JPH01205413A - 電解コンデンサの駆動用電解液 - Google Patents
電解コンデンサの駆動用電解液Info
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- JPH01205413A JPH01205413A JP2986488A JP2986488A JPH01205413A JP H01205413 A JPH01205413 A JP H01205413A JP 2986488 A JP2986488 A JP 2986488A JP 2986488 A JP2986488 A JP 2986488A JP H01205413 A JPH01205413 A JP H01205413A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電解コンデンサをハロゲン化炭化水素で洗ａ】
シた場合にコンデンザ内部にハロゲン化炭化水素か透過
して生ずイ）コンデンナ素了の腐食を防止し、寿命特性
を向上せしめる高圧用電解コンデンサの駆動用電解液（
以下電解液という）に関するものである。
シた場合にコンデンザ内部にハロゲン化炭化水素か透過
して生ずイ）コンデンナ素了の腐食を防止し、寿命特性
を向上せしめる高圧用電解コンデンサの駆動用電解液（
以下電解液という）に関するものである。
従来の技術
従来よりアルミニウム電解コンデンザの電解液としてエ
チレングリコールを主溶媒とし、ホウ酸および有機酸あ
るいはその塩を溶解してなる電解液が使用されている。
チレングリコールを主溶媒とし、ホウ酸および有機酸あ
るいはその塩を溶解してなる電解液が使用されている。
またハロケン化炭化水素による腐食防止を目的として二
１川コフェノールあるいは二１・口安息香酸を添加した
ものが使用されていた。
１川コフェノールあるいは二１・口安息香酸を添加した
ものが使用されていた。
発明が解決しようとする問題点
アルミニウム電解コンデンザおいては、洗浄工程や、印
刷基板へ取着する時に用いるハンダフランクスの除去工
程で、洗浄剤として使用されるハロゲン化炭化水素への
浸漬あるいは蒸気浴などによって、このハロゲン化炭化
水素がゴＪ、栓を透過してコンデンザ内に侵入し、分解
して塩素イオンを生成し、この塩素イオンによってコン
デン′す゛素子を腐食させることがあった。そこでハロ
ゲン化炭化水素による腐食防止を目的としてニトロフェ
ノールあるいはニトロ安息香酸を添加していたが、それ
らの添加は火花発生電圧の低下をもたらすため、低圧お
よび中圧（２５０ｗｖ以下）に限定されていた。
刷基板へ取着する時に用いるハンダフランクスの除去工
程で、洗浄剤として使用されるハロゲン化炭化水素への
浸漬あるいは蒸気浴などによって、このハロゲン化炭化
水素がゴＪ、栓を透過してコンデンザ内に侵入し、分解
して塩素イオンを生成し、この塩素イオンによってコン
デン′す゛素子を腐食させることがあった。そこでハロ
ゲン化炭化水素による腐食防止を目的としてニトロフェ
ノールあるいはニトロ安息香酸を添加していたが、それ
らの添加は火花発生電圧の低下をもたらすため、低圧お
よび中圧（２５０ｗｖ以下）に限定されていた。
問題点を解決するための手段
本発明は、上述の問題点を解決するもので、従来の電解
液から得られる優れた特性を損なうことなく、電解コン
デンサにも洗浄工程を取り入れることが可能な高圧用電
解液を堤供するものである。
液から得られる優れた特性を損なうことなく、電解コン
デンサにも洗浄工程を取り入れることが可能な高圧用電
解液を堤供するものである。
すなわち、エチレングリコールを主溶媒とし、ホウ酸お
よび有機酸あるいはその塩を溶解してなる電解液に０．
５重量％以上のエポキシ基を有する化合物を添加して溶
解したことを特徴とする電解コンデンサの駆動用電解液
である。
よび有機酸あるいはその塩を溶解してなる電解液に０．
５重量％以上のエポキシ基を有する化合物を添加して溶
解したことを特徴とする電解コンデンサの駆動用電解液
である。
そして、上記エポキシ基を有する化合物がブテンカルボ
ン酸モノグリシジルエステル、グリシジルメタアクリレ
−Ｉ・、メチルグリシジルアクリレートであることを特
徴とするものである。
ン酸モノグリシジルエステル、グリシジルメタアクリレ
−Ｉ・、メチルグリシジルアクリレートであることを特
徴とするものである。
作用
本発明の電解液は、高圧用アルミニウム電解コンデンサ
において洗浄剤として使用されるハロゲン化炭（ヒ水素
がコ〉・デンザケース内に侵入し、分解生成した塩素イ
オンをエポキシ基の開環により塩素イオンをトラップし
、電解液の塩素イオン濃度を低下させることによってア
ルミニウム電極の腐食を防止する。
において洗浄剤として使用されるハロゲン化炭（ヒ水素
がコ〉・デンザケース内に侵入し、分解生成した塩素イ
オンをエポキシ基の開環により塩素イオンをトラップし
、電解液の塩素イオン濃度を低下させることによってア
ルミニウム電極の腐食を防止する。
実施例
以下本発明の具体的実施例について説明する。
第１表は本発明と従来の電解コンデンサに用いた電解液
の３」１成、比抵抗についての比較例を示す。
の３」１成、比抵抗についての比較例を示す。
第１表中電解液試料記号Ａ、Ｂ、Ｃは従来例、Ｄ、Ｅ、
Ｆ、Ｇ、■１、■は本発明例である。
Ｆ、Ｇ、■１、■は本発明例である。
第１表
第２表は第１表の電解液０．５重量％の１．１．、ＬＩ
〜リクロロエタンを溶解しアンプル中にアルミニウム片
とともに密封し、１２５°Ｃ中５００時間放置した場合
の塩素イオン濃度を測定した結果を示す。
〜リクロロエタンを溶解しアンプル中にアルミニウム片
とともに密封し、１２５°Ｃ中５００時間放置した場合
の塩素イオン濃度を測定した結果を示す。
第 ２ 表
第３表は第１表の電解液を用いて定格４００ＷＶ２２０
μＦのアルミニウム電解コンデンサを試作し、１．１．
１−１−リクロロエタンに浸漬した後、１０５℃２００
０時間の高温負荷試験を行った結果を示す。
μＦのアルミニウム電解コンデンサを試作し、１．１．
１−１−リクロロエタンに浸漬した後、１０５℃２００
０時間の高温負荷試験を行った結果を示す。
本発明に係る電解液試料記号り、Ｐ、、Ｆ−Ｇ、Ｉｌｌ
の電解液を用いたものは、上述の洗浄液が二ｌンデンザ
素子内に侵入しても、高温負荷試験において腐食発生か
無く、全ての特性に問題なく改良効果か得られている。
の電解液を用いたものは、上述の洗浄液が二ｌンデンザ
素子内に侵入しても、高温負荷試験において腐食発生か
無く、全ての特性に問題なく改良効果か得られている。
またフテンカルホン酸モノグリシジルエステル、グリシ
ジルメタクリレート、メチルグリシジルアクリレ−１等
のエン１５ ＝１’シ基を有する化合物の添加量ム」０
５重量％以上が好ましく、添加量が飽和流度を超えるこ
とは好ましくない。なお、０．５重量％未満ては腐食防
止効果か不斗分である。
ジルメタクリレート、メチルグリシジルアクリレ−１等
のエン１５ ＝１’シ基を有する化合物の添加量ム」０
５重量％以上が好ましく、添加量が飽和流度を超えるこ
とは好ましくない。なお、０．５重量％未満ては腐食防
止効果か不斗分である。
発明の効果
以上のように、本発明のエチレングリコールを工熔媒と
し、ホウ酸および有機酸あるいはその塩を溶解してなる
電解液に０．５重量％以上のブテンカルボン酸千ノクリ
シンルエステル、グリシジルメタクリレ−Ｉ・、メチル
グリシジルアクリレ−１−等のエボ；トシ基を有する化
合物を添加して熔解したことを特徴とする高圧用アルミ
ニウム電解コンテンザの電解液を使用したアルミニウム
電解コンデン→ノ゛は洗浄剤に酎え、信頼性か著しく向
」二しコスＩ・而でも有利となり、工業的ならびに実用
的価値の大なるものである。
し、ホウ酸および有機酸あるいはその塩を溶解してなる
電解液に０．５重量％以上のブテンカルボン酸千ノクリ
シンルエステル、グリシジルメタクリレ−Ｉ・、メチル
グリシジルアクリレ−１−等のエボ；トシ基を有する化
合物を添加して熔解したことを特徴とする高圧用アルミ
ニウム電解コンテンザの電解液を使用したアルミニウム
電解コンデン→ノ゛は洗浄剤に酎え、信頼性か著しく向
」二しコスＩ・而でも有利となり、工業的ならびに実用
的価値の大なるものである。
Claims (1)
- エチレングリコールを主溶媒とし、ホウ酸および有機酸
あるいはその塩を溶解してなる電解液に０．５重量％以
上のエポキシ基を有する化合物を添加して溶解したこと
を特徴とする電解コンデンサの駆動用電解液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2986488A JPH01205413A (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 電解コンデンサの駆動用電解液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2986488A JPH01205413A (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 電解コンデンサの駆動用電解液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01205413A true JPH01205413A (ja) | 1989-08-17 |
Family
ID=12287838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2986488A Pending JPH01205413A (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 電解コンデンサの駆動用電解液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01205413A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010135703A (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Nichicon Corp | 電解コンデンサの駆動用電解液およびこれを用いた電解コンデンサ |
-
1988
- 1988-02-10 JP JP2986488A patent/JPH01205413A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010135703A (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Nichicon Corp | 電解コンデンサの駆動用電解液およびこれを用いた電解コンデンサ |
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