JP2515530Y2 - 切換バルブ - Google Patents

切換バルブ

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JP2515530Y2
JP2515530Y2 JP1990127985U JP12798590U JP2515530Y2 JP 2515530 Y2 JP2515530 Y2 JP 2515530Y2 JP 1990127985 U JP1990127985 U JP 1990127985U JP 12798590 U JP12798590 U JP 12798590U JP 2515530 Y2 JP2515530 Y2 JP 2515530Y2
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JP
Japan
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rotor
base
switching valve
ceramic
flow path
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JP1990127985U
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JPH0484974U (ja
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善彦 高野
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GL Science Inc
Original Assignee
GL Science Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本考案は切換バルブに関するものである。
ロ、従来の技術 バルブボディーに設けた透孔、就中円錐状の透孔に同
様の形状に形成したローターを回動自在に挿通し、バル
ブボディーに設けた流路取合口とローターに設けた切換
溝との連通、遮断を為す切換バルブは使用されている。
それらに於て一般的に少なくともバルブボディー、ロー
ターの一方に金属が使用されている。これは機械工作が
容易であること、及び精密度を出すことが出来、液漏出
防止が容易であることによる。又、平面的な擦合せ面に
於てはステンレス、セラミック等の硬質材と合成樹脂を
用い、擦合せ面を形成している例がある。
ハ・解決すべき問題点 しかし、金属の場合、流通する流体によっては腐食さ
れ易い場合がある。且又、生体関係の試料では金属に接
することにより試料が変質してしまう場合がある。
ニ・問題点を解決するための手段 そこで本考案に於ては、ガス等の流体の通過する部
分、即ち接触部分には全く金属を使用することなくセラ
ミック等の硬質材と耐薬品性の大なる合成樹脂によって
流体流通路の腐食を防止すると共に、試料の変質を回避
し、さらにセラミック等の硬質性と耐薬品性を支える虚
度と精度を確保することができる切換バルブを提案せん
とするもので、ベースに形成した円錐状の摺動部に、円
錐状のローターを回動自在に装着させ、ベースに穿設し
た所望数の流路とローターに穿設したローター溝の組合
せを切換る如くした切換バルブに於て、ローターとベー
スを夫々合成樹脂、セラミックの何れか一方により他は
残りの材質によって形成すると共に、該ベースの流路へ
の流路管接続部を有するハウジングで該ベースの外周を
被覆支承させることを特徴とするものである。
ホ、実施例 以下図に示す一実施例により本考案を詳細に説明す
る。
はベースで、円錐状の摺動部2を穿設し、全体をセ
ラミックにて形成し、或は少なくとも摺動部2をセラミ
ックにて被覆させてある。該セラミックとしては高純度
のアルミナ、ジルコニア、SiC等を使用するが、これに
限定されるものではない。該ベースには中心方向に向
かって所望数の流路3,3,……を穿設してある。はロー
ターで、ベースの摺動部2に適合する円錐状に形成
し、摺動部2に回動自在に挿通させてある。該ローター
は合成樹脂、例えばテフロン、ベスペル(共に商標
名)、ピーク等が使用に便であるが、これに限定される
ものではない。5,5,……はローター溝で、ローター
周囲に前記ベースに穿設した流路3,3,……と連通す
る、流路3,3間の長さに形成して、一の流路3の連通す
る他の流路3の選択切換を自在となしてある。
6はシャフトで、ローターの一端中心部に植立させ
てある。7はハウジングで、ベースを保護支承させて
ある。8はローター押えで、その螺子81をハウジング7
の内周に設けた雌螺子71に螺入固定させ、ローター
頭部をその突出片或はボール82により押圧してある。そ
の際、ローター押え8に螺入したネジ83によりスペーサ
ー84,発条85を介してボール82を弾圧する如くしてもよ
い。72はハウジング7に設けた流路配管孔で、ベース
に穿設した流路3,3,……に対応して設けてある。
流路配管孔72,72,……に螺入する流路管73,73,……は
フェラル等のシール材によってシールさせ、或は流路管
73がテフロン等合成樹脂ならその先端をフランジ式シー
ル74に成型可能で、然るとき接続部としてのネジ75によ
り流路3の壁に押圧密封できる。
上記に於てベースをセラミックとし、ローター
合成樹脂としたが、逆にベースを合成樹脂とし、ロー
ターをセラミックにて構成することも同様に出来る。
次いで、その作動について説明すれば、流路管73,73,
……より流入せしめられた試料、キャリヤーガス等のガ
ス、液体等の流体は流路3,3,……よりローター溝5,5…
…を通過し、流路3,3,……を経て流路管73,73,……より
放流される。又、ローターの回動により流路3,3,……
とローター溝5,5……の接続を替え、流路管73とロータ
ー溝5を介して接続する流路管73を替え、流入路、流出
路の系路を変換する。これらの動作は通常の他のバルブ
と同様である。
然して本願考案の場合、ベースはセラミックにて形
成され、ローターは合成樹脂にて形成されており、表
面強度の大なるセラミックと柔軟性を有する合成樹脂の
摺接であり、このベースとローターの摺接は、ロー
ター押え8によりローターがベースに押圧されてお
り、圧接されているため、その摺接面は極めて緊密に接
触し、流路3とローター溝5間が開放されているのみで
他の部分は緊密に閉鎖され、そこに流れるガス、液体等
の流体は流路3とローター溝5間のみを流れ、摺接面に
浸出し、そこから漏洩することは阻止される。
又、ベースとローターは、セラミックと合成樹脂
にて形成されており、共に耐食性を備えており、ガス、
液体等の流体による腐食はない。
ト.考案の効果 上記の如き本考案によれば、ベースに形成した円錐状
の摺動部に、円錐状のローターを回動自在に装着させ、
ベースに穿設した所望数の流路とローターに穿設したロ
ーター溝の組合せを切換る如くした切換バルブに於て、
ローターとベースを夫々合成樹脂、セラミックの何れか
一方により他は残りの材質によって形成すると共に、該
ベースの流路への流路管接続部を有するハウジングで該
ベースの外周を被覆支承させるので、ローターとベース
はセラミックと合成樹脂の材質により、その摺接面は極
めて緊密に接触し、そこに形成される流路とローター溝
の連通部分にのみガス、液体等の流体は流れ、他の摺接
面に浸出することは阻止され漏洩の虞れもない。又、同
時に摺接面から外部のエアーその他の異物の浸入も完全
に阻止される。
更に、ローターとベースは、その材質によりその摺接
部の摺動は極めて円滑に行われるため、ローターの回動
は円滑であり、切換動作は極めて容易に行われ、摺接に
よる擦過傷、更にはそれによる脱落片の心配がなく、摺
接部の密接度が恒久的に保持できる。そしてベースの外
側をハウジングで被覆支承させ、ベース流路への流路管
接続部をハウジングに設けることにより、接続部の強度
大となり、且つシール性の確保ができる。
又、ローターとベースは共に耐食性が強く、腐食性の
強い流体、腐食性の不明な例えばバイオ等の試料等にも
安定的に使用出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第一図は本考案一実施例中央部縦断正面図、第二図は同
上第一図A−A線平面図、第三図は同上一要部拡大平面
図である。 ……ベース、2……摺動部、3……流路、……ロー
ター、5……ローター溝、6……シャフト、7……ハウ
ジング、8……ローター押え。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに形成した円錐状の摺動部に、円錐
    状のローターを回動自在に装着させ、ベースに穿設した
    所望数の流路とローターに穿設したローター溝の組合せ
    を切換る如くした切換バルブに於て、ローターとベース
    をそれぞれ合成樹脂、セラミックの何れか一方により他
    は残りの材質によって形成すると共に、該ベースの流路
    への流路管接続部を有するハウジングで該ベースの外周
    を被覆支承させることを特徴とする切換バルブ。
JP1990127985U 1990-11-30 1990-11-30 切換バルブ Expired - Lifetime JP2515530Y2 (ja)

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JPH0484974U JPH0484974U (ja) 1992-07-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2520493Y2 (ja) * 1990-08-03 1996-12-18 ジーエルサイエンス株式会社 切換バルブ

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JPH0484974U (ja) 1992-07-23

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