JPH0486723A - 多面体鏡及びその製造方法 - Google Patents
多面体鏡及びその製造方法Info
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- JPH0486723A JPH0486723A JP2201477A JP20147790A JPH0486723A JP H0486723 A JPH0486723 A JP H0486723A JP 2201477 A JP2201477 A JP 2201477A JP 20147790 A JP20147790 A JP 20147790A JP H0486723 A JPH0486723 A JP H0486723A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
この発明は、例えばレーザビームプリンタ等においてレ
ーザ光を走査するのに用いる偏向器等に使用される多面
体鏡及びその製造方法に関するものである。
ーザ光を走査するのに用いる偏向器等に使用される多面
体鏡及びその製造方法に関するものである。
(従来の技術)
レーザビームプリンタ等に使用されている従来の多面体
鏡としては、例えば比強度の大きなアルミニウム、又は
無酸素銅等の金属材料をダイヤモンドハイドで切削加工
し、鏡面を平面部からなる多面とした平面多面体鏡があ
る。
鏡としては、例えば比強度の大きなアルミニウム、又は
無酸素銅等の金属材料をダイヤモンドハイドで切削加工
し、鏡面を平面部からなる多面とした平面多面体鏡があ
る。
これに対し、近時、光学系の簡素化の要求から多面体鏡
にFθレンズ特性を持たせるため、平面多面体鏡の代り
に、円柱面又は楕円柱面等からなる非球面を用いた非球
面多面体鏡か使用されるようになってきている。この非
球面多面体鏡の場合にも、上記と同様に、材料としては
比強度の大きなアルミニウム、又は無酸素銅等の金属材
料を用い、これをダイヤモンドバイトで切削加工して鏡
面を非球面多面体としている。
にFθレンズ特性を持たせるため、平面多面体鏡の代り
に、円柱面又は楕円柱面等からなる非球面を用いた非球
面多面体鏡か使用されるようになってきている。この非
球面多面体鏡の場合にも、上記と同様に、材料としては
比強度の大きなアルミニウム、又は無酸素銅等の金属材
料を用い、これをダイヤモンドバイトで切削加工して鏡
面を非球面多面体としている。
(発明が解決しようとする課題)
従来の多面体鏡は、例えば比強度の大きなアルミニウム
、又は無酸素銅等の金属材料をダイヤモンドバイトを用
いて鏡面加工していたため、超精密加工機が必要とされ
る等工作機械、ダイヤモンドバイト、加工条件等が限定
されて加工コスト等が嵩むという問題かあった。特に、
非球面多面体鏡では円柱面又は楕円柱面等の非球面にす
るため、切削加工で精度のよい鏡面とすることは難しく
、−層加工コスト等が嵩むという問題があった。
、又は無酸素銅等の金属材料をダイヤモンドバイトを用
いて鏡面加工していたため、超精密加工機が必要とされ
る等工作機械、ダイヤモンドバイト、加工条件等が限定
されて加工コスト等が嵩むという問題かあった。特に、
非球面多面体鏡では円柱面又は楕円柱面等の非球面にす
るため、切削加工で精度のよい鏡面とすることは難しく
、−層加工コスト等が嵩むという問題があった。
そこで、この発明は、低コストで鏡面精度の高い多面体
鏡及びその製造方法を提供することを目的とする。
鏡及びその製造方法を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するために、この発明の多面体鏡は、周
面か平面部からなる多面又は円柱面で形成された多面鏡
本体と、該多面鏡本体の周面に固着され表面が平面、円
柱面又は楕円柱面からなる非球面基板と、該非球面基板
上に被着された反射膜とを有することを要旨とする。
面か平面部からなる多面又は円柱面で形成された多面鏡
本体と、該多面鏡本体の周面に固着され表面が平面、円
柱面又は楕円柱面からなる非球面基板と、該非球面基板
上に被着された反射膜とを有することを要旨とする。
また、この発明の多面体鏡の製造方法は、第1に、周面
が平面部からなる多面又は円柱面からなる多面鏡本体を
加工成形し、該多面鏡本体の周面に、表面が平面、円柱
面又は楕円柱面からなる非球面基板を樹脂材料により射
出成形で形成し、該非球面基板上に反射膜を成膜するこ
とを要旨とする。
が平面部からなる多面又は円柱面からなる多面鏡本体を
加工成形し、該多面鏡本体の周面に、表面が平面、円柱
面又は楕円柱面からなる非球面基板を樹脂材料により射
出成形で形成し、該非球面基板上に反射膜を成膜するこ
とを要旨とする。
第2に、中心部に中心孔か穿設され周面が平面部からな
る多面又は円柱面からなる多面鏡本体を紫外線透過材料
を用いて加工成形し、該多面鏡本体の周面に、表面か平
面、円柱面又は楕円柱面からなる非球面基板を、紫外線
硬化型樹脂により成形金型内において前記中心孔から紫
外線照射を行なって射出成形で形成し、該非球面基板上
に反射膜を成膜することを要旨とする。
る多面又は円柱面からなる多面鏡本体を紫外線透過材料
を用いて加工成形し、該多面鏡本体の周面に、表面か平
面、円柱面又は楕円柱面からなる非球面基板を、紫外線
硬化型樹脂により成形金型内において前記中心孔から紫
外線照射を行なって射出成形で形成し、該非球面基板上
に反射膜を成膜することを要旨とする。
(作用)
上記構成により、多面体鏡は、多面鏡本体の周面に固着
した非球面基板上の反射膜により精度の高い鏡面か得ら
れる。このため、多面鏡本体の周面は超精密加T等によ
り直接鏡面に仕上げる必要がなく、その加工成形には、
例えば打抜き成形(ファイニングブランキング)等を採
用することができて加工コストの低廉化が可能となる。
した非球面基板上の反射膜により精度の高い鏡面か得ら
れる。このため、多面鏡本体の周面は超精密加T等によ
り直接鏡面に仕上げる必要がなく、その加工成形には、
例えば打抜き成形(ファイニングブランキング)等を採
用することができて加工コストの低廉化が可能となる。
また、多面体鏡の製造方法では、第1に、多面鏡本体の
周面に非球面基板を樹脂材料により射出成形で一体に形
成するようにしたため、多面鏡本体の材質は、従来のよ
うに比強度の大きなアルミニウム等に限定されず、鉄鋼
、非鉄金属又はガラス等の非金属材料を用いることがで
き、この点においてもコスト低減を図ることが可能にな
る。さらに、多面鏡本体には鉄鋼、非鉄金属又はガラス
等の非金属材料を用い、非球面基板の部分のみに樹脂材
料を用いた構成となるため、射出成形で製造しても、全
体構成に占める樹脂材料の割合が極めて低くなり、温度
、湿度等の環境条件による寸法変化を精度上問題のない
程度に抑えることが可能となる。
周面に非球面基板を樹脂材料により射出成形で一体に形
成するようにしたため、多面鏡本体の材質は、従来のよ
うに比強度の大きなアルミニウム等に限定されず、鉄鋼
、非鉄金属又はガラス等の非金属材料を用いることがで
き、この点においてもコスト低減を図ることが可能にな
る。さらに、多面鏡本体には鉄鋼、非鉄金属又はガラス
等の非金属材料を用い、非球面基板の部分のみに樹脂材
料を用いた構成となるため、射出成形で製造しても、全
体構成に占める樹脂材料の割合が極めて低くなり、温度
、湿度等の環境条件による寸法変化を精度上問題のない
程度に抑えることが可能となる。
第2に、非球面基板を、紫外線硬化型樹脂を用いて射出
成形により多面鏡本体の周面に一体彰成するようにした
ため、射出成形の際に、成形金型等を全体的に加熱する
必要がなく製造容易性が得られる。
成形により多面鏡本体の周面に一体彰成するようにした
ため、射出成形の際に、成形金型等を全体的に加熱する
必要がなく製造容易性が得られる。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明に係る多面体鏡の一実施例を示す図
である。同図において、1は多面鏡本体であり、中心に
中心孔1が穿設され、周面1bは平面部からなる多面に
形成されている。多面鏡本体1は鉄鋼、非鉄金属又はガ
ラス等の非金属材料で作製されており、材料には特に限
定がなく、また周面1bを含む形状精度は一般的な精度
(表面アラサ)に仕上げられている。なお、多面鏡本体
1の周面1bは円柱面としてもよい。
である。同図において、1は多面鏡本体であり、中心に
中心孔1が穿設され、周面1bは平面部からなる多面に
形成されている。多面鏡本体1は鉄鋼、非鉄金属又はガ
ラス等の非金属材料で作製されており、材料には特に限
定がなく、また周面1bを含む形状精度は一般的な精度
(表面アラサ)に仕上げられている。なお、多面鏡本体
1の周面1bは円柱面としてもよい。
多面鏡本体1の周面1bには、表面が平面、円柱面又は
楕円柱面からなる非球面基板2か固着されている。非球
面基板2の材質としては、樹脂又はガラス等が用いられ
、多面鏡本体1に対し射出成形法による一体成形又は接
着法により固着されている。そして、非球面基板2上に
、鏡面とするための反射膜3及び反射膜保護膜4が順次
被着されている。反射膜3及び反射膜保護膜4の成膜法
としては、公知の真空蒸着法、スパッタリング法又はイ
オンブレーティング法等が用いられている。
楕円柱面からなる非球面基板2か固着されている。非球
面基板2の材質としては、樹脂又はガラス等が用いられ
、多面鏡本体1に対し射出成形法による一体成形又は接
着法により固着されている。そして、非球面基板2上に
、鏡面とするための反射膜3及び反射膜保護膜4が順次
被着されている。反射膜3及び反射膜保護膜4の成膜法
としては、公知の真空蒸着法、スパッタリング法又はイ
オンブレーティング法等が用いられている。
上述のように、この実施例の多面体鏡は、多面鏡本体1
0周面1bに固着した非球面基板2上の反射膜3により
鏡面が得られるので、多面鏡本体1の周面は、超精密加
工等により直接鏡面に仕上げる必要かない。このため、
多面鏡本体1の加工成形には、例えば打抜き成形(ファ
イニングブランキンク)等を採用することかできて加工
コストの低廉化が可能となる。また、多面鏡本体1及び
非球面基板2を含む全体的な構成に樹脂を用いると温度
、湿度等の環境条件による寸法変化か起き易くなる。こ
れに対し、この実施例の多面体鏡は、多面鏡本体1には
鉄鋼、非鉄金属又はガラス等の非金属材料を用い、非球
面基板2の部分のみに樹脂等を用いるようにしたため、
全体構成に占める樹脂等の使用割合は極めて低くなり環
境条件による寸法変化は精度上問題のない程度に抑えら
れる。
0周面1bに固着した非球面基板2上の反射膜3により
鏡面が得られるので、多面鏡本体1の周面は、超精密加
工等により直接鏡面に仕上げる必要かない。このため、
多面鏡本体1の加工成形には、例えば打抜き成形(ファ
イニングブランキンク)等を採用することかできて加工
コストの低廉化が可能となる。また、多面鏡本体1及び
非球面基板2を含む全体的な構成に樹脂を用いると温度
、湿度等の環境条件による寸法変化か起き易くなる。こ
れに対し、この実施例の多面体鏡は、多面鏡本体1には
鉄鋼、非鉄金属又はガラス等の非金属材料を用い、非球
面基板2の部分のみに樹脂等を用いるようにしたため、
全体構成に占める樹脂等の使用割合は極めて低くなり環
境条件による寸法変化は精度上問題のない程度に抑えら
れる。
したかってこの点においても鏡面の精度向上が得られる
。
。
次に、上述の多面体鏡の製造方法を説明する。
第2図は、その製造方法の一例を示す図である。
まず、多面鏡本体1を鉄鋼、非鉄金属等を用いて打抜き
成形(ファイニングブランキング)、冷間鍛造、又は切
削加工等により、予め加工成形する。この加工成形の段
階では、多面鏡本体1の周面を含む形状精度は一般的な
精度(表面アラサ)に仕上げられる。次いて、非球面基
板2の表面形状と逆の形状を持った入れ子5を有する成
形金型6の中に多面鏡本体1をインサートし、その周面
に熱可塑性樹脂を用いた射出成形で非球面基板2を一体
に形成する。成形金型6から取出したのち、非球面基板
2上に反射膜及び反射膜保護膜を順次成膜して多面体鏡
を得る。
成形(ファイニングブランキング)、冷間鍛造、又は切
削加工等により、予め加工成形する。この加工成形の段
階では、多面鏡本体1の周面を含む形状精度は一般的な
精度(表面アラサ)に仕上げられる。次いて、非球面基
板2の表面形状と逆の形状を持った入れ子5を有する成
形金型6の中に多面鏡本体1をインサートし、その周面
に熱可塑性樹脂を用いた射出成形で非球面基板2を一体
に形成する。成形金型6から取出したのち、非球面基板
2上に反射膜及び反射膜保護膜を順次成膜して多面体鏡
を得る。
この実施例の製造方法によれば、多面鏡本体1は鉄鋼、
非鉄金属又は非金属材料等を用いることかでき、材料に
限定かなく、また、その形状精度(表面アラサ)も−船
釣な精度で差支えない。これに対し、従来は超精密加工
等により周面を直接鏡面に仕上げていたため、その材料
は、比強度の大きなアルミニウム等に限定されている。
非鉄金属又は非金属材料等を用いることかでき、材料に
限定かなく、また、その形状精度(表面アラサ)も−船
釣な精度で差支えない。これに対し、従来は超精密加工
等により周面を直接鏡面に仕上げていたため、その材料
は、比強度の大きなアルミニウム等に限定されている。
第3図は、多面体鏡の製造方法の他の例を示す図である
。この製造方法では、非球面基板2の材質として紫外線
(以下、UVという)硬化型樹脂が用いられている。こ
のため、成形金型6自体としては、前記第2図のものと
同様に、非球面基板2の表面形状と逆の形状を持った入
れ子5を有するものか用いられるが、その中心部にUV
照射用スポットキュア(ランプ)7か組込まれている。
。この製造方法では、非球面基板2の材質として紫外線
(以下、UVという)硬化型樹脂が用いられている。こ
のため、成形金型6自体としては、前記第2図のものと
同様に、非球面基板2の表面形状と逆の形状を持った入
れ子5を有するものか用いられるが、その中心部にUV
照射用スポットキュア(ランプ)7か組込まれている。
まず、中心孔1aを有する多面鏡本体1をUV透過材料
であるガラスを用いて加工成形する。次いて、成形金型
6の中に多面鏡本体1をインサートし、その周面にUV
硬化型樹脂を用いた射出成形を行う。二のとき、成形金
型6内で、UV照射用スポットキュア7を回転させつつ
中心孔1aの部分から多面鏡本体]を介して非球面基板
2の部分全体にUV照射を行い、硬化させたのちに成形
金型6から取出す。成形金型6から取出したのち、非球
面基板2上に反射膜及び反射膜保護膜を順次成膜して多
面体鏡を得る。
であるガラスを用いて加工成形する。次いて、成形金型
6の中に多面鏡本体1をインサートし、その周面にUV
硬化型樹脂を用いた射出成形を行う。二のとき、成形金
型6内で、UV照射用スポットキュア7を回転させつつ
中心孔1aの部分から多面鏡本体]を介して非球面基板
2の部分全体にUV照射を行い、硬化させたのちに成形
金型6から取出す。成形金型6から取出したのち、非球
面基板2上に反射膜及び反射膜保護膜を順次成膜して多
面体鏡を得る。
この実施例の製造方法では非球面基板2の射出成形の際
に、成形金型6等を加熱する必要がないので、製造容易
性が得られる。
に、成形金型6等を加熱する必要がないので、製造容易
性が得られる。
第4図は、この実施例の多面体鏡を使用したレーザビー
ムプリンタの光学系を示す概略図である。
ムプリンタの光学系を示す概略図である。
同図において、10はレプリカ多面体円筒鏡、11はレ
ーザダイオード、12は絞りコリメータレンズ、13a
、13bはトーリック非球面レンズ、14は非球面Fθ
レンズ(−面トーリックレンズ)、15は感光体ドラム
である。
ーザダイオード、12は絞りコリメータレンズ、13a
、13bはトーリック非球面レンズ、14は非球面Fθ
レンズ(−面トーリックレンズ)、15は感光体ドラム
である。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明の多面体鏡にょれば、多
面鏡本体の周面に固着した非球面基板上の反射膜により
精度の高い鏡面が得られるので、多面鏡本体は限定され
た材料を用いてその周面を超精密加工等により直接鏡面
に仕上げる必要かなく、加工コスト等を低廉化すること
ができる。
面鏡本体の周面に固着した非球面基板上の反射膜により
精度の高い鏡面が得られるので、多面鏡本体は限定され
た材料を用いてその周面を超精密加工等により直接鏡面
に仕上げる必要かなく、加工コスト等を低廉化すること
ができる。
また、この発明の多面体鏡の製造方法によれば、第1に
、多面鏡本体の周面に非球面基板を樹脂材料により射出
成形で一体に形成するようにしたため、多面鏡本体の材
質は、従来のように比強度の大きなアルミニウム等に限
定されず、鉄鋼、非鉄金属又はガラス等の非金属材料を
用いることができ、この点においてもコスト低減を図る
ことができる。さらに、多面鏡本体には、上述のように
、鉄鋼、非鉄金属又はガラス等の非金属材料を用い、非
球面基板の部分のみに樹脂材料を用いた構成となるため
、射出成形で製造しても、全体構成に占める樹脂材料の
割合か極めて低くなり、温度、湿度等の環境条件により
寸法変化を精度上問題のない程度に抑えることかできる
。
、多面鏡本体の周面に非球面基板を樹脂材料により射出
成形で一体に形成するようにしたため、多面鏡本体の材
質は、従来のように比強度の大きなアルミニウム等に限
定されず、鉄鋼、非鉄金属又はガラス等の非金属材料を
用いることができ、この点においてもコスト低減を図る
ことができる。さらに、多面鏡本体には、上述のように
、鉄鋼、非鉄金属又はガラス等の非金属材料を用い、非
球面基板の部分のみに樹脂材料を用いた構成となるため
、射出成形で製造しても、全体構成に占める樹脂材料の
割合か極めて低くなり、温度、湿度等の環境条件により
寸法変化を精度上問題のない程度に抑えることかできる
。
第2に、非球面基板を、紫外線硬化型樹脂を用いて射出
成形により多面鏡本体の周面に一体成形するようにした
ため、射出成形の際に、成形金型等を全体的に加熱する
必要かなく、製造容易性を達成することかできる。
成形により多面鏡本体の周面に一体成形するようにした
ため、射出成形の際に、成形金型等を全体的に加熱する
必要かなく、製造容易性を達成することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る多面体鏡の実施例を示す斜視図
及び部分拡大図、第2図は上記実施例の製造方法の一例
に適用する成形金型等を示す図、第3図は上記実施例の
製造方法の他の例に適用する成形金型等を示す図、第4
図は上記実施例を使用したレーザビームプリンタの光学
系の一例を示す構成図である。 1:多面鏡本体、 1:中心孔、 1b二周面、 2:非球面基板、 3:反射膜、 4:反射膜保護膜、 6:成形金型、 7 : UV照射用スポットキュア。 〜・二人升理上三好秀和 第2図(A) ] 第1図(B) 第2図(B)
及び部分拡大図、第2図は上記実施例の製造方法の一例
に適用する成形金型等を示す図、第3図は上記実施例の
製造方法の他の例に適用する成形金型等を示す図、第4
図は上記実施例を使用したレーザビームプリンタの光学
系の一例を示す構成図である。 1:多面鏡本体、 1:中心孔、 1b二周面、 2:非球面基板、 3:反射膜、 4:反射膜保護膜、 6:成形金型、 7 : UV照射用スポットキュア。 〜・二人升理上三好秀和 第2図(A) ] 第1図(B) 第2図(B)
Claims (3)
- (1)周面が平面部からなる多面又は円柱面で形成され
た多面鏡本体と、該多面鏡本体の周面に固着され表面が
平面、円柱面又は楕円柱面からなる非球面基板と、該非
球面基板上に被着された反射膜とを有することを特徴と
する多面体鏡。 - (2)周面が平面部からなる多面又は円柱面からなる多
面鏡本体を加工成形し、該多面鏡本体の周面に、表面が
平面、円柱面又は楕円柱面からなる非球面基板を樹脂材
料により射出成形で形成し、該非球面基板上に反射膜を
成膜することを特徴とする多面体鏡の製造方法。 - (3)中心部に中心孔が穿設され周面が平面部からなる
多面又は円柱面からなる多面鏡本体を紫外線透過材料を
用いて加工成形し、該多面鏡本体の周面に、表面が平面
、円柱面又は楕円柱面からなる非球面基板を、紫外線硬
化型樹脂により成形金型内において前記中心孔から紫外
線照射を行なって射出成形で形成し、該非球面基板上に
反射膜を成膜することを特徴とする多面体鏡の製造方法
。
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JP2201477A JPH0486723A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 多面体鏡及びその製造方法 |
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JP2201477A JPH0486723A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 多面体鏡及びその製造方法 |
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- 1991-07-24 US US07/735,303 patent/US5179464A/en not_active Expired - Lifetime
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