「洗浄」の時には高速で・駆動するように
して風量を調整してもよい。

次に、本実に於ける食器洗浄装置の他の例を第１１図乃
至第１９図に基づいて説明する。但し、前述の実施例と
同様の箇所には、同符号を用いる。

尚、各図に於いて、前記ピン（３１）・・・は図示して
いない。

第１１図（イ）や（ロ）に示す第２の実施例は最も簡素
な構成であり、前記送風ホース（１９）の送出端部（１
９ａ）を前記差し込み口（３３）に差し込んだり（同図
（イ））容器（２２）の底部（２２ｂ’）近傍に設けた
差し込み口（３３）に差し込む（同図（ロ））構造で、
食器の洗浄機能は、基本的にはこの構成でよい。

第１２図に示す第３の実施例は、前記差し込み口（３３
）の１１縁を前記水受容器（２２）の上端近傍まで延出
して筒体（３９）を形成したものであり、前記送風ホー
・ス（１９）は、この筒体（３９）の上端（３９ａ）ｌ
こ差し込まれる。従って、手を水に濡らさずに送風ホー
ス（１９）の着脱が行なえると共に、千を濡もきなくて
もよいので、手荒れの心配もなくその上、高温の洗浄水
を使用でき（５０°Ｃ〜６０℃が適温ときれる）、また
、前記筒部（３９）を持って、前記載置板（２８〉を容
易に外ｔことができる。

第１３図及び第１４図に示す第４の実施例は、前記水受
は容器（２２〉のコーナ一部に一体に、断面三角状の送
風通路（４０）を形成したものであり、この送風通路（
４０）の下端（４０ａ）は、前記載置板（２８）の下方
に連通し、上端には差し込み口（３３）を有するキャッ
プ（４１）が着脱自在に装着きれて、この差し込み口（
３３）に前記送風ホース（１９）が差し込まれる。前記
キャ／ブ（４１）には、前記送風通路（４０）の上端縁
に係合する凹溝（４２）と、前記送風通路（４０）の側
壁上部に形成された係合孔（４３）に係合する係合突起
（４４）とが形成されている。尚、（４５）は前記水受
容器（２２）の排水口（３４）に同軸的に、前記載置板
＜２８）に設けられた開口であり、この間口（４５）を
介して、前記排水口（３４）が栓体（４６）にて止栓さ
れる。（４７）は取手である。

第１５図及び第１６図に示す第５の実施例は、前記水受
容器（２２）のコーナ一部に仕切り板（４８）を装着す
ることにより前記送風通路り４０）を構成したものであ
る。即ら、前記コーナ一部の両側壁（２２ｃ）（２２ｄ
）から夫々縦リブＣ４９）（５０）を突設し、この縦リ
ブ（４９）（５０）に沿って、前記仕切り板（４８〉を
上方から挿入する。（５１）（５２）は、前記仕切り板
（４８）の両端に一体に形成された薄肉舌片であり、仕
切り板（４８）の装着時に前記コーナ一部の両側壁（２
２ｃ）＜２２ｄ）に密接して、送風通路（４０）の気密
性を高める。また、前記仕切り扱り４８）には、前記キ
ャップ（４１）が一体に形成きれている。

第１７図に示す第６の実施例は、前記載置板〈２８）に
前記仕切り板（４８）及びキャップ（４１）を一体に形
成したものであり、前記第５実施例同様、前記縦リブ（
４９）（５０）内にスライド挿入され、また、前記薄肉
舌片（５１）（５２）も形成されている。

以、１−１第２乃至第６の実施例にあっては、前記水受
容器（２２）及び送風通路（４０）の洗浄が簡単で、且
つ水に手を濡らすことなく送風ホース（１９）が着脱で
き、また、送風通路（４０）をコーナ一部に設けること
で、食器の出し入れ時の邪魔にならないと云う種々の効
果を奏する。

第１８図及び第１９図に示す第７の実施例は、前記載置
板（２８）の両端から夫々立上がり壁（５３）（５４）
を形成し、この立上がり壁（５３）（５４）の上端フラ
ンジ（５５）（５６）を、前記水受容器（２２）の上端
に引掛けるようにして、載置板（２８）を水受容器（２
２）内に配設したものである。そして、前記水受容器（
２２）に・は、外方への膨出部（５７）を形成し、との
膨出部（５７）と前記立上がり壁（５４）の外面とで送
風通路（４０）を構成する。（５８）は前記立−にがり
壁（５４）の上端フランジ（５６）に形成され、前記送
風通路（４０）の上面を覆うカバーであり、前記送風ホ
ース（１９）の差し込み口（３３）が設けられている。

（５９）（６０）は前記上端フランジ＜５５＞（５６）
の端縁に、内方へ突設きれた突起であり、上端フランジ
（５５）（５６）を前記水受容器（２２）の上端に引掛
けた時に、該容器（２２）の−に端縁に係合して、上方
ｌ〜の抜は止めとなる。前記水受容器（２２）は樹脂製
であるので、外す時には弾性に抗して、上端フランジ（
５５）（５６）を外方へ広げればよい。

斯かる第７の実施例にあっては、前記第２乃至第６の実
施例の効果の他に、載置板（２８）の着脱が容易で、食
器を載せた状態で、載置板（２８）を楽に取り外すこと
ができる。

尚、前記水受容器（２２〉と載置板（２８）は、例えば
第１図乃至第１７図では四角形、第１８図及び第１９図
では円形であるが、これに限定されるものではない。

また、本発明に云う連通部は、前記差し込み口（３３）
、筒部（３９）、送風通路（４０）を適宜組合わせて構
成される。

（ト）　発明の効果 本発明に於ける食器乾燥・洗浄装置は、水受容器内に空
気を導入するための送風装置を、食器乾燥機に内蔵され
たファン装置で兼用し、しかも、ポンプ装置等の構成を
必要としないので、コストが安く、構造も簡素である。

その−ヒ、洗浄時に水受容器に適宜水を入れる方式であ
るので、給水源が独占されず、専用の設置スペースを確
保する必要もなく、更には、非洗浄時に、水受容器を食
器の収納かごや水切りかごとして利用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の食器洗浄装置の要部断面せる側面図、
第２図は同分解斜視図、第３図は食器乾燥機の要部断面
せる内部機構図、第４図は同平面視せる内部機構図、第
５図及び第６図は水受容器の取手部分の断面図、第７図
及び第８図は水受容器に於ける送風管の装着及び非装着
状態での要部拡大断面図、第９図及び第１０図は水受容
器の止栓形態を示す要部拡大断面図、第１１図〈イ）（
ロ）及び第１２図は夫々第２及び第３の実施例（こ於け
る第７図相当図、第１３図ＬＪ第４の実施例に於１）る
第２図相当図、第１４図は同第８図相当図、第１５図は
第５の実施例に於ける第８図相当図、第１６図は同図中
Ａ−Ａ’断面図、第１７図は第６の実施例に於ける第８
図相当図、第１８図は第７の実施例に於ける第２図相当
図、第１９図は同水受容器の側断面図である。 （１）・・・食器乾燥機、（４）・・・乾燥室、（８）
・・・ファンモータ、（９）・・・送風ファン（（８）
（９）：ファン装置）、（１３）・・・送風管、（１９
）・・・送風ホース（（１３）（１９）　：送風管）、
（２２）・・・水受容器、（２８）・・・載置板（載置
部材）、（、Ｑ）、・・・小孔、（３３）・・・差し込
み口、（３９〉・・・筒部、（４０）・・・送風通路（
（３３）、　（３９）、　（４０）　：連通部）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ファン装置により吸入した風を、食器乾燥室内に
   加熱して導入することにより、前記乾燥室内を昇温させ
   て乾燥を行なう食器乾燥機と、前記ファン装置の送風径
   路から分岐して、前記乾燥機外に導出された送風管と、
   水受容器と、該水受容器内に設けられ、表面に多数の小
   孔を有する載置部材と、前記水受容器外と前記載置部材
   の下方とを連通する連通部とを備え、前記送風管を前記
   連通部に接続したことを特徴とする食器乾燥・洗浄装置
   。