JPH01212395A - 高速増殖炉の熱遮蔽装置 - Google Patents
高速増殖炉の熱遮蔽装置Info
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- JPH01212395A JPH01212395A JP63035192A JP3519288A JPH01212395A JP H01212395 A JPH01212395 A JP H01212395A JP 63035192 A JP63035192 A JP 63035192A JP 3519288 A JP3519288 A JP 3519288A JP H01212395 A JPH01212395 A JP H01212395A
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は高速増殖炉の熱遮蔽装置に係り、特に原子炉容
器と内側仕切壁との間に形成されたガスダム空間内にお
ける径方向への自然対流を防止する5ものに関する。
器と内側仕切壁との間に形成されたガスダム空間内にお
ける径方向への自然対流を防止する5ものに関する。
(従来の技術)
第6図乃至第8図を参照して従来例を説明する。第6図
はループ型高速増殖炉の構成を示す断面図であり、図中
符号1は原子炉容器である。この原子炉容器1はリング
ガータ2を介して原子炉建屋3に支持されている。この
原子炉容器1の外側には安全容器4が配置され。この安
全容器4も支持部5を介して上記原子炉容器1に支持さ
れている。
はループ型高速増殖炉の構成を示す断面図であり、図中
符号1は原子炉容器である。この原子炉容器1はリング
ガータ2を介して原子炉建屋3に支持されている。この
原子炉容器1の外側には安全容器4が配置され。この安
全容器4も支持部5を介して上記原子炉容器1に支持さ
れている。
上記原子炉容器1内には冷却材6及び炉心7が収容され
ており、上記炉心7は炉心支持構造物8により支持され
ている。上記炉心7は図示しない複数の燃料集合体及び
制御棒等から構成されている。上記炉心7と原子炉容B
1との間には隔壁9が配置され、この隔壁9により原子
炉容器1内を上下に二分して、上方を上部プレナム10
下方を下部プレナム11としている。又、上記炉心支持
構造物8と原子炉容器1との間であって上記隔壁9の下
方には副搬構造物12が設置されており、例えば水平方
向地震が発生した場合の炉心7の振動を防止している。
ており、上記炉心7は炉心支持構造物8により支持され
ている。上記炉心7は図示しない複数の燃料集合体及び
制御棒等から構成されている。上記炉心7と原子炉容B
1との間には隔壁9が配置され、この隔壁9により原子
炉容器1内を上下に二分して、上方を上部プレナム10
下方を下部プレナム11としている。又、上記炉心支持
構造物8と原子炉容器1との間であって上記隔壁9の下
方には副搬構造物12が設置されており、例えば水平方
向地震が発生した場合の炉心7の振動を防止している。
上記原子炉容器1の上部開口1aは遮蔽プラグ13によ
り閉塞されている。この遮蔽プラグ13は原子炉容器1
に固定された固定プラグ14と、この固定プラグ14の
内周側に回転可能に配置された大回転プラグ15と、こ
の大回転プラグ15の内周側に回転可能に配置された小
回転プラグ16とから構成されている。又上記炉心7の
上方には炉心上部機構17が上記小回転プラグ16を貫
通して配置されており、この炉心上部機構17には前記
制御棒の炉心7への挿入・引抜を制御する制御棒駆動機
構等が設けられている。又炉心7の上方には燃料交換a
18も配置され、この燃料交換機18も遮蔽プラグ13
を貫通して配置されている。
り閉塞されている。この遮蔽プラグ13は原子炉容器1
に固定された固定プラグ14と、この固定プラグ14の
内周側に回転可能に配置された大回転プラグ15と、こ
の大回転プラグ15の内周側に回転可能に配置された小
回転プラグ16とから構成されている。又上記炉心7の
上方には炉心上部機構17が上記小回転プラグ16を貫
通して配置されており、この炉心上部機構17には前記
制御棒の炉心7への挿入・引抜を制御する制御棒駆動機
構等が設けられている。又炉心7の上方には燃料交換a
18も配置され、この燃料交換機18も遮蔽プラグ13
を貫通して配置されている。
前記冷却材の液面と遮蔽プラグ13との間はカバーガス
空間となっており、このカバーガス空間にはカバーガス
としてのアルゴンガス19が封入されている。
空間となっており、このカバーガス空間にはカバーガス
としてのアルゴンガス19が封入されている。
は高圧プレナムである。
上記構成によると、冷却材流入配管21を介して供給さ
れた冷却材6は高圧プレナム23内に供給され、炉心7
を上方に向って流通する。その際炉心7の核反応熱によ
り昇温し、上部プレナム10内に流出する。上部プレナ
ム10内に流出した高温の冷却材6は冷却材流出配I!
22を介して図示しない熱交換器に移送され、そこで二
次側冷却材と熱交換する。かかる熱交換により冷却され
た冷却材6は上記冷却材流入配管21を介して再度高圧
プレナム23内に供給される。
れた冷却材6は高圧プレナム23内に供給され、炉心7
を上方に向って流通する。その際炉心7の核反応熱によ
り昇温し、上部プレナム10内に流出する。上部プレナ
ム10内に流出した高温の冷却材6は冷却材流出配I!
22を介して図示しない熱交換器に移送され、そこで二
次側冷却材と熱交換する。かかる熱交換により冷却され
た冷却材6は上記冷却材流入配管21を介して再度高圧
プレナム23内に供給される。
上記構成にあって、原子炉運転時及び停止時のように冷
却材6の温度が大きく変化すると、原子炉容器1の冷却
材6の液面の上方部分と下方部分との闇には大きな温度
差が発生する。すなわち冷却材6として使用している液
体ナトリウムは熱伝達能力が極めて矢きく、又冷却材6
に接している部分の原子炉容器1の温度は冷却材6の温
度変化に対して極めて早く追従するのに対して、冷却材
6に接していない部分つまり液面上方部分の原子炉容器
1の温度は冷却材6の温度変化に対してそれ程早くは追
従しないからである。このように大きな温度差が発生し
た場合には、冷却材6の液面周辺の原子炉容器壁には大
きな温度勾配が発生し、その結果過大な熱応力が発生し
て原子炉容器1の健全性を損う恐れがある。
却材6の温度が大きく変化すると、原子炉容器1の冷却
材6の液面の上方部分と下方部分との闇には大きな温度
差が発生する。すなわち冷却材6として使用している液
体ナトリウムは熱伝達能力が極めて矢きく、又冷却材6
に接している部分の原子炉容器1の温度は冷却材6の温
度変化に対して極めて早く追従するのに対して、冷却材
6に接していない部分つまり液面上方部分の原子炉容器
1の温度は冷却材6の温度変化に対してそれ程早くは追
従しないからである。このように大きな温度差が発生し
た場合には、冷却材6の液面周辺の原子炉容器壁には大
きな温度勾配が発生し、その結果過大な熱応力が発生し
て原子炉容器1の健全性を損う恐れがある。
そこで従来から原子炉容器1の内周側に熱遮蔽してこの
熱遮蔽装[25の構成を説明する。図中符号26は円筒
状をなす内側仕切壁であり、この内側仕切!!26と原
子炉容器1とによりガスダム空11127を形成してい
る。上記内側仕切壁26の下端と原子炉容器1の円筒1
1aとの間には外向7ランジ28が配設され、この外向
7ランジ28は原子炉容器1方向に下り勾配となってい
る。−方向側仕切壁26の上方にはカバー29が設置さ
れ、このカバー29の内周端29aは冷却材6中に浸漬
されており、又外周端29bは係止部となっており原子
炉容器1に形成された段部30に上方から係合している
。
熱遮蔽装[25の構成を説明する。図中符号26は円筒
状をなす内側仕切壁であり、この内側仕切!!26と原
子炉容器1とによりガスダム空11127を形成してい
る。上記内側仕切壁26の下端と原子炉容器1の円筒1
1aとの間には外向7ランジ28が配設され、この外向
7ランジ28は原子炉容器1方向に下り勾配となってい
る。−方向側仕切壁26の上方にはカバー29が設置さ
れ、このカバー29の内周端29aは冷却材6中に浸漬
されており、又外周端29bは係止部となっており原子
炉容器1に形成された段部30に上方から係合している
。
上記ガスダム空10127の下端部はナトリウム槽31
となっており、このナトリウム槽31内には少量の液体
ナトリウム32が貯蔵されている。この少量の液体ナト
リウム32と上記内側仕切壁26の内周側の冷却材6と
により、内側仕切壁26の外向7ランジ28が両面側よ
り加熱されるので、液体ナトリウム32と冷却材6の温
度変化により外向フランジ28が径方向に収縮しても、
この外向7ランジ28に接続される原子炉容器1の周壁
1aに発生する熱応力は緩和され゛る。
となっており、このナトリウム槽31内には少量の液体
ナトリウム32が貯蔵されている。この少量の液体ナト
リウム32と上記内側仕切壁26の内周側の冷却材6と
により、内側仕切壁26の外向7ランジ28が両面側よ
り加熱されるので、液体ナトリウム32と冷却材6の温
度変化により外向フランジ28が径方向に収縮しても、
この外向7ランジ28に接続される原子炉容器1の周壁
1aに発生する熱応力は緩和され゛る。
上記ガスダム空@27内には複数枚の熱遮蔽板33が径
方向に所定間隔をおいて、かつ周方向にも所定の間隔を
おいて配設されている。上記複数枚の熱遮蔽板33は取
付ポルト34により原子炉容器1の周壁1aに固定され
ている。また各熱遮蔽板33の下端部は液体ナトリウム
32中に浸漬されている。
方向に所定間隔をおいて、かつ周方向にも所定の間隔を
おいて配設されている。上記複数枚の熱遮蔽板33は取
付ポルト34により原子炉容器1の周壁1aに固定され
ている。また各熱遮蔽板33の下端部は液体ナトリウム
32中に浸漬されている。
上記構成によると以下のような問題がある。すなわち、
第8図中矢印で示すように、ガスダム空間27のナトリ
ウム槽31内の液体ナトリウム32に自然対流が発生し
てしまう。かかる自然対流が発生した場合には、熱遮蔽
板33がその機能を十分に発揮し得ないことが予想され
る。さらに上記自然対流の発生により原子炉容器1に局
所的な温度分布が発生し、その結果過大な熱応力が発生
する恐れがある。
第8図中矢印で示すように、ガスダム空間27のナトリ
ウム槽31内の液体ナトリウム32に自然対流が発生し
てしまう。かかる自然対流が発生した場合には、熱遮蔽
板33がその機能を十分に発揮し得ないことが予想され
る。さらに上記自然対流の発生により原子炉容器1に局
所的な温度分布が発生し、その結果過大な熱応力が発生
する恐れがある。
(発明が解決しようとする問題点)
このように従来の構成にあっては、自然対流の発生、そ
れによる熱遮蔽板の機能喪失、及び原子炉容器の健全性
の喪失という問題があり、本発明はこのような点に基づ
いてなされたものでその目的とするとqろは、ガスダム
空間内の液体ナトリウムの自然対流の発生を防止して、
自然対流の発生による各種不具合を解決することが可能
な高速増殖炉の熱遮蔽装置を提供することにある。
れによる熱遮蔽板の機能喪失、及び原子炉容器の健全性
の喪失という問題があり、本発明はこのような点に基づ
いてなされたものでその目的とするとqろは、ガスダム
空間内の液体ナトリウムの自然対流の発生を防止して、
自然対流の発生による各種不具合を解決することが可能
な高速増殖炉の熱遮蔽装置を提供することにある。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
すなわち本発明による高速増殖炉の熱遮蔽装置は、原子
炉容器の内周側に間隔をおいて配置され円筒状をなす内
側仕切壁と、この内側仕切壁の下端と上記原子炉容器と
の間に配設された外向フランジと、上記内側仕切壁の上
方に設けられたカバーと、上記原子炉容器と内側仕切壁
との間に形成されたガスダム空間内に配置された複数枚
の熱遮蔽板とを備えた高速増殖炉の熱遮蔽装置において
、上記複数枚の熱遮蔽板は径方向に所定の間隔をもって
配置され、かつ周方向には隣接する熱遮蔽板相互がその
端部を弾性変形させて密着して連接されているとともに
相互に周方向への移動を許容するように接合されている
ことを特徴とするものである。
炉容器の内周側に間隔をおいて配置され円筒状をなす内
側仕切壁と、この内側仕切壁の下端と上記原子炉容器と
の間に配設された外向フランジと、上記内側仕切壁の上
方に設けられたカバーと、上記原子炉容器と内側仕切壁
との間に形成されたガスダム空間内に配置された複数枚
の熱遮蔽板とを備えた高速増殖炉の熱遮蔽装置において
、上記複数枚の熱遮蔽板は径方向に所定の間隔をもって
配置され、かつ周方向には隣接する熱遮蔽板相互がその
端部を弾性変形させて密着して連接されているとともに
相互に周方向への移動を許容するように接合されている
ことを特徴とするものである。
(作用)
つまり、複数枚の熱遮蔽板は周方向にはその端部を弾性
変形させて隣接する熱遮蔽板と密着して接合されており
、よって径方向に流路は形成されておらず従来懸念され
てた自然対流の発生は確実に防止される。
変形させて隣接する熱遮蔽板と密着して接合されており
、よって径方向に流路は形成されておらず従来懸念され
てた自然対流の発生は確実に防止される。
又、それと同時に熱遮蔽板の周方向への熱膨張は、その
端部が相互に周方向への移動を許容するように接合され
ているので、各熱遮蔽板が周方向へスライドするこによ
り熱膨張は吸収され、よって熱膨張等によりその健全性
が損われることはない。
端部が相互に周方向への移動を許容するように接合され
ているので、各熱遮蔽板が周方向へスライドするこによ
り熱膨張は吸収され、よって熱膨張等によりその健全性
が損われることはない。
(実施例)
以下第1図乃至第5図を参照して本発明の第1の実施例
を説明する。尚、従来と同一部分には同一符号を付して
示しその説明は省略する。
を説明する。尚、従来と同一部分には同一符号を付して
示しその説明は省略する。
本実施例の熱遮蔽装置25の熱遮蔽板101は第1図及
び第2図に示すように、周方向に隣接する他の熱遮蔽板
101と接続されている。すなわち周方向に熱遮蔽板1
01間には従来のように隙間は形成されておらず、よっ
て従来懸念されていた径方向への液体ナトリウム32の
自然対流は効果的に防止されるものである。
び第2図に示すように、周方向に隣接する他の熱遮蔽板
101と接続されている。すなわち周方向に熱遮蔽板1
01間には従来のように隙間は形成されておらず、よっ
て従来懸念されていた径方向への液体ナトリウム32の
自然対流は効果的に防止されるものである。
本実施例の熱遮蔽板101はその端部を弾性変形させる
ことにより隣接する他の熱遮蔽板101と接合されてい
る。すなわち第1図に示すように熱遮蔽板101aは従
来通りの円弧状をなしているのに対して、この熱遮蔽板
101aに隣接する熱遮蔽板101bの端部は内側に湾
曲している。
ことにより隣接する他の熱遮蔽板101と接合されてい
る。すなわち第1図に示すように熱遮蔽板101aは従
来通りの円弧状をなしているのに対して、この熱遮蔽板
101aに隣接する熱遮蔽板101bの端部は内側に湾
曲している。
そしてこれら熱遮蔽板101a及び101bを接合する
場合には、熱遮蔽板101bの端部をさらに内側に変形
させるようにする。その際熱遮蔽板101aの端部は外
側に付勢された状態となる。
場合には、熱遮蔽板101bの端部をさらに内側に変形
させるようにする。その際熱遮蔽板101aの端部は外
側に付勢された状態となる。
それによって熱遮蔽板101bの弾性力により画然遮蔽
板101a及び101bは密着した状態で接合される。
板101a及び101bは密着した状態で接合される。
尚、接合構造としてはこれ以外にも第3図乃至第5図に
示すようなものがある。まず第3図に示す場合であるが
、これは隣接する熱遮蔽板101の曲率゛を変えた場合
であり、第3図に示すように熱遮蔽板101aの曲率は
R1、遮蔽板101bの曲率はR2であり、R1>R2
の関係にある。
示すようなものがある。まず第3図に示す場合であるが
、これは隣接する熱遮蔽板101の曲率゛を変えた場合
であり、第3図に示すように熱遮蔽板101aの曲率は
R1、遮蔽板101bの曲率はR2であり、R1>R2
の関係にある。
このようにその曲率が異なる熱遮蔽板101a及び10
1bを第3図中右側に示すように接合する。
1bを第3図中右側に示すように接合する。
尚、図中破線は接合前の状態である。したがってその弾
性力により両者は確実に接合され隙間が形成されること
はない。又、熱膨張による周方向への変化は端部がスラ
イドすることにより十分に吸収されるので、熱膨張によ
りその健全性が損われることはない。
性力により両者は確実に接合され隙間が形成されること
はない。又、熱膨張による周方向への変化は端部がスラ
イドすることにより十分に吸収されるので、熱膨張によ
りその健全性が損われることはない。
次に第4因に示す場合であるが、これは熱遮蔽板101
aの端部を外側に折曲し、熱遮蔽板101bの端部を内
側に折曲したものである。そしてこれを第4図中右側に
示すように端部を重合する。破線は接合前の状態である
。この場合にも端部の弾性変形により両者は確実に接合
され、かつ熱膨張も両者がスライドすることにより吸収
される。
aの端部を外側に折曲し、熱遮蔽板101bの端部を内
側に折曲したものである。そしてこれを第4図中右側に
示すように端部を重合する。破線は接合前の状態である
。この場合にも端部の弾性変形により両者は確実に接合
され、かつ熱膨張も両者がスライドすることにより吸収
される。
次に第5図に示す場合であるが、これは熱遮蔽板101
bの方のみについてその端部を内側に折曲したものであ
り、それを第5図中右側に示すように係合させるもので
ある。破線は接合前の状態を示している。この場合にも
同様に端部の弾性変形により両者は確実に接合されて隙
間が形成されることはない。又熱膨張についても両者が
スライドするとにより吸収される。
bの方のみについてその端部を内側に折曲したものであ
り、それを第5図中右側に示すように係合させるもので
ある。破線は接合前の状態を示している。この場合にも
同様に端部の弾性変形により両者は確実に接合されて隙
間が形成されることはない。又熱膨張についても両者が
スライドするとにより吸収される。
以上本実施例によると以下のような効果を奏することが
できる。
できる。
■まず複数枚の熱遮蔽板101は周方向に隙間なく連接
されているので、従来のように径方向への自然対流が発
生することはなく、よって熱遮蔽板101の機能が損わ
れたり、或いは原子炉容器1の健全性が損われることは
ない。
されているので、従来のように径方向への自然対流が発
生することはなく、よって熱遮蔽板101の機能が損わ
れたり、或いは原子炉容器1の健全性が損われることは
ない。
■次に熱遮蔽板101の周方向への熱膨張であるが、こ
れは各熱遮蔽板101の周方向への移動を許容するよう
に連接されているので、各熱遮蔽板101は周方向にス
ライドし、よって熱膨張は効果的に吸収され、その健全
性が損われることはない。
れは各熱遮蔽板101の周方向への移動を許容するよう
に連接されているので、各熱遮蔽板101は周方向にス
ライドし、よって熱膨張は効果的に吸収され、その健全
性が損われることはない。
尚、本発明は前記一実施例に限定されるものではなく、
例えばループ型高速増殖炉だけではなく、タンク型^速
増殖炉にも適用可能であり、また熱遮蔽板の接合構造に
も種々のものが想定される。
例えばループ型高速増殖炉だけではなく、タンク型^速
増殖炉にも適用可能であり、また熱遮蔽板の接合構造に
も種々のものが想定される。
[発明の効果]
以上詳述したように本願発明による高速増殖炉の熱遮蔽
装置によると、複数枚の熱遮蔽板は周方向に隙間なく連
接されているので、径方向への自然対流が発生するよう
な流路が形成されておらず、よって該自然対流は確実に
防止される。自然対流が防止されることにより熱遮蔽板
の機能は正常に維持され、かつ原子炉容器の健全性が損
われることもない等その効果は大である。
装置によると、複数枚の熱遮蔽板は周方向に隙間なく連
接されているので、径方向への自然対流が発生するよう
な流路が形成されておらず、よって該自然対流は確実に
防止される。自然対流が防止されることにより熱遮蔽板
の機能は正常に維持され、かつ原子炉容器の健全性が損
われることもない等その効果は大である。
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示す図で、第1
図は熱遮蔽装置の一部を示す平面図、第2図は熱遮蔽装
置の断面図、第3図乃至第5図は熱遮蔽板の接合構造を
示す図、第6図乃至第8図は従来例の説明に使用した図
で、第6図はループ型°高速増殖炉の断面図、第7図は
熱遮蔽装置の断面図、第8図は第7図の■−■断面図で
ある。 1・・・原子炉容器、25・・・熱遮蔽装置、26・・
・内側仕切壁、27・・・ガスダム空間、28・・・外
向7ランジ、29・・・カバー、101・・・熱遮蔽壁
。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
図は熱遮蔽装置の一部を示す平面図、第2図は熱遮蔽装
置の断面図、第3図乃至第5図は熱遮蔽板の接合構造を
示す図、第6図乃至第8図は従来例の説明に使用した図
で、第6図はループ型°高速増殖炉の断面図、第7図は
熱遮蔽装置の断面図、第8図は第7図の■−■断面図で
ある。 1・・・原子炉容器、25・・・熱遮蔽装置、26・・
・内側仕切壁、27・・・ガスダム空間、28・・・外
向7ランジ、29・・・カバー、101・・・熱遮蔽壁
。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
Claims (1)
- 原子炉容器の内周側に間隔をおいて配置され円筒状をな
す内側仕切壁と、この内側仕切壁の下端と上記原子炉容
器との間に配設された外向フランジと、上記内側仕切壁
の上方に設けられたカバーと、上記原子炉容器と内側仕
切壁との間に形成されたカスタム空間内に配置された複
数枚の熱遮蔽板とを備えた高速増殖炉の熱遮蔽装置にお
いて、上記複数枚の熱遮蔽板は径方向に所定の間隔をも
って配置され、かつ周方向には隣接する熱遮蔽板相互が
その端部を弾性変形させて密着して連接されているとと
もに相互に周方向への移動を許容するように接合されて
いることを特徴とする高速増殖炉の熱遮蔽装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63035192A JPH01212395A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 高速増殖炉の熱遮蔽装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63035192A JPH01212395A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 高速増殖炉の熱遮蔽装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01212395A true JPH01212395A (ja) | 1989-08-25 |
JPH0525317B2 JPH0525317B2 (ja) | 1993-04-12 |
Family
ID=12434990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63035192A Granted JPH01212395A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 高速増殖炉の熱遮蔽装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01212395A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106710645A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-05-24 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种用于核能系统的主回路循环装置 |
-
1988
- 1988-02-19 JP JP63035192A patent/JPH01212395A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106710645A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-05-24 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种用于核能系统的主回路循环装置 |
CN106710645B (zh) * | 2016-12-30 | 2017-10-13 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种用于核能系统的主回路循环装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0525317B2 (ja) | 1993-04-12 |
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