JPH01210045A - 空気清浄ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はエアコンなどに使用される空気清浄ユニットに
関するものである。

従来の技術 従来、この種の空気清浄ユニットは第６図〜第８図に示
すような構成であった。すなわち、空気清浄ユニット１
ｏ１は放電線１０２と対向極板１０３とからなる電極部
１０４、その後方に配置され、集塵をおこなう静電フィ
ルター１０６およびその静電フィルター１０５などを保
持する枠体であるフィルター枠１０６、前記電極部１０
４およびフィルター枠１０６を保持するユニット枠１０
７を備えてなシ、エアコン本体内に組み込まれる。そし
て、吸気口１０８からエアコン本体内に吸込まれた空気
中のほこりは空気清浄ユニット１０１の高圧約４〜６Ｋ
Ｖに印加された放電線１０２およびアースされた対向極
板１０３よりなる電極部１０４においてプラス荷電され
、静電フィルター１０６で集塵される。そして、除塵さ
れた空気は熱交換器１０９により加熱または冷却され吹
出口１１０から吹出されるものであった。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、吸込まれた空気中のほこり
はプラス荷電され、風速に関係なく素通シすることなく
静電フィルター１０５を通過し、確実に除塵されること
となる。ところでエアコン本体の冷暖房能力の低下を押
える理由で、空気清浄ユニット１０１の圧力損失を小さ
くすることで、空気清浄ユニット１０１自体を小型化、
極薄化すると、外部からの応力に対して弱く、特にエア
コンなどの運転中、熱交換器１０９が結露している場合
に、前面からユニット枠１０７にカが加われば、前記ユ
ニット枠１０７の中央部分がたわんで後方に位置する。

熱交換器１０９に接触し、熱交換６１０９の結露水がユ
ニット枠１０７、フィルター枠１０６を経路として静電
フィルター１０５に至るまで浸入し、その浸入箇所でリ
ークが発生し、リークによる集塵効率の低下と絶縁性能
の低下などが生じるという課題があった。

本発明はこのような課題を解決するもので、空気清浄ユ
ニットと熱交換器との間を外力の影響を受けても一定距
離を確保させることで、空気清浄ユニットへ結露水の浸
入を防止して、リークの発生をなくして集塵効率の低下
と絶縁性能の低下などをなくして快適な空気調和を図っ
ていくことを目的とするものである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、高圧に印加され、
吸気した空気中のほこシを荷電するための放電線と対向
極板からなる電極部、集塵を行なう静電フィルターおよ
びその静電フィルターなどを保持するフィルター枠、前
記電極部および前記フィルター枠を保持し、エアコンな
どの熱交換器の前面に配設されるユニット枠よシなシ、
前記ユニット枠の熱交換器対向面に、熱交換器との間を
一定距離確保する当てリブを設けた構成としたものであ
る。

作　　用 この構成によシ、空気清浄ユニットのユニット枠に前面
よシカが加えられても、熱交換器との一定距離を常に確
保し、結露水によるリークが発生しないこととなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第６図にもとづき説
明する。

図示のようにフィルターセットは合成樹脂製ネット２と
、集塵面積を大きくすべく蛇腹状に形成された極薄の静
電フィルター３と、その風下側に脱臭剤４およびアース
用金網６をフィルター枠１で保持して構成されている。

空気清浄ユニット１０はユニット枠７に対向極板８を固
定し、その間に複数の放電線９を配設し、前述のフィル
ターセット６を着脱自在に保持して構成されている。こ
の空気清浄ユニット１ｏはエアコンなどに組み込むもの
で、具体的には空気清浄ユニット１ｏは吸気口１１と熱
交換器１２の間に配設されている。そして、吸気口１１
よシ本体内に吸込まれた空気中のほこシは、エアコン本
体内に固定された空気清浄ユニット１０内で、高圧約４
〜６ＫＶに印加された放電線９およびアースされた対向
極板８においてグラス荷電され、フィルターセット６内
の静電フィルター３などによって集塵される。このよう
に除塵された空気は、熱交換器１２を通過するときに、
加熱または冷却され送風装置１３によって吹出口１４よ
シ吹出されることとなる。

前記ユニット枠７の熱交換器側の面の中央には、熱交換
器１２に当接する前記隙間に相当する高さの当てリブ１
６を設けている。したがって、二ニット本体に力が加わ
シ変形しても、当てリブ１６先端だけが接触して空気清
浄ユニット１ｏ全体が熱交換器１２と接触することを防
止し、結露水の浸入を防止できるものである。

なお前記当てリブ１６の形状は、エアコンなどの熱交換
器１２の放熱フィンの配列方向となる縦方向スリットに
はまシ込むことのない形状とし、本実施例では斜め十文
字形状としたが、その他、円形状なども有効であると考
えるものである。

発明の効果 以上の実施例の説明よシ明らかなように本発明によれば
、前面よシュニット枠に外力などにより応力が加えられ
たとしても熱交換器との隙間は当、てリブによシ常に一
定距離が確保できるので、エアコンなどの運転時に生じ
る結露水の浸入を防止することができ、集塵効率や絶縁
性能を低下させ　　　゛ることなく快適な空気調和が図
れるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の空気清浄ユニットの斜視図
、第２図は同空気清浄ユニットの前面を上にした斜視図
、第３図はフィルターセットの斜視図、第４図は同フィ
ルターセットの断面図、第５図は同空気清浄ユニットを
エアコンに組み込んだ状態を示す要部断面図、第６図は
従来の空気清浄ユニットを示す斜視図、第７図は同空気
清浄ユニットにセットするフィルターセットの要部断面
図、第８図は同空気清浄ユニットをエアコンに組み込ん
だ状態を示す要部断面図である。 ６・・・・・・フィルターセット、７・・・・・・ユニ
ット枠、８・・・・・・対向極板、９・・・・・・放電
線、１ｏ・・・・・・空気清浄ユニット、１２・・・・
・・熱交換器、１６・・・・・・当てリブＯ 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第５
図 第７図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 放電線と対向極板からなる電極部、集塵を行なう静電フ
   ィルターおよびその静電フィルターなどを保持するフィ
   ルター枠、前記電極部および前記フィルター枠を保持し
   、エアコンなどの熱交換器の前面に配設されるユニット
   枠よりなり、ユニット枠に熱交換器との間を一定距離確
   保する当てリブを設けた空気清浄ユニット。