JPH0120825B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0120825B2 JPH0120825B2 JP56120127A JP12012781A JPH0120825B2 JP H0120825 B2 JPH0120825 B2 JP H0120825B2 JP 56120127 A JP56120127 A JP 56120127A JP 12012781 A JP12012781 A JP 12012781A JP H0120825 B2 JPH0120825 B2 JP H0120825B2
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- JP
- Japan
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- trunk
- extension
- group
- selection system
- route selection
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- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 7
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q3/00—Selecting arrangements
- H04Q3/0016—Arrangements providing connection between exchanges
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動ルート選択系を形成して内線の発
信に対する空きトランクを捕捉する交換機におけ
る空きトランク待合せ方式に関する。
信に対する空きトランクを捕捉する交換機におけ
る空きトランク待合せ方式に関する。
交換機では一般に複数のトランクグループによ
つて自動ルート選択系を構成し、内線からの発信
に対して空きトランクを捕捉したのち、同トラン
クを介して局線接続することが行われている。例
えば第1図に示すように内線端末が第1のトラン
クグループAのトランクを用いて発信せんとする
とき、第1のトランクグループAの全トランクが
使用中であるときには第2のトランクグループB
を用い、またこのトランクグループBの全トラン
クが使用中であるときには更に第3のトランクグ
ループCを用い、同様にして最後には第4のトラ
ンクグループDのトランクを用いて発信せんとす
る自動ルート選択によりトランク捕捉が行われ
る。この場合、上記4つのトランクグループA,
B,C,Dは所定の順位で自動ルート選択系を構
成すると云える。尚、自動ルート選択系は内線に
対して設定されたサービスクラスや局線発信要求
の種別等に応じて、交換機に収容されている複数
のトランクグループ中の幾つかを選択する等して
設定される。ところが、上記内線の発信時に、上
記自動ルート選択系を形成する各トランクグルー
プの全てのトランクが使用中のとき、当然のこと
ながら空きトランクの捕捉はできない。この為、
従来では内線端末の特番操作によつて空きトラン
クの自動待合せを設定することが行われている。
ところが従来では、上記空きトランクの自動待合
せが設定された場合、交換機では内線端末が最初
に使用せんとしたトランクグループを監視してそ
の空きトランクを検出待合せしたり、或いは自動
ルート選択系で最初にルート選択されたトランク
グループの空きトランクを検出待合せし、これに
よつて検出された空きトランクを捕捉して上記内
線端末に対して呼返しを行うことがなされてい
る。これは各トランクグループの空きトランク監
視を、その待合せ設定された内線に対応付けて
個々に行うことが非常に複雑であり、その制御プ
ログラム上で1つのトランクグループを監視する
だけでも複雑な制御メカニズムを要すること等に
起因する。この為、従来では自動待合せが設定さ
れたトランクグループ以外のトランクグループに
空きトランクが生じたとしても、これを有効に利
用することができなかつた。これ故また、局線の
利用効率の低下を招いたり、待合せ時間が長くな
る等の不具合があつた。
つて自動ルート選択系を構成し、内線からの発信
に対して空きトランクを捕捉したのち、同トラン
クを介して局線接続することが行われている。例
えば第1図に示すように内線端末が第1のトラン
クグループAのトランクを用いて発信せんとする
とき、第1のトランクグループAの全トランクが
使用中であるときには第2のトランクグループB
を用い、またこのトランクグループBの全トラン
クが使用中であるときには更に第3のトランクグ
ループCを用い、同様にして最後には第4のトラ
ンクグループDのトランクを用いて発信せんとす
る自動ルート選択によりトランク捕捉が行われ
る。この場合、上記4つのトランクグループA,
B,C,Dは所定の順位で自動ルート選択系を構
成すると云える。尚、自動ルート選択系は内線に
対して設定されたサービスクラスや局線発信要求
の種別等に応じて、交換機に収容されている複数
のトランクグループ中の幾つかを選択する等して
設定される。ところが、上記内線の発信時に、上
記自動ルート選択系を形成する各トランクグルー
プの全てのトランクが使用中のとき、当然のこと
ながら空きトランクの捕捉はできない。この為、
従来では内線端末の特番操作によつて空きトラン
クの自動待合せを設定することが行われている。
ところが従来では、上記空きトランクの自動待合
せが設定された場合、交換機では内線端末が最初
に使用せんとしたトランクグループを監視してそ
の空きトランクを検出待合せしたり、或いは自動
ルート選択系で最初にルート選択されたトランク
グループの空きトランクを検出待合せし、これに
よつて検出された空きトランクを捕捉して上記内
線端末に対して呼返しを行うことがなされてい
る。これは各トランクグループの空きトランク監
視を、その待合せ設定された内線に対応付けて
個々に行うことが非常に複雑であり、その制御プ
ログラム上で1つのトランクグループを監視する
だけでも複雑な制御メカニズムを要すること等に
起因する。この為、従来では自動待合せが設定さ
れたトランクグループ以外のトランクグループに
空きトランクが生じたとしても、これを有効に利
用することができなかつた。これ故また、局線の
利用効率の低下を招いたり、待合せ時間が長くな
る等の不具合があつた。
本発明はこのような事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、簡易な制御によ
つて自動ルート選択系を形成する全てのトランク
グループにおける空きトランクを監視し、これら
のトランクグループの内の1つのトランクに空き
が生じたとき、空きトランクの自動待合せが設定
された内線端末に対して上記空きトランクの捕捉
と呼返しを行わしめ、これによつて待合せ時間の
短縮化と局線利用効率の向上を図つた空きトラン
ク待合せ方式を提供することにある。
ので、その目的とするところは、簡易な制御によ
つて自動ルート選択系を形成する全てのトランク
グループにおける空きトランクを監視し、これら
のトランクグループの内の1つのトランクに空き
が生じたとき、空きトランクの自動待合せが設定
された内線端末に対して上記空きトランクの捕捉
と呼返しを行わしめ、これによつて待合せ時間の
短縮化と局線利用効率の向上を図つた空きトラン
ク待合せ方式を提供することにある。
本発明の概要は、交換機において自動ルート選
択によつて調べられた複数のトランクグループの
全てのトランクが使用中であり、これに対して内
線端末が自動待合せを設定したとき、交換機にお
いて上記内線端末の内線番号と、前記自動ルート
選択系を形成した複数のトランクグループのグル
ープ名をテーブルに登録する。そして交換機にお
ける複数のトランクグループの中の或るトランク
に空きが生じたとき、この空きトランクが属する
トランクグループが前記テーブルに登録されてい
るか否かを調べ、テーブルに登録されている場合
には上記空きトランクを捕捉すると共に、この空
きトランクの捕捉がなされたトランクグループの
グループ名を前記テーブルに登録している内線中
の1つを所定の優先順位に従つて選択し、この選
択された内線に対して呼返しを行う。同時にこの
呼返しがなされた内線に関して前記テーブルに登
録されている前記自動ルート選択系を形成したト
ランクグループの情報を該テーブルから抹消する
ようにしたもので、これによつて簡易にして自動
ルート選択系を形成するトランクグループの全て
のトランクに対して空きトランク待合せを行わし
め、上述した目的を効果的に達成したものであ
る。
択によつて調べられた複数のトランクグループの
全てのトランクが使用中であり、これに対して内
線端末が自動待合せを設定したとき、交換機にお
いて上記内線端末の内線番号と、前記自動ルート
選択系を形成した複数のトランクグループのグル
ープ名をテーブルに登録する。そして交換機にお
ける複数のトランクグループの中の或るトランク
に空きが生じたとき、この空きトランクが属する
トランクグループが前記テーブルに登録されてい
るか否かを調べ、テーブルに登録されている場合
には上記空きトランクを捕捉すると共に、この空
きトランクの捕捉がなされたトランクグループの
グループ名を前記テーブルに登録している内線中
の1つを所定の優先順位に従つて選択し、この選
択された内線に対して呼返しを行う。同時にこの
呼返しがなされた内線に関して前記テーブルに登
録されている前記自動ルート選択系を形成したト
ランクグループの情報を該テーブルから抹消する
ようにしたもので、これによつて簡易にして自動
ルート選択系を形成するトランクグループの全て
のトランクに対して空きトランク待合せを行わし
め、上述した目的を効果的に達成したものであ
る。
以下、図面を参照して本発明の一実施例方式に
つき説明する。
つき説明する。
第2図は複数のトランクグループと、各トラン
クグループを形成するトランクとの関係を示した
もので、トランクグループA,B,C,〜Nは、
それぞれ1個または複数個のトランクによつて構
成されている。これらのトランクグループA,
B,C〜Nは、例えば局線機能毎に分類設定され
るものである。しかしてこれらのトランクグルー
プA,B,C〜Nは内線端末に対応して適宜自動
ルート選択系を形成して上記内線端末の発信に対
して空きトランクを捕捉し、同トランクを介して
局線接続するものである。
クグループを形成するトランクとの関係を示した
もので、トランクグループA,B,C,〜Nは、
それぞれ1個または複数個のトランクによつて構
成されている。これらのトランクグループA,
B,C〜Nは、例えば局線機能毎に分類設定され
るものである。しかしてこれらのトランクグルー
プA,B,C〜Nは内線端末に対応して適宜自動
ルート選択系を形成して上記内線端末の発信に対
して空きトランクを捕捉し、同トランクを介して
局線接続するものである。
また第3図は上記内線端末が発信した際、その
自動ルート選択系を形成するトランクグループの
全てのトランクが使用中であるとき、これに対し
て内線端末が特番ダイヤル或いはキー操作によつ
て自動待合せを設定したときにその情報を登録す
るテーブルTの構成を示すものである。
自動ルート選択系を形成するトランクグループの
全てのトランクが使用中であるとき、これに対し
て内線端末が特番ダイヤル或いはキー操作によつ
て自動待合せを設定したときにその情報を登録す
るテーブルTの構成を示すものである。
即ちこのテーブルTは、自動待合せ設定した内
線端末の番号コードと、その内線端末に対して設
定された自動ルート選択系を形成するトランクグ
ループのグループ名とを登録するものである。こ
のトランクグループ名は、トランクグループに対
応して設定された記憶エリアに例えば1ビツトの
フラツグを立てる等して登録される。従つて今、
或る内線端末が自動待合せを設定した場合、その
内線端末の番号コードが所定のデータエリアに格
納され、このデータエリアに対応するメモリアド
レスのトランクグループに対応して設定された記
憶エリアの前記自動ルート選択系を形成したトラ
ンクグループに対応する位置にフラツグ「1」を
立てて待合せ登録がなされる。そしてこの待合せ
登録は、先に自動待合せ設定された内線端末から
順に行われる。
線端末の番号コードと、その内線端末に対して設
定された自動ルート選択系を形成するトランクグ
ループのグループ名とを登録するものである。こ
のトランクグループ名は、トランクグループに対
応して設定された記憶エリアに例えば1ビツトの
フラツグを立てる等して登録される。従つて今、
或る内線端末が自動待合せを設定した場合、その
内線端末の番号コードが所定のデータエリアに格
納され、このデータエリアに対応するメモリアド
レスのトランクグループに対応して設定された記
憶エリアの前記自動ルート選択系を形成したトラ
ンクグループに対応する位置にフラツグ「1」を
立てて待合せ登録がなされる。そしてこの待合せ
登録は、先に自動待合せ設定された内線端末から
順に行われる。
一方、このテーブルTの各トランクグループに
それぞれ対応して立てられたフラツブ“1”の個
数は、各トランクグループ毎に計数されてレジス
タRにセツトされている。このレジスタRに1以
上の計数値がセツトされている場合、該当するト
ランクグループが空きトランクの待合せに供され
ていることを意味する。
それぞれ対応して立てられたフラツブ“1”の個
数は、各トランクグループ毎に計数されてレジス
タRにセツトされている。このレジスタRに1以
上の計数値がセツトされている場合、該当するト
ランクグループが空きトランクの待合せに供され
ていることを意味する。
第4図はこのようにして自動待合せ設定された
内線端末に対して空きトランクを検出し、この空
きトランクを捕捉して上記内線端末を呼返す制御
フローの一例を示すものである。この制御フロー
は、内線端末からのトランクの切断あるいは局線
からのトランク切断を検出して起動される。この
トランク切断は交換機内の或るトランクに空きが
生じたことを意味し、先ずこれによつて上記空き
が生じたトランクの復旧処理が行われる。次に前
記テーブルTに登録されたフラツグの個数を各ト
ランクグループに対応してレジスタRより検出
し、レジスタRにセツトされた値が「0」である
ときには自動待合せ設定がないものと判定する。
またレジスタRにセツトされた値が「1」以上の
とき、つまり「0」でない場合には、この空きが
生じたトランクが属するトランクグループに対し
て空きトランク待ち、即ち内線端末が自動待合せ
設定を行つていると判定する。そして、次に、こ
のトランクグループに対して待合せ設定されてい
る内線端末を前記テーブルTの対応する記憶エリ
アのフラツグをサーチして検出する。この場合、
第3図に例示した構成のテーブルTにあつては、
この上位置にあるもの程設定順位が高いことか
ら、トランクグループに対応した列の上方側記憶
エリアより順にフラツグ「1」を探す。そして、
最初に見出されたフラツグ「1」が立つている記
憶エリアに対応する番号データを読出し、待合せ
設定された内線端末を認識する。そして、この内
線端末に対して上記空きトランクを捕捉すると共
に、この内線端末が待合せ登録トランクグループ
の全てに対し、レジスタRのセツト値から「1」
を減じる。この値の減算処理は、例えばトランク
グループの番号をインデツクスとする等して、当
該グループのみを指定して行われる。しかるの
ち、テーブルT上の待合せ応答がなされた番号コ
ード、およびその番号コードに対応してセツトさ
れたフラツグの全てを消去し、テーブルTの登録
データを上方位置に一欄ずつつめる。その後、前
記番号コードによつて示される内線端末を呼返
し、同内線端末に対する空トランクの待合せ処理
を終了する。
内線端末に対して空きトランクを検出し、この空
きトランクを捕捉して上記内線端末を呼返す制御
フローの一例を示すものである。この制御フロー
は、内線端末からのトランクの切断あるいは局線
からのトランク切断を検出して起動される。この
トランク切断は交換機内の或るトランクに空きが
生じたことを意味し、先ずこれによつて上記空き
が生じたトランクの復旧処理が行われる。次に前
記テーブルTに登録されたフラツグの個数を各ト
ランクグループに対応してレジスタRより検出
し、レジスタRにセツトされた値が「0」である
ときには自動待合せ設定がないものと判定する。
またレジスタRにセツトされた値が「1」以上の
とき、つまり「0」でない場合には、この空きが
生じたトランクが属するトランクグループに対し
て空きトランク待ち、即ち内線端末が自動待合せ
設定を行つていると判定する。そして、次に、こ
のトランクグループに対して待合せ設定されてい
る内線端末を前記テーブルTの対応する記憶エリ
アのフラツグをサーチして検出する。この場合、
第3図に例示した構成のテーブルTにあつては、
この上位置にあるもの程設定順位が高いことか
ら、トランクグループに対応した列の上方側記憶
エリアより順にフラツグ「1」を探す。そして、
最初に見出されたフラツグ「1」が立つている記
憶エリアに対応する番号データを読出し、待合せ
設定された内線端末を認識する。そして、この内
線端末に対して上記空きトランクを捕捉すると共
に、この内線端末が待合せ登録トランクグループ
の全てに対し、レジスタRのセツト値から「1」
を減じる。この値の減算処理は、例えばトランク
グループの番号をインデツクスとする等して、当
該グループのみを指定して行われる。しかるの
ち、テーブルT上の待合せ応答がなされた番号コ
ード、およびその番号コードに対応してセツトさ
れたフラツグの全てを消去し、テーブルTの登録
データを上方位置に一欄ずつつめる。その後、前
記番号コードによつて示される内線端末を呼返
し、同内線端末に対する空トランクの待合せ処理
を終了する。
以上のように本方式によれば、内線端末の発信
に対して自動ルート選択系を形成してトランクを
選択する複数のトランクグループを全て空きトラ
ンク待合せ対象とし、そのいずれかに空きトラン
クが生じたとき、トランクの捕捉と呼返しを行う
ことができる。しかもこの場合、第3図に示され
るようなテーブルTを用いて、空きを生じたトラ
ンクが属するトランクグループを待合せ対象とす
るものだけを、その優先順位(設定登録順序)に
従つて見出し、このトランクグループを待合せ対
象とした内線端末に応答することができる。従つ
て、内線端末に対して形成された自動ルート選択
系が複雑なものであり、またこの自動ルート選択
系を形成するトランクグループの数が多い場合で
あつても非常に簡単に待合せ応答することができ
る。故に、自動ルート選択系を形成する複数のト
ランクグループのうちの1つのトランクに空きが
生じたとき、速やかに空きトランク応答がなされ
ることになるので、空きトランク待ち時間の短縮
化を図ることができる。また、空きトランクが生
じ次第、これを次の内線端末の発信に供すること
が可能となるので、局線の有効利用を図ることも
可能となる。特に空きトランクの監視とその待合
せ処理を簡単に行い得るので、実用的利点が極め
て大きい。即ち従来のように待合せ設定された内
線毎に、その内線が待合せ対象とするトランクグ
ループの全てのトランクを個々に監視してその空
きを検出するものとは異なり、空きが生じたトラ
ンクが属するトランクグループを待合せ対象とし
ている内線端末があるか否かを判断するので、制
御フローが非常に簡単であり、システム構成の簡
略化を図ることができる。
に対して自動ルート選択系を形成してトランクを
選択する複数のトランクグループを全て空きトラ
ンク待合せ対象とし、そのいずれかに空きトラン
クが生じたとき、トランクの捕捉と呼返しを行う
ことができる。しかもこの場合、第3図に示され
るようなテーブルTを用いて、空きを生じたトラ
ンクが属するトランクグループを待合せ対象とす
るものだけを、その優先順位(設定登録順序)に
従つて見出し、このトランクグループを待合せ対
象とした内線端末に応答することができる。従つ
て、内線端末に対して形成された自動ルート選択
系が複雑なものであり、またこの自動ルート選択
系を形成するトランクグループの数が多い場合で
あつても非常に簡単に待合せ応答することができ
る。故に、自動ルート選択系を形成する複数のト
ランクグループのうちの1つのトランクに空きが
生じたとき、速やかに空きトランク応答がなされ
ることになるので、空きトランク待ち時間の短縮
化を図ることができる。また、空きトランクが生
じ次第、これを次の内線端末の発信に供すること
が可能となるので、局線の有効利用を図ることも
可能となる。特に空きトランクの監視とその待合
せ処理を簡単に行い得るので、実用的利点が極め
て大きい。即ち従来のように待合せ設定された内
線毎に、その内線が待合せ対象とするトランクグ
ループの全てのトランクを個々に監視してその空
きを検出するものとは異なり、空きが生じたトラ
ンクが属するトランクグループを待合せ対象とし
ている内線端末があるか否かを判断するので、制
御フローが非常に簡単であり、システム構成の簡
略化を図ることができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。例えばトランクグループの数や、各トラン
クグループを形成するトランクの数、更に自動ル
ート選択系の構成は交換機の仕様や内線端末の機
能仕様に応じて定めればよい。また空きトランク
に対する待ち応答の制御フローも変形することが
可能であり、これをハードウエア的に実行するよ
うにしても良い。要するに本発明はその要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。
ない。例えばトランクグループの数や、各トラン
クグループを形成するトランクの数、更に自動ル
ート選択系の構成は交換機の仕様や内線端末の機
能仕様に応じて定めればよい。また空きトランク
に対する待ち応答の制御フローも変形することが
可能であり、これをハードウエア的に実行するよ
うにしても良い。要するに本発明はその要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。
以上詳述したように本発明によれば、自動ルー
ト選択系を形成した複数のトランクグループの全
てを空きトランク待合せの対象として内線端末に
対する自動待合せを、待合せテーブルを用いて簡
易に設定することができる。従つて、上記トラン
クグループのいずれかに空きトランクが生じたと
き、内線端末に対して速やかに待合せ応答を行わ
しめ、その待ち時間の短縮化と局線利用効率の向
上を図り得る等の絶大なる効果を奏する空きトラ
ンク待合せ方式をここに提供することができる。
ト選択系を形成した複数のトランクグループの全
てを空きトランク待合せの対象として内線端末に
対する自動待合せを、待合せテーブルを用いて簡
易に設定することができる。従つて、上記トラン
クグループのいずれかに空きトランクが生じたと
き、内線端末に対して速やかに待合せ応答を行わ
しめ、その待ち時間の短縮化と局線利用効率の向
上を図り得る等の絶大なる効果を奏する空きトラ
ンク待合せ方式をここに提供することができる。
第1図は交換機における自動ルート選択の概念
を示すモデル図、第2図は複数のトランクグルー
プと各トランクグループに属するトランクとの関
係を示す図、第3図は本発明の一実施例を説明す
る為の待合せテーブルの構成を示す図、第4図は
実施例方式における待合せ制御フローの一例を示
す図である。 A,B,C〜N……トランクグループ、T……
テーブル、R……レジスタ。
を示すモデル図、第2図は複数のトランクグルー
プと各トランクグループに属するトランクとの関
係を示す図、第3図は本発明の一実施例を説明す
る為の待合せテーブルの構成を示す図、第4図は
実施例方式における待合せ制御フローの一例を示
す図である。 A,B,C〜N……トランクグループ、T……
テーブル、R……レジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内線からの局線発信要求に対し、複数のトラ
ンググループの中から上記発信要求に応じてトラ
ンクグループの自動ルート選択系を形成し、この
自動ルート選択系に属するトランクグループの中
の空きトランクを捕捉して上記局線発信要求を発
した内線を局線に接続して局線発信を実現する交
換機において、 上記自動ルート選択系に属するトランクグルー
プ内の全てのトランクが使用中であるとき、前記
内線からの特番を受けて該内線に対応付けて上記
自動ルート選択系を形成したトランクグループの
情報をテーブルに登録する手段と、前記交換機に
設けられた複数のトランクグループの状態をそれ
ぞれ監視し、空きトランクがあるトランクグルー
プを検出する手段と、空きトランクがあるとして
検出されたトランクグループの情報が前記テーブ
ルに登録されているとき、その空きトランクを捕
捉すると共に、この空きトランクを捕捉したトラ
ンクグループの情報を前記テーブルに登録してい
る内線を所定の優先順位で選択して呼返す手段
と、この呼返しがなされた内線に関して前記テー
ブルに登録されている前記自動ルート選択系を形
成したトランクグループの情報を該テーブルから
抹消する手段とを具備したことを特徴とする空き
トランク待合せ方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12012781A JPS5821992A (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 空きトランク待合せ方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12012781A JPS5821992A (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 空きトランク待合せ方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5821992A JPS5821992A (ja) | 1983-02-09 |
JPH0120825B2 true JPH0120825B2 (ja) | 1989-04-18 |
Family
ID=14778632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12012781A Granted JPS5821992A (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 空きトランク待合せ方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821992A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS617792A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-14 | Tamura Electric Works Ltd | ボタン電話装置 |
JPH0781562B2 (ja) * | 1985-04-11 | 1995-08-30 | 株式会社ゼクセル | 油圧機器の遠隔操作装置 |
JP2911583B2 (ja) * | 1990-10-18 | 1999-06-23 | キヤノン株式会社 | 電話装置 |
JP3138668B2 (ja) | 1997-11-12 | 2001-02-26 | 日本電気通信システム株式会社 | 仮想化専用線制御方式とその方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56144663A (en) * | 1980-04-14 | 1981-11-11 | Nec Corp | Original queuing system |
-
1981
- 1981-07-31 JP JP12012781A patent/JPS5821992A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56144663A (en) * | 1980-04-14 | 1981-11-11 | Nec Corp | Original queuing system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5821992A (ja) | 1983-02-09 |
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