JPH0121612Y2 - - Google Patents

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JPH0121612Y2
JPH0121612Y2 JP7659785U JP7659785U JPH0121612Y2 JP H0121612 Y2 JPH0121612 Y2 JP H0121612Y2 JP 7659785 U JP7659785 U JP 7659785U JP 7659785 U JP7659785 U JP 7659785U JP H0121612 Y2 JPH0121612 Y2 JP H0121612Y2
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storage cylinder
elongated hole
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axial direction
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JP7659785U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は口紅塗付用その他の化粧用筆に関す
る。
(従来の技術) 第10図及び第11図は従来の化粧用筆(例え
ば実公昭60−5856に開示されている)を示し、同
図において、1は円筒体の収納筒体で、その基端
側に軸方向の長孔2が設けられている。3は先端
に穂先4を有する筆本体で、収納筒体1内に軸方
向に摺動自在に収納され、筆本体3の基端には、
長孔2側の収納筒体1内周面に沿う円弧面5aを
有する摺動杆5が突設され、摺動杆5には操作体
6が長孔2から外方突出するように設けられてい
る。この操作体6は穂先4が収納筒体1から出退
するように摺動操作するためのもので、キヤツプ
を収納筒体1の基端側に套嵌する際に、該キヤツ
プ開口端で操作体6を押圧したり、或いは操作体
6を指で摘んで操作体6を長孔2に対して矢印a
方向に摺動させることにより、穂先4が収納筒体
1先端が出退するように筆本体3を同方向に移動
できるようになつている。7は圧接部材で、収納
筒体1の基端側に内嵌固着され、摺動杆5を収納
筒体1の長孔2側内周面に軸方向摺動自在となる
ように圧接している。
そして筆本体3及び圧接部材7を収納筒体1に
組込む場合、操作体6が収納筒体1内に収まるよ
うに摺動杆5を鎖線の如く径方向に弾性変形させ
ながら筆本体3を収納筒体1の基端開口8から挿
入して、実線の如く操作体6を長孔2から外方突
出させ、その後押圧接部材7を収納筒体1の基端
側に内嵌固着するのである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、この従来のものは操作体6は摺動杆
5に一体に突設され、組込みの際に筆本体3を収
納筒体1に収納した後長孔2から外方突出させる
ので、操作体6は長孔2に対して挿脱自在である
ことが必要で、小さな突起状のものであつた。こ
のため操作体6をキヤツプの開口端で押圧したり
或いは指で摘んだりするのが困難となり、操作体
6による筆本体3のスムーズな移動操作をなし得
なかつた。また操作体6を容易に摘んだりできる
ようするため、これを大きく形成すれば、筆本体
3の収納筒体1への組込みや操作体6の長孔2か
らの外方突出が困難になるという問題があつた。
本考案は上記問題点に鑑み、操作体6による筆
本体の移動操作を容易になし得ると共に、筆本体
及び操作体の組込が楽になし得るようにしたもの
である。
(問題点を解決するための手段) この技術的課題を解決する本考案の技術的手段
は、円筒体の収納筒体11内に、先端に穂先15
を有する筆本体13が軸方向に移動自在に収納さ
れ、収納筒体11の軸方向に長孔12が設けられ
ると共に、筆本体13の基端に、長孔12側の収
納筒体11内周面に沿う円弧面17aを有する摺
動杆17が前記収納筒体11の内周面に対して離
間自在に設けられ、該摺動杆17を収納筒体11
の長孔12側内周面に軸方向摺動自在になるよう
に圧接する押圧部材21が設けられ、穂先15が
収納筒体11の先端から出退するように筆本体1
3を移動操作するための操作体24が、長孔12
から外方突出するように設けられた化粧用筆にお
いて、摺動杆17の円弧面17aに、前記長孔1
2と交差する方向に係合溝23が設けられ、前記
操作体24は、長孔12に挿脱不能な操作部25
と、収納筒体11の軸方向に向けたとき長孔12
に挿脱自在であると共に、係合溝23の方向に向
けたとき長孔12に対して挿脱不能でかつ係合溝
23に係合可能な係合部26と、操作部25と係
合部26とを連結すると共に長孔12に摺動自在
でかつ回動可能に挿通される連結部27とが具備
されている点にある。
(作用) 収納筒体11に筆本体13、操作体24及び押
圧部材21を組込むには、筆本体13を収納筒体
11にその基端開口18から挿入し、その後操作
体24の係合部26を収納筒体11の軸方向に向
けた状態で、長孔12から収納筒体11に挿入し
て連結部27を長孔12に挿通させ、次に操作体
24を回動して、係合部26を係合溝23に係合
させればよく、操作体24の操作部25を大きく
形成しても筆本体11及び操作体24を楽に組込
むことができる。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、第1図乃至第4図において、11は円筒体の
収納筒体で、先端部は先端側が徐々に小径となる
ように先窄り状に形成されている。12は収納筒
体11の基端側に軸方向に形成した長孔である。
13は筆本体で、収納筒体11内に軸方向摺動自
在に収納され、その先端部には取付具14を介し
て穂先15が装着されている。筆本体13の基端
には大径部16を介して摺動杆17が後方突設さ
れ、この摺動杆17は長孔12側の収納筒体11
内周面に沿う円弧面17aを有する断面半円形状
に形成されている。18は収納筒体11の基端開
口である。
20はコイルバネで、取付具14に外嵌した状
態で収納筒体11内に収納され、筆本体13を収
納筒体11に対して後方へ付勢している。21は
押圧部材で、収納筒体11の基端側に内嵌固着さ
れ、収納筒体11の基端開口18を塞ぐと共に、
摺動杆17を収納筒体11の長孔12側の内周面
に軸方向摺動可能となるように圧接している。
23は摺動杆17に設けた係合溝で、摺動杆1
7の円弧面17aに長孔12と直交する方向に形
成され、係合溝23の幅は長孔12の幅と略同一
寸法であり、長さは長孔12の幅よりも大に形成
されている。24は筆本体13を軸方向に移動操
作するための操作体で、円板形状の操作部25と
係合溝23に対応する板形状の係合部26と操作
部25と係合部26とを連結する連結部27とを
備えて成る。操作部25は長孔12の幅よりも大
径であつて長孔12に挿脱不能であり、長孔12
から外方突出している。係合部26は、厚みが長
孔12の幅よりもやや小であり、収納筒体11の
軸方向に向けたとき長孔12に挿脱自在となり、
摺動杆17の係合溝23の方向に向けたとき長孔
12に対して挿脱不能でかつ係合溝23に係合可
能であり、収納筒体11内で係合溝23を塞ぐよ
うに係合している。連結部27は長孔12の幅よ
りもやや小さい長さの長方形状に形成され、長孔
12に対して摺動自在でかつ回動可能に挿通され
ている。
28はキヤツプで、収納筒体11の先端側及び
基端側に着脱自在に套嵌可能であり、キヤツプ2
8を筒体11の基端側に套嵌することにより、該
キヤツプ28の開口端で操作体24の操作部25
を長孔12の前端に押圧保持できるようになつて
いる。
上記実施例の構成によれば、収納筒体11に筆
本体13、操作体24及び押圧部材21を組込む
には、第6図に示す如く、まず筆本体13を収納
筒体11にその基端開口18から挿入し、その後
操作体24の係合部26を収納筒体11の軸方向
に向けた状態で、長孔12から収納筒体11に挿
入して連結部27を長孔12に挿通させ、次に操
作体24を90度回動して、係合部26を係合溝2
3に係合させる。その後押圧部材21を基端開口
18から収納筒体11に嵌合固着させればよく、
操作体24の操作部25を大きく形成しても筆本
体13、操作体24及び押圧部材21を収納筒体
11に対して楽に組込むことができる。
第7図乃至第9図は他の実施例を示し、摺動杆
17を弾性材により構成して弾性変形により折曲
可能に構成すると共に、摺動杆17の基端に収納
筒体11の長孔12とは反対側の内周面に接当す
るようにへの字状に折曲した折曲片30を一体に
設け、これにより摺動杆17を収納筒体11の長
孔12側内周面に軸方向摺動自在になるように圧
接する押圧部材21を構成している。収納筒体1
1の基端側には基端開口18を塞ぐように嵌合部
材31が着脱自在に内嵌固着されている。この場
合操作体24を組込むには、操作体24の係合部
26で摺動杆17を押圧して第7図に鎖線で示す
如く弾性変形させながら、該係合部26を長孔1
2から収納筒体11内に挿入し、その後操作体2
4を回動して係合部26を係合溝23に係合させ
ればよい。なお、収納筒体11内にはコイルバネ
はなく、筆本体13は収納筒体11に対して取付
具14又は摺動杆17の摺動抵抗により任意の移
動位置で停止できるようになつている。
(発明の効果) 本発明によれば、操作体24の操作部25を長
孔12に挿脱不能な大きな形状に形成できるの
で、操作体24をキヤツプ28の開口端で押圧し
たり或いは指で摘んだりすることを確実かつ容易
にでき、操作体24により筆本体13をスムーズ
に移動操作し得る。しかも操作体24の操作部2
5を大きく形成しても、筆本体3及び操作体24
を収納筒体11に対して楽に組込むことができ
る。その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す不使用状態の
側断面図、第2図は同平面図、第3図は同使用状
態の側断面図、第4図は同第1図のA−A線断面
図、第5図は同操作体の拡大平面図、第6図は同
作用説明用の側断面図、第7図は他の実施例を示
す不使用状態の側断面図、第8図は同使用状態の
側断面図、第9図は同第7図のB−B線断面図、
第10図は従来例を示す側断面図、第11図は同
第10図のC−C線断面図である。 11……収納筒体、12……長孔、13……筆
本体、15……穂先、17……摺動杆、17a…
…円弧面、21……押圧部材、23……係合溝、
24……操作体、25……操作部、26……係合
部、27……連結部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状の収納筒体11内に、先端に穂先15を
    有する筆本体13が軸方向に移動自在に収納さ
    れ、収納筒体11の軸方向に長孔12が設けられ
    ると共に、筆本体13の基端に、長孔12側の収
    納筒体11内周面に沿う円弧面17aを有する摺
    動杆17が前記収納筒体11の内周面に対して離
    間自在に設けられ、該摺動杆17を収納筒体11
    の長孔12側内周面に軸方向摺動自在になるよう
    に圧接する押圧部材21が設けられ、穂先15が
    収納筒体11の先端から出退するように筆本体1
    3を移動操作するための操作体24が、長孔12
    から外方突出するように設けられた化粧用筆にお
    いて、摺動杆17の円弧面17aに、前記長孔1
    2と交差する方向に係合溝23が設けられ、前記
    操作体24は、長孔12に挿脱不能な操作部25
    と、収納筒体11の軸方向に向けたとき長孔12
    に挿脱自在であると共に、係合溝23の方向に向
    けたとき長孔12に対して挿脱不能でかつ係合溝
    23に係合可能な係合部26と、操作部25と係
    合部26とを連結すると共に長孔12に摺動自在
    でかつ回動可能に挿通される連結部27とが具備
    されていることを特徴とする化粧用筆。
JP7659785U 1985-05-22 1985-05-22 Expired JPH0121612Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7659785U JPH0121612Y2 (ja) 1985-05-22 1985-05-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7659785U JPH0121612Y2 (ja) 1985-05-22 1985-05-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61190911U JPS61190911U (ja) 1986-11-28
JPH0121612Y2 true JPH0121612Y2 (ja) 1989-06-27

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JP7659785U Expired JPH0121612Y2 (ja) 1985-05-22 1985-05-22

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