JPH01206171A - 湯水混合栓の弁装置 - Google Patents
湯水混合栓の弁装置Info
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- JPH01206171A JPH01206171A JP2935888A JP2935888A JPH01206171A JP H01206171 A JPH01206171 A JP H01206171A JP 2935888 A JP2935888 A JP 2935888A JP 2935888 A JP2935888 A JP 2935888A JP H01206171 A JPH01206171 A JP H01206171A
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Landscapes
- Multiple-Way Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、湯水混合栓に右ける弁装置、いわゆるサーモ
スタットミキシングバルブに関する。
スタットミキシングバルブに関する。
湯水混合栓の弁装置として、例えば実公昭61−430
29号公報に記載されているように、湯水混合栓の本体
内の内周部に湯流路と水流路を間隔をおいて設け、両流
路間の湯水混合栓本体の内周面に摺接する弁体を設けた
タイプのものがある。
29号公報に記載されているように、湯水混合栓の本体
内の内周部に湯流路と水流路を間隔をおいて設け、両流
路間の湯水混合栓本体の内周面に摺接する弁体を設けた
タイプのものがある。
このような構造を有する湯水混合栓の弁装置は、その操
作に際して、混合栓本体の内周面とこれに接する弁体の
外周部に設けたO IJソングの接触により、 (1)混合栓本体の内周面とこれに接する弁体の外周部
に設けた0リングとの接触摩擦抵抗が大きく、弁体の摺
動性が悪くなり、供給される湯や水の温度や圧力が急激
に変化した場合、弁体の移動が遅れて湯と水の混合比を
迅速に変化させることができず吐水の温度を設定温度に
保つことができない、(2)0!Iングの摩耗が激しい
ので、水密性を損なって湯と水の混合比に誤差を生じる
、 (3)弁体の摺動性をよくするためには、弁体の外周面
及びOリング部分にグリースを塗布する必要性があり、
このため塗布工程を要し、製造コストが高くなる上に、
グリースによる摺動性が永続的でない等の欠点がある。
作に際して、混合栓本体の内周面とこれに接する弁体の
外周部に設けたO IJソングの接触により、 (1)混合栓本体の内周面とこれに接する弁体の外周部
に設けた0リングとの接触摩擦抵抗が大きく、弁体の摺
動性が悪くなり、供給される湯や水の温度や圧力が急激
に変化した場合、弁体の移動が遅れて湯と水の混合比を
迅速に変化させることができず吐水の温度を設定温度に
保つことができない、(2)0!Iングの摩耗が激しい
ので、水密性を損なって湯と水の混合比に誤差を生じる
、 (3)弁体の摺動性をよくするためには、弁体の外周面
及びOリング部分にグリースを塗布する必要性があり、
このため塗布工程を要し、製造コストが高くなる上に、
グリースによる摺動性が永続的でない等の欠点がある。
本発明の目的は、湯水混合栓の弁装置における混合栓本
体の内周面とこれに接する弁体の接触摩擦抵抗が大きい
ことによる上記諸々の欠点を、その基本的構造を何等変
更することなく簡単に解消できる手段を見出すことにあ
る。
体の内周面とこれに接する弁体の接触摩擦抵抗が大きい
ことによる上記諸々の欠点を、その基本的構造を何等変
更することなく簡単に解消できる手段を見出すことにあ
る。
本発明は、湯水混合栓の本体(1)内の内周部に渦流路
(7)と水流路(5)を間隔をおいて設け、両流路間の
湯水混合栓本体(1)の内周面に摺接する弁体(8)を
設けた湯水混合栓の弁装置において、湯水混合栓本体(
1)の内周面と摺接する弁体(8)との少なくともいず
れか一方に、耐水性と摺動性を有する摺動部材層(16
)を設けたことによって上記目的を達成したものである
。
(7)と水流路(5)を間隔をおいて設け、両流路間の
湯水混合栓本体(1)の内周面に摺接する弁体(8)を
設けた湯水混合栓の弁装置において、湯水混合栓本体(
1)の内周面と摺接する弁体(8)との少なくともいず
れか一方に、耐水性と摺動性を有する摺動部材層(16
)を設けたことによって上記目的を達成したものである
。
この摺動部材層(16)を形成する材料としては、耐水
性があって且つ摺動性に優れた材料であれば、弗素含有
樹脂、ポリエチレン、ナイロン(登録商標)、ポリフェ
ニレンサルファイド(PPS)。
性があって且つ摺動性に優れた材料であれば、弗素含有
樹脂、ポリエチレン、ナイロン(登録商標)、ポリフェ
ニレンサルファイド(PPS)。
ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ボリアリレ
ー) (PAR)、 ポリエーテルサルフォン(PES
)等任意のものが使用できるが、とくに、摩擦係数が小
さい点から弗素含有樹脂が好適に使用できる。
ー) (PAR)、 ポリエーテルサルフォン(PES
)等任意のものが使用できるが、とくに、摩擦係数が小
さい点から弗素含有樹脂が好適に使用できる。
弗素含有樹脂としては、四弗化エチレン樹脂にポリイミ
ド樹脂、カーボン繊維、グラファイト等の充填材を加え
た組成物として使用するが、相手材の摩耗が少ないよう
に、相手材よりも軟らい充填材を用いる。
ド樹脂、カーボン繊維、グラファイト等の充填材を加え
た組成物として使用するが、相手材の摩耗が少ないよう
に、相手材よりも軟らい充填材を用いる。
さらに、湯水の混合状態による温度変化による膨張の点
から、その線膨張係数は0リングと近似した9、0X1
0−’/l:程度のものが好ましく、充填材の選択によ
って調整する。
から、その線膨張係数は0リングと近似した9、0X1
0−’/l:程度のものが好ましく、充填材の選択によ
って調整する。
摺動部材層(16)の形態としては、これらの摺動材を
その摺接面に塗布することも可能であるが、とくに耐摩
耗性9寸法精度1組立性等の点から弗素含有樹脂シート
を貼着したものが良い。弗素含有樹脂シートの取付けは
、貼着によるものが作業性の点から好ましく、その際、
シートの表面に金属ナトリウムのアンモニア液による化
学的処理を施し、弗素樹脂用の接着剤、例えばエポキシ
系の接着剤で接着することによって、基体と一体化し剥
離しない摺動性の良い部材層を得ることができる。
その摺接面に塗布することも可能であるが、とくに耐摩
耗性9寸法精度1組立性等の点から弗素含有樹脂シート
を貼着したものが良い。弗素含有樹脂シートの取付けは
、貼着によるものが作業性の点から好ましく、その際、
シートの表面に金属ナトリウムのアンモニア液による化
学的処理を施し、弗素樹脂用の接着剤、例えばエポキシ
系の接着剤で接着することによって、基体と一体化し剥
離しない摺動性の良い部材層を得ることができる。
摺動部材層(16)は、相手剤との接触部だけでなく、
その周辺部に亘って形成するのが良く、とくに、シート
材の場合には剥がれにくく、また貼着しやすいという利
点がある。
その周辺部に亘って形成するのが良く、とくに、シート
材の場合には剥がれにくく、また貼着しやすいという利
点がある。
第1図は本発明を適用した湯水混合栓の弁装置の全体構
成を示す。
成を示す。
同図を参照して、本体1内には第1隔壁2と第2隔壁3
によって、給水管4と連通ずる水流路5と、給湯管6と
連通する湯流路7が間隔をおいて設けられている。これ
らの水流路5と湯流路7は弁体8を介してそれぞれ水通
孔9と湯通孔lOから混合水流路11と連通されている
。
によって、給水管4と連通ずる水流路5と、給湯管6と
連通する湯流路7が間隔をおいて設けられている。これ
らの水流路5と湯流路7は弁体8を介してそれぞれ水通
孔9と湯通孔lOから混合水流路11と連通されている
。
12は本体1の水供給管側の突出部に回動自在にビス1
3により取付けられた温度設定用のハンドルを示す。ハ
ンドル12の回動は、給水管4の取付は側から混合水流
路Il内に位置するように回転可能に配置された操作部
筒体14に一体化されたスピンドル15から、操作部筒
体14の軸線方向への往復運動として伝達され、さらに
ハンドル12とは他側に設けられた弁体8の作動として
伝達される構造になっている。
3により取付けられた温度設定用のハンドルを示す。ハ
ンドル12の回動は、給水管4の取付は側から混合水流
路Il内に位置するように回転可能に配置された操作部
筒体14に一体化されたスピンドル15から、操作部筒
体14の軸線方向への往復運動として伝達され、さらに
ハンドル12とは他側に設けられた弁体8の作動として
伝達される構造になっている。
第2図は本発明の湯水混合栓の弁体部分を拡大して示す
断面図を示し、第3図は第2図の■−■線から見た断面
構造を示す図である。
断面図を示し、第3図は第2図の■−■線から見た断面
構造を示す図である。
この図において、16は弁装置の各部と摺接する本体の
内周面に設けられた摺動部材層を示し、0.1〜0.5
mm厚で、線膨張係数が貼着する相手材と路間−の弗素
含有樹脂シート材をその表面に貼付した構造を有する。
内周面に設けられた摺動部材層を示し、0.1〜0.5
mm厚で、線膨張係数が貼着する相手材と路間−の弗素
含有樹脂シート材をその表面に貼付した構造を有する。
同摺動部材層16は、本体1の環状座17に摺動可能に
装着され、所謂ワックスベレットからなる感温部18を
設け、内部を混合水の流路としたエレメントケースI9
と摺接する本体lの内周面、すなわち混合水流路11の
ガイド壁20の上端面と、それに対応する第2隔壁3の
突出端面と、弁体8の0リング21と摺接する第1隔壁
2の突出端面等に設けられている。このため、感温部1
8の熱膨張によって、ケース19端部に出入り自在に摺
動するピン22が、ケース19から押し出されて第2ス
プリング受け23(第1図)に当接し、この反作用によ
ってエレメントケース19をスムーズに摺動せしめるこ
とができる。
装着され、所謂ワックスベレットからなる感温部18を
設け、内部を混合水の流路としたエレメントケースI9
と摺接する本体lの内周面、すなわち混合水流路11の
ガイド壁20の上端面と、それに対応する第2隔壁3の
突出端面と、弁体8の0リング21と摺接する第1隔壁
2の突出端面等に設けられている。このため、感温部1
8の熱膨張によって、ケース19端部に出入り自在に摺
動するピン22が、ケース19から押し出されて第2ス
プリング受け23(第1図)に当接し、この反作用によ
ってエレメントケース19をスムーズに摺動せしめるこ
とができる。
また、0リング21と摺接する第1隔壁2の突出端面等
に設けられている摺動部材層16は、0リングの部分断
面を示す第4図に示すように、0リング21の外周の全
面に亘って設けられている。これによって、本体1に螺
着されるブッシング24と同ブッシング24に装着され
た湯弁塵25に連結された案内筒体26内の作動スプリ
ング27によりハンドル方向に付勢された弁体8の移動
を円滑なものとし、ハンドル操作による弁体8の作動の
応答を確実かつ迅速なものとすることができる。
に設けられている摺動部材層16は、0リングの部分断
面を示す第4図に示すように、0リング21の外周の全
面に亘って設けられている。これによって、本体1に螺
着されるブッシング24と同ブッシング24に装着され
た湯弁塵25に連結された案内筒体26内の作動スプリ
ング27によりハンドル方向に付勢された弁体8の移動
を円滑なものとし、ハンドル操作による弁体8の作動の
応答を確実かつ迅速なものとすることができる。
すなわち、ハンドル12を設定温度方向に回動してスピ
ンドル15の回動に伴う操作部筒体14が移動し、これ
を受けてエレメントケース19が感温部18の反応によ
って円滑な往復運動を行い、作動スプリング27による
湯弁と水弁の同軸上の同時開閉を確実かつ迅速に行うこ
とができる。
ンドル15の回動に伴う操作部筒体14が移動し、これ
を受けてエレメントケース19が感温部18の反応によ
って円滑な往復運動を行い、作動スプリング27による
湯弁と水弁の同軸上の同時開閉を確実かつ迅速に行うこ
とができる。
本発明は前記の構成を有するので、
(1)弁体の外周部と湯水混合栓本体の内周面との接触
面の摩擦抵抗が小さくなる、 (2)従って、弁体の摺動が滑らかとなるので、供給さ
れる湯や水の温度や圧力が急激に変化した場合でも、感
温エレメントの膨張収縮に対する弁体移動の応答性がよ
く、湯と水の混合比を迅速に変化させることができ、吐
水の温度を設定温度に保つことができる、 (3)O!Jング等の摺接部の摩耗が少なくなるので、
メンテンナンスフリーとすることができる、(4)
グリースの塗布工程が不要となるので、製造コストが減
少する等の効果を奏する。
面の摩擦抵抗が小さくなる、 (2)従って、弁体の摺動が滑らかとなるので、供給さ
れる湯や水の温度や圧力が急激に変化した場合でも、感
温エレメントの膨張収縮に対する弁体移動の応答性がよ
く、湯と水の混合比を迅速に変化させることができ、吐
水の温度を設定温度に保つことができる、 (3)O!Jング等の摺接部の摩耗が少なくなるので、
メンテンナンスフリーとすることができる、(4)
グリースの塗布工程が不要となるので、製造コストが減
少する等の効果を奏する。
第1図は本発明の湯水混合栓の弁装置の全体構造を示す
図であり、第2図は弁座部分の拡大図であり、第3図は
第2図の■−■線から見た図である。第4図は本発明の
摺動部材層を設けたQ IJソング断面構造を示す。 1:本体 2:第1隔壁 3:第2隔壁 4:給水管 5:水流路 6:給湯管 7:渦流路 8:弁体 9:水通孔 lO:湯通孔 11:混合水流路 12:ハンドル 13:ビス 14:操作部筒体15ニスピンド
ル 16:摺動部材層17:環状座 18:感
温部 19:エレメントケース 20ニガイド壁 21:0リング 22:ピン 23:第2スプリング受け24:
ブッシング 25:湯弁塵
図であり、第2図は弁座部分の拡大図であり、第3図は
第2図の■−■線から見た図である。第4図は本発明の
摺動部材層を設けたQ IJソング断面構造を示す。 1:本体 2:第1隔壁 3:第2隔壁 4:給水管 5:水流路 6:給湯管 7:渦流路 8:弁体 9:水通孔 lO:湯通孔 11:混合水流路 12:ハンドル 13:ビス 14:操作部筒体15ニスピンド
ル 16:摺動部材層17:環状座 18:感
温部 19:エレメントケース 20ニガイド壁 21:0リング 22:ピン 23:第2スプリング受け24:
ブッシング 25:湯弁塵
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、湯水混合栓の本体(1)内の内周部に湯流路(7)
と水流路(5)を間隔をおいて設け、両流路間の湯水混
合栓本体(1)の内周面に摺接する弁体(8)を設けた
湯水混合栓の弁装置において、湯水混合栓本体(1)の
内周面と摺接する弁体(8)との少なくともいずれか一
方に、耐水性と摺動性を有する摺動部材層(16)を設
けたことを特徴とする湯水混合栓の弁装置。 2、摺動部材層(16)が弁体に設けたOリングに弗素
含有樹脂シートを貼着したことによって形成されてなる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の湯水混合
栓の弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2935888A JPH01206171A (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 湯水混合栓の弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2935888A JPH01206171A (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 湯水混合栓の弁装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01206171A true JPH01206171A (ja) | 1989-08-18 |
Family
ID=12273971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2935888A Pending JPH01206171A (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 湯水混合栓の弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01206171A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS594218U (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-12 | 株式会社クボタ | 田植機 |
JPS6143029U (ja) * | 1984-08-25 | 1986-03-20 | 石井工業株式会社 | 製函装置 |
-
1988
- 1988-02-10 JP JP2935888A patent/JPH01206171A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS594218U (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-12 | 株式会社クボタ | 田植機 |
JPS6143029U (ja) * | 1984-08-25 | 1986-03-20 | 石井工業株式会社 | 製函装置 |
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