JPH01203003A - 選択透過膜 - Google Patents

選択透過膜

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JPH01203003A
JPH01203003A JP2493488A JP2493488A JPH01203003A JP H01203003 A JPH01203003 A JP H01203003A JP 2493488 A JP2493488 A JP 2493488A JP 2493488 A JP2493488 A JP 2493488A JP H01203003 A JPH01203003 A JP H01203003A
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JP
Japan
Prior art keywords
group
membrane
metal complex
carbon atoms
schiff base
Prior art date
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Pending
Application number
JP2493488A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Sugie
杉江 潔
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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Priority to DE8888113505T priority patent/DE3871462D1/de
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は混合流体に対し選択透過性を有する膜、特に混
合気体に対し選択透過性を有する膜に関し、更に詳しく
は金属錯体と配位子ポリマーとの反応によって形成され
る分離活性層を有する選択透過膜に関する。
近年、膜の選択透過性を利用して流体混合物から特定の
成分を濃縮1分離する膜分離法が注目され、研究開発が
盛んに行われている。気体混合物従来合成ポリマーから
なる膜を用いて気体混合物を分離する試みは多くなされ
ているが、気体の選択透過性において充分とはいえず、
実用に供し得なかった。
選択性を高める目的で気体を選択的に配位する金属鏡体
を膜中に導入する試みが行われており、例えば持分[1
354−13476号公報には高分子金属鏡体からなる
膜状体の製造方法が開示されている。しかしながら、こ
れらの膜状体は鏡体の導入率を高めるとゲル化が起こり
、製膜性が落ちる等の問題点を有していた。
土山らは金属鏡体をポリマー中にブレンドした膜あるい
は高分子配位子との高分子′S3体膜を用いて、高い選
択性を発現することを示した(E。
l’5uchida 、 et、 al、 Chemi
stry  1−etters。
198[343)が、やはりゲル化が起こるために鏡体
含有率を上けることは困難であった。又高選択性を1!
Iるためには供給圧力を下げねばならず、透過速度が小
さくなり実用化という観点からは満足Cを右する膜が優
れた選択性と大きな透過性をイ1していることを児出し
、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、 1、シッフ塩基金属鏡体と配位子ポリマーとの界面反応
によって形成される分離活性府を有する選択透過膜、 就中 2、該金属鏡体が下記一般式(T) からなるシッフ塩基金属鏡体化合物である上記第1項記
載の選択透過膜、 特に 3、配位子ポリマーがビニルピリジンの単独もしくは共
重合体及びビニルイミダゾールの単独もしくは共重合体
よりなる群の中から選ばれた配位子ポリマーである上記
第1項記載の選択透過膜である。
本発明のシッフ塩基金属鏡体はシッフ塩基化合物からな
る配位子と低原子価状態にある中心金属との鏡体である
シッフ塩基化合物としては、下記式(II>[ここで、
RO、R+〜R6は前記定義に同じである。] で表わされる化合物が好ましいものとして挙げられる。
本発明で用いられるシッフJg 73金属鉗体の中心金
属は鉄、コバルト、銅、ニッケル、マンカン。
クロム、亜鉛よりなる群より選ばれた低原子価の遷移金
属であり、特に鉄、コバルトが好ましい。
本発明で用いられるシッフ塩基化合物からなる配位子は
サリチルアルデヒド誘導体とジアミンを反応させて得ら
れるシッフ塩基である。
本発明で用いられる配位子ポリマーはビニルピリジンの
単独もしくは共重合体及びビニルイミダゾールの単独も
しくは共重合体よりなる群の中から選ばれた配位子ポリ
マーである。
好適なビニルピリジンの例としては4−ビニルピリジン
等が挙げられる。好適なビニルイミダゾールの例どして
は1−ビニルイミダゾール、4−ビニルイミダゾール、
1−ビニル−2−メチルイミダゾール等が挙げられる。
ビニルピリジン共重合体及びビニルイミダゾール共重合
体におけるビ反応によって反応づる該金属111体の割
合が小さく、充分な選択透過性能が1与られない。
本発明の分離活性層は、好ましくは平面型シッフ塩基金
属錯体と配位子ポリマーとの界面反応によって形成され
、実質的に選択透過膜の選択分離性能を支配する。該金
属錯体と配位子ポリマーとの界面反応は液−因、固−液
、液−液、気−因等いずれの反応系の組合せであっても
よいが、均一な薄膜を形成するためには界面の撹乱が起
こらない組合せが望ましい。
一般式(I)における、Roは結合a、bど隣接した炭
素原子で結合している炭素原子数6以下の炭化水素基を
表わす。結合a、bと隣接した炭素原子で結合している
炭素原子数6以下の炭化水られる。
一般式(I>にお(プる置換基R+ 、R2どしては、
水素原子、炭素原子数1〜3のアルキル基より選ばれた
任意の置換基が好ましい。
一般式(I)におけるR3 、R4、R5,R6として
は水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原子、低級アル
コキシ基または式−X−CnI−1lll(14≦n≦
22.21≦m≦45)で表わされる長鎖炭化水素基よ
り選ばれた任意の置換基が好ましい。
但し×は一〇−、−Coo−、−NHCO−。
−S−等の−Cn Hmと環A又はBとの連結基である
。−Cn 1−1mは14〜22個の炭素原子を有する
直鎖状のアルキル基、アルケニル基及びアルキニル基で
ある。その具体例としては下記の基を挙げることができ
るが、これらに限定されるわけではない。即ち、テトラ
デシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ペプタデシル、
オクタデシル、トコシル等のアルキル基、イソステアリ
ル等の分岐アルキル基、cis−9−へキサデセニル、
cis−9−cis−12−オクタデカジェニル、オク
タデカ−10゜12−ジイル等の直鎖状不飽和炭化水素
基などである。
好適な他の置換基の具体例としては下記の置換基を挙げ
ることができるが、これらに限定されるわけではない。
即ち、メチル、エチル、n−ブチル、 5ec−ブチル
、 tert−ブチル、n−ヘキシル等のアルキル【 る。
本発明の選択透過膜は、2種以上の流体混合物から特定
の成分を濃縮する目的で使用される。例えば、大気から
の酸素富化空気の製造にきわめて有効である。
以下、実施例によって本発明の内容を具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 (:、o  (3alen)  (ビス(2−ヒドロキ
シベンザル)エチレンジイミンコバルl−)の飽和クロ
ロホルム溶液にポリテトラフルオロエチレンの多孔質膜
[フロロポア■(平均孔径:0.1μ);住友電工■製
コフィルターを浸漬し、5分間超音波処理を行っτ均一
に含浸させ、乾燥してIH1体保持膜を得た。この鏡体
保持膜を高分子配位子(4−ビニルピリジン/ヘキシル
メタクリレート共重合体。
4−ビニルビリジンユニツt−92mo1%)の2wt
%クロロホルム溶液にデイツプした所、直ちに灰色から
鮮かな紫色に変化し、分離活性層が形成された。この膜
は1次側圧力360T orrで酸素透過速度2,8X
 1O−7crd / cri ・S −cm )(9
、窒素に対する酸素の選択率7.0と高い選択透過性能
を有していた。
実施例2 鏡体保持膜と高分子配位子溶液との界面形成を均一にす
るために、高分子配位子溶液の溶媒として錯体を溶解し
ないメタノールを用いるほかは実施例1と同様に製膜を
行って高分子錯体膜を得た。
この膜は1次側圧力695T orrで酸素透過速度2
、Ox IQ−8crd/ cti ・S −cmH9
,M択率(α(○2/N2))8.6と高い選択透過性
能を示した。
実施例3 実施例1と同様に錯体溶液をフロロポア■フィルター(
0,1μ)に含浸させた後、ガラス板に密着させて乾燥
を行った所、フィルターの空気側の表面に錯体が濃縮さ
れた鏡体保持膜が得ら°れた。
この錯体保持膜に実施例1と同様にして分離活性層を形
成させた。この膜の選択透過性能を評価した所、1次側
圧力393Torr T:酸素透過速度1.26 X 
IL7crd/ cm−3−cmH9,’33択率(α
’   (02/N2 ) ) 10.3と極めて高い
選択透過性能セルロース多孔膜(FR−20(平均孔径
:0.2μ);富士写真フィルム■製)を浸漬し、5分
間超音波処理を行って均一に含浸させた後、多孔膜表面
の1部をガラス板で覆って蒸発を抑えつつガラス根土で
乾燥を行ったところ、多孔膜の蒸発面に錯体が均一に含
浸された錯体保持膜が得られた。この鏡体保持膜に実施
例1と同様にして分離活性層を形成させた。この膜の選
択透過性能を評11IL、たところ、1次側圧カフ00
Torrで酸素透過速度:9.61 X 10’ ci
/ tri ・S−cmH9,選択率:α(02/N2
 ) ) : 22.3と極めて高い選択透過性能を示
した。
別途、上述の方法にしたがって分離活性層を形成した膜
は1次側圧力100T Qrrで酸素透過速度:3、1
2 X 1O−8ci/ ci−3−cmHa 、選択
率(α(02/ N2 ) : 26.4と高い選択透
過性を有していた。
実施例5 Co  (Salen)の飽和クロロホルム溶液の供給
源に接してフロロポア■フィルター(0,1μ)をΔ々
置し、フィルクーの17il孔空隙部に錯体溶液を浸透
含浸させた。この上に別に調製した高分子配位子(4−
ビニルピリジン/ヘキシルメタクリレート共重合体、 
4−ビニルピリジンユニット94.9mo1%)フィル
ムを密着させ、高分子配位子フィルムの表面に分離活性
層を形成した。この膜は1次側圧カフ62 Torrで
酸素透過速度:  2.63 X10’ crtl/c
m−8−cmHg*選択率(α(02/N2): 13
,5と高い選択透過性能を示した。
実施例6 5℃にコントロールした水面上に高分子配位子(4−ビ
ニルピリジン/ヘキシルメタクリレート共重合体、 4
−ビニルピリジンユニット94.9mo1%)のクロロ
ホルム溶液を展開し、固体薄膜を17だ。これをポリプ
ロピレン多孔III <ジュラガード2400 :ポリ
プラスチックス■製)の上に5層積層し、高分子配位子
複合薄膜を得た。この膜の多孔膜側からGo  (Sa
len)の飽和クロロホルム溶液を浸透させると直ちに
鮮かな紫色の分離活性層が形成した。
特許出願人 工 業 技 術 院 長

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シッフ塩基金属錯体と配位子ポリマーとの界面反
    応によって形成される分離活性層を有する選択透過膜。
  2. (2)該金属錯体が下記一般式( I ) %識%( I ) 〔ここでR_0は結合a,bと隣接した炭素原子で結合
    している炭素原子数6以下の炭化水素基を表わす。R_
    1、R_2はそれぞれ独立に、水素原子、炭素原子数1
    〜3のアルキル基より選ばれた基を表わす。 R_3〜R_6はそれぞれ独立に、水素原子、低級アル
    キル基、ハロゲン原子、低級アルコキシ基又は−X−C
    _nH_m(14≦n≦22.21≦m≦45)で表わ
    される置換基より選ばれた基を表わす。但しXは−O−
    、−COO−、−NHCO−、−S−等の−C_nH_
    mと環A又はBとの連結基である。MはFe、Co、 Cu、Ni、Mn、Cr及びZnよりなる群から選ばれ
    た金属を表わす。〕 からなるシッフ塩基金属錯体化合物である請求項第1項
    記載の選択透過膜。
  3. (3)配位子ポリマーがビニルピリジンの単独もしくは
    共重合体及びビニルイミダゾールの単独もしくは共重合
    体よりなる群の中から選ばれた配位子ポリマーである請
    求項第1項記載の選択透過膜。
JP2493488A 1987-08-22 1988-02-06 選択透過膜 Pending JPH01203003A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2493488A JPH01203003A (ja) 1988-02-06 1988-02-06 選択透過膜
DE8888113505T DE3871462D1 (de) 1987-08-22 1988-08-19 Membran zur gastrennung.
EP88113505A EP0304818B1 (en) 1987-08-22 1988-08-19 Gas separation membrane
US07/483,281 US4985053A (en) 1987-08-22 1990-02-21 Gas separation membrane

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2493488A JPH01203003A (ja) 1988-02-06 1988-02-06 選択透過膜

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