JPH01223061A - 車両ブレーキ装置 - Google Patents

車両ブレーキ装置

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JPH01223061A
JPH01223061A JP63332725A JP33272588A JPH01223061A JP H01223061 A JPH01223061 A JP H01223061A JP 63332725 A JP63332725 A JP 63332725A JP 33272588 A JP33272588 A JP 33272588A JP H01223061 A JPH01223061 A JP H01223061A
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JP
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brake
wheel
pressure
master cylinder
assembly
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JP63332725A
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English (en)
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Donald L Parker
ドナルド・エル・パーカー
David F Reuter
デービッド・エフ・リューター
Patrick Roussel
パトリック・ルーセル
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Motors Liquidation Co
Original Assignee
Motors Liquidation Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/42Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition having expanding chambers for controlling pressure, i.e. closed systems
    • B60T8/4208Debooster systems
    • B60T8/4225Debooster systems having a fluid actuated expansion unit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
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    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
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    • B60T8/92Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration with failure responsive means, i.e. means for detecting and indicating faulty operation of the speed responsive control means automatically taking corrective action
    • B60T8/94Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration with failure responsive means, i.e. means for detecting and indicating faulty operation of the speed responsive control means automatically taking corrective action on a fluid pressure regulator

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  • Transportation (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は油圧作動の車輪ロック制御装置を有する車両ブ
レーキ装置に関し、特に車両ロック制御中即ちある作動
条件下でのアンチスキッドブレーキ装置(ABS)の作
動の間、車両ブレーキ装置のマスタシリンダを車両ブレ
ーキから通常遮断する遮断弁を有する車両ブレーキ装置
に関する。公知の装置の一例が米国特許第3,934,
941号に開示されている。
(従来技術の問題点) 通常、ABS作動が開始すると、遮断弁が移動し、遮断
弁組立体におけるマスタシリンダの通路を閉塞する。油
圧装置内に少量の空気が残されており、その空気に遮断
弁のピストンがが露出されている状態で、急速にブレー
キがかけられる早期閉鎖(チエ7クオフ)が発生ヤ會吻
、遮断弁が移動し、マスタシリンダの通路を早期に閉鎖
してしまう可能性がある。従って、その場合には車両ブ
レーキで利用しうるブレーキ圧の最大量を制限するとい
う問題(いわゆる早期閉鎖の問題)を有している。
(発明の目的) 本発明は、このような従来技術の問題点を解消したブレ
ーキ装置を提供することを目的としている。
(発明の構成) すなわち、本発明は、常用ブレーキセクション(12)
と車輪ロック制御セクション(14)とを含み、マスタ
シリンダ(20)からのブレーキ作動圧により常用ブレ
ーキモードで作動可能で、かつ過度の車輪のスリップと
車輪ロックとを阻止するよう制御された圧力により車輪
ロック制御モードで作動可能である車輪ブレーキ(30
)と、車両ブレーキ装置(10)が車輪ロック制御モー
ドで作動しているときマスタシリンダ(20)から車輪
ブレーキ(3o)を遮断するよう作動可能の遮断弁組立
体(24)とを有する車両ブレーキ装置(10)におい
て、遮断弁組立体(24)がマスタシリンダのブレーキ
作動圧を車輪ブレーキ(30)から阻止するよう作動ず
みであるが、車両ブレーキ装置(10)の車輪ロック制
御セクション(14)の一部に空気があるためマスタシ
リンダのブレーキ作動圧を車輪ブレーキ(30)に再び
接続するよう消勢することができない早期閉鎖状態を検
出する手段(106)と、作動した遮断弁組立体(24
)を介してマスタシリンダ(20)からブレーキ作動圧
を接続する通路(100)であって、通常前記の接続を
阻止する常閉逆止弁(122)を有する通路(100)
を含む手段と、および前記の早期閉鎖を検出する手段(
106)に応答し、早期閉鎖が検出されると、逆止弁(
122)が開放し、車輪ブレーキ(30)から遮断され
ていたマスタシリンダ(20)のブレーキ作動圧が車輪
ブレーキ(30)まで送られ、車輪ブレーキ(30)が
車両ブレーキ装置(10)の車輪ロンク制御セクション
(14)の作動モードとは独立して、該車輪ブレーキが
前記作動圧により作動されるようにする逆止弁開放手段
(132)とを含むことを特徴とする。
(発明の作用及び効果) 本発明に係る装置は、上記の如き構成を有しているもの
であり、早期閉鎖状態になると、逆止弁(122)が開
かれ、ブレーキ作動圧が車輪ブレーキ(30)に送られ
て、上記状態を解消することができる。
(実施例) 第1図に示す車両ブレーキ装置10は、常用ブレーキセ
クション12と車輪ロック制御即ちABSセクション1
4とを含むものとして概略的に示されている。車両ブレ
ーキ装置10の諸部分はセクション12と14の双方か
らなる部分であって、これらのセクションはオーバラッ
プして機能する。常用ブレーキセクション12は、加圧
されたブレーキ流体をブースタ18に提供するポンプ1
6を含む。ブースタ18は、常用ブレーキセクション1
2が車両の運転者により作動とマスタシリンダ20を作
動させる。次いで、マスタシリンダブレーキ作動流体圧
は遮断弁組立体24のボート22に伝達される。遮断弁
組立体24は主としてABSセクション14の一部であ
るが、常用ブレーキセクションの一部として接続される
ボートや通路を有している。特に、遮断弁組立体ボート
26は導管28に接続され、導管28は車輪ブレーキ3
0に接続されている。車両ブレーキ装置10においては
、導管28には1個以上の車輪ブレーキが接続されてい
る。同様に、個々の車輪ブレーキに対して、あるいは車
両の個々の車輪ブレーキの中のあるものに対して、個別
の遮断弁組立体24および排気シリンダ組立体32を設
ければよい。
車両のブレーキ装置10のABSセクション14は遮断
弁組立体24と押し退けシリンダ組立体32とを含む、
第2図に示すように、前記の2組立体は共通のハウジン
グ34に収容しうる。遮断弁組立体24は、第2図にお
いて段付き孔として示す孔36を有する。第1図で概略
的に示す如く、前記孔36は後述するように、各種の通
路と室とに分割されている。(遮断弁のピストンと心棒
である)エレメント38が前記孔で往復運動可能に受け
入れられている。前記エレメント38はそのピストン端
40にシール42が設けられ、該ピストン端は、大きく
され、かつ該ピストン端40により室44と46とに分
割されている前記孔36の一方の端部に受け入れられて
いる。前記室46内のばね48がピストン端40を、従
って、第1図で示すようにエレメント38を下方に弾圧
して、室46の容積を増加させ、室44の容積を残少さ
せようとする。前記室44は通路52へのボート50に
接続されている。該通路52はブースタ18からの作動
ブースト圧を受け取る。別の通路54が通路52と、お
よびソレノイド弁組立体56とに接続されている。該弁
組立体もABSセクション14の一部を形成する。
室46はボート58により通路60に接続されている。
エレメント38は心棒62を含むが、該心棒は孔36の
直径を小さくした部分を通して第3の室64へ、次いで
弁座66を介して第4の室68へピストン端40から延
びている。第4の室は遮断弁の室である。心棒62はシ
ール70により孔36の壁に対してシールされている。
心棒62は別の直径を小さくした端部72を有し、該端
部は第3の室64と弁座66とを介して第4の室68へ
延びる心棒の部分である。心棒の直径を小さくした端部
72は、その周りで流体が流れうるように該心棒が延び
る孔36の部分に対して十分小さくされている。第4の
室68を越えると、孔36は再び小さくされ弁座66と
は反対側の端部で弁座74を提供する。弁座74からポ
ート22まで延びる通路76も孔36の一部によって形
成されている。
玉形逆止弁78が第4の室68に収容され、弁ばね80
により弁座66に向かって常に弾圧されている。
また前記玉形逆止弁78は心棒の直径を小さくした端7
2とも係合し、そのため第1図に示すように心棒62の
上方運動により玉形逆止弁を弁ばね80の力に抗して運
動させ逆止弁を弁座74に着座させ、通路76と第4の
室68との間の流体連通を遮断させる。−エレメント3
8が下方位置にあるとき、玉形逆止弁78は弁座66と
着座関係により第4の室68と第3の室64との間の流
体連通を遮断する。
ポート82と84とはそれぞれ通路86と88とを第3
の室64に接続している。ポート90は第4の室68を
通路92と接続させ、かつ遮断弁組立体のポート26は
第4の室68を導管28と接続している。ポート94と
96とはそれぞれ通路98と100とを通路76に接続
させる。逆止弁102は、前記通路86が逆止弁の人口
と接続され、かつ通路92が逆止弁の出口と接続される
ように位置している。逆止弁104は、通路92が逆止
弁の入り口と接続され、通路98が逆止弁の出口と接続
されるように位置している。第1図に概略的に示す逆止
弁102と104とは、第2図に示す構造における■ブ
ロックシールタイプの逆止弁として設けられている。
押し退けシリンダ組立体32は、ハウジング34の円筒
形の壁108により形成されたシリンダ内に往復運動可
能に受け入れられた押し退けピストン106を有する。
押し退けピストン106は前記シリンダを押し退けピス
トンの一方の側の室110と、腎 他方の側の室112とに分割している。前記押し退けピ
ストン106は適当なシール114を有し、該シールは
押し退けピストン106の外面と円筒形の壁108との
間の空隙を介して室110と112との間で流体連通が
無いよう阻止する。ピストンばね116が室110に位
置され、室110の容積を増加させ、室112の容積を
減少させる方向に押し退けピストン106を連続的に押
圧する。
室112からの開口118が、玉形逆止弁122が取り
付けられている弁座120への流体連通を提供する。こ
の玉形逆止弁122は、本明細書で開示かつ特許請求を
している本発明が特に指向するマスタシリンダバイパス
弁である。前記弁室120は、弁室120へ開放してい
るポート124により通路100と接続している。開口
118は弁座128を介して弁室120へ開放している
。弁ばね130が玉形逆止弁122を弁座12Bに向か
って連続的に弾圧している。
押し退けピストン106には、玉形逆止弁122と係合
するよう開口118を通して延びている延長部分132
が設けられている。前記延長部分132は、前記玉形逆
止弁122が第1図に示すように弁座128から隔置さ
れると、室112と120との間の開口を流体が貫流し
うるようにするよう開口118の直径より十分直径が小
さくされている。押し退けピストン106が第1図に示
すよう十分下方に位置すると、弁ばね130が玉形逆止
弁122を弁座12Bに当接して保持し、弁座120と
室112との間の流体連通を阻止する。
通路98はポー)134により室112に接続されてい
る0通路60はポート136により通路138に接続さ
れている0通路138は第1図においては規制オリフィ
ス140を介して室110に接続されたものとして示さ
れている。また、通路138は後述するようにソレノイ
ド弁組立体156にも接続されている。
ソレノイド弁組立体56を第1図に概略的に示す。
ソレノイド弁組立体56は概略的に示すように、通路5
4と流体連通し、かつ逆止弁146用の弁座144を形
成する作用オリフィス142を含む0通路54も通常の
(解放流の)規制オリフィス14Bと連通しており、該
オリフィス148は逆止弁152用の弁座150を画成
すべく形成されている。前記作用オリフィス142と規
制オリフィス148とは、通路138と流体連通してい
る室154へ開放している。またソレノイド弁組立体5
6は解放オリフィス160用の弁158を収容する別の
室156を含む。弁158は弁ばね162により、解放
オリフィス160が閉鎖されている常閉位置へ弾圧され
ている。弁158と逆止弁制御装置164の運動と位置
とを個別に制御するために2個のソレノイドが設けられ
ている。ソレノイド弁組立体56のソレノイド(図示せ
ず)が選択的に付勢されると、逆止弁146を閉鎖状態
に保ったり、あるいは開放するために室154内で運動
するよう位置した逆止弁制御装置164と弁158とが
第1図に示すように左方へ運動する。特に逆上弁制御装
置164を運動させるソレノイドが該制御装置を、第1
図において概略的に示すように解放および保持位置に対
して左方へ弾圧する。そうでない場合は逆止弁制御装置
164は作用位置へ右方に位置される。この位置におい
ては、逆止弁146と152とはその両側に作用する圧
力に応答してその座に向かったり、あるいは離れる方向
に運動しうる。弁158は常閉されており、そのソレノ
イドが付勢すると解放され室154.110および46
内の圧力を解放する。解放オリフィス160が通路16
8により流体リザーバ170に接続されている。この流
体リザーバ170はブレーキ装置用の流体を入れており
、ブースタ18、マスタシリンダ20並びにポンプ16
用の流体リザーバである。ポンプへの供給導管172は
、ポンプが作動すると流体リザーバ170からポンプ1
6の入口まで流体を導くものとして概略的に示している
ソレノイド弁組立体56が、第2図に示すハウジング3
4のソレノイド弁用くぼみ174に嵌入されるが、第2
図には示していない。前述し、かつ第1図に概略図示し
たものに対比しうる第2図のエレメントについては同じ
参照番号を付している。第2図に示す構造の詳細は、組
立てや分解が可能なように構成したり、詳細設計の性格
上若干異ったものとなっている。従って、例えば遮断弁
組立体24には、段付きの孔190内で共軸線関係で組
み立てられているハウジングセクション176、178
および180を設けている。第2図に示す段付き孔19
0および36は第1図に示す孔36に相等する。そこを
通して遮断弁組立体24の各種のエレメントを組み立て
たり、分解する孔36の一端をプラグ182が閉鎖する
。同様に、押し退けシリンダ組立体132は押し退けピ
ストン106を収容したシリンダの外端に位置した弁ハ
ウジングセクション184を有する。
前記シリンダの外側部分はシリンダの座108により画
成された部分より若干大きく、かつ前述のように押し退
けピストン106と協働する。この僅かに直径の大きい
部分は、弁ハウジングセクション184を、シリンダが
形成されているハウジング34へねじ込むための手段を
含む。ねじを切ったプラグ186が弁ハウジングセクシ
ョン184の開口へねじ込まれ、玉形逆止弁122と弁
ばね130とを取り付けたり外したりできるようにする
。またねじ付きのプラグ186は前記弁ばね130の一
端に対して座を提供し、かつ弁室120の一部を形成す
る。ハウジング34と、各プラグ182および186、
並びに弁ハウジングセクション184との間に適当なシ
ールが設けられている。ボート58は、横方向に穿孔さ
れた孔36なので、プラグ188が形成された通路の外
端を閉鎖している。また、規制オリフィス140が車両
ブレーキ装置10の別の部分に位置しており、室110
への流体圧の供給を制御するよりもむしろ車両のブレー
キ装置lOの、バイパスによる解放作用の間、室112
からの流体の流量を制御する回路の部分に位置している
。従って、前記オリフィスはボート82を貫流する流体
を制御するために該ボート82の直近に位置したものと
して示されている。
通常のブレーキ作動の間、車両の運転者がブースタ18
とマスタシリンダ20とを作動させてブレーキを作動さ
せるべくブレーキ流体を加圧する。このブレーキ作動流
体はボート22まで伝達される。
(遮断弁の)ピストン端40が第1図から視て下方に位
置することにより玉形逆止弁78がその弁座66に着座
する。従って、ブレーキ作動圧が通路76、第4の゛室
68を通って遮断弁組立体のボート26を出て、導管2
8を介して車輪のブレーキ30まで伝えられる。マスタ
シリンダ20が解放されて、ブレーキを解除すると、車
輪のブレーキからの流体が反対の方向に流れる。この状
態において、押し退けシリング組立体32も、作動ブレ
ーキ流体が押し退けピストン106に対して作用するに
つれて下方に位置され玉形逆止弁122をその弁座12
8に対して閉鎖する。ピストンばね116は軽度のばね
であるので、前記作用を発生させるに要するブレーキ作
動圧は比較的に小さいものである。
ある種の装置においては、ブースタ作動圧はある車輪の
ブレーキに直接導かれるため、マスタシリンダの出力圧
でなく、むしろブースタ圧によって作動する。別の装置
においては、車輪の全てのブレーキはマスタシリンダの
出力圧により作動する常用ブレーキである。
通常の車輪ロック制御作動においては、常用ブレーキが
作用され、特定のABS装置の論理系統の制御を用いて
常用ブレーキの作動圧を制限したり、低減したり、ある
いは解放させる必要のある状態を生じている。たとえマ
スタシリンダ出力圧が大きい値まで増加しつつあるとし
ても、車輪のブレーキ作動圧をある値に保持すべき場合
、ソレノイド弁組立体56はソレノイドを作動させ、逆
止弁制御装置164を左方に運動させ逆止弁146を弁
座144に対して閉鎖する。このため、ブースタ18か
らのブースト圧を遮断する。このブースト圧は通常通路
52を通って通路54まで、作用オリフィス142を介
して室154へ、そして通路138へ、そこからボート
136、通路6oおよびボート58を介して室46へ伝
達される。従って、ブースト圧は、通常のブレーキの場
合のように双方の室44と46とへは作用しない。
室44でのブースト圧が増加すると(遮断弁のピストン
と心棒とである)エレメント38を第1図がら視て上方
へ運動させ、玉形逆止弁78をその弁座66から持ち上
げ弁座74と係合させる。従って、このため通路76に
介するマスタシリンダ作用圧を遮断弁組立体のボート2
6と導管28、従って車輪ブレーキ30から遮断し、車
輪ブレーキの圧力を、玉形逆止弁78がその弁座74と
係合するときに存在する圧力に保つ、ABS装置が車輪
ブレーキ3oの圧力を下げる必要のある場合、弁158
を制御するソレノイドが付勢され、数置を第1図から視
て左方に運動させて解放オリフィス160を開放する。
従って室154内の流体圧は室156と解放オリフィス
160とを介して流体リザーバ170に開放される。従
って、遮断弁組立体24の室46も流体リザーバ170
と接続され、押し退けシリンダ組立体32の室110も
同様に流体リザーバ170に接続される。車輪ブレーキ
作動圧が通路88およびそのボート84並びに134を
介して室112に作用するよう保持されているので、押
し退けピストン106がそのピストンばね116に抗し
て下方へ動かされ、室112の容積を増加させ、従って
車輪ブレーキ3oへの車輪ブレーキ作動圧を低減させる
。規制オリフィス140が前記作用に対して適当な規制
を与え、そのため前記、作用は希望する速度よりも速く
はならない0次いでもしABS装置がブレーキ作動圧を
低圧に保つ場合、弁158のソレノイドを消勢させ、弁
ばね162を、解放オリフィス160が閉鎖されている
位置まで戻すことにより低圧に保つ、このように、車輪
ブレーキ作動圧はABS装置の論理により規定される若
干低い圧力に保持される。車輪ブレーキ作動圧がより高
い圧力レベルまで再び加えられると、逆止弁制御装置1
64は消勢され、かつ通路52)54および作用オリフ
ィス142を介して作用するブースト圧が逆止弁146
を直ちに開放し、再びブースト圧が室110と室46と
に供給される。車輪ブレーキ作動圧がブースト圧の作用
する押し退けピストン106の面と反対側の面に作用し
ているのでブーストピストンは通常、玉形逆止弁122
がその弁座128から離れた位置までは運動しない。
ある状況下において、もし車両ブレーキ装置10から十
分空気が排出されていないとすれば、遮断弁は迅速にA
BS位置まで運動し、車輪ブレーキ30へのマスタシリ
ンダ圧を遮断する。しかしながら、室112において発
生しうるブレーキ流体圧は十分でない。何故なら、車両
ブレーキ30に向かう車両ブレーキ装置10のその部分
における空気は比較的圧縮しがたいブレーキ流体を介し
て作用するよりも簡単に圧縮されてしまう、このような
状態が発生すると、押し退けピストン106は第1図に
示す位置まで上方に運動し、玉形逆止弁122を開放し
、従って玉形逆止弁78がその上方の弁座74に着座し
たままの状態だとしてもマスタシリンダ20を車輪ブレ
ーキ30に直接接続する。この接続は通路1OO1弁座
120、室112)通路88、第3の室64、第4の室
68および導管28を通る。従って、この時点でABS
装置が車両ブレーキ作動圧を制御するよう位置している
としても、車両ブレーキ装置10のその部分において空
気が未抽気であるため、また、車両ブレーキ装置10が
この状態に留っている間、車両の制御のために発生する
ブレーキ圧は不十分であるために、当該ABS装置が車
両ブレーキ作動圧を制御することができない。従って、
これらの状況下においては、上記のようにABSセクシ
ョン14をバイパスさせて常用ブレーキ作動圧を車輪ブ
レーキ30に作動させる方が良い。ABSセクション1
4がソレノイド弁組立体56のソレノイドを消勢すると
、車両ブレーキ装置10は、前述のように常用ブレーキ
作動状態に戻る。図示していないが、ABSセクション
14は、車両ブレーキ装置10が適正に作動していない
ことを示す信号を発生させ、そのため車両の運転者は車
両ブレーキ装置10を調べるべき旨を知らされる。車両
ブレーキ装置10が調べられているときは常に、通常検
討すべき状態の1つは、常用ブレーキセクション12か
ら空気が抽出されたことを確めることである。−旦この
検討がなされると、前述のように車両ブレーキ装置lO
を閉鎖させる状態はもはや存在せず、車両ブレーキ装置
10は再び適正に作動し、従って、ブレーキ作動の間玉
形逆止弁122を開放する必要はない。
本発明の装置により車両ブレーキ装置を常用ブレーキ作
動状態に戻し、常用ブレーキ作動を何ら悪い方向に変え
ることがないことを注目すべきである。従って、車両ブ
レーキ装置10は、それがABSあるいは車輪ロンク制
御装置を搭載していない場合に作動するのと正確に同様
に作動する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、車輪ロンク制御セクションあるいはABSセ
クション並びに常用ブレーキセクションを含み、車両ブ
レーキの1個のみを示す、本発明による車両ブレーキ装
置の概略図、および第2図は、遮断弁組立体および押し
退けシリンダ組立体を詳細に示す、第1図のABSセク
ションの一部の断面図である。 図において、 lO−ブレーキ装置 12−常用ブレーキセクション 14−・−車輪ロツク制御セクション 16−・圧力源      18−ブースタ20・−マ
スタシリンダ  24・−遮断弁組立体3〇−車輪ブレ
ーキ 32−・・押し退けシリンダ組立体 100−・通路     106−早期閉鎖検出手段1
22−−一逆止弁    132・・−逆止弁開放手段
(外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)常用ブレーキセクション(12)と車輪ロック制御
    セクション(14)とを含み、マスタシリンダ(20)
    からのブレーキ作動圧により常用ブレーキモードで作動
    可能で、かつ過度の車輪のスリップと車輪ロックとを阻
    止するよう制御された圧力により車輪ロック制御モード
    で作動可能である車輪ブレーキ(30)と、車両ブレー
    キ装置(10)が車輪ロック制御モードで作動している
    ときマスタシリンダ(20)から車輪ブレーキ(30)
    を遮断するよう作動可能の遮断弁組立体(24)とを有
    する車両ブレーキ装置(10)において、遮断弁組立体
    (24)がマスタシリンダのブレーキ作動圧を車輪ブレ
    ーキ(30)から阻止するよう作動ずみであるが、車両
    ブレーキ装置(10)の車輪ロック制御セクション(1
    4)の一部に空気があるためマスタシリンダのブレーキ
    作動圧を車輪ブレーキ(30)に再び接続するよう消勢
    することができない早期閉鎖状態を検出する手段(10
    6)と、作動した遮断弁組立体(24)を介してマスタ
    シリンダ(20)からブレーキ作動圧を接続する通路(
    100)であって、通常前記の接続を阻止する常閉逆止
    弁(122)を有する通路(100)を含む手段と、お
    よび前記の早期閉鎖を検出する手段(106)に応答し
    、早期閉鎖が検出されると、逆止弁(122)が開放し
    、車輪ブレーキ(30)から遮断されていたマスタシリ
    ンダ(20)のブレーキ作動圧が車輪ブレーキ(30)
    まで送られ、車輪ブレーキ(30)が車両ブレーキ装置
    (10)の車輪ロック制御セクション(14)の作動モ
    ードとは独立して、該車輪ブレーキが前記作動圧により
    作動されるようにする逆止弁開放手段(132)とを含
    むことを特徴とする車両ブレーキ装置。 2)特許請求の範囲第1項に記載の装置において、マス
    タシリンダ(20)が常用ブレーキ作動圧を発生させる
    ようブースタ(18)により選択的に作動可能であり、
    車輪ロック制御セクション(14)が作動されると押し
    退けシリンダ組立体(32)が制御された可変の車輪ロ
    ック制御圧力を受け取るようにされており、該シリンダ
    組立体が、前記制御された圧力に応答して運動し、遮断
    弁組立体が作動されるときに該遮断弁組立体(24)を
    介して車輪ブレーキ(30)まで送られる車輪ブレーキ
    作動、保持および開放圧力を発生させるよう作用する押
    し退けピストンを有し、該押し退けピストン(106)
    が前記早期閉鎖検出手段を形成し、逆止弁開放手段(1
    32)が最大の車輪ブレーキ作動圧力を通常発生させる
    位置を越えた位置までの押し退けピストンの運動に応答
    し、押し退けシリンダ組立体(32)内の空気に起因し
    て早期閉鎖状態が発生し、実際に不十分な車輪ブレーキ
    作動圧が発生していることを示し、前記位置までの押し
    退けピストン(106)の運動に応答して逆止弁(12
    2)を開放することを特徴とする車両ブレーキ装置。 3)特許請求の範囲第2項に記載の装置において、遮断
    弁組立体(24)がマスタシリンダ圧出力が車輪ブレー
    キを作動させるよう車輪ブレーキ(30)に通される通
    常の常用ブレーキ作動のための第1の位置と、車輪ブレ
    ーキ(30)がマスタシリンダ(20)から圧力を受け
    取れないよう遮断されている車輪ブレーキ制御作動のた
    めの第2の位置とを有し、押し退けシリンダ組立体(3
    2)の押し退けピストン(106)が出力圧力室(11
    2)を形成し、圧力源(16)からの圧力に応答して出
    力圧力室(112)内のブレーキ流体を加圧し、かつ遮
    断弁組立体(24)が第2の位置にあるときに流体を遮
    断弁組立体(24)を介して車輪ブレーキ(30)まで
    送らせるようにしてあり、圧力源(16)からの圧力は
    押し退けシリンダ組立体(32)の制御に応答して押し
    退けピストン(106)に作用して出力圧力室(112
    )から車輪ブレーキ(30)まで送られるブレーキ作動
    圧力を供給したり、保持したり、かつ解放し、前記通路
    (100)は出力圧力室(112)並びにマスタシリン
    ダ出力と連通し、押し退けピストン(106)が逆止弁
    解放手段を形成し、かつ常閉逆止弁(122)と係合可
    能で、次いで開放することにより押し退けピストン(1
    06)が概ね完全な加圧位置まで運動すると、逆止弁(
    122)が開放して第2の位置においてマスタシリンダ
    圧力出力からのマスタシリンダ圧が通路(100)と逆
    止弁(122)、並びに出力圧力室(112)と遮断弁
    組立体(24)とを介して車輪ブレーキ(30)まで流
    れることができるようにすることを特徴とする車両ブレ
    ーキ装置。
JP63332725A 1987-12-28 1988-12-28 車両ブレーキ装置 Pending JPH01223061A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/138,168 US4859001A (en) 1987-12-28 1987-12-28 Isolation valve bypass for master cylinder brake fluid in wheel lock control system
US138168 1993-10-15

Publications (1)

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JPH01223061A true JPH01223061A (ja) 1989-09-06

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ID=22480762

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JP63332725A Pending JPH01223061A (ja) 1987-12-28 1988-12-28 車両ブレーキ装置

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US (1) US4859001A (ja)
EP (1) EP0323053B1 (ja)
JP (1) JPH01223061A (ja)
CA (1) CA1309439C (ja)
DE (1) DE3871756T2 (ja)

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Publication number Publication date
CA1309439C (en) 1992-10-27
EP0323053B1 (en) 1992-06-03
DE3871756D1 (de) 1992-07-09
DE3871756T2 (de) 1992-12-10
EP0323053A1 (en) 1989-07-05
US4859001A (en) 1989-08-22

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