JPH01206553A

JPH01206553A - 異形形状光源

Info

Publication number: JPH01206553A
Application number: JP3227788A
Authority: JP
Inventors: Makoto Toho; 東方　眞; Shuji Yamada; 修司山田
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1988-02-15
Filing date: 1988-02-15
Publication date: 1989-08-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野１本発明は、照明用あるいは表示用に用いられる異形形状
光源に関するものである。

［従来の技術１従来、ランプ又は光源と称するものは、その透光性と気
密性の必要から殆どがガラスを使用している。しかし、
内部に真空を要するため、成型性と共に耐大気圧の点か
ら、従来のランプは蛍光ランプや電球のように殆どが管
か球の形状をとっている。逆にいえばそれ以外の形状は
極めて加工し難く、例えば平板形状にぜんとすれば、極
めて分〃、にする必要があり、そのため、重量化したり
、又、内部に複雑な発光路を得んとしてもせいぜい２．
３の屈曲をするのが精−杯という状況である。

以上に対し、本出願人より低圧放電発光の表示光源につ
いて、管体により複雑な放電路を一体成型したのを出願
しているが、大型化しようとする場合強度上の、逆に小
型化しようとする場合厚みの精度上といった夫々の制約
９問題が尚存在している。

又、近年、デイスプレィ用やスペース上から７ラツト光
源への要望が強いが、大型で且つフラットであらんとす
る程、ガラス材質とする限り、強度、精度の両面で大き
な制約がありＡ４サイズ以上の７ラツト光源というのは
実質不可ないしは至難である。

［発明が解決しようとする課題１本発明は、上述の、直に鑑みて提供したものであって、
フラット状光源、複雑発光路を有する光源等を容易に実
現でき、且つ始動性、反射性、劣化保護性等の機能付加
の容易な異形形状光源を提供することを目的としたもの
である。

［課題を解決するための手段１［作　用１本発明は、透光性材質と表面絶縁性金属構体とで発光空
１ｍを気密形成し、上記表面絶縁性金属構体の面積を透
光性材質の透光部面積程度以上占めるようにしたことを
特徴とするものである。

１実施例１以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第１
図及びｆｆ１２図は複屈曲放電路を持つ平面状形状の放
電発光光源の一例を示している。発光面は表面が７ラツ
トなガラス板１で構成され、基体はガラス板１と路間等
の熱膨張係数を有する表面絶縁性金属材質による構体、
つまり表面絶縁性金属構体（以下ＩＭ構体と称す）２で
構成されている。このＩＭ構体２は上面が開口されてフ
ラットに形成されており、この開口面にガラス板１がガ
ラスフリットにより気密封着され、第２図（１））中の
３が封着部を示している。尚、ＩＭ構体２の内部は導電
性のため、７リツトや〃ラスステム等を介しての絶縁を
要する。また、ＩＭ構体２の内部には屈曲放電路を形成
すべ（ＩＭ構体２と同材質のセパレータ２ａが設けであ
る。ＩＭ構体２とガラス板１で規制された屈曲放電路（
第２図（ａ）の破線）４の両端は、ＩＭ構体２に装着し
た電Ｔ＊５に連なっている。また、必要によりガラス板
１及びＩＭ構体２の内面に蛍光体６を、又、ＩＭ構体２
の内面に更にし７１％を被着せしめ、所望方向に有効な
発光及び光色を得ている。つまり、ＩＭ構体２の表面に
ＴｉＯ２又はＳｉＯ２を被着している。

気密な内空間には放電発光のための気体、例えば水銀（
この場合は、微量、液粒で封入し、その蒸気圧を利用し
ている。また一般に強い紫外光を可視光に効率的に変換
するため管内面に蛍光体が被着される。）や、希ガス（
例えば、ネオン等は単独で赤色発光する）等を所望量封
入しである。

かかる構成の光源に安定器等の限流要素を介し、電極５
間に外部より電源を印加させると（必要により始動補助
機能を介し）、電極５間、即ち屈曲放電路４は放電発光
する。そして、１Ｍ構体２面での可視変換や反射を経て
最終的にはプラス板１より大半の発光光束が放射され、
所望の光を得る。尚、第２図（１））の矢印は発光方向
を示している。この異形形状光源の形状及び寸法を、例
えば、１５ｃｍ角の方形、厚さ２（！１６とし、内部を
３回屈曲するよう均等にセパレータ２ａを配置し、封入
気体を数１０Ｂの水銀と数Ｔ　ｏｒｒのアルゴンとし、
ＩＭ構体２の内面に通常の白色へロリン酸カルシウム蛍
光体を通常より分厚く被着し、ガラス板１の内面は透明
又は通常より薄く蛍光体を被潰し、電極５は酸化バリウ
ム等のエミッタ被覆の直熱タングステンフィラメントと
し、ＡＣ１００Ｖ電源を印加して、放電電流が０．４Ａ
位になるように調整すると、略通常の２０Ｗ直管蛍光ラ
ンプ並の光束、電力の白色光を得る。

上記共体例では、放電路（電極５間）艮は、５０ｃｍ以
上になるため、一般に１００Ｖ程度の電源電圧のみでは
単純に始動できず、別途スタータやランプに始動補助体
（透明導電膜や導電条）を必要とするが、本構成では、
ＩＭ構体２の内部は一般に鉄等の導電性金属のため、あ
たかも始動補助体を付したのと同等の効果が自然に得ら
れる。又、ＩＭ構体２の表面抽出絶縁膜（例えばアルミ
ナ）を予め適切に設計、形成しておけば、そのまま反射
膜を兼ねることも可能である。更に、ＩＭ構体２はメタ
ルのため、プラスと比べ強度面、精度面で優れ、大型の
ａｎｄ１０ｒ薄厚の構体を形成することが可能で、光源
としては例えばＡ４サイＸ以上の大型の平面光源（但し
、ガラス板１の耐圧補助のためｔＪＩＪ１図及び第２図
に示すセパレータ２ａや、第３図に示す袖柱７を適宜な
間隔で設定することを前提）や、逆に第６図及び第７図
に示すような形状のをｌａｍ角位のミニサイズにするの
が容易である。

尚、第３図は屈曲放電路を持たない低圧放電発光の平面
状光源を示し、ｒＭ構体２には〃ラスＪｓ、１に、かか
る大気圧軽減用として複数の袖柱７を形成している。ま
た、第４図及び第５図は矩形状。

長尺の低圧放電光源を示し、第５図（ｂ）の矢印は発光
方向を示している。第６図及び第７図は並列放電路（例
えば、Ｒ，Ｇ、Ｂの３色放電）を持つ低圧放電発光の角
形光源を示し、ＩＭ構体２の一方には共通カソードとし
ての′Ｋｉ極５が設けられ、他方には各別に７７−ドし
ての電極５が３つ設けられている。また、第７図（ｂ）
の矢印は発光方向を示している。

次に、ＩＭ構体２の材質、性質（特性）、加工例を示す
。

■ＩＭ構体２の材質Ｆｅ（鉄）、Ｃｒ（クロム）、Ｎｉにッケル）、Ａα（
アルミニウム）のうち、少なくとも３種以上を含む材料
であり、熱処理により酸化アルミニウム或いは酸化クロ
ムが表面に析出し絶縁膜を形成する材料である０例えば
、耐酸化性ステンレス（１８Ｃｒ−３ＡＱ−ＩＴｉ、１
８Ｃｒ−４ＡＱ、−ＩＮｉ）、４２６合金（４２Ｎ　ｉ
　−６Ｃｒ）などを使用する。

■ＩＭ構体２の加工及び熱処理通常の絞り加工により構体を加工し、セパレータはスポ
ットｆ８接或いははめ込みにより構体に取り付け、後熱
処理を打ない表面に酸化物を析出させ、１〜３μ＋ｎｍ
の酸化物絶縁層を形成させる。

熱処理条件は、耐酸化性ステンレスでは、１１００°Ｃ
から１２５０℃、４２６合金では、６００℃〜７００°
Ｃで、３０分から３時間空気中で加熱する。

■ＩＭ構体２の特性ＩＭ構体２を本発明の用途に用いるには、絶縁が保たれ
ていること、ガラスフリットとの濡れ性が良いこと、熱
膨張率がプラスに近いこと（プラス７リフトで封着時に
ガラスが割れないように）などが必要である。表１にＩ
Ｍ構体２の特性を示す。尚、熱膨張率は前記金属元素成
分比を変えることにより、ある程度の範囲変化させるこ
とは可く表　１〉［発明の効果１本発明は上述のように、透光性材質と表面絶縁性金属構
体とで発光空間を気密形成し、上記表面絶縁性金属構体
の面積を透光性材質の透光部面積程度以上占めて構成し
たものであるから、表面絶縁性金属構体は高精度に加工
しやすく、強度的にも強靭、且つ気密下使用、放電下使
石に問題なくプラスとの封着整合性に優れることから、
通常では管状か球状形状しか得難いのが、板状、平面状
、矩形状等の異形形状光源が形成しやすいものであり、
また、表面絶縁性金属構体の内部材質は、導電性で、表
面は歇密な金属性薄膜のため、管体く構体）自体で始動
補助機能、光反射機能を保有させることができ、更に、
表面絶縁性金属構体の強度は大で、歪みに対する弾力性
が大で、表面絶縁性金属構体やセパレータの厚みをガラ
ス、セラミック等と比して数分の１にでト、且つ寸法精
度が良のために、大型にもミニサイズにも形成できる効
果を奏するものである。

また、表面絶縁性金属構体の表面に更にＴｉ０□又はＳ
ｉＯ□を被着していることで、所望方向に有効な発光及
び光色を得ることができるものである。

さらに、透光性材質と表面絶縁性金属構体とで構成され
、透光性材質の発光面の大きさに比して厚みは十分小さ
く形成され、且つ低圧放電発光により発光せしめている
ことで、平面状の異形形状光源を容易に形成できるもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の斜視図、第２図（ａ）（ｂ）
は同上の平面図及び断面図、第３図は同上の屈曲放電路
を持たない場合の斜視図、第４図は同上の矩形状で長尺
の場合の斜視図、第５図（ａ）（ｂ）は同上の横断面図
及び縦断面図、第６図は同上の並列放電路を持つ場合の
斜視図、第７図（ａ）（ｂ）は同上の平面図及び断面図
である。１はガラス板、２は表面絶縁性金属構体、４は放電路で
ある。代理人　弁理士　石　１）艮　七第３図手続補正：？ｆ（自発）昭和６３年４月１日１、事件の表示昭和６３年特許願第３２２７７号２、発明の名称異形形状光源３、補正をする者事件との関係　　特許出願人住　所　大阪府門真市大字門真１０４８番地名称（５８
３）松下電工株式会社代表者　三好俊夫４、代理人郵便番号　５３０５、補正命令の日付自　　　発６、補正により増加する発明の数　なし７、補正の対象［１１本願明細書の＃Ｓ４頁＃Ｓ１８行目の「導電性の
ため、」の次に、下記の文を挿入ｒる。「導入線部は」【２１　同上第７頁第５行目の「大型のａｎｄ１０ｒ薄
厚の」を削除して、下記の文を挿入する。「大型でかつ薄厚の、又は大型の、又は薄厚の」［３１
同上第８頁第８行目末のｒＡＪを［ＡＣ３と訂正する。［４］　同上第８頁第９行目の行頭の「Ｑ、」を削除す
る。１５１　同上第１１頁＃Ｓ１１丁目及び第１９行目の全
文を削除し、下記の文を挿入する。「のために、大型にもミニサイズにも形成でき、更には
、大型サイズの場合、ガラス、セラミンク材等と比し、
非常に軽量にできる効果がある。」代理人　弁理士　石
　１）艮　七

Claims

【特許請求の範囲】

（１）透光性材質と表面絶縁性金属構体とで発光空間を
気密形成し、上記表面絶縁性金属構体の面積を透光性材
質の透光部面積程度以上占めて成る異形形状光源。
（２）透光性材質はガラスで構成され、表面絶縁性金属
構体は少なくともＦｅ、Ｃｒ又はＡｌを含み、熱膨張係
数が略ガラスと同等の材質にて構成され、透光性材質と
表面絶縁性金属構体とをガラスフリットにより気密封着
した請求項１記載の異形形状光源。
（３）発光は放電発光とした請求項１記載の異形形状光
源。
（４）屈曲又は並列放電路を有し、放電路のセパレーシ
ョンは表面絶縁性金属構体でなされている請求項３記載
の異形形状光源。
（５）表面絶縁性金属構体の表面に更にＴｉＯ＿２又は
ＳｉＯ＿２を被着した異形形状光源。
（６）透光性材質と表面絶縁性金属構体とで構成され、
透光性材質の発光面の大きさに比して厚みは十分小さく
形成され、且つ低圧放電発光により発光せしめた異形形
状光源。