JPH01212789A - プラスチックレンズ用金型の製造方法 - Google Patents

プラスチックレンズ用金型の製造方法

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JPH01212789A
JPH01212789A JP3517688A JP3517688A JPH01212789A JP H01212789 A JPH01212789 A JP H01212789A JP 3517688 A JP3517688 A JP 3517688A JP 3517688 A JP3517688 A JP 3517688A JP H01212789 A JPH01212789 A JP H01212789A
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JP
Japan
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master
lens
electroforming
curved surface
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP3517688A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Kairiku
海陸 嘉徳
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、たとえばレーザプリンタに用いられるトー
リックレンズなどのプラスチックレンズを成形する金型
の製造方法に関する。
(従来の技術) 近時、レーザ光を応用したレーザプリンタが開発されて
いる。このようなレーザプリンタの中枢部としてのレー
ザスキャナは、たとえば第5図に示すように、半導体レ
ーザ1、ポリゴンミラー2および光伝導体表面3を有す
るドラム4を主構成要素としている。このレーザスキャ
ナにおいては、半導体レーザ1から放出されたレーザ光
は、光強度変調され、ポリゴンミラー1から走査レンズ
5および補正レンズ6を介してドラム4上に投射され、
所望の潜像が光伝導体表面3上に投射されるようになっ
ている。
ところで、従来の光学系の走査レンズ5はガラスレンズ
3枚組によって形成され、補正レンズ6は円柱ガラスレ
ンズによって構成されている。
しかしながら、ガラスレンズは製作が困難で、コストア
ップの原因となっているとともに、重量アップの原因と
なっている。
(発明が解決しようとする課題) そこで、最近ではレーザプリンタの光学系をプラスチッ
クレンズとしているが、走査レンズ5や補正レンズ6を
非球面化すると、第6図に示すようなトーリック形状が
必要になってくる。このようなトーリック形状のプラス
チックレンズを成形するためには、当然のことながら成
形用金型が必要となるが、金型の内面にトーリック形状
と反対形状の曲面を形成する必要があり、しかもレンズ
面であるため、形状精度、表面粗さおよびうねりはサブ
ミクロンまたはそれ以下の精度が要求される。したがっ
て、金型の製作が非常に困難で、高度な技術が要求され
るため、コストアップの原因となっている。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、トーリック形状のように複雑な曲
面のプラスチ・ツクレンズを成形する金型であっても、
容易に、しかも高精度に製作できるプラスチックレンズ
用金型の製造方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段及び作用)この発明は、マ
スターに機械加工によって成形しようとするプラスチッ
クレンズのドーリ・ツク面と反対形状の曲面を形成し、
このマスターを電鋳加工の電極としてマスターの曲面に
電鋳加工によって電鋳層を形成し、つぎに、電鋳層から
マスターを離型して電鋳層にマスターの曲面と反対形状
の電鋳面を形成することにより、複雑な形状の曲面であ
っても、電鋳面を加工することなく、高精度の金型を製
造できるようにしたことにある。
(突施例) 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第4図はプラスチックレンズ用金型としての
トーリックレンズ用金型の製造方法を示すもので、トー
リックレンズaは、第6図に示すように非球面トーリッ
ク面すと非球面Cとの組合わせであり、非球面トーリッ
ク面すはその縦断面が円環面(円柱の軸を円に沿って曲
げた場合に生じる円柱表面)に形成され、横断面は円弧
面に形成されている。
ここで、前記非球面トーリック面すの形状は、ただしZ
は高さ、rはレンズ半径、C,AD。
AE、AFSAGは定数である。
つぎに、金型の製造方法を説明すると、第1図は前記非
球面トーリック型のマスターの加工状態を示すもので、
このマスター11は無酸素銅で製作したもので、このマ
スター11を非球面加工治具12.12によって挟持し
、これを複数本のピン(図示しない)によって位置決め
してサンドイッチ構造体とする。このサンドイッチ構造
体をCNC旋盤にセットし、サンドイッチ構造体の軸心
0を中心として回転しながら、分解能0.1μm以下で
切削工具としてのダイヤモンドバイト13によって切削
加工する。このとき、ダイヤモンドバイト13を非球面
形状にそった軌跡14にCNC旋盤でコントロールする
ことによってマスター11の両端部は非球面形状に切削
加工される。
切削加工の終了したマスター11の加工面をさらにダイ
ヤモンドペースト(3μm−0,1μm)によってポリ
シングして鏡面とし、その表面粗さを0.03am以下
、うねり0.05um以下、非球面形状1μmとする。
このようにしてマスター11を、得ようとするプラスチ
ックレンズの曲面と反対形状に加工したのち、そのマス
ター11の両側面に溝からなるアンダー・カットlla
・・・を刻設する。そして、このマスター11を第2図
に示すように保持装置14によって保持してマスター1
1を電鋳加工の電極とする。この保持装置11は通電用
の固定シャフト15と、この固定シャフト15に設けら
れた一対のクランプ片16.16とから構成されていて
、これらクランプ片16.16に位置決めピン17.1
7が設けられている。そして、この保持装置14に電極
となるマスター11を保持する場合には、一対のクラン
プ片16.16によってマスター11を挟持し、さらに
位置決めピン17.17をマスター11に貫通する。さ
らに、マスター11の上半分をシールテープ18によっ
てマスキングし、下半分を露出する。
つぎに、第3図に示すように、電鋳浴19にマスター1
1の下半分の露出面を浸漬する。この場合、電鋳浴19
はスルファミン酸ニッケルとし、PH4、ホウ酸系とし
、温度50°Cとして10A/dTIiの条件とした。
この状態で、前記固定シャフト15から通電し、一定時
間電鋳加工すると、IIが成長してマスター11の露出
面にNlからなる電鋳層20が形成される。
つぎに、前記電鋳層20をマスター11の両側面を基準
として研削加工することによって、第4図に示すような
電鋳型21が得られる。この電鋳型21はその型本体部
22にマスター11の曲面に倣った曲面部23が形成さ
れ、その側面に傾斜角3°の抜きテーパ24.24を設
ける。
このようにして得られた電鋳からなるプラスチックレン
ズ用金型は、−殻内な射出成形用金型の入子としてセッ
トすることによって非球面トーリックレンズが成形でき
る。
なお、前記一実施例においては、非球面トーリックレン
ズを成形する金型の製造について説明したが、球面のト
ーリック、球面、非球面、平面、回折格子、フレネル等
の光学部品の成形用金型の製作に応用できる。また、プ
ラスチックレンズの材料は、ポリメチルメタクリレート
樹脂を使用したが、ポリカーボネートポリスチレンやこ
れらのポリマーアロイ等の熱硬化性樹脂でもよく、また
成形方法は、射出圧縮、圧縮成形法でも同様である。
また、電鋳は、N1に限定されず、さらに電鋳浴は、ス
ルファミン酸ニッケル液に限定されず、ワット浴、塩化
物浴、ホウフッ化浴、スルファメート浴、ニッケルコバ
ルト浴でも同様である。
また、マスターは、無酸素銅としたが、ダイヤモンドバ
イトで加工できるアルミニウム、黄銅、銅等でもよい。
また、電鋳型の抜きテーパは、3°としたが、0〜45
″としてもよい。
また、この発明のプラスチックレンズは、レーザプリン
タに限らず、密着センサやファクシミリ、電子複写機等
にも応用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、機械加工され
たマスターを電極として電鋳加工により、曲面形状を反
転するようにしたから、複雑に曲面形状であっても、電
鋳面を加工することなく、高精度の金型を容易に製作で
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの発明の一実施例を示すもので、
第1図はマスターの機械加工状態を示す斜視図、第2図
はマスターを保持装置に保持した状態の斜視図、第3図
は電鋳加工状態に断面図、第4図は電鋳型の斜視図、第
5図はレーザプリンタの一般的に光学系の構成図、第6
図はトーリックレンズの斜視図である。 11・・・マスター、23・・・電鋳型。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 成形しようとするプラスチックレンズのレンズ面と反対
    形状の曲面を有するマスターを機械加工によって形成す
    る第1の工程と、前記マスターを電極としてその曲面に
    電鋳加工によって電鋳層を形成する第2の工程と、前記
    電鋳層からマスターを離型し、マスターの曲面と反対形
    状の電鋳面を有する電鋳型を形成する第3の工程とから
    なるプラスチックレンズ用金型の製造方法。
JP3517688A 1988-02-19 1988-02-19 プラスチックレンズ用金型の製造方法 Pending JPH01212789A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0765734A2 (en) * 1995-09-29 1997-04-02 JOHNSON & JOHNSON VISION PRODUCTS, INC. Molding arrangement to achieve short mold cycle time
JP2011083952A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Denso Corp フレネルレンズの成形型、当該成形型の製造方法、および、当該成形型を用いたフレネルレンズの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0765734A2 (en) * 1995-09-29 1997-04-02 JOHNSON & JOHNSON VISION PRODUCTS, INC. Molding arrangement to achieve short mold cycle time
EP0765734A3 (en) * 1995-09-29 1997-10-15 Johnson & Johnson Vision Prod Casting arrangement to achieve a short shaping cycle time
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