JPH01219830A - 複写機の原稿自動供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多機能複写機に利用する。

〔概要〕

本発明は、載置台に積重ねられた多数の原稿をその順序
にしたがって自動的に複写部に搬送する複写機の自動原
稿供給装置において、 載置台と搬送手段とを２系統備え、両載置台に置かれた
原稿の頁番号を読取り比較して各搬送手段を制御するこ
とにより、 ひとつの原稿を分離した二つの原稿の部分をそれぞれ頁
番号順に重ねておくだけで、順序よく複写の印刷ができ
るようにするものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の複写機としては、載置台に積重ねられた
複数頁の原稿を複写部に一枚ずつ搬送する原稿自動供給
装置が知られている。この原稿が頁番号順に積重ねられ
ているときは、複写された印刷物は頁番号の順に重ねら
れて出力される。このような原稿の各部に修正を施す必
要がある場合、この修正箇所のある原稿を抜出して修正
を行っていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上記の場合修正された原稿を再び複写するとき
、修正された頁の原稿をもとの原稿に頁番号順に手作業
によってならび替える。このとき原稿の全体の頁数が多
く、また抜出した原稿の頁数が多くなると、再編集に手
間がかかり、また再編集の際に誤りがあったとき、複写
部数が多い場合にはこれをいちいち訂正するのにさらに
多くの手間を要した。

本発明はこれらの欠点を解決して、抜出した原稿の頁番
号を順にそろえるのみで頁番号順に複写することのでき
る複写機の原稿自動供給装置を提供することを目的とす
る。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、原稿を置く載置台と、原稿を順に複写部に供
給する搬送手段とを備えた複写機の原稿自動供給装置に
おいて、 上記載置台および上記搬送手段を２系統備え、上記両載
置台には置かれた原稿の所定位置に記された頁番号を読
取る手段を備え、この読取る手段が読取る頁番号を両載
置台について比較し、小さい番号順または大きい番号順
になるように上記２系統の搬送手段のいずれかを駆動す
る制御手段を備えたことを特徴とする。

〔作用〕

各載置台には、それぞれの原稿が欠番のある頁番号が小
さい番号または大きい番号の順に積重ねられており、こ
の両方の頁番号を追っていくと、順序よく番号が連続す
る。したがってそれぞれの表面にある二つの頁番号には
必ず大小関係が成立する。これを比較して、いずれか小
さい方または大きい方のものを先に複写部に供給するよ
うその原稿の搬送手段を駆動するので、複写後は原稿も
複写された印刷物も頁番号の順になる。

〔実施例〕

つぎに本発明実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック構成図を示し、第
２図は上記実施例装置を装着した複写機の斜視図を示す
。

両図において、原稿５Ａを積重ねて載置する載置台ＩＡ
と、この原稿５Ａは一枚ずつ順に複写部３に自動供給す
る第一搬送部２Ａとが設けられる。

搬送部２Ａには第一モータ２２Ａで駆動される第一ロー
ル２１Ａを備え、カセット３Ａより供給される用紙に原
稿５Ａの記載内容が複写され、複写印刷物４を作成した
のち、積重ねられて原稿５Ｃとして複写部３上に送出さ
れる。

ここに本発明の特徴とするところは、所定の位置に順序
に頁番号が付された複数の紙葉からなるひとつの原稿か
ら、例えば修正などの必要により抜取った複数の紙葉を
第一群の原稿５Ａと、残ったものと第二群の原稿５Ｂと
した場合、この第一群および第二群のそれぞれの原稿を
積重ねて載置する第一載置台ＩＡおよび第二載置台ＩＢ
と、そのそれぞれの原稿を順に複写部３に供給する第一
搬送部２Ａおよび第二搬送部２Ｂとの２系統のものを備
え、さらに両載置台ＩＡおよびＩＢにおかれた原稿５Ａ
および５Ｂの○印で示す所定位置に記された頁番号を読
取るセンサ７Ａおよび７Ｂをそれぞれ備えた第一読取回
路６Ａおよび第二読取回路６Ｂと、この両読取回路（６
Ａおよび６Ｂ）の読取った頁番号を比較し、小さい番号
順または大きい番号順に両搬送部（２Ａまたは２Ｂ）の
いずれかを駆動する制御手段である論理制御部８とを備
えたことにある。

この場合第一群の原稿５Ａおよび第二群の原稿５Ｂはそ
れぞれ頁番号は欠番のまま順に揃えられている。また第
一搬送部２Ａおよび第二搬送部２Ｂにはそれぞれ第一ロ
ール２１Ａ１第一モータ２２Ａおよび第二ロール２１Ｂ
、第二モータ２２Ｂが設けられ、上記論理制御部８の指
示により、いずれかのモータが駆動される。

つぎに本実施例の動作を説明する。

まず、載置台ＩＡおよびＩＢに複写される第一および第
二の原稿５Ａおよび５Ｂをそれぞれセットする。両原稿
５Ａおよび５Ｂはそれぞれのセンサ７Ａおよび７Ｂで頁
番号を読取り、それぞれのデータを両読取回路６Ａおよ
び６Ｂを介して、論理制御８８へ伝える。論理制御部８
は、このデータをつぎのように論理判断を行い、その結
果により第一モータ２２Ａまたは第二モータ２２Ｂのい
ずれかを駆動する。すなわち、第３図に示す制御流れ図
のように、頁番号の小さい群の原稿の方のモータを駆動
する。例えば第一群の原稿の頁番号が１．２．４．５、
・・・となっており、第二群のそれが３．６、・・・と
なっているとき、最初の頁番号は１と３であるので、第
一群の原稿を駆動する。つぎは２と３であるので同様に
第一群の原稿を駆動する。

つぎは４と３であるので、第二群の原稿を駆動する。こ
のようにして複写部３には、頁番号の小さい順に原稿が
撤退される。したがって、印刷終了後の原稿５Ｃおよび
印刷された複写印刷物４は、頁番号の小さい順にならん
で集合される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、原稿の一部を修正
するため抜出したものを再度複写するとき、人手によっ
て組合せる必要がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明一実施例のブロック構成図。 第２図は、上記実施例装置を装着した複写機の斜視図。 第３図は、上記実施例の制御流れ図。 ＬＡ、ＩＢ・・・それぞれ第一および第二の載置台、２
Ａ、２Ｂ・・・それぞれ第一および第二搬送部、３・・
・複写部、３Ａ・・・カセット、４・・・複写印刷物、
５Ａ、５Ｂ、５Ｃ・・・それぞれ第一群、第二群および
印刷終了後の原稿、６Ａ、６Ｂ・・・第一および第二読
取回路、７Ａ、７Ｂ・・・センサ、８・・・論理制御部
、２１Ａ、２１Ｂ・・・それぞれ第一および第二ロール
、２２Ａ、２２Ｂ・・・それぞれ第一および第二モータ
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、積重ねた原稿を置く載置台と、 この載置台に置かれた原稿を順に複写部に供給する搬送
   手段と を備えた複写機の原稿自動供給装置において、上記載置
   台および上記搬送手段を２系統備え、上記両載置台には
   置かれた原稿の所定位置に記された頁番号を読取る手段
   を備え、 この読取る手段が読取る頁番号を両載置台について比較
   し、小さい番号順または大きい番号順になるように上記
   ２系統の搬送手段のいずれかを駆動する制御手段を備え
   た ことを特徴とする複写機の原稿自動供給装置。