JPH0122407Y2 - - Google Patents

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JPH0122407Y2
JPH0122407Y2 JP1982117014U JP11701482U JPH0122407Y2 JP H0122407 Y2 JPH0122407 Y2 JP H0122407Y2 JP 1982117014 U JP1982117014 U JP 1982117014U JP 11701482 U JP11701482 U JP 11701482U JP H0122407 Y2 JPH0122407 Y2 JP H0122407Y2
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perforated plate
plate
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perforated
bottom plate
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JP1982117014U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はホツパーの底部に被せた繰出箱の傾斜
底板に目皿を添わせて回転させ、種子を目皿のセ
ル孔に入れて繰出す構成における目皿の改良に関
するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、目皿式播種機に関する技術は公知と
されているのである。
例えば実公昭39−14988号公報の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし従来の技術においては、目皿の下面にそ
の中央部から周縁に至る突条のみが設けられ、該
周縁に至る直径方向の突条によりセル孔の周囲の
隔離壁としているので、石臼における溝と同じよ
うな役目を突条が果たして目皿の回転が重くなつ
たり、種子を目皿の下面に噛み込んで摺り潰し、
無駄にしてしまうなどの不具合いが発生していた
のである。
本考案はこのような点を改善する目皿を提供す
るものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
繰出箱3の傾斜底板6上に目皿22を添わせて
回転可能に枢支し、該目皿22に貫通開口したセ
ル孔23…が、目皿22の回転において傾斜底板
6の落下口24上を通過すべく配置し、該目皿2
2の下面の中央部を盛上げてボス30となし、こ
のボス30から周縁に至る径方向の突条31,3
1と、各セル孔23…下縁を囲むリング32…を
一体的に突設し、傾斜底板6に設けたゴミ抜き孔
7にゴミを導く突条31とリング32の突設厚さ
を、ボス30の盛上り分に等しくし、ボス30よ
り外側の目皿22の底面と繰出箱の底板6との間
に間隙Cを構成したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図・第2図において、1は種子を入れるホ
ツパーで、底部の周囲を下方へ至るに従つて絞つ
て底口2を一杯に開口させている。
3は種子の繰出箱で、ホツパー1の底部に斜め
の姿勢に被せ、かなりの深さを有する側板4を半
円筒形の湾曲面と直伸面をもつて断面U字形に作
り、側板の前端に蓋板5を着脱自在に取付けて内
部を点検する。
6は繰出箱3の傾斜底板で、約30゜で前上り
(右上り)の姿勢に傾斜させ、半円形と長方形を
合せた形状とし箱底を一杯に塞ぎ、中央部と周縁
部に数個のゴミ抜き孔7…をあけ、半円部の下側
に補強板8を添わせてビスで固定し、この底板6
から出る脚片9,9を播種機のフレーム(図示な
し)に取付ける。
なお数台の播種機をツールバーに取付け、この
ツールバーをトラクターに装着されたロータリ機
の後側に連結する。
繰出箱3の底部に半円形の中底10を設ける。
この中底10は底板6の半円部に対して若干の間
隔を隔てて平行に配置し、半円部の直径線を越え
た所に仕切板11を一体に有し、仕切板11はホ
ツパー1の前側面添いに斜めに起上つたのち少し
屈曲している。
繰出箱3の側板4は湾曲部と仕切板11でホツ
パー1の底部を抱持し、仕切板とホツパーの前側
面をボルト12で締付け、ホツパー1に対して繰
出箱3を斜めの姿勢に結合する。
13は繰出箱3の傾斜底板6に設けた軸受で、
これに挿通した作動軸14で播種機の接地駆動輪
から傘歯車(共に図示なし)を介して目皿22を
回転させる。
15は中底10に設けた種子の導入口で、中底
の最も低い個所即ち半円面の周縁の中央部をかな
り大きな半円形に切抜いて作る。
16は種子の導入口15を開閉する扇形のシヤ
ツターで、中底10に載せてその中心に枢着し、
周縁に設けた誘導板17をシヤツター幅の約2倍
の長さにして繰出箱3の湾曲側板に添わせ、誘導
板の真ん中に通したボルト18を湾曲側面に切つ
た長孔に通して蝶ナツト19を螺合し、シヤツタ
ー16を適宜に動かして種子の導入口15を全
開・半開又は閉塞する。
20は導入口15の真下にて繰出箱3の湾曲周
面にあけた窓孔で、透明板21を張つて内部を透
視できるようにし、この透明板21をはずして種
子の残量を取出す。
22は繰出箱3に納めたで、その湾曲側面に装
着する直径の円板に構成し、周縁に下拡がりのセ
ル孔23…を一定のピツチに穿つて、該セル孔2
3に種子を受入れ、中心の角孔を作動軸14の頂
端に固定して繰出箱3の底板6に添わせ、接地駆
動輪を動力源として矢印Aに示す反時計方向(第
2図)に回転させる。
24は繰出箱3の傾斜底板6に設けた種子の落
下口で、導入口15の反対側、即ち底板の最も高
い個所の中央部に大きく扇形に切抜き、この落下
口に向つて底板6の下面に漏斗25を取付ける。
目皿22に開口したセル孔23は該落下口24の
上を通過すべく貫通開口している。
26は可撓材料製の制御片で、導入口15をほ
ぼ塞ぐ寸法に作つてその下側に納め、目皿22の
回転方向の後側にて中底10の下面に取付け、斜
めの姿勢で目皿22の回転方向側へ延ばしてその
上面を接近させる。
27は目皿22の上面に添わせた細長いブラシ
で、種子の導入口15と落下口24を分ける対角
線の全長に設け、仕切板11に対して斜めに延び
る吊持板28に取付け、これの折曲片29と仕切
板11をボルト12で締付けてブラシ27を所定
の位置に保持する。
本考案の一実施例はこのような目皿式播種機に
おいて、第1〜3図に示す如く目皿22の下面の
中央部を盛上げてボス30となし、このボスから
周縁に至る直径方向の突条31,31と各セル孔
23下縁を囲むリング32…を一体に設け、突条
31とリング32の厚さをボス30の盛上り分に
等しくし、ボス30を繰出箱の底板6に添わせて
間隙Cができるようにしたものである。
(ヘ) 考案の作用 本考案に係る目皿式播種機の一例は以上の構成
からなり、ホツパー内の種子は底口2を出て中底
10の上面に溜り、この種子は中底の最低個所に
あけた導入口15を通り抜けて制御片26をすべ
り、目皿22の左端に載つてセル孔23…に入
る。ここにセル孔23…を1列にあけた目皿22
は、小麦と大麦用で種子はセル孔に5〜6粒ずつ
入り、大豆とトウモロコシ用の目皿はセル孔を2
列にあけて種子を各セル孔に1粒ずつ入れる。
播種機が進行すると目皿22は矢印Aの方向に
回転し、上面に載る種子とセル孔23…に入つた
種子を右方へ運び、上面の種子はブラシ27を掻
き落とされ、セル孔23に入つた定量の種子だけ
がブラシを通過し、セル孔が落下口24に向うと
定量種子はその中へ落ちて漏斗25に入り、導管
(図示なし)を経て地面に吐出される。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、傾斜底板6が傾斜しており、この上に
載置した目皿22も傾斜状態に配置されている場
合には、底板6と目皿22の間に特に種子やごみ
や粉剤が噛み込まれ易いので、従来の技術の如
く、目皿の下面全面に多数の突条を放射状に設
け、該突条によりセル孔の周囲の隔離壁とした構
成では、種子の噛み込みによる無駄が多くて困つ
ていたのである。
これに対して本考案の場合には、突条31は最
低本数として、その他のセル孔23を隔離する突
部はリング32に構成したので、リング32の円
弧部に押されて種子は逃げることが出来るので、
底板6と目皿22が傾斜配置された目皿式播種機
でありながら、噛み込みの可能性が少なくなつた
のである。
第2に、従来のように多数の突条を設けた場合
には、これが全面で底板6と接触しているので、
目皿の回転に大きな負荷が発生するのであるが、
本考案の如く、数本の周縁に至る直径方向の突条
31,31と、中央のボス30と、セル孔23を
囲むリング32の部分のみが底板6に接触回転す
るのであるから、従来の目皿に比較して軽く回転
させることが出来たものである。
第3に、周縁に至る直径方向の突条31,31
により、間隙C内のごみや塵や粉剤を集めること
ができ、ゴミ抜き孔7…の部分でこれらを落下さ
せるので、目皿22の下にゴミや塵や粉剤を次々
と噛み込んでこれが堆積し、目皿22が浮き上が
ることがなくなつたものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は実施例を備える繰出箱の縦断面図、第2図は第
1図のB−B断面図、第3図は実施例の下面図で
ある。 3……繰出箱、6……傾斜底板、22……目
皿、23……セル孔、31……突条、32……リ
ング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 繰出箱3の傾斜底板6上に目皿22を添わせて
    回転可能に枢支し、該目皿22に貫通開口したセ
    ル孔23…が、目皿22の回転において傾斜底板
    6の落下口24上を通過すべく配置し、該目皿2
    2の下面の中央部を盛上げてボス30となし、こ
    のボス30から周縁に至る径方向の突条31,3
    1と、各セル孔23…下縁を囲むリング32…を
    一体的に突設し、傾斜底板6に設けたゴミ抜き孔
    7にゴミを導く突条31とリング32の突設厚さ
    を、ボス30の盛上り分に等しくし、ボス30よ
    り外側の目皿22の底面と繰出箱の底板6との間
    に間隙Cを構成したことを特徴とする目皿式播種
    機の目皿。
JP11701482U 1982-07-31 1982-07-31 目皿式播種機の目皿 Granted JPS5921823U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11701482U JPS5921823U (ja) 1982-07-31 1982-07-31 目皿式播種機の目皿

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11701482U JPS5921823U (ja) 1982-07-31 1982-07-31 目皿式播種機の目皿

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5921823U JPS5921823U (ja) 1984-02-09
JPH0122407Y2 true JPH0122407Y2 (ja) 1989-07-04

Family

ID=30269527

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JP11701482U Granted JPS5921823U (ja) 1982-07-31 1982-07-31 目皿式播種機の目皿

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