JPH01227385A - 発熱性シート及びその製造方法 - Google Patents

発熱性シート及びその製造方法

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JPH01227385A
JPH01227385A JP5303388A JP5303388A JPH01227385A JP H01227385 A JPH01227385 A JP H01227385A JP 5303388 A JP5303388 A JP 5303388A JP 5303388 A JP5303388 A JP 5303388A JP H01227385 A JPH01227385 A JP H01227385A
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heat
fibers
exothermic
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sheet
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Takashi Seike
清家 隆
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、粉粒体状の化学発熱剤を分散固定した発熱性
シート及びその製造方法に関する。
[従来の技術] 空気中の酸素と接触することにより発熱する多量の化学
発熱剤を、偏在させることなく、分散固定した発熱性シ
ートとして種々のものが知られている。
例えば、特公昭62−4220号には、ポリウレタン発
泡体等の三次元連続気孔体に化学発熱剤を充填した発熱
性シートが開示されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この発熱性シートは、化学発熱剤の充填
層としてポリウレタン発泡体等の連続気孔を有するシー
トを用いているため、解決すべき課題として、以下に述
べる難点を有している。
(1)化学発熱剤として鉄粉と活性炭、及び食塩水等を
使用する場合には、食塩水の吸水・保水剤及び給水剤と
して、多量の木粉又はこれに類する天然セルロース粉末
を混合充填する必要があり、この分だけ更に充填層の容
積を増加し、充填シートの厚さを増加しなければならな
い。このため、発熱性シートは全体として嵩ぼり、素材
のもつ柔軟性及び弾力性を著しく失ったものとなる。ま
た、使用中に発熱反応の進行に伴って、充填された鉄粉
は多量の酸素と結合して酸化鉄となる過程で著しく重量
と体積を増加するため、予めこの体積増加を見込んだ厚
さの充填シートを用いる必要がある。なお、この酸化鉄
は前記の多量の木粉とともに、連続気孔体の強靭な骨格
を噛み込んだ固結層を形成するため、発熱性シートは、
使用中に益々柔軟性と弾力性を失い、ゴワゴワした不快
感を与えるようになる。
(2)粉粒体状の化学発熱剤が漏出しない様に、連続気
孔体の上下両側表面に、加熱溶融型網状接着剤を介して
、不織布を貼付する構造となっており、三種類の異質材
料を使用した五層構造であるため、材料及び加工工程が
複雑となっている。更に、充填シートの横側切断面から
の化学発熱剤の漏出を防ぐため、シート周辺部は化学発
熱剤を充填しないように施工するとともに、充填層より
やや大きめに裁断した網状接着剤及び不織布類とともに
ヒートシールして、周辺部の気孔を実質的に消滅せしめ
ている。このため、製造工程は複雑となり、大量生産に
適さない。
本発明は、上記問題点を解決し、薄くて柔軟かつ弾力性
に富む発熱性シート及びその簡単な製造方法を提供する
ことを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の発熱性シートは、植物繊維及び/又は再生繊維
と合成繊維とからなる基布内に、化学発熱剤が分散固定
されており、この基布の少なくとも片側表面が加圧下で
加熱処理されたものである。
本発明の発熱性シートにおいては、その基布に柔軟で弾
力性に富む植物繊維及び/又は再生繊維が含まれている
ため、細密な三次元網状構造が形成されており、多量の
化学発熱剤が確実に保持固定される。更に、これらの繊
維の特性により、多量の化学発熱剤を含んでも、発熱性
シートは充分な柔軟性と弾力性を維持する。
また、基布には合成繊維が含まれているため、化学発熱
剤が充填された基布が圧縮されて少なくともその片側表
面が加熱処理されることにより、表面の合成繊維同士が
溶着するか又は合成繊維が他の植物繊維等と溶着する。
このため、発熱性シートに腰が与えられるとともに、シ
ート表面の目が密となり化学発熱剤の漏出が防止される
本発明に用いる基布としては、織布類、不織布類のいず
れも使用できるが、多量の化学発熱剤を分散固定させる
能力は不織布類が優れている。このような不織布類とし
ては、植物繊維及び/又は再生繊維と合成繊維とを使用
し、乾式法で得られる不織布、又は例えば紙のような湿
式法で得られるもの、又は例えば濾紙のような半湿式法
で得られるもの、及びこれらの不織布、紙、濾紙などを
さらに加工したものなどがあるが、特に不織布が好まし
い。
なお、基布として、適当な網目密度を有する積層体構造
の不織布を用いれば、充填された化学発熱剤が基布の底
面層を貫通して漏出することがない。
基布を構成する植物繊維としては、綿、麻、パルプ等が
挙げられるが、綿及びパルプが好ましい。特に好ましい
のは脱脂綿である。
また、再生繊維としては、レーヨン、ペンベルグ、キュ
プラ、けん化アセテート等が挙げられるが、レーヨンが
好ましい。
合成繊維としては、ポリエステル、ポリエチレン、ナイ
ロン、アクリル、ポリプロピレン、ポリウレタン、アセ
チルセルロース、塩化ビニル、塩化ビニリデン等が挙げ
られるが、繊維に腰があり、かつ優れた熱溶着性を有す
るものとしては、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレンが好ましい。
基布を構成する各繊維の割合としては、化学発熱剤を保
持する能力、発熱反応を促進させる能力、シートの柔軟
性及び加熱処理により与えられる腰の強さ等を考慮する
と、植物繊維及び/又は再生繊維が10〜95%、合成
繊維が90〜5%であることが好ましい。より好ましい
割合は、植物繊維及び/又は再生繊維が40〜80%、
合成繊維が60〜20%である。
本発明で用いる化学発熱剤とは、空気中の酸素と容易に
反応し、この反応の際に発熱する物質ならばよく、特に
制限はないが、例えば、純鉄、還元鉄、ニッケル、硫化
ソーダ及び亜硫酸ソーダ等の被酸化性物質、食塩、塩化
カルシウム、塩化マグネシウム、鉱酸及び水等の酸化促
進剤、活性炭、カーボン粉及び銅化合物とマンガン化合
物との混合物等の触媒、並びに、パーライト、セピオラ
イト、バーミキュライト、けいそう土、活性白土、シリ
カゲル、ゼオライト及び吸水性樹脂等の保水剤が挙げら
れる。
本発明の発熱性シートの製造方法としては、植物繊維及
び/又は再生繊維と合成繊維とからなる基布に、化学発
熱剤を充填し、次いでこの基布を加圧下で加熱加工する
方法がある。
基布に化学発熱剤を充填するには、基布上に化学発熱剤
を散布し、次いでこの上に他の基布を被せてサンドイッ
チ構造とすればよい。
また、材料となる基布が適当な厚みを有する場合には、
基布上に発熱剤を散布した後、基布を振動又は揺動させ
て、この基布内に化学発熱剤を沈降せしめればよい。こ
の場合には、他の基布を被せる必要はない。
なお、加圧下で加熱加工する方法としてエンボス加工法
を採用することにより、一定温度、及び一定圧力下で連
続生産することが可能となる。又、充填された多量の化
学発熱剤を基布内に固定することが容易となる。
次に、本発明の一態様を図面によってさらに具体的に説
明する。
なお、第1図は本発明の発熱性シートの一態様、第2図
は発熱性シートを製造するための工程図であり、いずれ
も縦断面図で示されている。
製造方法 1)植物繊維及び/又は再生繊維と合成繊維とからなる
基布(12)の上に、化学発熱剤(14)を均一に散布
する(第2図(a)参照)。
2)この上から、植物繊維及び/又は再生繊維と合成繊
維とからなる基布く1B)を被せる(第2図(b)参照
)。
3)基布(12)、化学発熱剤(14)、及び基布(1
6)の全体を、上下両側より加圧しながら加熱する。こ
の際、基布(12)の下面側若しくは基布(1B)の上
面側のいずれかのみを加熱してもよく、双方を加熱して
もよい。片側のみを加熱した場合には、他方側に薄膜を
貼付して化学発熱剤(14)の漏出を防止することが考
えられる。加圧下で加熱する方法としては、エンボス加
工法を採用できる。
第1図の発熱性シート(10)は、エンボス加工法によ
り製造したものであり、上面側に凹凸層が形成されてい
る。
なお、基布(12)及び(16)の厚みは自由に選択で
き、片方を薄膜に形成してもよい。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
(1)化学発熱剤を分散固定させる基布として、植物繊
維及び/又は再生繊維と合成繊維とからなる基布を用い
ているため、多量の化学発熱剤が、三次元網目構造内に
確実に保持され、移動、偏在することがない。
(2)基布に、植物繊維及び/又は再生繊維が含まれて
いるので、柔軟で弾力性に富むというこれらの繊維の特
性により、発熱性シートの柔軟性及び弾力性が維持され
る。
(3)基布に、熱溶着性の合成繊維が含まれているので
、加圧されなから基布の少なくとも片側表面が加熱処理
されることにより、発熱性シートに腰が与えられるとと
もに、シート表面の目が密となり化学発熱剤の漏出が防
止される。
(4)化学発熱剤の充填された上記組成の基布を、適当
な加圧下で加熱加工することにより、繊維の持つ当初の
柔軟性及び弾力性を失うことなく、又、空気の流通経路
を遮断することなく、全体は当初の厚さの数分の1の厚
さに圧縮成形されたシートとなる。
(5)発熱反応の進行に伴って発生する酸化物による体
積増加は、柔軟で弾力性のある繊維の網目状組織の自然
な増電によって吸収されるため、当初より必要以上に基
布を厚くする必要がない。
(8)以上のことより、多量の化学発熱剤を保持させて
も、発熱性シートは薄くて柔軟である。
(7)発熱助剤として食塩水を必要とする場合には、基
布に含まれている植物繊維及び/又は再生繊維が、食塩
水を吸収、保持、供給するため、多量の木粉等を充填す
る必要がない。
(8)植物繊維として綿及びパルプからなる群の少なく
とも1種を用い、又、再生繊維としてレーヨンを用いれ
ば、以上の効果は顕著となる。
(9)植物繊維及び/又は再生繊維40〜80%と熱溶
着性の合成繊維60〜20%とからなる基布を用いるこ
とにより、以上の効果は顕著となる。
(10)適当な加圧下で加熱加工されて製造された発熱
性シートは、どの部分で切断しても、切断面から化学発
熱剤が漏出することがない。
従って、広巾長尺状の発熱性シート原反を生産した後に
、この原反を任意の形状寸法に切断するだけで、周辺部
をシールせずとも、適当な大きさの発熱性シートを大量
生産することが可能である。
(11)化学発熱剤を、植物繊維及び/又は再生繊維と
熱溶着性の合成繊維とからなる基布で挾み、全体を加圧
下で加熱加工することにより、簡単に発熱性シートを形
成することが可能であり、製造工程の簡略化が図れる。
(12)加圧下で加熱する方法としてエンボス加工法を
採用することにより、充填された多量の化学発熱剤を基
布内に固定することが容易となる。
(13)以上の効果を奏する本発明により、発熱性シー
トを用いた製品の性能が向上するとともに、発熱性シー
トの利用分野が拡がる。
すなわち、化学カイロとして使用する場合は、化学発熱
剤の塊状化や発熱の偏在がないので、薄くて快適な採暖
具となり、又、火傷等も発生しない。
靴中敷として使用する場合は、全面が均一に加温される
とともに、弾力が維持されて発熱が継続する。又、凹凸
がないため、履き心地は快適である。
腰痛、肩こり、神経痛又は冷え症用の保温用具として使
用する場合は、使用個所に即した面積、形状、温度及び
発熱継続時間を自由に選定することが可能である。又、
温湿布剤、治療薬等との併用により治療効果の向上が図
れる。
[実施例] 次に、実施例及び比較例により本発明をさらに詳細に図
面に従って説明するが、本発明はこのような実施例のみ
に限定されるものではない。
実施例1 脱脂綿60%及び熱融着ポリエステル繊維40%で構成
された不織布(目付73g/d、厚さ4朋)からなる基
布(12)の上に、鉄粉100重量部、活性炭10重量
部、及び高吸水性樹脂5重量部を混合してなる粉末状化
学発熱剤(14)を1700g/nf均一に散布した(
第2図(a)参照)。次に、この上から、上記基布(1
2)と同じ組成の不織布からなる基布(16)を被せ(
第2図(b)参照)、基布(12)、粉末状化学発熱剤
(14)、及び基布く1B)の全体をエンボス加工法に
より加圧下で加熱した。エンボス加工は、上ロールとし
て160℃に加熱したエンボスロールを用い、下ロール
として160℃に加熱したプレーンスチールロールを用
いて、圧力8 kg / cdで行なった。
でき上がった発熱性シート(厚さ2mm)に、発熱助剤
として20%食塩水を550 g / rrr噴霧する
ことにより、おだやかな発熱が始まった。
この発熱性シートを、縦150mm、横100 mra
サイズに切断し、通気性を調節した不織布等からなる被
覆袋に収容して日本工業規格54100−1985 (
使いすてかいろ)に基づいて発熱性能を測定した。最高
温度は50℃、平均温度は48℃、持続時間は13時間
であり、柔かな安定した温熱効果が認められた。また、
適度な柔軟性と適度な腰とを有し、装着性も良好であっ
た。なお、気密性の袋に入れて酸素との接触を断つと、
発熱反応が停止し、長期保存ができた。気密性の袋から
取り出すと、再び発熱が始まった。
実施例2 基布(12)(18)として、脱脂綿10%、レーヨン
50%、及び熱融着ポリエステル繊維40%で構成され
た不織布(目付60g/rrr、厚さ3m■)を用いた
ことと、化学発熱剤(14)を1120 g / rr
r散布したこと以外は実施例1と同様にして、発熱性シ
ート(厚さ2mm)を製造した。
この発熱性シートに、20%食塩水を370g / r
r?噴霧し実施例1と同様にして発熱性能を測定した。
最高温度は50℃、平均温度は48℃、持続時間は7.
5時間であり、柔かな安定した温熱効果が認められた。
また、適度な柔軟性と適度な腰とを有し、装着性も良好
であった。
実施例3 基布(12)(1B)として、脱脂綿50%、レーヨン
10%、及び熱融着ポリエステル繊維40%で構成され
た不織布(目付60g/d、厚さ3mm)を用いたこと
と、化学発熱剤(14)を1070g/rrr散布した
こと以外は実施例1と同様にして、発熱性シート(厚さ
1.5mm)を製造した。
この発熱性シートに、20%食塩水を355g / r
rr噴霧し実施例1と同様にして発熱性能を測定した。
最高温度は49℃、平均温度は45℃、持続時間は6.
7時間であり、柔かな安定した温熱効果が認められた。
また、適度な柔軟性と適度な腰とを有し、装着性も良好
であった。
実施例4 リンターパルプ89%及びポリエチレン繊維11%で構
成された不織布A(目付100g/ゴ、厚さ1!l11
)の上に、これと同組成で目の粗い厚手の不織布B(目
付100i/rd”、厚さ6mm)をのせ、その上から
実施例1で用いた化学発熱剤を1500./n−r散布
し、更にその上から前記不織布Aを被せ、以下実施例1
と同様にして発熱性シート(厚さ3mm)を製造した。
この発熱性シートに、20%食塩水を540g / r
r?噴霧し実施例1と同様にして発熱性能を測定した。
最高温度は46℃、平均温度は44℃、持続時間は11
時間であり、柔かな安定した温熱効果が認められた。ま
た、適度な柔軟性と適度な腰とを有し、装着性も良好で
あった。
比較例1 基布として、ポリエステル繊維とポリエチレン繊維で構
成された不織布(目付50 g / rr?、厚さ0.
26mm)を用いた以外は実施例1と同様にして、発熱
性シートを製造した。この発熱性シートは、化学発熱剤
を充分に保持できなかった。また、エンボス加工中に基
布がロールに融着して加工が困難であった。
そこで、上下ロールとも120℃に温度を下げるととも
に、化学発熱剤の散布量を400g/rrfに減らして
、発熱性シート(厚さ0.5mm)を製造した。この発
熱性シートにおいては、化学発熱剤は保持されたが、発
熱は起きなかった。
比較例2 レーヨン5%、ポリエステル繊維25%、及びナイロン
繊維70%からなる不織布にエチレン−酢酸ビニル共重
合体接着層を付与した接着性不織布(目付60g/ゴ、
厚さ0.3mm)の上に、レーヨン8%及びポリエステ
ル繊維92%をアクリル系接着剤で結合した不織布(目
付100g/rrr、厚さ3龍)をのせ、その上から実
施例1で用いた化学発熱剤を1700g/r&散布し、
更にその上から前記接着性不織布を被せ、以下実施例1
と同様にして発熱性シート(厚さ2.5mm)を製造し
た。この発熱性シートにおいては発熱量が乏しかったが
、これは発熱性シートに占める合成繊維の割合が多すぎ
たため水分の保持が充分できなかったからであると考え
られる。
比較例3 基布として脱脂綿100%で構成された不織布(目付1
30g/rr?、厚さ8朋)を用いた以外は実施例1と
同様にして、発熱性シート(厚さ4mm)を製造した。
この発熱性シートにおいては、発熱はスムーズであり、
発熱量も充分であったが、基布が容易に剥離した。また
、基布を構成する繊維の三次元網目構造が粗であるため
、散布された化学発熱剤が基布を通過して漏出した。
そこで、この全体を、上下両側から、比較例2で用いた
接着性不織布で挾み、実施例1と同様にして発熱性シー
トを製造した。この発熱性シートにおいては、化学発熱
剤の漏出は防止できたが、基布の剥離は防止できなかっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の発熱性シートの一態様を示す縦断面
図、 第2図は、本発明の発熱性シートの製造方法の一態様を
説明するための工程図である。 符号の説明 12.16・・・・・・基布 14   ・・・・・・化学発熱剤

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、植物繊維及び/又は再生繊維と合成繊維とからなる
    基布内に、化学発熱剤が分散固定され、この基布は、少
    なくとも片側表面が加圧下で加熱処理された発熱性シー
    ト。 2、前記植物繊維が綿及びパルプからなる群の少なくと
    も一種であり、前記再生繊維がレーヨンである請求項1
    記載の発熱性シート。 3、前記基布が、植物繊維及び/又は再生繊維10〜9
    5%と合成繊維90〜5%とからなる請求項1記載の発
    熱性シート。 4、植物繊維及び/又は再生繊維と合成繊維とからなる
    基布に、化学発熱剤を充填し、次いでこの基布を加圧下
    で加熱加工する発熱性シートの製造方法。 5、植物繊維及び/又は再生繊維と合成繊維とからなる
    基布上に、化学発熱剤を散布し、次いでこの上に、植物
    繊維及び/又は再生繊維と合成繊維とからなる基布を被
    せ、全体を加圧下で加熱加工する請求項4記載の発熱性
    シートの製造方法。 6、加圧下で加熱加工する方法がエンボス加工法である
    請求項5記載の発熱性シートの製造方法。
JP5303388A 1988-03-07 1988-03-07 発熱性シート及びその製造方法 Pending JPH01227385A (ja)

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