JPS62260831A - ガスケツト用シ−トの製造方法 - Google Patents
ガスケツト用シ−トの製造方法Info
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- JPS62260831A JPS62260831A JP10442086A JP10442086A JPS62260831A JP S62260831 A JPS62260831 A JP S62260831A JP 10442086 A JP10442086 A JP 10442086A JP 10442086 A JP10442086 A JP 10442086A JP S62260831 A JPS62260831 A JP S62260831A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
Landscapes
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
童栗上■且■分立
本発明は、アスベストフリーであり、かつ主としてガソ
リンエンジンのインテークマニホールド用として好適な
ガスケット用シートの製造方法に関する。
リンエンジンのインテークマニホールド用として好適な
ガスケット用シートの製造方法に関する。
の ′荷、並びに暫を すべきル点
ガソリンエンジンのインテークマニホールド用ガスケン
トには次の事項が要求される。
トには次の事項が要求される。
(1)、ガソリンに対して耐性を有すること、(2)、
ガソリンエンジンは、加熱−冷却のサイクにより伸縮を
繰り返す、したがってインテークマニホールド用ガスケ
ットもエンジンの伸縮に引きずられて大なり小なり伸縮
するので、この伸縮に耐える充分な機械的特性を有する
こと。
ガソリンエンジンは、加熱−冷却のサイクにより伸縮を
繰り返す、したがってインテークマニホールド用ガスケ
ットもエンジンの伸縮に引きずられて大なり小なり伸縮
するので、この伸縮に耐える充分な機械的特性を有する
こと。
従来、ガソリンエンジンのインテークマニホールド用ガ
スケットとして、アスベストベースのものが用いられて
きたが、最近におけるアスベスト規制の強化によりアス
ベストフリーのものが強く要求されている。
スケットとして、アスベストベースのものが用いられて
きたが、最近におけるアスベスト規制の強化によりアス
ベストフリーのものが強く要求されている。
皿塁旦人■王段
本発明は、上記の問題点を解決することを目的として、
ゴムと加硫剤とのを機溶媒78夜をセラミック繊維の堆
積物に含浸し、乾燥してゴム含有樋が30〜80重量%
の乾燥混合物を得、ついで該乾燥混合物をプレス加硫す
ることを特徴とするガスケット用シートの製造方法を提
供しようとするものである。
ゴムと加硫剤とのを機溶媒78夜をセラミック繊維の堆
積物に含浸し、乾燥してゴム含有樋が30〜80重量%
の乾燥混合物を得、ついで該乾燥混合物をプレス加硫す
ることを特徴とするガスケット用シートの製造方法を提
供しようとするものである。
■
セラミック繊維と加硫したゴムとからなる本発明の方法
により得られるガスケットは、優れた機械的強度を存し
、ガソリンエンジンの上記した伸縮があっても長時間に
わたって耐性を示す、したがって、ゴムとして耐ガソリ
ン性を有するものを用いて製造したものは、ガソリンエ
ンジンのインテークマニホールド用ガスケットとして頗
る有用である。しかもアスベストフリーである。
により得られるガスケットは、優れた機械的強度を存し
、ガソリンエンジンの上記した伸縮があっても長時間に
わたって耐性を示す、したがって、ゴムとして耐ガソリ
ン性を有するものを用いて製造したものは、ガソリンエ
ンジンのインテークマニホールド用ガスケットとして頗
る有用である。しかもアスベストフリーである。
本発明において用いるセラミック繊維の堆積物としては
、各種のセラミック繊維の単なる堆積物でも良く、また
ブランケットであっても良いが、ブランケットはまとま
り性がよく、このため後記するゴムの有機溶媒溶液を含
浸し乾燥したあとに得られるものは特にプレス加硫し易
いシート状物かえられるので本発明においては特に好ま
しい。
、各種のセラミック繊維の単なる堆積物でも良く、また
ブランケットであっても良いが、ブランケットはまとま
り性がよく、このため後記するゴムの有機溶媒溶液を含
浸し乾燥したあとに得られるものは特にプレス加硫し易
いシート状物かえられるので本発明においては特に好ま
しい。
セラミック繊維としては、イビデン社製の商品名イビウ
ール、イソライト工業社製の商品名カオウールなど、あ
るいは、それら又はその他のセラミック繊維を適当な有
機又は無機の薬剤を用いて表面処理したものであっても
よい、これらセラミック繊維のうち、特に好ましくは外
径50μ−以下、特に1〜20μmであり、長さ0.5
〜2501、特に1〜100鶴のものである。
ール、イソライト工業社製の商品名カオウールなど、あ
るいは、それら又はその他のセラミック繊維を適当な有
機又は無機の薬剤を用いて表面処理したものであっても
よい、これらセラミック繊維のうち、特に好ましくは外
径50μ−以下、特に1〜20μmであり、長さ0.5
〜2501、特に1〜100鶴のものである。
本発明において用いるセラミック繊維堆積物中のセラミ
ック繊維の一部、特に50重量%以下、好ましくは30
重置部以下を、セラミック繊維およびアスベスト以外の
耐熱性繊維、たとえばフェノール横腹繊維、芳香族ポリ
アミド繊維などの有機耐熱性繊維類、ロックウール、微
細金属繊維、ガラス繊維などの耐熱性態Ia繊維類、の
少なくとも1種または2種以上を用いて置換して良い。
ック繊維の一部、特に50重量%以下、好ましくは30
重置部以下を、セラミック繊維およびアスベスト以外の
耐熱性繊維、たとえばフェノール横腹繊維、芳香族ポリ
アミド繊維などの有機耐熱性繊維類、ロックウール、微
細金属繊維、ガラス繊維などの耐熱性態Ia繊維類、の
少なくとも1種または2種以上を用いて置換して良い。
本発明において用いるゴムとしては、アクリロニトリル
−ブタジエン−共重合ゴム、スチレン−ブタジェン−共
重合ゴム、アクリルゴム、あるいはその他のゴム、好ま
しくはアクリロニトリル−ブタジエン−共重合ゴム、な
かんずくアクリロニトリル含有量が18〜48重量%、
ムーニー粘度が40〜110 (MLl、4100℃)
のもの(市販品では、たとえば日本ゼオン社製の二ポー
ルDN302、日本合成ゴム社製のN237など)が用
いられる。
−ブタジエン−共重合ゴム、スチレン−ブタジェン−共
重合ゴム、アクリルゴム、あるいはその他のゴム、好ま
しくはアクリロニトリル−ブタジエン−共重合ゴム、な
かんずくアクリロニトリル含有量が18〜48重量%、
ムーニー粘度が40〜110 (MLl、4100℃)
のもの(市販品では、たとえば日本ゼオン社製の二ポー
ルDN302、日本合成ゴム社製のN237など)が用
いられる。
ゴムの有機溶媒溶液としては、使用するゴムおよび該ゴ
ム用の加硫剤とを適当な有機溶媒、たとえばアセトン、
メチルエチルケトン、ジエチルケトン、シクロヘキサノ
ンなどのケトン類、ベンゼン、トルエン、モノクロルベ
ンゼンなどの芳香族炭化水素類などに溶解または分散し
たものが用いられる。なお本発明においては、上記の有
機溶媒溶液における溶液なる意味は、有機溶媒中に存在
せるゴムあるいはその他の成分が溶解した状態、コロイ
ド状、懸濁状などで分散した状態など広い意味に解する
ものとする。
ム用の加硫剤とを適当な有機溶媒、たとえばアセトン、
メチルエチルケトン、ジエチルケトン、シクロヘキサノ
ンなどのケトン類、ベンゼン、トルエン、モノクロルベ
ンゼンなどの芳香族炭化水素類などに溶解または分散し
たものが用いられる。なお本発明においては、上記の有
機溶媒溶液における溶液なる意味は、有機溶媒中に存在
せるゴムあるいはその他の成分が溶解した状態、コロイ
ド状、懸濁状などで分散した状態など広い意味に解する
ものとする。
なお本発明においては、必要に応じてその他の薬剤、た
とえば加硫助剤、加硫促進剤、充填剤、酸化防止剤、老
化防止剤、カーボンブラックなどの適当量を分散または
溶解しても良い。
とえば加硫助剤、加硫促進剤、充填剤、酸化防止剤、老
化防止剤、カーボンブラックなどの適当量を分散または
溶解しても良い。
上記の有機溶媒溶液またはゴムの使用量は、前記乾燥物
のゴム含有量にして30〜80重量%となるように調節
されるが、30重量%より少なくても80重量%より多
くてもプレス加硫後におけるシートの機械的強度が弱く
、ガソリンエンジンの加熱−冷却サイクルにもとず(伸
縮の繰り返しにより短期間の使用で破損する。したがっ
て、ゴムの上記乾燥物中における量は、好ましくは35
〜75重量%、特に40〜70重量%である。
のゴム含有量にして30〜80重量%となるように調節
されるが、30重量%より少なくても80重量%より多
くてもプレス加硫後におけるシートの機械的強度が弱く
、ガソリンエンジンの加熱−冷却サイクルにもとず(伸
縮の繰り返しにより短期間の使用で破損する。したがっ
て、ゴムの上記乾燥物中における量は、好ましくは35
〜75重量%、特に40〜70重量%である。
量来
本発明の方法により、アスベストフリーでしかも耐ガソ
リン性、耐熱性、並びに機械的強度に優れたガスケット
が得られる。したがって該ガスケットは、ガソリンエン
ジンの上記した伸縮があっても長時間にわたって耐性を
示すので、ガソリンエンジンのインテークマニホールド
用ガスケットとして頗る有用である。
リン性、耐熱性、並びに機械的強度に優れたガスケット
が得られる。したがって該ガスケットは、ガソリンエン
ジンの上記した伸縮があっても長時間にわたって耐性を
示すので、ガソリンエンジンのインテークマニホールド
用ガスケットとして頗る有用である。
1庭■
以下、実施例及び比較例により本発明を一層詳細に説明
する。
する。
実施例1
アクリロニトリル−ブタジエン−共重合ゴム(日本ゼオ
ン社製の商品合一ポールDN302、アクリロニトリル
含をff127.5重量%、ムーニー粘度55〜70)
100重量部、カーボンブラック115重量部、ジクミ
ルパーオキサイド2.7重量部、トリメチールプロパン
トリメリテート30重量部、および少量の老化防止剤N
、N’ −ジ−2ナフチル−p−フェニレンジアミン
とをメチルエチルケトン1000重量部に溶解した溶液
をセラミック繊維(イビデン社製の商品名イビウールソ
リンドブランケットNBL−13)からなるブランケッ
ト(坪量約800g/m”)に含浸し、ついで室温にて
2日間にわたり乾燥し、セラミック繊維100重量部あ
たりアクリロニトリル−ブタジエン−共重合ゴム59.
1重量%を含有するブランケット乾燥物を得た。ついで
該ブランケット乾燥物を160℃、10分の条件でプレ
ス加硫し、厚さ1龍の加硫シートを得た。該シートの引
張り強さ、伸び、ショアA硬度は、それぞれ68.1k
gf/am” 、4.5%、99であった。
ン社製の商品合一ポールDN302、アクリロニトリル
含をff127.5重量%、ムーニー粘度55〜70)
100重量部、カーボンブラック115重量部、ジクミ
ルパーオキサイド2.7重量部、トリメチールプロパン
トリメリテート30重量部、および少量の老化防止剤N
、N’ −ジ−2ナフチル−p−フェニレンジアミン
とをメチルエチルケトン1000重量部に溶解した溶液
をセラミック繊維(イビデン社製の商品名イビウールソ
リンドブランケットNBL−13)からなるブランケッ
ト(坪量約800g/m”)に含浸し、ついで室温にて
2日間にわたり乾燥し、セラミック繊維100重量部あ
たりアクリロニトリル−ブタジエン−共重合ゴム59.
1重量%を含有するブランケット乾燥物を得た。ついで
該ブランケット乾燥物を160℃、10分の条件でプレ
ス加硫し、厚さ1龍の加硫シートを得た。該シートの引
張り強さ、伸び、ショアA硬度は、それぞれ68.1k
gf/am” 、4.5%、99であった。
実施例2
カーボンブラックの配合量が、アクリロニトリル−ブタ
ジエン−共重合ゴームioo重it部あたり80重量部
であり、ブランケット乾燥物中のアクリロニトリル−ブ
タジエン−共重合ゴム含有量が54.9重量%である点
においてのみ実施例1と異なり、その他の点においては
実施例1と全く同様にして厚さl amの加硫シートを
得た。該シートの引張り強さ、伸び、ショアA硬度は、
それぞれ73.4kgr/cm’ 、10.2%、98
であった。
ジエン−共重合ゴームioo重it部あたり80重量部
であり、ブランケット乾燥物中のアクリロニトリル−ブ
タジエン−共重合ゴム含有量が54.9重量%である点
においてのみ実施例1と異なり、その他の点においては
実施例1と全く同様にして厚さl amの加硫シートを
得た。該シートの引張り強さ、伸び、ショアA硬度は、
それぞれ73.4kgr/cm’ 、10.2%、98
であった。
実施例3
ブランケット乾燥物中のアクリロニトリル−ブタジエン
−共重合ゴム含有量が45.2重量%である点において
のみ実施例2と異なり、その他の点においては実施例2
と全く同様にして厚さ1fiの加硫シートを得た。得ら
れた該シートの引張強さ、伸び、およびショアA硬度は
、それぞれ69.4kg f/am” 、5.Q%、9
9であった。
−共重合ゴム含有量が45.2重量%である点において
のみ実施例2と異なり、その他の点においては実施例2
と全く同様にして厚さ1fiの加硫シートを得た。得ら
れた該シートの引張強さ、伸び、およびショアA硬度は
、それぞれ69.4kg f/am” 、5.Q%、9
9であった。
実施例4
ブランケット乾燥物中のアクリロニトリル−ブタジエン
−共重合ゴム含有量が68.5重量%である点において
のみ実施例2と異なり、その他の点においては実施例2
と全く同様にして厚さl■lの加硫シートを得た。得ら
れた該シートの引張強さ、伸び、およびショアA硬度は
、それぞれ89.2kgf/cm” 、29.5%、9
7であった。
−共重合ゴム含有量が68.5重量%である点において
のみ実施例2と異なり、その他の点においては実施例2
と全く同様にして厚さl■lの加硫シートを得た。得ら
れた該シートの引張強さ、伸び、およびショアA硬度は
、それぞれ89.2kgf/cm” 、29.5%、9
7であった。
比較例1
ブランケット乾燥物中のアクリロニトリル−ブタジエン
−共重合ゴム含有量が25.3重51%である点におい
てのみ実施例1と異なり、その他の点においては実施例
1と全く同様にして厚さl冒鳳の加硫シートを得た。得
られた該シートの引張強さ、伸び、およびショアA硬度
は、それぞれ13.2kgf/cm” 、2.0%、9
6であった。
−共重合ゴム含有量が25.3重51%である点におい
てのみ実施例1と異なり、その他の点においては実施例
1と全く同様にして厚さl冒鳳の加硫シートを得た。得
られた該シートの引張強さ、伸び、およびショアA硬度
は、それぞれ13.2kgf/cm” 、2.0%、9
6であった。
比較例2
ブランケット乾燥物中のアクリロニトリル−ブタジエン
−共重合ゴム含有量が93.6重量%である点において
のみ実施例1と異なり、その他の点においては実施例1
と全く同様にして厚さl meの加硫シートを得た。得
られた該シートの引張強さ、伸び、およびショアA硬度
は、それぞれ145.0kgf/am” 、59%、9
3であった。
−共重合ゴム含有量が93.6重量%である点において
のみ実施例1と異なり、その他の点においては実施例1
と全く同様にして厚さl meの加硫シートを得た。得
られた該シートの引張強さ、伸び、およびショアA硬度
は、それぞれ145.0kgf/am” 、59%、9
3であった。
比較例3
アクリロニトリル−ブタジエン−共重合ゴム(バイエル
社製2818) 10重量部、芳香族ポリアミド繊維
(デュポン社製ケブラー)17重量部、充填剤69.5
重量部、及び加硫剤等3.5重量部の配合からなる厚さ
1.01麿のジヨイントシートを用意した。
社製2818) 10重量部、芳香族ポリアミド繊維
(デュポン社製ケブラー)17重量部、充填剤69.5
重量部、及び加硫剤等3.5重量部の配合からなる厚さ
1.01麿のジヨイントシートを用意した。
比較例4
、比較例3において用いたものと同しアクリロニトリル
−ブタジエン−共重合ゴム5.5重量部、ロックウール
24.5重量部、充填剤69.5重量部、及び加硫剤等
0.5重量部からなるコンパウンドを0.2mm厚のフ
ック鉄板上にすり込んだ構造のスチールベストを用意し
た。
−ブタジエン−共重合ゴム5.5重量部、ロックウール
24.5重量部、充填剤69.5重量部、及び加硫剤等
0.5重量部からなるコンパウンドを0.2mm厚のフ
ック鉄板上にすり込んだ構造のスチールベストを用意し
た。
実施例1〜4、比較例1〜4のそれぞれにおいて得た加
硫シートから2000cc、4気筒のガソリンエンジン
のインターテークマニホールド用ガスゲットを作成し、
上記エンジンのヘッドに各ガスケットを介してインター
テークマニホールドを取りつけた。エンジンを650〜
850rpmの回転数で約5分間アイドリングのあと、
ラジェータ水温120℃、エンジン回転数6000rp
mにて5分間のフルロード運転し、次いでラジェータ水
温を20℃としてエンジンを650〜850rpmの回
転数で約5分間運転することを1サイクルとして400
サイクルの運転を行い、その間のガスケット部からの気
体の漏れの有無を調べた。その結果を下表に示す。
硫シートから2000cc、4気筒のガソリンエンジン
のインターテークマニホールド用ガスゲットを作成し、
上記エンジンのヘッドに各ガスケットを介してインター
テークマニホールドを取りつけた。エンジンを650〜
850rpmの回転数で約5分間アイドリングのあと、
ラジェータ水温120℃、エンジン回転数6000rp
mにて5分間のフルロード運転し、次いでラジェータ水
温を20℃としてエンジンを650〜850rpmの回
転数で約5分間運転することを1サイクルとして400
サイクルの運転を行い、その間のガスケット部からの気
体の漏れの有無を調べた。その結果を下表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ゴムと加硫剤との有機溶媒溶液をセラミック繊維の
堆積物に含浸し、乾燥してゴム含有量が30〜80重量
%の乾燥混合物を得、ついで該乾燥混合物をプレス加硫
することを特徴とするガスケット用シートの製造方法。 2、ゴムがアクリロニトリル−ブタジエン−共重合ゴム
である特許請求の範囲第1項に記載のガスケット用シー
トの製造方法。 3、セラミック繊維の堆積物が、セラミック繊維のブラ
ンケットである特許請求の範囲第1項乃至第2項のいず
れかに記載のガスケット用シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10442086A JPS62260831A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | ガスケツト用シ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10442086A JPS62260831A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | ガスケツト用シ−トの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62260831A true JPS62260831A (ja) | 1987-11-13 |
Family
ID=14380200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10442086A Pending JPS62260831A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | ガスケツト用シ−トの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62260831A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002026870A1 (en) * | 2000-09-28 | 2002-04-04 | Nippon Valqua Industries, Ltd. | Process for producing sheet-form sealing material |
JP5141548B2 (ja) * | 2006-02-17 | 2013-02-13 | Nok株式会社 | 水素化nbr組成物 |
-
1986
- 1986-05-06 JP JP10442086A patent/JPS62260831A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002026870A1 (en) * | 2000-09-28 | 2002-04-04 | Nippon Valqua Industries, Ltd. | Process for producing sheet-form sealing material |
JP2002105868A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-10 | Nippon Valqua Ind Ltd | シート状シール材の製造方法 |
JP4578662B2 (ja) * | 2000-09-28 | 2010-11-10 | 日本バルカー工業株式会社 | シート状シール材の製造方法 |
JP5141548B2 (ja) * | 2006-02-17 | 2013-02-13 | Nok株式会社 | 水素化nbr組成物 |
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