JPH01214618A - 水中盛土工法および水中投入物用導管 - Google Patents

水中盛土工法および水中投入物用導管

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JPH01214618A
JPH01214618A JP3758688A JP3758688A JPH01214618A JP H01214618 A JPH01214618 A JP H01214618A JP 3758688 A JP3758688 A JP 3758688A JP 3758688 A JP3758688 A JP 3758688A JP H01214618 A JPH01214618 A JP H01214618A
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cylinder
outer cylinder
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JP3758688A
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Kunio Fukazawa
深沢 邦男
Yoshinori Hata
畑 好典
Tsugumasa Itou
伊藤 亜政
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TOUKIYOUWAN OUDAN DORO KK
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TOUKIYOUWAN OUDAN DORO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水底に砂、砂利及び事前混合固化材等で盛土
する水中盛土工法と、その際に用いられる水中投入物用
導管に関するものである。
(従来の技術) 従来海底などに石、砂、砂利などを投下して水中構築物
の基礎などを造成する際は、これらを単管の水中投入物
用導管によって導く方法がとられていた。
また、二重管を用いるものとしては特開昭61−142
229号公報に開示された技術がある。
また管内の下向水流を利用するものとしては特公昭54
−23484号公報によるものがある。
(発明が解決しようとする課題)  −しかしながら単
管を用いるものでは、管内における盛土材の落下がスム
ーズにいかず、殊に砂などのように平均粒径が微細で、
しかも可成り広い粒径分布を有する盛土材の投下に際し
ては粒径毎の沈降速度が一様ではなく、堆積された盛土
の均質性が損なわれたり、管中につまりが生じたりする
などの問題があった。
特開昭61−142229号公報による技術では、外筒
には多数の小孔が穿設されており、その目的とするとこ
ろは、該投入物用導管を水中に吊下する際の立設手段に
用いられるものであって、吊下完了後、実際に盛土材を
導くのは内筒であって、その作用と効果においては単管
によるものと全く同じものであった。
特公昭54−23484号公報によるものでは、水面側
から順次管径を大きくした複数個の筒体を縦列に配設し
、各筒体連接部の間隙開口から投下盛土材のエゼクタ効
果による下向流を誘導して盛土材の流下促進を計るもの
であるが、複数段の筒体を水中深く吊下するには手間が
かかり、かつ各連接部の間隙開口から多量の水流が流入
するため管内の流況か乱れ、水底の汚泥などを吹き上げ
て水中工事に伴いやすい公害を助長するという問題点が
あった。
本発明は従来の工法に伴うこれらの諸問題に鑑みてなさ
れたもので、その目的は安定した流況で公害を発生させ
ず、かつ効果的に盛土を行える工法及び水中投入物用導
管を提供することである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決し、目的を達成するための本発明の要旨
とするところは、 (1)水面下に開口する内筒と、水面上に開口するとと
もに、前記内筒を適宜間隔をもって内部に挿通し、かつ
下端部に拡張部を有する外筒とからなる二重管の内筒に
、下端を水面に近接させたホッパーから盛土材を供給す
ることにより内筒内に生じた下向流と、前記二重管との
間隙部に生ずる上向流とで循環流を生じさせ、盛土材の
下降を促進させると共に、盛土付落下部に生じた汚濁水
を前記循環水流に乗せて前記間隙部を上昇させて再び内
筒を落下させることにより盛土をすることを特徴とする
水中盛土工法。
(2水中に吊下され、上方の盛土材供給口から盛土材を
受けて水底に盛土する水中投入物用導管において、水面
直下より水底近くに延び、内部に盛土材を流下させる内
筒と、所定間隙をもって該内筒を挿通させ、上端を水面
上に露出して開口させると共に、下端部に水底に近接し
て開く拡張部が設けられた外筒とからなる水中投入物用
導管に存する。
(作用) 水中投入物用導管の内筒上端を水面よりやや下方にし、
外筒上端を水面上に露出させて吊下する。
そして、内筒上方水面直上に下端を水面に近接させたホ
ッパーから盛土材を投下させると、投下盛土材の落下に
伴う周辺の水の引込み効果により、内筒水面の下降が生
じ、内外筒間隙部の水面と水位差が生じて、外筒内面四
周より水が内筒内に誘導される。
内外筒の間には適宜間隙の間隔部が筒体全長にわたって
設けられているから、内筒内における投下盛土材と共に
下降する下向流と、これを補うべく前記r′rI隙部に
は下向流が発生し、かくして内筒の下向流と、間隙部の
下向流とで循環流が生じ、何れも内筒、間隙部に案内さ
れた安定な流れとなる。
一方、外筒下端には水底に近接して拡げられた拡張部が
設けられているから、投下盛土材が水底からまき上げる
汚濁水は外部に漏れ出ることなく、前記循環水流に伴っ
て内筒、間隙部を循環し、上昇して再び内筒内を下降し
て循環する。
また内筒そのものは適切な筒径であって、狙い場所への
集中盛土を的確に実施することが可能である。
(実施例) 以下図面に基づき本発明の一実施例を説明する。
水中投入物用導管10は、第1図にみるように円筒状の
内筒20と、該内筒20を内部に挿通し、一端に外方に
広く開いた拡張部32が設けられた外筒30とからなっ
ている。
両筒20,30の間には適切に定められた間隙部11が
設けられている。
外筒30は、円周状の外筒本体31と、該外筒本体31
下端に外方に開口して設けられた拡張部32とで構成さ
れている。
外筒本体31の内側には上下少なくとも2ケ所に内筒2
0を固定又は摺動可能に保持する保持部33が設けられ
ており、該保持部33は、摺動可能に保持する場合は第
2図に示すように外筒本体31内壁に半径方向に固設さ
せた複数個の支持アーム34と、該支持アーム34の先
端に固設され、内筒20の外周に沿って凹面を有する摺
接部材35とから成っている。
また外筒本体31上端外周には、水中投入物用導管10
を吊下するための複数個の吊下部材36が固設されてお
り、さらに上端縁には内筒20を外筒30に結合するた
めの結合用鉤部材37が設けられている。
また、拡張部32の外部には水中投入物用導管10の姿
勢保持のための船上からのワイヤやチェーン係止用の鉤
部材38が設けられている。
一方、内筒20の上端部には前記外筒30の結合用鉤部
材37との間にチェーン12によって結合するための鉤
部材21が固設されている。
以下盛土工法の作用を説明する。
水中投入物用導管10は、海上作業船又は、水上作業用
台船等などからチェーンもしくはワイヤで水中に吊下し
て使用される。
水中投入物用導管10は水中に吊下されたとき、内筒2
0の上端が水面Wよりわずかに下方にあり、外筒30の
上部がわずかに水面W上に露出して吊下される。内外筒
20.30の上記関係はチェーン12の調節によってな
され、この際、内筒20は外筒本体31内壁に設けられ
た前記保持部33に保持されて固定もしくは自在に摺動
させることが可能である。
一方、水中投入物用導管10全体の姿勢保持のためには
、拡張部32上に配設された鉤部材38に張られたチェ
ーンなどによって行われる。
拡張部32は水底に近傍に吊り下げられている。
そして、始めにホッパーHから放出され、内筒上部開口
から投入された盛土材の落下に伴う周辺の水の引込み効
果により、内筒水面の下降が生じ、内外筒間隙部の水面
と水位差が生じて、外筒30上部内周の水を誘導して内
筒20内に導き、内筒・20内に盛土材と共に下向流を
誘起する。
一方、前記下向流を補うべく前記間隙部11内には上向
流が発生し、ここに間隙上向流〜内筒下向流の循環流が
生成される。
一方、内筒20下端から放出された盛土材は放出口周囲
でも汚濁水を発生させるが、前記拡張部32によって外
部とは遮断されており、汚濁水は循環流水に伴って間隙
部11内を上昇し、内筒20内を再下降することにより
、外部に拡散することがない。
このようにして内筒20内には良好な盛土材の流況が維
持されるとともに、公害を生じさせない。
この水中投入物用導管IOは石、砂利、砂などの何れの
盛土材でも投下可能であるが、特に細粒の砂や、セメン
トに砂、砂利を混ぜ、セルロース 。
エーテル等の分離抵抗材などが混練された材料のように
粒径分布の広い盛土材の投入には有効である。一般にこ
れら砂などの盛土材は平均粒径が小さく、水底への沈降
が遅いばかりでなく、可成りの広い粒径分布を有し、沈
降達成に差異を生じ、均質な盛土にすることが難しい。
本発明の水中盛土工法ならびに水中投入物用導管IOは
良好な流況を形成することにより広い粒径分布を有する
盛土材に対しても均質な盛土を構築することが可能であ
る。
(発明の効果) 本発明にかかる水中盛土の方法ならびに水中投入物用導
管は上記のような構成ならびに作用をなすから、簡素で
取扱い容易な構造を以て投入物用導管内に良好な流況を
生成させることが可能となり、多様な盛土材の供給に対
しても常に均質に水底に堆積が可能となることにより盛
土を効果的に行うことができ、しかも汚濁水を拡散させ
ず、公害の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の一実施例を示しており、第1図は水中投
入物用導管の縦断面図、第2図は第1図の■〜■断面図
である。 H・・・ホッパー、W・・・水面、1o・・・水中投入
物用導管、11・・・間隙部、20・・・内筒、 30
・・・外筒、 31・・・外筒本体、32・・・拡張部
。 特 許 出 願 人     東京湾横断道路株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水面下に開口する内筒と、水面上に開口するとと
    もに前記内筒を適宜間隔をもって内部に挿通し、かつ下
    端部に拡張部を有する外筒とからなる二重管の内筒に、
    下端を水面に近接させたホッパーから盛土材を供給する
    ことにより内筒内に生じた下向流と、前記二重管との間
    隙部に生ずる上向流とで循環流を生じさせ、盛土材の下
    降を促進させると共に、盛土付落下部に生じた汚濁水を
    前記循環水流に乗せて前記間隙部を上昇させ再び内筒を
    落下させることにより盛土をすることを特徴とする水中
    盛土工法。
  2. (2)水中に吊下され、上方の盛土材供給口から盛土材
    を受けて水底に盛土する水中投入物用導管において、水
    面直下より水底近くに延び、内部に盛土材を流下させる
    内筒と、所定間隙をもって該内筒を挿通させ、上端を水
    面上に露出して開口させると共に、下端部に水底に近接
    して開く拡張部が設けられた外筒とからなる水中投入物
    用導管。
JP63037586A 1988-02-22 1988-02-22 水中盛土工法および水中投入物用装置 Expired - Fee Related JPH0814108B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04228712A (ja) * 1990-12-27 1992-08-18 Kyowa Gijutsu Kk 河川等の浄化装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568981U (ja) * 1979-06-30 1981-01-26
JPS58153240U (ja) * 1982-04-08 1983-10-13 株式会社四電技術コンサルタント 水中投入物ガイド管

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