JPH01210664A - グロメット付きガスケット - Google Patents

グロメット付きガスケット

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JPH01210664A
JPH01210664A JP3305888A JP3305888A JPH01210664A JP H01210664 A JPH01210664 A JP H01210664A JP 3305888 A JP3305888 A JP 3305888A JP 3305888 A JP3305888 A JP 3305888A JP H01210664 A JPH01210664 A JP H01210664A
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JP
Japan
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grommet
gasket
thickness
asbestos
fibers
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JP3305888A
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Yoshihiko Kitamura
嘉彦 北村
Sadao Nakao
中尾 貞夫
Kenji Nakayama
健次 中山
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Nippon Reinz Co Ltd
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Nippon Reinz Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童呈上■剋里分駄 本発明は、エンジンに使用されるガスケット、特にシリ
ンダへラドガスケットとして好適なフック付き金属板を
有するアスベストフリーのガスケットに関する。
皿米■夜五 シリンダへラドガスケットのように高熱を受けながら高
圧ガスの漏洩を阻止するガスケットの製造には、従来よ
りアスベストを多量に含有する組成物が使用されて来た
。アスベストは、耐熱性、可撓性、強度などの点でガス
ケットとして極めて優れた特性を有するものであるが、
近年、アスベストは人体に対して有害であることが指摘
されるに至り、アスベストフリーのガスケットの開発が
焦眉となっている。
”°を すべき問題臼 従来使用のアスベストベースの組成物は、アスベストが
その微細構造に起因してそれ自体のからみ性が良好で、
かつ無機充填剤やゴムとの馴染み性が良好であるために
加工性および加硫シート状態での機械的特性やシール性
に優れたものであった。これに対してアスベスト以外の
繊維は、一般に繊維のからみ性が悪く、又アスベスト程
には上記材料との馴染み性が良好でないために加工性、
加硫シート状態での機械的特性やシール性などがやや乏
しい問題がある。
そこで本発明の解決を要すべき問題点は、アスベスト以
外の繊維を用いて従来使用のアスベスト系ガスケットに
匹敵するアスベストフリーのガスケットを開発すること
にある。
間 占を” するための すなわち、本発明は、フック付き金属板の両面に非アス
ベスト系繊維材と充填剤とを含有する加硫ゴム層を有す
るグロメット付きガスケットであって、加硫ゴム層の圧
縮率は15%以下であり、かつ該グロメットの厚さはガ
スケットの厚さの0.10〜0.3倍であり、また8亥
グロメツトにおける湾曲部の曲率半径はグロメットの厚
さの少なくとも1.5倍であることを特徴とするグロメ
ット付きガスケットである。
光里■立■ 本発明においては、下記の3構成要件を必須とするもの
であるが、それら要件が互いに相乗的に作用して応力緩
和性、シール性などに優れたガスケットが得られる。
fil  非アスベスト系繊維材と充填剤とを含有する
加硫ゴム層として、その圧縮率が15%以下の硬質のも
のを採用すること、 (2)  グロメットの厚さはガスケットの厚さの0.
10〜0.3倍であること、 (3)  グロメットにおける湾曲部の曲率半径はグロ
メットの厚さの少なくとも1.5倍であること。
■の具体 なj゛日 第1図は、本発明のグロメット付きガスケット例の1部
分についての断面図であって、■はフック付き金属板、
2および2゛は加硫ゴム層、3はグロメットであり、T
Sはガスケットの厚さ(加硫ゴムN2および2°の表面
間距離)、Tgはグロメットの厚さ、Rはグロメット3
における湾曲部の曲率半径である。ガスケットの厚さT
sは、0.5〜2mm程庫が適当である。
フック付き金属板lとしては、従来から使用されている
両面にフックを突出させた鉄製、あるいはその他の金属
製のものが使用できる。
加硫ゴムN2および2′は、アスベストを除く無機繊維
および/または打機繊維からなる非アスベスト系繊維材
と充填剤とを含有する加硫ゴムにて形成されている。
前記の無機繊維の種類を例示すると、アルミナ−シリケ
ート繊維、アルミナ繊維、ジルコニヤ繊維、ロックウー
ル、セピオライト繊維などのセラミック繊維、石英ガラ
ス繊維、高珪酸ガラス繊維などのガラス繊維、カーボン
繊維、ホスフェート繊維、金属繊維などであり、市販品
では日本セメント社製のミネラルファイバーのノンショ
ット品、日東紡建材社製「ロックファイバー」、イソラ
イト工業社製「カオウール」、東芝セラミックス社製「
ファイバーフラックス」、ユニチカユーエムグラス社製
「チヲップドストランド」、旭ファイバーグラス社製「
グラスロン」、日本カーボン社製「カーボロン2ヤーン
」、呉羽化学工業社製「クレハカーボンファイバー」、
日本端線社製「ナスロン」、鉛末金属社製「スズロン」
、人尿化学社製のチタン酸カリウム繊維などである。こ
れら無機繊維の1種または2種以上を使用することがで
きる。
前記のを機繊維の種類を例示すると、芳香族ポリアミド
繊維、フェノール樹脂繊維、芳香族ポリエステル繊維、
芳香族ポリイミド繊維、芳香族ポリベンズイミダゾール
繊維、セルローズ繊維などであり、市販品で↓よ群栄化
学工業社製「カイノール」、デュポン社製「ケプラー2
9−パルプ」、エンカ社製「トワロン」、クラレ社製「
ペクトラン」などである。これら有機繊維の1種または
2種以上を使用することができる。
充填剤の種類を例示すると、クレー、タルク、ii質炭
酸力ルシュウム、軽質炭酸カルシュラム、シリカ、マイ
カ、硫酸バリウム、カーボンブラック、アルミナ、ひる
石などであり、その1種または2種以上が使用できる。
ゴムは繊維材の結着剤となるものであり、天然ゴム、ス
チレン−ブタジェン−共重合ゴム、アクリロニトリル−
ブタジェン−共重合ゴム、アクリルゴム、シリコンゴム
、ふっ素ゴムあるいはその他の合成または天然ゴムのラ
テックスや固形ゴムの1種または2種以上が使用できる
非アスベスト系繊維材として無機繊維のみを用いる場合
でも無機繊維と有機繊維とを用いる場合でも、非アスベ
スト系繊維材の使用量(無機繊維と有機繊維とを用いる
場合は、その合計量)は、加硫ゴムN2および2°中5
〜50重量%程度、ゴムは5〜20重量%程度、充填剤
は20〜80重量%程度がそれぞれ適当である。非アス
ベスト系繊維材として上記した無機繊維のみを用いても
よいが、有機繊維を併用するとシート製造時の加工性が
改善される効果がある0反面有機繊維を過大量使用する
とガスケットの熱へたり性に悪影響を及ぼす。したがっ
て有機繊維を併用する場合、その使用量は無機繊維10
0重量部あたり1〜200重量部、特に10〜100重
量部とすることが好ましい。
本発明においては、加硫ゴム層2および2′のいずれも
は圧縮率が15%以下であることが必須であるが、かか
る圧縮率を有する層は、上記した材料および従来からこ
の種の組成物に通常配合されているその他の配合剤、た
とえば加硫剤、加硫助剤、酸化防止剤、カップリング剤
、着色剤などを通常量配合した組成物を用いてそれをロ
ール上に予めシート状に形成し、ついで該シート層をフ
ック付き金属板1のフック面に直接圧着する、あるいは
該組成物塊をカレンダロールなどを用いて直接フック面
に擦り付けるなどして残存気泡量ができる限り少なくな
るように層形成し、ついで通常の方法で加熱加硫するこ
とにより形成することができる。
前記した通り本発明においては、fil加硫ゴム層2お
よび2°は圧縮率が15%以下であり、(2)グロメッ
ト3の厚さTgは、ガスケットの厚さTsの0.10〜
0.3倍であること、および(3)グロメット3におけ
る湾曲部の曲率半径Rはグロメットの厚さTgの少なく
とも1.5倍であることが必須である。加硫ゴム層2お
よび2゛の各圧縮率が15%より大きく、TgがTsの
0.10倍未満か又は0.3倍より大きく、かつRがT
sの1.5倍未満であると、ガスケットのシール性(条
件により表面もれの場合と層間もれの場合がある)が悪
く、しかもグロメット3が使用中に割れ易くなる問題が
ある。したがって本発明においては、+11加硫ゴムN
2および2゛は圧縮率が10%以下であり、(2)グロ
メット3の厚さTgは、ガスケットの厚さTsの0.1
5〜0.25倍であること、および(3)グロメット3
における湾曲部の曲率半径Rはグロメットの厚さTgの
少なくとも1.5倍であることが好ましい。
尖膳■ 以下、実施例および比較例により本発明を一層詳細に説
明する。
実施例1〜3、比較例1〜2 下記の組成物AおよびB(組成物比は重量%)を用い、
これらを混練機にて混練して均一な組成物とし、ついで
カレンダーロールを用いて両面にフックを有するフック
付き鉄板の各面にそれぞれの組成物を擦り付け、最後に
150℃で加硫してスチールベスト型のガスケット用シ
ートを製造した。ついで所定の形状に切断並びに打ち抜
きを行い、最後に所定個所にグロメットを施して実施例
1〜3、比較例1〜2のシリンダヘッド用ガスケットを
得た。
〔組成物A〕
ガラスウール(注1)      15%芳香族ポリア
ミド繊維(注2)   10%アクリロニトリルブタジ
ェンゴム 10%タルク              
20%クレー              40%加硫
剤             0.5%加硫促進剤  
         0.5%顔料          
    4%注1:旭ファイバーガラス社製「グラスロ
ン」注2:デュポン社製「ケブラー29」 〔組成物B〕 ロックウール(注1)       10%アルミナ−
シリケート繊維(注2)5%フェノール樹脂繊維(注3
)   8%アクリルゴム           10
%タルク              21%クレー 
             41%加硫剤      
       0.5%加硫促進剤         
  0.5%顔料              4%注
に日本セメント社製rCMFJ 注2=イソライト工業社製「カオウール」注3二群栄化
学工業社製「カイノール」第1表には、実施例1〜3、
比較例1〜2のシリンダヘッド用ガスケットの加硫ゴム
層形成に用いた組成物の種類、加硫ゴム層の圧縮率、ガ
スケットの厚さT s sグロメットの厚さTg、並び
にグロメットにおける湾曲部の曲率半径R1の各値並び
にエンジンテストにおけるシール性、グロメットの割れ
の有無を示す。
なお圧縮率及びエンジンテストはそれぞれ下記の方法で
評価した。
圧縮率: A S TM  F 36 、method
Aエンジンテスト:20℃×5分間、120℃×5分間
を1サイクルとしてこれを400サイクル繰返し、その
間シール性をチエツクし、テスト後のグロメット割れの
有無を調べる。
第1表 本発明のグロメット付きガスケットは、アスベストフリ
ーでありながらシール性に優れており、かつグロメット
割れが生じ難い優れた性能を有している。したがって、
シリンダーヘッドガスケットに好適なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のグロメット付きガスケット例の1部
分についての断面図である。 1  フック付き金属板 2  加硫ゴム層 2゛ 加硫ゴム層 3  グロメット Ts  ガスケットの厚さ Tg  グロメットの厚さ Rグロメット3における湾曲部の曲率半径特許出願人 
 日本ラインッ株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、フック付き金属板の両面に非アスベスト系繊維材と
    充填剤とを含有する加硫ゴム層を有するグロメット付き
    ガスケットであって、加硫ゴム層の圧縮率は15%以下
    であり、かつ該グロメットの厚さはガスケットの厚さの
    0.10〜0.3倍であり、また該グロメットにおける
    湾曲部の曲率半径はグロメットの厚さの少なくとも1.
    5倍であることを特徴とするグロメット付きガスケット
JP3305888A 1988-02-16 1988-02-16 グロメット付きガスケット Granted JPH01210664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3305888A JPH01210664A (ja) 1988-02-16 1988-02-16 グロメット付きガスケット

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JP3305888A JPH01210664A (ja) 1988-02-16 1988-02-16 グロメット付きガスケット

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JPH01210664A true JPH01210664A (ja) 1989-08-24
JPH056066B2 JPH056066B2 (ja) 1993-01-25

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JP3305888A Granted JPH01210664A (ja) 1988-02-16 1988-02-16 グロメット付きガスケット

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522943U (ja) * 1991-03-15 1993-03-26 日産デイーゼル工業株式会社 内燃機関のヘツドガスケツト
KR100856630B1 (ko) * 2006-05-17 2008-09-03 히타치 어플라이언스 가부시키가이샤 냉매 압축기

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522943U (ja) * 1991-03-15 1993-03-26 日産デイーゼル工業株式会社 内燃機関のヘツドガスケツト
KR100856630B1 (ko) * 2006-05-17 2008-09-03 히타치 어플라이언스 가부시키가이샤 냉매 압축기

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JPH056066B2 (ja) 1993-01-25

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