JPH0356771A - エンジン用ガスケット - Google Patents

エンジン用ガスケット

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JPH0356771A
JPH0356771A JP19228589A JP19228589A JPH0356771A JP H0356771 A JPH0356771 A JP H0356771A JP 19228589 A JP19228589 A JP 19228589A JP 19228589 A JP19228589 A JP 19228589A JP H0356771 A JPH0356771 A JP H0356771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
fiber
weight
hook
filler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19228589A
Other languages
English (en)
Inventor
Morinobu Endo
守信 遠藤
Sadao Nakao
中尾 貞夫
Kenji Nakayama
健次 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Reinz Co Ltd
Original Assignee
Nippon Reinz Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0356771A publication Critical patent/JPH0356771A/ja
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  • Gasket Seals (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明に係るガスケ7トは、エンジンのシリンダブロ
ノク上面とシリンダヘッド下面との間の気密、液密を保
持する為のシリンダへソトガスケノト、或は排気管継手
部の気密を保持する為のガスケット等として利用する事
が出来る。
〔従来の技術〕
シリンダへッドガスケy }、或は排気菅継手部用のガ
スケノ1・の様に、高温に曝される部分に使用されるガ
スケ7トの場合、従来はアスへストを使用して造ってい
た。
ところが近年、アスベストは、その織維を吸い込むと、
肺癌の発生率が高くなる事が知られる様になり、各産業
分野で使用を控える様になって,;3り、ガスケット業
界に於いても、アスヘストを含まないガスケット材料の
研究が行われ、各種のガスケットが提案され、又実際に
使用されている。
〔発明が解決しようとする課B] ところが、従来から提案され、あるいは使用されている
ガスケットは、アスベストを使用したガスケソトに比べ
て必ずしもシール性が十分とは言えないのが現状である
本発明は、アスベストを使用しないにも拘らず、耐熱性
、圧縮復元性、応力緩和性に優れた、而してシリンダへ
ッドガスケットとして好適なガスケットを提供する事を
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、気相成長カーボンファイバ2〜20重徂%、
耐熱性有機繊維1〜15重足%、ゴム3〜20重量%、
充填剤30〜90重量%、およびゴム薬品とからなる組
成物の加硫物層をフック立で鉄板の両面に有することを
特徴とするエンジン用ガスケソトに関する。
本発明の特徴は、フック立て鉄板の両面に施される繊維
入り加硫ゴム層が気相成長カーボンファイバと耐熱性有
機繊維の少なくとも2種類の繊維、多量の充填剤、ゴム
、及びゴム薬品とからなる混合組成物の加硫物にて構戒
されている。当該加硫物は耐悲性に優れ、しかもフノク
立で鉄板との共7/−のもとて応力緩和性、並びに圧縮
復元性にも優れているので、本発明は前記課題を解決す
ることが出来る。
以下、実施例により本発明を一層詳細に説明する.第1
 [QJは本発明の1実施例の断面図である.第l図に
おいて、1はフック立て鉄板であり、2は繊維入り加硫
ゴム層である。第1図に示す実施例は、所謂スチールベ
ストタイプのものであって、両面にフックを有するフッ
ク立て鉄板lの両面に織維入り加硫ゴム層2が設けられ
ている.フ7ク立て鉄仮1としては、スチールへストと
して従来から周知のものを使用することができる。
織維入り加硫ゴム層2は、気相戒長カーボンファイバ2
〜20重星%、耐熱性有機繊維l〜15重量%、ゴム3
〜20重量%、充填剤30〜90重量%、およびゴム薬
品とからなる組成物の加硫物にて構威されている. 気相成長カーボンファイバとしては、炭化水素などの炭
素源を触媒存在下に加熱し気11戒長させて作られる繊
維状の炭素質物質、あるいはそれを黒鉛化熱処理を行っ
て得られる黒鉛質のファイハ等が使用される.場鉛化の
ための熱処理温度は、l500゜C以上、好ましくは1
 7 0 0 ’C以上、特に2000’C以上、特に
21oo〜3ooo′cの範囲である。
気相成長カーボンファイバは、炭素純度にして一Cに9
8.5%以上、特に99.5%以上の高純度のものが好
ましい.黒鉛質のファイバは一層耐熱性優れているので
好ましく、就中黒鉛性の高いもの、更にその中でもX線
解析による構造解析において、その格子定数が6.88
以下、好ましくは6.86以下、特に6,80〜6.7
0の範聞、更に特に6.78〜6 72の範囲のものが
好適である。
気相成長カーボンファイバの典型的なものは、その断面
は芯の部分と、これを取巻く年輪状の炭素層からなる特
異な形状を有している。その太さイ〕長さに関しては特
に制限はないが、好ましくは太さが一般に直径5μm以
下、特に0.01〜4μ情、更に0,Oi〜2μ哨であ
り、長さが一般に5000μ階以下のものが良く、又こ
れを更に短く破砕や切断あるいは粉砕した織維状物、あ
るいはね,状や不定形状の物も使用できる。なお繊維長
さ/織維太さの比が100以上ある事が好ましい。
耐,+サ性有W1織維としては、芳香族ボリアミド、芳
香族ポリエステル、フェノール樹脂あるいはその他の耐
熱性有機高分子の繊維およびクラフトバルブなどの天然
有機繊維を使用することができる。
市販品では、デュポン社製の商品名ケブラー、アクゾ社
製の商品名トワロン、日本力イノール社製の商品名カイ
ノールなどが例示される。耐熱性有機繊維の太さは0.
1〜l00μ宵、特に1〜50μm、長さは0.1〜5
0m、特に1〜1olul1程度が好ましい。
ゴムとしては、フック立て鉄板を用いたエンジン用ガス
ケントに従来から使用されているものが本発明において
も使用出来て、たとえば、アクリルゴム、スチレンブタ
ジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、クロロ
ブレンゴム、フン素ゴム、エビクロロヒドリンゴム、ク
ロロスルホン化ポリエチレンゴム、塩素化ポリエチレン
ゴム、エチレンプロピレンゴム、エヂレンプロピレンジ
エンゴム、シリコンゴムなどの合成ゴム、および天然ゴ
ムなどがあげられる。
充填剤としては、タルク、クレー、炭酸カルシウム、硫
酸バリウム、マイカ、シリカなどの與機充填剤が使用さ
れる。
上記した各材料の配合割合は、前記したように気相威長
カーボンファイハ2〜20重垣%、耐熱性イj一機繊維
l〜15重量%、ゴム3〜20重量%、充填剤30〜9
0重量%てあり、これに通常のゴム薬品、即ち加硫剤、
酸化防止剤等、更に必要に応して加硫促進剤、着色剤、
界面活性剤等と一緒にして混合使用される.気相成長カ
ーボンファイバおよび耐熱性有機繊維の使用量がそれぞ
れ各下限量より少ないと、シートの欠けが発生し易くて
圧縮復元性に優れたガスケットが得難く、一方気相成長
カーボンファイバおよび耐熱性有機織維を各111より
多く使用すると礒維の分散が悪くなり、外観的に平滑な
シートが得られず、シール性も悪くなる。またゴムの使
用星が下限より少ないと、シートの欠けが発生したり、
シートの強度が低下すると同時にシール性が悪くなり、
一方上限より多いと応力緩和性が悪くなる.さらに充填
剤については下限より少ないと、ノール性、応力緩和性
が悪くなり、上限より多いとシートの欠けが発生し易く
なる.而して各材料の好ましい使用量は、気相威長カー
ボンファイバは3〜18重看%、特に5〜15重量%で
あり、耐熱性有機繊維はl〜10重【迂%、特に2〜7
重四%であり、ゴムは5〜18市量%、特に7〜15重
星%であり、充填剤は40〜80l(量%、特に50〜
TO重嘘%である。
本発明において、気相戒長カーボンファイバ、耐熱性有
機織維、あるいは充填剤の各使用量の−・部、たとえば
l〜80重量%、特には5〜50重量%、を後記するよ
うな無機繊維と置換してもよい.かくするとガスケント
の耐熱性が一層1ii]ヒする. 無機繊維としては、アルミナシリカ繊維、ジルコニャ繊
維、アルξナ繊維、シリカ織維、各I+旧11戒のガラ
ス繊維、ロックウールなどが好ましい。
無機繊維の太さは0.1〜50μm、特に1〜30μm
、長さは0.1〜30m,特に1〜IO閾程度が好まし
い。
本発明のガスケットは、上記した各配合材からなる未加
硫組威物をフック立て鉄板に所定厚さにすり込み、次い
でフック立て鉄板ごと加熱して加硫する方法で繊維入り
加硫ゴム層2を形成することにより製造することが出来
る。なお繊維入り加硫ゴム層2は、上記した各配合材の
未加硫組或物から所定厚さの加硫シートを別途製造し、
これをフノク立て鉄板に接着剤を用いて貼着して形戊す
ることも可能である。
(発明の効果) 本発明のエンジン用ガスケットは、耐熱性、応力緩和性
、圧縮復元性等に仕れているので各種エンジン用ガスケ
ソトとして、殊にシリンダへンドガスケノトとして使用
するのに頗る好適である。
〔実施例] 以1、実施例および比較例によって本発明を説明する。
なお以下の夫施例で使用する各気相成長カーホンファイ
ハ(以下VDCF)は、次ぎに示す方法で製造したもの
であるや VDCI・−i+ トリスアセチルアセトナト鉄とベン
ゼンを1 4 0 0 ’Cの加熟空間に導入し浮遊状
態で合威した直径0.1〜2μm、長さIMのもの。
VDCI’ − 2 : VDCIi−1を2400゜
Cで熱処理して得た炭素含!!99.9%、格子定数6
.74の黒鉛化物. 実施例1〜7、比較例1〜4 第1表に示す各種のVDCF、耐熱性有機緻維、無機繊
維、ゴム、充填剤、およびゴム薬品を同表に示す割合で
混練機を用いて均一に混合し、次いでフック立て鉄板(
厚さ0.25mm)の両面にすり込み、1 5 0 ”
Cの加熱炉の中で30分間加熱して加硫を行い、厚さ1
.25+amの各ガスケノト用シートを得た. 各ガスケント用ソートについてASTM、F104タイ
プ1の試験法に従い営温における圧縮率、復元率、応力
緩和率を測定し、又下記条件に従い耐熱性、水シール性
を測定した。その結果を第1表に示す。
耐熱性: 2 0 0’CX 1 6hrs加(、ら劣
化後の圧縮率及び復元率を測定。
水シール性:外径90間、内径74!nII1のドーナ
ツ状サンプルを締付圧50kg/CTAで締付けて水圧
を上昇させ、水もれの発生ずる圧力を測定。
同表から本発明のガスケントは非常に優れた性能を有す
ることが分かる。また比較例3の性能からわかる通り、
おなしカーボンファイバでもビノチ系炭素織維(i昼1
3μm,長さ3閣)を用いた場合は、圧ki?+率ト允
分とtl:る。
〔以下、余白] l1
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の断面図である.1・・・・
フノク立て鉄板 2・・・・・繊維入り加硫ゴム層 第1図 ]

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)気相成長カーボンファイバ2〜20重量%、耐熱
    性有機繊維1〜15重量%、ゴム3〜20重量%、充填
    剤30〜90重量%、およびゴム薬品とからなる組成物
    の加硫物層をフック立て鉄板の両面に有することを特徴
    とするエンジン用ガスケット。
JP19228589A 1989-07-25 1989-07-25 エンジン用ガスケット Pending JPH0356771A (ja)

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JP19228589A JPH0356771A (ja) 1989-07-25 1989-07-25 エンジン用ガスケット

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JP19228589A JPH0356771A (ja) 1989-07-25 1989-07-25 エンジン用ガスケット

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Publication Number Publication Date
JPH0356771A true JPH0356771A (ja) 1991-03-12

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ID=16288737

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JP19228589A Pending JPH0356771A (ja) 1989-07-25 1989-07-25 エンジン用ガスケット

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JP (1) JPH0356771A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993022586A1 (en) * 1992-04-30 1993-11-11 Daikin Industries, Ltd. Gasket for automotive engine transmission

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993022586A1 (en) * 1992-04-30 1993-11-11 Daikin Industries, Ltd. Gasket for automotive engine transmission

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