JPH01226374A - 電子式タイプライタ - Google Patents

電子式タイプライタ

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JPH01226374A
JPH01226374A JP1010105A JP1010589A JPH01226374A JP H01226374 A JPH01226374 A JP H01226374A JP 1010105 A JP1010105 A JP 1010105A JP 1010589 A JP1010589 A JP 1010589A JP H01226374 A JPH01226374 A JP H01226374A
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デヴイド・リツチモンド・スミス
Kathryn R Stilz
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は電子式タイプライタの機能、より詳細に言えば
、電子式タイプライタをプレイアウト・モード即ち自動
打出しモードで繰作した時に、1枚の紙葉に印字される
テキストの印字行の行数を制御すること、即ち、印字す
る文書のページ末を制御することに関する。より特定し
て言うと、本発明は、文書の形式的な配列の体裁が整っ
ていない状態、即ち「継子」状態と称されている1ペー
ジに1行だけの印字しか持たない文書の作成を回避する
機能を持つ電子式タイプライタに関する。
B、従来の技術 電子式タイプライタはテキスト(文章)を記憶するため
のメモリを持っている。従来、このテキストをメモリか
ら打出す場合は、改ページを行うのに分割することが必
要となるであろう所望のテキスト中の点でテキストの打
出しを終了させるために、タイプライタの操作者は通常
、テキストの文字列中に適当なストップ・コードを挿入
することを要求される。
テキスト中のワードの位置、または文書中のテキストの
行の数を任意に選んで編集することが出来る電子タイプ
ライタの場合、用紙上の所定の位置でテキストを適切に
終了させるには、テキストに既に入れられたストップ・
コードが、印刷をあまりにも早く終らせたり遅く終らせ
たりすることがある。
見かけがよく、且つ適正な体裁に文書を作るために、操
作者は、編集後に、以前のストップ・コードを除去し、
そして、テキストの文字列の所望の位置に新しいストッ
プ・コードを再挿入しなければならない。
従来の或る種のタイプライタは、1ページ上に印字され
る行数を計数して、用紙が予め決められている限界に達
した時に、そのページのテキストを終了させる能力を持
っている。     −C1発明が解決しようとする問
題点 然しながら、ページの終了が、行数の計数によってのみ
制御された場合、パラグラフの最初の1行がページの最
終行として孤立している文書とか、または最終行を除い
てパラグラフ中のすべての行がそのページの最後の行ま
で印字され、次頁の最上性に残りの1行が印字された文
書が作成されることがある。これらの2つの状態は「継
子」と呼ばれており、出来上った文書の形式的な体裁が
良くない。
D0問題点を解決するための手段 本発明の装置は、メモリから読み出されているテキスト
の行の位置を用紙の印字位置の終りの位置と、それに続
くテキストの行及びその性質とを自動的に比較する。各
文字が読み出される時に、テキストの中に含まれた印字
行を、そのページの所定の行数に対して用紙上の相対的
な位置を決定し、その行が最初のパラグラフにあるか、
または最後のパラグラフにあるかをチエツクする。テキ
スト中の行が用紙の最後の行にあり、且つパラグラフの
最初の行に含まれる場合、打出しはテキストの前の行の
終りで終了され、テキストのその次の行は文書の次のペ
ージに移される。他方、若しその行がテキストのパラグ
ラフの最後の行であって、且つ用紙の最後の行であれば
、用紙の下部境界線は無視されて、その行は、テキスト
の次の行で、パラグラフの最後の行として印字され、こ
れにより、次の用紙に「継子」の行として印字されるの
を回避する。このように、そのページの印字動作は、そ
のページで指定された最終端の行よりも1行上か、また
は1行下の位置で止められる。
打出しの間でのテキストの処理が、行の相対的な位置を
連続して常にチエツクしており、ページの終了コードを
必要としない。若しテキストを移動する編集が生じたと
しても、テキストが読み出されているときに、テキスト
・コードがページの終りを調節する。
E、実施例 第3図は、従来からある電子タイプライタ10の電子的
な制御手段12をタイプライタ10の外部のブロックと
して図示したものである。この電子的な制御手段12は
、キーボード14から電子的な信号を受け、印字、キャ
リア復帰、タブ、文字訂正若しくは行送りなど、キーボ
ード14で指定した機能をタイプライタ10に実行させ
るようタイプライタ10に電子的な制御信号を送る。プ
ラテン13が記録シート11を行送り方向に移動できる
よう支持する。プラテン13と協働する用紙ペイル(紙
押え)17が米国特許第4266880号に示すように
用紙の挿入をも制御する。コード・キー19が、キーボ
ード14及び用紙ペイル17により発生される電子的な
コードの意味を変える慟らきがある。
電子的制御手段12を一層理解するため、第4図を参照
されたい。電子的制御手段12は、4つのブロックとし
て表わす。即ちマイクロプロセッサ16、読取専用メモ
リ即ちRO318、第5図の一層の試況レジスタ44、
及びシステムASIC(アプリケーション仕様のインテ
グレーテッド・サーキット)20並びにメモリ35であ
る。
マイクロプロセッサ16は多くの市販されたマイクロプ
ロセッサのうちの任意のものを使用できる。本明細書に
記す好適な実施例は、Inte18088と呼ばれるマ
イクロプロセッサである。
勿論、当業者であれば、他のプロセッサを代りに使用で
きることは理解できよう。マイクロプロセッサ16は製
造者が特定した形態のソフトウェア命令をそれに与える
ことによって制御される。これらの命令は、読取専用メ
モリ18などの適宜のメモリに記憶された制御プログラ
ムを構成する。
読取専用メモリ18は製造時に命令がロードされ、所望
のとおりタイプライタ10を機能させるのに必要な一層
の命令を含む。
システムASIC20は、ユーザがキーボード14を走
査するのに合せた仕様で設計され、キーボード14から
の信号を制御し得る標準的な論理エレメントのセットで
ある。ASIC20はまたプロセッサ16への割込みを
制御し、プロセッサが使用するまではキーボード信号を
保持しておく。
またASIC20はプロセッサ16からの信号な制御し
、プロセッサ出力信号を一層の駆動回路26に与える。
この駆動回路は普通は単にドライバと呼ばれるが、プロ
セッサ出力信号を、駆動モータ群22及び磁石24で使
用できる信号に変換する。これらのモータでエスケープ
移動や印刷文字の選択を行う。
ASIC20中の個々の論理素子は、多数の機能及び信
号を与えるような特定の組合せに設計される。そのよう
な信号及び機能の例としては、新しく押されたキーがあ
るか検知するためのキーボード操作、プロセッサに信号
を受入れさせるプロセッサ16の割込、タイプライタの
モータ及び磁石24が適正な時間枠及び順序で動作する
ようドライバ26に送られる信号の調時等である。
AS I C20のキーボード操作機能、調時機能、割
込み機能及び他の機能は個々に市販されているチップや
コンポーネントの中に全て見出せるものであるが、その
同じ動作を実行する。ASIC20だけがそのような全
ての動作を単一チップ上で統合する慟らきがあり、スペ
ースとコストの節約になる。
これらの特長の説明を更に拡張するため、第5図では、
マイクロプロセッサ16とその関連ソフトウェアを拡張
して機能的に表示する。その′ソフトウェアはこの技術
分野のプログラマが準備できるものであり、いろいろな
形式のものを採用できるが、その中の適当なブロクラム
がタイプライタ10を制御する機能を適宜実行すること
になろう。
AS I 020はプロセッサ16に接続され、キーボ
ード制御手段28に応答する。ASIC20がキー収態
の変更を検知するときキーボード14を走査し、マイク
ロプロセッサ16に割込む。タイプライタ制御手段32
がキーボード走査データに動作を実行する準備が整うま
で、キーボード制御手段28はキーボード・サージ・バ
ッファ42中にキーボードからのキーストロークを記憶
させる。
プリンタ制御手段30がプリンタを動作させるのに必要
な信号を発生してそれをAS I C20に送り、そこ
でこれらの信号が適宜に順序づけられ、またタイマによ
り制御を受ける。
キーボード・データが印刷しようとする英数字記号を表
わすが否が又はキーボードで制御できる機能を表わすか
否かを判断するためプロセッサ16がテキスト・データ
及び操作を処理するのに利用できるようになるときはい
つでもタイプライタ制御手段32はキーボード制御手段
28からのキーボード・データを受入れる働らきがある
。タイプライタ制御手段32はキーボード制御手段28
の能力を利用してキーボード・サージ・バッファ42か
ら記憶された走査コードを取出す。
TSM  RAM36中のテキストを取扱い、そのテキ
ストを処理するため、テキスト記憶管理手段(TSM)
34がテキストの記憶を制御し、またTSM  RAM
36の効果的な動作を促進するのに必要な他のコードの
記憶を制御する。TSMRAM36は、テキストを含む
記憶されるコードの貯蔵手段である0文字プロセッサ4
0が新しいテキスト行の必要なことを示すとき、75M
34は、記録シート11に対する印刷機構の位置を含む
状況レジスタ44の中身を利用し、ライン・ヘッダを構
築し、それをメモリであるTSM  RA M 36中
に記憶する。ライン・ヘッダはその行の最初の文字のX
位置、Y位置を定義するデータを含んでいる。
キーボード命令に自動的に応答して各種の機能を実行す
るために、自動機能手段38は、タイプライタ10によ
り実行されるか文字処理動作でないこれらの機能を制御
する役割をもつ。タイプライタ10のモータ22を制御
するのに必要な正確な制御信号を発生するよう信号を処
理するプリンタ制御手段30には、自動機能手段38の
出力信号を与える。
文字を識別し、選択し且つ印刷するためそして印刷機構
15をエスケープ移動させるため、文字プロセッサ40
は記録シート11上に印刷しようとする文字その他の記
号を表わすコードをタイプライタ制御手段32から受取
るという専用の目的で使用される。文字プロセッサ40
は、キーボード14の専用の走査出力を受取り、所望の
位置で印刷できるか否かを調べる。文字プロセッサ40
はまたTSM  RAM36の一部である訂正バッファ
中に文字コードを記憶する役目もある。
文字プロセッサ40は、プリンタ制御手段30に印刷可
能文字コードを与える。そこでプリンタ制御手段30は
、受取ったデータに基づき特定のモータ22、パルスの
数、方向及びそのモータ22及び磁石24への電流レベ
ル等のパラメータを決める。これらのパラメータは、記
録シート11上に記号を適正に印刷するのに必要なもの
である。
キーボード・サージ・バッファ42が設けられている。
これは、このシステムがキーストロークを利用し又は利
用できるより早い速度でシステムASIC20によりキ
ーボード走査データを受取る場合に、その走査データが
キーボード制御手段28により失われないようにするた
めのものである。
記録シート上の所望の位置に記号を印刷するため又は或
る機能を実行するためタイプライタ10を制御するのに
必要な出力信号を生じ且つ必要なデータ処理を行なうよ
うRO518中に記憶されたソフトウェア命令がプロセ
ッサ16と相互作用するというようにして、プロセッサ
16の各専用機能ブロック群として図示した種々の動作
手段が動作する。斯して第5図は、ハードウェアとして
も、或いはハードウェアとソフトウェアの組合せとして
も表わせる機能ブロック図である。
以下、第1図A乃至第1図C1及び第2図を用いて本発
明の実施例の作用を説明する。先ず、第1図Aに示した
論理ステップ102に示したように、操作者のキーボー
ド操作による入力で本発明に従ったタイプライタの機能
が開始される。次に、論理ステップ104で示したよう
に、操作者は用紙の大きさや、下部マージンの大きさな
どのページに関するパラメータを選択し、これにより、
用紙の行数を制御する。ページのパラメータの選択は第
2図に開運して、後でより詳細に説明する。
次に、論理ステップ106に示されたように、TSM 
 RAM36の中に既に記憶されているテキスト・コー
ドを検索し、それを印字された文書とし°て打ち出すと
いう文書のプレイアウト動作を、操作者が開始させる。
論理ステップ106(7)読み出し動作が付勢されると
、論理ステップ108において、テキストはTSM  
RAM36から検索されて、−度に1個の文字の割合で
処理される。
TSM  RAM36から各文字が検索されるとき、用
紙調節機能が動作されるべきか否かに関して決定が行わ
れる。論理ステップ110で行われるこの決定は、若し
、この機能がこの時間で動作されるべきでなければ、こ
の論理機能はバイパスさせるのに用いられる。若し、用
紙調節機能が付勢されないこと、即ち用紙調節機能がオ
ンにならないならば、論理機能の流れは分岐され、第1
図Cに示した検索された文字を処理する論理ステップ1
32に移動する。
論理ステップ110において、用紙調節機能が付勢状態
になる、即ちオンにされたならば、論理機能の流れは、
肯定、即ち「イエス」の分岐路を通って論理ステップ1
12へ分岐し、論理ステップ112において、そのコー
ドが行末状態を示しているか否かを決定するために、コ
ードがテストされる。若し、コードが行末状態を表わし
ていなければ、前のテスト行について最終行末状態であ
るか否かについての決定がなされる。それらが用紙の位
置に関しており、用紙調整機能が変更されていないから
、用紙調節論理制御機能を通って流れる必要はない。従
って、論理機能の流れは、否定、即ち「ノー」の経路を
介して論理ステップ132へ流れ、そのステップで検索
された文字は印字をするために処理される。この論理機
能の流れは第1図Bから第1図Cに流れる。
° 論理ステップ112において、論理ステップ108
で検索されたコードが行末表示であることが決定された
場合、論理機能の流れは論理ステップ112から「イエ
ス」の経路を経て第1図Bの論理ステップ114に向い
、論理ステップ114において、最後に検索されたコー
ドを含む現在の行のY座標軸方向の距離がテキストの用
紙の下部の限界か、またはそれを越えているかに間して
決定が行われる。これは、テキスト位置の指定されたペ
ージの終りの位置のY方向の距離から現在の行のY方向
の距離を差し引くことによって達成され、そして、若し
その差が0か、または0よりも小さければ、「イエス」
の経路を経て論・環ステップ118に流れる。Y軸方向
の距離はテキストの第1行と、ステップ・モータの歩進
数で表わされ、いま考慮されている地点との間の距離で
ある。
然しながら、上述の算術演算の残りがOよりも大きけれ
ば、「ノー」の経路を経て論理ステップ116に分岐す
る。
論理ステップ118を参照して説明を続けると、テキス
トの現在の行がパラグラフの最後の行であるか否かに関
して決定が行われる。これは、例えばキャリヤ・リター
ンのキー、即ち改行のキーが押されたか、タブ命令、ま
たは他のテキストの前のスペースがテキストの現在の行
に続いているか否かを確かめるためのチエツクをするこ
とによって決定される。若し、現在の行がバラグラフの
最後にあり、且つ、その行がページの終りの点にあるか
、またはこの点を越えていれば、これは、ページの終り
が生じる通常の位置であり、ページ終了フラグが論理ス
テップ130でセットされる。。
ページ終了フラグをセットするということは、その用紙
に印字されるべきテキストの最終点を定義することであ
る。このページ終了フラグは、若し用紙送り機構21が
タイプライタ10に装着されていれば、新しい用紙を挿
入するために、その用紙は排出されるべきであることを
表示し、そのような装置がない場合には、最後の行の後
のタイピング(打鍵)の終了によって、例えば表示灯2
3を点灯し、もしくは警告音を発し、またはデイスプレ
ィ25に示されるメツセージによってページの終りを表
示するためのタイプライタ制御手段に使用される。
他方、若し、テキストの現在の行がパラグラフの終りに
なければ、現在の行に加えて、そのテキストには少なく
とも1つの行が続いているはずだから、次の行がバラグ
ラフの最終行であるか否かを知ることが必要である。若
し、それが最終の行であれば、次の用紙の単独の行、即
ち「継子」とならないように、たとえ、そのページのテ
キストの終了位置を越えたとしても、それは印字される
べきである。従って、論理ステップ118の決定が「ノ
ー」である場合、制御は論理ステップ118から論理ス
テップ120に分岐する。論理ステップ120において
、用紙上の印字行の位置に関するデータを利用可能とす
るために、テキストの次の2行が検索される。その第2
の行のコードがタブ・コードである場合のように、第1
の行を或るバラグラフ中の最後の行として識別するため
、その第2の行まで調べる必要があるから、2つの行が
検査される。
テキストの次の2つの行が利用可能なので、次の行がバ
ラグラフの最終行であるか否かの決定が、論理ステップ
122で行われる。
若し、次の行がパラグラフの最終行でなければ、現在の
用紙の次の行を操作する必要はなく、検索されたコード
の処理が進められ、論理機能の流れは、論理ステップ1
22から論理ステップ130に分岐し、論理ステップ1
30において、論理機能が論理ステップ132に流れる
前にページの終了フラグがセットされ、論理ステップ1
82において、検索されたコードが処理される。
論理ステップ116に戻って説明を続けると、論理機能
の流れは、テキストの現在の行がページの最後の位置か
、またはそれ以下の位置にはない時、この論理ステップ
に分岐する。論理機能は、現在の行がページの最後、ま
たはそれ以下にはないことを知っているから、次の論理
ステップは、現在の行がページの最終の行にあるか否か
を決定することである。これは、ページの最終行のY距
離から、テキストの現在の行位置のY距離を引いた差に
よって達成される。若しその距離が、例えば、10ピツ
チ、12ピツチ、または比例間隔ピッチで印字されてい
るテキストについては32よりも小さく、そして、15
ピツチのテキストについては24よりも小さければ、論
理機能の決定は「イエス」となり、論理機能の流れは論
理ステップ124に分岐する。通常の計数は単一行の間
隔付け、即ちシングル・スペースに基づいて行われるが
、この間隔は2倍行スペース、または3倍行スペース用
として適宜に増加することが出来る。
然しながら、若し、現在の行が用紙の端の1行以内にな
ければ、ページの相対位置について更に考慮する必要は
なく、論理制御機能の流れは検索されたコードを処理す
るために論理ステップ132に分岐する。
然しながら、若し、現在の行が用紙の端の1行以内にあ
れば、次に行われるべき決定は、現在の行がパラグラフ
の終端にあるか否かを決めることである。論理ステップ
124で決定されるように、若し現在の行がパラグラフ
の終りになければ、現在の行位置を更に分析する必要は
なく、検索されたコードは直ちに処理することが出来、
論理制御の流れは、そのコードを処理するために論理ス
テップ132に分岐する。
テキストの現在の行がパラグラフの終りの行であり、且
つ例えば、その行の末端は、改行、即ちキャリヤ・リタ
ーンのコードで終っているか、または、その行の次の行
がタブ命令のコード、あるいは文字コードの前のスペー
ス・コードで開始していることが検出された場合には、
論理ステップ124において、更に論理ステップが必要
である。
次の行もまた゛パラグラフの終りであるか否かを、決定
するために要するテキストのデータを、論理ステップ1
28で入手するために、論理ステップ126において、
次の行のコードに関して、メモリを調べることが必要で
ある。このような状態は、次の行が1行のパラグラフで
ある場合に生じ得る。
1行パラグラフの状態が論理ステップ128で見出され
た場合、1行のパラグラフは同じ用紙に印字されるので
、現在の行は、用紙の終りではなく、従って、論理制御
は論理ステップ132に分岐し、そこで検索されたコー
ドが処理される。
論理ステップ128の決定がテキストの次の行もまた、
パラグラフの終りではないことを見出した場合、そのテ
キストは現在の行の後で分割され、そしてテキストの次
の行は次の用紙の開始行になる。この点でテキストを分
割するために、論理ステップ130において、ページ終
了フラグが、そのページの終りの表示としてセットされ
る。
すべての状態が考慮され、テストされ、そしてテキスト
が分割されたので、残りの仕事は行末コードである検索
コードを処理することであり、従って、論理制御の流れ
は論理ステップ130から論理ステップ132に向けら
れる。
第1図Cを参照すると、論理ステップ132からの流れ
は、処理されたコードが文書の終りを判別するコードで
あるか否かに関しての決定がなされる論理ステップ13
4に向うことが分る。若し、そのコードが文書の終りを
示すコードであれば、論理制御の流れは論理ステップ1
46の「イエス」の経路を経て、テキストの読み出しが
終了する論理ステップ146に分岐する。
論理ステップ146においてテキストの読み出しが終了
すると、論理ステップ148において、マイクロプロセ
ッサの制御はタイプライタ制御32に戻される。
論理ステップ134において、処理されたコードが「文
書の終り」コードではない決定がなされた場合、論理機
能の流れは、用紙終了状態がオンに転じられたか否か、
換言すれば、用紙終了フラグがセットされたか否かを決
定する論理ステップ136に分岐する。用紙終了フラグ
がセットされなければ、論理機能の流れは、次の読み出
しのコードが検索される第1図Aの論理ステップ108
に分岐する。
若し、用紙終了フラグがセットされれば、論理ステップ
136における決定は、制御の流れを、用紙終了フラグ
がリセットされる論理ステップ138に分岐する。これ
は、用紙終了状態レジスタ44を条件付けるので、用紙
終了状態を反映するその内容はリセット状態にあり、従
って、それは後続する動作をセットすることが出来る。
タイプライタはそれに装着された用紙送り装置21を持
っているかも知れないので、その装置21が存在するか
否かを、論理ステップ140tチエツクしなければなら
ず、若しそのような装置がなければ、タイプライタ10
は論理ステップ144で用紙終了を表示することになる
。この表示方法は幾つかの@類がある。最近のタイプラ
イタでは、そのような表示は表示灯23の点滅形式か、
警告音を発生する形式か、キーボードをロックする形式
か、回転活字板を用いた装置の場合には活字板をロック
する形式か、またはデイスプレィ25に表示されるメツ
セージの形式を取ることが出来る。上述の視覚によるフ
ィードバックにせよ、音響によるフィードバックにせよ
、それらのいずれかが現在市販されているタイプライタ
の大部分に装着されているから、状態の変化を、操作者
に注意を与える警告装置として使用することが出来る。
用紙送り機構21が装着されているタイプライタの場合
、論理ステップ138から、論理機能の流れは論理ステ
ップ142に行き、その論理ステップにおいて、タイプ
ライタ10から印字の終了した用紙を排出し、タイプラ
イタ10に次の用紙を送るための命令が発生される。用
紙送りの機構21は本発明の一部ではないが、それを制
御の流れに含ませることによって、タイプライダの自動
用紙送りの場合と、手操作で用紙を挿入する場合の両方
の機能について、より完全な説明にした。
論理ステップ142において、用紙送り命令が発生され
た後、論理機能はメモリから読み出される次のコードの
検索を行う論理ステップ108に分岐する。
次に、第2図を参照すると、論理ステップ104で行わ
れる動作の細部が示されている。タイプライタ10の制
御論理機能が論理ステップ104に移動したとき、タイ
プライタの操作者は、用紙面上で決められる印字行の行
数によって用紙の大きさを決める機会が与えられる。こ
こで説明される特定の実施例においては、1枚の用紙に
現われる行数は、印字される文字のピッチと、1枚の用
紙のテキストの長さとによって決められるものとする。
例えば、10ピツチ、12ピツチ、または比例スペース
・ピッチで印字される文字に対しては、用紙送りは、各
印字行に対して6分の1インチ(約4.4ミリメートル
)であり、そして、15ピツチの印字文字に対する用紙
送りの大きさは1行当り8分の1インチ(3,2ミリメ
ートル)である。印字行が印字文字によって実際に占め
られたり、もしくは占められなかったりするという事実
は、ページを設定するための計算には算入されない。
用紙の大きさ及び下部マージンは、用紙の終点からのY
距離を決めるために、キーボードを介して入力すること
が可能である。論理ステップ170において、用紙の長
さは行数に基づいて、キーボードから入力され、行数は
例えば、11インチの用紙(約27.9ミリメートル)
の場合には10ピツチの印字ピッチに対して66行と言
うように、変換して適合することが可能である。同様に
、論理ステップ171において、下部マージンもまた、
キーボードからの下部マージンの長さの入力によって定
義される。
上部マージンは、タイプライタ10によりセットされた
1インチ(25,4ミリメートル)の長さか、若しくは
10ピッチ印字の場合の5行間隔の基本値で設定される
か、または、例えばコード・キー19を押圧し、用紙ペ
イル21を付勢することによってその他の位置に設定さ
れる。これは、上部マージン位置、上部材の位置を表わ
すデータ・コードを指定する状態コード・レジスタ44
にロードするために動作する。
上部マージンが設定され、下部マージンが定義されると
、上部マージン及び下部マージンの間隔は用紙の長さか
ら差し引かれ、次に、論理ステップ172において、残
りの長さは、最初の印字行の位置から、用紙位置の終り
までのY距離を知るために、1印字行当りの論理ステッ
プ・モータの歩進数で割算される。
この演算の結果は用紙の最終の印字行にY距離である。
用紙送りの単位長さ当りの歩進数は、勿論、ステップ・
モータの選択と、プラテン駆動の歯車比に依存するけれ
ども、ある例では、1インチ(25,4ミリメートル)
の用紙送りは192個のステップ・モータ駆動パルスを
必要とし、そして、1インチ当り8行のライン・スペー
スでは、1行当り24個のステップ・モータの歩道を要
し、1インチ当り6行のライン・スペースでは、1行当
り32個のステップ・モータの歩進を要する。
論理ステップ172において、用紙のY距離が決定され
た後、論理ステップ174において、その値は状況レジ
スタ44の1つにストアされるので、タイプライタの動
作を始動させるときには何時でも取り出すことが出来る
。その値は、タイプライタの電源が遮断されるまで、利
用することが出来るが、若しタイプライタの電源が遮断
された後でも、タイプライタがメモリの内容を持続する
能力を持つものであれば、その値は、タイプライタな後
で再始動゛したときにも利用することが出来る。従って
、最後に入力された用紙の大きさに関する定義は、上述
した手続きで変更されるまで、永続した状態で利用する
ことが出来る。
論理ステップ174において、用紙の終りにおけるY座
標軸方向の距離の値がストアされた後、制御論理機能の
流れは、第1図Aの論理ステップ104から論理ステッ
プ106へ移動する。
上述の実施例はInte18088プロセッサの使用に
限定されるものではなく、これは、本発明の説明を簡略
化するために述べたものに過ぎず、当業者であれば、上
述の実施例に基づいてタイプライタ10を制御するため
に他の任意のプロセッサをプログラムすることが出来る
のは明らかである。
F8発明の効果 本発明は、タイプライタで文書を作成する際に、簡単な
事前操作だけで、文章の配列の体裁の極めて良好な文書
が自動的に作成できるという従来のタイプライタでは達
成出来なかった秀れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図A、第1図B、第1図C及び第2図はタイプライ
タの電子制御と操作者の入力命令によって遂行される本
発明の装置の動作を説明するための流れ図、第3図は電
子タイプライタのブロック図、第4図はタイプライタの
電子制御を示すブロック図、第5図はソフトウェアで動
作するマイクロプロセッサ、キーボード、モータ、マグ
ネット及びタイプライタのメモリとの機能的関係を示す
ブロック図である。 10・・・・タイプライタ、12・・・・電子的制御手
段、14・・・・キーボード、16・・・・マイクロプ
ロセッサ、18・・・・読取専用メモリ、20・・・・
システムASIC,28・・・・キーボード制御手段、
30・・・・プリンタ制御手段、32・・・・タイプラ
イタ制御手段、44・・・・状況制御手段。 出 願 人  インターナショナル・ビジネス・マシー
ンズ・コーポレーション 代 理 人  弁理士  岡  1) 次  生(外1
名) 第1図B 102づめ 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ページ終了制御を自動的に行なう電子式タイプライタに
    して、 グラフィック記号及び機能、並びに上記タイプライタを
    制御するための動作パラメータを表わすコードを記憶す
    るメモリと、 上記記号をページ上に印刷する印刷手段と、機能を制御
    する制御コマンドを表わすキーストロークの入力コマン
    ド及びグラフイツク記号コードを入力するキーボードと
    、 少なくとも1ページの用紙を支持し給送するページ支持
    給送手段と、 上記キーボードから上記制御コマンド及び記号コードを
    受取り、上記メモリ中の上記コマンド及びコードを記憶
    し、そして上記メモリから上記記号コードを取出し且つ
    該記号コードを用いて上記ページ上に上記記号を印刷さ
    せるよう上記印刷手段を制御する電子制御手段と、 1ページ上でテキストを終了させるためのページ終了位
    置を選択し、上記メモリに記憶させるよう操作者が制御
    できる手段と、 上記テキストを印刷しようとする印刷行の位置を決定す
    る手段と、 上記ページ終了位置に対する上記印刷行の相対位置を決
    定する手段と、 上記印刷行が、該印刷行を含むパラグラフの終りに近づ
    いたか決定する手段と、 上記相対位置を決定する手段が、上記ページ終了位置に
    対する複数個の所定の相対位置の1つを上記印刷行が占
    めると決定し、且つ上記パラグラフの終りに近づいたか
    決定する手段が、1つのパラグラフの終りの所定の距離
    の範囲内の或る位置を上記テキスト行が占めると決定す
    るのに応じて、上記ページ終了位置以外の位置で上記テ
    キストを終了させ、上記ページ上のテキストの最後の行
    として、テキストの1つのパラグラフの最初の行又はテ
    キストの1つのパラグラフの最終行の次の行を印刷しな
    いようテキスト終了位置を制御するテキスト終了手段と
    を具備する電子式タイプライタ。
JP1010105A 1988-01-29 1989-01-20 電子式タイプライタ Granted JPH01226374A (ja)

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US149805 1988-01-29
US07/149,805 US4889439A (en) 1988-01-29 1988-01-29 Automatic page end feature for an electronic typewriter

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JPH01226374A true JPH01226374A (ja) 1989-09-11
JPH0579238B2 JPH0579238B2 (ja) 1993-11-01

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ID=22531871

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JP1010105A Granted JPH01226374A (ja) 1988-01-29 1989-01-20 電子式タイプライタ

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EP (1) EP0325883A3 (ja)
JP (1) JPH01226374A (ja)
BR (1) BR8900351A (ja)

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BR8900351A (pt) 1989-09-19
US4889439A (en) 1989-12-26
EP0325883A3 (en) 1990-11-14
EP0325883A2 (en) 1989-08-02
JPH0579238B2 (ja) 1993-11-01

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