JPH01223207A - 除雪機に於ける投雪シューター駆動機構 - Google Patents
除雪機に於ける投雪シューター駆動機構Info
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- JPH01223207A JPH01223207A JP4919088A JP4919088A JPH01223207A JP H01223207 A JPH01223207 A JP H01223207A JP 4919088 A JP4919088 A JP 4919088A JP 4919088 A JP4919088 A JP 4919088A JP H01223207 A JPH01223207 A JP H01223207A
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- blower
- lever
- engine
- rotation
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- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は除雪機に関し、特に投雪方向を決定する投雪シ
ュータ−の駆動機構に関するものである。
ュータ−の駆動機構に関するものである。
除雪機は、道路上等に降り積もって、交通等の妨げとな
っている雪を除去するものである。そして、この除雪機
としては、種々構造のものが開発されているが、一般家
庭等に於いて使用される部品型の除雪機は、例えば特開
昭62−194307号公報等に示すように、クローラ
によって走行するエンジン搭載の本体と、この本体の前
部に装着された除雪作業部とによって構成されている。 ここで、係る除雪作業部としては、螺旋状に形成されて
本体の前部にその進行方向に対して直交するように軸架
され、外周前端が下方へ回転することによりその螺旋作
用により雪を砕いて掻き寄せるオーガと、このオーガに
よって掻き寄せた雪を投雪するブロアとによって構成さ
れている。ここで、前記オーガはその前方のみを開口し
た状態のオーガカバーによって取り囲まれており、また
前記ブロアはその一部に排雪口を有する円筒状のブロア
カバーによって覆われている。そして、プロアカバーに
設けられている排雪口には、上方向に湾曲して延在する
投雪シューターが回動自在に装着されて、排雪口から投
げ出される雪を案内することにより、投雪方向を決定し
ている。 ここで、除雪作業の開始に際しては、除雪した雷を捨て
る雪捨基との関係において投雪方向を設定しなければな
らず、また除雪作業中においても雪捨基と除雪機の位置
関係の変化あるいは雪捨基の変更等に際して、投雪方向
の調整が随時必要になる。 この為に、従来一般に使用されている除雪機においては
、回動自在に装着されている投雪シュータ−の下端部分
に鍔を設け、この鍔の少な(とも一部に形成されている
歯部にウオームギアを噛み合わせている。そして、この
ウオームギアを除雪機のハンドル部分に設けられている
クランクハンドルに連結することにより、このクランク
ハンドルの回転操作によって投雪シェーク−を回動させ
て、投雪方向の調整が行えるようにしている。 (発明が解決しようとする課題点] しかしながら、係る上記構成による除雪機に於ける投雪
シューター駆動機構においては、手動操作によってクラ
ンクハンドルを回転させなければ成らないことから、そ
の操作が極めて煩雑なものとなり、特にクランクハンド
ルの回転操作を比較的軽く行うためには、投雪シュータ
−に設けられている鍔に形成されている歯部とウオーム
ギアとの結合比率を大きく設定しなければならず、これ
に伴って必要とするクランクハンドルの回転操作量も多
くなってしまうことになる。また、除雪作業中における
投雪方向の変更に際しては、進行方向および進行速度等
の各種運転操作に平行してクランクハンドルを回転操作
しなければならず、その操作は更に煩雑なものとなって
しまう等の問題点を有している。 従って、本発明による除雪機に於ける投雪シュータ−駆
動機構は、ワンタッチ操作によって、投雪シュータ−の
回転制御を行うことが出来る除雪機に於ける投雪シュー
ター駆動機構を提供することを目的とするものである。
っている雪を除去するものである。そして、この除雪機
としては、種々構造のものが開発されているが、一般家
庭等に於いて使用される部品型の除雪機は、例えば特開
昭62−194307号公報等に示すように、クローラ
によって走行するエンジン搭載の本体と、この本体の前
部に装着された除雪作業部とによって構成されている。 ここで、係る除雪作業部としては、螺旋状に形成されて
本体の前部にその進行方向に対して直交するように軸架
され、外周前端が下方へ回転することによりその螺旋作
用により雪を砕いて掻き寄せるオーガと、このオーガに
よって掻き寄せた雪を投雪するブロアとによって構成さ
れている。ここで、前記オーガはその前方のみを開口し
た状態のオーガカバーによって取り囲まれており、また
前記ブロアはその一部に排雪口を有する円筒状のブロア
カバーによって覆われている。そして、プロアカバーに
設けられている排雪口には、上方向に湾曲して延在する
投雪シューターが回動自在に装着されて、排雪口から投
げ出される雪を案内することにより、投雪方向を決定し
ている。 ここで、除雪作業の開始に際しては、除雪した雷を捨て
る雪捨基との関係において投雪方向を設定しなければな
らず、また除雪作業中においても雪捨基と除雪機の位置
関係の変化あるいは雪捨基の変更等に際して、投雪方向
の調整が随時必要になる。 この為に、従来一般に使用されている除雪機においては
、回動自在に装着されている投雪シュータ−の下端部分
に鍔を設け、この鍔の少な(とも一部に形成されている
歯部にウオームギアを噛み合わせている。そして、この
ウオームギアを除雪機のハンドル部分に設けられている
クランクハンドルに連結することにより、このクランク
ハンドルの回転操作によって投雪シェーク−を回動させ
て、投雪方向の調整が行えるようにしている。 (発明が解決しようとする課題点] しかしながら、係る上記構成による除雪機に於ける投雪
シューター駆動機構においては、手動操作によってクラ
ンクハンドルを回転させなければ成らないことから、そ
の操作が極めて煩雑なものとなり、特にクランクハンド
ルの回転操作を比較的軽く行うためには、投雪シュータ
−に設けられている鍔に形成されている歯部とウオーム
ギアとの結合比率を大きく設定しなければならず、これ
に伴って必要とするクランクハンドルの回転操作量も多
くなってしまうことになる。また、除雪作業中における
投雪方向の変更に際しては、進行方向および進行速度等
の各種運転操作に平行してクランクハンドルを回転操作
しなければならず、その操作は更に煩雑なものとなって
しまう等の問題点を有している。 従って、本発明による除雪機に於ける投雪シュータ−駆
動機構は、ワンタッチ操作によって、投雪シュータ−の
回転制御を行うことが出来る除雪機に於ける投雪シュー
ター駆動機構を提供することを目的とするものである。
このような目的を達成するために、本発明による除雪機
に於ける投雪シェーク−駆動機構は、回動自在に装着さ
れている投雪シューターの周囲に設けられている歯部に
嗜み合うギアを設け、このギアを本体部分に搭載されて
いるエンジンの出力軸に正逆転クラッチを介して連結す
ると共に、操作部に設けられているレバーの操作によっ
て、前記正逆転クラッチの正逆転および切り離しの制御
が行えるように構成したものである。
に於ける投雪シェーク−駆動機構は、回動自在に装着さ
れている投雪シューターの周囲に設けられている歯部に
嗜み合うギアを設け、このギアを本体部分に搭載されて
いるエンジンの出力軸に正逆転クラッチを介して連結す
ると共に、操作部に設けられているレバーの操作によっ
て、前記正逆転クラッチの正逆転および切り離しの制御
が行えるように構成したものである。
このように構成された除雪機に於ける投雪シェーク−駆
動機構においては、操作部に設けられているレバーを操
作するのみで、エンジン出力を利用して、投雪シェーク
−の回動制御が容易に行えることになる。そして、この
場合における操作は、ただ単に目的とする投雪シュータ
−回動力向を担当するレバーをワンタッチ操作し、投雪
シェーク−が目的とする方向に向いた時点においてレバ
ーを離すと言う簡単な操作で良いことから、除雪機の走
行運転操作等との平行操作に際しても、何ら影響を与え
ない程度の軽微な操作となるものである。
動機構においては、操作部に設けられているレバーを操
作するのみで、エンジン出力を利用して、投雪シェーク
−の回動制御が容易に行えることになる。そして、この
場合における操作は、ただ単に目的とする投雪シュータ
−回動力向を担当するレバーをワンタッチ操作し、投雪
シェーク−が目的とする方向に向いた時点においてレバ
ーを離すと言う簡単な操作で良いことから、除雪機の走
行運転操作等との平行操作に際しても、何ら影響を与え
ない程度の軽微な操作となるものである。
第1図は本発明による除雪機に於ける投雪シュータ−駆
動機構の一実施例を示す全体構成の側面図であって、本
体1と除雪作業機2とによって構成されている。そして
、本体1はエンジン3が搭載されており、このエンジン
3の回転出力によりクローラ4を駆動して雪上を走行す
ると共に、片側のクローラ4の回転を停止させることに
よって走行方向の変更を行っている。 一方、除雪作業機2においては、雷を砕いて掻き寄せる
オーガ5と、このオーガ5によって掻き寄せられた雪を
撥ね飛ばすブロア6とを有している。つまり、オーガ5
は螺旋状に形成されて本体1の前部にその進行方向に対
して直交するように軸架され、エンジン3の回転出力に
よって外周前端が下方へ回転されることにより、螺旋作
用によって雪を砕いて掻き寄せるようになっている。そ
して、このオーガ5の周囲は、雪の掻き寄せ効率を高め
ると共に、安全性を確保するために、前方方向のみに開
口したオーガカバー7によって覆われている。また、ブ
ロア6は本体1の前進方向に沿って設けられたエンジン
駆動による回転軸に装着されて回転することに・°より
、進行方向に対して直交する方向に雪を投げ飛ばしてい
る。しかし、このブロア6の外周部分には、その一部に
のみ排雪口を有する円筒状のブロアカバー8によって覆
われていることから、この排雪口のみから、ブロアの回
転外周に対する接線方向に排雪されることになる。そし
て、この場合における排雪口は上方となっていることか
ら、係るブロア6からの排雪方向は上方向となる。 また、前記プロアカバー8における排雪口部分には、上
方向に湾曲して延在する投雪シュータ−9が回動自在に
装着されていて、その方向によってブロア6から排出さ
れる雪の飛行方向を案内することにより投雪方向を決定
している。ここで、投雪シュータ−9における下部外周
部分には、第2図に示すように係る投雪シューター9の
回動軸に対して同軸となるように鍔10が固定されてお
り、この鍔10の外周部分における少なくとも一部には
歯部工1が設けられている。そして、この歯部11には
ウオームギア12が噛み合っており、このウオームギア
12は正逆転クラッチ機構13を介して前記エンジン3
の出力軸3aに連結されている。 ここで、前記正逆転クラッチ機構13は、第2図および
第3図に詳記するように、ウオームギア12に連結され
た軸14に糸巻状の接触回転部材15が装着されている
。この場合、係る接触回転部材15は前記軸14にその
軸方向に沿って設けられているキー16に係合すること
により、軸方向へはフリー状態でスライドしながら、回
転方向は軸14に規制される状態となっている。そして
、この接触回転部材15の両側部における内側部分は、
外周方向に向かうにしたがって広がるテーパー面17a
、17bとなっている。また、この接触回転部材15の
側部には、ベアリング18により接触回転部材15に対
して回転自在とされたカラーが設けられており、このカ
ラー19の側部には円周方向の溝20が設けられている
。そして、このカラー19に設けられている溝20には
、第4図(a) 、 (b)に示すように軸21を中心
として回動するレバー22の先端部分に設けられている
ピン23が係合されるようになっている。ここで、前記
レバー22は除雪機の本体部分における図示しない操作
部に設けられている投雪シュータ−右回転操作レバーに
連結されたワイヤー24がA点に固定されており、また
投雪シュータ−左回転操作レバーに連結されたワイヤー
25がB点に固定されている。なお、接触回転部材15
の両側部分には、圧縮スプリング26.27が配置され
ることによって、通常状態においては接触回転部材15
が予め定められた中立点に位置するように設定されてい
る。 一方、エンジン3に於ける出力軸3aには、走行系およ
び除雪系に回転力を伝達するための■ベルチを掛けるた
めのプーリ28が装着されている。 そして、このプーリ28は、出力軸3aの中心部分にね
じ込まれるボルト29とナツト30によって固定されて
いる。また、このボルト29の先端部分には、前記接触
回転部材15に設けられているテーパー面17a、17
bに線接触する状態のテーパー面31を有する傘状体3
2が固定されて、テーパー面17a、17b間に位置す
ることにより、接触回転部材15の摺動時にテーパー面
17a、17bの何れかに接触するようになっている。 従って、前記接触回転部材15の中立位置は、テーパー
面17a、17bが共に傘状体32に接触しない状態と
する必要がある。 この様に構成された除雪機に於ける投雪シュータ−駆動
機構において、エンジン3が始動されると出力軸3aが
例えば矢印C方向に回転する。しかし、この状態におい
ては、クラッチ機構13は開放状態であるために、投雪
シュータ−9は何ら駆動されない、ここで、投雪シュー
タ−9を右方向に回動させる場合には、除雪機の本体部
分における図示しない操作部に設けられている投雪シュ
ータ−右回転操作レバーを操作する。このような操作を
行うと、ワイヤー24が引かれることから、レバー22
が矢印り方向に回動する。レバー22がD方向に回動す
ると、このレバー22の先端部分に設けられているピン
23が圧縮スプリング27に打ち勝って、カラー19お
よび接触回転部材15を矢印F方向へスライドさせる。 ここで、接触回転部材15がF方向に移動すると、テー
パー面17bが傘状体32におけるーパー面31に線接
触することから、この接触回転部材15がエンジン出力
によって正回転されることになる。接触回転部材15が
正回転すると、軸14を介して連結されているウオーム
ギヤ12も正回転されて、投雪シェーク−9が右回動さ
れることになる。従って、操作者は投雪シェーク−9の
右回動動作を見ながら、目的とする捨雪場方向に投雪シ
ュータ−9が向いた時に、係る投雪シュータ−右回転操
作レバーの操作を開放すると、ワイヤー24が戻される
ことから、圧縮スプリング27のカによって接触回転部
材15が中立点に戻って正逆転クラッチ機構13が開放
状態となる。つまり、係る投雪シューター9は前記投雪
シェーク−右回転操作レバーの開放時点における位置に
停止されることになる。 次に、除雪機の本体部分における図示しない操作部に設
けられている投雪シュータ−左回転操作レバーを操作す
ると、ワイヤー25が引かれることから、レバー22が
前述した場合とは逆に矢印E方向に回動する。すると、
係るレバー22の先端部分に設けられているビン23は
、カラー19を圧縮スプリング26に打ち勝て矢印G方
向にスライドさせる。ここで、カラー19がG方向に移
動すると、このカラー19と一体化されている接触回転
部材15もG方向に移動する。 ここで、接触回転部材15がG方向に移動すると、前述
した場合とは逆にテーパー面17bが傘状体32におけ
るテーパー面31に線接触することななる。この場合、
接触回転部材15の傘状体32に対する接触位置は、傘
状体32におけるテーパー面31上において、180・
位置がずれた部分となる。この結果、接触回転部材15
の回転は、前述した場合とは反対の逆回転状態となる。 そして、この接触回転部材15が逆回転すると、投雪シ
ェーク−9は前述した場合とは逆の左回動を行うことに
なる。 なお、右または左回動を続けると、図示しないストッパ
ーが投雪シェーク−9の不要な回動を阻止する。そして
、この場合には、接触回転部材15におけるテーパー面
17a、17bの何れかと傘状体32におけるテーパー
面31との接触部分に滑りが発生して、各部の破損を保
護する。 また、上記説明においては、除雪機のエンジンを始動さ
せただけで、走行させない状態での説明のみを行ったが
、走行状態における操作および動作を前述した場合と同
様であることは言うまでもない。
動機構の一実施例を示す全体構成の側面図であって、本
体1と除雪作業機2とによって構成されている。そして
、本体1はエンジン3が搭載されており、このエンジン
3の回転出力によりクローラ4を駆動して雪上を走行す
ると共に、片側のクローラ4の回転を停止させることに
よって走行方向の変更を行っている。 一方、除雪作業機2においては、雷を砕いて掻き寄せる
オーガ5と、このオーガ5によって掻き寄せられた雪を
撥ね飛ばすブロア6とを有している。つまり、オーガ5
は螺旋状に形成されて本体1の前部にその進行方向に対
して直交するように軸架され、エンジン3の回転出力に
よって外周前端が下方へ回転されることにより、螺旋作
用によって雪を砕いて掻き寄せるようになっている。そ
して、このオーガ5の周囲は、雪の掻き寄せ効率を高め
ると共に、安全性を確保するために、前方方向のみに開
口したオーガカバー7によって覆われている。また、ブ
ロア6は本体1の前進方向に沿って設けられたエンジン
駆動による回転軸に装着されて回転することに・°より
、進行方向に対して直交する方向に雪を投げ飛ばしてい
る。しかし、このブロア6の外周部分には、その一部に
のみ排雪口を有する円筒状のブロアカバー8によって覆
われていることから、この排雪口のみから、ブロアの回
転外周に対する接線方向に排雪されることになる。そし
て、この場合における排雪口は上方となっていることか
ら、係るブロア6からの排雪方向は上方向となる。 また、前記プロアカバー8における排雪口部分には、上
方向に湾曲して延在する投雪シュータ−9が回動自在に
装着されていて、その方向によってブロア6から排出さ
れる雪の飛行方向を案内することにより投雪方向を決定
している。ここで、投雪シュータ−9における下部外周
部分には、第2図に示すように係る投雪シューター9の
回動軸に対して同軸となるように鍔10が固定されてお
り、この鍔10の外周部分における少なくとも一部には
歯部工1が設けられている。そして、この歯部11には
ウオームギア12が噛み合っており、このウオームギア
12は正逆転クラッチ機構13を介して前記エンジン3
の出力軸3aに連結されている。 ここで、前記正逆転クラッチ機構13は、第2図および
第3図に詳記するように、ウオームギア12に連結され
た軸14に糸巻状の接触回転部材15が装着されている
。この場合、係る接触回転部材15は前記軸14にその
軸方向に沿って設けられているキー16に係合すること
により、軸方向へはフリー状態でスライドしながら、回
転方向は軸14に規制される状態となっている。そして
、この接触回転部材15の両側部における内側部分は、
外周方向に向かうにしたがって広がるテーパー面17a
、17bとなっている。また、この接触回転部材15の
側部には、ベアリング18により接触回転部材15に対
して回転自在とされたカラーが設けられており、このカ
ラー19の側部には円周方向の溝20が設けられている
。そして、このカラー19に設けられている溝20には
、第4図(a) 、 (b)に示すように軸21を中心
として回動するレバー22の先端部分に設けられている
ピン23が係合されるようになっている。ここで、前記
レバー22は除雪機の本体部分における図示しない操作
部に設けられている投雪シュータ−右回転操作レバーに
連結されたワイヤー24がA点に固定されており、また
投雪シュータ−左回転操作レバーに連結されたワイヤー
25がB点に固定されている。なお、接触回転部材15
の両側部分には、圧縮スプリング26.27が配置され
ることによって、通常状態においては接触回転部材15
が予め定められた中立点に位置するように設定されてい
る。 一方、エンジン3に於ける出力軸3aには、走行系およ
び除雪系に回転力を伝達するための■ベルチを掛けるた
めのプーリ28が装着されている。 そして、このプーリ28は、出力軸3aの中心部分にね
じ込まれるボルト29とナツト30によって固定されて
いる。また、このボルト29の先端部分には、前記接触
回転部材15に設けられているテーパー面17a、17
bに線接触する状態のテーパー面31を有する傘状体3
2が固定されて、テーパー面17a、17b間に位置す
ることにより、接触回転部材15の摺動時にテーパー面
17a、17bの何れかに接触するようになっている。 従って、前記接触回転部材15の中立位置は、テーパー
面17a、17bが共に傘状体32に接触しない状態と
する必要がある。 この様に構成された除雪機に於ける投雪シュータ−駆動
機構において、エンジン3が始動されると出力軸3aが
例えば矢印C方向に回転する。しかし、この状態におい
ては、クラッチ機構13は開放状態であるために、投雪
シュータ−9は何ら駆動されない、ここで、投雪シュー
タ−9を右方向に回動させる場合には、除雪機の本体部
分における図示しない操作部に設けられている投雪シュ
ータ−右回転操作レバーを操作する。このような操作を
行うと、ワイヤー24が引かれることから、レバー22
が矢印り方向に回動する。レバー22がD方向に回動す
ると、このレバー22の先端部分に設けられているピン
23が圧縮スプリング27に打ち勝って、カラー19お
よび接触回転部材15を矢印F方向へスライドさせる。 ここで、接触回転部材15がF方向に移動すると、テー
パー面17bが傘状体32におけるーパー面31に線接
触することから、この接触回転部材15がエンジン出力
によって正回転されることになる。接触回転部材15が
正回転すると、軸14を介して連結されているウオーム
ギヤ12も正回転されて、投雪シェーク−9が右回動さ
れることになる。従って、操作者は投雪シェーク−9の
右回動動作を見ながら、目的とする捨雪場方向に投雪シ
ュータ−9が向いた時に、係る投雪シュータ−右回転操
作レバーの操作を開放すると、ワイヤー24が戻される
ことから、圧縮スプリング27のカによって接触回転部
材15が中立点に戻って正逆転クラッチ機構13が開放
状態となる。つまり、係る投雪シューター9は前記投雪
シェーク−右回転操作レバーの開放時点における位置に
停止されることになる。 次に、除雪機の本体部分における図示しない操作部に設
けられている投雪シュータ−左回転操作レバーを操作す
ると、ワイヤー25が引かれることから、レバー22が
前述した場合とは逆に矢印E方向に回動する。すると、
係るレバー22の先端部分に設けられているビン23は
、カラー19を圧縮スプリング26に打ち勝て矢印G方
向にスライドさせる。ここで、カラー19がG方向に移
動すると、このカラー19と一体化されている接触回転
部材15もG方向に移動する。 ここで、接触回転部材15がG方向に移動すると、前述
した場合とは逆にテーパー面17bが傘状体32におけ
るテーパー面31に線接触することななる。この場合、
接触回転部材15の傘状体32に対する接触位置は、傘
状体32におけるテーパー面31上において、180・
位置がずれた部分となる。この結果、接触回転部材15
の回転は、前述した場合とは反対の逆回転状態となる。 そして、この接触回転部材15が逆回転すると、投雪シ
ェーク−9は前述した場合とは逆の左回動を行うことに
なる。 なお、右または左回動を続けると、図示しないストッパ
ーが投雪シェーク−9の不要な回動を阻止する。そして
、この場合には、接触回転部材15におけるテーパー面
17a、17bの何れかと傘状体32におけるテーパー
面31との接触部分に滑りが発生して、各部の破損を保
護する。 また、上記説明においては、除雪機のエンジンを始動さ
せただけで、走行させない状態での説明のみを行ったが
、走行状態における操作および動作を前述した場合と同
様であることは言うまでもない。
以上説明したように、本発明による除雪機に於ける投雪
シェーク−駆動機構は、回動自在に装着されている投雪
シューターの周囲に設けられている歯部に噛み合うギア
を設け、このギアを本体部分に搭載されているエンジン
の出力軸に正逆転クラッチを介して連結すると共に、操
作部に設けられているレバーの操作によって、前記正逆
転クラッチの正逆転および切り離しの制御が行えるよう
に構成したものである。この結果、操作部に設けられて
いるレバーを操作するのみで、エンジン出力を利用して
、投雪シェーク−0回動制御が容易に行えることになる
。そして、この場合における操作は、ただ単に目的とす
る投雪シェーク−回動方向を担当するレバーをワンタッ
チ操作し、投雪シェーク−が目的とする方向に向いた時
点においてレバーを離すと言う簡単な操作で良いことか
ら、除雪機の走行運転操作等との平行操作に際しても、
何ら影響を与えない程度の軽微な操作となる等の種々優
れた効果を有する。
シェーク−駆動機構は、回動自在に装着されている投雪
シューターの周囲に設けられている歯部に噛み合うギア
を設け、このギアを本体部分に搭載されているエンジン
の出力軸に正逆転クラッチを介して連結すると共に、操
作部に設けられているレバーの操作によって、前記正逆
転クラッチの正逆転および切り離しの制御が行えるよう
に構成したものである。この結果、操作部に設けられて
いるレバーを操作するのみで、エンジン出力を利用して
、投雪シェーク−0回動制御が容易に行えることになる
。そして、この場合における操作は、ただ単に目的とす
る投雪シェーク−回動方向を担当するレバーをワンタッ
チ操作し、投雪シェーク−が目的とする方向に向いた時
点においてレバーを離すと言う簡単な操作で良いことか
ら、除雪機の走行運転操作等との平行操作に際しても、
何ら影響を与えない程度の軽微な操作となる等の種々優
れた効果を有する。
第1図は本発明による除雪機に於ける投雪シュータ−駆
動機構の一実施例を示す全体構成図、第2図は第1図に
示す正逆転クラッチ機構の平面図、第3図は正逆転クラ
ッチ機構の断面図、第4図(a)、(b)は第2図に示
すレバーの正面図および側面図である。 1は本体、2は除雪作業機、3はエンジン、4はクロー
ラ、5はオーガ、6はブロア、7はオーガカバー、8は
プロアカバー、9は投雪シュータ−110は鍔、11は
歯部、12はウオームギア、13は正逆転クラッチ機構
、14は軸、15は接 ′触回転部材、16はキー、1
7a、17bはテーパー面、18はベアリング、19は
カラー、20は溝、21は軸、22はレバー、23はピ
ン、24.25はワイヤー、26.27は圧縮スプリン
グ、28はプーリ、29はボルト、30はナツト、31
はテーパー面、32ば傘状体。 特許出願人 株式会社 新潟井関制作所3u
動機構の一実施例を示す全体構成図、第2図は第1図に
示す正逆転クラッチ機構の平面図、第3図は正逆転クラ
ッチ機構の断面図、第4図(a)、(b)は第2図に示
すレバーの正面図および側面図である。 1は本体、2は除雪作業機、3はエンジン、4はクロー
ラ、5はオーガ、6はブロア、7はオーガカバー、8は
プロアカバー、9は投雪シュータ−110は鍔、11は
歯部、12はウオームギア、13は正逆転クラッチ機構
、14は軸、15は接 ′触回転部材、16はキー、1
7a、17bはテーパー面、18はベアリング、19は
カラー、20は溝、21は軸、22はレバー、23はピ
ン、24.25はワイヤー、26.27は圧縮スプリン
グ、28はプーリ、29はボルト、30はナツト、31
はテーパー面、32ば傘状体。 特許出願人 株式会社 新潟井関制作所3u
Claims (1)
- エンジンが搭載された本体と、この本体の前部に設けら
れた除雪作業機とからなり、前記除雪作業機には回動自
在に装着された投雪シューターを有する除雪機において
、前記投雪シューターの周囲に設けられた歯部と、この
歯部に噛み合うギアと、このギアと前記本体に搭載され
ている前記エンジンの出力軸との間に設けらた正逆転ク
ラッチと、操作部に設けられて前記正逆転クラッチに対
する正逆転および切り離しの制御を行う操作レバーとを
備えたことを特徴とする除雪機に於ける投雪シューター
駆動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4919088A JPH01223207A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 除雪機に於ける投雪シューター駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4919088A JPH01223207A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 除雪機に於ける投雪シューター駆動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01223207A true JPH01223207A (ja) | 1989-09-06 |
Family
ID=12824104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4919088A Pending JPH01223207A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 除雪機に於ける投雪シューター駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01223207A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH059832A (ja) * | 1991-07-02 | 1993-01-19 | Sanko Eng:Kk | 高速整経機 |
-
1988
- 1988-03-02 JP JP4919088A patent/JPH01223207A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH059832A (ja) * | 1991-07-02 | 1993-01-19 | Sanko Eng:Kk | 高速整経機 |
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