JPH01204385A - 誘導加熱装置 - Google Patents
誘導加熱装置Info
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- JPH01204385A JPH01204385A JP2807988A JP2807988A JPH01204385A JP H01204385 A JPH01204385 A JP H01204385A JP 2807988 A JP2807988 A JP 2807988A JP 2807988 A JP2807988 A JP 2807988A JP H01204385 A JPH01204385 A JP H01204385A
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- inductor
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 31
- 230000006698 induction Effects 0.000 title claims description 11
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 14
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 33
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 33
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、インダクタによるトランスバース磁束によ
って鋼板を加熱するための、トランスバース磁束を利用
した鋼板の誘導加熱装置に関するものであろう 〔従来の技術〕 第5図及び第6図は例えば明電舎時報1986、腐5の
4〜9ページに示された従来の鋼板の加熱装置を説明す
るだめのものである。
って鋼板を加熱するための、トランスバース磁束を利用
した鋼板の誘導加熱装置に関するものであろう 〔従来の技術〕 第5図及び第6図は例えば明電舎時報1986、腐5の
4〜9ページに示された従来の鋼板の加熱装置を説明す
るだめのものである。
第5図は被加熱材である鋼板(2)に対し鉄心(1a)
及びコイル(1b)で構成したインダクタ(1)を上・
下に配置した従来の誘導加熱装置の構成図である。
及びコイル(1b)で構成したインダクタ(1)を上・
下に配置した従来の誘導加熱装置の構成図である。
図から明らかなよう忙矢印方向に搬送される鋼板(2)
の食中を横切るようにインダクタ(1)Kより発生させ
た交番磁束によって鋼板(2)内に誘導電流が発生し鋼
板を誘導加熱するものであるっ第6図は被加熱材である
鋼板(2)を搬送させ、インダクタ(1)の加熱による
インダクタ出側部での鋼板板巾方向の温度分布を測定し
た加熱温度分布図である。通常誘導電流はコイルの直下
に集中して流れているが、第6図(blに示すようにこ
の鋼板中央を流れる電流は板巾端に近ずくに従って左右
に分かれ、板巾端において集中した後鋼板中央に戻る通
路を通る、よってこの分岐点で電流密度が小さくなり第
6図(alに示すように中央に比較し温度が低く、また
板巾端では逆に電流が集中して温度が高くなる。
の食中を横切るようにインダクタ(1)Kより発生させ
た交番磁束によって鋼板(2)内に誘導電流が発生し鋼
板を誘導加熱するものであるっ第6図は被加熱材である
鋼板(2)を搬送させ、インダクタ(1)の加熱による
インダクタ出側部での鋼板板巾方向の温度分布を測定し
た加熱温度分布図である。通常誘導電流はコイルの直下
に集中して流れているが、第6図(blに示すようにこ
の鋼板中央を流れる電流は板巾端に近ずくに従って左右
に分かれ、板巾端において集中した後鋼板中央に戻る通
路を通る、よってこの分岐点で電流密度が小さくなり第
6図(alに示すように中央に比較し温度が低く、また
板巾端では逆に電流が集中して温度が高くなる。
従来のトランスバース磁束を利用した鋼板の誘導加熱装
置は、板巾方向に均一な温度分布が得られないという課
題があった。
置は、板巾方向に均一な温度分布が得られないという課
題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、鋼板の巾にかかわらず、巾方向に一定の温度差
以内で加熱できる鋼板の誘導加熱装置を得ることを目的
とする。
もので、鋼板の巾にかかわらず、巾方向に一定の温度差
以内で加熱できる鋼板の誘導加熱装置を得ることを目的
とする。
この発明に係る誘導加熱装置は板材との対向面に板材の
板巾方向に延在する1個のスロットを有し且つ板巾まり
長い鉄心と、上記スロットを介して鉄心に巻回される巻
線とからなり板材を加熱する第1のイ〉ダクタ、板材の
両端部に第1のインダクタに隣接し且つ板巾方向に移動
可能に設けられ板材の両端部を加熱する第2のインダク
タを備えたものである。
板巾方向に延在する1個のスロットを有し且つ板巾まり
長い鉄心と、上記スロットを介して鉄心に巻回される巻
線とからなり板材を加熱する第1のイ〉ダクタ、板材の
両端部に第1のインダクタに隣接し且つ板巾方向に移動
可能に設けられ板材の両端部を加熱する第2のインダク
タを備えたものである。
この発明における誘導加熱装置は板巾方向に加熱するが
エツジ部で昇温量が少ない特性をもつ第1のインダクタ
と両エツジ部のみを加熱させる第2のインダクタを被加
熱材の板巾の変化に合せ板材エツジ部の適正な位置に移
動させることによって常に板巾方向に均一に加熱する。
エツジ部で昇温量が少ない特性をもつ第1のインダクタ
と両エツジ部のみを加熱させる第2のインダクタを被加
熱材の板巾の変化に合せ板材エツジ部の適正な位置に移
動させることによって常に板巾方向に均一に加熱する。
以下、この発明の一実施例を第1図〜第4図を参照して
説明する。第1図は鋼板に対する各種インダクタ配置を
示したもので、1つのスロットを有する第1のインダク
タ01)は、C形の鉄心(lla)と、この鉄心(ll
a−)の鋼板(2)と平行な部分に巻回されたコイル(
llb)からなっている。
説明する。第1図は鋼板に対する各種インダクタ配置を
示したもので、1つのスロットを有する第1のインダク
タ01)は、C形の鉄心(lla)と、この鉄心(ll
a−)の鋼板(2)と平行な部分に巻回されたコイル(
llb)からなっている。
また、第1のインダクタ(Illはスロットの方向が矢
印(Alと直角をなしており、また、鋼板(2)の巾よ
り長くなっている。図には図していないが、鋼板(2)
の下部に相対して、同種のインダクタ01)を互いに対
向して配置すれば、加熱効率が増大する。
印(Alと直角をなしており、また、鋼板(2)の巾よ
り長くなっている。図には図していないが、鋼板(2)
の下部に相対して、同種のインダクタ01)を互いに対
向して配置すれば、加熱効率が増大する。
第2のインダクタ(211はスロットの方向が矢印fA
+と直角であり、1つのスロットを有するC形の鉄心(
21a)と、この鉄心(21a)の鋼板(2)と平行な
部分に巻回されたコイル(21b)とからなっていて、
鋼板のエツジ部に対をなして配置されている。図示して
いないが、鋼板(2)の下部に相対して同種のインダク
タ(21Jを互いに対向して配置すれば加熱効率が増大
する。
+と直角であり、1つのスロットを有するC形の鉄心(
21a)と、この鉄心(21a)の鋼板(2)と平行な
部分に巻回されたコイル(21b)とからなっていて、
鋼板のエツジ部に対をなして配置されている。図示して
いないが、鋼板(2)の下部に相対して同種のインダク
タ(21Jを互いに対向して配置すれば加熱効率が増大
する。
コイル(llb)に加熱電源(8)で電圧を印加し、コ
イル(21b)に加熱電源(4)で電圧を印加し、コイ
ル(11b) 、 (21b)に電流を流して磁束を発
生し、鋼板(2)に垂直に磁束を貫通させる。図示して
いないが、第2のイ〉ダクタからなるイ〉ダクタ(21
)は移動機構により、それぞれ鋼板(2)の搬送方向矢
印(Alに対して直角方向に位置を変えることができ、
鋼板(2)の板巾が変わった時に、エツジ部の最適な加
熱ができる位置に移動する。
イル(21b)に加熱電源(4)で電圧を印加し、コイ
ル(11b) 、 (21b)に電流を流して磁束を発
生し、鋼板(2)に垂直に磁束を貫通させる。図示して
いないが、第2のイ〉ダクタからなるイ〉ダクタ(21
)は移動機構により、それぞれ鋼板(2)の搬送方向矢
印(Alに対して直角方向に位置を変えることができ、
鋼板(2)の板巾が変わった時に、エツジ部の最適な加
熱ができる位置に移動する。
この実施例では、各インダクタ(11)、(211はそ
れぞれ1個しか図示していないが、容量によって複数個
使用する場合はあり得る。
れぞれ1個しか図示していないが、容量によって複数個
使用する場合はあり得る。
また、鋼板の送シ方向は、第1のインダクタ通過後節2
のインダクタとなっているが、イ〉ダクタの配置順はど
うでも良く、昇温パターンの合成結果が鋼板巾方向に均
一になれば良い。
のインダクタとなっているが、イ〉ダクタの配置順はど
うでも良く、昇温パターンの合成結果が鋼板巾方向に均
一になれば良い。
次に、誘導加熱作用について説明する。
第1のインダクタ(11)Kよる昇温ノ4ターンは第2
図に示すように、被加熱鋼板の中方向を中心として、左
右対策に両端エツジ部で温度が低下する特性がある。昇
温高さは電源(8)の印加電力で変化する。
図に示すように、被加熱鋼板の中方向を中心として、左
右対策に両端エツジ部で温度が低下する特性がある。昇
温高さは電源(8)の印加電力で変化する。
第3図は第2の1対からなるインダクタ!2υの昇温パ
ターンを示す、昇温高さは電源(4)の印加電圧で変化
する。
ターンを示す、昇温高さは電源(4)の印加電圧で変化
する。
第4図は第1と第2のインダクタを通過昇温させた後の
鋼板巾方向の断面の昇温パターンで板巾方向に均一な加
熱分布が得られたことがわかる。
鋼板巾方向の断面の昇温パターンで板巾方向に均一な加
熱分布が得られたことがわかる。
以上のようにこの発明によれば第1および第2のインダ
クタを組合せて板材を加熱することKより板材の板中変
化にともなう巾方向に不均一な温度分布が一定の温度差
以内で均一に加熱できる効果が得られる。
クタを組合せて板材を加熱することKより板材の板中変
化にともなう巾方向に不均一な温度分布が一定の温度差
以内で均一に加熱できる効果が得られる。
第1図〜第4図はこの発明の一実施例を説明するだめの
もので、第1図はインダクタの配置を示す概略斜視図、
第2図〜第4図はそれぞれインダクタの昇温パターンを
示す線図、第5図、第6図は従来の誘導加熱装置を説明
するためのもので、第5図はインダクタの配置を示す斜
視図、第6図は温度分布を示す線図である。 図中、(2)・・・被加熱材としての板材、αυ、(2
D・・・第1、第2インダクタ、(lla) 、 (
21a)−鉄心、(11b) 、 (21b)−・・コ
イル□なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示
す。
もので、第1図はインダクタの配置を示す概略斜視図、
第2図〜第4図はそれぞれインダクタの昇温パターンを
示す線図、第5図、第6図は従来の誘導加熱装置を説明
するためのもので、第5図はインダクタの配置を示す斜
視図、第6図は温度分布を示す線図である。 図中、(2)・・・被加熱材としての板材、αυ、(2
D・・・第1、第2インダクタ、(lla) 、 (
21a)−鉄心、(11b) 、 (21b)−・・コ
イル□なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示
す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 板材との対向面に上記板材の板巾方向に延在する1個の
スロットを有し且つ上記板巾より長い鉄心と、上記スロ
ットを介して上記鉄に巻回される巻線とからなり上記板
材を加熱する第1のインダクタ、 上記板材の両端部に上記第1のインダクタに隣接し且つ
上記板巾方向に移動可能に設けられ上記板材の両端部を
加熱する第2のインダクタを備えたことを特徴とする誘
導加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63028079A JP2510652B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63028079A JP2510652B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 誘導加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01204385A true JPH01204385A (ja) | 1989-08-16 |
JP2510652B2 JP2510652B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=12238766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63028079A Expired - Lifetime JP2510652B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 誘導加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2510652B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010108605A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Shimada Phys & Chem Ind Co Ltd | 高周波誘導加熱装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6161479B2 (ja) * | 2013-09-10 | 2017-07-12 | 中部電力株式会社 | 誘導加熱装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50160110A (ja) * | 1974-06-19 | 1975-12-25 | ||
JPS62246284A (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-27 | 神鋼電機株式会社 | 交叉磁界型誘導加熱器 |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP63028079A patent/JP2510652B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50160110A (ja) * | 1974-06-19 | 1975-12-25 | ||
JPS62246284A (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-27 | 神鋼電機株式会社 | 交叉磁界型誘導加熱器 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010108605A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Shimada Phys & Chem Ind Co Ltd | 高周波誘導加熱装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2510652B2 (ja) | 1996-06-26 |
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