JPH01221845A - X線管回転陽極 - Google Patents

X線管回転陽極

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Publication number
JPH01221845A
JPH01221845A JP4710388A JP4710388A JPH01221845A JP H01221845 A JPH01221845 A JP H01221845A JP 4710388 A JP4710388 A JP 4710388A JP 4710388 A JP4710388 A JP 4710388A JP H01221845 A JPH01221845 A JP H01221845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray tube
disc
metal part
base material
shaped graphite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4710388A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Hayashi
林 肇志
Shigeru Tachiki
茂 立木
Shuichi Miyazaki
修一 宮崎
Takaharu Honda
本多 敬治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
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Publication of JPH01221845A publication Critical patent/JPH01221845A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1回転陽極形X線管装置に関し、特に。
円板状グラファイトを基体とする回転陽極をローター軸
に取付ける取付構造に適用して有効な技術に関するもの
である。
〔従来技術〕
従来1回転陽極形X線管装置において、円板状グラファ
イトを基体とする回転陽極とローター軸との取付構造は
、特開昭58−142749号公報に記載されるように
1円板状グラファイト基板の中央部に高融点金属製のボ
スを埋め込んだ構造になっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来の′回転陽極とローター軸との
取付構造では、円板状・グラファ、イト基板と高融点金
属との間の熱膨張係数差によって生ずる機械的応力につ
いて配慮されておらず、X線管に大きな入力を繰り返し
加えて使用する際に、円板状グラファイト基板と高融点
金属との間の固着が劣化するという問題があった。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
ある。
本発明の目的は、X線管入力の繰り返し使用に際して回
転陽極とローター軸の固着の劣化を生ずることなく強固
に取付は固定することができる技術を提供することにあ
る。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は1本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち1代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本発明は、X線管回転陽極において。
円板状グラファイトを基体とする回転陽極の内側に、前
記円板状グラファイト基体の一端から軸方向に延長され
、その内部にローター軸締結部を有し、かつフランジ部
を有する金属部が、前記円板状グラファイト基体円板の
直径方向において直接接触しない隙間又は開放空間ある
いは隙間及び開放空間を介して配置され、前記金属部の
フランジ部が前記円板状グラファイト基体の上面又は下
面の所定位置に接合固着されていることを主な特徴とす
る。
〔作用〕
前述の手段によれば、円板状グラファイト基板の熱膨張
係数は金属に比べて小さく、X線管入力繰り返しに伴う
回転陽極の温度変化によって円板状グラファイト基板と
金属部(ローター軸取付用金属部)との接合部に両者の
熱膨張係数差による機械的応力が生ずるが、前記円板状
グラファイト基体と金属部との接合部に、前記グラファ
イト基体円板の直径方向において当該グラファイト基体
に直接接触しない隙間又は開放空間あるいは隙間及び開
放空間を設け1円板状グラファイト基体の上面又は下面
に前記金属部を接合固着することにより、前記温度変化
によって生ずる機械的応力が分散して接合部に加わるの
で、X線管入力繰り返しに際して取付部の固着の劣化を
低減することができる。
また、前記接合した金属部を介してローター軸と取付は
固定するので取付は固定に際し円板状グラファイト基板
を損傷することが無く強固に固定することができる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
なお、実施例を説明するための全回において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
〔実施例!〕
第1図は、本発明の実施例■のX線管回転陽極の構成を
示す縦断面図であり、第2図は、第1図に示すX線管回
転陽極をローター軸に取付けた状態を示す縦断面図であ
る。
第1図に示すように1本実施例IのX線管回転陽極1は
、円板状グラファイト基体2を主体として構成されてい
る。この円板状グラファイト基体2の少なくともX線発
生部となる陰極対向面に、タングステン又はタングステ
ン合金の如き高融点金属被膜3が設けられている。
また1円板状グラファイト基体2の内側に、モリブデン
又はそれら金属を主成分とする合金の如き耐熱性金属か
ら成る金属部4が下端から延長して設けられ、この延長
した金属部4と円板状グラファイト基体2の間には、両
者が直径方向で直接接触しない隙間5が設けられ、温度
変化に伴う熱膨張による機械的応力が相互に加わらない
ようになっている。
また、金属部4にはフランジ部6が設けられ、このフラ
ンジ部qは、円板状グラファイト基体2の端面に、グラ
ファイトと金属の双方に適するろう材7を用いてろう付
けあるいは拡散接合などの手段によって接合固着されて
いる。フランジ部6の外周と円板状グラファイト基体2
との間にも両者が直径方向で直接接触しない開放空間(
又は隙間)8が設けられている。
また、円板状グラファイト基体2と金属部4との偏心を
少なくするため円板状グラファイト基体2の外側にフラ
ンジ部6を嵌め合わせる嵌め込み部9が設けられている
。このような構造にすることにより、隙間5及び開放空
間(又は隙間)8を均一に保持することができる。
金属部4の内部には、ローター軸締結部10が設けられ
、第2図に示すように、X線管回転陽極1の金属部4に
ローター軸11の回転陽極取付部12を挿入し、座金1
3及びナツト14を用いて相互に動かないように取付け
て固定する。なお、X線管回転陽極1とローター軸11
との取付は固定手段は、金属部4の範囲で取付ける限り
、第2図に示す手段以外の従来のX線管回転陽極に用い
られている適宜な方法を用いてもよい。
ローター軸11に連結したローター15は、その内部に
軸受(図示せず)を備えて回転自在に支承されており、
ローター15の外部のステータ(図示せず)により回転
磁界が加えられて駆動され、ローター軸11を介してX
線管回転陽極1が回転するようになっている。
〔実施例■ゴ 第3図は1本発明の実施例UのX線管回転陽極の構成を
示す縦断面図である。
第3図に示すように、本実施例■のX線管回転陽極1は
、第1図に示す実施例Iの金属部4のフランジ部6を円
板状グラファイト基体2の高融点金属被膜3を設けであ
る側と同じ側に設けて、ろう材7より円板状グラファイ
ト基体2と接合固着されたものである。
また、本実施例■のX線管回転陽極!は、前記実施例■
の場合と同様に前記隙間5及び開放空間(又は隙間)8
が設けられており、円板状グラファイト基体2と金属部
4とが直径方向で直接接触しないようになっている。
以上の説明かられかるように、前記実施例によれば、前
記円板状グラファイト基体2と金属部4との接合部に、
前記円板状グラファイト基体2の直径方向において直接
接触しない隙間5及び開放空間(又は隙間)8が設けら
れ1円板状グラファイト基体2の上面又は下面に前記金
属部4を接合固着することにより、温度変化によって生
ずる機械的応力が分散して接合部に加わるので、X線管
入力繰り返しに際して取付部の固着の劣化を低減するこ
とができる。
また、前記接合した金属部4を介して円板状グラファイ
ト基板2をローター軸11に取付けて固定するの槓取行
は固定に際して円板状グラファイト基板2を損傷するこ
と無く強固に固定することができる。
また、X線管使用の際に、静止状態のX線管回転陽極1
を使用条件の毎分1万回転程度の高速度に瞬時的に回転
駆動させても、ローター軸11とX線管回転陽極1の間
の駆動力伝達が確実に行われるので、瞬間撮影にも使用
可能となるなどの効果がある。
以上、本発明を実施例にもとすき具体的に説明したが1
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、温度変化によっ
て生ずる機械的応力が分散して接合部に加わるので、X
線管入力繰り返しに際して取付部の固着の劣化を低減す
ることができる。
また、前記接合した金属部4を介して円板状グラファイ
ト基板をローター軸に取付けて固定するので、取付は固
定に際して円板状グラファイト基板を損傷すること無く
強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例IのX線管回転陽極の構成を
示す縦断面図、 第2図は、第1図に示すX線管回転陽極をローター軸に
取付けた状態を示す縦断面図。 第3図は1本発明の実施例■のX線管回転陽極の構成を
示す縦断面図である。 図中、1・・・X線管回転陽極、2・・・円板状グラフ
ァイト基体、3・・・高融点金属被膜、4・・・金属部
、5・・・隙間、6・・・フランジ部、7・・・ろう材
、8・・・開放空間(又は隙間)、9・・・嵌め込み部
、10・・・ローター軸締結部、11・・・ローター軸
、12・・・回転陽極取付部、13・・・座金、14・
・・ナツト、15・・・ローターである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円板状グラファイトを基体とする回転陽極の内側
    に、前記円板状グラファイト基体の一端から軸方向に延
    長され、その内部にローター軸締結部を有し、かつフラ
    ンジ部を有する金属部が、前記グラファイト基体円板の
    直径方向において直接接触しない隙間を介して配置され
    、前記金属部のフランジ部が前記グラファイト基体の上
    面又は下面の所定位置に接合固着されていることを特徴
    とするX線管回転陽極。
  2. (2)前記金属部が、前記円板状グラファイト基体の直
    径方向において当該グラファイト基体に直接接触しない
    隙間及び開放空間又は開放空間を介して配置されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のX線管
    回転陽極。
  3. (3)前記円板状グラファイト基体を内側にし、前記金
    属部を外側にした嵌め込み部がフランジ部と円板状グラ
    ファイト基体の間に設けられていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項又は第2項に記載のX線管回転陽極
JP4710388A 1988-02-29 1988-02-29 X線管回転陽極 Pending JPH01221845A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10316089A1 (de) * 2003-04-08 2004-11-11 Siemens Ag Hochleistungsröntgenröhre
JP2011233364A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Toshiba Corp 回転陽極型x線管及び回転陽極型x線管装置
FR3019372A1 (fr) * 2014-03-31 2015-10-02 Acerde Anode pour l'emission de rayons x et procede de fabrication

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