JPH01223321A - 2分力・1モーメント検出装置 - Google Patents

2分力・1モーメント検出装置

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JPH01223321A
JPH01223321A JP63050343A JP5034388A JPH01223321A JP H01223321 A JPH01223321 A JP H01223321A JP 63050343 A JP63050343 A JP 63050343A JP 5034388 A JP5034388 A JP 5034388A JP H01223321 A JPH01223321 A JP H01223321A
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JP63050343A
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Zenzaburo Tofuji
東藤 善三郎
Shuichi Nojima
秀一 野島
Mamoru Sekine
関根 守
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Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
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Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はひずみゲージ式荷重変換器の分野に属し、特に
2分力と1モーメントを同時に検出できる検出装置に係
る。
[従来の技術] ひずみゲージ式荷重変換器は重量や力やトルクをひずみ
ゲージを用いて電気的出力に変換するものであるが、自
動車の衝撃吸収特性の測定やロボットの作動特性の測定
等には方向の異なる力やトルクを同時に測定する変換器
が用いられることが多い。
従来から、2分力と1モーメントを同時に検出する装置
としては第6図(平面図)、第7図(正面図)、及び第
8図(Z−Z矢視断面図)に示される装置が用いられて
いる。
この2分力・lモーメント検出装置は、負荷受は部51
と、該負荷受は部51の両側をそれぞれ2本づつで支持
する4本の起歪柱52と、各起歪柱52の他端を支持す
る座体部53とを一体で構成し、各起歪柱52の各側面
にひずみゲージ(図示せず)を接着したものであり、第
7図に示すように、負荷受は部51に対して2分力Fx
 、Fzと1モ一メントMyが作用した場合に、起歪柱
52に生じるひずみをひずみゲージにより電気的出力に
変換して検出し、Fx 、Fz 、M31を測定するこ
とを可能にする。尚、負荷受は部51には測定対象とな
る可動部に対する連結用部材がネジ孔51aを用いて固
定される。
ここに、座体部53は負荷受は部51を囲む枠体として
形成されており、装置全体は座体部53の適当な位置に
孔を穿設しておき、固定基盤にネジ止め固定する等の固
定手段により設置される。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このタイプの2分力・lモーメント検出装置
においては、座体部53が起歪柱52の固定端としての
役割を果たすため、座体部53が高い剛性を有していな
ければ測定データの直線性や負荷を除去した際の零戻り
特性が悪くなり、精度の良い測定ができなくなる。
この点に関して、前記の従来装置における座体部53は
枠状に形成されているが剛性が低く、ネジ止め等により
固定基盤に固定しても負荷受は部51に負荷がかかると
僅かであるが変形し、測定結果について直線性や零戻り
特性の悪化を生じさせる欠点がある。
一方、この影響は、座体部53である枠体の厚さや幅を
大きく設計したり、全体の固定設置条件を強固にして高
剛性化を図ることにより抑制できるが、そのために装置
が大型化するという問題を生じる。
そこで1本発明は、座体部の剛性を高めることにより起
歪柱の固定端条件をより完全にして、小型で高精度の測
定を可能にする2分力・lモーメント検出装置を提供す
ることを目的として創作された。
[課題を解決するための手段] 本発明は、負荷受は部と、該負荷受は部の両側をそれぞ
れ2本づつで支持する4本の起歪柱と、各起歪柱の他端
を支持する座体部とを一体で構成し、各起歪柱の側面に
ひずみゲージを接着した2分力・lモーメント検出装置
において、座体部をコ字状に形成すると共に、その両側
壁部分の間で負荷受は部を起歪柱により支持したものに
係る。
また、コ字状に形成された座体部の底板部分における各
起歪柱との対向領域に孔を形成することにより、各起歪
柱における前記孔側の側面にひずみゲージを接着するこ
とが容易になる。
[作用コ 本発明の2分力・lモーメント検出装置では、座体部を
側壁部分と底板部分とからなるコ字状の一体構造とした
ため、起歪柱の固定端となる側壁部分の剛性が高くなる
。この結果、負荷受は部に負荷がかかった場合における
座体部の変形は極めて少なくなり、起歪柱の固定端条件
が理想化されて、負荷に対応した起歪柱のひずみの直線
性が良好になると共に、負荷が除去されたときの零戻り
特性も優れたものになる。
また、側壁部分が、その厚みや幅が小さくとも十分な剛
性を有すること、また、従来の装置のように座体部を枠
体として負荷受は部を囲む形状にする必要がないことか
ら、装置全体を小型化することができる。
一方、本発明では、座体部をコ字状にしたため、その底
板部分の存在により起歪柱の底板部分側の面にひずみゲ
ージを接着することが困難になるが、底板部分における
各起歪柱との対向置載に形成された孔が底面側からひず
みゲージを接着することを可能にするため、ひずみゲー
ジの位置決めや接着が通常の場合と同様に実施できる。
[実施例] 以下、第1図から第5図を用いて本発明の詳細な説明す
る。
第1図、第2図、及び第3図はそれぞれ2分力・lモー
メント検出装置の平面図、x−X矢視断面図、及びY−
Y矢視断面図であり、1は負荷受は部、2は横断面が方
形の起歪柱、3は座体部(3aは座体部の側壁部分、3
bは座体部の底板部分)であり、これらは一体構造で形
成されている。また、起歪柱2は座体部3の溝において
負荷受は部lの両側と座体部3の両側壁部分3aとをそ
れでれ2木づつ計4本で連結して負荷受は部1を支持し
ているが、各起歪柱2の4側面には剪断力を検出するひ
ずみゲージ4が接着されている。
更に、座体部3の底板部分3bにおける各起歪柱2との
対向領域には孔5が形成されている。この孔5は起歪柱
2における座体部3の底板部分3b側の側面にひずみゲ
ージ4を接着する場合に、その側面と底板部分3bとの
間隔が狭いと、位置決めや接着作業が困難になるため、
その孔5を通じて座体部3の底面側から接着を行うこと
ができるようにするものである。
この実施例装置は測定対象となる可動部との連結部材(
図示せず)を負荷受は部lに形成されているネジ孔6に
より取付け、同可動体から負荷受は部lに作用する力と
トルクを検出するものであるが、第2図に示される2軸
方向の力FxとFz、及びトルクMyを同時に検出する
ことができる。
即ち、Fx、Fz、Myを検出するひずみゲージ4はそ
れぞれ計8個で構成され、電気的には第4図に示すよう
なブリッジ回路として組まれ、ひずみ測定器に接続され
て起歪柱2のひずみに対応するブリッジ出力がFx 、
 Fz 。
Myに対応するデータとして測定される。尚、ここに、
C,Tはそれぞれ、Fx 、 Fz 、 Myが第2図
に示した矢印の方向に作用している場合にそれでれ圧縮
方向、伸張方向を検出することになるゲージを示してい
る。
本実施例装置と前記の従来技術における装置との精度を
比較するために、それぞれ同一規格のひずみゲージな起
歪柱2,52に接着し、同一のひずみ測定器を用いて同
等の負荷(Fx。
Fz 、 My )を負荷受は部1.51にかける非直
線性測定試験を行った。尚、図示されていないが、起歪
柱2,52の横断面形状は両者とも同一寸法である。
この測定結果は、Fxについては第1表、Fzについて
は第2表、Myについては第3表に示すようなデータが
得られ、またそれらの定性的傾向は第5図に示すような
関係になった。
即ち1本実施例装置は、何れの種類の負荷に対しても従
来装置よりその非直線性が小さく、また零戻り特性につ
いても優れていることが実証された。
また、本実施例装置の平面形状の最大寸法が従来装置の
%の大きさになり、更に容積の点でも従来装置の約70
%と小さくなっていることから1本実施例装置は従来装
置に比較して遥かに小型化されている。
尚1図面には表されていないが、応力集中を防止するた
めに、起歪柱2と負荷受は部lや座体部3の側壁部分3
aとの連結部分の隅角等をアール形成することが望まし
く1本実施例装置においてもその手段を適用した。
また1本実施例では2分力・lモーメントを検出するの
に剪断ひずみ検出用のひずみゲージを貼着したが、曲げ
ひずみ検出用のひずみゲージや曲げひずみ・剪断ひずみ
検出用のひずみゲージを適用してもかまわない。
[発明の効果] 本発明は以上のように構成されているため、次のような
効果を奏する。
2分力・lモーメント検出装置において、座体部をコ字
状に形成し、その側壁部分の間で負荷受は部を起歪柱に
より支持した構造を採用したことにより、座体部を高剛
性化でき、小型でありながら、直線性と零戻り特性に優
れ、高精度の測定が可能になる検出装置を構成すること
ができる。
また、座体部の底板部分に右ける起歪柱との対向領域に
孔を形成したことにより、起歪柱の下面側にひずみゲー
ジを高い位置精度で接着することを容易にし、装置の精
度を更に向上させることを可能にする。
第1表 第2表 第3表
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例装置の平面図、第2図は同断面図(平面
図におけるx−X矢視断面)、第3図は同断面図(平面
図におけるY−Y矢視断面)、第4図はゲージブリッジ
の電気回路図、第5図は横軸に負荷を、縦軸に出方(ひ
ずみ)をとり、実施例装置と従来装置の非直線性の定性
的傾向を示したグラフ、第6図は従来装置の平面図、第
7図は同正面図、第8図は同断面図(第6図におけるz
−2矢視断面)である。 1・・・負荷受は部 2・・・起歪柱 3・1座体部3
 a −−−側壁部分 3b−軸底板部分第4図 第5図 出力(to−’ひずみ) 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)負荷受け部と、該負荷受け部の両側をそれぞれ2
    本づつで支持する4本の起歪柱と、各起歪柱の他端を支
    持する座体部とを一体で構成し、各起歪柱の側面にひず
    みゲージを接着した2分力・1モーメント検出装置にお
    いて、 座体部をコ字状に形成すると共に、その両側壁部分の間
    で負荷受け部を起歪柱により支持したことを特徴とする
    2分力・1モーメント検出装置。
  2. (2)座体部の底板部分における各起歪柱との対向領域
    に孔を形成した請求項(1)の2分力・1モーメント検
    出装置。
JP63050343A 1988-03-03 1988-03-03 2分力・1モーメント検出装置 Expired - Fee Related JP2604692B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019239938A1 (ja) * 2018-06-14 2019-12-19 新東工業株式会社 起歪体、起歪体の製造方法、及び物理量測定センサ

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