JPH0120253Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0120253Y2 JPH0120253Y2 JP1985130621U JP13062185U JPH0120253Y2 JP H0120253 Y2 JPH0120253 Y2 JP H0120253Y2 JP 1985130621 U JP1985130621 U JP 1985130621U JP 13062185 U JP13062185 U JP 13062185U JP H0120253 Y2 JPH0120253 Y2 JP H0120253Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- seal
- peeling
- guide means
- peeled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 14
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 14
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 7
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000002372 labelling Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Labeling Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案はラベルの剥離器に関するものであ
る。
る。
(従来の技術及び問題点)
出願人は、先に実公昭52−21039号において、
ロールシールラベルの剥離器を提案している。実
公昭52−21039号における剥離器により剥離した
ラベルは、銀行等において預金通帳に押捺した印
影等を保護するため、印影上に被せるのに使用さ
れている。すなわち、シールを引き出した後、急
角度に曲げて引くことによりシールからラベルを
剥離し、このラベルの接着面を下にして印影上に
接着する。しかし、従来の剥離器では、剥離され
たラベルを指先で持つて預金通帳に貼るため、指
先が汚れているとラベルに付着し、また指先が汚
れていなくても指先の指紋がラベルに付着し、印
影が見にくくなつたり、指紋が残る欠点がある。
ロールシールラベルの剥離器を提案している。実
公昭52−21039号における剥離器により剥離した
ラベルは、銀行等において預金通帳に押捺した印
影等を保護するため、印影上に被せるのに使用さ
れている。すなわち、シールを引き出した後、急
角度に曲げて引くことによりシールからラベルを
剥離し、このラベルの接着面を下にして印影上に
接着する。しかし、従来の剥離器では、剥離され
たラベルを指先で持つて預金通帳に貼るため、指
先が汚れているとラベルに付着し、また指先が汚
れていなくても指先の指紋がラベルに付着し、印
影が見にくくなつたり、指紋が残る欠点がある。
(問題点を解決するための手段)
本考案はこのような欠点を解消するため考案し
たもので、ラベルが多数個仮接着されてなる長尺
なラベル付シールが内部に収納され、該ラベル付
シールを第一案内姿勢にて導く第一案内手段と、
該第一案内手段によつて導かれたラベル付シール
を第一案内姿勢とほぼ逆向きの第二案内姿勢にて
導く第二案内手段と、第一案内手段および第二案
内手段の間に設けられたラベル剥離部と、該ラベ
ル剥離部でシールから剥離されたラベルが静電気
作用により吸着される載置部とを備えてなり、該
載置部が、ラベル剥離部の、第一案内姿勢におけ
るシールの進行方向前方であつて、かつ、ラベル
剥離部より高い位置に設けられていることを特徴
とするものである。
たもので、ラベルが多数個仮接着されてなる長尺
なラベル付シールが内部に収納され、該ラベル付
シールを第一案内姿勢にて導く第一案内手段と、
該第一案内手段によつて導かれたラベル付シール
を第一案内姿勢とほぼ逆向きの第二案内姿勢にて
導く第二案内手段と、第一案内手段および第二案
内手段の間に設けられたラベル剥離部と、該ラベ
ル剥離部でシールから剥離されたラベルが静電気
作用により吸着される載置部とを備えてなり、該
載置部が、ラベル剥離部の、第一案内姿勢におけ
るシールの進行方向前方であつて、かつ、ラベル
剥離部より高い位置に設けられていることを特徴
とするものである。
(作用)
第一案内手段は、第二案内手段によつてシール
をほぼ逆向きに向きを変える前提として必要な手
段で、たとえば隙間を通すことにより行なわれ
る。
をほぼ逆向きに向きを変える前提として必要な手
段で、たとえば隙間を通すことにより行なわれ
る。
第二案内手段は、シールからラベルを剥離させ
るために必要なものであり、ほぼ逆向きにという
のは、シールからラベルが剥離する程度であれば
よく、経験により、第一案内姿勢におけるシール
の進行方向に対し、約100゜以上の方向であれば剥
離可能である。もちろん角度が180゜すなわち逆向
きであるのがよりよい。
るために必要なものであり、ほぼ逆向きにという
のは、シールからラベルが剥離する程度であれば
よく、経験により、第一案内姿勢におけるシール
の進行方向に対し、約100゜以上の方向であれば剥
離可能である。もちろん角度が180゜すなわち逆向
きであるのがよりよい。
ラベル剥離部は、第一案内姿勢から第二案内姿
勢に方向転換させる部位を意味する。
勢に方向転換させる部位を意味する。
載置部は、ラベルが載置されるに十分な広さが
あればよいが、ラベル剥離部の第一案内姿勢にお
けるシールの進行方向前方であつて、かつ、ラベ
ル剥離部より高い位置にあることを要する。
あればよいが、ラベル剥離部の第一案内姿勢にお
けるシールの進行方向前方であつて、かつ、ラベ
ル剥離部より高い位置にあることを要する。
ラベルは、シールが第一案内姿勢から第二案内
姿勢に方向転換する際、摩擦・剥離のために発生
する静電気を帯びる。この静電気を帯びたラベル
が、シールから剥離すると、ラベルとは別に、第
一案内姿勢と同じ方向に進み、静電気の吸着力に
よつて載置部に接着面を上にした状態で吸着す
る。このとき、載置部が、ラベル剥離部より高い
位置に設けられているから、ラベルは、端部が載
置部からラベル剥離部側へ若干張り出した状態で
吸着され、後続のラベルが誤つて剥離されても、
上記端部の吸着側の面に当接して、載置部上のラ
ベルの接着面に接着されるのが防止される。
姿勢に方向転換する際、摩擦・剥離のために発生
する静電気を帯びる。この静電気を帯びたラベル
が、シールから剥離すると、ラベルとは別に、第
一案内姿勢と同じ方向に進み、静電気の吸着力に
よつて載置部に接着面を上にした状態で吸着す
る。このとき、載置部が、ラベル剥離部より高い
位置に設けられているから、ラベルは、端部が載
置部からラベル剥離部側へ若干張り出した状態で
吸着され、後続のラベルが誤つて剥離されても、
上記端部の吸着側の面に当接して、載置部上のラ
ベルの接着面に接着されるのが防止される。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
本考案に係るラベルの剥離器を第1図に示し、
剥離器1はケース本体2内にラベル付シール3が
収納されてなるものであり、具体的には第2図に
示すように、預金通帳4の印影部5にラベル6を
接着するためのものである。
剥離器1はケース本体2内にラベル付シール3が
収納されてなるものであり、具体的には第2図に
示すように、預金通帳4の印影部5にラベル6を
接着するためのものである。
ラベル付シール3は、シール7の剥離面8に透
明な材質からなるラベル6が所定間隔をもつて仮
接着されてなるもので、巻装されている。ラベル
6の裏面には接着剤層9が形成されて接着面9a
とされ、この接着面9aが上記剥離面8に仮接着
されている。剥離面8は、ラベル6が剥離し易い
ようにシリコンなどによつて形成されている。
明な材質からなるラベル6が所定間隔をもつて仮
接着されてなるもので、巻装されている。ラベル
6の裏面には接着剤層9が形成されて接着面9a
とされ、この接着面9aが上記剥離面8に仮接着
されている。剥離面8は、ラベル6が剥離し易い
ようにシリコンなどによつて形成されている。
ケース本体2は、後側部分2aが開口された箱
状のもので、該開口2aからラベル付シール3が
着脱される。ケース本体2の天井部には、シール
7からラベル6を剥離するための第一案内手段1
0、第二案内手段11、ラベル剥離部12および
載置部13が設けられている。
状のもので、該開口2aからラベル付シール3が
着脱される。ケース本体2の天井部には、シール
7からラベル6を剥離するための第一案内手段1
0、第二案内手段11、ラベル剥離部12および
載置部13が設けられている。
続いて、これらの構成を第3図乃至第6図によ
り詳細に説明する。
り詳細に説明する。
第一案内手段10はラベル付シール3を第一案
内姿勢にて導くもので、下板14と中板15との
隙間に形成されたスリツト状断面の通路から構成
されている。
内姿勢にて導くもので、下板14と中板15との
隙間に形成されたスリツト状断面の通路から構成
されている。
第二案内手段11はラベル付シール3を第二案
内姿勢にて導くもので、中板15の前部15aお
よび中板15の中央部分に形成された引込孔16
から構成されている。該引込孔16は第一案内手
段10により導かれたラベル付シール3のシール
7をケース本体2の内側へ引き込むためのもので
ある。したがつて、第二案内姿勢とは、第一案内
姿勢(矢符A方向)とほぼ逆向き(矢符B方向)
の姿勢となる。なお、上記引込孔16を介してケ
ース本体2内へ引き込まれたシール7は、開口2
aから再び外部へ引き出される。
内姿勢にて導くもので、中板15の前部15aお
よび中板15の中央部分に形成された引込孔16
から構成されている。該引込孔16は第一案内手
段10により導かれたラベル付シール3のシール
7をケース本体2の内側へ引き込むためのもので
ある。したがつて、第二案内姿勢とは、第一案内
姿勢(矢符A方向)とほぼ逆向き(矢符B方向)
の姿勢となる。なお、上記引込孔16を介してケ
ース本体2内へ引き込まれたシール7は、開口2
aから再び外部へ引き出される。
ラベル剥離部12はラベル6をシール7から剥
離する部分で、中板15の前端部、すなわち上記
第一案内姿勢から第二案内姿勢に方向転換する折
り返し部に設けられている。
離する部分で、中板15の前端部、すなわち上記
第一案内姿勢から第二案内姿勢に方向転換する折
り返し部に設けられている。
載置部13は上記ラベル剥離部12で剥離され
たラベル6を載置するためのもので、上板17の
上面に設けられている。該載置部13は、剥離さ
れたラベル6が、帯電した静電気の作用で、該ラ
ベル6を接着面9aを上にした状態で吸着され
る。
たラベル6を載置するためのもので、上板17の
上面に設けられている。該載置部13は、剥離さ
れたラベル6が、帯電した静電気の作用で、該ラ
ベル6を接着面9aを上にした状態で吸着され
る。
また、載置部13はラベル剥離部12に対し
て、第一案内姿勢における進行方向つまり前方
(矢符A方向)であつて、かつ、ラベル剥離部よ
り高い位置に設けられ、ラベル6の剥離作業時の
誤操作を防止する。この点について、第7図に示
される構造と比較しながら説明する。
て、第一案内姿勢における進行方向つまり前方
(矢符A方向)であつて、かつ、ラベル剥離部よ
り高い位置に設けられ、ラベル6の剥離作業時の
誤操作を防止する。この点について、第7図に示
される構造と比較しながら説明する。
まず、第7図に示す比較例の場合、載置部20
がラベル剥離部12の前方のほぼ同一高さもしく
は低い位置に設けられている。この場合、載置部
20上に先行のラベル6aがまだある状態におい
て、誤操作により後続のラベル6bが剥離される
と、このラベル6bが図示のごとく、先行するラ
ベル6aの接着面9a上に重ねて接着されてしま
い、ラベルの貼付作業に支障を来たすことにな
る。
がラベル剥離部12の前方のほぼ同一高さもしく
は低い位置に設けられている。この場合、載置部
20上に先行のラベル6aがまだある状態におい
て、誤操作により後続のラベル6bが剥離される
と、このラベル6bが図示のごとく、先行するラ
ベル6aの接着面9a上に重ねて接着されてしま
い、ラベルの貼付作業に支障を来たすことにな
る。
これに対して、本考案の場合、先行するラベル
6aは第5図に示すように、後端部18がラベル
剥離部12側へ若干張り出した状態で、載置部1
3上に載置される。したがつて、誤操作により後
続のラベル6bが剥離されても、第6図に示すよ
うに、該ラベル6bの進行方向が先行するラベル
6aの後端部18の吸着側の面(表面)によりさ
えぎられるため、後続のラベル6bが先行のラベ
ル6aの接着面9a上に接着される不具合が防止
される。しかも、後続のラベル6bが上記後端部
18を押し上げて、誤操作を作業者に知らせる。
6aは第5図に示すように、後端部18がラベル
剥離部12側へ若干張り出した状態で、載置部1
3上に載置される。したがつて、誤操作により後
続のラベル6bが剥離されても、第6図に示すよ
うに、該ラベル6bの進行方向が先行するラベル
6aの後端部18の吸着側の面(表面)によりさ
えぎられるため、後続のラベル6bが先行のラベ
ル6aの接着面9a上に接着される不具合が防止
される。しかも、後続のラベル6bが上記後端部
18を押し上げて、誤操作を作業者に知らせる。
なお、上板17と下板14は傾斜案内板19に
より連結され、誤傾斜案内板19は剥離されたラ
ベル6を載置部13に導くための案内をする。
より連結され、誤傾斜案内板19は剥離されたラ
ベル6を載置部13に導くための案内をする。
しかして、開口部2aから引き出されたシール
7を引くと、ラベル付シール3が第一案内手段1
0によつて第一案内姿勢(矢符A方向)に導かれ
た後、シール7が第二案内手段11によつて第一
案内姿勢とほぼ逆向き(矢符B方向)に導かれる
ことにより、ラベル剥離部12でラベル6がシー
ル7から剥離される。
7を引くと、ラベル付シール3が第一案内手段1
0によつて第一案内姿勢(矢符A方向)に導かれ
た後、シール7が第二案内手段11によつて第一
案内姿勢とほぼ逆向き(矢符B方向)に導かれる
ことにより、ラベル剥離部12でラベル6がシー
ル7から剥離される。
しかも、シール7が第一案内姿勢から第二案内
姿勢に導かれる際に静電気が生じ、この静電気が
剥離したラベル6にも帯電する。このため、剥離
したラベル6は、静電気の働きによつて載置部1
3に吸着される。このとき、ラベル6の接着面9
aは上側を向いている。
姿勢に導かれる際に静電気が生じ、この静電気が
剥離したラベル6にも帯電する。このため、剥離
したラベル6は、静電気の働きによつて載置部1
3に吸着される。このとき、ラベル6の接着面9
aは上側を向いている。
このようにしてラベル6を接着面9aが上を向
いた状態で吸着したケース本体2を第2図に示す
ように逆さに向け、預金通帳4の印影部5の上に
押し当ててラベル6を貼布する。
いた状態で吸着したケース本体2を第2図に示す
ように逆さに向け、預金通帳4の印影部5の上に
押し当ててラベル6を貼布する。
これによつてラベル6を手に持つことなく、預
金通帳4に貼布することができる。
金通帳4に貼布することができる。
なお、ケース本体2を逆さに向ける代わりに預
金通帳4を逆に向け、ケース本体2に押しつけて
もよい。
金通帳4を逆に向け、ケース本体2に押しつけて
もよい。
また、本考案は上述の実施例のような預金通帳
の印影部用のほか、他の同様の目的に適用可能で
ある。
の印影部用のほか、他の同様の目的に適用可能で
ある。
(考案の効果)
本考案は以上の通り構成されてなるので、ラベ
ルを手に持つことなく、印影部等所要の場所に貼
布することができ、しかも、通帳にラベルを貼付
する前に、ラベルを一旦載置部の上に完全に載せ
て確認することができ、通帳へのラベルの貼付が
失敗なくなされる。さらに、ラベル剥離部におい
て、シールを第一案内姿勢からほぼ逆向きの第二
案内姿勢に向けるので、ラベルには載置部に吸着
するのに十分な静電気が生じ、剥離器を、ラベル
が下向きになるように持つて作業しても、ラベル
が剥離器から脱落することがない。因みに従来か
ら使用されている、シールの表面に剥離剤として
シリコンが塗布され、その上に印影被覆用の透明
ラベルが剥離可能に接着されたもので試験したと
ころ、100%吸着し何れの方向に傾けても脱落し
なかつた。
ルを手に持つことなく、印影部等所要の場所に貼
布することができ、しかも、通帳にラベルを貼付
する前に、ラベルを一旦載置部の上に完全に載せ
て確認することができ、通帳へのラベルの貼付が
失敗なくなされる。さらに、ラベル剥離部におい
て、シールを第一案内姿勢からほぼ逆向きの第二
案内姿勢に向けるので、ラベルには載置部に吸着
するのに十分な静電気が生じ、剥離器を、ラベル
が下向きになるように持つて作業しても、ラベル
が剥離器から脱落することがない。因みに従来か
ら使用されている、シールの表面に剥離剤として
シリコンが塗布され、その上に印影被覆用の透明
ラベルが剥離可能に接着されたもので試験したと
ころ、100%吸着し何れの方向に傾けても脱落し
なかつた。
さらに、該載置部が、ラベル剥離部の、第一案
内姿勢におけるシールの進行方向前方であつて、
かつ、ラベル剥離部より高い位置に設けられてい
るので、先のラベルがラベル剥離部において完全
に剥離されると、先のラベルは載置部の手前に少
し伸び出した状態で吸着しており、この先に剥離
されたラベルが載置部上にまだ吸着しているとき
に次のラベルが剥離された場合、この次のラベル
は、先のラベルの接着剤面上に重ならないで、先
のラベルの、載置部の手前に少し伸び出した部分
の下面(接着剤のない面)に当接し、先のラベル
を持ち上げようとする。これによつて2枚のラベ
ルを誤つて剥離しかけたことを容易に視認でき、
しかも、後のラベルが先のラベルの接着剤面に重
なることもない。
内姿勢におけるシールの進行方向前方であつて、
かつ、ラベル剥離部より高い位置に設けられてい
るので、先のラベルがラベル剥離部において完全
に剥離されると、先のラベルは載置部の手前に少
し伸び出した状態で吸着しており、この先に剥離
されたラベルが載置部上にまだ吸着しているとき
に次のラベルが剥離された場合、この次のラベル
は、先のラベルの接着剤面上に重ならないで、先
のラベルの、載置部の手前に少し伸び出した部分
の下面(接着剤のない面)に当接し、先のラベル
を持ち上げようとする。これによつて2枚のラベ
ルを誤つて剥離しかけたことを容易に視認でき、
しかも、後のラベルが先のラベルの接着剤面に重
なることもない。
第1図は、本考案剥離器の実施例を上方から見
た斜視図、第2図は預金通帳にラベルを貼る状態
を示す斜視図、第3図乃至第6図は同要部の剥離
作用を示す第1図のX−X線に沿つた断面図、第
7図は同要部の作用効果を説明するための比較例
を示す断面図である。 1……剥離器、3……ラベル付シール、6……
ラベル、7……シール、9a……接着面、10…
…第一案内手段、11……第二案内手段、12…
…ラベル剥離部、13……載置部。
た斜視図、第2図は預金通帳にラベルを貼る状態
を示す斜視図、第3図乃至第6図は同要部の剥離
作用を示す第1図のX−X線に沿つた断面図、第
7図は同要部の作用効果を説明するための比較例
を示す断面図である。 1……剥離器、3……ラベル付シール、6……
ラベル、7……シール、9a……接着面、10…
…第一案内手段、11……第二案内手段、12…
…ラベル剥離部、13……載置部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ラベルが多数個仮接着されてなる長尺なラベル
付シールが内部に収納され、 該ラベル付シールを第一案内姿勢にて導く第一
案内手段と、 該第一案内手段によつて導かれたラベル付シー
ルを第一案内姿勢とほぼ逆向きの第二案内姿勢に
て導く第二案内手段と、 第一案内手段および第二案内手段の間に設けら
れたラベル剥離部と、 該ラベル剥離部でシールから剥離されたラベル
が静電気作用により吸着される載置部とを備えて
なり、 該載置部が、ラベル剥離部の、第一案内姿勢に
おけるシールの進行方向前方であつて、かつ、ラ
ベル剥離部より高い位置に設けられていることを
特徴とするラベルの剥離器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985130621U JPH0120253Y2 (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985130621U JPH0120253Y2 (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62125711U JPS62125711U (ja) | 1987-08-10 |
JPH0120253Y2 true JPH0120253Y2 (ja) | 1989-06-15 |
Family
ID=31028293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985130621U Expired JPH0120253Y2 (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0120253Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102565534B1 (ko) * | 2022-06-22 | 2023-08-11 | 김상은 | 수동형 롤스티커 디스펜서 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5812124B2 (ja) * | 1978-10-11 | 1983-03-07 | 有限会社恩田鉄工所 | 木工用カツタ− |
JPS6231008B2 (ja) * | 1977-09-29 | 1987-07-06 | Nippon Oil Co Ltd |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5812124U (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-26 | のむら産業株式会社 | ラベル貼付器 |
JPH0120252Y2 (ja) * | 1985-08-08 | 1989-06-15 |
-
1985
- 1985-08-27 JP JP1985130621U patent/JPH0120253Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6231008B2 (ja) * | 1977-09-29 | 1987-07-06 | Nippon Oil Co Ltd | |
JPS5812124B2 (ja) * | 1978-10-11 | 1983-03-07 | 有限会社恩田鉄工所 | 木工用カツタ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62125711U (ja) | 1987-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5227209A (en) | Array of separable decals | |
YU63788A (en) | Assisting agent for separating glued materials | |
JPH0120253Y2 (ja) | ||
JPH0120252Y2 (ja) | ||
JP5763037B2 (ja) | 二重まぶた形成用テープ集合シート | |
JP2003150058A (ja) | ラミネ−トラベル | |
US20100236475A1 (en) | Positionable masking article | |
JP2578527B2 (ja) | ラベルの剥離貼着方法およびその装置 | |
EP0841181A3 (en) | Peeling device, tape processing device incorporating the peeling device, and tape printing apparatus incorporating the tape processing device | |
CA1120715A (en) | Label strip with self-adhesive labels | |
JPH1173109A (ja) | 円筒体用貼着ラベル | |
EP0575766A3 (ja) | ||
JPS5937807Y2 (ja) | 粘着表示素子転着装置 | |
JP3043151U (ja) | 二重まぶた形成用テープ | |
JP3425446B2 (ja) | ラベル用紙 | |
JP3093552U (ja) | 粘着性ドレッシングシート | |
KR0132768Y1 (ko) | 도안 매니큐어 테이프 | |
JPS58169989A (ja) | フイルム保護膜の剥離方法 | |
JP3063938B2 (ja) | 感圧転写式フィルムの貼付工具 | |
JP3033542U (ja) | ほこり取りシート | |
JP3124049U (ja) | 両面接着シート部材 | |
JPH054978U (ja) | 引き剥がし可能なフツク | |
JPS6020131Y2 (ja) | フオ−ムラベル | |
JPS60183333A (ja) | ラベル貼付装置 | |
JPH073428Y2 (ja) | 保護フィルムを備えたラベル |