JPH01205795A - 電子伝言装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、音声信号をディジタル符号化して録音再生す
る音声分析合成手段を有した電子伝言装置に関するもの
である。

（従来の技術） 従来、簡単な伝言やメツセージを他人に伝えたりあるい
は記録して残しておきたい時は、留守番電話装置等に代
表されるように、カセットテープレコーダを応用した電
子伝言装置を使用することが普通であった。ところが近
年、半導体技術の飛踊的な進歩によって音声分析合成方
式のＬＳＩおよび高集積大記憶容量を持つ半導体メモリ
の発達がめざましく、音声分析合成方式のＬＳＩと高゛
集積大記憶容量メモリを組み合わせたディジタル音声録
音再生手段として簡単な伝言装置や学習機器。

あるいは上記留守番電話装置等に幅広く応用され、小型
化および操作性向上等に大きく貢献している。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、電子伝言装置（留守番電話を含む）の場
合、カセットテープレコーダに比べて半導体メモリの容
量に制限があるため、録音時間が少なく、完全な代替用
途としての応用は困難である。したがって、少ない録音
時間を有効に使用する手段を講じる必要がある。従来の
電子伝言装置では、小型化、操作性の向上は図られてき
たが、少ない録音時間を有効に使用する点について問題
があった。

本発明は、このような従来の問題を解決するものであり
、使用者に録音時刻および残りの録音可能時間の表示、
複数チャンネルに分割しての録音および各チャンネルの
録音時間の表示ができるなど優れた電子伝言装置を提供
することを目的とするものである。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するために、マイクロホンから
人力される音声信号を符号化してディジタル信号に変換
する音声分析手段と、このディジタル信号を一時記憶す
る半導体記憶手段と、上記ディジタル信号を復号化して
再び上記音声信号に変換する音声合成手段と、この音声
合成手段から出力される上記音声信号を拡声するスピー
カとから構成されるディジタル音声録音再生装置に、時
計機能を含む時計制御手段と、時計表示手段と。

録音入力手段と、停止入力手段と、複数チャンネル録音
表示手段および再生入力手段を設け、録音入力手段から
入力された録音開始指令を上記ディジタル音声録音再生
装置に伝えて録音開始時刻を時計制御手段に記憶し、上
記録音開始指令により上記半導体記憶手段に用意された
複数のチャンネルのうち録音可能な空きチャンネルを選
択して録音可能時間を時計表示手段に表示したり、録音
内容が上記複数のチャンネルにまたがって記憶できない
ように配慮すると共に、停止入力手段から入力された録
音終了指令を上記ディジタル音声録音再生装置に伝えて
録音開始から録音終了までの録音時間を上記時計制御手
段に記憶し、上記録音終了指令により現在録音終了した
チャンネルが使用済みであることを明記するためにその
チャンネルに対応する録音表示手段を点燈すると共に、
再生時に再生入力手段から入力された再生開始指令を上
記ディジタル音声録音再生装置に伝えて上記録音表示手
段を清澄し、上記再生開始指令により上記時計制御手段
から録音時に記憶した録音開始時刻と録音時間とを読み
出して上記時計表示手段に表示するようにしたものであ
る。

（作　用） 本発明は上記した構成により２次のような作用を有する
。すなわち、録音する際にはその録音開始時の時刻や録
音開始から録音終了までの録音時間を記憶することで、
再生する場合に録音した時刻や録音時間をわかりやすく
表示することによって、使用者が何時に録音したかある
いは録音できる残り時間を知った上で使用できる。また
、異なる種類の録音内容が複数のチャンネルに分割して
録音される場合に、これら各チャンネルが既に使用済み
かを判別して録音可能であれば残りの録音時間を表示す
ると共に、複数のチャンネルにまたがって記憶できない
ように配慮することにより。

他の録音内容の誤消去防止および録音時間不足防止が可
能になる。

（実施例） 以下１本発明の一実施例の電子伝言装置について１図面
を参照しながら説明する。

第１図は、本発明の一実施例におけるブロック図を示す
ものである。第１図において、１１は録音時に録音開始
時刻や録音時間を記憶したり、再生時に上記録音開始時
刻や上記録音時間を読み出すための時計制御手段、１２
は再生開始指令を入力するための再生入力手段、１３は
通常時は普通の時計表示をしているが、上記録音時およ
び再生時に録音開始時刻や録音時間を読み出し表示する
ための時計表示手段、１５は録音開始指令を入力するた
めの録音入力手段、１６は録音停止あるいは再生停止指
令を入力するための停止入力手段、１４は上記各制御手
段を集中管理するためのシステム制御手段である。さら
に、１ａは音声信号を入力するためのマイクロホン、１
９は上記マイクロホンから入力された音声信号を符号化
してディジタル信号に変換するための音声分析手段、１
ｂは上記音声分析手段で変換された上記ディジタル信号
を一時記憶するための半導体記憶手段、１８は半導体記
憶手段に記憶されているディジタル信号を読み出して再
び音声信号に復号するための音声合成手段、１７は音声
合成手段により復号化された音声信号を拡声するための
スピーカ、ＩＣは上記１７．１８．１９．　ｌａｗｌｂ
の各手段を総称したディジタル音声録音再生装置である
。

以上のように構成された電子伝言装置について。

以下第１図を用いて動作を説明する。

まず、システム制御手段１４は、録音入力手段１５から
入力された録音開始指令を検出した直後に録音開始時刻
を読み取り時計制御手段１１に記憶すると同時に、時計
表示手段１３を制御して上記録音開始時刻に時計を合わ
せる。続いて、時計制御手段１１から新たに録音可能な
残量時間を読み出して録音開始時刻と一緒に時計表示手
段１３に表示する。

この場合に録音できる最大録音時間が６０秒であるとす
ると、事前に何も録音されていなければ時計表示手段１
３には“６０”と表示される。次に、システム制御手段
１４は、ディジタル音声録音再生装置１ｃを制御して録
音可能状態に設定すると共に、時計表示手段１３に表示
されている上記残量時間のカウントダウンを開始して使
用者に録音動作の開始を知らせる。この録音可能状態期
間中にマイクロホン１ａから人力された音声信号は、音
声分析手段１９により符号化されてディジタル信号に変
換されて半導体記憶手段１ｂに記憶される。システム制
御手段１４は、上記音声信号の入力が終了して停止入力
手段１６から入力された録音終了指令を検出すると、直
ちに残量時間のカウントダウンを停止すると共に、ディ
ジタル音声録音再生装置１ｃを制御して録音可能状態を
解除する。さらに、録音開始から録音終了までの録音時
間を計算して上記時計制御手段１１に記憶すると共に、
この時計制御手段１１から現在時刻を読み出して時計表
示手段１３を通常の時計表示に戻す。

次に、録音された音声を再生する場合、システム制御手
段１４は、再生入力手段から入力された再生開始指令を
検出して、直ちに時計制御手段１１から録音時に記憶し
た録音開始時刻と録音時間とを読み出して時計表示手段
１３に表示すると共に、ディジタル音声録音再生袋ｆｉ
ｌ　１　ｃを制御して再生可能状態を設定する。この再
生可能状態に設定されると同時に、システム制御手段１
４は１時計表示手段１３に表示した録音時間のカウント
ダウンを開始する。一方、ディジタル音声録音再生装置
ＩＣは。

直ちに半導体記憶手段１ｂから録音時に記憶したディジ
タル信号を読み出して音声合成手段１８に入力すると同
時に、音声合成手段１８は入力されたディジタル信号を
復号して音声信号に変換した後スピーカ１７から拡声す
る。さらに、システム制御手段１４は、停止入力手段１
６から入力された再生停止指令を検出するかあるいは録
音時間のカウントダウンにより録音内容が全て再生され
たと判断した場合に、直ちにディジタル音声録音再生装
置１ｃを制御して再生可能状態を解除すると共に、録音
時と同様に時計制御手段１１から現在時刻を読み出して
時計表示手段１３を通常の時計表示に戻す。

第２図は、上記第１図の実施例の再生入力手段１２を半
導体記憶手段に用意した複数のチャンネルに対応した複
数の再生入力手段および録音表示手段に変更し、第１図
の実施例の機能を飛躍的に向上させた一実施例を示すも
のである。第２図において、　２１．２２．２３．２４
はそれぞれ第１番目、第２番目、第３番目、第ｎ番目の
チャンネルの再生入力手段と録音表示手段である。第３
図は録音時に実施する処理内容を図式化したフローチャ
ートを示すものであり、第４図は再生時に実施する処理
内容を図式化したフローチャートを示すものである。以
下、第１図および第２図、第３図、第４図を用いてその
動作を説明する。

第２図において、システム制御手段１４は、録音入力手
段１５から入力された録音開始指令を検出した直後に、
時計制御手段１１より残量時間を調べてさらに録音可能
か判定する処理を行い、もしも判定結果この残量時間が
なく録音できない場合は録音開始指令を受は入れずに録
音処理を終了する（第３図Ｓ□）。判定結果録音可能な
残量時間を確認すると、システム制御手段１４はｎ個の
録音表示手段２１から２４を順次調べることにより録音
できる空きチャンネルが存在するか判定する処理を行い
、もしも判定結果上記空きチャンネルが見つからなけれ
ば録音開始指令を受は入れずに録音処理を終Ｙする（第
３図８２）０次に１判定結果上記空きチャンネルが見つ
かったならば、システム制御手段１４は録音開始時刻を
読み取り時計制御手段１１に記憶すると同時に１時計表
示手段１３を制御して録音開始時刻に時計を合わせる。

続いて、第３図８１によって確認された録音可能な残量
時間を読み出して上記録音開始時刻と一緒に時計表示手
段１３に表示する。次に、システム制御手段１４は、時
計表示手段１３に表示されている上記残量時間のカウン
トダウンを開始して使用者に録音動作の開始を知らせる
と共に、第３図８２によって発見された空きチャンネル
のアドレスを設定して第１図中の上記ディジタル音声録
音再生装置ＩＣに伝える。−方、このアドレスを受は取
った第１図中のディジタル音声録音再生装置１ｃは、直
ちに録音可能状態に設定され、いつでも録音できる状態
となる。

この録音可能状態期間中に第１図中のマイクロホン１ａ
から入力された録音信号は、同じく第１図中の音声分析
手段１９により符号化されてディジタル信号に変換され
て、第１図中の半導体記憶手段１ｂの指定されたアドレ
スに記憶される（第３図８３）。次に、上記音声信号の
入力が終了すると。

システム制御手段１４は停止入力手段１６から入力され
た録音終了指令を検出するかあるいは゛上記残量時間の
カウントダウンにより録音できる時間が無くなったと判
定した場合は、直ちに残量時間のカウントダウンを停止
すると共に、第１図中のディジタル音声録音再生装置１
ｃを制御して録音可能状態を解除し録音終了合図を鳴ら
す（第３図８４）。

さらに、録音開始から録音終了までの録音時間を計算し
て時計制御手段１１に記憶すると共に、この時計制御手
段１１から現在時刻を読み出して時計表示手段１３を通
常の時計表示に戻すと共に、第３図８２で選択したチャ
ンネルの録音表示手段を点燈させる働きをする（第３図
８５）。

次に、録音された音声を再生する場合、システム制御手
段１４は、上記録音表示手段の点燈により既に録音済み
であるということを明記されたチャンネルの再生入力手
段から入力された再生開始指令を検出して、直ちに時計
制御手段１１から録音時に記憶した録音開始時刻と録音
時間とを読み出して時計表示手２段１３に表示すると共
に、第１図中のディジタル音声録音再生装置１ｃを制御
して再生可能状態に設定する。この再生可能状態に設定
されると同時に、システム制御手段１４は時計表示手段
１３に表示した録音時間のカウントダウンを開始すると
共に、選択された上記チャンネルの録音内容が記憶され
ているアドレスを設定して第１図中のディジタル音声録
音再生装置１ｃに伝える。−方、このアドレスを受は取
った第１図中のディジタル音声録音再生装［１ｃは、直
ちに第１図中の半導体記憶手段１ｂから録音時に指定さ
れたアドレスに対応したチャンネルに記憶した上記ディ
ジタル信号を読み出して第１図中の上記音声合成手段１
８に入力する。音声合成手段１８は、入力された上記デ
ィジタル信号を復号して音声信号に変換した後、第１図
中の上記スピーカ１７から拡声する（第４図ＳＳ）。さ
らに、システム制御手段１４は、停止入力手段１６から
入力された再生停止指令を検出するかあるいは上記録音
時間のカウントダウンにより録音内容が全て再生された
と判断した場合に、直ちに第１図中のディジタル音声録
音再生装置１ｃを制御して再生可能状態を解除すると共
に再生終了合図を鳴らす。そして、再生が終了したチャ
ンネルの上記録音表示手段を清澄すると共に、録音時と
同様に時計制御手段１１から現在時刻を読み出して時計
表示手段１３を通常の時計表示に戻す働きをする（第４
図Ｓ、）。

（発明の効果） 本発明は、上記実施例より明らかなように、録音時に録
音開始時間と録音時間を記憶しておいて、再生時に可視
表示することにより、何時録音したか、録音できる残り
時間はいくらか等を容易に知ることができるという効果
を有する。また、異なる種類の内容を複数チャンネルに
分割して録音する場合、間違って他の録音内容の消去を
防止すること、および録音時間の不足を防止することが
できる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の実施例における電子伝言
装置のブロック図、第３図および第４図は本発明の実施
例における電子伝言装置の処理内容を表わすフローチャ
ートである。 １１・・・時計制御手段、　１２・・・再生入力手段、
１３・・・時計表示手段、１４・・・システム制御手段
、　１５・・・録音入力手段、１６・・・停止入力手段
、１７・・・スピーカ、　１８・・・音声合成手段、　
１９・・・音声分析手段、　　１ａ・・・マイクロホン
、　　　ｌｂ・・・半導体記憶手段、　　ｌｃ・・・デ
ィジタル音声録音再生装置、　２１・・・第１番目のチ
ャンネル再生入力手段と録音表示手段、　２２・・・第
２番目のチャンネル再生入力手段と録音表示手段、　２
３・・・第３番目のチャンネル再生入力手段と録音表示
手段、２４・・・第ｎ番目のチャンネル再生入力手段と
録音表示手段。 特許出願人　松下電器産業株式会社 ｔ、９−ａ′− 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）マイクロホンから入力される音声信号を符号化し
   てディジタル信号に変換する音声分析手段と、このディ
   ジタル信号を一時記憶する半導体記憶手段と、上記ディ
   ジタル信号を復号化して再び上記音声信号に変換する音
   声合成手段と、この音声合成手段から出力される上記音
   声信号を拡声するスピーカとから構成されるディジタル
   音声録音再生装置に、録音開始指令を入力する録音入力
   手段と、録音停止指令を入力する停止入力手段と、再生
   開始指令を入力する再生入力手段と、録音時に録音開始
   時刻および録音時間を記憶し、再生時に上記記憶内容を
   読み出し可能な時計制御手段と、時刻または録音開始時
   間、録音時間を表示できる時計表示手段と、上記各手段
   を制御するシステム制御手段とを具備した電子伝言装置
   。
2. （２）ディジタル音声録音再生装置の半導体記憶手段を
   複数の記憶チャンネルに分割し、録音時に録音開始指令
   により上記複数の記憶チャンネルのうち未使用のチャン
   ネルを選択し、録音可能時間を時計表示手段に表示し、
   録音終了指令により現在記憶終了したチャンネルが既に
   使用済みであることを明記するための該当チャンネルに
   対応する録音表示手段を点燈し、再生時に再生開始指令
   により上記録音表示手段を消燈する手段を具備したこと
   を特徴とする請求項（１）記載の電子伝言装置。