JPH01207430A - 漁網用高比重撚糸及び該撚糸を利用した漁網 - Google Patents
漁網用高比重撚糸及び該撚糸を利用した漁網Info
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- JPH01207430A JPH01207430A JP2823588A JP2823588A JPH01207430A JP H01207430 A JPH01207430 A JP H01207430A JP 2823588 A JP2823588 A JP 2823588A JP 2823588 A JP2823588 A JP 2823588A JP H01207430 A JPH01207430 A JP H01207430A
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Classifications
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- D—TEXTILES; PAPER
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- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
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- D10B2331/04—Fibres made from polymers obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polycondensation products polyesters, e.g. polyethylene terephthalate [PET]
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は二軸延伸した合成樹脂フィルムに強磁性粉末の
層を形成した磁気テープ用テープ材に鉛線等の高比重芯
材を巻き込んでなる高比重繊条糸を、素材の全部または
一部に使用してなる漁網用高比重撚糸及びこの撚糸を用
いた漁網に関する。
層を形成した磁気テープ用テープ材に鉛線等の高比重芯
材を巻き込んでなる高比重繊条糸を、素材の全部または
一部に使用してなる漁網用高比重撚糸及びこの撚糸を用
いた漁網に関する。
定置網、養殖網(生簀網)など海中に定置して使用する
漁業用納置はその全体または一部を高い比重にし、その
水中重量を利用した沈降力で海水中における網の姿勢を
安定させる必要がある。
漁業用納置はその全体または一部を高い比重にし、その
水中重量を利用した沈降力で海水中における網の姿勢を
安定させる必要がある。
定置網はもちろんのこと最近は養殖網なども周辺の酸欠
現象から魚の死滅を防ぐため外海(荒海)に進出する傾
向にあり、高比重漁網の需要は年々増大している。 。
現象から魚の死滅を防ぐため外海(荒海)に進出する傾
向にあり、高比重漁網の需要は年々増大している。 。
このような高比重の漁網を得る手段として、従来は網の
ところに鉛などの錘りをつけて沈降力をつけていたが錘
りが局部的であるため潮流によるいわゆる「ふかれ」を
効果的に防止するにはなお不充分であった。
ところに鉛などの錘りをつけて沈降力をつけていたが錘
りが局部的であるため潮流によるいわゆる「ふかれ」を
効果的に防止するにはなお不充分であった。
尚、網を平均的に高比重化するために鉛線に合成樹脂フ
ィルムをゲートル状(螺旋状)に巻いた繊条や鉛線など
の芯材に樹脂コーティングした繊条、あるいは鉛線が中
芯部に入るように同時押出延伸した化繊糸織条を漁網撚
糸の素材に使用することも行われているが、前者は繊条
湘糸の樹脂フィルムが巻き崩れて鉛線が露出し易く、ま
た、表面が粗面になるため網の平滑性が損われ、編網加
工上、編網機械との間におこる抵抗の不均一などの難点
あり、また魚体を傷つけ易いという問題があり、後者は
高比重撚糸が著しくコスト高になるほか、被覆樹脂に充
分な伸延処理がなされていないため強度が不足するとい
う難点があった。
ィルムをゲートル状(螺旋状)に巻いた繊条や鉛線など
の芯材に樹脂コーティングした繊条、あるいは鉛線が中
芯部に入るように同時押出延伸した化繊糸織条を漁網撚
糸の素材に使用することも行われているが、前者は繊条
湘糸の樹脂フィルムが巻き崩れて鉛線が露出し易く、ま
た、表面が粗面になるため網の平滑性が損われ、編網加
工上、編網機械との間におこる抵抗の不均一などの難点
あり、また魚体を傷つけ易いという問題があり、後者は
高比重撚糸が著しくコスト高になるほか、被覆樹脂に充
分な伸延処理がなされていないため強度が不足するとい
う難点があった。
本発明は上記の問題を解決するためになされたもので、
第1の目的は網全体に平均的な水中重量を付与すること
ができる高強度の漁網用撚糸安値に提供することにある
。
第1の目的は網全体に平均的な水中重量を付与すること
ができる高強度の漁網用撚糸安値に提供することにある
。
本発明の他の目的は上記素材を漁網に使用することによ
り、沈降力に富み、海中における所定の姿勢を安定に保
持できる漁網を安値に提供することにある。
り、沈降力に富み、海中における所定の姿勢を安定に保
持できる漁網を安値に提供することにある。
本発明の上記第1の目的は
二軸延伸したポリエチレンテレフタレートフィルムなど
の支持体表面に強磁性粉末の層を形成した一定巾のテー
プ材に該テープ材よりも高比重の芯材を内側にしてその
長平方向縁辺を巻き込んでなる高比重繊条糸を、撚糸素
材の全部または一部に使用してなる漁網用高比重撚糸に
よって達成することができる。
の支持体表面に強磁性粉末の層を形成した一定巾のテー
プ材に該テープ材よりも高比重の芯材を内側にしてその
長平方向縁辺を巻き込んでなる高比重繊条糸を、撚糸素
材の全部または一部に使用してなる漁網用高比重撚糸に
よって達成することができる。
尚、本明細書においてi網用撚ちとは、繊条を撚ったス
トランド(束子)、トワイン、ロープそプなども包含す
るものである。
トランド(束子)、トワイン、ロープそプなども包含す
るものである。
高比重繊条糸の芯材としては比重及び加工性の点から好
ましくは鉛線を用いる。 もっとも、芯材の材料は必ず
しもこれに限定されるものではな(、高い比重が得られ
、加工性を損なわないものであれば他のいかなる材質で
もよい。
ましくは鉛線を用いる。 もっとも、芯材の材料は必ず
しもこれに限定されるものではな(、高い比重が得られ
、加工性を損なわないものであれば他のいかなる材質で
もよい。
上記漁網用撚糸は前記高比重繊条糸だけを複数本撚合し
たものでもよく、また、高比重繊条糸と芯材を有しない
他の繊条糸を混撚したものでもよい。 後者の場合は、
高比重繊条糸(群)の周囲を他の繊条糸群で囲むように
して撚合しあるいは高比重繊条糸(群)の周囲を他の繊
条糸で組紐状に被覆すると高比重繊条糸の芯材が露出し
にくくなる。
たものでもよく、また、高比重繊条糸と芯材を有しない
他の繊条糸を混撚したものでもよい。 後者の場合は、
高比重繊条糸(群)の周囲を他の繊条糸群で囲むように
して撚合しあるいは高比重繊条糸(群)の周囲を他の繊
条糸で組紐状に被覆すると高比重繊条糸の芯材が露出し
にくくなる。
尚、本発明の漁網用高比重撚糸は複数本の繊条糸を撚合
した一次撚り撚糸に限らず、これら−次撚り撚糸を複数
本撚り合わせた二次撚り撚糸その他の複次撚り撚糸を包
含する。
した一次撚り撚糸に限らず、これら−次撚り撚糸を複数
本撚り合わせた二次撚り撚糸その他の複次撚り撚糸を包
含する。
本発明の前記第2の目的は上述の漁網用撚糸を銅素材の
一部または全部に使用して編網した高比重漁網によって
達成することができる。 銅素材の一部に本発明の高比
重撚糸を使用する場合は好ましくは網の縁辺、特に下部
縁辺に所望中で使用するのが望ましい。
一部または全部に使用して編網した高比重漁網によって
達成することができる。 銅素材の一部に本発明の高比
重撚糸を使用する場合は好ましくは網の縁辺、特に下部
縁辺に所望中で使用するのが望ましい。
次に本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図は本発明に使用される高比重繊条糸の断面図であ
り、該高比重繊条糸1は、予め二軸方向に延伸踵化され
た例えばポリエチレンテレフタレートフィルムなどの支
持体2a表面に強磁性粉末の磁性層2bを設けた一定巾
の磁気テープ用材料2とこのテープ材2よりも高比重の
芯材3から成り、該芯材3を内側にしてテープ材2の長
平方向縁辺を巻き込んだ構成になっている。
り、該高比重繊条糸1は、予め二軸方向に延伸踵化され
た例えばポリエチレンテレフタレートフィルムなどの支
持体2a表面に強磁性粉末の磁性層2bを設けた一定巾
の磁気テープ用材料2とこのテープ材2よりも高比重の
芯材3から成り、該芯材3を内側にしてテープ材2の長
平方向縁辺を巻き込んだ構成になっている。
このような高比重繊条糸は、ポリエチレンテレフタレー
トフィルムなどの支持体2aに強磁性粉末の磁性層2b
を設けた一定巾の磁気テープ材2を加熱しながら延伸し
、テープ巾の左右側縁を内側へループ状に巻″き込んだ
繊条糸を形成するに際し、テープ巾の軸方向中心よりも
左右いずれかの側縁に近付けて高比重の線状芯材をテー
プと平行に、且つ、テープに接近して配列させるととも
に、線状芯材に近い側縁の巻込み開始が他方の側縁の巻
き込み開始よりも早くなるようにテープ左右側縁の巻込
み開始位置を異ならせ、このテープと芯材を同時に巻取
ることによって形成することができる。
トフィルムなどの支持体2aに強磁性粉末の磁性層2b
を設けた一定巾の磁気テープ材2を加熱しながら延伸し
、テープ巾の左右側縁を内側へループ状に巻″き込んだ
繊条糸を形成するに際し、テープ巾の軸方向中心よりも
左右いずれかの側縁に近付けて高比重の線状芯材をテー
プと平行に、且つ、テープに接近して配列させるととも
に、線状芯材に近い側縁の巻込み開始が他方の側縁の巻
き込み開始よりも早くなるようにテープ左右側縁の巻込
み開始位置を異ならせ、このテープと芯材を同時に巻取
ることによって形成することができる。
第2a図は上記芯材入り高比重繊条糸1を製造する装置
の一例を示すものでR1は磁気テープ用として二軸延伸
されている例えばポリエチレンテレフタレートフィルム
などの支持体2aの片面に強磁性粉末の磁性層2bを設
けた一定巾の磁気テープ材2のロール、4はテープを加
熱、延伸するための加熱装置、5はロールR1の設置位
置と加熱装置4の間に設けられているテープ繰出し用駆
動ローラ、6は巻取り駆動ローラ、7は巻取りリール、
8a乃至8hはテープ材2の案内ブーりである。
の一例を示すものでR1は磁気テープ用として二軸延伸
されている例えばポリエチレンテレフタレートフィルム
などの支持体2aの片面に強磁性粉末の磁性層2bを設
けた一定巾の磁気テープ材2のロール、4はテープを加
熱、延伸するための加熱装置、5はロールR1の設置位
置と加熱装置4の間に設けられているテープ繰出し用駆
動ローラ、6は巻取り駆動ローラ、7は巻取りリール、
8a乃至8hはテープ材2の案内ブーりである。
繰出し用の駆動ローラ5と巻取り用駆動ローラ6はテー
プの繰出し速度よりも大きい速度で巻取ることにより磁
気テープ材に所定の延伸張力を加えるようにロールの径
が所定の倍率になっている。
プの繰出し速度よりも大きい速度で巻取ることにより磁
気テープ材に所定の延伸張力を加えるようにロールの径
が所定の倍率になっている。
R2は鉛線などの線状芯材3を巻いたロールであり芯材
3は加熱装置4を通るテープ2の長平方向に沿ってテー
プと平行に且つテープに接近または接触して配列させ、
その先端は案内プーリ8f。
3は加熱装置4を通るテープ2の長平方向に沿ってテー
プと平行に且つテープに接近または接触して配列させ、
その先端は案内プーリ8f。
8h及び巻取り駆動ローラ6を介して巻取りり一部7に
テープ2と一緒に巻取られるようになっている。
テープ2と一緒に巻取られるようになっている。
かくして、ロールR1の磁気テープ2を第2b図のよう
に加熱装置4の周りを数回巻返して一定温度(例えば1
45°C〜180°C)で加熱しながら繰出し駆動ロー
ラと巻取り駆動ローラで一定倍率(例えば1.3〜1.
45倍)で延伸するとともに、加熱装置4の位置で合流
させた芯材3をテープ2と一緒に巻取るものであるが、
加熱、延伸によりテープ2左右側縁2’、2’が内側へ
巻込んでループ9に形成される際に、該ループ9内に芯
材3を巻込むよ、うにするために、加熱装置4の前面に
おいて線状芯材をテープ巾の軸方向中心よりも左右いず
れかの側縁に近付けて(片寄らせて)配列するとともに
、線状芯材3に近い方のテープ側縁の巻込み開始が、他
方のテープ側縁の巻込み開始よりも早くなるように、テ
ープ左右側縁の巻込み開始位置(時期)をずらせである
。
に加熱装置4の周りを数回巻返して一定温度(例えば1
45°C〜180°C)で加熱しながら繰出し駆動ロー
ラと巻取り駆動ローラで一定倍率(例えば1.3〜1.
45倍)で延伸するとともに、加熱装置4の位置で合流
させた芯材3をテープ2と一緒に巻取るものであるが、
加熱、延伸によりテープ2左右側縁2’、2’が内側へ
巻込んでループ9に形成される際に、該ループ9内に芯
材3を巻込むよ、うにするために、加熱装置4の前面に
おいて線状芯材をテープ巾の軸方向中心よりも左右いず
れかの側縁に近付けて(片寄らせて)配列するとともに
、線状芯材3に近い方のテープ側縁の巻込み開始が、他
方のテープ側縁の巻込み開始よりも早くなるように、テ
ープ左右側縁の巻込み開始位置(時期)をずらせである
。
また、この実施例ではテープ2の左右側縁2′。
2′の巻込み開始時期をずらす手段として第2b図に示
すように、加熱装置4の直前の上流側に設置するテープ
案内プーリ8bにテープ係合面を大径部10aと小径部
10bに段差を設けた二段接面プーリを使用し、このプ
ーリの大径部10aと小径部10bにテープ2の左右側
縁2’ 、2’を係合させである。 このようにして加
熱、延伸すると、プーリ8dの小径部10bに係合して
いたテープ2の側縁2′は大径部10aに係合していた
それよりも引張力が小さいためより早く巻込みが開始さ
れ、左右側縁の巻込み開始時期にずれを生じさせること
ができる。
すように、加熱装置4の直前の上流側に設置するテープ
案内プーリ8bにテープ係合面を大径部10aと小径部
10bに段差を設けた二段接面プーリを使用し、このプ
ーリの大径部10aと小径部10bにテープ2の左右側
縁2’ 、2’を係合させである。 このようにして加
熱、延伸すると、プーリ8dの小径部10bに係合して
いたテープ2の側縁2′は大径部10aに係合していた
それよりも引張力が小さいためより早く巻込みが開始さ
れ、左右側縁の巻込み開始時期にずれを生じさせること
ができる。
尚、二段接面プーリ10dはテープとの接面が実質的に
段差を形成していれば良く、断面v字状であると階段状
であるとを問わない。
段差を形成していれば良く、断面v字状であると階段状
であるとを問わない。
磁気テープ材2と芯材3を上記のように配設して加熱、
延伸すると、はじめに巻込みが始まる方のテープ側縁2
’bが近傍の芯材3を内側に抱込むとともに、その後の
加熱、延伸で巻込みループ9を収縮させ、第1図のよう
にループ9内に芯材3を密接に巻込んだ芯材入り繊条糸
1が得られる。
延伸すると、はじめに巻込みが始まる方のテープ側縁2
’bが近傍の芯材3を内側に抱込むとともに、その後の
加熱、延伸で巻込みループ9を収縮させ、第1図のよう
にループ9内に芯材3を密接に巻込んだ芯材入り繊条糸
1が得られる。
本願の前記請求項(1)乃至(7)の各発明は上記高比
重繊条糸りの繊条糸1を素材の一部または全部として用
いた漁網用撚糸11であり、第3a図の高比重撚糸11
aは芯材を内包した第1図の高比重繊条糸1のみを複数
本撚り合せたもの、第3b図の高比重撚糸11bは該高
比重繊条糸1と芯材を含まない他の化繊糸12を混合し
て撚ったものである。
重繊条糸りの繊条糸1を素材の一部または全部として用
いた漁網用撚糸11であり、第3a図の高比重撚糸11
aは芯材を内包した第1図の高比重繊条糸1のみを複数
本撚り合せたもの、第3b図の高比重撚糸11bは該高
比重繊条糸1と芯材を含まない他の化繊糸12を混合し
て撚ったものである。
高比重繊条糸1と他の繊条糸を混撚する場合は第3c図
のように高比重繊条糸l(または高比重繊条糸1群)の
周囲を他の繊条糸12群で囲むようにして撚理合せ・る
のが望ましい。 このように構成した高比重撚糸11C
は芯材入り高比重繊条糸1が他の糸によって保護される
ため、芯材3の露出を防止するのに効果的である。
のように高比重繊条糸l(または高比重繊条糸1群)の
周囲を他の繊条糸12群で囲むようにして撚理合せ・る
のが望ましい。 このように構成した高比重撚糸11C
は芯材入り高比重繊条糸1が他の糸によって保護される
ため、芯材3の露出を防止するのに効果的である。
第3d図乃至第3f図は上記第3a図乃至第3C図の撚
糸を複数本撚り合せた再撚合ロープIIC° である
。 尚、図は省略したが、第3a図乃至第3c図の高比
重ロープを混合して再撚合してもよく、さらには第3g
図のように芯材を含有した高比重撚糸11aの周囲を高
比重繊条糸を含まない他の素材ロープ12′で囲むよう
にして再撚合することも可能であり、 さらには高比重繊条糸のストランドまたはトワインの周
囲を高比重芯材を含まない他の繊維で組紐状に被覆した
ものも含む。
糸を複数本撚り合せた再撚合ロープIIC° である
。 尚、図は省略したが、第3a図乃至第3c図の高比
重ロープを混合して再撚合してもよく、さらには第3g
図のように芯材を含有した高比重撚糸11aの周囲を高
比重繊条糸を含まない他の素材ロープ12′で囲むよう
にして再撚合することも可能であり、 さらには高比重繊条糸のストランドまたはトワインの周
囲を高比重芯材を含まない他の繊維で組紐状に被覆した
ものも含む。
このように構成すると第3C図実施例と同時に繊条糸か
らの芯材露出を防止する効果がある。
らの芯材露出を防止する効果がある。
第4a図及び第4b図は上述の高比重撚糸を鋼素材の全
部または一部に使用した定置網、養殖網などの漁網13
であり、本願請求項(7)、(8)の一実施例を示すも
のである。
部または一部に使用した定置網、養殖網などの漁網13
であり、本願請求項(7)、(8)の一実施例を示すも
のである。
ちなみに、第4a図の漁網13は網を構成する素材撚糸
の全てに上記高比重撚糸を使用した場合であり、第4b
図は漁網13の下部縁辺及び入口縁辺の所望中りだけに
前記高比重撚糸11を使用した高比重部14を設けた、
他の綱部15は高比重撚糸を用いない場合を例示してい
る。
の全てに上記高比重撚糸を使用した場合であり、第4b
図は漁網13の下部縁辺及び入口縁辺の所望中りだけに
前記高比重撚糸11を使用した高比重部14を設けた、
他の綱部15は高比重撚糸を用いない場合を例示してい
る。
尚、図は省略したが、網のたて糸または横糸のみに高比
重撚糸を使用することももちろん可能である。
重撚糸を使用することももちろん可能である。
漁網の編成手段としては有結節網無結節網、単繊有結節
網その他公知編網方法のいずれでもよい。
網その他公知編網方法のいずれでもよい。
以上のように本発明の漁網用ロープ及びこれを使用した
漁網は高比重の芯材を巻込んだ繊条糸を用いているので
海水中の沈降力が優れ、潮流による「ふかれ」の影響が
少ない。従って海水での姿勢安定が向上する。
漁網は高比重の芯材を巻込んだ繊条糸を用いているので
海水中の沈降力が優れ、潮流による「ふかれ」の影響が
少ない。従って海水での姿勢安定が向上する。
繊条糸の比重、強度、伸度などの物性は芯材の組合わせ
、選択等によって所望のものが得られる。
、選択等によって所望のものが得られる。
特に、高比重繊条糸は芯材をテープ方向に平行に巻き込
み、且つ、熱延伸を付与しながら巻き込んであるので芯
材が露出しに((また、強度が増す。
み、且つ、熱延伸を付与しながら巻き込んであるので芯
材が露出しに((また、強度が増す。
同様の理由で表面が平滑性に富むので魚体の損傷を防ぐ
ことができ、手触りが良くなるとともに、直線方向に芯
材が配列されているところから適度な柔軟性が得られ、
これが前記表面平滑性と相俟って編網等の加工性が著し
く向上する。
ことができ、手触りが良くなるとともに、直線方向に芯
材が配列されているところから適度な柔軟性が得られ、
これが前記表面平滑性と相俟って編網等の加工性が著し
く向上する。
さらに、高比重繊条糸のテープ材は磁気テープ用テープ
材の不要部分、あるいは使用済みテープを再生使用でき
るので経済的にもきわめて有利である。
材の不要部分、あるいは使用済みテープを再生使用でき
るので経済的にもきわめて有利である。
第1図は本発明に使用される高比重繊条糸の一例を示す
断面図、 第2a図及び第2b図は該高比重繊条糸を製
造装置の一例を示す概略説明図、第3a図乃至第3g図
は本発明による漁網用高比重撚糸の各々の実施例を示す
断面図、 第4a図及び第4b図は高比重撚糸を使用し
た漁網の実施例を示す透視図である。 1・・・高比重繊条糸、 2・・・磁気テープ用、2b
・・・磁性層、 3・・・芯材、 4・・・加熱装置、
11 (lla、llb、llc、1ld)−高比重撚
糸、 13・・・漁網、 1 ’4・・・高比重部
。
断面図、 第2a図及び第2b図は該高比重繊条糸を製
造装置の一例を示す概略説明図、第3a図乃至第3g図
は本発明による漁網用高比重撚糸の各々の実施例を示す
断面図、 第4a図及び第4b図は高比重撚糸を使用し
た漁網の実施例を示す透視図である。 1・・・高比重繊条糸、 2・・・磁気テープ用、2b
・・・磁性層、 3・・・芯材、 4・・・加熱装置、
11 (lla、llb、llc、1ld)−高比重撚
糸、 13・・・漁網、 1 ’4・・・高比重部
。
Claims (9)
- (1)二軸延伸したポリエチレンテレフタレートフィル
ムなどの支持体表面に強磁性粉末の層を形成した一定巾
のテープ材に該テープ材よりも高比重の芯材を内側にし
てその長手方向縁辺を巻き込んでなる高比重繊条糸を素
材の全部または一部に使用してなる漁網用高比重撚糸。 - (2)高比重繊条糸の芯材が鉛線であることを特徴とす
る請求項(1)記載の漁網用高比重撚糸。 - (3)高比重繊条糸と他の繊条糸とを混撚してなる請求
項(1)または(2)記載の漁網用高比重撚糸。 - (4)一本または複数本の高比重繊条糸の周囲に高比重
芯材を含まない他の繊条糸群を配して撚合した請求項(
3)記載の漁網用高比重撚糸。 - (5)請求項(1)乃至(4)記載の複数の撚糸を再撚
合してなる漁網用高比重撚糸。 - (6)高比重繊条糸を含む撚糸の周囲に高比重繊条糸を
含まない他の撚糸群を配して再撚合してなる漁網用高比
重撚糸。 - (7)高比重繊条糸1本または複数本を芯にしその周囲
を高比重糸を含まない他の繊維で組紐状に被覆してなる
漁網用撚糸。 - (8)請求項(1)乃至(7)記載の漁網用高比重撚糸
を網素材の一部または全部に使用してなる高比重漁網。 - (9)網の少なくとも下部縁辺の一定巾が前記高比重撚
糸を含んで編網されている請求項(8)記載の高比重漁
網。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2823588A JPH01207430A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 漁網用高比重撚糸及び該撚糸を利用した漁網 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2823588A JPH01207430A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 漁網用高比重撚糸及び該撚糸を利用した漁網 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01207430A true JPH01207430A (ja) | 1989-08-21 |
Family
ID=12242931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2823588A Pending JPH01207430A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 漁網用高比重撚糸及び該撚糸を利用した漁網 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01207430A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1037997A (ja) * | 1996-07-23 | 1998-02-13 | Dainichi Seikan Kk | 異形合成樹脂線コイルおよびその製造方法 |
CN102071489A (zh) * | 2010-12-27 | 2011-05-25 | 福建百宏聚纤科技实业有限公司 | 增白聚丙烯纤维的制作工艺 |
CN102071504A (zh) * | 2010-12-27 | 2011-05-25 | 福建百宏聚纤科技实业有限公司 | 抗变形低弹网络丝的加工工艺 |
CN102121138A (zh) * | 2010-12-27 | 2011-07-13 | 福建百宏聚纤科技实业有限公司 | 高强低干液相长丝加工工艺 |
CN102127824A (zh) * | 2010-12-27 | 2011-07-20 | 福建百宏聚纤科技实业有限公司 | 改性聚丙烯阻燃纤维的制造方法 |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP2823588A patent/JPH01207430A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1037997A (ja) * | 1996-07-23 | 1998-02-13 | Dainichi Seikan Kk | 異形合成樹脂線コイルおよびその製造方法 |
CN102071489A (zh) * | 2010-12-27 | 2011-05-25 | 福建百宏聚纤科技实业有限公司 | 增白聚丙烯纤维的制作工艺 |
CN102071504A (zh) * | 2010-12-27 | 2011-05-25 | 福建百宏聚纤科技实业有限公司 | 抗变形低弹网络丝的加工工艺 |
CN102121138A (zh) * | 2010-12-27 | 2011-07-13 | 福建百宏聚纤科技实业有限公司 | 高强低干液相长丝加工工艺 |
CN102127824A (zh) * | 2010-12-27 | 2011-07-20 | 福建百宏聚纤科技实业有限公司 | 改性聚丙烯阻燃纤维的制造方法 |
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