JPH01220683A - 光ファイバ等の細線デュアル巻取機並びに該巻取機に用いる巻取ボビン対 - Google Patents

光ファイバ等の細線デュアル巻取機並びに該巻取機に用いる巻取ボビン対

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JPH01220683A
JPH01220683A JP4258988A JP4258988A JPH01220683A JP H01220683 A JPH01220683 A JP H01220683A JP 4258988 A JP4258988 A JP 4258988A JP 4258988 A JP4258988 A JP 4258988A JP H01220683 A JPH01220683 A JP H01220683A
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bobbin
bobbins
take
optical fiber
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達人 長岡
Toshiaki Akita
秋田 敏明
Yoshio Ikegami
池上 喜雄
Tadashi Takashita
高下 正
Shiro Kishi
岸 史郎
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/04Arrangements for removing completed take-up packages and or replacing by cores, formers, or empty receptacles at winding or depositing stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • B65H67/044Continuous winding apparatus for winding on two or more winding heads in succession
    • B65H67/056Continuous winding apparatus for winding on two or more winding heads in succession having two or more winding heads arranged in series with each other
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/32Optical fibres or optical cables

Landscapes

  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光ファイバ等の細線を2個の巻取ボビンを用
いて連続的かつ反復して巻取作業を行なう巻取機に関す
る。
(従来の技術) 光ファイバ等の細線を高速線引きしてこれを巻取るに当
っては、線の細さ、機械的に断線し易い性質を持つため
、高速領域での両ボビン間における細線の巻取切換に当
っては、断線を生じることのないよう円滑かつ迅速な切
換操作が必要であるとともに、細線に不必要なテンショ
ンを与えないようにすることも必要である。従来このよ
うな細線の連続巻取機としては、例えば実公昭61−2
2928号公報に開示されたものが先行技術として存在
する。その詳細は同号公報記載に譲るが、その要旨概要
は、フランジを両端に有する本ボビンにおける前記フラ
ンジの外方にダミーボビンの一端にフランジと対応して
爪を有する爪車を取付けた巻取ボビンの一対を、ボビン
軸心を平行させて並列にかつ各ボビンを反対として対置
し、前記フランジ側に心線巻移しガイドを軸方向に移動
可能に設け、同ガイドと直交するガイドアームを前記爪
車側に配設するとともに、両ボビンに線寄せガイドを同
じく軸方向に移動可能に設けることにより、トラバーサ
ローラの両ボビン間に亘る移動を介し、心線を一方のボ
ビンの本ボビンに巻取り、満巻状態になれば心線を本ボ
ビンと対面している他方のボビンのダミーボビン側に移
して巻付け、ダミー巻きが終了すれば、ダミーボビンか
らフランジを乗り越えて同ボビンの本ボビン側に移行さ
せて、その巻付けを行なうものであり、ダミーボビンに
おけるダミー巻きを除いては、従来から金属線糸の伸線
巻取機で行なわれているトラバーサローラおよび各ガイ
ド等による線寄せ巻換え方式と同効の技術である。
(発明が解決しようとする課題) 上記した一対の巻取ボビンの平行並列、一方のボビンか
ら他方のボビンへのトラバーサローラを介しての移動、
各種の巻移し、線寄せ用補助部材の介入による一連の構
成は、その構造と操作の複雑、また細線に対して不要の
テンシランを生じる接触部分の多いことにおいて、細線
の場合、断線トラブルの増大が予測できる点において不
利であり、巻取ボビンそのものの構造も複雑であり、特
に線寄せガイドによる案内や爪車の爪による細線のキャ
ッチは面倒であるとともに断線率が高く、各補助部材の
運動機構も多岐に亘り、操作ミスや故障を生じ易いので
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の問題点を解決するために、トラバーサロ
ーラによる細線の誘導方式を廃し、巻取位置に送り込ま
れる細線に対し、一対の巻取ボビンをそれぞれボビン軸
方向に往復動させることにより巻取を行なうとともに、
巻取ボビンをオープンタイプのものとし、両ボビンを同
一軸心上に直列に配置してドツキング可能とすることに
より、両ボビンを一直線上にドツキングした状態で細線
のボビン間移動が行なえるようにしたことにより、その
目的を達成できるようにしたもので、具体的には、軸方
向一端にフランジを有するとともに、他端にはフランジ
を有しない開放されたダミー巻き部兼ドツキング部とさ
れ、退避位置より巻取位置に亘って往復動可能に設けら
れるとともに、巻取位置において相互に前記ダミー巻き
部兼ドツキング部が対面し、かつ同一軸心上に直列に並
列可能に配設される一対の巻取ボビンと、再巻取ボビン
を各別に支、持しかつ前記退避位置から巻取位置への往
復動機構と、両ボビンを各別に支持しかつ前記巻取位置
における分離およびドツキング状態の両ボビンを各別お
よび連帯してボビン軸方向へ往復動可能なトラバース機
構と、各巻取ボビンの変速可能な軸回り回動機構とから
成ることにあり、巻取機構成は、一対の巻取ボビンの他
は、ボビンを退避位置から巻取位置に亘って往復させる
機構、巻取位置において各ボビンを個別に、また両ボビ
ンを連帯して軸方向に往復させる機構、各ボビンに巻取
のため回転を与える機構のみで足り、従来のトラバーサ
ローラ、ボビン周側に配備する各種の巻移し、線寄せ等
の介助部材や案内部材等を全く必要としないのである。
また巻取ボビンとして軸方向一端にフランジを有すると
ともに他端はフランジを有しない開放されたダミー巻き
部兼ドツキング部とし、ドツキング部はボビン他端から
突出する可回動な係合突部と、ボビン他端に凹入しかつ
係合凸部と対応する係合凹部とすることによって、巻取
位置において両ボビンのドツキングと分離が確実かつ容
易に行なえ、ドツキング状態において両ボビンは1個の
ボビン体として機能することにより、一方のボビンから
他方のボビンに対する細線の巻移し、ダミー巻きが容易
にかつ円滑に行なえ、分離状態における各ボビンに対す
る細線の本巻きを支障なく独立して行なえるのである。
またボビン退避位置から巻取位置への往復動機構および
ボビンの巻取位置における往復動可能なトラバース機構
の両者が、何れも正逆回動可能なスクリュ軸と、該軸に
螺合されて直進可能なボールナットを具備した移動架台
およびトラバース架台とされることによって、構造が簡
単であるのみならずコンパクト化でき、これにより巻取
位置におけるボビンの細線に対する往復トラバースが確
実化され、ダミー巻き、本巻きの何れに対しても適応で
き、従来のトラバーサローラによる細線の引張りを不要
とし、細線は定位置に送り込むのみで足り、無用のテン
ションを掛けることなく、断線トラブルを解消できる。
また各巻取ボビンにおける軸回り回動機構として、巻取
ボビンと連結され、かつトラバース架台に設置する可変
速なモータを用いることにより、加減速容易であるとと
もに、両ボビンドツキング時の同速運転も容易化される
のである。
(実施例) 本発明巻取機の適切な実施例を、第1図乃至第4図に亘
って説示する。
第1図において巻取ボビン1および巻取ボビン51の一
対は、何れも同形、同大かつ同一構造であり、中空また
は中実のボビンにおける軸方向一端にはフランジla、
 51aが形成されるが、軸方向他端はフランジを有し
ない開放されたダミー巻き部兼ドツキング部1b、 5
1bとされる。即ちボビン他端における外周面がダミー
巻き部とされ、他端の軸方向端面がドツキング部とされ
るのであり、実施例においては第4図に例示するように
、ドツキング部構造として、一方(図ではボビン1側)
に軸端面内部に凹入する略円錐状の係合凹部14が形成
され、他方(ボビン51側)には、該係合凹部14と対
応する円錐状の係合凸部15が軸受16を介して可回動
に突出されたものであり、また前記フランジla、 5
1a側にボビン軸1c、 51cが設けられる。
第1図において一方の巻取ボビン1は巻取位置にあり、
また巻取ボビン51は退避位置にある状態を示している
が、図示のように両ボビン1.51は何れもそのダミー
巻き部兼ドツキング部1b、 51bを互いに対向させ
て直列に配置されるのであり、後述するように両ボビン
1,51が何れも巻取位置にある時、両者は同一軸心上
に並ぶようにされるのである。従って第4図においても
示すように、両ボビン1,51を巻取位置において同一
軸心上に並んだ状態から、矢印で示すように一方のボビ
ン51を直進させることにより、その係合凸部54が他
方のボビン1の係合凹部14と係合し、 両ボビン1.51が接結されて一体のボビン体としての
機能を持つことになる。これら巻取ボビンlおよび巻取
ボビン51の保持と、その運転機構並びに運動機構は次
の通りである。即ち巻取機基台17の両側にそれぞれ架
台18.19が立設され、各架台18.19にはそれぞ
れ正逆回動自在にスクリュ軸8.58が軸受(図示省略
)を介し架設され、スクリュ軸8,58の下端には正逆
回転用伝動ギヤボックス9.59および昇降用駆動モー
タA4.B54がそれぞれ連結され、モータを正逆回転
可能な可逆モータとすることによって、各スクリュ軸8
.58は正逆回転される。また各スクリュ軸8.58に
はスクリュ軸に螺合されて直進昇降可能なボールナット
(既知機構であるため図示省略する)を具備することに
よって、スクリュ軸8.58に沿って昇降可能な移動架
台7.57が装設される。前記スクリュ軸8,58、移
動架台7 、57 (モータ、ギヤボックスを包含する
)が巻取ボビン1.51を退避位置より巻取位置に亘っ
て往復移動させる往復動機構であり、7a、57aは内
部にボールナットを有するスライド筒部を示している。
前記移動架台7.57上には、何れもスクリュ軸8.5
8と直交状の、同じく正逆回転可能なスクリュ軸6,5
6が軸受(図示省略)を介して架設され、スクリュ軸6
.56の各一端には正逆回転可能な可逆モータによるト
ラバース用モータA3およびB53が連結されることに
より、各スクリュ軸6.56に正逆回転を与えるのであ
る。各スクリュ軸6゜56には同じく同スクリエ軸6.
56に螺合されて直進移動するボールナット(図示省略
)を具備するトラバース架台5,55が、スクリュ軸6
.56に沿って、図向って左右方向に往復動可能に保持
されるのであり、5aおよび55aは前記ボールナット
が内部に具備されるスライド筒部を示している。前記ト
ラバース架台5,55上には巻取ボビン1.51に対し
て巻取のための軸回り回動を与える可変速の巻取用モー
タA2、巻取用モータB52がそれぞれ設置され、各モ
ータA、82.52と接結されるボビン軸1c、 51
cにボビン1,51を着脱可能に取付けるのである。前
記スクリュ軸6.56およびトラバース架台5.55が
、巻取ボビン1.51を各別に支持し、かつ巻取位置に
おいて分離状態の両ボビン1.51更にはドツキング状
態の両ボビン1゜51を連帯して、ボビン軸方向に亘り
往復動させるトラバース機構となるのであり、またトラ
バース架台5.55上に設置する可変速なモータA、B
2゜52がボビン軸1c、 51cとともに、各巻取ボ
ビン1゜51の軸回り回動機構となるのであり、このさ
い両機構における制御部材として、スクリュ軸8.58
の上下には架台18.19側に、移動架台57のスライ
ド筒部7a、 57aと接触可能な上昇限りミツトスイ
ッチ12.62および下降限りミツトスイッチ13.6
3が設置され、またスクリュ軸6,56の左右には移動
架台7.57側に、トラバース架台5,55のスライド
筒部5a、 55aと接触可能な待機位置リミットスイ
ッチ10.60および運転位置リミットスイッチ11、
61が設置される。
即ち本発明の巻取機構成は、トラバーサローラや各種の
巻移し、線寄せのための介助部材やその運動機構をボビ
ン同側に必要としないことにより、著しく簡単化される
のである。
上記した実施例による光ファイバ等の細線巻取は次のよ
うにして行なわれる。第2A図は巻取プロセスを手順に
かつ模式的に示し、第2B図は巻上がり外観を示してい
るが、第2A図においてa〜には作動順列を示し、同図
aは一方の巻取ボビン1が巻取位置にセットされ、巻取
用モータA2の回転を介し、光ファイバ等の細線20を
、該ボビン1におけるダミー巻き部兼ドツキング部1b
を除き、フランジla側を占める本巻き用の周上に巻取
中の状態を示している。このさい従来と相違し、細線2
0は一定位置(巻取位置)に供給されるもので、これに
対し巻取ボビン1はスクリュ軸6の正逆回動、これに伴
うトラバース架台5の軸方向往復動によるボビン1自体
のトラバースによって、゛第2B図に示した巻取部21
で示すように、断面台形に逐次積層状に巻取られてゆく
のである。
このさい他方の巻取ボビン51は第1図において示した
退避位置に下降している0次いで同図すに示すように、
巻取ボビン1における本巻きが進行して満巻状態に近づ
くと(巻取部21の終了X抄部)、退避位置にある巻取
ボビン(空ボビン)51がスクリュ軸58の回動、これ
に伴なうスライド筒部57a、移動架台57の上昇を介
し同行上昇される。このさい同ボビン51の巻取用モー
タ52を起動し、巻取用ボビン1の巻取用モータ2の回
転数まで徐々に増速する0次いで同図Cに示すように移
動架台57が上昇限りミツトスイッチ62位置まで上昇
することにより、巻取ボビン51は巻取ボビンlと同一
軸心上に直列に並ぶ巻取位置に進出するが、同ボビン5
1は待機位置リミットスイッチ60にあり、この位置で
巻取用モータB52の回転数が、巻取ボビン1側の巻取
用モータA2の回転数と一致したことを、第3図に例示
した制御ブロックによって確認する。
即ち、巻取用モータA2およびB52は、それぞれモー
タコントロール101.201に連結されるとともに、
また巻取回転数検出器100,200を備えているので
、同検出器100.200による検出値を変換器102
゜202を介し比較器300において比正することによ
り確認した後、同図dに示すように、巻取ボビン51側
のトラバース用モータB53を駆動して、スクリュ軸5
6の回動、トラバース架台55の直進を介し、同ボビン
51を待機位置リミットスイッチ60側から運転位置リ
ミットスイッチ61側に向かって前進させ、そのダミー
巻き部兼ドツキング部51bを巻取ボビン1のダミー巻
き部兼ドツキング部1bに接合させるとともに、係合凸
部15を相手側の係合口部14に係合させることにより
、 両ボビン1.51は一体にドツキングされ、両ボビン1
.51はあたかも1個のボビンとして機能することにな
る。次いで同図eおよびfに亘って示すように、巻取ボ
ビン1側の巻取が終了するとともに、細線20の位置は
同ボビン1のダミー巻き部兼ドツキング部lb上となり
、かつ同ドツキング部1bと巻取ボビン51のダミー巻
き部兼ドツキング部51bは一連に並んでいるので、同
図eS fにおいて両ボビン1.51を一体に図向かっ
て右方向にトラバースすることにより、両ダミー巻き部
兼ドツキング部1b、 51b上に亘ってダミー巻きが
行なわれるのであり、即ち細線20の巻取ボビン1より
巻取ボビン51への巻き移しが自動的に進行するのであ
り、このダミー巻きは第2B図においてダミー巻き部2
2として示すように、両部1b、 51bの各周上に数
回程度巻かれるものである。ダミー巻きが巻取ボビン5
1のダミー巻き部兼ドツキング部51bにおいて終了す
るとともに、第3図に示した制御ブロックにおけるスイ
ッチ切換用アンプ300を介して切換スイッチ103.
203が切換えられ、細線20の巻取ボビン51側にお
ける本巻きが開始される(第2A図g)、この巻取部2
1を形成する本巻きに当っては、第2A図gおよびhに
示すように両ボビン1.51は一体のまま必要なトラバ
ースが得られ、台形の積層巻取がボビン51側で進行す
るものであり、これは既知のように制御ブロックにおけ
るライン速度指令アンプ105および速度設定器(自動
勾配設定器)106によって制御されることになる。か
くして同図iに示すようにドツキング状態での巻取ボビ
ン51における本巻きがしばら(進行して後、ドツキン
グしている満巻の巻取ボビン1を巻取中の巻取ボビン1
より切離すのである。
この切離しに当っては巻取ボビン1側をそのスクリュ軸
6、トラバース架台5を介して同図j、kに亘って示す
ように図向かって単独に移動させることにより行なうが
、このさい同ボビンlは巻取用モータA2を減速しなが
らその切り離しを行なうので、細線20は両ボビン1,
51の回転数の相違と線自身の細さのため、前記ボビン
切り離しとともにその両ダミー巻き部兼ドツキング部1
b、 51bの離間部分において自然に引きちぎられる
が、更に円滑に切りたい場合には、第1図において例示
するようにカッタ部材乃至機構80を配設して、これに
より切断することもできる。かくして両ボビン1,51
の切り離しが終り、ボビン1が(正確にはトラバース架
台5である)待機位置リミットスイッチ10位置に到達
すれば、移動架台7をそのスクリュ軸8の回動を介し、
下降限りミットスイッチェ3位置にまで下降させて、巻
取ボビンエを退避位置に下降させ、巻取用モータ2を停
止させて後、満巻の巻取ボビン1をボビン軸1cから取
外し、新しい空ボビンである巻取ボビン1を新たに取付
け、この間巻取ボビン51における本巻きの巻取運動は
継続されている。従って同様の操作を反復することによ
り、細線20の連続巻取が行なわれることになるのであ
る。
(発明の効果) 本発明の巻取機によれば、特に光ファイバ等の細くかつ
断線し易い細線のボビン巻取を行なうに当り、従来方式
に比し、次の点において有利でありかつ優れたものであ
る。即ち本発明においては、巻取ボビン1,51として
、その一端はフランジla。
51aにより閉鎖されるが、他端はフランジを有するこ
となく開放されたダミー巻き部兼ドツキング部1b、 
51bとしたことにより、本巻き部分とダミー巻き部分
とは同径、同大の一連とされ、かつこの一対のボビンl
、51をそのダミー巻き部兼ドツキング部1b、 51
bを対面させて直列に対置させることにより、両ボビン
1,51は一体にドツキング可能とされ、ドツキング時
は両ボビンが一体化する機能を具備し、このため従来の
トラバーサローラや巻移し部材、線寄せ部材、あるいは
キャッチ用爪車等、各種の補助、介助部材を用いなけれ
ば線のボビン間切換えができないものに対し、単に両ボ
ビンをドツキングして相並ぶダミー巻き部兼ドツキング
部1b、 51bにより、単にボビン1,51をトラバ
ースするのみで、ダミー巻付けとともに何等の障害な(
細線20の移動巻き移しが得られ、これは断線を生じ易
い光ファイバ等にはきわめて利点大である。しかも各ボ
ビンへの本巻きを容易化され、トラバーサローラを用い
ることがないため、細線に無用の引張りやテンションを
掛けることがないし、補助部材や介助部材との接触も全
くないので、断線率はきわめて小さい。
しかも機構としても、裸の巻取ボビン1.51の他は、
単に両ボビンを各別に昇降移動させ、あるいは軸方向に
往復トラバースする機構のみでよ(、巻取機全体の簡素
な構成が可能であり、しかも実施例でも見られるように
、両機構共、スクリュ軸とボールナットによる回転運動
を直進運動に変換させる同一の機構を用いれば、その構
成は更にシンプル化され、また再巻取ボビンの減速、増
速また同速回転運動もモータを用いれば、簡単な制御ブ
ロックで容易にコントロールできるのであり、平行して
並ぶ2個のボビン間において、フランジを越えて線を巻
き移し、またトラバーサローラで線を移動トラバースす
る巻取機における問題点を全く生じることのない新しい
細線連続巻取機として、特に円滑で抵抗の生じない線巻
換において卓越した特長を持つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明巻取機実施例の正面図、第2A、2B図
は巻取プロセスの手順を示す模式図、第3図は巻取用モ
ータ制御ブロック側の平面図である。 1.51−・・巻取ボビン、la+51a”・7ランジ
、1b、51b・・・ダミー巻き部兼ドツキング部、2
.52・・・巻取用モータ、3,53・・・トラバース
用モータ、4,54・・・移動用モータ、6,56・・
・スクリュ軸、5.55・・・トラバース架台、7,5
7・・・移動架台、8.58・・・スクリュ軸、14・
・・係合凹部、15・・・係合凸部、20・・・細線。 特 許 出 願 人  株式会社 神戸製鋼所代 理 
人 弁理士  安  1) 敏  雄第り図 第4図 第3図 1、事件の表示 昭和63年特 許 願第42589号 2、発明の名称 光ファイバ等の細線デュアル巻取機並びに該巻取機に用
いる巻取ボビン 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (119)  株式会社 神戸製鋼所 4、代 理 人◎577 大阪府東大阪市御厨1013番地 電話 06 (782)6917・6918番6、補正
の対象 ・明細書の図面の簡単な説明の欄 7、補正の内容

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軸方向一端にフランジを有するとともに他端はフ
    ランジを有しない開放されたダミー巻き部兼ドッキング
    部とされ、退避位置より巻取位置に亘って往復動可能に
    設けられるとともに、巻取位置において相互に前記ダミ
    ー巻き部兼ドッキング部が対面し、かつ同一軸心上に直
    列に配設される一対の巻取ボビンと、両巻取ボビンを各
    別に支持しかつ前記退避位置から巻取位置への往復動機
    構と、両巻取ボビンを各別に支持しかつ前記巻取位置に
    おける分離およびドッキング状態の両ボビンを各別およ
    び連帯してボビン軸方向へ往復動可能なトラバース機構
    と、各巻取ボビンの変速可能な軸回り回動機構とから成
    ることを特徴とする光ファイバ等の細線デュアル巻取機
  2. (2)軸方向一端にフランジを有するとともに他端はフ
    ランジを有しない開放されたダミー巻き部兼ドッキング
    部とされ、ドッキング部はボビン他端から突出する可回
    動な係合凸部と、ボビン他端に凹入しかつ係合凸部と対
    応する係合凹部とされ、ボビン軸に着脱可能に取付けら
    れる光ファイバ等の細線デュアル巻取機に用いる巻取ボ
    ビン。
  3. (3)ボビン退避位置から巻取位置への往復動機構が、 正逆回動可能なスクリュ軸と、該スクリュ軸に螺合され
    て直進移動可能なボールナットを具備する移動架台とか
    ら成る請求項1記載の光ファイバ等の細線デュアル巻取
    機。
  4. (4)巻取ボビンの往復動可能なトラバース機構が、移
    動架台に架設する正逆回動可能なスクリュ軸と、 該スクリュ軸に螺合されて直進移動可能であるボールナ
    ットを具備するとともに、巻取ボビンを保持するトラバ
    ース架台とから成る請求項1又は3記載の光ファイバ等
    の細線デュアル巻取機。
  5. (5)各巻取ボビンの軸回り回動機構が、巻取ボビンと
    連結されかつトラバース架台に設置する可変速なモータ
    とされる請求項1・3・4のいずれかの請求項記載の光
    ファイバ等の細線デュアル巻取機。
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