JPH01213556A - 管内自走装置 - Google Patents

管内自走装置

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JPH01213556A
JPH01213556A JP63039302A JP3930288A JPH01213556A JP H01213556 A JPH01213556 A JP H01213556A JP 63039302 A JP63039302 A JP 63039302A JP 3930288 A JP3930288 A JP 3930288A JP H01213556 A JPH01213556 A JP H01213556A
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JP
Japan
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tube
actuator
pipe
self
guide section
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Pending
Application number
JP63039302A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Yamamoto
勉 山本
Yasuhiro Ueda
康弘 植田
Hideyuki Adachi
英之 安達
Shuichi Takayama
修一 高山
Hiroki Hibino
浩樹 日比野
Yoshio Shishido
宍戸 芳雄
Hirobumi Miyanaga
宮永 博文
Seiji Yamaguchi
山口 征治
Noriyasu Aoki
義安 青木
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01213556A publication Critical patent/JPH01213556A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M3/00Investigating fluid-tightness of structures
    • G01M3/005Investigating fluid-tightness of structures using pigs or moles
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/954Inspecting the inner surface of hollow bodies, e.g. bores

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工業用配管等の管の内部を走行する管内自走
装置に関する。
〔従来の技術〕
生体管路あるいは工業用配管内の検査時に用いる管内自
走装置として、従来、例えば「特公昭51−15678
号公報」に見られるように、管内に挿入される内視鏡挿
入部の外周部分に弾性体からなる蛇腹管を設け、この蛇
腹管の両端部に径方向に膨張する一対のバルーンを設け
たものが知られている。
この管内自走装置は、進行方向後側のバルーンを膨張さ
せて、その外周面を管内に押付け、この状態で蛇腹管内
に加圧流体を供給すると、蛇腹管が軸方向に伸長し、内
視鏡挿入部が進行方向前方側のバルーンと共に一定スト
ローク前進される。
次に、この進行方向前方側のバルーンを膨張させて管の
内面に押、付けた後、後方側のバルーンを収縮させ、こ
の状態で蛇腹管内の流体を排出させると、蛇腹管が元の
形状にまで収縮し、上記後方側のバルーンが引寄せられ
る。したがって、このように前後のバルーンおよび蛇腹
管の膨張、収縮を所定のタイミングで繰り返して、嬬動
運動させることにより、装置全体を自走させるようにし
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、この従来の管内自走装置は、前後のバルーン
および蛇腹管を所定のタイミングで順次加圧していくこ
とにより、始めて装置全体が一定ストローク移動するの
で、−動作毎に三つの箇所を加圧しなくてはならなかっ
た。このため、管内での自走速度が遅くなるとともに、
流体の供給および排出タイミングを制御する複雑な制御
系を必要とし、操作に手間を要したりコスト高となると
いった不具合がある。
しかも、この管内自走装置を自走させるためには、バル
ーンを膨張させて、その外周面を管内面に押付ける必要
があることから、この際、挿入しようとする管の内径と
、膨張時のバルーンの外径とがうまく適合しないと、円
滑な走行動作が妨げられることがあり得る。このため、
自走装置を挿入し得る管の内径がバルーンの大きさによ
って略決まってしまうから、管径に対する挿入の自由度
が乏しく、この点においても改善の余地があった。
したがって、本発明は、管内での自走速度が速く、しか
も、自走のための複雑な制御系が不要で、構造の簡略化
を図れるとともに、管に対する挿入の自由度が増す管内
自走装置の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明に係る管内自走装置は、管内に挿入され
、流体の供給および排出に応じて軸方向に伸縮する筒状
の弾性体からなるアクチュエータと、このアクチュエー
タの軸方向両端側に夫々設けられ、上記管の内面に向っ
て延びるとともに、この管の内面に対して接離可能な複
数のアームを何した一対の走行ガイド部と、この走行ガ
イド部のアームの先端部を、上記管の内面に押圧付勢す
る付勢手段とを備え、上記アームの先端部と管の内面と
の間に生じる接触抵抗を、上記アクチュエータの伸縮方
向に沿う一方側と他方側とで変化させたことを特徴とし
ている。
〔作用〕
このような構成において、管内に挿入された自走装置を
自走させるに当たっては、まず1アクチユエータを収縮
させ、進行方向後側の走行ガイド部を引寄せる。この際
、進行方向前側の走行ガイド部は、アクチュエータの収
縮に伴って逆に後向きの力を受けることになるが、走行
ガイド部のアームと管内面との間に生じる接触抵抗を、
アクチュエータの伸縮方向に沿う一方側と他方側とで変
化させる、つまりアームが進行方向に移動した際に生じ
る接触抵抗よりも、進行方向とは逆向きに移動した際の
接触抵抗の方が大きくなるように設定すれば、上記のよ
うに前側の走行ガイド部が後方に移動しようとしても、
そのアームと管内面との接触部分には大きな接触抵抗が
生じ、この前側の走行ガイド部の移動が阻止される。
一方、後側の走行ガイド部には、進行方向に沿う前向き
の力が加わるので、アームと管内面との接触抵抗は小さ
く抑えられることになり、この結果、後側の走行ガイド
部は前側の走行ガイド部を支持点として、アクチュエー
タの収縮量に応じたストローク分だけ引寄せられること
になる。
次に、アクチュエータを伸長させると、後側の走行ガイ
ド部は後向きの力を受け、また、前側の走行ガイド部は
前向きの力を受けることになる。
この場合においても、アームと管内面との接触抵抗は上
述の如く設定されているので、後側の走行ガイド部のア
ームと管内面との接触部分には大きな接触抵抗が生じ、
この後側の走行ガイド部の移動が阻止される。これに対
し、前側の走行ガイド部のアームと管内面との接触抵抗
は逆に小さくなるから、今度は前側の走行ガイド部が後
側の走行ガイド部を支持点として、アクチュエータの伸
長量に応じたストローク分だけ押し出されることになり
、装置全体が一定ストローク移動する。
したがって、このアクチュエータへの流体の供給および
排出を繰り返し行なうことで、装置全体が嬬動運動し、
管内を自走していくことになる。
このように上記構成によれば、単に一つのアクチュエー
タを伸縮させるだけの動作で、装置全体を自走させるこ
とができるので、従来に比べて管内での自走速度を速く
することができる。それとともに、流体を供給および排
出する箇所が単一のアクチュエータのみとなるから、流
体の供給および排出タイミングは一定で良く、このタイ
ミングを決める複雑な制御系は一切不要となる。
また、推進源となるアクチュエータを管内に支持するア
ームは、管内面に対し接離可能に押圧付勢されているか
ら、従来のバルーンに比べて管の内面に対する追従性が
良好となり、管の内径変化に対しても容易に対処するこ
とができる。
〔実施例〕
以下本発明の第1実施例を、第1図および第2図にもと
づいて説明する。
第1図中符号1は可撓性のケーブルであり、このケーブ
ル1は例えば工業用配管等の管路2内に挿入される。ケ
ーブルlの挿入先端部には、直視形のTV右カメラが取
付けられており、このTV右カメラの先端面には、観察
用レンズ4や撮像素子5を始めとして、複数の照明ラン
プ6が組み込まれている。
なお、照明ランプ6や撮像素子5からの配線類7は、ケ
ーブル1内を通じて図示しない光源装置や画像処理回路
に接続されている。
ところで、ケーブル1の挿入先端部には、管路2内を走
行する自走ユニット8が取付けられている。この自走ユ
ニット8の前後に離間した両端部には、前側走行ガイド
部9と後側走行ガイド部10が設けられている。走行ガ
イド部9.lOは夫々略筒状をなした本体部11.12
を備えており、これら本体部11.12の軸線上にはケ
ーブルlが挿通される挿通孔ta、 14が設けられて
いる。そして、前側走行ガイド部9の挿通孔13の先端
開口部側にTV右カメラが嵌合されており、このTV右
カメラは止めねじ15を介して本体部11に保持されて
いる。
また、前側走行ガイド部9と後側走行ガイド部IOは、
円筒状の剛性チューブ16によって連結されている。こ
の連結構造について説明を加えると、剛性チューブ1G
の前端開口部には接続管1丁が取付けられており、この
接続管17は剛性チューブ16の前端部と共に本体部1
1の挿通孔13に嵌合され、止めねじ18によって抜は
止め固定されている。剛性チューブ1Bの後端開口部に
は摺動管19が取付けられており、この摺動管19は剛
性チューブ16の後端部と共に本体部12の挿通孔14
内に摺動可能に嵌合されている。したがって、前側走行
ガイド部9との剛性チューブ16の内側をケーブルlが
挿通されている。
さらに、前側走行ガイド部9と後側走行ガイド部10と
の間には、自走用の推進力を得るための筒状をなすゴム
アクチュエータ20が架設されている。
ゴムアクチュエータ20は軸方向に沿って弾性的に伸縮
可能なゴムチューブ21を備えており、このゴムチュー
ブ21は延びた状態では全長に亙り等径な円筒形をなし
ている。ゴムチューブ21の両端開口部は、夫々本体部
11.12の端面に突設した小径な筒状部11a 、 
12aの外周に被嵌されており、この波底部分の外周は
締付はリング22によって締付は固定されている。そし
て、このゴムチューブ21は剛性チューブ1Bの外周囲
を同軸状に覆っており、これらゴムチューブ21と剛性
チューブ1Bとの間には、外方とは気密に区画された気
密室23が構成されている。この気密室23内には送気
チューブ24が導入されている。送気チューブ24は剛
性チューブ18を貫通してケーブル1内に導入されると
ともに、このケーブルl内を通って図示しないエアポン
プ等の加圧手段に通じており、この送気チューブ24を
介して気密室23への圧縮空気(流体)の供給お  。
よび排出が行なわれる。
また、ゴムチューブ21の外側にはコイルばね25が設
けられている。このコイルばね25は上記締付はリング
22と一体をなすばね座2Bの間に介装されており、上
記ゴムチューブ21を延び切り方向に付勢している。そ
れとともに、このゴムチューブ21の外周面は複数の繊
維を束ねて網状に形成したスリーブ27により被覆され
ており、上記加圧手段からの圧縮空気の供給により気密
室23の圧力が高まると、第1図中想像線で示すように
、上記スリーブ27の変形に伴う力変換作用により、ゴ
ムチュ−ブ21が径方向に樽形に膨張するとともに、軸
方向に収縮するようになっている。
一方、本体部11.12の外周面の四箇所には、夫々凹
部28が設けられており、これら凹部28は第2図に示
すように、本体部11.12の周方向に等間隔を存して
位置されている。凹部28の側面28aには、揺動アー
ム30の一端が枢軸31を介して回動可能に、 枢支さ
れている。揺動アーム30は本体部11.12の軸線を
中心に放射状に突設されており、夫々枢軸31を回動支
点として管路2の径方向、つまり管路2の内面に対し接
離する方向に回動可能に支持されている。そして、夫々
の揺動アーム30の先端部には、支持軸32を介して車
輪33が回転自在に支持されており、この車輪33が管
路2の内面に転接するようになっている。また、揺動ア
ーム30は、その先端の車輪33側に進むに従い進行方
向後方側に傾斜した姿勢で設けられているとともに、夫
々付勢手段としてのねじりコイルばね34により本体部
11、12の外側に向って回動付勢されており、この付
勢により上記車輪33が管路2の内面に押付けられてい
る。したがって、この車輪33と管路2との転接により
、自走ユニット8が管路2の軸線上に保持されている。
揺動アーム30の先端部には、車輪33と一体に回転す
るラチェツト車35が設けられており、このラチェツト
車35の係止歯3Bには、揺動アーム30に固定した爪
37が係脱可能に係止されている。ラチェツト車35は
自走ユニット8が進行方向前方側に移動して、その車輪
33が時計回り方向(矢印A方向)に回転した際には、
爪37に引掛かることなく空転するとともに、逆にこの
車輪33が反時計回り方向(矢印B方向)に回転される
と、その係止歯36に爪37が引掛かって、車輪33の
回転を阻止するようになっている。
したがって、上記ゴムアクチュエータ20の伸縮に伴っ
て自走ユニット8に進行方向前向きの力が加わると、車
輪33が回転して管路2との接触抵抗が小さく抑えられ
るとともに、逆に自走ユニット8に後向きの力が加わっ
た場合には、車輪33は回転することなく管路2の内面
に沿って摺動するから、管路2との接触抵抗が大きくな
り、ゴムアクチュエータ20の伸縮方向に沿う一方側と
他方側とでは、車輪33と管路2との接触抵抗が変化す
るようになっている。
次に、上記構成の作用について説明する。
管路2内に挿入された自走ユニット8を移動させる際に
は、まず、ゴムアクチュエータ2oの気密室23に加圧
手段を通じて圧縮空気を導入し、気密、  室23の圧
力を高める。すると、ゴムチューブ21が第1図中想像
線で示すように樽形に膨張して、コイルばね25を圧縮
させつつ軸方向に収縮し、後側走行ガイド部10を引寄
せる。この場合、前側走行ガイド部9にはゴムアクチュ
エータ2oの収縮に伴って逆に後向きの力が加わるが、
この前側走行ガイド部9の車輪33は、ラチェツト車3
5とその係止歯3Bに係止する爪37とによって、時計
回り方向の回転しか許容されていないので、上記後向き
の力を受けて前側走行ガイド部9が後方に移動しようと
しても、その車輪33の回転が阻止され、車輪33と管
路2の内面との間には大きな摺動抵抗が生じる。このた
め、前側走行ガイド部9が管路2内を大きく後退するこ
とはなく、略定位置に保持される。これに対し、後側走
行ガイドlOの車輪33は前向きの力を受けて時計回り
方向に回転するから、ラチェツト車35は爪37に引掛
かることなく車輪33と共に空転することになり、この
車輪33と管路2の内面との間の接触抵抗は小さく抑え
られる。
したがって、後側走行ガイド部10は前側走行ガイド部
9を支持点としてゴムアクチエエータ20の収縮量に応
じたストローク分だけ引き寄せられることになる。
次に、気密室23内の空気を排気すると、コイルばね2
5の弾性復元力を受けてゴムチューブ21が一気に伸長
し、前側走行ガイド部9は前向きの力を受けるとともに
、後側走行ガイド部IOは後向きの力を受ける。この場
合においても、夫々の走行ガイド部9.10の車輪33
は、上述のように時計回り方向の回転しか許容されてい
ないので、後側走行ガイド部10の車輪33と管路2の
内面との間には大きな摺動抵抗が生じ、この後側走行ガ
イド部lOは大きく後退することなく、上記引寄せられ
た位置に保持される。これに対し、前側走行ガイド部9
の車輪33は前向きの力を受けて時計回り方向に回転す
るから、ラチェツト車35は爪37に引掛かることなく
車輪33と共に空転することになり、この車輪33と管
路2の内面との間の接触抵抗は小さく抑えられる。
したがって、今度は前側走行ガイド部9が後側走行ガイ
ド部lOを支持点としてゴムアクチエエータ20の伸長
量に応じたストローク分だけ前方に押出されることにな
り、自走ユニット8が一定ストローク前進される。
このことから、自走ユニット8はゴムアクチュエータ2
0への圧縮空気の供給および排出を繰り返すことで嬬動
運動し、管路2の内面に沿□って自走していくことにな
る。
このような本発明の第1実施例によれば、単一のゴムア
クチュエータ20を伸縮させるだけの動作で、自走ユニ
ット8を自走させることができるので、従来に比べて管
路2内での自走速度を速くすることかできる。
しかも、圧縮空気を供給したり排出する箇所が、単一の
ゴムアクチュエータ20のみとなることから、この圧縮
空気の供給および排出タイミングは一定であれば良く、
このタイミングを制御する複雑な制御系は一切不要とな
る。このため、構造簡単で安価に提供できるとともに、
推進力を得るための動作も単純化されるから、その分、
故障も少なく自走動作の信頼性が向上する。
また、自走ユニット8を管路2内に保持する複数の揺動
アーム30は、ねじりコイルばね34によって管路2の
内面に対し接離可能に押圧付勢されているので、従来の
バルーンに比べて管路2の内面に対する追従性が良く、
管路2の内径変化に対しても容易に対処することができ
る。
したがって、自走ユニット8を挿入し得る管路2の種類
が増し、この管路2に対する挿入の自由度が増大する利
点がある。
なお、本発明は上述した第1実施例に特定されるもので
はなく、第3図に本発明の第2実施例を示す。
この第2実施例は、揺動アーム41をゴム又は合成樹脂
等のような弾性材にて構成したもので、この揺動アーム
41の基端が本体部11.12の凹部28上に固着され
ている。揺動アーム41の基端には、外方とは区画され
た圧力室42が形成され、この圧力室42には送気チュ
ーブ43が導入されている。送気チューブ43は本体部
11.12を貫通してケーブル1内に導かれるとともに
、このケーブルl内を通って図示しないエアポンプ等の
加圧手段に連なっており、この送気チューブ43を通じ
て圧力室42への圧縮空気の供給および排出が行なわれ
る。
そして、圧力室42に圧縮空気が供給されていない状態
では、この圧力室42が収縮して揺動アーム41は第3
図中想像線で示すように、管路2の内面から離間した状
態に倒れ込んでおり、この圧力室42に圧縮空気を供給
して膨張させると、揺動アーム41が径方向外側に向っ
て起立して、その先端部が管路2の内面に直接押付けら
れるようになっている。したがって、本実施例の場合は
、圧力室42が揺動アーム41の付勢手段を構成してい
る。
なお、起立した状態にある揺動アーム41は、その先端
側に進むに従い進行方向後方側に傾斜されている。
このような構成によると、揺動アーム41は、その先端
側に進むに従い進行方向後方側に傾斜した姿勢で本体部
11.12から突出されているので、前側走行ガイド部
9および後側走行ガイド部IOが前向きの力を受けると
、上記揺動アーム41は管路2の内面に押されて径方向
内側に弾性変形し、管路2の内面に対する押圧力が減少
して、この管路2との接触抵抗が小さく抑えられる。
これに対し、前側走行ガイド部9および後側走行ガイド
部IOが後向きの力を受けると、上記揺動アーム41は
逆に拡開するように弾性変形するから、この揺動アーム
41の先端部が管路2の内面に食込み、大きな接触抵抗
が生じることになる。
したがって、この第2実施例の構成においても、ゴムア
クチュエータ20の伸縮方向に沿う一方側と他方側とで
、揺動アーム41と管路2の内面との接触抵抗を変化さ
せることができるから、自走ユニット8はゴムアクチュ
エータ20への圧縮空気の供給および排出を繰り返すこ
とで嬬動運動し、管路2の内面に沿って自走していくこ
とになる。
また、圧力室42内の空気を排出すれば、揺動アーム4
1の付勢を解除できるので、自走ユニット8を後退させ
る際に、揺動アーム41と管路2の内面゛ との間に大
きな接触抵抗が生じることもなく、この自走ユニット8
の後退も容易に行なえる利点がある。
なお、上述した実施例では、圧縮空気の供給および排出
により、ゴムアクチュエータを伸縮させたり、揺動アー
ムを起倒させるようにしたが、この圧縮空気に代って、
例えば油等の液体を用いても良い。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明によれば、一つのアクチュエータを
伸縮させるだけの動作で、装置全体を自走させることが
できるので、従来に比べて管内での自走速度を速くする
ことができる。それとともに、流体を供給したり排出す
る箇所が、単一のアクチュ土−夕のみとなるから、この
流体の供給および排出タイミングを制御する複雑な制御
系は一切不要となる。このため、構造簡単で安価に提供
できるとともに、推進力を得るための動作も単純化され
、その分、故障も少なく自走動作の信頼性が向上する。
また、アクチュエータを管内に保持する複数の揺動アー
ムは、管の内面に向って押圧付勢されているので、従来
のバルーンに比べて管の内面に対する追従性が良く、管
の内径変化に対しても容易に対処することができる。し
たがって、自走装置を挿入し得る管の種類が増し、この
管に対する挿入の自由度が増大する等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1実施例を示し、第1
図は装置全体を一部断面した側面図、第2図は第1図中
■線方向から見た矢視図、第3図は本発明の第2実施例
を一部断面して示す側面図である。 2・・・管(管路)、9・・・前側走行ガイド部、I 
O0,。 後側走行ガイド部、20・・・アクチュエータ(ゴムア
クチュエータ) 、80.41・・・アーム(揺動アー
ム)、34、42・・・付勢手段(ねじりコイルばね、
圧力室)。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  管内に挿入され、流体の供給および排出に応じて軸方
    向に伸縮する筒状の弾性体からなるアクチュエータと、 このアクチュエータの軸方向両端側に夫々設けられ、上
    記管の内面に向って延びるとともに、この管の内面に対
    して接離可能な複数のアームを有した一対の走行ガイド
    部と、 この走行ガイド部のアームの先端部を、上記管の内面に
    押圧付勢する付勢手段とを備え、 上記アームの先端部と管の内面との間に生じる接触抵抗
    を、上記アクチュエータの伸縮方向に沿う一方側と他方
    側とで変化させたことを特徴とする管内自走装置。
JP63039302A 1988-01-18 1988-02-22 管内自走装置 Pending JPH01213556A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63039302A JPH01213556A (ja) 1988-02-22 1988-02-22 管内自走装置
US07/488,494 US5090259A (en) 1988-01-18 1990-03-02 Pipe-inspecting apparatus having a self propelled unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63039302A JPH01213556A (ja) 1988-02-22 1988-02-22 管内自走装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01213556A true JPH01213556A (ja) 1989-08-28

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ID=12549325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63039302A Pending JPH01213556A (ja) 1988-01-18 1988-02-22 管内自走装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH01213556A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011048278A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Olympus Corp 検査システム
JP2012141419A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Olympus Corp 内視鏡装置
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CN111029971A (zh) * 2019-11-22 2020-04-17 国家电网有限公司 一种供电公司电缆铺设用牵引装置

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