JPH0121412Y2 - - Google Patents

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JPH0121412Y2
JPH0121412Y2 JP1985193004U JP19300485U JPH0121412Y2 JP H0121412 Y2 JPH0121412 Y2 JP H0121412Y2 JP 1985193004 U JP1985193004 U JP 1985193004U JP 19300485 U JP19300485 U JP 19300485U JP H0121412 Y2 JPH0121412 Y2 JP H0121412Y2
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vending machine
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動販売機に関する。
〔従来の技術〕
一般に缶入りジユース等の自動販売機は第4図
のタイムチヤートに示すように販売待機状態とな
ると、硬貨投入が可能となる。販売待機状態とな
つた後、所定金額の硬貨を投入すると、自動販売
機は販売可能となる。その後、所望の商品を選択
スイツチによつて選択すると(この時自動販売機
は販売状態となる)、商品取出部に商品を搬出す
る。搬出が終了すると、自動販売機は再び販売待
機状態へ戻る。
上述のように、従来の自動販売機では商品取出
部への商品の搬出が終了すると、直ちに販売待機
状態となるため、商品取出部へ商品が存在して
も、即ち、購買者が商品取出部から商品を取り出
す前にさらに商品を購買することができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、近年、自動販売機の商品取出部に不
審な物品(例えば毒入り缶ジユース等)が置か
れ、購買者が誤つて、購買した商品とともに、あ
るいは上記の不審な物品のみを取り出し、事故が
発生している。
従来の自動販売機の場合、商品取出部へ商品が
存在しても、購買することが可能であるから、即
ち、商品取出部に不審な物品が存在しても、商品
を購買することができるから、誤まつて、不審な
物品を取り出す恐れが多いという問題点がある。
また、商品取出部に不審な物品が置かれても、
実際に事故が発生するまで、この事実を設置者
(管理者)が知らない場合が多い(例えば、不審
な物品が置かれた後、設置者以外によつて除去さ
れた場合)。従つて、設置者が有効な安全対策を
行わないという問題点もある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によれば、前面が開口された商品取出部
を備え、予め定められた販売動作に基づいて該商
品取出部に商品を搬出するようにした自動販売機
において、該商品取出部には商品の存在を検知す
る検知手段が備えられ、該検知手段によつて前記
商品取出部に商品が存在することが検知される
と、計時を開始し、予め定められた時間、前記商
品取出部に商品が存在すると、タイムアツプする
タイマー手段と、該タイマー手段のタイムアツプ
を受け、警報を発する警報手段と、前記商品取出
部に商品が存在すると、硬貨の投入受付けを禁止
する第1の制御機能及び前記タイマー手段のタイ
ムアツプを受けると、前記検知手段によつて商品
の不存在が検知されても前記硬貨の投入受付けを
禁止する第2の制御機能を備える制御手段とを有
することを徴特とする自動販売機が得られる。
〔作用〕
本考案では、検知手段が商品取出部に商品が存
在することを検知すると、タイマー手段の計時が
開始されるとともに制御手段は硬貨の投入受付け
を禁止する。これによつて、商品取出部に不審な
物品が存在しても、購買者は硬貨投入禁止によ
り、商品の払出しがないと判断でき、商品取出部
にある物品が不審物品であると気づく。
一方、商品取出部に予め設定された時間商品が
存在すると、タイマー手段がタイムアツプして、
これによつて警報手段から警報が発せられる。さ
らに、制御手段はタイマー手段のタイムアツプを
受けると、検出手段により商品の不存在が検知さ
れても硬貨の投入受付を禁止する。
このように、タイマー手段がタイムアツプする
と、警報が発せられるから、これによつて購買者
等に注意が喚起され、商品取出部に取り出されな
い商品、例えば、不審な物品が存在することが容
易にわかる。さらに、一旦タイマー手段がタイム
アツプすると、商品取出部に商品がなくても、硬
貨投入受付を禁止しているから、つまり、販売不
可能状態としているからこの自動販売機は異常状
態にあることがわかる。つまり、商品取出部に予
め定められた時間商品等が存在した場合には、以
降、硬貨受付けを禁止することによつて、設置者
(管理者)がこの自動販売機は危険な異常状態に
あつたことが確認できる。これによつて設置者は
今後も販売を行うかどうかの判断等を行い、安全
確保に対処することになる。
〔実施例〕
以下本考案について実施例によつて説明する。
まず、第2図a及びbを参照して、前面に開口
(商品取出口)11aが形成された自動販売機
(自動販売機自体は図示せず)の商品取出部11
の壁内面下端近傍にはフオトセンサ12が配設さ
れており、発光素子12aからの光を受光素子1
2bで受けるようになつている。そして、商品1
3が商品取出部11に存在する場合、発光素子1
2aからの光が遮断され、受光素子12bで受信
されない。一方、商品取出部11の前壁外面の上
部には警報ランプ14が備えられている。
ここで第1図a及びbも参照して、販売待機状
態(即ち硬貨投入可能状態)において所定金額の
硬貨(あるいは紙弊)が投入されたことが硬貨計
数制御機構(コインメカニズム)1で確認される
と、コインメカニズム1は制御回路2に販売可能
信号を送出する。制御回路2はこの販売可能信号
を受けて、表示機構3によつて販売可能を表示す
るとともに、自動販売機を販売可能状態とする。
次に選択機構4によつて所望の商品が選択され
ると、制御回路2によつて搬出機構5が制御され
て商品が搬出される。一方、制御回路2は搬出動
作中において(即ち選択機構4からの選択信号を
受けると)、コインメカニズム1に硬貨投入否信
号を送出し、コインメカニズム1が硬貨の投入を
受けつけないようにする。
搬出機構5によつて商品取出部に商品が搬出さ
れると、前述のようにこの商品13によつて発光
素子12aからの光が遮断されて、商品の存在が
検知され、即ち、フオトセンサ(第1図aに示す
検知スイツチ6)12によつて商品の存在が検知
され、制御回路2は硬貨投入否信号の送出を継続
する。即ち、制御回路2は硬貨投入否信号を送出
している状態に固定される。従つて、商品13が
商品取出部11に存在すると、コインメカニズム
1は硬貨の投入を受けつけない。商品取出部11
より商品13が取り出されると、検知スイツチ6
によつて商品の不存在が確認され、制御回路2か
らの硬貨投入否信号の送出が解除される。そし
て、制御回路2から硬貨投入可信号がコインメカ
ニズム1に送出され、硬貨投入可能状態となる。
即ち、販売待機状態となる。
一方、検知スイツチ6によつて商品の存在が検
知されると、予め定められた時間が設定されたタ
イマー回路7が計時を開始する。タイマー回路7
がタイムアツプする前に商品13が商品取出部1
1から取出されると、タイマー回路7はオフとな
り、一方、前述のように制御回路2によつてコイ
ンメカニズム1(即ち自動販売機)は販売待機状
態に復帰する。
ところで、タイマー回路7がタイムアツプする
と、タイマー回路7から警報機構8及び制御回路
2にタイムアツプ信号が送出される。警報機構8
はタイムアツプ信号を受けると、警報を発する
(例えば警報ランプ14を点灯する、あるいは警
報ブザーを鳴動させてもよい)。一方、制御回路
2はタイムアツプ信号を受けると、その後商品取
出部11から商品13が取り出されても、即ち検
知スイツチ6によつて商品の不存在が確認されて
も、硬貨投入否信号の送出を継続する(硬貨投入
否信号を送出している状態に固定される)。なお、
自動販売機内に商品がなくなると、即ち、売切れ
状態となると、売切指示機構10からの信号によ
り、制御回路2はコインメカニズム1に硬貨投入
否信号を送出して、販売を停止するとともに、表
示機構3によつて売切れを表示する。
従つて、商品取出部に不審な物品がはいつてい
る場合、この物品が検知スイツチ6によつて検知
されて、制御回路2は硬貨投入否信号をコインメ
カニズム1に送出する状態に固定される。その結
果、購買者は硬貨(あるいは紙弊)を投入できな
いから、即ち、商品を購買できないから、不審な
物品の存在に注意することになる。
さらに、不審な物品が商品取出部に投入され
て、予め定められた時間経過すると、自動販売機
から警報が発せられるから、購買者はさらに注意
を喚起され、事故の発生はさらに少なくなる。
一方、前述のように予め定められた時間経過す
ると、商品取出部に商品がなくなつた状態になつ
ても、硬貨の投入受付けを禁止する状態を継続し
ているから、設置者(管理者)は自動販売機に不
審な物品が置かれ、この不審物品が取り出された
ことを知ることができる。つまり、自動販売機に
極めて危険な異常状態があつたことを知ることが
でき、今後の安全確保に対応することができる。
設置者はリセツトスイツチ(自動販売機内に備
えられている)9によつてタイマー回路7及び制
御回路2をリセツトすれば、タイマー回路7はオ
フとなり、制御回路2は硬貨投入否信号の送出を
停止して、コインメカニズム1に硬貨投入可信号
を送出する。即ち、販売待機状態となる。このリ
セツトの際、設置者は、安全確保のための処置
(例えば、不審物品による事故発生防止に対する
配慮、商品取出部の清掃)を行うことになる。
なお、第3図に示すように商品取出部の底部を
前面に向つて下がるように傾斜するように構成す
れば、常に商品が商品取出部の前部に位置するよ
うになるから購買者は商品の存在を目で確認する
ことができ、従つて、不審な物品の存在に容易に
気づくことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による自動販売機
では、商品取出部に商品が存在すると、硬貨(あ
るいは紙弊)の投入ができないから、即ち、自動
販売機の販売動作が停止されるから、商品取出部
に不審な物品が存在することに容易に気づく。ま
た、予め定められた時間以上商品等が商品取出部
にあると、警報が発せられるから、不審な物品の
発見が極めて容易となる。
また、予め定められた時間が経過すると、商品
取出部から商品等が取り出されても自動販売機へ
の硬貨の投入受付けが禁止されるから、設置者は
商品取出部に不審物品が置かれたことを知り、こ
れによつて今後の安全確保を設置者に促すことが
できる。
このように、複数の危険確認を行つているか
ら、不審物品による事故の発生を極めて少なくで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案による自動販売機の動作を説
明するためのブロツク図、第1図bは本考案によ
る自動販売機の動作を説明するためのタイムチヤ
ート、第2図a及びbは本考案による商品取出部
を示す斜視図及び断面図、第3図は本考案による
商品取出部の他の実施例を示す図、第4図は従来
の自動販売機の動作を説明するためのタイムチヤ
ートである。 1……硬貨計数制御機構(コインメカニズム)、
2……制御回路、3……表示機構、4……選択機
構、5……搬出機構、6……検知スイツチ、7…
…タイマー回路、8……警報機構、9……リセツ
トスイツチ、10……売切指示機構、11……商
品取出部、12……フオトセンサ、13……商
品、14……警報ランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 前面が開口された商品取出部を備え、予め定
    められた販売動作に基づいて該商品取出部に商
    品を搬出するようにした自動販売機において、
    該商品取出部には商品の存在を検知する検知手
    段が備えられ、該検知手段によつて前記商品取
    出部に商品が存在することが検知されると計時
    を開始し、予め定められた時間前記商品取出部
    に商品が存在するとタイムアツプするタイマー
    手段と、該タイマー手段のタイムアツプを受け
    警報を発する警報手段と、前記商品取出部に商
    品が存在すると、硬貨の投入受付けを禁止する
    第1の制御機能及び前記タイマー手段のタイム
    アツプを受けると、前記検知手段によつて商品
    の不存在が検知されても前記硬貨の投入受付け
    を禁止する第2の制御機能を備える制御手段と
    を有することを徴特とする自動販売機。 2 実用新案登録請求の範囲第1項の記載におい
    て、前記商品取出部は前記前面に向かつてその
    底部が下がるように傾斜していることを徴特と
    する自動販売機。
JP1985193004U 1985-12-17 1985-12-17 Expired JPH0121412Y2 (ja)

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JP1985193004U JPH0121412Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JP1985193004U JPH0121412Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JPS62100581U JPS62100581U (ja) 1987-06-26
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS523354A (en) * 1975-06-25 1977-01-11 Fujitsu Ltd Card staying preventing system of automatic transacting machine

Family Cites Families (1)

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JPS58187877U (ja) * 1982-06-09 1983-12-13 株式会社クボタ 自動販売機の安全装置

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JPS62100581U (ja) 1987-06-26

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