JPH01203726A - ばねブレーキシリンダにおける手動急緩め装置 - Google Patents

ばねブレーキシリンダにおける手動急緩め装置

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JPH01203726A
JPH01203726A JP2787088A JP2787088A JPH01203726A JP H01203726 A JPH01203726 A JP H01203726A JP 2787088 A JP2787088 A JP 2787088A JP 2787088 A JP2787088 A JP 2787088A JP H01203726 A JPH01203726 A JP H01203726A
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Osamu Akamatsu
修 赤松
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、鉄道車両において、例えば駐車用として使
用されるばねブレーキシリンダに関し、特に、その作動
中のばねブレーキ力を手動操作によって解除する手動解
除機構を有するものに関する。
〈従来の技術〉 この種の従来の技術としては、特開昭62−22784
8号公報記載のものがある。その概略を第6図乃至第8
図を用いて説明する。このばねブレーキシリンダlは、
図示していないブレーキ装置のてこに対して押棒2を結
合して用いられる。通常は、つまり運転中は空気圧室3
内に圧力空気を給排口4から供給しであるから、第6図
に示す状態からブレーキばね5に抗してピストン6が左
方へ移動しているが、このばねブレーキシリンダlによ
るばねブレーキが作用する状態では空気圧室3内の圧力
空気が排出されるから、略第6図の状態となる。この状
態ではクラッチ7が接続状態であり、押棒2がシリンダ
体8内に引き込まれた状態であり、前記てこな所定の方
向に揺動させてばねブレーキが作用している。このはね
ブレーキを手動操作で緩める場合に第7図に示すハンド
ル15を側方へ引き出すと、クラッチ7が図示の接続状
態から切離状態となる。
このクラッチ7について説明すると、クラッチ7は、ピ
ストン6と押棒2との間の軸方向移動に対する接続及び
切離を行うもので、ピストン6の円筒状部10に穿設し
だ円孔9に保持されたボール11と、そのボール11の
位置を制御する制御部材12と、ボール11の係合する
押棒2に設けられた四部13とて構成されている。この
クラッチ7を手動操作で切離すために、制御部材12に
関連して操作部材14を設けである。操作部材14は、
第7図に見られるように、ハンドル15.ハンドル軸1
6.爪17で形成され、シリンダ体8の端918と端部
材19との間にシリンダ体8の軸直角断面に沿って操作
部材14か進退移動可能に収容部20内に戻しばね21
と共に設置されている。
図示のクラッチ接続状態から、ハンドル15を側方へ引
出すと、爪17が制御部材12を所定角度回転させるか
ら、第8図に見られる制御部材12の内面22に設けら
れた凹部23がボール11の外側に位置するようになる
。押棒2とピストン6の円筒状部10との間にはブレー
キばね5による引張り力が作用しているから、ボール1
1が押棒2の凹部13から凹部23側へ押し出されて、
クラッチ切離状態となる。これによって押棒2がピスト
ン6に連結された状態から拘束を解かれて第6図の左方
へ移動する。その移動に伴ワて第2ピストン24がばね
25によりボール11の位置よ、で移動してボール11
が円筒状部lOの内側へ脱落しないように孔9を閉鎖す
る。この状態が手動操作でばねブレーキを緩めた状態で
ある。
〈登朋が解決しようとする課題〉 はねブレーキシリンダは、その作用でブレーキがかけら
れて駐車している状態にある車両を早急に移動させたい
ような場合に手動操作でブレーキを緩める機構を具えた
ものが必要である。ところが、この種のばねブレーキシ
リンダを設ける鉄道車両においては、台車に取付けられ
るはねブレーキシリンダの周辺に手elfめ操作に十分
なスペースがないことが多く、このためできるだけ小さ
い力で、単純な操作て、台車の何方から操作できること
が望ましい。
前述した従来のばねブレーキシリンダの急緩め装置は、
手動急緩め操作のために大きな操作力を必要とする点で
問題がある。この点について考察すると、緩め操作時に
制御部材12を回転させる操作力f、は次式(1)のよ
うになる。すなわち、ボール11と制御部材1zどの摩
擦係数を角、制御部材12の回転抵抗なR,、戻しばね
21の反力をW2.ボール11か凹所13から外方へ押
出される方向の拡大力をFとすると、 f、=島F +  R,+ W、・・・・・・・・・・
・・・(1)となる。この式(1)から、ブレーキばね
5の作用力が大きいとFが大きくなって、Fが大きくな
るから操作力f1も大きいものを必要とするのであり、
実際にブレーキばね5は非常に強力なものである。
この発明は、ばねブレーキシリンダにおいて、ばねブレ
ーキ用のばね力が大きくても操作力f、を小さくできる
ようにすることを課題とする。
〈課題を解決するための手段〉 この発明の手段は、前述したようなボールクラッチを具
備するばねブレーキシリンダにおいて、ボールの外方変
位作用力によりクラッチ接続回転位置からクラッチ切離
回転位置へ向う方向の回転力を制御部材に生じるように
、制御部材のクラッチ接続回転位置でボールに当接して
いる内面(第1面)を制御部材のクラッチ切離回転位置
でボールの外方変位を許容する凹部内面(第2面)へ向
って傾斜した斜面に形成し、制御部材の前記回転力によ
る方向の回転を係止する係止手段を設け、その係止手段
の係止を外部操作により開放する手動開放手段を設けた
ことを特徴とする。
この禿朗において、前記係止手段は、前記制御部材に設
けられたラッチと、戻しばねによって前進するように付
勢されていて前進位置で前記クラッチ接続回転位置にあ
る制御部材の前記ラッチに係合する爪を有する係合部材
と、で構成するのがよい。
この発聞において、前記手動開放手段は、前記係合部材
に設けられ前記戻しばねに抗して保合部材を後退させる
手動操作部とするのがよい。
また別に、前記手動開放手段は、前記係合部材とは別個
に形成され係合部材の進退に対し略直角な方向に進退可
能に設けられ手動後退操作部を有し戻しばねによって前
進するように付勢されていて前進位置から手動で後退す
る間に係合部材を後退させてから前記クラッチ接続回転
位置にある制御部材を前記クラッチ切離回転位置に回転
させる回転駆動係合部を有するものとしてもよい。
く作 用〉 この発明のはねブレーキシリンダにおける手動急緩め装
置は、ボールクラッチの制御部材の第1面が第2面へ向
って傾斜した傾斜面に形成しであるから、クラッチ接続
状態でばねブレーキが作用している時にボールに作用す
る拡大力Fにより、制御部材がクラッチを切離す方向に
回転させられるような力を受ける。その力の大きさは、
第1面の傾斜角をθ、拡大力Fの第1面に対する法線分
力をN、拡大力Fの第1面に平行な分力なP、ボールと
制御部材との間の摩擦係数をルとすると、(P−JAN
)cosθとなる。なお、P=Fsinθ、N=Fco
sθである。制御部材を回転させてクラッチを切離すに
は、前述したように回転抵抗R2や戻しばねの反力W2
にも対抗しなければならないから、その状況に応じてθ
を決めると、適切な操作力f2となるようにすることが
できる。すなわち、その操作力f2は ft= (JLN−P) coso+R2+ W 2−
−−−(2)で表わされるから、f2>oとなりかつf
2の値が小さくなるようにθを決めると小さな力で操作
できるものとなり、f2<0(あまり大きくする必要は
ない)となるように0を決めるとM11部材をクラッチ
切離方向に回転させる操作力を必要としないものとする
ことかでき、この場合は係止手段を開放するだけの操作
力となる。
上述したように第1面を傾斜面としたことによってボー
ルの拡大力Fによる摩擦抵抗ILNを打消す方向の作用
力Pを生じさせることができ、その作用力の大きさを傾
斜角0の選択によって所望の値にすることができる。
〈実施例〉 第1実施例を第1図乃至第3図によって説明する。この
実施例は第6図に示した従来のばねブレ−キジリンダに
較べてクラッチ部の制御部材とその制御部材を手動操作
する部分が相違し、他は略同様であるので、その相違部
分について主に説明し同等部分は同一図面符号で示して
説明を省略する。
クラッチ30は、第1図及び第3図に示すように、制御
部材31がクラッチ接続回転位置にあるときボール11
に当接している第1面32が、押棒2の中心から半径方
向外方に伸延してボール11の中心を通るような直線に
対して直角な面33に対して角θをなす傾斜面に形成さ
れている。この角θは式(2)におけるf2かf2〈0
でその絶対値が小さくなるように決めである。そして制
御部材31かクラッチ切離位置に回転したときボール1
1を押棒2のボール係合凹部13から外れる外方位置へ
の変位を許容する凹状の第2面23に前記第1面32の
一端が段をなして連続せしめられている。なお、図にお
いて34は端壁18から伸延形成された筒状部であり、
その内孔に直線溝35を設けてあり、ピストン22の円
筒状部10をキー36を介して案内するようになってい
る点は前に説明しなかったか従来と同様である。また、
制御部材31の右端部はピン37で円筒状部10の左端
部外周溝38に回転可能に係合しており、外周を筒状部
34の内孔に回転可能に支持されている点も従来と同様
である。さらに制御部材31は図の左方へ伸延した円筒
状の部分の外面に直線溝39を有しており、左方外周を
端部材19に支持されている点も従来と同様である。
ml’421部材31を手動操作する部分として、係止
手段40及び手動開放手段41が設けられている。係止
手段40は、ラッチ42、係合部材43、前進ばね44
からなる。ラッチ42は第1図に見られるように、端部
材19と端壁18との間で、移動する制御部材31に対
して定位置にあって、制御部材31と共に回転するよう
に直線溝39に滑りキー45を介して係合している。図
中46はブツシュである。ラッチ42は第2図に見られ
るように外周に突出した係合部47を有し、この係合部
47に対して係合部材43が設けられている。保合部材
43はシリンダ体8側から前進ばね44によって前進す
るように付勢され、前進位置でラッチ42の係合部47
に先端の爪48か係合するようになっている。その保合
状態は制御部材31がクラッチ接続回転位置にありかつ
クラッチ切離し方向の回転を係止される状態である。図
中49は支持部材である。
手動開放手段41は、係合部材43の後部をシリンダ体
8の外部に伸延形成してこれに後退操作用の手動操作部
としてハンドル50を設けると共に別に戻しばね51を
設けたものである。戻しばね51は、シリンダ体8側の
支持部52に対してラッチ42の突部に向って進退可能
に設けられたストッパ53を前進させるように付勢して
いる。これによって制御部材31をクラッチ接続方向へ
回転させる作用力をラッチ42を介して与えている。
このように構成された手動急緩め装置は、第1図の状態
でばねブレーキか作用しているとすると、ボール11に
拡大力Fが作用しており、これによって制御部材31は
クラッチ30を切離す方向の回転力を受けている。この
場合傾斜角θを式(2)におけるf2がf2<0となる
ように決めであるから、制御部材31のクラッチ切離方
向の回転かラッチ42を介して係止手段40により係止
されていることになる。従って、手動開放手段41のハ
ンドル50を外方へ引くと、ラッチ42の係合部47に
係合している爪48が外れて係止手段40の係止が開放
され、制御部材31か拡大力Fによる回転力によって回
転してクラッチ30が切離状態となる。このときストッ
パ53は戻しばね51を圧縮して所定位置まで後退して
いる。また、クラッチ30が切離し状態となったことに
よって、ピストン22は後退端に達し、押棒2はブレー
キばね5の右方への引張り力か除かれるからブレーキ装
置側の戻しばねによって左方へ変位し、ばねブレーキ力
が解除される。
このばねブレーキ手動緩め状態から通常のクラッチ30
が接続した空気圧による緩め状態とする場合は、空気圧
室3に圧力空気を供給するたけてよい。すなわち、圧力
空気の供給によってピストン22がブレーキばね5に抗
して左方へ移動し、押棒2の凹部13とボール11の位
鐙が一致すると、戻しばね51によりストッパ53かラ
ッチ42を介して制御部材31にクラッチ接続方向へ回
転させる作用力を手えているから、制御部材31か回転
しようとすることによってボール11は内側へ押し込ま
れて押棒2の四部13と係合し、クラッチ30か接続状
態となる。
第2実施例を第4図及び第5図を用いて説明する。この
実施例は第1実施例と係止手段60及び手動開放手段6
1が異なるのでこの点を説明する。
係止手段60は、ラッチ62、係合部材63、前進ばね
64からなる。ラッチ62は制御部材31に対しては第
1実施例と同様に設けられているが、第4図に示すよう
に、突出した凸部先端に係合部65が設けられ、その凸
部には回転方向の溝66が設けられており、保合部65
か両側に分れた形で存在している。この係合部65に対
して係合部材63が設けられている。係合部材63はシ
リンダ体8から前進ばね64によって前進するように付
勢され、前進位置でラッチ62の係合部65に先端の爪
67が係合するようになっている。爪67は保合部65
に対応して両側に分れた形てあり、その爪67の間が斜
面68に形成されている。爪57の係合部65との係合
状態は第1実施例と同様に、制御部材31がクラッチ接
続回転位置にありかつクラッチ切離方向の回転を係止さ
れる状態である。図中69は支持部材である。
手動開放手段61は、係合部材63とは別個に形成され
た操作部材70、戻しばね71a、71b、ばね受72
、支持部材73等で構成されている。操作部材70はラ
ッチ62の溝66を通っている細長いもので、長手方向
に進退自在にシリンダ体8に支持され、第5図に見られ
るように、図の右側後端をシリンダ体8の外部に伸延形
成してこれに後退手動操作部としてのハンドル74を設
けである。戻しばね71aはばね受72と支持部材73
との間に設けられ、戻しばね71bは操作部材70の段
部75とばね受72どの間に設けられ、いずれも操作部
材70に左方へ向う前進力を与えている。操作部材70
が溝66を通る部分の適所に回転駆動係合部として長孔
7Gが穿設されており、その長孔76内を通り、溝66
の両側壁部を貫通してピン78を設けである。そして係
合部材63の爪67の間の斜面68に対して、操作部材
70が前進端位置にあるとき爪67が係合部65に係合
している状態で段状に形成された斜面79が対向するよ
うに操作部材70に設けられている。図中80は操作部
材70の前進端位な決めているストッパである。
このほかの構造は第1実施例と同様であるから同等部分
を同一図面符号で示して説明を省略する。
この手動急緩め装置は、図示の状態かばねブレーキの作
用している状態であり、クラッチが接続状態でボールの
拡大力Fにより制御部材31にクラッチを切離す方向(
第5図において時計方向)の回転力が与えられており、
その回転を係止手段60か係止している状態である。こ
の状態から、ハンドル74を第5図において右方へ引く
と、斜面79が斜面68を押して係合部材63を前進ば
ね64に抗して後退させるから、図に又1で示すストロ
ークで爪67が係合部65から外れ、これに統<fLt
で示すストロークで長孔76の左端とビン78が係合し
てラッチ62をクラッチが切離される位置まで回転させ
る。この場合、制御部材31の第1面の傾斜角θが第1
実施例で述べたように、f2〈0となるように決めであ
るとすると、ストローク見、移動した段階でラッチ62
が回転するようになるから、ストローク文、の移動のた
めの手動操作力は加えなくてもよいことになる。なお、
傾斜角θをf2〉0で小さい値となるように決めた場合
は、小さい力で全ストローク見を移動させることになる
また、この手動緩め状態から通常のクラッチの接続した
緩め状態とするには、第1実施例と同様に空気圧室に圧
力空気を供給するだけでよい。すなわち、圧力空気の供
給により、ブレーキばね5に抗してピストン22が移動
し、押棒2の凹部13とボール11の位置が一致するよ
うになると、ばね受72の先端がラッチ62の凸部に当
接して戻しばね7]aの前進作用力によりラッチ62及
び制御部材31をクラッチ接続方向に回転させる。操作
部材70は外方へ引き出された後にハンドル74を放し
た段階て戻しばね71bの作用で前進端に戻っており、
ラッチ62がクラッチ接続回転位置にまで回転すると係
合部材63の爪67と係合して係止手段60が係止状席
となる。
〈発明の効果〉 この発明は、ばねブレーキシリンダのボールクラッチの
制御部材の第1面を傾斜させた構成によってボールの拡
大力で制御部材をクラッチ切離し方向に回転させる作用
力が生じるようにしたものであるから、第1面の傾斜角
度を適切に選択して手動緩め操作力をブレーキばねの強
さに関係のない小さいものにできる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の縦断側面図、第2図は
第1図のA−A断面拡大図、第3図は第1図のB−B断
面拡大図、第4図はこの発明の第2実施例を示し第5図
のD−DlfJ面縮小図、第5図は第4図のC−C断面
拡大図、第6図は従来のブレーキシリンダの1例を示す
縦断側面図、第7図は第6図のE−E断面図、第8図は
第6図のF−F断面拡大図である。 l・・・・ばねブレーキシリンダ、2・・・・押棒、3
・・・・空気圧室、5・・・・ブレーキばね、8・・・
・シリンダ体、9・・・・円孔、10・・・・円筒状部
、11・・・・ボール、13・・・・凹部、22・・・
・内面、23・・・・凹部(第2面)、30・・・・ク
ラッチ、31・・・・制御部材、32・・・・第1面、
40・・・・係止手段、41・・・・手動解放手段、4
2・・・・ラウチ、43・・・・係合部材、44・・・
・前進ばね、47・・・・係合部、48・・・・爪、5
0・・・・ハンドル(手動操作部)、51・・・・戻し
ばね、60・・・・係止手段、6I・・・・手動解放手
段、62・・・・ラッチ、63・・・・保合部材、64
・・・・前進ばね、65・・・・係合部、67・・・・
爪、68・・・・斜面、70・・・・操作部材、71a
、71b・・・・戻しばね、76・・・・長孔、78・
・・・ピン、79・・・・斜面。 特許出願人 日本エヤーブレーキ株式会社代  理  
人  清  水   哲   ほか2名第2図 第3回

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブレーキばねの作用で一方へ押圧されるピストン
    と、ブレーキ装置に連結され前記ピストンと同軸的に設
    けられ前記ブレーキばねによるピストンの移動方向にピ
    ストンと共に移動することによりブレーキ装置にブレー
    キを作用させる押棒と、前記ピストンに形成され前記押
    棒の嵌入した円筒状部にその半径方向に変位可能にボー
    ルを保持させ、そのボールの係合する凹部を前記押棒の
    外周に設け、前記ボールの外側位置で所定量の正逆回転
    によりボール位置を制御するように内面がボールを前記
    凹部に係合した位置に拘束する第1面とこの第1面に所
    定回転方向に連続してボールを凹所から外れる外方位置
    への変位を許容する第2面とを有する制御部材を設けて
    なり押棒とピストンとの間の軸方向の連結を嵌脱する構
    成のボールクラッチと、を具備するばねブレーキシリン
    ダにおいて、前記ボールの外方変位作用力によりクラッ
    チ接続回転位置からクラッチ切離回転位置へ向う方向の
    回転力を生じるように第1面を第2面へ向って傾斜した
    斜面に形成し、制御部材の前記回転力による方向の回転
    を係止する係止手段を設け、その係止手段の係止を外部
    操作により開放する手動開放手段を設けたことを特徴と
    する手動急緩め装置。
  2. (2)請求項(1)に記載の装置において、前記係止手
    段が、前記制御部材に設けられたラッチと、前進ばねに
    よって前進するように付勢されていて前進位置で前記ク
    ラッチ接続回転位置にある制御部材の前記ラッチに係合
    する爪を有する係合部材と、で構成されていることを特
    徴とする手動急緩め装置。
  3. (3)請求項(2)に記載の装置において、前記手動開
    放手段が、前記係合部材に設けられ前記前進ばねに抗し
    て係合部材を後退させる手動操作部と、前記ラッチを駆
    動し前記制御部材をクラッチ切離回転位置から接続回転
    位置へ回転させるように設けられた戻しばねとで構成さ
    れていることを特徴とする手動急緩め装置。
  4. (4)請求項(2)に記載の装置において、前記手動開
    放手段が、前記係合部材とは別個に形成され係合部材の
    進退方向に対し略直角な方向に進退可能に設けられ手動
    後退操作部を有し戻しばねによって前進するように付勢
    されていて前進位置から手動で後退する間に係合部材を
    後退させてから前記クラッチ接続回転位置にある制御部
    材を前記クラッチ切離回転位置に回転させる回転駆動係
    合部を有するものであることを特徴とする手動急緩め装
    置。
JP2787088A 1988-02-09 1988-02-09 ばねブレーキシリンダにおける手動急緩め装置 Granted JPH01203726A (ja)

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JPH0526048B2 JPH0526048B2 (ja) 1993-04-14

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100476835B1 (ko) * 2000-11-15 2005-03-18 가부시키카이샤 나브코 브레이크 실린더 장치
WO2010016311A1 (ja) * 2008-08-05 2010-02-11 三菱重工業株式会社 駐車ブレーキ付きブレーキアクチュエータ
US10494002B2 (en) * 2015-06-05 2019-12-03 Faiveley Transport Amiens Railway braking system for a railway vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010016311A1 (ja) * 2008-08-05 2010-02-11 三菱重工業株式会社 駐車ブレーキ付きブレーキアクチュエータ
US10494002B2 (en) * 2015-06-05 2019-12-03 Faiveley Transport Amiens Railway braking system for a railway vehicle

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