JPH01222242A - カメラ用操作スイッチの取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はカメラ用操作スイッチの取付構造に関する。

（従来技術） カメラには種々の操作スイッチ（レリーズボタン、焦点
切換スイッチなど）が設けられている。

これらのスイッチは一般にカメラ本体の上面あるいは前
面に取り付けられているが、操作性などを考慮して、カ
メラの裏蓋などの開閉部材に設けられることもある。

このような開閉部材に操作スイッチを設ける場合、従来
はたとえば裏蓋に操作スイッチを取り付け、そのスイッ
チとカメラ本体外の回路端子とをリード線などで電気的
に接続していた。

しかし、そうす名とスイッチとカメラ本体側の結線作業
が必要になり゛、ま九リート線が邪魔にならないように
線材処理も施さなければならない。

□さらに裏蓋が開閉するためリード線の接続部にストレ
スがかかり、信頼性が低下しやすい。

（発明の目的および構成） 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、操作ス
イッチを、カメラの開閉部材に簡単な構成で且つ確実に
動作するように設置できるようにすることを目的とする
。

かかる目的を達成するため、カメラの開閉部材に操作部
材を設け、カメラ本体の操作部材と対応する位置に、操
作部材の操作により開閉するスイッチを設けるように構
成した。

（実施例）− 以下本発明を図面に基づいて説明する。

第１図は某発明によるカメラ用操作スイッチの取付構造
を、生活防水を施したｆｆＭに適用した実施例を示す斜
視図である。

図において、■はカメラ本体、２は裏蓋、３はパトロー
ネ室４の天井側に設けられたフィルム巻き戻し用の巻戻
軸であり１巻戻軸３は裏蓋２を開けたときは上方に退避
して、パトローネを装填できるようになっている。裏蓋
２を閉じると、裏蓋２に設けられた突起５が巻戻軸３に
連結された連結爪６を押すことにより、巻戻軸３が下方
に突出しパトローネの軸と係合する。

７は裏蓋２の開閉状態を検出する裏蓋スイッチ、８は裏
蓋スイッチ７をオンオフする突起、９はファインダ、ｌ
Ｏは８Ｍ２に設けられたデータ写し込み機構とカメラ本
体ｌ側の回路とを電気的に接続する接続ピン、Ｓは裏蓋
２の内側外周部に付設された防水シールである。

１１は撮影レンズの焦点距離をＴｅ１ｅ側と’１ｌｉｄ
ｅ側に切り換える焦点切換スイッチ、１２は焦点切換ス
イッチ１１をオンオフさせるための操作ボタンである０
図に示すように焦点切換スイッチ１１をカメラ本体ｌの
裏側上部に配置することにより、撮影者はファインダ９
を覗きながら、レリーズボタンに右手の人差し指を残し
たまま、親指で焦点切換スイッチ１１を操作できるので
、撮影時のＴｅ１ｅ　−Ｗｉｄｅ切換をタイミングよく
行なうことができる。

防水シールＳは、ゴム製の０リングを裏蓋２の外周に形
成された溝にはめ込んで接着したもので、裏蓋２を閉じ
るとカメラ本体ｌと裏Ｍ２との間に押圧されて介在する
。それにより、焦点切換スイッチ１１やファインダ９な
どの部材を始め、本体裏側が全体として防水、防塵され
る。

第２図は裏蓋２が閉じられた状態での焦点切換スイッチ
１１および操作ボタン１２の取付構造を示す断面図であ
る。焦点切換スイッチ１１はユニットスイッチ１３と連
結ゴム１４とから構成され、ユニットスイッチ１３はフ
レキシブル基板１５に実装されている。連結ゴム１４の
軸部１４ａの周りにはっは部４ｂが形成されており、軸
部１４ａはカメラ本体ｌの基板１ａに穿設された貫通孔
に挿通されているが、連結ゴム１４はつば部１４ａによ
って抜けないようになっている。

また操作ボタン１２は軸部１２ａとつば部１２ｂとを有
し、裏蓋２に形成された貫通孔に挿通され、つば部１２
ｂが裏蓋２に接着されている。そのため、この部分から
水やほこりが侵入することはない。操作ボタン１２の軸
部１２ａは連結ゴム１４の軸部１４ａと当接している。

一方、ユニットスイッチ１３はリン青銅円板から成る接
点を有し、操作ボタン１２の頭部を指で押すと連結ゴム
１４を介して力が伝わってスイッチ接点が閉じ、指を放
すと弾性により接点は開く。

以上のように構成すれば、裏蓋に操作スイッチを簡単に
設けることができ、従来のようにリード−線で接続した
り、線材処理したりする必要はなくなり、またスイッチ
の信頼性も向上する。さらに操作スイッチを設置できる
場所が広がって設計の自由度が増す。

なお上記説明においては、操作スイッチとして焦点切換
スイッチを例にとったが、本発明はそれに限らず、被写
体距離を予め測定してセットしておくためのＡＦロック
スイッチや、撮影モードを切り換えるためのメインスイ
ッチなど、他の操作スイ・ンチにも適用できることは言
うまでもない。

次に第３図に他の実施例を示す。この例は横方向にスラ
イドするレンズカバーを有するカメラに本発明による操
作スイッチを取り付けたもので。

第３図（イ）は撮影レンズ２０がレンズカバー２１で覆
われているとき、（ロ）はレンズカバー２１か開いてい
るときの正面図であり１図の２２はファインダ、２３は
レリーズボタンである。レンズカバー２１上には操作ボ
タン２４が設けられ、カメラ本体２５には露出をアンダ
ーぎみに（またはオーバーぎみに）撮影したいときに操
作する露出補正スイッチ２６が取り付けられている。こ
れらの２つのスイッチは、レンズカバー２１が開いた時
ちょうど重なる位置に設けられている。操作ボタン２４
および露出補正スイッチ２６は、それぞれ第２図に示す
操作ボタン１２および焦点切換スイッチ１１と同様の構
造になっている。したがってレンズカバー２１を開けた
状態で操作ボタン２４を操作すれば、露出補正スイッチ
２６をオンオフすることがてきる。

このようにレンズカバー２１上に簡単に操作スイッチを
設けることができ、それによって、カメラ本体２５のレ
ンズカバー２１で覆われた部分にも自由にスイッチを配
置することができ、設計の自由度が増す、操作スイッチ
としては、他にも接写するとき操作するクローズアップ
スイッチや。

昼でも強制的にストロボを発光させるためのストロボス
イッチなどに利用できる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、カメラの開閉部
材に操作部材を設け、カメラ本体の操作部材と対応する
位置に操作部材の操作により開閉するスイッチを設けた
ので、カメラの開閉部材に、操作スイッチを簡単な構成
で且つ確実に動作するように設置することができる。そ
れにより、操作スイッチを設置するときの場所的制限も
小さくなり、カメラ設計の自由度が増す。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるカメラの操作スイッチの取付構造
の一実施例を示す斜視図、第２図は操作スイッチの取付
状態における断面図、第３図は他の実施例を示す正面図
である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カメラの開閉部材に操作部材を設け、カメラ本体の前記
   操作部材と対応する位置に前記操作部材の操作により開
   閉するスイッチを設けたことを特徴とするカメラ用操作
   スイッチの取付構造。