JPH01224767A - レジストパターン形成方法 - Google Patents

レジストパターン形成方法

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JPH01224767A
JPH01224767A JP63050722A JP5072288A JPH01224767A JP H01224767 A JPH01224767 A JP H01224767A JP 63050722 A JP63050722 A JP 63050722A JP 5072288 A JP5072288 A JP 5072288A JP H01224767 A JPH01224767 A JP H01224767A
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JP
Japan
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resist
light
pattern
shielding plate
alkali
Prior art date
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Pending
Application number
JP63050722A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Odaka
勇 小高
Koichi Wakita
紘一 脇田
Osamu Mikami
修 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH01224767A publication Critical patent/JPH01224767A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レジストパターン形成方法に関するものであ
り、特に、長距離光通信や光センサ等の光源として必要
となる半導体レーザの制作法に関するものである。
〔従来の技術〕
光通信や光センサ等では安定な波長で発振する光源が必
要である。特に光通信に使用するファイバは、伝送速度
に対して波長分散特性を有しているため、変調時におけ
るレーザは単一縦モードで発振することが要求される。
しかし通常のレーザでは変調時に多モード発振するため
問題となる。
従ってファイバ自体の波長分散をなくすことはもとより
、変調時に単一縦モードで発振するレーザが必要となる
。そのため半導体レーザに回折格子を利用したものが提
案され、この代表的なものとして、分布帰還型レーザ(
DFB)や分布反射型レーザ(OBR)がある。分布帰
還型レーザは、本質的に二つの縦モードで発振する可能
性があり、高速な変調時のモードの安定性は、レーザ端
面での回折格子の位相に依存している。これに対して、
中央部での位相がλ/4シフトした回折格子を持つ分布
帰還型レーザは端部の位相に係わりなく安定発振が得ら
れる。回折格子のパターン形成法としては、従来から電
子ビームやレーザ光を使用した方法がある。電子ビーム
露光の場合、回折格子のピッチ及びλ/4位相シフトさ
せるためには試料の方をステップ移動させることによっ
て簡単に行えるが、その精度は、装置性能に大きく依存
する。また、電子ビームで1回に描画できるフィールド
には制限があり、ウェーハ全面を一度描画できないため
、描画に時間を要してしまう問題等からまだ実用的なデ
バイスは実現していない。
一方、レーザ光によるパターン形成方法は、三光束干渉
露光法によって比較的簡単に大面積にわたって一括露光
できる利点がある。またこの方法とプロセス工程を工夫
することによってλ/4位相シフトパターンが実現でき
ることから研究も盛んである。
第3図に文献(1)に示す代表的なポジ・ネガレジスト
を併用したλ/4位相シフトパターン形成例を示す。
(a)は基板(例えばInp)1にネガレジスト(例え
ば環化ゴム系の0MR83等)6を塗布し、プリベーキ
ングを行う。その上にポジレジスト(例えばノボラック
系のMP 1400等)7を塗布し、ブリベーキングを
行う。この場合、両レジストを重ね塗りしてもOMRレ
ジストとMPレジストは互いのまじりが非常に小さい。
(blは上層のポジレジスト部を通常の紫外線(Hgラ
ンプを使用したアライナ等)5で適当な幅のストライプ
状に露光し、現像によって光の当った部分を除去する。
(C)は、上層のポジレジスト7をマスクにして、Hz
 S 04  : Hz Oz系のエツチング液で下層
のネガレジスト6をエツチングする。Td)は上層のポ
ジレジスト部を除去(例えば0□のドライエツチング)
し、再度全面にポジレジスト7を塗布する。
(e)は三光束干渉露光(例えばHe−Cdレーザ等)
4を行うことによって周期的に露光されアルカリ可溶層
2′が形成される。この場合下層であるネガレジスト6
も一括露光される。(f)は露光されたポジレジスト7
を現像したものである。この場合ネガレジスト6はポジ
レジストの現像液には反応しない。(glは(flによ
って現像されたポジレジスト部をマスクとして基板1で
あるInPt−飽和臭素水(HB r : Hz O)
等でエツチングしてポジレジスト部の回折格子を制作す
る。
(h)は(g)のエツチング後にポジレジスト7を除去
し、その後にネガレジスト6を現像する。この場合(e
)の露光工程によって光の照射れた部分7′は現像され
ない。すなわちポジレジスト7が残っていた部分が現像
される。(1)はネガレジスト6をマスクとして(gl
と同様に飽和臭素水でエツチングし、ネガレジストを除
去すればネガレジスト6の端部においてλ/4位相シフ
トした回折格子が形成できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、露光、現像、エツチング等のプロセスを繰り返
えすことにより実現しているため非常に複雑なプロセス
工程を持つ欠点があった。
また、この他文献(2)、(3)に同様な位相シフトパ
ターン形成法が報告されている。しかしこれらの何れの
方法も文献(2)ではポジレジストとの重ね塗りによる
影響を防止するための中間層の形成が必要、文献(3)
では位相シフトさせるための専用の位相マスクを製作す
る等プロセス工程が複雑であり、これらの複雑な工程に
もかかわらずシフト部の遷移領域が広がってしまう欠点
があった。
文献(1)   K、UTAKAetaC,Elect
ron、Lett、、20゜pp1008〜1010 
(1984)文献(2)   M、0KAI et  
al、、 Eletron、 t、ett、+23゜p
p370〜371 (1987) 文献(3)   M、5HIRASAKI et a 
E 、Tech、digest of100C−ECO
C85,pp25〜28(1985)〔課題を解決する
ための手段〕 本発明は、半導体レーザにおける回折格子を製作するに
当り、画像反転可能なポジ型レジストを単層に形成した
のみで、回折格子の位相を簡単にλ/4シフトさせるこ
とを可能としたものである。
この結果、安定な発振を有する半導体レーザを提供する
ものである。
本発明は、画像反転が可能なポジ型レジスト単層膜で形
成し、そのレジスト表面上の一部を露光させない遮光板
で覆うのみで、その遮光板を境にλ/4位相シフトパタ
ーン形成を可能にすることを特徴とするものである。従
って、従来技術のように複数のレジストの使用による複
雑なプロセス工程や専用の位相マスクの製作等が省ける
ため、生産性や再現性に優れた方法である。
〔実施例の説明〕
以下に本発明をさらに詳しく説明するための画像反転の
概念について述べる。
第1図は画像反転が可能なポジ型レジストを使用した反
転パターン形成例である。
(a)は、基板(TnPなど)1に画像反転が可能なポ
ジ型レジスト(ヘキストジャバン製AZ5200シリー
ズ)2を塗布し、プリベーク(ホットプレート上で90
℃、5分)する。
次に紫外線(例えばHg灯)5によって通常の露光(例
えばLSIで使用しているステッパ、アライナ等)を行
う。この結果、光の照射された部分は光によって分解し
アルカリ可溶層2′に変化する。
(′b)は、画像反転させるためのりバーサルベーク工
程である。このベーク処理条件の最適化(例えばホット
プレート上で〜110°c、  3〜5分)を図れば、
(a)の工程において光が照射された部分がアルカリ水
溶液にとけにくい不′溶化層2″ となり、また光が照
射されなかった部分には何ら問題を起′さずに反転パタ
ーンが可能となる。
(C)は紫外線5によってレジスト全面を照射する工程
である。この工程は、反転パターンを得るためには基本
的に必ずしも必要としないが、この後行う現像において
高濃度の現像液を用いる必要があり、またスカム発生の
可能性がある。したがって通常は採用することによって
スカムのないパターンが形成できる。なおこの照射によ
って、不溶化N2“は何ら影響を受けず、(a)におけ
る未露光部がアルカリ可溶N2′となる。
(d)は、現像を行った結果で、(a)の露光によって
光の照射された部分が最終的に残り、ポジーネガ反転パ
ターンが形成できる。
以上が基本的な画像反転パターンを形成する工程である
。次に、この基本原理を用いてλ/4位相シフトパター
ンを得るための実施例について述べる。第2図は本発明
によるパターン形成例である。
(alは、基板(例えばInP)1に画像反転可能なポ
ジ型レジスト2を塗布しプリベークを行う。
次に位相シフト領域を作るため露光させないレジスト面
に遮光板3を配置する。露光は、大きい面積で一括露光
が可能な三光束干渉露光(He−Cdレーザ等)4によ
って行う。
この結果、光の照射された部分がアリカル可溶層2′と
なる。
(b)はリバーサルベークであり、温度を加える(例え
ば〜110℃、3〜5分)ことによって、アルカリ可溶
層2′がアルカリ不溶化層2″に変わる。なお遮光板3
のある領域については何ら変化を生じない。またこの工
程においては、基板1を露光装着に装楊した状態でも行
える。すなわち基板1を固定するための治具自体をホッ
トプレートとして使用できる構造としておくか、又はレ
ジストの表面を赤外線ランプで加熱(赤外線はレジスト
を感光させない)することによって可能である。
またこの場合でも遮光板3を取り去る必要はない。
(C)は現像後のスカムを低減させるための全面露光工
程であり、紫外線(例えばHg灯)5を照射することに
よって(a)の工程で露光されなかった未露光部をアル
カリ可溶層2′にしている。また紫外線5の変わりに三
光束干渉露光で用いたHe−Cdレーザ光のうち、一方
の光路を遮断すれば、光の干渉がなくなりもう一方の光
路で基板全面に照射することが可能となる。
fdlは遮光板3を取り去り、その後に再度三光束干渉
露光4によってパターン形成したものである。
この結果、今まで遮光板3のあった部分が(a)と同等
の露光量によって露光され、光の照射された部分がアリ
カリ可溶層2′となる。
なお、この露光では、基板1及び露光装置(光学系)等
はいっさいいしくる必要がないため、(alの状態とま
ったく同じ位置に再現性よく (遮光板のない部分は2
重露光)パターン形成ができ、回折周期長の揃った露光
が可能である。
telは現像を行った結果で、1回の現像工程で遮光板
3のエツジ部分を境界にしてλ/4位相シフトしたパタ
ーンが形成できる。
(f)は(e)のレジストをマスクに基板lをエツチン
グした結果である。
なお、このプロセス工程において、遮光板3に適当な間
隔で窓を設けておけば、その間隔毎にλ/4位相シフト
したパターンが形成できることはいうまでもない。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明は基板上に画像反転可能な
ポジ型レジストを単層膜で形成し、そのレジスト表面の
一部に露光しない遮光板を設けるだけで、その遮光板を
境界にしてλ/4の位相シフトパターンが形成できるも
のである。
また、本プロセス工程では、レジストの現像段階まで、
いっさい基板の取りはずしなしで行えるため、再現性に
優れたパターン形成が可能である。
さらにプロセス工程が簡単であるため、生産性に優れ、
特性のよい通信用半導体レーザが提供できるものである
【図面の簡単な説明】
第1図(a) (bl (C1(dlは、本発明に係る
基本プロセスの概念工程図である。 第2図(al〜(f)は、本発明によるλ/4位相シフ
トを得るための工程図である。 第3図(al〜(11は、従来のポジ・ネガレジストを
使用したλ/4位相シフトパターン形成例である。 1・・・基板、2・・・ポジ型レジスト、2′・・・ア
ルカリ可溶層、2−・・不溶化層、3・・・遮光板、4
・・・三光束干渉露光、5・・・紫外線、6・・・ネガ
レジスト、7・・・ポジレジスト 特許出願人  日本電信電話株式会社 代理人 弁理士 玉 蟲 久五部 (外2名) ++JJ+lJJ+Jl!J−5 本発明に係る基本プロセスの概念工程図画  1  図 一 兄 、:、         。       、−認−−
−朝 トス−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ウェーハ上に塗布した画像反転可能な単層レジスト
    膜上に位相シフトパターンを形成することを特徴とする
    レジストパターン形成方法。 2、上記ウェーハ上に塗布した上記画像反転可能な単層
    レジスト膜上にパターン形成する露光工程において、露
    光しない領域を設けるための遮光板を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のレジストパターン形
    成方法。 3、上記ウェーハ上に塗布した上記画像反転可能な単層
    レジスト膜上において上記遮光板を取り除いた後に、上
    記パターン形成する露光を再度行うことを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載のレジストパターン形成方法。 4、上記2回の露光において、上記遮光板を有した領域
    と上記遮光板の無い領域を境にして、位相シフトパター
    ンが形成できることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のレジストパターン形成方法。
JP63050722A 1988-03-04 1988-03-04 レジストパターン形成方法 Pending JPH01224767A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH043485A (ja) * 1990-04-19 1992-01-08 Mitsubishi Electric Corp λ/4シフト回折格子の製造方法
JPH06310806A (ja) * 1993-04-21 1994-11-04 Nec Corp 半導体レーザおよびその製造方法
US5368992A (en) * 1992-04-23 1994-11-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of producing diffraction grating

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