JPH01225420A - 完全制御型植物工場の照明装置 - Google Patents
完全制御型植物工場の照明装置Info
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- JPH01225420A JPH01225420A JP5077388A JP5077388A JPH01225420A JP H01225420 A JPH01225420 A JP H01225420A JP 5077388 A JP5077388 A JP 5077388A JP 5077388 A JP5077388 A JP 5077388A JP H01225420 A JPH01225420 A JP H01225420A
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、温度、湿度、二酸化炭素濃度、照度、肥料
溶液濃度等の植物育成環境を制御した状態で水耕栽培が
行なわれる完全制御型植物工場の照明装置に関するもの
である。
溶液濃度等の植物育成環境を制御した状態で水耕栽培が
行なわれる完全制御型植物工場の照明装置に関するもの
である。
「従来の技術」
従来、野菜などの作物を栽培する場合に、露地栽培にお
ける地力の低下あるいは連作障害や病虫害の回避、およ
び栽培の省力自動化、生産の増強等を目的として、土を
使わずに肥料分を溶かした養液を用いて、水耕栽培によ
り栽培することがある。そして、最近では、この水耕栽
培が、バイオファームと呼ばれる外部から気密された植
物工場において行なわれている。
ける地力の低下あるいは連作障害や病虫害の回避、およ
び栽培の省力自動化、生産の増強等を目的として、土を
使わずに肥料分を溶かした養液を用いて、水耕栽培によ
り栽培することがある。そして、最近では、この水耕栽
培が、バイオファームと呼ばれる外部から気密された植
物工場において行なわれている。
このバイオファームは、植物を無菌に近い状態で栽培す
ると共に、栽培される植物の成育に必要な湿度、温度、
光合成に必要な二酸化炭素濃度、照度、養液中の肥料成
分の補給調節等をコンピュータで自動制御しながらこの
植物に空気、光、水、養分等を人工的に与え、播種や移
植、収穫のみを人手によって行なうようにしたものであ
る。このバイオファームにおいては、通常、建屋内の温
度を20℃萌後、湿度を80%而後面保つと恭に建屋内
の二酸化炭素の濃度を通常の空気の2〜3倍にし、この
建屋内で植物に養液を供給すると共に高圧ナトリウムラ
ンプ等で光を照射することによって、サラダ菜、サニー
レタス等の葉菜類を人工的に育成する。そして、このよ
うなバイオファームで葉菜類を育成した場合には、通常
の露地栽培と比較して播種から収穫までの発育速度が3
.5倍になり、生産性が極めて高くなる。その上、収穫
された作物は露地ものと比べて高価であるが、無農薬、
高栄養という長所を有する。
ると共に、栽培される植物の成育に必要な湿度、温度、
光合成に必要な二酸化炭素濃度、照度、養液中の肥料成
分の補給調節等をコンピュータで自動制御しながらこの
植物に空気、光、水、養分等を人工的に与え、播種や移
植、収穫のみを人手によって行なうようにしたものであ
る。このバイオファームにおいては、通常、建屋内の温
度を20℃萌後、湿度を80%而後面保つと恭に建屋内
の二酸化炭素の濃度を通常の空気の2〜3倍にし、この
建屋内で植物に養液を供給すると共に高圧ナトリウムラ
ンプ等で光を照射することによって、サラダ菜、サニー
レタス等の葉菜類を人工的に育成する。そして、このよ
うなバイオファームで葉菜類を育成した場合には、通常
の露地栽培と比較して播種から収穫までの発育速度が3
.5倍になり、生産性が極めて高くなる。その上、収穫
された作物は露地ものと比べて高価であるが、無農薬、
高栄養という長所を有する。
「発明が解決しようとする問題点J
しかしながら、上記バイオファームのような植物工場に
おいては、植物に光を照射する照明としてナトリウムラ
ンプを用いているため、波長589nm程度の単色光で
光合成を行なうことのできる植物だけしか栽培すること
ができず、栽培品種がサラダ菜、サニーレタスなどの葉
菜類に限定されてしまうという問題点があった。また、
ナトリウムランプのような発光に伴って熱を多量に放射
する光源を用いた場合、光源を植物から離して高い位置
に配置して葉焼けを防ぐようにしなければならないため
、必要な照度を得るために消費する電力が増大してしま
うという問題点があった。
おいては、植物に光を照射する照明としてナトリウムラ
ンプを用いているため、波長589nm程度の単色光で
光合成を行なうことのできる植物だけしか栽培すること
ができず、栽培品種がサラダ菜、サニーレタスなどの葉
菜類に限定されてしまうという問題点があった。また、
ナトリウムランプのような発光に伴って熱を多量に放射
する光源を用いた場合、光源を植物から離して高い位置
に配置して葉焼けを防ぐようにしなければならないため
、必要な照度を得るために消費する電力が増大してしま
うという問題点があった。
また、ナトリウムランプが多量の熱を発生するため、特
に夏において空調のランニングコストが非常に高くなる
上、ナトリウムランプを高い位置に配置させるため、天
井を高くする必要があり、これによって空調すべき空間
が拡大して空調のランニングコストがさらに増加してし
まうという問題点があった。
に夏において空調のランニングコストが非常に高くなる
上、ナトリウムランプを高い位置に配置させるため、天
井を高くする必要があり、これによって空調すべき空間
が拡大して空調のランニングコストがさらに増加してし
まうという問題点があった。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、植物
の種類に拘わらず良好な状態で栽培し得ると共に、消費
電力が少なく、かつ発熱最の小さい完全制御型植物工場
の照明装置を提供することを目的としている。
の種類に拘わらず良好な状態で栽培し得ると共に、消費
電力が少なく、かつ発熱最の小さい完全制御型植物工場
の照明装置を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」
この発明は、外部と気密に構成された建屋内の床の上に
壁および天井と離して櫓を構築してこの櫓に栽培ベッド
および空調設備を設けた完全制御型植物工場の照明装置
であって、上記栽培ベッド上に取付体を配置してこの取
付体を上記櫓に昇降自在に支持し、この取付体に複数の
蛍光灯を並列に取り付け、同取付体に複数の反射鏡をそ
れぞれ各蛍光灯の上部に配置すると共に各反射鏡の間に
隙間を設けた状態で取り付けてなるものである。
壁および天井と離して櫓を構築してこの櫓に栽培ベッド
および空調設備を設けた完全制御型植物工場の照明装置
であって、上記栽培ベッド上に取付体を配置してこの取
付体を上記櫓に昇降自在に支持し、この取付体に複数の
蛍光灯を並列に取り付け、同取付体に複数の反射鏡をそ
れぞれ各蛍光灯の上部に配置すると共に各反射鏡の間に
隙間を設けた状態で取り付けてなるものである。
[作用J
この発明の完全制御型植物工場の照明装置においては、
照明装置の光源として蛍光灯を用いたことによって、幅
広い波長域の連続したスペクトルを存する光を植物に照
射することができ、これによって栽培可能な品種か増加
する。また、蛍光灯は発光に伴って放射する熱が少なく
、葉焼けする恐れがないので、光源を植物に近づけるこ
とができ、これにより必要な照度を得るために消費する
電力が減少する。さらに、発生する熱が少ないため、光
源の発生熱による建屋内の温度上昇が抑えられ、これに
よって空調のランニングコストが低減する上、光源を低
い位置に配置することによって天井を低くすることが可
能となり、これにより空調すべき空間が縮小して空調の
ランニングコストをさらに減少させることができる。
照明装置の光源として蛍光灯を用いたことによって、幅
広い波長域の連続したスペクトルを存する光を植物に照
射することができ、これによって栽培可能な品種か増加
する。また、蛍光灯は発光に伴って放射する熱が少なく
、葉焼けする恐れがないので、光源を植物に近づけるこ
とができ、これにより必要な照度を得るために消費する
電力が減少する。さらに、発生する熱が少ないため、光
源の発生熱による建屋内の温度上昇が抑えられ、これに
よって空調のランニングコストが低減する上、光源を低
い位置に配置することによって天井を低くすることが可
能となり、これにより空調すべき空間が縮小して空調の
ランニングコストをさらに減少させることができる。
また、複数の蛍光灯を栽培ベッド上に並列に配置すると
共に各蛍光灯の上部に配置された各反射鏡の間に隙間を
設けたことによって、栽培ベッド上に側方から吹き込ま
れる空調空気が蛍光灯の放射熱を吸収した後に反射鏡の
間の隙間を通って上方に流出し、これにより栽培ベッド
に植設されている植物の周囲が適正な温度に保たれると
共に空調空気を効率的に循環させて空調のランニングコ
ストを低く抑えることができる。
共に各蛍光灯の上部に配置された各反射鏡の間に隙間を
設けたことによって、栽培ベッド上に側方から吹き込ま
れる空調空気が蛍光灯の放射熱を吸収した後に反射鏡の
間の隙間を通って上方に流出し、これにより栽培ベッド
に植設されている植物の周囲が適正な温度に保たれると
共に空調空気を効率的に循環させて空調のランニングコ
ストを低く抑えることができる。
さらに、蛍光灯および反射鏡が取り付けられている取付
体を櫓に昇降自在に支持させたことによって、栽培ベッ
ドに植設されている植物の移植作業等を行なう場合に取
付体を上昇させて作業性の改善を図ることができ、その
上、植物に照射する光の照度を蛍光灯の高さを変えるこ
とによって制御することもできる。
体を櫓に昇降自在に支持させたことによって、栽培ベッ
ドに植設されている植物の移植作業等を行なう場合に取
付体を上昇させて作業性の改善を図ることができ、その
上、植物に照射する光の照度を蛍光灯の高さを変えるこ
とによって制御することもできる。
「実施例」
まず、この発明の照明装置を適用する完全制御型植物工
場で行なわれる水耕栽培についてシステムを簡略化して
示した第3図ないし第18図を参照して説明する。
場で行なわれる水耕栽培についてシステムを簡略化して
示した第3図ないし第18図を参照して説明する。
ここでは、第8図に示すように、発芽装置Iとレール2
とし・−ル3とを一直線上に配置し、上記レール2上に
複数の育苗用の栽培ベッド4を載せると共に上記レール
3上に複数の育成用の栽培ベッド5を載せてこれら栽培
ベッド4.5を上記各レール2.3に沿って移動可能と
してなる水耕栽培設備を利用するものとする。
とし・−ル3とを一直線上に配置し、上記レール2上に
複数の育苗用の栽培ベッド4を載せると共に上記レール
3上に複数の育成用の栽培ベッド5を載せてこれら栽培
ベッド4.5を上記各レール2.3に沿って移動可能と
してなる水耕栽培設備を利用するものとする。
この上うな水耕栽培設備を利用して植物を栽培する場合
には、発芽装置Iによって複数の種子を発芽させ、この
発芽種子を第9図に示すような栽培ポット6に植設する
。この栽培ボット6は、プラスチックからなるものであ
って、下部ポット7に上部ポット8が嵌脱自在に嵌合さ
れて二重構造とされたものである。上記下部ボット7は
、複数のポット部9が所定間隔を隔てて配置されると共
に各ポット部9の縁部に鍔状部10か形成されてこの鍔
状部lOを介して各ポット部9が連結され、各ポット部
9の底部に孔11が形成されたものである。上記上部ポ
ット部8は、その縁部に鍔部12が形成されると共に、
その底部が貫通されて下方に大きく開口する開口部13
が設けられたものである。そして、この栽培ボット6に
発芽種子を植設する際には、第10rI!Jに示すよう
に、栽培ボット6にロックウール、ウレタン等の培地1
4を収容し、この培地14に発芽種子を植設する。
には、発芽装置Iによって複数の種子を発芽させ、この
発芽種子を第9図に示すような栽培ポット6に植設する
。この栽培ボット6は、プラスチックからなるものであ
って、下部ポット7に上部ポット8が嵌脱自在に嵌合さ
れて二重構造とされたものである。上記下部ボット7は
、複数のポット部9が所定間隔を隔てて配置されると共
に各ポット部9の縁部に鍔状部10か形成されてこの鍔
状部lOを介して各ポット部9が連結され、各ポット部
9の底部に孔11が形成されたものである。上記上部ポ
ット部8は、その縁部に鍔部12が形成されると共に、
その底部が貫通されて下方に大きく開口する開口部13
が設けられたものである。そして、この栽培ボット6に
発芽種子を植設する際には、第10rI!Jに示すよう
に、栽培ボット6にロックウール、ウレタン等の培地1
4を収容し、この培地14に発芽種子を植設する。
このようにして複数の栽培ボット6に発芽した種子を植
設した後、これら栽培ボット6を育苗用の栽培ベッド4
内に配設する。この栽培ベッド4は、第11図、第12
図に示すように、矩形状に組み立てられた側部とその底
部とからなる枠体I5の内側に矩形容器状の苗床16か
収容されたものであって、上記枠体15の底部にこの栽
培ベッド4を移動さ仕るローラ17が取り付けられたも
のである。上記苗床16は、底の浅い容器状のものであ
って、その両端に養液を貯留する側溝18が設けられる
と共にこれら側溝18の間に上記養液が流れる水平部1
9が設けられ、上記各側溝18の底部に、上記養液を排
出すると共に上下に伸縮して養液の液面を調節する排出
管20が設けられたものである。この栽培ベッド4の水
平部19上には、上記各栽培ボット6の位置を決める位
置決め部材21が配置されている。この位置決め部材2
1は、上記ポット部9を嵌合する位置決めポット22が
複数縦横に配され、これら位置決めポット22の底部に
それぞれ孔23が形成されると共に、各位置決めポット
部22が、各ポット部9を一つ置きに嵌合するような間
隔で配されている。
設した後、これら栽培ボット6を育苗用の栽培ベッド4
内に配設する。この栽培ベッド4は、第11図、第12
図に示すように、矩形状に組み立てられた側部とその底
部とからなる枠体I5の内側に矩形容器状の苗床16か
収容されたものであって、上記枠体15の底部にこの栽
培ベッド4を移動さ仕るローラ17が取り付けられたも
のである。上記苗床16は、底の浅い容器状のものであ
って、その両端に養液を貯留する側溝18が設けられる
と共にこれら側溝18の間に上記養液が流れる水平部1
9が設けられ、上記各側溝18の底部に、上記養液を排
出すると共に上下に伸縮して養液の液面を調節する排出
管20が設けられたものである。この栽培ベッド4の水
平部19上には、上記各栽培ボット6の位置を決める位
置決め部材21が配置されている。この位置決め部材2
1は、上記ポット部9を嵌合する位置決めポット22が
複数縦横に配され、これら位置決めポット22の底部に
それぞれ孔23が形成されると共に、各位置決めポット
部22が、各ポット部9を一つ置きに嵌合するような間
隔で配されている。
そして、この位置決め部材21によって各栽培ボットを
配設する際には、第13図に示すように、各栽培ボット
6を隣接させ並列に並べると共に、隣合う栽培ボット6
を逆方向へ向けてこれら栽培ボット6に収容された上部
ボット8を互いに離間させるようにする。また、この栽
培ベッド4は、育苗時には、一方の側溝18に設けられ
た排出管20か閉塞されると共に他方の側溝18に設け
られた排出管20の上端が所定め高さに調節された状態
で使用され、上記一方の側溝18の上方には養液を供給
する蛇口24が配置される。
配設する際には、第13図に示すように、各栽培ボット
6を隣接させ並列に並べると共に、隣合う栽培ボット6
を逆方向へ向けてこれら栽培ボット6に収容された上部
ボット8を互いに離間させるようにする。また、この栽
培ベッド4は、育苗時には、一方の側溝18に設けられ
た排出管20か閉塞されると共に他方の側溝18に設け
られた排出管20の上端が所定め高さに調節された状態
で使用され、上記一方の側溝18の上方には養液を供給
する蛇口24が配置される。
このようにした後、この栽培ベッド4をレール2の上に
載せ、このレール2に沿って栽培ベッド4を移動させて
上記一方の側溝18の上部に上記蛇口24を配置させ、
この蛇口24から一方の側溝18に養液を流入させる。
載せ、このレール2に沿って栽培ベッド4を移動させて
上記一方の側溝18の上部に上記蛇口24を配置させ、
この蛇口24から一方の側溝18に養液を流入させる。
このようにすると、一方の側溝、18に一旦貯留された
養液が層流となって水平部19に流れ、この養液が他方
の側溝18に設けられた排出管20の上端から排出され
て養液の液面が所定高さに調節される。そして、この場
合、上記水平部19上を流れる養液は、第14図に示す
ように、位置決めポット22の孔23および下部ボット
7の孔11を通って上部ポット8内に収容された苗の根
に供給される。
養液が層流となって水平部19に流れ、この養液が他方
の側溝18に設けられた排出管20の上端から排出され
て養液の液面が所定高さに調節される。そして、この場
合、上記水平部19上を流れる養液は、第14図に示す
ように、位置決めポット22の孔23および下部ボット
7の孔11を通って上部ポット8内に収容された苗の根
に供給される。
このようにした状態で所定時間を経過させた後、この栽
培ベッド4をレール2に沿って所定の移動量だけ移動さ
せると共に移動した栽培ベッド4の後方に別の栽培ベッ
ド4を順次配置させていき、以下、これら栽培ベッド4
を所定時間経過する度に移動させて、各栽培ベッド4の
位置を苗の成育段階に応じて変えていく。そして、これ
ら栽培ベッド4が所定位置に移動してきた時、第15図
に示ずように、その栽培ベッド4内に配列された栽培ポ
ット6を配列し直して各栽培ボット6の間隔を離間させ
、さらにこの状態で栽培ベッド4を順次移動させていく
ことによって苗を成育させていく。
培ベッド4をレール2に沿って所定の移動量だけ移動さ
せると共に移動した栽培ベッド4の後方に別の栽培ベッ
ド4を順次配置させていき、以下、これら栽培ベッド4
を所定時間経過する度に移動させて、各栽培ベッド4の
位置を苗の成育段階に応じて変えていく。そして、これ
ら栽培ベッド4が所定位置に移動してきた時、第15図
に示ずように、その栽培ベッド4内に配列された栽培ポ
ット6を配列し直して各栽培ボット6の間隔を離間させ
、さらにこの状態で栽培ベッド4を順次移動させていく
ことによって苗を成育させていく。
このようにして苗を成育しつつ栽培ベッド4を上記レー
ル2の端部まで移動させた後、この栽培ベッド4をレー
ル2から降ろすと共にこの栽培ベッド4に植設されてい
る苗を上部ボット8ごと育成用の栽培ベッド5に移植す
る。この育成用の栽培ベッド5は、第16図、第17図
に示すように、育苗用の栽培ベッド4と同様に構成され
たものであって、その苗床16aが底の浅い容器状に形
成され、この苗床16aの底部両端に養液を貯留する側
溝18aが設けられると共にこれら側溝18aの間に上
記養液が流れる水平部19aが設けられ、上記各側溝1
8aの底部に、上記養液を排出すると共に上下に伸縮し
て養液の液面を調節する排出管20aが設けられたもの
である。そして、この育成用の栽培ベッド5では、その
大きさが育苗用の栽培ベッド4より大きく構成されてお
り、また、上記水平部19a上には板状の位置決め部材
25が配置されている。この位置決め部材25は、発泡
スチロールからなるものであって、上記上部ポット8を
所定位置に配設する角穴26が縦横に間隔を空けて複数
形成され、この上部ボット8を挿入させて支持するよう
にしたものである。そして、その角穴26の間隔は上記
下部ポット7のポット部9の間隔より広くなっている。
ル2の端部まで移動させた後、この栽培ベッド4をレー
ル2から降ろすと共にこの栽培ベッド4に植設されてい
る苗を上部ボット8ごと育成用の栽培ベッド5に移植す
る。この育成用の栽培ベッド5は、第16図、第17図
に示すように、育苗用の栽培ベッド4と同様に構成され
たものであって、その苗床16aが底の浅い容器状に形
成され、この苗床16aの底部両端に養液を貯留する側
溝18aが設けられると共にこれら側溝18aの間に上
記養液が流れる水平部19aが設けられ、上記各側溝1
8aの底部に、上記養液を排出すると共に上下に伸縮し
て養液の液面を調節する排出管20aが設けられたもの
である。そして、この育成用の栽培ベッド5では、その
大きさが育苗用の栽培ベッド4より大きく構成されてお
り、また、上記水平部19a上には板状の位置決め部材
25が配置されている。この位置決め部材25は、発泡
スチロールからなるものであって、上記上部ポット8を
所定位置に配設する角穴26が縦横に間隔を空けて複数
形成され、この上部ボット8を挿入させて支持するよう
にしたものである。そして、その角穴26の間隔は上記
下部ポット7のポット部9の間隔より広くなっている。
また、この栽培ベッド5も、上記育苗用の栽培ベッド4
と同様に、育苗時には、一方の側溝18aに設けられた
一排出管21aが閉塞されると共に他方の側溝18aに
設けられた排出管20aの上端が所定の高さに調節され
た状態で使用され、上記一方の側′11419aの上方
には養液を供給する蛇口24aが配置される。
と同様に、育苗時には、一方の側溝18aに設けられた
一排出管21aが閉塞されると共に他方の側溝18aに
設けられた排出管20aの上端が所定の高さに調節され
た状態で使用され、上記一方の側′11419aの上方
には養液を供給する蛇口24aが配置される。
このようにした後、この栽培ベッド5をレール3の上に
載せ、このレール3に沿って栽培ベッド5を移動させて
上記一方の側溝18aの上部に上記蛇口24aを配置さ
せ、この蛇口24aから一方の側溝18aに養液を流入
させる。このようにすると、上記一方の側溝18aに一
旦貯留された養液が層流となって水平部19aに流れ、
この養液が他方の側N18aに設けられた排出管20a
の上端から排出されて養液の液面が所定高さに調節され
る。そして、この場合には、第18図に示すように、苗
の根が上部ボット8の開口部■3から露出した状態で養
液に浸される。
載せ、このレール3に沿って栽培ベッド5を移動させて
上記一方の側溝18aの上部に上記蛇口24aを配置さ
せ、この蛇口24aから一方の側溝18aに養液を流入
させる。このようにすると、上記一方の側溝18aに一
旦貯留された養液が層流となって水平部19aに流れ、
この養液が他方の側N18aに設けられた排出管20a
の上端から排出されて養液の液面が所定高さに調節され
る。そして、この場合には、第18図に示すように、苗
の根が上部ボット8の開口部■3から露出した状態で養
液に浸される。
このようにした状態で所定時間を経過させた後、この栽
培ベッド5をレール3に沿って所定の移動型だけ移動さ
せると共に移動した栽培ベッド5の後方に別の栽培ベッ
ド5を順次配置させていき、以下、これら栽培ベッド5
を所定時間経過する度に移動させて、各栽培ベッド5の
位置を苗の成育段階に応じて変えていく。
培ベッド5をレール3に沿って所定の移動型だけ移動さ
せると共に移動した栽培ベッド5の後方に別の栽培ベッ
ド5を順次配置させていき、以下、これら栽培ベッド5
を所定時間経過する度に移動させて、各栽培ベッド5の
位置を苗の成育段階に応じて変えていく。
そして、このようにして作物を育成しつつ栽培ベッド5
を上記レール3の端部まで移動させた後、この栽培ベッ
ド5をレール3から降ろし、この栽培ベッド5から作物
を順次収穫していく。
を上記レール3の端部まで移動させた後、この栽培ベッ
ド5をレール3から降ろし、この栽培ベッド5から作物
を順次収穫していく。
この上うな水耕栽培方法によれば、発芽させた種子を栽
培ポット6内に収容してこの栽培ボット6を育苗用の栽
培ベッド4内に配設し、この栽培ベッド4内で成育した
苗を栽培ボット6ごと育成用の栽培ベッド5に移植する
ので、移植するときに断根する恐れがなく、これにより
根に悪影響を与えることなく移植、定植を行なうことが
可能となる。したがって、苗が小さなうちは苗どうしの
間隔を狭くしておき、苗の成長に応じて移植して苗どう
しの間隔を広げることが可能となり、これにより限られ
た栽培面積を有効に利用することかでき、生産コストを
低減することができる。
培ポット6内に収容してこの栽培ボット6を育苗用の栽
培ベッド4内に配設し、この栽培ベッド4内で成育した
苗を栽培ボット6ごと育成用の栽培ベッド5に移植する
ので、移植するときに断根する恐れがなく、これにより
根に悪影響を与えることなく移植、定植を行なうことが
可能となる。したがって、苗が小さなうちは苗どうしの
間隔を狭くしておき、苗の成長に応じて移植して苗どう
しの間隔を広げることが可能となり、これにより限られ
た栽培面積を有効に利用することかでき、生産コストを
低減することができる。
また、上記栽培ベッド4を苗の成育段階に応じて順次移
動させると共にその後方に順次栽培ベッド4を配置させ
ていき、次いで、移動してきた栽培ベッド4から栽培ボ
ット6を育成用の栽培ベッド5に移植し、この栽培ベッ
ド5を苗の成育段階に応じて順次移動させると共にその
後方に順次栽培ベッド5を配置していき、移動してきた
栽培ベッド5から作物を順次収穫していくので、作物を
収穫時期をずらして順次収穫することができ、これによ
り収穫された作物を新鮮な状態で消費者に供給し得て、
作物の商品価値を高めることができる。
動させると共にその後方に順次栽培ベッド4を配置させ
ていき、次いで、移動してきた栽培ベッド4から栽培ボ
ット6を育成用の栽培ベッド5に移植し、この栽培ベッ
ド5を苗の成育段階に応じて順次移動させると共にその
後方に順次栽培ベッド5を配置していき、移動してきた
栽培ベッド5から作物を順次収穫していくので、作物を
収穫時期をずらして順次収穫することができ、これによ
り収穫された作物を新鮮な状態で消費者に供給し得て、
作物の商品価値を高めることができる。
また、上記育苗用の栽培ベッド4によれば、矩形容器状
の苗床16を有し、この苗床1Gの底部両端に養液を貯
留する側溝18が設けられると共にこれら側溝18の間
に上記養液が流れる水平部19が設けられ、上記各側溝
18の底部に、上記養液を排出すると共に上記m液の液
面を調節する排出管20が設けられたので、一方の側溝
18に設けられた排出管20を閉塞した状態でその側溝
I8に養液を流入することによって、この養液を側il
18に一旦貯留させた後、この養液を水平部19に流
すことができ、これにより水平部I9に層流を流すこと
ができる。また、側溝18および排出管20を苗床16
の両端に設けたので、養液流入側と養液排出側とを逆に
し、養液の流れ方向を変えて使用することもできる。し
たがって、養液の流れ方向を変える場合にも栽培ベッド
4の向きを変えずに使用することができ、取り扱いが容
易になる上、養液の流れ方向を変えることによって各位
置に植設されている苗への養液供給条件を平均化し、こ
れにより3苗の発育状態を平均化することかできる。
の苗床16を有し、この苗床1Gの底部両端に養液を貯
留する側溝18が設けられると共にこれら側溝18の間
に上記養液が流れる水平部19が設けられ、上記各側溝
18の底部に、上記養液を排出すると共に上記m液の液
面を調節する排出管20が設けられたので、一方の側溝
18に設けられた排出管20を閉塞した状態でその側溝
I8に養液を流入することによって、この養液を側il
18に一旦貯留させた後、この養液を水平部19に流
すことができ、これにより水平部I9に層流を流すこと
ができる。また、側溝18および排出管20を苗床16
の両端に設けたので、養液流入側と養液排出側とを逆に
し、養液の流れ方向を変えて使用することもできる。し
たがって、養液の流れ方向を変える場合にも栽培ベッド
4の向きを変えずに使用することができ、取り扱いが容
易になる上、養液の流れ方向を変えることによって各位
置に植設されている苗への養液供給条件を平均化し、こ
れにより3苗の発育状態を平均化することかできる。
そして、上記のような効果は、上記育成用の栽培ベッド
5を使用する場合においても奏することができる。
5を使用する場合においても奏することができる。
また、上記栽培ボット6によれば、底部に孔11が形成
された下部ボット7のポット部9に上部ボット8を嵌脱
自在であるように嵌合して二重構造とすると共に上記上
部ボット8の底部を貫通させて開口部!3を形成したの
で、苗が小さなうちは、上部ボット8を下部ボット7の
ポット部9に嵌合して苗の根をポット部9内に収容した
状態で栽培することが可能となる。このため、苗の根か
栽培ボット6の外に伸びることがない上、上部ボット8
を下部ボット7から取り外すことによって苗の根を傷め
ることなく移植作業を行なうことができる。また、苗が
大きくなったときには、その苗の根を上部ボット8の開
口部13から露出させた状態で栽培することができる。
された下部ボット7のポット部9に上部ボット8を嵌脱
自在であるように嵌合して二重構造とすると共に上記上
部ボット8の底部を貫通させて開口部!3を形成したの
で、苗が小さなうちは、上部ボット8を下部ボット7の
ポット部9に嵌合して苗の根をポット部9内に収容した
状態で栽培することが可能となる。このため、苗の根か
栽培ボット6の外に伸びることがない上、上部ボット8
を下部ボット7から取り外すことによって苗の根を傷め
ることなく移植作業を行なうことができる。また、苗が
大きくなったときには、その苗の根を上部ボット8の開
口部13から露出させた状態で栽培することができる。
このため、苗の根を栽培ボット6の外まで成長させるこ
とが可能となり、苗の成長を促進させるこきができる。
とが可能となり、苗の成長を促進させるこきができる。
その上、この苗の移植の際には、上部ボット8の間隔を
広げて配置することも可能となり、これにより隣合う苗
どう°しの接触を予め防止して苗の成長をさらに促進さ
せることもできる。また、ポット部9の縁部に鍔状部l
Oを形成すると共にこの鍔状部IOを介して複数のポッ
ト部9を連結して下部ボット7を構成したので、各上部
ボット8に収容された複数の苗を上部ボットsごと同時
に移植することもでき、かつその移植の際に各下部ボッ
ト7の間隔を広げて各上部ボットに収容されている苗の
間隔を同時に広げることもできる。
広げて配置することも可能となり、これにより隣合う苗
どう°しの接触を予め防止して苗の成長をさらに促進さ
せることもできる。また、ポット部9の縁部に鍔状部l
Oを形成すると共にこの鍔状部IOを介して複数のポッ
ト部9を連結して下部ボット7を構成したので、各上部
ボット8に収容された複数の苗を上部ボットsごと同時
に移植することもでき、かつその移植の際に各下部ボッ
ト7の間隔を広げて各上部ボットに収容されている苗の
間隔を同時に広げることもできる。
次に、この発明の照明装置を適用した完全制御型植物工
場の一実施例を第1図ないし第7図を参照して詳細に説
明する。
場の一実施例を第1図ないし第7図を参照して詳細に説
明する。
この実施例の完全制御型植物工場は、建屋27内が外部
から気密されると共にこの建屋27内の温度、湿度、二
酸化炭素が空調設備によって調節されているものである
。
から気密されると共にこの建屋27内の温度、湿度、二
酸化炭素が空調設備によって調節されているものである
。
この建屋27の外壁28は、コンクリートにポリスチレ
ンフオーム等の断熱材を埋め込んだ構造、または骨材と
して断熱性の高いものを使用した断熱コンクリート構造
、または断熱材サンドイッチ鉄板パネルとされており、
天井29は、鉄板サンドイッチパネル等の断熱体から構
成されている。
ンフオーム等の断熱材を埋め込んだ構造、または骨材と
して断熱性の高いものを使用した断熱コンクリート構造
、または断熱材サンドイッチ鉄板パネルとされており、
天井29は、鉄板サンドイッチパネル等の断熱体から構
成されている。
そして、この建屋27の往30は、鉄骨構造とされたも
のであるか、鉄骨31が屋外側に配置されるように構成
されている。
のであるか、鉄骨31が屋外側に配置されるように構成
されている。
この建屋27においては、その外壁28および天井29
を断熱構造にすると共に熱伝導率の高い鉄骨31を建屋
27の外に位置したことによって、外気温が建屋27内
の温度より著しく低い場合にもその外気温が建屋27内
にほとんど伝わらない。
を断熱構造にすると共に熱伝導率の高い鉄骨31を建屋
27の外に位置したことによって、外気温が建屋27内
の温度より著しく低い場合にもその外気温が建屋27内
にほとんど伝わらない。
このため、外壁28および天井29の内面の温度が建屋
27内の雰囲気温度より著しく低下することがなく、し
たがって、外壁28および天井29に結露が生じること
がない。また、柱30を建屋27の外側に配置したため
、外壁28の内面には突出部がなく、これにより建屋2
7内の空間を有効に利用することができる。
27内の雰囲気温度より著しく低下することがなく、し
たがって、外壁28および天井29に結露が生じること
がない。また、柱30を建屋27の外側に配置したため
、外壁28の内面には突出部がなく、これにより建屋2
7内の空間を有効に利用することができる。
また、上記建屋27の内部は、5つの部屋に区画されて
おり、その出入口32の付近に作業室33が設けられる
と共に、この作業室33の両側に育苗室34が設けられ
、その奥に一対の育成室35が設けられている。
おり、その出入口32の付近に作業室33が設けられる
と共に、この作業室33の両側に育苗室34が設けられ
、その奥に一対の育成室35が設けられている。
作業室33は、この完全制御型植物工場で栽培する植物
の発芽、定植、収穫作業等を行なう部屋であり、その−
角に発芽装置36が設置されている。この作業室33で
は、上記発芽装置36で種子を発芽させると共に発芽し
た苗を育苗用の栽培ベッド4に植設する。そして、植設
された苗は、その後、上記載培ベッド4ごと移動キャス
ター37に載せられ、上記育苗室34へ運ばれる。
の発芽、定植、収穫作業等を行なう部屋であり、その−
角に発芽装置36が設置されている。この作業室33で
は、上記発芽装置36で種子を発芽させると共に発芽し
た苗を育苗用の栽培ベッド4に植設する。そして、植設
された苗は、その後、上記載培ベッド4ごと移動キャス
ター37に載せられ、上記育苗室34へ運ばれる。
育苗室34は、上記発芽装置36で発芽した菌を成育さ
せろ部屋であり、その未38の上には第13図に示すよ
うな櫓39が構築されている。この櫓39は、外壁28
、天井29などと離した状態で構築されたものであって
、上記育苗用の栽培ベッド4を載せる台40が第2図中
の左右方向へ延在するようにして二列並べて設けられた
ものである。上記番台40の上には上記載培ベッド4を
載せて移動させるレール2が敷設されていると共に、第
1図に示すように、番台40の互いに相対する側の端部
上には、各栽培ベッド4に養液を供給する蛇口24が上
記各レール2に沿って複数配設されており、これら各蛇
口24には養液供給管41が連結されている。この養液
供給管4!は、上記床38に設けられたビット42内に
収容された□状態で上記建屋27内の各所に敷設された
ものであって、上記建屋27の外部から供給される養液
を上記各蛇口24に供給するものである。一方、上記番
台40の互いに対向する側の端部には、各栽培ベッド4
の排出管20から流出する養液を受ける樋43が設けら
れている。また、上記レール2上に栽培ベッド4を載せ
る場合、上記移動キャスター37を一方の台40の第2
図中の右側の端部に横付けしてその端部から栽培ベッド
4を載せることとなるが、その場合には、養液を供給す
る蛇口24と同じ側に位置する排出管20だけを閉塞し
た状態にしておく。上記一方の台40の左側の端部には
、上記レール2上を移動してきた栽培ベッド4を隣の台
40のレール2上に載せ換える移載装置44が設けられ
ている。この移載装置44によって上記載培ベッド4を
隣の台40に移載さ仕た場合には、蛇口24の位置が移
載面と逆になるため、閉塞する排出管20も逆にして流
れ方向を変えるようにしなければならないが、このよう
にすると、栽培ベッド4内の各位置での養液供給条件が
平均化されて苗の発育状態が平均化されることとなる。
せろ部屋であり、その未38の上には第13図に示すよ
うな櫓39が構築されている。この櫓39は、外壁28
、天井29などと離した状態で構築されたものであって
、上記育苗用の栽培ベッド4を載せる台40が第2図中
の左右方向へ延在するようにして二列並べて設けられた
ものである。上記番台40の上には上記載培ベッド4を
載せて移動させるレール2が敷設されていると共に、第
1図に示すように、番台40の互いに相対する側の端部
上には、各栽培ベッド4に養液を供給する蛇口24が上
記各レール2に沿って複数配設されており、これら各蛇
口24には養液供給管41が連結されている。この養液
供給管4!は、上記床38に設けられたビット42内に
収容された□状態で上記建屋27内の各所に敷設された
ものであって、上記建屋27の外部から供給される養液
を上記各蛇口24に供給するものである。一方、上記番
台40の互いに対向する側の端部には、各栽培ベッド4
の排出管20から流出する養液を受ける樋43が設けら
れている。また、上記レール2上に栽培ベッド4を載せ
る場合、上記移動キャスター37を一方の台40の第2
図中の右側の端部に横付けしてその端部から栽培ベッド
4を載せることとなるが、その場合には、養液を供給す
る蛇口24と同じ側に位置する排出管20だけを閉塞し
た状態にしておく。上記一方の台40の左側の端部には
、上記レール2上を移動してきた栽培ベッド4を隣の台
40のレール2上に載せ換える移載装置44が設けられ
ている。この移載装置44によって上記載培ベッド4を
隣の台40に移載さ仕た場合には、蛇口24の位置が移
載面と逆になるため、閉塞する排出管20も逆にして流
れ方向を変えるようにしなければならないが、このよう
にすると、栽培ベッド4内の各位置での養液供給条件が
平均化されて苗の発育状態が平均化されることとなる。
そして、この栽培ベッド4は、その後、その台40の右
側の端部まで移動していき、その端部で再度移動キャス
ター37に載せられ、定植作業のために上記作業室33
へ運ばれていくこととなる。そして、この作業室33に
おいて、育苗用の栽培ベッド4に植設されている苗が育
成用の栽培ベッド5に定植され、その栽培ベッド5が移
動キャスター37aに載せられて育成室35へ運ばれる
こととなる。
側の端部まで移動していき、その端部で再度移動キャス
ター37に載せられ、定植作業のために上記作業室33
へ運ばれていくこととなる。そして、この作業室33に
おいて、育苗用の栽培ベッド4に植設されている苗が育
成用の栽培ベッド5に定植され、その栽培ベッド5が移
動キャスター37aに載せられて育成室35へ運ばれる
こととなる。
育成室35は、上記育苗室34と同様に構成されたしの
であるが、育成用の栽培ベッド5が育苗用の栽培ベッド
4よりも大きいため、全体に太きく構成されている。そ
して、この育成室35内において上記育苗室34内で行
った成育方法と同様な方法で苗を成育させ、作物が育成
した後、この作物を栽培ベッド5ごと移動キャスター3
7aに載せて上記作業室33へ運び、この作業室33に
おいて作物を収穫することとなる。
であるが、育成用の栽培ベッド5が育苗用の栽培ベッド
4よりも大きいため、全体に太きく構成されている。そ
して、この育成室35内において上記育苗室34内で行
った成育方法と同様な方法で苗を成育させ、作物が育成
した後、この作物を栽培ベッド5ごと移動キャスター3
7aに載せて上記作業室33へ運び、この作業室33に
おいて作物を収穫することとなる。
次に、この発明の完全制御型植物工場の照明装置につい
て第1図、および第3図ないし第7図を参照して説明す
る。なお、この照明装置は、上記育苗室34と上記育成
室35とに同様なものが設置されているため、ここでは
育苗室34の照明装置を例にとって説明する。
て第1図、および第3図ないし第7図を参照して説明す
る。なお、この照明装置は、上記育苗室34と上記育成
室35とに同様なものが設置されているため、ここでは
育苗室34の照明装置を例にとって説明する。
この照明装置は、取付体45に複数の蛍光灯46および
その上部に配置される複数の反射鏡47を設けると共に
各反射鏡47の間に隙間を設けたものである。上記取付
体45は、ステンレスワイヤなどからなるローブ48に
よって栽培ベッド4上から吊り下げられた状態で上記櫓
39の上部に支持されており、上記ローブ48が滑車4
9を介して電動機50に連結されている。そして、この
電動機50にはスイッチ51が接続され、このスイッチ
51のボタンを押すことによって電動機50を駆動して
上記取付体45を昇降させるようになっている。
その上部に配置される複数の反射鏡47を設けると共に
各反射鏡47の間に隙間を設けたものである。上記取付
体45は、ステンレスワイヤなどからなるローブ48に
よって栽培ベッド4上から吊り下げられた状態で上記櫓
39の上部に支持されており、上記ローブ48が滑車4
9を介して電動機50に連結されている。そして、この
電動機50にはスイッチ51が接続され、このスイッチ
51のボタンを押すことによって電動機50を駆動して
上記取付体45を昇降させるようになっている。
この照明装置においては、光源として蛍光灯46を用い
たことによって、幅広い波長域の連続したスペクトルを
有する光を植物に照射することができ、これによって栽
培可能な品種が増加する。
たことによって、幅広い波長域の連続したスペクトルを
有する光を植物に照射することができ、これによって栽
培可能な品種が増加する。
また、蛍光灯46は発光に伴って放射する熱が少なく、
葉焼けする恐れがないので、光源を植物に近づけること
ができ、これにより必要な照度を得るために消費する電
力が減少する。さらに、発生する熱が少ないため、光源
の発生熱による建屋27内の温度上昇が抑えられ、これ
によって空調のランニングコストが低減する上、光源を
低い位置に配置することによって天井29を低くするこ
とが可能となり、これにより空調すべき空間が縮小して
空調のランニングコストをさらに減少させることができ
る。
葉焼けする恐れがないので、光源を植物に近づけること
ができ、これにより必要な照度を得るために消費する電
力が減少する。さらに、発生する熱が少ないため、光源
の発生熱による建屋27内の温度上昇が抑えられ、これ
によって空調のランニングコストが低減する上、光源を
低い位置に配置することによって天井29を低くするこ
とが可能となり、これにより空調すべき空間が縮小して
空調のランニングコストをさらに減少させることができ
る。
さらに、蛍光灯46および反射鏡47が取り付けられて
いる取付体46を櫓39に昇降自在に支博させたことに
よって、上記栽培ベッド4に植設されている植物の移植
作業等を行なう場合に上記取付体46を上昇さけて作業
性の改善を図ることができ、その上、植物に照射する光
の照度を蛍光灯46の高さを変えることによって制御す
ることもできる。
いる取付体46を櫓39に昇降自在に支博させたことに
よって、上記栽培ベッド4に植設されている植物の移植
作業等を行なう場合に上記取付体46を上昇さけて作業
性の改善を図ることができ、その上、植物に照射する光
の照度を蛍光灯46の高さを変えることによって制御す
ることもできる。
なお、この照明装置では、反射鏡47を第6図に示すよ
うな形状とし、蛍光灯46の上部から放射する光線も全
て下方へ反射させるようにして植物への照射効率を向上
させても良く、このようにした場合には、光合成に必要
な照度を得るために使われる蛍光灯の消費電力を低減す
ることができる。また、第7図に示すように、隣合う蛍
光灯46および反射鏡47の端部を長さ方向にずらして
配置して、空調空気が反射鏡47の隙間を通過するとき
の流体抵抗を減少させるようにしても良く、このように
した場合には、空調空気を効率良く循環させることがで
き、これにより空調のランニングコストを下1デること
かできる。
うな形状とし、蛍光灯46の上部から放射する光線も全
て下方へ反射させるようにして植物への照射効率を向上
させても良く、このようにした場合には、光合成に必要
な照度を得るために使われる蛍光灯の消費電力を低減す
ることができる。また、第7図に示すように、隣合う蛍
光灯46および反射鏡47の端部を長さ方向にずらして
配置して、空調空気が反射鏡47の隙間を通過するとき
の流体抵抗を減少させるようにしても良く、このように
した場合には、空調空気を効率良く循環させることがで
き、これにより空調のランニングコストを下1デること
かできる。
次に、この完全制御型植物工場の空調設備について説明
する。なお、この空調設備は、上記育苗室34と上記育
成室35とに同様なものが設置されているため、ここで
は育苗室34の空調設備を例にとって説明する。
する。なお、この空調設備は、上記育苗室34と上記育
成室35とに同様なものが設置されているため、ここで
は育苗室34の空調設備を例にとって説明する。
この空調設備は、その空調器52が上記各レール2に沿
って二列に並べられた状態で上記櫓39の上に複数取り
付けられると共に、第1図に示すように、各列の各空調
器52が互いに相対して外側に位置するように設けられ
たものであって、各空調器52に熱媒体を流通させる空
調配管53が各空調器52の上部に位置するようにして
上記櫓39の上部に敷設されてなるものである。上記空
調器52は、その吹出口54が外側斜め下方へ向けて設
けられ、その吸込口55が内側へ向けて設けられている
。そして、この空調器52の下方には、上記吹出口54
から吹き出した空調空気をその下方に位置する栽培ベッ
ド4の側方へ導いて、この栽培ベッド4上へ空調空気を
流入させるカーテン56が設けられている。また、上記
空調器52の隣には加湿器57が並設されている。
って二列に並べられた状態で上記櫓39の上に複数取り
付けられると共に、第1図に示すように、各列の各空調
器52が互いに相対して外側に位置するように設けられ
たものであって、各空調器52に熱媒体を流通させる空
調配管53が各空調器52の上部に位置するようにして
上記櫓39の上部に敷設されてなるものである。上記空
調器52は、その吹出口54が外側斜め下方へ向けて設
けられ、その吸込口55が内側へ向けて設けられている
。そして、この空調器52の下方には、上記吹出口54
から吹き出した空調空気をその下方に位置する栽培ベッ
ド4の側方へ導いて、この栽培ベッド4上へ空調空気を
流入させるカーテン56が設けられている。また、上記
空調器52の隣には加湿器57が並設されている。
この空調設備においては、空調器52とこの空調器52
に熱媒体を流通させる空調配管53とを、建屋27内の
床38の上に外壁28、天井29などと離して構築した
櫓39の上部に設けたことによって、空調時に空調配管
52に冷媒を流通させた場合にも、この冷媒の冷熱が外
壁28、天井29などに伝わることはなく、したがって
、外壁28、天井29などが空調設備により冷却されて
結露することがない。
に熱媒体を流通させる空調配管53とを、建屋27内の
床38の上に外壁28、天井29などと離して構築した
櫓39の上部に設けたことによって、空調時に空調配管
52に冷媒を流通させた場合にも、この冷媒の冷熱が外
壁28、天井29などに伝わることはなく、したがって
、外壁28、天井29などが空調設備により冷却されて
結露することがない。
この完全制御型植物工場においては、複数の蛍光灯46
を栽培ベッド4上に並列に配置すると共に各蛍光灯46
の上部に配置された各反射鏡47の間に隙間を設け、か
つ、この反射鏡47の上に配設された一対の空調器52
の各吹出口54を互いに相対する位置にそれぞれ斜め下
方へ向けて設けると共に各吸込口55を対向させて設け
たことによって、吹出口54から吹き出した空調空気が
栽培ベッド4上に側方から吹き込まれ、この空調空気が
蛍光灯46の放射熱を吸収しつつ反射鏡47の間の隙間
を通って上方に流出し、吸込口55に吸い込まれる。し
たがって、植物の周囲の温度が適温に保た・れると共に
蛍光灯46が放射する熱を空調空気が吸収するので、空
調のランニングコストを低く抑えることができる。
を栽培ベッド4上に並列に配置すると共に各蛍光灯46
の上部に配置された各反射鏡47の間に隙間を設け、か
つ、この反射鏡47の上に配設された一対の空調器52
の各吹出口54を互いに相対する位置にそれぞれ斜め下
方へ向けて設けると共に各吸込口55を対向させて設け
たことによって、吹出口54から吹き出した空調空気が
栽培ベッド4上に側方から吹き込まれ、この空調空気が
蛍光灯46の放射熱を吸収しつつ反射鏡47の間の隙間
を通って上方に流出し、吸込口55に吸い込まれる。し
たがって、植物の周囲の温度が適温に保た・れると共に
蛍光灯46が放射する熱を空調空気が吸収するので、空
調のランニングコストを低く抑えることができる。
この完全制御型植物工場によれば、建屋27内を外部と
気密に構成すると共にこの建屋27内の温度、湿度、二
酸化炭素濃度を調節する空調設備を設け、この建屋27
内に植物を栽培する栽培ベッド4.5とその植物に光を
照射する照明装置とを設けたので、植物の周囲の温度、
湿度、二酸化炭素濃度および光合成に必要な光を制御す
ることができると共に植物に必要な養分を植物の成育に
適した成分濃度に調節した養液として与゛えることがで
き、これにより、植物育成環境を植物の成育に最も適し
た状態に制御することができ、かつ植物を無菌に近い状
態で成育させることができる。このため、播種から収穫
までの育成期間を通常の露地栽培と比べて飛躍的に短縮
することができると共に発育状態を良好にして生産性を
向上させることかでき、かつ、栄養価が高く、無農薬で
安全性の高い作物を得ることができる。そして、このよ
うな高品質の作物を季節に拘わらず一年中栽培すること
ができ、しかも作物を計画的に栽培して必要な量だけ収
穫することができる。
気密に構成すると共にこの建屋27内の温度、湿度、二
酸化炭素濃度を調節する空調設備を設け、この建屋27
内に植物を栽培する栽培ベッド4.5とその植物に光を
照射する照明装置とを設けたので、植物の周囲の温度、
湿度、二酸化炭素濃度および光合成に必要な光を制御す
ることができると共に植物に必要な養分を植物の成育に
適した成分濃度に調節した養液として与゛えることがで
き、これにより、植物育成環境を植物の成育に最も適し
た状態に制御することができ、かつ植物を無菌に近い状
態で成育させることができる。このため、播種から収穫
までの育成期間を通常の露地栽培と比べて飛躍的に短縮
することができると共に発育状態を良好にして生産性を
向上させることかでき、かつ、栄養価が高く、無農薬で
安全性の高い作物を得ることができる。そして、このよ
うな高品質の作物を季節に拘わらず一年中栽培すること
ができ、しかも作物を計画的に栽培して必要な量だけ収
穫することができる。
「発明の効果」
この発明の完全制御型植物工場の照明装置jこよれば、
照明装置の光源として蛍光灯を用いたので、幅広い波長
域の連続したスペクトルを有する光を植物に照射するこ
とができ、これによって栽培可能な品種が増加する。ま
た、蛍光灯は発光に伴って放射する熱が少なく、葉焼け
する恐れがないので、光源を植物に近づけることができ
、これにより必要な照度を得るために消費する電力が減
少する。さらに、発生する熱が少ないため、光源の発生
熱による建屋内の温度上昇が抑えられ、これによって空
調のランニングコストが低減する上、光源を低い位置に
配置することによって天井を低くすることが可能となり
、これにより空調すべき空間が縮小して空調のランニン
グコストをさらに減少さ仕ることができる。
照明装置の光源として蛍光灯を用いたので、幅広い波長
域の連続したスペクトルを有する光を植物に照射するこ
とができ、これによって栽培可能な品種が増加する。ま
た、蛍光灯は発光に伴って放射する熱が少なく、葉焼け
する恐れがないので、光源を植物に近づけることができ
、これにより必要な照度を得るために消費する電力が減
少する。さらに、発生する熱が少ないため、光源の発生
熱による建屋内の温度上昇が抑えられ、これによって空
調のランニングコストが低減する上、光源を低い位置に
配置することによって天井を低くすることが可能となり
、これにより空調すべき空間が縮小して空調のランニン
グコストをさらに減少さ仕ることができる。
また、複数の蛍光灯を栽培ベッド上に並列に配置すると
共に各蛍光灯の上部に配置された各反射鏡の間に隙間を
設けたので、栽培ベッド上に側方から吹き込まれる空調
空気が蛍光灯の放射熱を吸収した後に反射鏡の間の隙間
を通って上方に流出し、これにより栽培ベッドに植設さ
れている植物の周囲が適正な温度に保たれると共に空調
空気を効率的に循環させて空調のランニングコストを低
く抑えることができる。
共に各蛍光灯の上部に配置された各反射鏡の間に隙間を
設けたので、栽培ベッド上に側方から吹き込まれる空調
空気が蛍光灯の放射熱を吸収した後に反射鏡の間の隙間
を通って上方に流出し、これにより栽培ベッドに植設さ
れている植物の周囲が適正な温度に保たれると共に空調
空気を効率的に循環させて空調のランニングコストを低
く抑えることができる。
さらに、蛍光灯および反射鏡が取り付けられている取付
体を櫓に昇降自在に支持させたので、栽培ベッドに植設
されている植物の移植作業等を行なう場合に取付体を上
昇させて作業性の改善を図ることができ、その上、植物
に照射する光の照度を蛍光灯の高さを変えることによっ
て制御することらできる。
体を櫓に昇降自在に支持させたので、栽培ベッドに植設
されている植物の移植作業等を行なう場合に取付体を上
昇させて作業性の改善を図ることができ、その上、植物
に照射する光の照度を蛍光灯の高さを変えることによっ
て制御することらできる。
第1図はこの発明の照明装置を適用した完全制御型植物
工場の要部の断面図、第2図は同配置図、第3図は照明
装置の要部の平面図、第4図は照明装置の一部を省略し
た縦断面図、第5図は照明装置の一部を省略した横断面
図、第6図は照明装置の変形例を示す要部の横断面図、
第7図は照明装置の変形例を示す要部の平面図、第8図
は水耕栽培方法を説明する説明図、第9図は栽培ポット
の斜視図、第1O図は植物が栽培ポットに収容された状
態を示す断面図、第11図は育苗用の栽培ベッドの縦断
面図、第12図は同平面図、第13図は栽培ポットの配
置状態を示す要部の平面図、第14図は植物が育苗用の
栽培ベッドに植設された状態を示す縦断面図、第15図
は栽培ポットの間隔を広げた配置状態を示す要部の平面
図、第16図は育成用の栽培ベッドの縦断面図、第17
図は同平面図、第18図は植物が育成用の栽培ベッドに
植設された状態を示す縦断面図である。 4.5・・・・栽培ベッド、 27・・・・建屋、 28・・・・壁(外壁)、 29・・・・天井、 39・・・・櫓、 45・・・・取付体、 46・・・・蛍光灯、 47・・・・反射鏡。
工場の要部の断面図、第2図は同配置図、第3図は照明
装置の要部の平面図、第4図は照明装置の一部を省略し
た縦断面図、第5図は照明装置の一部を省略した横断面
図、第6図は照明装置の変形例を示す要部の横断面図、
第7図は照明装置の変形例を示す要部の平面図、第8図
は水耕栽培方法を説明する説明図、第9図は栽培ポット
の斜視図、第1O図は植物が栽培ポットに収容された状
態を示す断面図、第11図は育苗用の栽培ベッドの縦断
面図、第12図は同平面図、第13図は栽培ポットの配
置状態を示す要部の平面図、第14図は植物が育苗用の
栽培ベッドに植設された状態を示す縦断面図、第15図
は栽培ポットの間隔を広げた配置状態を示す要部の平面
図、第16図は育成用の栽培ベッドの縦断面図、第17
図は同平面図、第18図は植物が育成用の栽培ベッドに
植設された状態を示す縦断面図である。 4.5・・・・栽培ベッド、 27・・・・建屋、 28・・・・壁(外壁)、 29・・・・天井、 39・・・・櫓、 45・・・・取付体、 46・・・・蛍光灯、 47・・・・反射鏡。
Claims (1)
- 外部と気密に構成された建屋内の床の上に壁および天井
と離して櫓を構築してこの櫓に栽培ベッドおよび空調設
備を設けた完全制御型植物工場の照明装置であって、上
記栽培ベッド上に取付体を配置してこの取付体を上記櫓
に昇降自在に支持し、この取付体に複数の蛍光灯を並列
に取り付け、同取付体に複数の反射鏡をそれぞれ各蛍光
灯の上部に配置すると共に各反射鏡の間に隙間を設けた
状態で取り付けてなることを特徴とする完全制御型植物
工場の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5077388A JPH01225420A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 完全制御型植物工場の照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5077388A JPH01225420A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 完全制御型植物工場の照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01225420A true JPH01225420A (ja) | 1989-09-08 |
Family
ID=12868155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5077388A Pending JPH01225420A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 完全制御型植物工場の照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01225420A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006042706A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Shigetaka Kamahara | 植物育成用のfe光源および該fe光源を用いる植物工場 |
-
1988
- 1988-03-04 JP JP5077388A patent/JPH01225420A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006042706A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Shigetaka Kamahara | 植物育成用のfe光源および該fe光源を用いる植物工場 |
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