JPH01204326A - 温度ヒューズ - Google Patents

温度ヒューズ

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JPH01204326A
JPH01204326A JP2857188A JP2857188A JPH01204326A JP H01204326 A JPH01204326 A JP H01204326A JP 2857188 A JP2857188 A JP 2857188A JP 2857188 A JP2857188 A JP 2857188A JP H01204326 A JPH01204326 A JP H01204326A
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JP
Japan
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lead wires
resistant elastic
heat
elastic body
contact
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Application number
JP2857188A
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English (en)
Inventor
Tasuku Okazaki
資 岡崎
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Tachibana Metal Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tachibana Metal Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は設定温度以上に対して電気回路の開放作動を確
実になしたる温度ヒユーズに間するものである。
〔従来の技術〕
電気回路の安全手段として回路中に温度ヒユーズが接続
される。この温度ヒユーズは予め設定された温度に達し
たとき、可溶合金が融解して電気回路を開放し、電気機
器の保護及び火災の防止など安全に寄与せしめている。
この温度ヒユーズは一般にはリード線間が通常の状態で
は離間するものを、強制的に接触させ、可溶合金にて溶
着、所謂半田付としてリード線間の電路を閉じている。
従って過電流(過負荷時)によって電気回路自体が設定
温度まで上昇した時、あるいは周囲温度の上昇時、予め
設定された可溶合金の融解温度にて該合金を融解せしめ
て回路を開放するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
通常状態ではばね圧その他にて互いに離間状態となる2
本のリード線間を強制的に接触せしめ、可溶合金を融解
して、溶着一体としているので、この可溶合金を融解す
る手段、方法を要し、かつこのリード線の溶着をばね圧
に抗して行なった後この可溶合金が再び固形化するまで
リード線間を押圧接状態を保つ必要がある。従ってこの
リード線の溶着に手数を要するものとなっており、自動
化にも限度がある。
また可溶合金が融解し、再び固形するとき開放した電路
を再び閉じるようになることもある。
〔課題を解決するための手段〕
2本の平行なるリード線をケース内に納めた耐熱弾力体
にてその距離を定めて固定し、この耐熱弾力体の弾性を
利用し、前記両リード線端を弾性圧下にて接触させ、こ
の接点を設定温度にて融解する可溶合金にて溶着結合す
る。またリード線の外被を耐熱弾力体にて行ない、この
外被耐熱弾力体の弾性圧を利用して2本のリード線先端
を互いに接続させ、可溶合金にて溶着させる。
〔作 用〕
2本の平行なるリード線をケース内に納めた耐熱弾力体
にてその距離を定めて固定し、この耐熱弾力体の弾性を
利用し、前記両リード線端を弾性圧下にて接触させ、こ
の接点を設定温度にて融解する可溶合金にて溶着結合し
ているので、温度ヒユーズの周囲温度あるいは電路温度
が予め設定された可溶合金融解温度に達すると該可溶合
金が融解する。これにより耐熱弾力体を圧縮し、弾性圧
下で接触していた2本のリード線端間は該耐熱弾力体の
復元力により強制的に離間させられる。
またリード線の外層を耐熱弾力体にて被覆し、この外被
にて弾性復元性をもたせ、かつ2本のリード線先端を互
いに接続させ、可溶合金にて溶着させているので、温度
ヒユーズの周囲温度あるいは電路温度が設定温度に達す
ると可溶合金の融解にて2本のリード線間は耐熱弾力体
被覆の復元力にて強制的に離間して電路を開放する。
〔実施例〕
以下本発明温度ヒユーズを図面にもとづいて説明する。
第1図乃至第5図は第1の実施例を示す。図において1
は耐熱性絶縁性のケースで、容易に変形しない材質をも
って一方が開口した有底偏平筒形をしている。2はこの
ケース1内に内嵌固定される耐熱弾力体で、この形状は
第5図に示すようにシリコンゴムその他の耐熱性で、か
つ所要の弾性をもつ材質にてケース1内に内嵌する平板
状に形成し、かつその中央頂面に突片21を突設すると
共に、内部にしかもこの突片21の下方位置に窓孔22
を穿設し、さらにこの突片21の両側でかつ外側面23
に平行するようにしたリード線貫通孔24.25を設け
てなる。この耐熱弾力体2の柔軟性は突片21を上方か
ら押し付けることにより窓孔22にてその押圧力を吸収
するように突片21と窓孔22間の間隔壁26が容易に
変形し第1図または第3図に示すようになり、かつその
突片21の外力を解除したとき、弾性体のもつ復元力に
て元の状態に戻るようになす。また2本のリード線端間
を可溶合金で溶着したとき、弾性対は第1図、第3図に
示すように変形した状態で保形されるようにする。
3と4はリード線で第1図、第2図は単線を、第3図、
第4図は複線の場合を示す。単線式のリード線3.4は
その外径が耐熱弾力体2のリード線貫通孔24.25の
内径より少し大径となるようにして線径及びリード線貫
通孔内径を定める。リード線3.4を耐熱弾力体2のリ
ード線貫通孔24.25内にそれぞれ貫通し、その先端
を耐熱弾力体2の頂面27.27に少し突出するように
なす。従って、リード線貫通孔24.25内に貫通され
たリード線3.4はこの弾性体により保持される。耐熱
弾力体2はその弾性を利用してケース1内に嵌挿固定さ
れるが、これは2本のり一ト線3.4の先端間を可溶合
金にて連結固定した後行なわれるものである。
5はコンタクトパーで、リード線3.4と同じく導電性
の材質をもって形成され、板状もしくは棒状体で、その
長さは対向する2本のリード線3.4の先端間を連結す
る長さを有する。
2本のり一ト線3.4の先端間にコンタクトパー5を接
触させる。このときコンタクトパー5にて突片21を押
圧し、第1図に示すように変形させ、リード線3.4の
先端とコンタクトパー5の端部とを接触させ、この交点
を設定温度にて融解する可溶合金6.6に溶着する。こ
のコンタクトパー5の溶着にて耐熱弾力体2は突片21
が窓孔22を押し潰すように変形し、その状態ですなわ
ち常にコンタクトパー5は突片21により弾性圧を受け
る状態にして固定される。この可溶合金6は予め定めた
温度にて融解する導電性合金であるため、温度ヒユーズ
使用時、周囲温度もしくは過電流等にて電路温度が設定
温度以上に達すると前記可溶合金6.6が融解すると弾
性体の突片21を押し上げる弾性復元力にて瞬時にコン
タクトパー5はリード線端部より離間させられ第2図の
ように両リード線3.4間すなわち回路は開放されるも
のとなる。
第3図、第4図のものは第1図、第2図に示すリード線
が単線式に比べ複線式のものである。
複数本の細い線材例えばメツキ銅線を束ねてテフロン系
被膜0.25mm以上の外被31.32にて被覆して一
本のリード線とした場合、このリード線3.4は被覆線
自体の長さ方向に対して直角方向へ弾性応力を利用して
容易に屈曲できる。
このため第3図、第4図の実施例ではコンタクトパー5
を用いず、耐熱弾力体内を貫通したリード線3.4の先
端部を互いに対向接触するよう折り曲げ、その接触点を
前記可溶合金6にて溶着する。このときも突片21を押
し付けて第3図のように変形させるものとする。この複
線式リード線を用いる場合も同様に可溶合金6が融解す
ると耐熱弾力体の弾性復元力にてリード線先端間は強制
的に離間せしめられ、電気回路を開放するものである。
第6図乃至第8図に示すものは耐熱弾力体の形状を異に
した第2の実施例で、第1の実施例に比べ窓孔を省き、
突片21.21を弾性体頂面に二つ対向して設け、この
突片21.21を互いに内側方向に折り曲げるようにし
たもので、この耐熱弾力体2も第1の実施例と同様の材
質を用い、かつリート線貫通孔24.25が穿設され、
該孔24.25内に第3図、第4図に示した細いメツキ
銅線を複数本束ね、この外表をテフロン系被膜0.25
mm以上の外被にて被覆した複線式被覆リード線3.4
を貫通する。このときリード線3と4は突片21.21
の外側にそうものとする。この状態を第7図に示す。そ
してこのリード線3.4の先端な突片21.2]の頂面
より上方に突出させ、かつこの両リード線3.4の先端
を突片21.21を互いに内方へ折れ曲がるようにして
互いに突き合せ、この交点を前記可溶合金6をもって溶
着する。この状態を第6図に示す。
なお前記各実施例において図中符号7はケース1内に2
本のリード線3.4を耐熱弾力体に貫通し、その両端を
可溶合金6にて溶着した後嵌挿した後、このケース1の
開口面を封止するシール材で、エポキシ系樹脂、その他
を用いる。
さらにケース1はリード線3.4と電気的絶縁性を保持
して耐熱弾力体2を介して内嵌されるならばこの材質は
前記の如く絶縁性でなくても、アルミニウムその他の金
属を用いることも可能である。
第9図、第10図に示す第3の実施例は耐熱弾力体2を
平板状にしてその長手方向に平行なる2本のり−ト線貫
通孔24.25を穿設したものを用い、リード線3.4
は第3図または第9図に示した実施例と同じように複数
本の細いメツキ銅線を所要の耐熱弾力性を備えた材質及
び被膜厚を有する外被をもって被覆したものを用いる。
従ってリード線を貫通する平板状耐熱弾力体2にてリー
ド線端部を強制的に離間させる作用を行なわせず、リー
ト線3.4の外被自体の弾力を用いてリード線に可溶合
金溶融時、復元性をもたせるようにする。従ってこのリ
ード線3.4の外被厚は第1.第2の実施例よりも厚い
ものとなっている。
なおケース1、耐熱弾力体2、シール材7は前2実施例
のものと同じ材質等を用いて形成される。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成するため、次のような効果を
奏する。
請求項1記載の温度ヒユーズにおいては回路の開放手段
にばねを用いたものに比へ使用部品点数が少ないので、
構造が簡単となり、製作が容易・安価となると共に、確
実に動作し、精度が向上する。
請求項2記載の温度ヒユーズにおいて2本のリード線先
端を直接可溶合金にて溶着しているので、可溶合金融解
時は、2本のリード線端部間に、耐熱弾力体の突片がそ
の弾性を利用して介在するため、温度ヒユーズの作動後
の回路開放がより確実となり、さらに使用部品点数が減
し、製作性、精度が向上する。
請求項3記載の温度ヒユーズにおいてはリード線外被の
もつ弾性を利用して可溶合金溶融時の回路開放を行なう
ため、さらに使用部品点数を減少させられる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は第1実施例を示し、第1図は単線式
リード線を用いたものの断面図、第2図はその作動後の
断面図、第3図は複線外被式リード線を用いたものの断
面図、第4図は同作動後の断面図、第5図は耐熱弾力体
の外註斜視図、また第6図乃至第8図は第2の実施例を
示し、第6図は断面図、第7図は作動後の断面図、第8
図は耐熱弾力体の外観斜視図、さらに第9図乃至第11
図は第3の実施例を示す。第9図は断面図、第10図は
同作動後の断面図、第11図は耐熱弾力体の外観斜視図
である。 図において1はケース、2は耐熱弾力体、21は突片、
24..25はリード線貫通孔、3゜4はリード線、5
はコンタクトバー、6は可溶合金、7はシール材。 ばか1名

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2本の平行なるリード線をケース内に納めた耐熱
    弾力体にてその距離を定めて固定し、この耐熱弾力体の
    弾性を利用し、前記両リード線端を弾性圧下にて接触さ
    せ、この接点を設定温度にて融解する可溶合金にて溶着
    結合してなる温度ヒューズ。
  2. (2)ケースに内嵌するようになした耐熱弾力体に2本
    のリード線を貫通支持せしめ、このリード線先端間に二
    つの突片を介在させ、この二つの突片にてリード線に復
    元性をもたせるように弾性圧下にて2本のリード線先端
    を互いに接続させ、可溶合金にて溶着させてなる温度ヒ
    ューズ。
  3. (3)ケースに内嵌するようになした耐熱弾力体に2本
    のリード線を貫通支持せしめ、このリード線の外層を耐
    熱弾力体にて被覆し、この外被にて弾性復元性をもたせ
    、かつ2本のリード線先端を互いに接続させ、可溶合金
    にて溶着させてなる温度ヒューズ。
JP2857188A 1988-02-09 1988-02-09 温度ヒューズ Pending JPH01204326A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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