JPH01227338A - X線管装置 - Google Patents

X線管装置

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JPH01227338A
JPH01227338A JP5263288A JP5263288A JPH01227338A JP H01227338 A JPH01227338 A JP H01227338A JP 5263288 A JP5263288 A JP 5263288A JP 5263288 A JP5263288 A JP 5263288A JP H01227338 A JPH01227338 A JP H01227338A
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JP
Japan
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rays
cathode
anode target
ray
generated
Prior art date
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Pending
Application number
JP5263288A
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English (en)
Inventor
Koichi Yasuoka
康一 安岡
Toru Tamagawa
徹 玉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、X線リソグラフィーのX線源などとして使用
されるのに適したX線管装置に関する。
(従来の技術) 一般にX線リソグラフィーに使用するX線源として、シ
ンクロトロン放射光源やプラズマX線源などが研究され
ている。このうち、シンクロトロン放射光源は、得られ
るX線の指向性が高く、リソグラフィーの光源などとし
て適しているが、装置が大型であることや連続運転上に
問題があることから実用には至っていない。また、プラ
ズマX線源は、装置が小型で、連続運転の可能性が高い
ことから有望視され、開発が進められているが、X線発
生の安定性や指向性がよくないことからこれも実用化さ
れていない。
これらの技術に対して、従来から用いられているX線管
は、X線強度を低くして用いれば連続運転ができるだけ
でなく、パルス運転にすると、連続運転の数10倍から
数100倍のX線を発生できることが知られている。
しかしながら、X線管のこれまでの用途は、主に医療用
、或いは検査装置用であることから、X線強度を高くす
るよりもX線強度低くして大面積を照射できるように開
発されていたため、X線リソグラフィーへの応用やパル
スレーザの予備電離への適用(参考文献: IEEE 
J、 、Quantum、 Electr。
n、 QE−20,NO,3(1984) pl、)と
いった、比較的X線強度が高く、発生するX線の指向性
が問題にされる用途には適していなかった。この点を以
下に説明する。
第2図は、前記のような従来のX線管の断面図を示す図
である。第2図において、陽極基体1と陰極2とは対向
配置され、真空外囲器3で真空に気密保持されている。
陰極2には、外部電源で加熱する陰極フィラメント4が
配設されている。陽極基体1には、陰極2に対向する表
面上に、タングステンなどの質量の大きい金属からなる
陽極ターゲット5が配設され、また、陽極ターゲット5
に対応して、X線を透過するX線放射窓6が設けられて
いる。
このように構成された第2図のX線管の動作を次に説明
する。
まず、外部電源で陰極フィラメント4を加熱しておき、
図示していない高電圧パルスより高電圧パルスを陰極2
に印加すると、電子ビーム7が発生して陽極ターゲット
5に衝突し、X線8が発生する。通常電子ビーム7はあ
る発散角を持って陽極ターゲット5に衝突する。また、
電子ビーム7が陽極ターゲット5に衝突して発生するX
線8は電子ビーム7のエネルギーの関数の発散角で放射
される。このため、X線放射窓6から発生するX線8は
電子ビーム7の発散角と陽極ターゲット5から放射され
るX線8の発散角の両方の効果で平行ビームとはならず
、X線管固有の発散角を持って放射される。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように、従来から主に衣料用或いは検査装置用と
して使用されてきたX線管においては、放射されるX線
が発散角を持って放射されるため、平行度やX線強度を
高く要求されるX線リソグラフィーやパルスレーザの予
備電離などの実用には適さない。
本発明は、このような欠点を除去するために提案された
ものであり、その課題は、X線管から発生するX線の平
行度を高め、指向性を向上することにより、X線リソグ
ラフィーやパルスレーザの予備電離などの実用に適した
X線管装置を提供することである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のX線管装置は、陽極基体と陰極とを対向配置し
、陽極基体の陰極に対向する表面に陽極ターゲットを固
着する装置において、前記陽極ターゲットの陰極に対向
する面を曲面としたことを構成の特徴としている。
(作用) 以上のような構成を有する本発明においては、陰極にて
発生する電子ビームが陽極ターゲットに衝突してX線が
発生する際、陽極ターゲットの表面が曲面であるため、
発生するX線の放射方向を、陽極ターゲットの曲面の曲
率で制御できる。従って、電子ビームのエネルギーに合
せて陽極ターゲットの曲面の曲率を調整することにより
、平行なX線ビーム束を得ることができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図に基づいて具体的に説明
する。なお、第2図に示した従来技術と同一部分には同
一符号を付す。
本実施例は、第1図の断面図に示すように、陽極基体1
と陰極2とを対向配置し、真空外囲器3で真空に気密保
持し、陰極2は、外部電源で加熱する陰極フィラメント
4を有している。これらの構成は、第2図に示した従来
技術と同一とされている。
そして、本実施例においては、陽極基体1の、陰極2に
対向する表面上に配設する陽極ターゲット9の表面に凹
面状の曲率を持たせている。この場合、陽極ターゲット
9の表面の曲率は、同ターゲットに衝突する電子ビーム
のエネルギーに合せて調整されている。また、陽極ター
ゲット9の材質は、従来通りタングステンなどの質量の
大きい金属としている。なお、陽極ターゲット5に対応
して、X線を透過するX線放射窓6の構成は従来と同様
としている。
以上のように構成された本実施例のX線管の作用は次の
とおりである。
まず、外部電源にて陰極フィラメント4を加熱しておき
、図示していない高電圧パルス電源より、高電圧パルス
を陰極2に印加すると、電子ビーム7が発生して曲面状
陽極ターゲット9に衝突し、X線8が発生する。この時
、通常電子ビーム7は、ある発散角を持って陽極ターゲ
ットに衝突する。
そして、この電子ビーム7が陽極ターゲットに衝突して
発生するX線8は、電子ビーム7のエネルギーの関数の
発散角で放射される。この場合、第2図に示す従来技術
においては、陽極ターゲット5の表面が平面であるため
、電子ビーム7とX線8との両方の発散角の効果により
、X線放射窓6から放射されるX線の発散角が大きくな
る問題があったが、本実施例において、陽極ターゲット
9の表面の曲率は、電子ビーム7のエネルギーに合せて
調整しであるため、衝突した電子ビーム7の発散角をX
線8の発散角で相殺する形で、陽極ターゲット9から放
射されるX線の放射方向を揃え、平行度を高めることが
できる。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく
、例えば、陽極ターゲットに形成する曲率は電子ビーム
のエネルギーに応じて適宜選択可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、陽極ターゲット
の形状を変更するという簡単な構成の改良にて、X線管
から発生するX線の平行度を従来よりも大幅に向上でき
るため、指向性に優れ、X線リソグラフィーやパルスレ
ーザの予備電離などに最適なX線管装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のX線管装置の一実施例を示す断面図、
第2図は従来のX線管装置を示す断面図である。 1・・・陽極基体、2・・・陰極、3・・・真空外囲器
、4・・・陰極フィラメント、5,9・・・陽極ターゲ
ット、6・・・X線放射窓、7・・・電子ビーム、8・
・・X線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 陽極基体と陰極とが対向配置されて真空に気密保持され
    、前記陰極には、陰極を加熱する陰極フィラメントが配
    置され、前記陽極基体には、陰極に対向する表面に陽極
    ターゲットが固着され、且つ陽極ターゲットに対応して
    X線放射窓が設けられたX線管装置において、 前記陽極ターゲットの陰極に対向する面が曲面であるこ
    とを特徴とするX線管装置。
JP5263288A 1988-03-08 1988-03-08 X線管装置 Pending JPH01227338A (ja)

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JP5263288A JPH01227338A (ja) 1988-03-08 1988-03-08 X線管装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010516409A (ja) * 2007-01-29 2010-05-20 ハリス コーポレイション 軟x線放射を用いる感応性エレクトロニクスの非破壊汚染除去のためのシステム及び方法
WO2019217024A1 (en) * 2018-05-07 2019-11-14 Moxtek, Inc. X-ray tube single anode bore

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US8280004B2 (en) 2007-01-29 2012-10-02 Harris Corporation System and method for non-destructive decontamination of sensitive electronics using soft x-ray radiation
WO2019217024A1 (en) * 2018-05-07 2019-11-14 Moxtek, Inc. X-ray tube single anode bore

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