JPH01214898A - 多階調表示方式 - Google Patents

多階調表示方式

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JPH01214898A
JPH01214898A JP63039724A JP3972488A JPH01214898A JP H01214898 A JPH01214898 A JP H01214898A JP 63039724 A JP63039724 A JP 63039724A JP 3972488 A JP3972488 A JP 3972488A JP H01214898 A JPH01214898 A JP H01214898A
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JP
Japan
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display
brightness
gradation
pattern
pixel data
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Pending
Application number
JP63039724A
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English (en)
Inventor
Koichi Suzuki
宏一 鈴木
Noboru Murayama
村山 登
Yasunori Ishikawa
石川 安則
Shigeru Watanabe
滋 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 液晶表示装置などの階調表現能力の低い表示装置によっ
て多階調の画像を表示するための多階調表示方式に関し
、特にテレビ受像機、コンピュータ用デイスプレィなど
に用いられている液晶表示装置によって高品質な白黒あ
るいはカラー画像を表示するのに適した多階調表示方式
に関するものである。
〔従来技術〕
テレビ受像機あるいはコンピュータ用ティスフレイなど
の表示装置として最近は小型、軽量で安価な液晶表示装
置が広く用いられるようになった、が、この液晶表示装
置は階調の表現能力が劣るために、高品質の画像が要求
される上記のような表示装置に使用した場合には満足な
階調画像を得ることができなかった。
そのため、テレビ受像機、コンピュータ用デイスプレィ
の表示装置としては階調表示能力に優れた陰極線管表示
装置が一般に使用されており、装置が大型になるばかり
でなく、重量、消費電力などの点からも好ましいもので
はなかった。
第11図は、前記のような階調表示能力の低い表示装置
によってこの表示能力を超える階調を表示するための従
来技術を説明するもので、高低2階調の表示能力、例え
ば○で示した点および×で示した滅の表示のみが可能な
発光ダイオードのごとき表示素子を2X2=4個用いた
表示ブロックにおいて<0〉〜<4〉の5つの輝度パタ
ーンによって5階調の輝度表示を行う場合を示している
なお、この表示ブロック内の各表示素子の平均輝度がこ
の表示ブロックの範囲の輝度として認識されることが望
ましいことから、表示素子の画像上での大きさは個々の
表示素子が観察者に識別し得ない程度の大きさであるこ
とが好ましい。
この第11図の<0〉の輝度パターンにおいては4つの
表示素子がすべて滅状態にあってこの表示ブロックは最
も暗い状態を表示しており、<1〉〜<4〉の輝度パタ
ーンにおいてはそれぞれ1つずつの表示素子が順次点灯
状態となってゆくために順次間るい状態を示すようにな
り、この最後の〈4〉の輝度パターンにおいてはすべて
の表示素子が点灯し、この表示ブロックが表示し得る最
大の明るさとなることは明らかであろう。
しかしながら、このような点および滅の2値による階調
表示では、テレビジョン画像あるいはコンピユータのデ
イスプレィとして高度なグラフィクスを表示する場合に
は表示し得る階調が不充分であった。
〔目 的〕
本発明は、液晶表示装置などの階調の表現能力の低い表
示装置を用いて、これら表示装置自身が有する階調表示
能力を超える多階調の画像を再生し得るようにすること
を目的とする。
〔構 成〕
本発明は、上記の目的を達成するんめに、1つの入力画
素について階調表示能力の低い表示素子を複数配置して
なる表示ブロックを対応させ、上記入力画素の画素デー
タに応じて選択された輝度パターンに従って上記表示ブ
ロック内のそれぞれの表示素子に表示を行わせることに
よって、それぞれの表示素子が有する階調表示能力を超
える階調の画像を再生するようにしたものである。
、 第1図はそれぞれHで示した高い輝度として示した
低い輝度とで表示が可能な2X2の4つの表示素子を用
いて、これら表示素子自体が有する階調表示能力を超え
る階調を表示ブロックによって表示し得るようにした本
発明の実施例を示すものである。
4つの表示素子が“0”〜“8”の9つの階調を表示し
得るものとしたとき、Lを“4”に、Hを“8”に固定
した場合であっても第1図の〈0〉〜<4〉の5つの輝
度パターンによって5つの階調を表示し得ることは先に
第11図について説明したところから明らかであろう。
本発明の実施例では、この〈0〉〜〈4〉のパターンを
それぞれ1つの輝度パターンとし、高い輝度Hと低い輝
度りとを表示素子自体が有する表示輝度中から選択する
ことによって多くの階調を表示し得るようにする。
なお、本明細書においては、階調を示す数字が大きい方
が明るい(輝度が高い)ものとして説明するが、この階
調を示す数字が小さい方が明るい(輝度が高い)ように
してもよいことは明らかであろう。
第2図は“0”〜“8”の9つの階調を表示し得る表示
素子を2×2の4個使用して表示ブロックを構成した本
発明の実施例の輝度パターンを示すもので、第1図にお
ける1つの表示ブロック内の表示素子における低い輝度
りと高い輝度Hとの表示輝度の差を表示素子自体の表示
輝度の1階調として<Q>〜<32〉の33の階調を表
示するようにしたものである。
すなわち、4つの表示素子がすべて滅状態にある<0〉
の輝度パターンから第1図の<1〉パターン→<4〉パ
ターンに示すような順番で高い輝度で表示する表示素子
を増加させてゆき、すべての表示素子が高い輝度を表示
したときには再び第1図の〈1〉パターン→<4〉パタ
ーンに示すような順番でより高い輝度で表示する表示素
子を増加させて第2図の<5〉〜〈8〉のパターンを得
るようにし、これを繰返えすことによって<0〉〜<3
2〉の33の階調を表示する。
結局、第2図の表示ブロックの<0〉〜〈32〉の33
種類の輝度パターンにおける各表示素子に示した数値は
当該表示素子が表示する輝度を示すものであり、<O〉
〜〈4〉の輝度パターンにおいてはすべての表示素子は
“Onおよび“1”の階調のいずれかを表示しており、
〈5〉〜〈8〉の輝度パターンにおいてはすべての表示
素子は“1”および“2”の階調のいずれかを表示して
おり、以下同様にこの表示ブロック内のすべての表示素
子は1階調以内の範囲で表示を行っている。
上記のような、第1図の<0〉→<4〉のパターンによ
る輝度の増加は、予め設定した輝度パターンを用いな(
とも、入力した画素データyから次の第1表に示すよう
な演算を各表示素子について行い、得られた整数値によ
って表示素子の輝度を定めるようにすることができ、そ
の結果は第2図と同様になる。
第1表 ここで、yは入力した画素データであり、(y+1)/
4. (y−2)/4 、 (y+3)/4の演算結果
は小数点以下を切り捨てた値を表示輝度とするものであ
る。
また、上記第1表に代えてブロック内の各表示素子の表
示輝度を次の第2表のように配分することもできる。
第2表 このような、輝度パターンを使用すれば表示素子間の明
るさの差異が少ないために、得られた画像の明暗変化は
円滑なもめとなる。
第3図は低い輝度りを表示素子の滅状態に維持し、高い
方の輝度Hを表示する表示素子は入力された画素データ
によって定まる表示の明るさに応じた階調“1”〜“8
”で順次第1図に示したく1〉パターン→<4〉パター
ンで表示を行うように駆動することによって<0〉〜<
32〉の33の階調を表示するまうにしたもので、低い
階ILを表示する表示素子は常に滅状態にあるので制御
が容易になるという利点がある。
得られる明暗の階調をさらに多くするためには1つの入
力画素に対応する表示素子の数を多くすればよく、例え
ば1つの画素データに4×4の16個の表示素子を対応
させれば、これらの表示素子が点あるいは滅の2つの状
態しかとれない場合であっても、全部の表示素子が滅状
態にある最も暗い表示状態から順次1つずつの表示素子
が点灯してゆく16の状態と併せて17の階調を表示す
ることができることからも明らかであろう。
第4図は、第1図に示した表示方式を4X4の16個の
表示素子に拡張・適用したもので、それぞれHで示した
高い輝度として示した低い輝度とで表示が可能な4×4
の16個の表示素子からなる輝度ブロックを1つの画素
データに対応させ、これら表示素子自体が有する階調表
示能力を超える<0〉から〈64〉の65階調を表示ブ
ロックによって表示し得るようにしたものである。
すべての表示素子が滅状態にある<0〉の輝度パターン
から順次1つの表示素子が1段上の表示輝度に移行し、
すべての表示素子が同一の表示輝度1ごなると再び順次
1つの表示素子が1段上の表示輝度に移行することによ
って表示ブロックの明るさが逐次上昇し、これによって
<0〉〜<64〉の65階調の表示輝度が得られるもの
であるが、第1図の場合に比して輝度を上昇させる表示
素子の位置を選択する自由度が大きくなる。
このような輝度パターンを選択する1つの方法として、
輝度データの最上位ビットを含む複数ビットによって輝
度パターンを選択するとともに最下位ビットを含む複数
ビットによって輝度レベルを選択することができる。逆
に、輝度データの最上位ビットを含む複数ビットによっ
て輝度レベルを選択するとともに最下位ビットを含む複
数ビットによって輝度パターンを選択するようにするこ
ともできる。
例えば、輝度データが6ビツトであれば、4ビツトで1
6種類、2ビツトで4種類の選択を行うことが可能であ
るから、第4図の〈1〉〜<16〉の16種類の輝度パ
ターンをこの4ビツトで指定し、残りの2ビツトで“0
”〜“3”の4段階の輝度レベルを指定することができ
る。具体的には、最上位ビットを含む2ビツトで輝度レ
ベルを、また最下位ビットを含む4ビツトで輝度パター
ンをそれぞれ選択するようにすることができ、逆に上位
桁側の4ビツトを輝度パターンの選択、下位桁側の2ビ
ツトを輝度レベルの選択にそれぞれ用いることができる
上記の第4図に示した輝度パターンは表示ブロックの中
央部から逐次高い輝度の部分が広がってゆくように構成
されており、網点写真を反転したようなパターンとして
表示される。
第5図に示した輝度パターンは次の第3表のとおりの演
算によって得られたもので、yは入力した画素データ、
(y+1)/16〜(y+15)/16の演算結果は小
数点以下を切り捨てた値を表示輝度とすることは、先の
第1表におけると同様である。
第3表 第5図に示した輝度パターンは、入力画素データによっ
てブロックの明るさが上昇するとブロックの中心部から
明るさが上昇するので網点写真のような画像が得られ、
また次の第5表に示すようにして求められた輝度パター
ンによれば分散した点から明るさが上昇するという特徴
があり、下記の第4表で示す輝度パターンはこれらの中
間の特性を示すものであり、再生すべき画像に応じて適
宜設定することができる。
第4表 第5表 この第5図に示した輝度パターンあるいは第4表、第5
表に基づいて得られた輝度パターンを演算によらないで
予め設定しておいて前記の6ビツトデータによって選択
する場合には、4ビツトで第4図の<1〉〜〈16〉の
パターンを選択し、残る2ビツトの輝度レベル情報から
得られる輝度値をIとしたときに、低い輝度りの値をI
に、高い輝度値Hを(r+1)にすることができる。な
お、この場合には<0〉の輝度パターンを選択すること
ができないので少なくとも1つの表示素子が発光するこ
とになるが、6ビツトがすべて“0”の場合には<0〉
の輝度パターンを選択するようにしておけばこの欠点を
避けることができる。
第6図は、第3図の表示素子を4X4=16個に拡張し
たものに相当するもので、低い方の階調を表示する表示
素子は例えば駆動されない状態“0”にされており、高
い方の階調を表示する表示素子は入力された画素データ
によって定まる表示の明るさに応じた階調“1”〜“4
”の表示を行うように駆動されるものである。
このような輝度パターンを使用すると、低い階調を表示
する表示素子の制御は容易になるが、隣接する表示素子
間の明るさの差が大きくなることから再生された画像が
粗くなることがあるという問題があることは、第1図の
場合と同様である。
前述したように、6ビツトの輝度データを用いる場合、
例えば最上位ビットを含む2ビツトで輝度レベルを、ま
た最下位ビットを含む4ビツトで輝度パターンをそれぞ
れ選択するようにすることができ、逆に上位桁側の4ビ
ツトを輝度パターンの選択、下位桁側の2ビツトを輝度
レベルの選択にそれぞれ用いることができる。なお、こ
の場合にも〈0〉の輝度パターンを選択することができ
ないので少なくとも1つの表示素子が発光することにな
るが、6ビツトがすべて10′″の場合には〈0〉の輝
度パターンを選択するようにしておけばよいことは上述
のとおりである。
以上述べた表示方式においては、1つの入力画素データ
を上記のように1つの表示ブロックとして表示するもの
であり、その実施に際しては入力画素データを上記のご
とき輝度パターンに変換しり後にフレームメモリ上に展
開し、このフレームメモリから走査によって各表示素子
についての階調データを読出して、それぞれの表示素子
に供給すればよいことは明らかであろう。
第7図は本発明の他の実施例を説明するための図であっ
て、入力画素データ“1”〜“4″とこれら画素データ
から得られる母マトリックスとこの母マトリックスから
切り出したサブマトリックスによってフレームメモリF
上に生成される輝度パターンとの関係を概念的に示すも
のである。
なお、このフレームメモリFに格納された各表示素子に
ついてのデータは、例えばラスタースキャンによって表
示素子ごとに順次読出されて、このフレームメモリ上の
記憶位置に対応して配置された表示素子に供給されて表
示を行うものであるから、入力した画素データがフレー
ムメモリに格納されるまでの動作について説明する。
第7図の4つの画素データ“1”〜″4”は、図の中央
に示したマトリックス面上に図示の便宜上白黒2値のパ
ターンとして例示したような、それぞれの入力画素デー
タに対応して予め設定されたパターンを有する例えば8
X8=64画素からなる母マトリックス■〜■として展
開される。
これらの母マトリックスはそれぞれ4X4=16画素か
らなる4つのサブマトリックスS、、、  5121 
3211  S2*に分割されるものであり、より詳細
にいえば、画素データ“1”はサブマトリックス■S1
..■S、2.■S 211  ■S2□からなる母マ
トリックス■に、画素データ“2”はサブマトリックス
■S、1.■S1□、■S21.■S22からなる母マ
トリックス■に、画素データ■はサブマトリックス■S
10.■S12.■S20.■322からなる母マ) 
IJックス■に、画素データ■はサブマトリックス■S
10.■S12.■S23.■S22からなる母マトリ
ックス■にそれぞれ展開される。
この母マトリックスから選択されたサブマトリックスの
パターンが図の右方に示したようにフレームメモリに格
納されるが、この選択の方法は、母マトリックス■につ
いてはその左上部分に相当するサブマトリックス■Sl
l、母マトリックス■についてはその右上部分に相当す
るサブマトリックス■S12.母マトリックス■につい
てはその左下部分に相当するサブマトリックス■S2.
.  母−7トリツクス■についてはその右下部分に相
当するサブマ) +Jックス■S2□のパターンを選択
するものであり、これらの選択されたサブマトリックス
を図示のようにフレームメモリに書込む。
すなわち、第1行の入力データについては、奇数番目の
列に属するデータによって指定された母マトリックスに
ついては左上のサブマトリックスS、のパターンを、ま
た、偶数番目の列に属するデータによって指定された母
マトリックスについては右上のサブマトリックス312
のパターンをそれぞれフレームメモリに格納するもので
あり、−般的にいえば、奇数番目の行の入力データにつ
いてはこれと同様に上側の2つのサブマトリックスパタ
ーンを交互にフレームメモリに格納する。
このようにして第1行に属する画素データの入力が終了
して第2行第1列の画素データ“3”が入力されると、
これら偶数行の画素データによっては指定された母マト
リックスの下段のサブマトリックスが選択されるので、
■S2+として示した領域に相当するサブマトリックス
の輝度パターンがフレームメモリの上記第1行第1列の
画素データによって格納された3X3表示素子分の輝度
パターンの下方に格納される。
続いて第2行第2列の画素データが入力されると、この
第2列、一般的にいえば偶数番目の列に属する画素デー
タによって指定された母マトリックスからはS2□とし
て示した領域に相当する右下の4X4表示素子のサブマ
トリックスパターンが選択されて、フレームメモリの上
記第2行第1列の画素データによって書込まれた領域の
右側に格納される。
このような母マトリックスからのサブマトリックスの選
択を一般的にいえば、奇数番目の行の画素データについ
ては、奇数番目の列の画素データでは母マトリックスの
左上のサブマトリックスS11を、偶数番目の列の画素
データでは母マトリックスの右上のサブマトリックス5
12をそれぞれフレームメモリに書込むものであり、ま
た、偶数番目の行の画素データについては、奇数番目の
列の画素データでは母マトリックスの左下のサブマトリ
ックスS21を、偶数番目の列の画素データでは母マト
リックスの右下のサブマトリックス322をそれぞれフ
レームメモリに書込むものであり、図のフレームメモリ
上には、書込まれるサブマトリックスの領域に対応して
格納されるサブマ)IJワックス位置を示す符号を記入
しである。
このフレームメモリ上のパターンには、図示したように
、上記のサブマトリックス■S11.■S12、■S2
1および■S2□から合成された輝度パターンが格納さ
れ、この輝度パターンは例えばラスタースキャンによっ
て読出されて表示画面上に画像として表示される。
なお、1つの画素データがフレームメモリ上では4X4
の表示素子として格納されており、4つの画素データを
1つの単位として生成された1b×16画素に相当する
輝度パターンが配列されて表示画像(パターン)が得ら
れることは以上の説明から明かであろう。
図示のような母マトリックスのパターンを用いた処理に
よれば、母マトリックスの大きさに相当する網目によっ
て作成された網点写真と同様な表示素子の輝度分布によ
って、多くの階調からなる画像が得られる。
この第7図の例では、母マトリックスが8X8画素、サ
ブマ) IJワックス4X4画素であって1つの母マド
、リックス内にサブマトリックスが丁度4個人るが、こ
のように1つの母マトリックス内にサブマトリックスが
整数個人らない4×4の母マトリックスから分割された
3×3のサブマトリックスによってフレームメモリへの
書込み、すなわち表示を行う場合の実施例を第8図(a
)、 (b)に示しである。
なお、この第8図(a)は1つの画素データに対応して
第7図におけるマ) IJフックス面に相当するマトリ
ックス平面に展開される母マトリックスを示すもので、
このパターンには図示の便宜上白黒21Itのパターン
を例示してあり、■〜0は画素データの入力順序、〈1
〉〜く16〉は母マトリックスのパターンを指定する画
素データの符号であり、これら母マトリックスパターン
の各画素位置に記した2桁の数字はこれら母マトリック
スパターン中の各画素の位置を示す符号であって、第1
桁が母マトリックスにおける行、第2桁が同じく列を示
している。
第8図(b)は同図(a)の母マトリックスから切り出
した3×3のサブマトリックスによって、フレームメモ
リ上に形成される出カバターンを示す。
なお、実際上、各画素のデータは白黒2値ではなく、対
応する表示画素の輝度を示す値を有するものであること
はいうまでもない。
そして、この輝度パターンの各画素位置に記した○を付
した数字は同図(a)のそれぞれの母マ) IJフック
ス付した丸数字に対応するものであり、また次段に示し
た2桁の数字は同図(a)における母マトリックスパタ
ーン中の各画素の位置を示す符号であって、第1桁が母
マトリックスにおける行、第2桁が同じく列を示してい
る。
3×3画素のサブマトリックスが同図(a)に示した4
×4画素の母マトリックスから切り出されてフレームメ
モリの点線で囲った領域内に書込まれるのであるが、こ
のフレームメモリ上の太線で区切られた4×4画素の領
域はそれぞれ母マトリックスの大きさに相当しており、
この母マトリックスに相当する4×4画素の領域を正し
い画素配置を保ちなから3×3のサブマトリックスで埋
めるために、母マトリックスから切出されたサブマトリ
ックス内の画素配置を変更してフレームメモリに格納す
る。
すなわち、グランドマトリックスに相当するフレームメ
モリの一番上の行に相当する縦3画素、横12画素の領
域には、■〜■の4つの母マトリックスから切出された
それぞれ3×3画素のサブマトリックスの画素の輝度値
が格納されるが、これろのサブマトリックスは母マトリ
ックスの上側の3行に相当する画素11〜14.21〜
24.31〜34の輝度値のみが使用される。
そして、■の母マトリックスから切出されたサブマトリ
ックスについては、母マトリックスに相当する領域内の
画素配置を保つために、第4列の画素■14.24.3
4の輝度値をフレームメモリ上の上記母マトリックス■
から切出されたサブマトリックスの次の列として配置し
、次に第1列の画素■11、21.31および第2列の
画素■12.22.32の輝度値をそれぞれ格納する。
次の母マトリックス■については、第2番目の母マトリ
ックスに相当するフレームメモリの領域内に母マ) I
Jックス■内の画素値が書込まれていない領域が第3列
および第4列の2列分空いているので、この母マトリッ
クス■の第3列および第4列の画素■13.14.23
.24.33.34の画素の輝度値をこの空いている部
分に格納し、残る1行分の画素の輝度値は第3番目の母
マ) IJフックス相当するフレームメモリの領域内に
格納するが、この格納する位置は第3番目の母マトリッ
クスに相当する領域の第1列であるから、この領域内の
画素配置を保つために、母マトリックス■の第1列の3
つの画素■11.21.31の輝度値を格納する。
次の母マトリックス■については、フレームメモリの上
記第3の母マ) IJフックス相当する領域の第2列〜
第4列が空いているので、この母マトリックス■の第2
列〜第4列の第1行〜第3行の3X3の9画素について
の輝度値を格納する。
実際の画面表示を行う場合には、次々の画素データによ
る3×3のサブマトリックス4つを単位として上記同様
に順次右方向に各表示素子に対応する輝度値としてフレ
ームメモリに格納されるものであるが、この説明では5
番目〜8番目の画素データによる母マトリックス■〜■
はフレームメモリの第4行〜第6行の表示を行うものと
しである。
上記の母マトリックス■〜■からのサブマトリックスに
よっては、グランドマトリックスの上側3行に相当する
位置のみ輝度値が格納されており、一番上の列の母マト
リックスに相当する領域の最下位の行が空G、1でいる
状態にある。
そこで、この領域内の画素配置を保つために、母マトリ
ックス■の最下行に相当する画素■41〜43の輝度値
を上記領域の最下位の行すなわち第4行に書込み、母マ
トリックス■〜■においても同様に処理する。
そして、母マトリックス■〜■から切出される3×3の
サブマトリックスの残りの2行分は母マトリックス■〜
■の上2行と同様の配列で第2番目の母マトリックス行
に相当するグランドマトリックスの第5行目、第6行目
に書込まれる。
第9図は例えばスチールビデオカメラなどのビデオカメ
ラからのカラー画素データを液晶表示装置によってカラ
ー画像として表示するだめの実施例を示すものである。
ビデオカメラ1からの輝度信号Y。はA/D変換器21
 によって6ビツトの輝度データYに変換され、また、
色差信号R−Y、、B−Y、はA/D変換器2□、23
によってそれぞれ4ビツトの第1色差データC,,C2
に変換されて、それぞれのバッファ31.3□、3.に
−旦スドアされる。
バッファ3□から読出した6ビツトの輝度データYの最
下位ビットを含む複数ビットに基づいてテーブル4中か
ら母マトリックスパターンを選択し、また、最上位ビッ
トを含む複数ビットによって輝度レベルを設定する。
パターンジェネレータ5は、上記テーブル4から読出さ
れた母マ) +Jフックスついて例えば第7図、第8図
などについて説明したようなサブマトリックスの選択を
行い、輝度パターンを輝度フレームメモリ61上に展開
する。
一方、バッファ32.3−から続出された第1、第2の
色差データC,,C2は第1色差フレームメモリ62お
よび第2色差フレームメモリ63上に第1、第2の色差
パターンとしてそれぞれ展開されるが、第10図(a)
に示すように、輝度パターンが1つの入力画素データに
対して1つの表示素子を対応させるのに対し、色差デー
タC,,C2は第10図(b)、 (C)に示すように
、2×2の4つの表示素子に対して同一の値をとるよう
にすることができる。
すなわち、人間の視覚の色に対する階調の認識度および
解像度は低いため、上述のように色差データとしては1
6階調の指定が可能な4ビツトのみを割当て、また4つ
の表示素子についての色差データを同一のものとしてい
る。
これらフレームメモリ6、.6..6.に格納されてい
る輝度パターンおよび色差パターンは画素位置を同期さ
せながら例えばラスタースキャンによって読出し、それ
ぞれD/A変換器?、、?2.73   。
によってアナログ信号(Y)、  (R−Y)、  (
B−Y)に変換した後、ドライバー8に供給して液晶表
示装置9によって画像を表示させる。
なお、入力した画素データを用いて先に第1表〜第5表
に示したような演算を行うことによって輝度パターンを
得る場合には、上記テーブル4を参照するのに代えて上
記の演算処理を行うように構成すればよい。
〔効 果〕
本発明によれば、階調表示能力の低い液晶表示装置など
を用いても、これら表示装置自体が有する階調表示能力
を超える多くの階調による表示が可能になり、大型且つ
高価な陰極線管表示装置に代えてこの液晶表示装置など
を用いてテレビジョン画像あるいはグラフィック画像な
どを高い品質で再生することができるという格別の効果
を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明による輝度パターンを示す
図、 第7図は母マトリックスを分割して得られるサブマトリ
ックスの輝度パターンによって表示を行うようにした実
施例の概念図、 第8図は第7図の実施例を変形した実施例を説明するた
めの図、 第9図は本発明を適用してカラー画像を再生するように
した実施例を示すブロック図、 第10図は第9図の実施例におけるフレームメモリのデ
ータ格納状態を示す図、 第11図は2値の表示のみが可能な表示素子を用いた従
来の表示方式を示す図である。 特許出願人   株式会社 リ コ −くン<D<2>
<3><4> χvIル rぐ9− p  n   * RIi弓第1
図 <O><9<2><3><4><5><6><7>(I
I><9><10><ID<12><13>(14><
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〉(9><10>(11><12><13><14><
15>06>く1]><18>G9><20><21>
<22><23><24><25>     <26>
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9>     <30>     <31>     
モR2> 1八 ハ0クー)の  災3F!t4’j弓第3図 ■(1>OGシΦ 0      ■      の      0■  
    く■      <11>       <I
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  4!+1第5図 (0>(1>(2><3〉く4〉 <17><lit>G9><20> 釉n 、zOクーンめ ゛災宅也イケ1第6図 (a) 酩7図 n  i”6& 46111  i x2 し
* % ’ik4手りi6図第8図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1つの入力画素について階調表示能力の低い表示
    素子を複数配置してなる表示ブロックを対応させ、上記
    入力画素の画素データに応じて選択された輝度パターン
    に従って上記表示ブロック内のそれぞれの表示素子に表
    示を行わせ、これによってそれぞれの表示素子が有する
    階調表示能力を超える階調の画像を再生するようにした
    ことを特徴とする多階調表示方式。
  2. (2)上記表示ブロック内の表示素子による表示は、画
    素データに対応する母マトリックスパターンを分割して
    得られるサブマトリックスパターンに従って行われるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の多階調表示
    方式。
  3. (3)1つの表示ブロック内の表示素子が高低2階調の
    内のいずれかの階調での表示を行うことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項ないし第2項記載の多階調表示方式
  4. (4)画素データが、輝度パターンを示すビットと輝度
    レベルを示すビットとから構成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第3項記載の多階調表
    示方式。
  5. (5)画素データは色データを含んでおり、この色デー
    タを除く輝度に関するデータについてのみ該当する処理
    を行うようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項ないし第4項記載の多階調表示方式。
  6. (6)色データについては、表示ブロック内のすべての
    表示素子について同一の色データを用いるようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の多階調表示
    方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5121235A (en) * 1988-12-21 1992-06-09 International Business Machines Corporation Liquid crystal display device having light transmission control layer
US7277103B2 (en) 2002-08-22 2007-10-02 Seiko Epson Corporation Image display device, image display method, and image display program
US8094143B2 (en) 2003-03-31 2012-01-10 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing method and liquid-crystal display device using the same

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