JP3124181U - 高圧放電ランプ - Google Patents

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柿坂 俊介
吉田 雅人
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Abstract

【課題】外管の端部に接着剤を介して口金が取り付けられたランプにおいて、外管のうち、接着剤の付着部分が口金の外部に位置するような構造であっても外観品質が損なわれるのを防止する。
【解決手段】透明な外管2と、この外管2の端部に接着剤を介して取り付けられた口金5とを備えている。接着剤の一部は外管2の内面に付着し、かつ外管2のうち、接着剤が付着している部分は口金5の外部に位置している。外管2のうち、接着剤が存在する領域には、不透明な膜6が形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は高圧放電ランプに関する。
近時、店舗等のスポットライトで使用される光源として、ハロゲン電球に代えて高効率で、長寿命な高圧放電ランプ、例えばメタルハライドランプが提案されている。特に、メタルハライドランプの中でも外囲器が透光性セラミックから構成されている発光管を用いたセラミックメタルハライドランプは、例えば消費電力が20Wや35Wのもので、発光管が非常にコンパクト(例えば最大外径4mm〜6mm、全長25mm〜35mm)でありながらハロゲン電球の約1/3の消費電力で同等の明るさを得ることができ、その代替ランプとして極めて適している。
具体的な構成としては、一端部が閉塞され、かつ他端部がピンチシール法によって封止された外管と、この外管の内部に収納された発光管と、外管の他端部に取り付けられた口金とを備えたものが提案されている(例えば特許文献1の図6参照)。この口金には、外管の他端部が挿入されるための凹部が形成されている。口金は、その凹部が外管の他端部にはめ込まれ、接着剤を介して固着される。
特開平11−096973号公報
ところで、この種のスポットライト用照明では、例えば小さな空間に展示された商品の照明等が想定され、よりコンパクトな照明器具、すなわちよりコンパクトなランプが求められる。したがって、ランプの長手方向および短手方向の寸法の一層の短縮化が要求されている。
そこで、特に短手方向の短縮化のための具現策として、口金に上記したような外管を保持するための凹部を形成するのではなく、その凹部の外壁を取り払ったような形状、すなわち外面に段差部のみが形成され、外管のうち、接着剤が付着している部分が口金の外部に位置し、露出したような状態になるものが提案されている。これにより、口金の外壁の厚み分の寸法を小さくすることができる。
しかし、このような構造をとると、外管が透明であるため、外管への接着剤の付着面が露呈することになり、外観品質が損なわれるという問題が起こる。
本考案は、このような問題を解決するためになされたもので、上記したような口金構造を採用した場合であっても、外観品質が損なわれるのを防止することができる高圧放電ランプを提供することを目的とする。
本考案に係る高圧放電ランプは、透明な外管と、この外管の端部に接着剤を介して取り付けられた口金とを備え、前記接着剤の一部は前記外管の内面に付着し、かつ前記外管のうち、前記接着剤が付着している部分は前記口金の外部に位置しており、前記外管のうち、前記接着剤が存在する領域に不透明な膜が形成されているという構成を有している。
なお、ここで言う「不透明」とは、上記した本考案の目的に鑑み、外管のうち、膜が形成された領域において目視上、その外管の内部が実質的に見えない程度であればよい。
本考案は、外観品質が損なわれるのを防止することができる高圧放電ランプを提供することができるものである。
以下、本考案の最良な実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1に示すように、本考案の実施の形態である定格電力70Wのメタルハライドランプ1は、全長が100mm〜110mm、例えば105mmであり、外管2と、この外管2内に配置された内管3と、この内管3の内部に配置された発光管4と、外管2の端部に取り付けられた口金5とを備えている。
外管2は、一端部に例えば略半球状の閉塞部を有し、かつ他端部に開口部を有しており、一端部を除く直管状の部分が略円筒状の硬質ガラスからなる。外管2の内部は大気雰囲気である。
また、外管2の外面には、アルミナ−シリカ系の耐熱塗料が外管2の開口端から例えば15mmの位置まで浸漬塗布された不透明な白色の膜6が形成されている。耐熱塗料の耐熱温度は、外管2の材質である硬質ガラスの歪点(約490℃)以上である。また、この膜6は、非導電性であることから、万一ランプ破損時等に異常放電を起こした場合でも、電位がかかることはない。この膜6は、後述するように外管2の他端部に口金5が接着剤を介して取り付けられるに当たり、接着剤が存在する領域、少なくとも外管2の内面にその接着剤が付着している領域に形成されており、外部から接着剤が実質的に見えないようにしている。ここで言う「実質的」とは、見る方向によっては接着剤が見える場合も含む。
なお、膜6を形成する手段として、塗料を浸漬塗布する以外にも、例えばスプレーによる吹き付けであってもよい。
内管3は、一端部に排気管(図示せず)の残部であるチップオフ部を有し、かつ他端部に公知のピンチシール法によって圧潰封止された封止部(図示せず)を有しており、直管状の部分が略円筒状のUVカット機能付きの石英ガラス(歪点1070℃)からなる。また、内管3の内部は気密性が保たれており、真空状態または例えば窒素ガス等の不活性ガスが封入されている。図1に示す例では、内管3の内部には窒素ガスが封入されている。このときのガス圧力は25℃雰囲気で20kPa以上とすることが好ましい。これにより、窒素ガスが内管3の内部(内管3と発光管4との間の空間)を対流するので、発光管4が過度に高温となるのを防止することができ、発光管4内に封入された後述する発光金属の蒸気圧を適正に保つことができる。
なお、内管3の構造として、一端部にチップオフ部を有し、かつ他端部に封止部を有しているものを例示したが、これに限らず両端部が圧潰封止によって封止された構造を有していてもよい。
発光管4は、例えば多結晶アルミナの透光性セラミックからなり、本管部7とこの本管部7の両端部に形成された細管部8とを有する。図1に示す例では、本管部7と細管部8とを一体成形によって形成されたものを用いている。しかし、その形状や構造において図1に示すものに限らず、例えば本管部と細管部とがそれぞれ別個に成形された後、焼きばめによって一体化されたものを用いてもよく、公知の種々の形状や構造の発光管を用いることができる。
本管部7内には、一対の電極(図示せず)が配置されており、かつ金属ハロゲン化物、希ガスおよび水銀がそれぞれ所定量封入される。金属ハロゲン化物としては、ヨウ化ナトリウムやヨウ化ジスプロシウム等が用いられている。電極間の距離は例えば4.0mm〜7.0mmである。
細管部8内には、先端部に電極が取り付けられた電極導入体9が挿入され、本管部7とは反対側の端部においてフリットからなるシール材10によって封着されている。
電極導入体9の端部のうち、電極とは反対側の端部は、それぞれ細管部8の端部から外部に導出しており、電力供給線11a,11bに接続されている。電力供給線11a,11bは封止部に封止された一対の金属箔(図示せず)を介して一対の外部リード線(図示せず)にそれぞれ接続されている。そして、一方の外部リード線は後述する口金5のシェル部12に、他方の外部リード線は後述する口金5のアイレット部13にそれぞれ接続されている。
口金5は、例えばステアタイト等のセラミックからなる口金本体部14と、器具側のソケット(図示せず)に挿入され、電気的に接続されるE形の口金接続部15とを有している。
口金本体部14には、その外周に、外管2の開口側の端面が当てられ、かつこの口金5を接着剤(図示せず)を介して外管2に固着するため固着部16が形成されている。この固着部16において、外管2の端面が当てられる部分は、平らな板状になっている。ただし、外管2の端面と固着部16との間には前記接着剤が介在している場合がある。この口金5では、コンパクト性を重視すべく、従来のもののような外管2を保持するための凹部を形成するのではなく、その凹部の外壁を取り払ったような形状を有し、外管2のうち、接着剤が付着している部分が口金5の外部に位置し、露出したような状態になる。
口金接続部15は、シェル部12とアイレット部13とを有している。
なお、使用できる口金5としては、図1に示す例に限らず、公知の種々の材料、形状および構造のものを用いることができ、例えば口金接続部にはE形以外に、ピン状のPG形やG形等のものも用いることができる。
以上の本考案の実施の形態に係るメタルハライドランプの構成によれば、外管2のうち、接着剤が付着している部分が口金5の外部に位置し、露出したような状態になり、外管2が透明であるので本来であれば接着剤の付着状態が露呈し、決して見栄えのよいものではないが、その領域に不透明な膜6を形成しているので、このような外観品質が損なわれるのを防止することができる。
本考案は、外観品質が損なわれるのを防止することを要求される用途にも適用することができる。
本考案の実施の形態であるメタルハライドランプの正面図
符号の説明
1 メタルハライドランプ
2 外管
3 内管
4 発光管
5 口金
6 膜
7 本管部
8 細管部
9 電極導入体
10 シール材
11a,11b 電力供給線
12 シェル部
13 アイレット部
14 口金本体部
15 口金接続部
16 固着部

Claims (1)

  1. 透明な外管と、この外管の端部に接着剤を介して取り付けられた口金とを備え、
    前記接着剤の一部は前記外管の内面に付着し、かつ前記外管のうち、前記接着剤が付着している部分は前記口金の外部に位置しており、
    前記外管のうち、前記接着剤が存在する領域に不透明な膜が形成されていることを特徴とする高圧放電ランプ。
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