JPH01206533A - 回路しや断器の電動操作装置 - Google Patents

回路しや断器の電動操作装置

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JPH01206533A
JPH01206533A JP2919188A JP2919188A JPH01206533A JP H01206533 A JPH01206533 A JP H01206533A JP 2919188 A JP2919188 A JP 2919188A JP 2919188 A JP2919188 A JP 2919188A JP H01206533 A JPH01206533 A JP H01206533A
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Yukio Kurihara
幸男 栗原
Yoshitake Araki
荒木 芳武
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、可逆モータを駆動源とし、この可逆モータの
正逆回転を移動体の往復移動に変換して回路しゃ断器の
ハンドルを操作するようにした回路しゃ断器の電動操作
装置に関する。
(従来の技術) 6I逆モータを駆動源とし、この可逆モータの正逆回転
を移動体の往復直線運動に変換して、回路しゃ断器のハ
ンドルを操作する装置は、従来より知られている。この
可逆モータを駆動源とした電動操作装置には、上記移動
体の往復移動により直接ハンドルを動かすように構成し
たものもあるが、また移動体とは別に操作体を設け、こ
の操作体の往復移動により、ハンドルを動かすように構
成したものもある。
この操作体によりハンドルを操作するものでは、操作体
に弾性体たる圧縮コイルばねを連結しておき、移動体の
往序動時に、この移動体により操作体を押圧移動させて
ハンドルをオン位置からオフ位置へと操作すると共に、
圧縮コイルばねを押し縮めて弾発力を蓄勢させる。然る
後、移動体は直ちに反転して復移動する一方、操作体は
係止部材に係止されて、そのままハンドルをオフ位置に
留め置き、外部からのオン指令信号の人力に備える。
そして、外部からオン指令信号が与えられると、電磁石
により、係止解除機構を動作させて、係止部材による操
作体の係止を解除し、これにて操作体が圧縮コイルばね
の蓄勢弾発力により高速度で移動して、ハンドルを迅速
にオフ位置からオン位置に操作する、という構成になっ
ている。
(発明が解決しようとする課題) このように、ハンドルのオン操作を圧縮コイルばねの蓄
勢弾発力を利用して行う電動操作装置では、オン指令信
号に対し迅速に動作するので、いわゆる応答性に優れる
しかし、係止部材による操作体の係止を解除する場合、
両番間には圧縮コイルばねの大きな弾発力に基づく大き
な摩擦力が作用するため、この人なる摩擦力に抗して係
止解除動作を行うには、電磁石としては大出力のものを
使用せねばならず、そのため電磁石が大形になって、電
動操作装置全体が大形になってしまうという問題があっ
た。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目
的は、移動体の他に操作体を設け、回路しゃ断器のハン
ドルのいわゆるオン操作を、操作体を付勢する弾性体の
蓄勢弾発力により行うものにあって、操作体を係止する
係止部材の係止解除を移動体により行うことができ、そ
の係止解除のための電磁石を別途必要とせず、全体の小
形化を図ることができる回路しゃ断器の電動操作装置を
提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の回路しゃ断器の伝動謹作装置は、可逆モータの
正逆回転を移動体の往復移動に変換する回転運動−直線
運動変換機構を設け、回路しゃ断器の接触子間を開放及
び閉成するためのハンドルに連結され、前記移動体の往
移動時に、この移動体により移動されてハンドルを接触
子間が開放する位置へと動かす操作体を設け、この操作
体の移動により弾発力を蓄勢する弾性体を設け、この弾
性体の弾発力蓄勢後における前記移動体の原位置への復
移動にも拘らず、前記操作体を係+)、 シて接触子間
が開放した状態に留める係止部材を設けてなる。
そして、前記移動体を原位置より更に復移動方向に移動
させることにより、前記操作体に対する係上部材の係止
を解除する解除機構を動作させ、その係止解除により、
前記操作体を弾性体の蓄勢弾発力により移動させて、前
記ハンドルを接触子間が閉成する位置に動かす構成とし
ている。
(作用) ハンドルを接触子間が開放する位置に動かした後、その
状態に留めるべく、操作体が係止部材により係止され、
移動体だけが原位置に復帰する。
この状態で、可逆モータが起動して移動体が原位置から
更に復帰方向に移動すると、この移動体の移動により解
除機構が動作され、操作体に対する係止部材の係止が解
除される。すると、操作体か弾性体の蓄勢弾発力により
高速で移動し、ハンドルを接触子間が閉成する位置に動
かす。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図乃至第7図に基づいて説
明する。
まず第7図は回路しゃ断器をそれ単独で示しており、こ
の第7図により回路しゃ断器1のfM成を説明するに、
2は絶縁材からなるケースで、図示上面にカバー3が取
着され、また内底部には固定接触子4が設けられている
。5は一端部がケース2に設けられた回動軸6に回動可
能に支持された可動アームで、これの他端部に可動接触
子7が設けられており、この可動接触子7は可動アーム
5の回動により固定接触子4に対し接離する。3はハン
ドルで、先端部がケース2に設けられた輔9により(m
動可能に支持され、その把手部8aがカバー3に形成さ
れた孔3aを貫通して外方に突出している。10はハン
ドル8の操作に連動して可動接触子7を固定接触子4に
対し接離させるための開閉機構で、これはキャッチ11
と、トグルリンク機構を構成する第1のリンク12、第
2のリンク13及び引張コイルばね14と、ラッチ15
とからなる。そのうち、キャッチ11はケース2に設け
られ−た軸16により回動可能に支持され、その先端部
がラッチ15に係脱可能になっている。
このラッチ15は、常にはキャッチ11の先端部を係1
ヒした状態になっており、引外し装置17が過電流を検
知して動作したときにキャッチ11の係止を解除するよ
うになっている。また第1のリンク12は、その一端部
がキャッチ11にピン18により回動可能に連結されて
いると共に、他端部がピン19を介して第2のリンク1
3の一端部に回動可能に連結されており、また第2のリ
ンク13の他端部はピン20を介して可動アーム5に回
動i+5能:ど連結されている。そして、第1のリンク
12は、これに立設された衝止ビン21がキャッチ11
の外縁に衝止されることによって矢印A方向への回動が
阻止される。また引張コイルばね14はピン19とハン
ドル8の把手部8a近くに設けられたピン22との間に
掛は渡され、第1のリンク12と第2のリンク13とを
連結するピン19を矢印B方向へ付勢しており、これに
よりキャッチ35を可動アーム25が開離方向(反矢印
C方向)へ回動するように矢印り方向に付勢している。
更に、ハンドル8には受は金23が固定されており、こ
れはキャッチ11がラッチ15による係止から解放され
て矢印り方向へ回動されたとき、キャッチ11の突部1
1aを衝止してキャッチ11の矢印り方向への回動を阻
止するようになっている。
上記構成の回路しゃ断器1において、ハンドル8が矢印
E方向へ回動操作された第7図のオン状態においては、
上述した様にキャッチ11の先端部がラッチ15に係止
され、且つ、第1のリンク12が引張コイルばね14の
ばね力により矢印入方向へ回動付勢されて衝止ピン21
をキャッチ11の縁部に当接させた位置で停止している
ので、第2のリンク13が可動アーム5を矢印C方向へ
回動させて可動接触子7を固定接触子4に1妾触(開成
)させている。
次に、ハンドル8を反矢印E方向に回動操作して第7図
に示すオフ位置にセットすると、ノーンドル8の序動即
ちピン22の移動に伴って、このピン22とピン19を
結ぶ線がピン18を越えてキャッチ11の先端部側に移
動するので、引張コイルばね14が第1のリンク12を
反矢印A方向へ回動付勢させ、これにより第2のリンク
13が可動アーム5を反矢印C方向へ回動させて可動接
触子7を固定接触子4から開離(開放)せしめる。
第7図のオン状態から引外し装置17が動作すると、前
述した通りラッチ15がキャッチ11の先端部の係止を
解除するので、キャッチ11及び第1のリンク12は引
張コイルばね14の付勢力により輔16を中心にして一
体的に矢印り方向へ回動され、第2のリンク13を介し
て可動アーム5を反矢印C方向へ回動させ、可動接触子
7を固定接触子4から開離させる。一方、上記第1のリ
ンク12の矢印り方向への回動に伴ってハンドル8には
引張コイルばね14の付勢力により軸9を支点とした反
矢印E方向への回動付勢力が作用するので、これにより
ハンドル8が反矢印E方向へ回動されて第7図に示すト
リップ位置に移動する。
以上のようにして引外し装置17が動作して可動接触子
7が固定接触子4から開離した場合、/1ンドル8をト
リップ位置から反矢印E方向に回動操作して、オフ位置
を超えたリセット位置に至らしめると、受は金23がキ
ャッチ11の突部11aに当接して、このキャッチ11
を反矢印り方向へ回動させ、これによりその先端部がラ
ッチ15を通過する。その後、ハンドル8を矢印E方向
へ回動させてオン位置に復帰させると、キャッチ11の
先端部がラッチ15に係止され、全てが第7図に示すオ
ン状態に復帰する。
以上のような回路しゃ断器1のハンドル8を操作するた
めの電動操作装置24は第1図及び第2図に示されてお
り、以下にこの電動操作装置24につき説明する。25
は回路しゃ断器1のケース2上に取付けられたケースで
、これの上面はカバー26により覆われている。27は
ケース25の内底部に固定されたサポートで、このサポ
ート27は互いに直交する縦壁部27a、27bを何し
ており、そのうち一方の縦壁部27aには電動操作装置
24の駆動源たる直流可逆モータ28が取付けられてい
る。また、他方の縦壁部27bとこの縦壁部27bに対
向するようにしてケース25の内底部に固定された支持
枠29との間には上下一対のガイドシャフト30.30
が度付けられており、このガイドシャフト30.30に
移動体31が摺動可能に支持されている。
32は可逆モータ28の回転を減速し且つその回転運動
を移動体31の直線運動に変換する回転運動−直線運動
変換機構で、これは、第3図にも示すように、外周に雄
ねじ33aを形成した小径側ねじ棒33と、このねじ棒
33の外径よりも大なる内径を有し■つ内周に雄ねじ3
3aと同一ピッチの雌ねじ34aを形成したナツト34
とからなり、そのうちナツト34はボールベアリング3
5のインナーレースの内周に雌ねじを形成することによ
って1.+4成されている。そして、そのボールベアリ
ング35のアウターレース36を移動体31内に嵌着す
ることにより、ナツト34を移動体31に回転可能に取
付けている。また、小径側ねじ棒33はナツト34(こ
内接して雄ねじ33aが雌ねじ34aに螺合するように
このナツト34内を貫通しており、一端側が前記サポー
ト27の他方の縦壁部27bに軸受(図示せず)により
回転可能に支持されている。そして、互いに直交する小
径側ねじ棒33の一端部と可逆モータ28の回転軸28
aとに大小径の異なる傘歯車37.38を取付けて、可
逆モータ28の回転をこれら雨傘歯車37.38により
略1/2に落として小径側ねじ棒33に伝達するように
している。尚、第3図中、39.40は移動体31に前
記ボールベアリング35の両側に位置するようにしてB
、1された一対のボールベアリングで、これは小径側ね
じ棒33の撓みを防止して、その雄ねじ33aとナツト
34の雌ねじ34aとの螺合が外れることを防止するた
めのものである。
ここで、上記構成の回転運動−直線運動変換機構24の
原理について説明する。即ち、小径側ねし[I33が可
逆モータ28により回転されると、雄ねじ33aと雌ね
じ34aとの摩擦力がナツト34とアウターレース36
との間の回転抵抗よりも大きい場合、雄ねじ33aと雌
ねじ34aとの摩擦力によりナツト34も回転する。こ
のとき、小径側ねじ棒33の径寸法をDlとし、ナツト
34の径寸法をDlとすると、小径側ねじ棒33の1回
転当り、ナツト34は(DI/D2)だけ回転する。従
って、ナツト34は、小径側ねじ棒33の1回転当り[
1−(DI / Dl ) ]だけ相対的に回転したこ
ととなる。このとき、小径側ねじ棒33は軸方向には移
動しないようになっているので、ナツト34を取付けた
移動体31が[pX(1−D !/ D 2 ) ]分
だけ軸方向に直線運動するようになる(但し、pはねじ
の1ピツチ二である)。
41は前記移動体31の直線運動に基づいて前記回路し
ゃ断器1のハンドル8を操作するためのキ作機購で、こ
れは移動体31が矢印F方向に移動する際にこの移動体
31に押圧されて同方向に移動される操作体42と、こ
の操作体42の矢印F方向の移動により圧縮されてばね
力を蓄勢する弾性体としての圧縮コイルばね43とを備
えている。」−記操作体42は、前記一対のガイドシャ
フト30に摺動可能に支持されており、その−側部には
矩形孔44を何する連結部42’aが突設されている。
この連結部42aの矩形孔44内にはハンドル8の先端
部分が挿入されており、これにて操作体42の矢印F方
向及び反矢印F方向の移動によってハンドル8が回動操
作されるようになっている。この場合、操作体42が第
1図に「ON」、rOFFJ、rTRI PJ及びrR
EsETJの各位置にあるとき、ハンドル8はオン、オ
フ、トリップ及びリセットの各位置に存するようになっ
ている。この場合、操作体42がroFFJ位置にセッ
トされたときには、実際には、ハンドル8が「オフ」位
置よりもやや「オン」側に位置するようにして、rOF
FJ位置では前記キャッチ11の先端部が確実にラッチ
15に係止された状態となるようにしている。そして、
移動体3工は、後述の説明から明らかとなるが、矢印F
方向に移動(復移動)する際には、操作体42をrRE
SETJ位置まで移動させ、この後、反転して反矢II
I F方向に復移動するようになっている。一方、前記
圧縮コイルばね43は、その一端側が前記支持枠29に
ピン45により回動可能に支持されたばね座46に保t
41され、他端側が前記操作体42にピン47により回
動可能に支持されたばね座48に保持されている。そし
て、この圧縮コイルばね43は、移動体31が操作体4
2をrRESET」位置まで移動させた後、反矢印F方
向に復移動する際、蓄勢した弾発力によって操作体42
を移動体31の復移動に追従させて反矢印F方向に移動
させるが、操作体42は、roFFJ位置に到達した時
点で、係止部材としてのラッチレバー49に係止されて
、その位置で停止するようになっている。このラッチレ
バー49は、ケース25の内底部にピン50により回動
可能に支Ujされて、ねじりコイルばね51により矢印
G方向に回動付勢されており、操作体42が矢印F方向
に移動する際には、そのねじりコイルばね51の弾発力
に抗して反矢印G方向に回動して操作体42の通過を許
容し、操作体42がrRESETJ位置がら反矢印F方
向に移動すると、一端側の段部49aにより、操作体4
2を係止してrOFFJ位置に停止させるものである。
52は前記ケース25の内底部にピン53により回動可
能に支持された解除レバーで、これは操作体42に対す
るラッチレバー49の係止を解除する解除機構を構成す
るもので、その一端部はラッチレバー49の他端側下部
に位置きれ、他端部は移動体31に対向している。そし
て、移動体31が第1図にHPで示す原位置から反矢印
F方向に移動すると、この移動体31により矢印H方向
に回動されて、ラッチレバー49をねじりコイルばね5
1のばね力に抗して反矢印G方向に回動させ、これにて
ラッチレバー49による操作体42の係止を解除させる
ようになっている。
上記構成において、可逆モータ28をiE、逆回転させ
るための電気的回路構成は第6図に示されている。この
第6図゛において、54は直流電源回路、55は定電圧
回路、56〜59は可逆モータ28の正転回路及び逆転
回路を形成するためのトランジスタ、60及び61は夫
々l・ランジスタ56及び57をオンオフさせるための
駆動用トランジスタである。また、62はトランジスタ
58〜61のオンオフを制御するための制御回路で、こ
れはサイリスタ63.64と、オフ指令信号S1を受け
るとサイリスタ63にゲートトリガ電流を供給してオン
させるオフ操作用制御回路65と、オン指令信号S2を
受けるとサイリスタ64にゲートトリガ電流を供給して
オンさせるオン操作用制御回路66と、正転信号S3発
生用のトランジスタ67と、逆転信号84発生用のトラ
ンジスタ68と、移動体31及び操作体42の移動によ
り切替動作されるマイクロスイッチ69及び70とから
なる。上記マイクロスイッチ69及び70は、第2図に
示すように、前記サポート27の縦壁部27bの上端と
支19砕29の上端部との間に取付けられた台板71の
両側に位置して設けられている。
そのうち、マイクロスイッチ69は、移動体31に突設
された抑圧子31aによって操作されるようになってお
り、移動体31が原位置HPにあって、抑圧子31aが
板ばね72を介してアクチュエータたる押釦69aを軽
く抑圧し或は板ばね72から離れている場合には、接片
c−b間が閉成した状態にあり、移動体31の抑圧子3
1aが板ばね72を介して押釦69aを強く押圧すると
、接片c−b間開成から接片C−a間開成に切替わるよ
うになっている。
一方、マイクロスイッチ7oは、操作体42にヒステリ
シス付与機構73を介して切替え操作されるようになっ
ている。即ち、このヒステリシス付与機構73は、第2
図に示すように、前記台板71に設けられたホルダー7
4に移動可能に保持され、圧縮コイルばね75により常
時矢印1方向に付勢されたスライダ76と、台板71上
にマイクロスイッチ70のアクチュエータたる押釦70
aを押圧する板ばね77と対向するようにしてピン78
に回動可能に支持されたレバー79と、このレバー79
に突設されたピン79aとスライダ76に突設されたピ
ン76aとの間に掛けられたトグル用引張コイルばね8
0とから構成されている。このヒステリシス付与機構7
3において、操作体42が第4図に示すようにrONJ
位置にある場合には、第5図に示すようにスライダ76
が圧縮コイルばね75により矢印1方向に移動されて、
そのピン76aがレバー79の回動支点たるピン78よ
りも矢印!方向側に位置していることにより、トグル用
引張コイルばね80がレバー79を矢印J方向に回動さ
せて板ばね77から離間させた状態にあり、このときマ
イクロスイッチ70は接片c−b間開成の状態にある。
そして、可逆モータ28の正転により操作体42が矢印
F方向に移動される際には、操作体42がスライダ76
に当接してこれを圧縮コイルばね75の弾発力に抗して
反矢印1方向に移動させ、操作体42が「REsETJ
位置に到達した時点で、スライダ76のピン76aがピ
ン78及び79aを結ぶ線よりも反矢印!方向側に位置
することにより、レバー79がトグル用引張コイルばね
80のばね力により反矢印J方向に瞬時に回動して板は
ね77を介して押釦70aを押圧し、これにてマイクロ
スイッチ70が接片C−a間開成に切替わって、後述す
るように可逆モータ28の逆転回路を形成するようにな
っている。この逆転回路の形成により、可逆モータ28
が逆転すると、移動体31が反矢印F方向に反転移動す
ることによって、操作体42もrOFFJ位置まで反矢
印F方向に移動するが、この場合、その操作体42の移
動に伴ってスライダ76が矢印1方向に移動しても、そ
のピン76aは依然としてピン78よりも反矢印1方向
側にあって、マイクロスイッチ70が接片C−a間を閉
成したままとなり、復帰動作しないようになっている。
そして、ラッチレバー49による操作体42の係止が解
除されて、操作体42が反矢印F方向に移動する際、r
OFFJ位置から矢印F方向側に成る距離だけ移動した
時点で、スライダ76のピン76aがピン78及び79
aを結ぶ線よりも矢印1方向側に位置するようになって
、レバー79が矢印J方向に瞬時に回動して板ばね77
から離れ、これにてマイクロスイッチ70が接片c−a
間閉成から接片c−b間開成に切換るようになっている
。従って、マイクロスイッチ70は、操作体42が矢印
F方向に移動する場合には、rRESETJ位置で切替
わり動作し、反矢印F方向に移動する場合には、rOF
FJ位置よりも更に「ON」位置側に移動した時点で切
替わり動作するようにヒステリシスが与えられた状態に
なっている。
次に上記構成の作用を説明する。今、第4図に示すよう
に操作体42が圧縮コイルばね43のばね力により「O
N」位置に押し戻されて、原位置HPにある移動体31
に当接した状態にあるものとする。この状態では、移動
体31の押圧子31aは板ばね72に軽く接触した状態
にあり、マイクロスイッチ69は接片c−b間を閉成し
た状態にある。また、第5図に示すようにレバー79が
矢印J方向に回動して阪ばね77から離れた状態にあり
、マイクロスイッチ70は接片c−b間を閉成した状態
にある。この状態で、遠隔操作により、オフ操作用制御
回路65にオフ指令信号S1を人力すると、サイリスタ
63にゲートトリガ電流が流れる。このため、サイリス
タ63がオンし、その結果、トランジスタ67がオンし
て正転信号S3を出力する。この正転信号S3により、
トランジスタ59がオンすると共に、トランジスタ60
がオンしてトランジスタ56をオンさせるため、第6図
に矢印にで示す正転回路が形成され、可逆モータ28が
正方向(移動体31を矢印F方向に移動させる方向)に
回転する。この可逆モータ28の回転は、傘歯車37.
38により減速されて小径側ねじ捧33に伝達され、且
つそのねじ棒33の回転がナツト34に減速されて伝達
されるようになるため、小径側ねじ棒33かかなり高速
度で回転していても、その回転は移動体33の比較的緩
慢な直線運動に衣換される。
さて、上記のようにして移動体33が矢印F方向に復移
動し始めると、操作体42が移動体31により押圧され
て圧縮コイルばね43を押し縮めながら矢印F方向に移
動する。そして、操作体42がrOFFJ位置を通過し
てrREsETJ位置に到達すると、ヒステリシス機構
73のレバー79がトグル用引張コイルばね80のばね
力により瞬時に反矢印J方向に回動して板ばね77を介
して押釦70aを押圧するため、マイクロスイッチ70
が接片c−b間閉成から接片C−a間開成に切替わる。
すると、トランジスタ67がオフしサイリスタ63もオ
フするため、正転回路Kが断路される一方、マイクロス
イッチ70の接片C−3間開成によりトランジスタ68
がオンして逆転信号S4を発するため、トランジスタ5
8がオンすると共に、トランジスタ61がオンしてトラ
ンジスタ57をオンさせるため、第6図に矢印りで示す
逆転回路が形成され、これにて可逆モータ28が逆転す
る。従って、移動体31は操作体42をrRESETJ
位置に到達させた後、直ちに反転して反矢印F方向に復
移動する。そして、この移動体31の復移動に追従する
ようにして操作体42も反矢印F方向に移動するが、そ
の操作体42はrOFFJ位置に到達した時点で第1図
に示すようにラッチレバー49の段部49aに係止され
て同位置に停止する。その後も移動体31は反矢印F方
向に移動し続けるが、操作体42が[0FFJ位置に停
止したことにより、移動体31には圧縮コイルばね43
のばねカが及ばなくなる。
すると、小径側ねじ棒33の雄ねじ33aとナツト34
の雌ねじ34aとの間の摩擦力に基づ(回転伝達トルク
がごく小さくなって、ナツト34とアウターレース36
との間の転がり摩擦力に基づくナツト34の回転抵抗ト
ルクよりも小となるため、ナツト34がアウターレース
36に対し回転しないようになる。このようにしてナツ
ト34の回転が停止すると、小径側ねじ棒33の1回転
当りナツト34(移動体31)はねじの1ピツチ量だけ
移動するようになり、移動体31は矢印F方向側に復移
動する場合に比べて、高速度で反矢印F方向に復移動す
るようになる。そして、移動体3工が原位置HPをほん
の僅か反矢印F方向に移動した時点で、抑圧子31aが
板ばね72を介して押釦69aを強く押圧するため、マ
イクロスイッチ69が接片c−b間開成から接片e−a
間開成に切替わる。すると、トランジスタ68がオフす
るため、逆転回路りが断路され、可逆モータ28が停止
する。その結果、移動体31は第1図及び第2図に示す
ように略原位置HPで停止することとなる。尚、回路し
ゃ断器1の引外し装置17が動作してハンドル8がトリ
ップ位置に位置していた場合には、操作体42が当初r
TRI PJ位置にあって移動体31から離れているだ
けで、各部材の動作は上記したと同様であり、そして操
作体42がrRESETJ位置に至ったところで回路し
やtlislのキャッチ11がラッチ15に係止され得
る状態となるものである。
さて、以上のようにして移動体31が原位置HPに復帰
した状態で、遠隔操作により、オン操作用制御回路66
にオン指令信号S2を入力すると、サイリスタ64にゲ
ートトリガ電流が流れる。このため、サイリスタ64が
オンし、その結果、トランジスタ68がオンして逆転信
号S4を出力する。この逆転信号S4により、トランジ
スタ58がオンすると共に、トランジスタ61がオンし
てトランジスタ57をオンさせるため、第6図に矢印り
で示す逆転回路が形成され、可逆モータ28が逆方向(
移動体31を反矢印F方向に移動させる方向)に回転す
る。すると、移動体31がその押圧子31aにより板ば
ね72を介して押釦69aを押圧したままの状態で原位
置HPから反矢印F方向に移動し、そして解除レバー5
2を矢印H方向に回動させる。このため、ラッチレバー
49がねじりコイルばね51のばね力に抗して反矢印G
方向に回動し、操作体42の係止を解除する。
すると、操作体42は圧縮コイルばね43のばね力によ
り、反矢印F方向に高速で移動する。これにより、ヒス
テリシス付与機構73のスライダ76が圧縮コイルばね
75のばね力により矢印1方向に移動され、そしてトグ
ル用引張コイルばね80によりレバー79を瞬時に矢印
J方向に回動させて板ばね77から離反させる。すると
、マイクロスイッチ70が接片C−a閉成から接片c 
−b開閉成に切替わるため、トランジスタ68がオフし
サイリスタ64もオフするため、逆転回路りが断路され
る一方、マイクロスイッチ77の接片C−す開閉成(こ
のときマイクロスイッチ69は接片C−a間を閉成して
いる)によりトランジスタ67がオンして正転信号S3
を発するため、前述したと同様にして正転回路Kが形成
され、これにて可逆モータ28が正転する。従って、移
動体31は直ちに反転して矢印F方向に移動し、そして
原位置HPに復帰したところで、マイクロスイッチ69
が接片C−a間開成から接片c−b間開成に切替わるた
め、前述したと同様にして逆転回路りが断路され、移動
体31が原位置HPで停止する。従って、圧縮コイルば
ね43により反矢印F方向に移動された操作体42は第
4図に示すように「ON」位置で停止することとなる。
このように本実施例によれば、オン指令信号S2が入力
されると、可逆モータ28を逆転させて、原位置HPに
ある移動体31を更に反矢印F方向に移動させ、これに
より解除レバー52を回動させて操作体42に対するラ
ッチレバー49の係止を解除するようにしたので、その
ような解除動作を行わせる電磁石が不要となり、それだ
け電動操作装置24が小形に構成することができる。
また、本実施例のような回転運動−直線運動変換機構3
2を用いれば、操作体42をrOFFJ位置に残したま
ま、移動体31が単独で原位置HPに復帰する際、ナツ
ト34に圧縮コイルばね43のばね力が作用しなくなっ
て、ナツト34が回転しないようになるので、移動体3
1を高速度で復移動させることができる。従って、ハン
ドル8をオフ位置にセットした後は、接触子4.7間を
接触状態にさせるためのオン指令指令S2が何時入力さ
れても良いように、迅速に移動体31を原位置HPに復
帰させることができるという実用上澄れた効果を得るこ
とができる。
第8図は(コに作体42に対するラッチレバー49の係
止を解除する解除機構の他の実施例を示すもので、これ
はラッチレバー49の他端側に略り字状の摺動受部49
bを形設する一方、移動体31にこの摺動受部49bの
下面に摺接する突子31bを突設し、そして移動体31
が原位置HPから反矢印F方向に移動する際、突子31
bが)u動受部49bを押し上げるように摺動すること
により、ラッチレバー49を二点鎖線で示すように反矢
印G方向に回動させて、操作体42に対する係止を解除
する(を成としたものである。
その他、本発明は」二記し且つ図面に示す実施例に限定
されるものではなく、例えば回転運動−直線運動変換機
構としては、周知のボールねじ機構から構成しても良い
など、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施す
ることができるものである。
[発明の効果コ 以上の説明から明らかなように本発明によれば、移動体
を原位置より更に復移動方向に移動させることにより、
操作体に対する係止部材の係止を解除する解除機構を動
作させ、その係止解除により、操作体を弾性体の蓄勢弾
発力により移動させる構成としたので、上記の係合解除
を行うための大形の電磁石が不要となり、それだけ装置
全体が小形になるという優れた効果を奏するものである
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は電動操作装置の縦断側面図、第2図は同横断平面
図、第3図は回転運動−直線運動変換機構の拡大断面図
、第4図は第1図とは異なる状態で示す電動操作装置の
縦断側面図、第5図は第4図の状態におけるマイクロス
イッチ操作用のヒステリシス付与機構部分の拡大平面図
、第6図は電動操作装置の電気回路構成図、第7図は回
路しゃ断器の部分縦断側面図であり、第8図は本発明の
他の実施例を示す係止解除機構部分の部分縦断側面図で
ある。 図中、1は回路しゃ断器、8はハンドル、1−0は開閉
機構、24は電動操作装置、28は可逆モータ、31は
移動体、32は回転運動−直線運動変換機構、33は小
径側ねじ棒、34はナツト、41は操作機構、42は操
作体、43は圧縮コイルばね(弾性体)、49はラッチ
レバー(係止部材)、52は解除レバー(解除機構)、
69.70はマイクロスイッチ、49b、31bは摺動
受部、突子(解除機構)である。 出願人  株式会社  東  芝 第3図 ○N

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、可逆モータの正逆回転を移動体の往復移動に変換す
    る回転運動−直線運動変換機構と、回路しや断器の接触
    子間を開放及び閉成するためのハンドルに連結され、前
    記移動体の往移動時に、この移動体により移動されてハ
    ンドルを前記接触子間が開放する位置へと動かす操作体
    と、この操作体の移動により弾発力を蓄勢する弾性体と
    、この弾性体の弾発力蓄勢後における前記移動体の原位
    置への復移動にも拘らず、前記操作体を係止して前記接
    触子間が開放した状態に留める係止部材とを具備し、前
    記移動体を原位置より更に復移動方向に移動させること
    により、前記操作体に対する係止部材の係止を解除する
    解除機構を動作させ、その係止解除により、前記操作体
    を弾性体の蓄勢弾発力により移動させて、前記ハンドル
    を前記接触子間が閉成する位置に動かす構成としたこと
    を特徴とする回路しや断器の電動操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112216573A (zh) * 2020-10-30 2021-01-12 国网山东省电力公司成武县供电公司 一种自动分合闸高压跌落断路器

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57126148U (ja) * 1981-01-28 1982-08-06
JPS5963945U (ja) * 1982-10-22 1984-04-27 三菱電機株式会社 回路しや断器の操作装置

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