JPH01202253A - クリーム等の絞り装置 - Google Patents
クリーム等の絞り装置Info
- Publication number
- JPH01202253A JPH01202253A JP2790488A JP2790488A JPH01202253A JP H01202253 A JPH01202253 A JP H01202253A JP 2790488 A JP2790488 A JP 2790488A JP 2790488 A JP2790488 A JP 2790488A JP H01202253 A JPH01202253 A JP H01202253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cream
- valve
- pressure
- storage container
- squeezing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000006071 cream Substances 0.000 title claims abstract description 67
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 13
- 239000000796 flavoring agent Substances 0.000 abstract description 12
- 235000019634 flavors Nutrition 0.000 abstract description 12
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 abstract description 5
- 238000013019 agitation Methods 0.000 abstract 1
- 235000009508 confectionery Nutrition 0.000 description 4
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 235000014121 butter Nutrition 0.000 description 2
- 235000013365 dairy product Nutrition 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 235000011950 custard Nutrition 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003925 fat Substances 0.000 description 1
- 235000019197 fats Nutrition 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Confectionery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はクリーム等の絞り装置に係り、詳しくは、生ク
リームの如く乳製品であって、きわめてソフトでかつデ
リシャスな風味を有し、ある程度流動性を持って、圧力
や攪拌等の外力によってその性質、風味等が損なわれる
クリーム等を、性質、風味等を損なうことな(、円滑に
ケーキ台等の基材の上に絞ることができるクリーム等の
絞り装置に係る。
リームの如く乳製品であって、きわめてソフトでかつデ
リシャスな風味を有し、ある程度流動性を持って、圧力
や攪拌等の外力によってその性質、風味等が損なわれる
クリーム等を、性質、風味等を損なうことな(、円滑に
ケーキ台等の基材の上に絞ることができるクリーム等の
絞り装置に係る。
なお、ここで、クリーム等とは、生クリーム、カスター
ドクリーム等の乳製品のほかに、菓子生地、菓子材料を
一般的に示し、なかでも、圧力その他の外力を加えたと
きに、成分分離等によって、品質、性質、風味等が損な
われ易い材料を示す。
ドクリーム等の乳製品のほかに、菓子生地、菓子材料を
一般的に示し、なかでも、圧力その他の外力を加えたと
きに、成分分離等によって、品質、性質、風味等が損な
われ易い材料を示す。
従 来 の 技 術
従来から、シートケーキやデコレーションケーキの如く
、ケーキ台上にクリーム等を絞って装飾部を形成するこ
とが行なわれている。この装飾部の形成は小規模のとき
には職人によって手で行なわれているが、ある程度量産
するときには、各種の絞り装置を用いて行なわれている
。
、ケーキ台上にクリーム等を絞って装飾部を形成するこ
とが行なわれている。この装飾部の形成は小規模のとき
には職人によって手で行なわれているが、ある程度量産
するときには、各種の絞り装置を用いて行なわれている
。
しかし、これら絞り装置は、クリーム等の性質、風味等
に適合して開発されておらず、例えば、職人の手によっ
てつくられたデコレーションケーキに較べると、絞り装
置の大量絞りによってつくられたデコレーションケーキ
は風味や味が劣るのが現状である。
に適合して開発されておらず、例えば、職人の手によっ
てつくられたデコレーションケーキに較べると、絞り装
置の大量絞りによってつくられたデコレーションケーキ
は風味や味が劣るのが現状である。
すなわち、従来例の絞り装置としては種々の型式のもの
が提案されているが、現在実施されている装置はクリー
ム等をピストン−シリンダは構で押出すものである。こ
の絞り装置は収納容器内のクリーム等をその排出口から
ピストン−シリンダmesによって絞り口金から押出し
てクリーム等を絞るよう構成されている。しかしながら
、この型式の絞り装置では、クリーム等がピストン−シ
リンダ機構、なかでも、ピストンによって押出され、所
定の圧力が加えられて絞られるため、クリーム等の風味
や味が失なわれ、絞り口金が抵抗の大きい形状であると
、ピストン−シリンダ機構からの押圧力を高める必要が
あって、この押圧力の高めによってクリーム等の成分、
例えば、バターやその他の油脂弁が分離し、風味や味が
大巾に低下する。また、ピストン等によって押出すとき
には、クリーム等に絞り時の押圧力を均一に加えること
がきわめてむづかしく、なかでも、絞り口金の断面形状
が複雑であると、その断面形状に合ってクリーム等を絞
ることが困難であった。
が提案されているが、現在実施されている装置はクリー
ム等をピストン−シリンダは構で押出すものである。こ
の絞り装置は収納容器内のクリーム等をその排出口から
ピストン−シリンダmesによって絞り口金から押出し
てクリーム等を絞るよう構成されている。しかしながら
、この型式の絞り装置では、クリーム等がピストン−シ
リンダ機構、なかでも、ピストンによって押出され、所
定の圧力が加えられて絞られるため、クリーム等の風味
や味が失なわれ、絞り口金が抵抗の大きい形状であると
、ピストン−シリンダ機構からの押圧力を高める必要が
あって、この押圧力の高めによってクリーム等の成分、
例えば、バターやその他の油脂弁が分離し、風味や味が
大巾に低下する。また、ピストン等によって押出すとき
には、クリーム等に絞り時の押圧力を均一に加えること
がきわめてむづかしく、なかでも、絞り口金の断面形状
が複雑であると、その断面形状に合ってクリーム等を絞
ることが困難であった。
発明が解決しようとする課題
本発明は上記課題を解決することを目的とし、具体的に
は、従来例に係る絞り装置であると、絞り時に圧力によ
って風味や味が損なわれ、圧力が更に高いときには成分
の分離をひき起こし、更に、絞り口金の形状が複雑であ
ると、その形状に合わせてクリーム等が絞れないことを
解決することを目的とする。
は、従来例に係る絞り装置であると、絞り時に圧力によ
って風味や味が損なわれ、圧力が更に高いときには成分
の分離をひき起こし、更に、絞り口金の形状が複雑であ
ると、その形状に合わせてクリーム等が絞れないことを
解決することを目的とする。
課題を解決するための手段
まず、本発明に係る絞り装置は、上記課題を解決するた
めに、内部にクリーム等が収容される収納容器の一端か
ら、高圧気体を導入して内部のクリームをその表面から
高圧気体により均一に押圧し、この状態のクリームを収
納容器の押出し口においてそれに接続した開閉弁の開放
のみにより押出し口から一定の圧力のもとで押出し、こ
のクリーム等をケーキ基台の上に絞るものである。
めに、内部にクリーム等が収容される収納容器の一端か
ら、高圧気体を導入して内部のクリームをその表面から
高圧気体により均一に押圧し、この状態のクリームを収
納容器の押出し口においてそれに接続した開閉弁の開放
のみにより押出し口から一定の圧力のもとで押出し、こ
のクリーム等をケーキ基台の上に絞るものである。
従って、クリーム等は、従来例の如くシリンダーピスト
ン機構によって押出して絞るのでなく、この絞り時には
全く押出力をかけないため、クリーム等の風味、味、品
質などの特性が絞り時に全く損なわれることがな(、ク
リーム等の特性が保持された状態で絞りことができる。
ン機構によって押出して絞るのでなく、この絞り時には
全く押出力をかけないため、クリーム等の風味、味、品
質などの特性が絞り時に全く損なわれることがな(、ク
リーム等の特性が保持された状態で絞りことができる。
また、本発明に係る絞り装置では、収納容器の押出し口
にフレキシブルチューブを接続し、このフレキシブルチ
ューブを介して開閉弁に連結する。このため、開閉弁に
設けた口金は、収納容器に対して所望に応じて自由な位
置に保つことができ、このため、口金若しくは開閉弁と
ともに口金を動かすことによってケーキ基台上に模様そ
の他の装飾部を容易に形成できる。
にフレキシブルチューブを接続し、このフレキシブルチ
ューブを介して開閉弁に連結する。このため、開閉弁に
設けた口金は、収納容器に対して所望に応じて自由な位
置に保つことができ、このため、口金若しくは開閉弁と
ともに口金を動かすことによってケーキ基台上に模様そ
の他の装飾部を容易に形成できる。
また、本発明に係る絞り装置は、開閉弁にある程度の容
量をもった緩和室を設け、この緩和室を介して口金を接
続する。このため、開閉弁から押出されたクリーム等は
一旦緩和至に収納されて圧力が緩和されて押出されるた
め、クリーム等は均一な圧力で、しかも、比較的低い押
圧力で緩和された状態で絞ることかでざる。従って、ク
リーム等は生地の性質そのものを損なうことなく、円滑
にケーキ台の上に絞ることができる。
量をもった緩和室を設け、この緩和室を介して口金を接
続する。このため、開閉弁から押出されたクリーム等は
一旦緩和至に収納されて圧力が緩和されて押出されるた
め、クリーム等は均一な圧力で、しかも、比較的低い押
圧力で緩和された状態で絞ることかでざる。従って、ク
リーム等は生地の性質そのものを損なうことなく、円滑
にケーキ台の上に絞ることができる。
実施例
まず、第1図は本発明の一つの実施例に係る絞り装置の
一部を断面で示す絞り装置の正面図である。第1図にお
いて符号2はケーキ基台を示し、このケーキ基台2は矢
印方向に連続若しくは間欠的に移動する。例えば、ベル
トコンベヤなどの如き移動帯(図示せず)の上にケーキ
基台は載せられて、移動帯とともに連続若しくは間欠的
に移動する。なお、ケーキ基台2は必ずしも移動帯上に
載せられなくても、静止した固定台の上に載せておくこ
ともできる。
一部を断面で示す絞り装置の正面図である。第1図にお
いて符号2はケーキ基台を示し、このケーキ基台2は矢
印方向に連続若しくは間欠的に移動する。例えば、ベル
トコンベヤなどの如き移動帯(図示せず)の上にケーキ
基台は載せられて、移動帯とともに連続若しくは間欠的
に移動する。なお、ケーキ基台2は必ずしも移動帯上に
載せられなくても、静止した固定台の上に載せておくこ
ともできる。
次に、このケーキ基台2の上に本発明に係る絞り装置が
配置される。この装置には収納容器1と開閉弁3とを設
けて構成し、収納容器1は通常第1図で示す如く縦型と
して構成するが、必ずしも、縦型として構成せずに横型
として構成することもできる。また、第1図で示す如く
縦型として構成する場合、収納容器1の一端、つまり、
上Qlaを開放し、この上端開放口1aには開閉自在に
蓋4を設け、クリーム等5を収納したのらに蓋4で閉塞
する。N4にはエアーホース6を接続し、エアーホース
6の先端には、例えば、減圧弁1ならびにエアーフィル
タ8を介して高圧気体源(図示せず)を接続する。なお
、この高圧気体源は通常コンプレッサーなどと空気だめ
とから構成するが、高圧気体が供給できれば、いずれに
も構成できる。高圧気体源から送られた高圧気体はエア
ーフィルタ8を通ってエアーフィルタ8で高圧気体中の
介在物その他食品衛生上不都合な物質が全て除去され、
その後、減圧弁1で高圧気体の圧力を調整する。この圧
力はあまり高くすることが好ましくない。通常は、ゲー
ジ圧で0.1〜1.0kl!/CI’程度に調整する。
配置される。この装置には収納容器1と開閉弁3とを設
けて構成し、収納容器1は通常第1図で示す如く縦型と
して構成するが、必ずしも、縦型として構成せずに横型
として構成することもできる。また、第1図で示す如く
縦型として構成する場合、収納容器1の一端、つまり、
上Qlaを開放し、この上端開放口1aには開閉自在に
蓋4を設け、クリーム等5を収納したのらに蓋4で閉塞
する。N4にはエアーホース6を接続し、エアーホース
6の先端には、例えば、減圧弁1ならびにエアーフィル
タ8を介して高圧気体源(図示せず)を接続する。なお
、この高圧気体源は通常コンプレッサーなどと空気だめ
とから構成するが、高圧気体が供給できれば、いずれに
も構成できる。高圧気体源から送られた高圧気体はエア
ーフィルタ8を通ってエアーフィルタ8で高圧気体中の
介在物その他食品衛生上不都合な物質が全て除去され、
その後、減圧弁1で高圧気体の圧力を調整する。この圧
力はあまり高くすることが好ましくない。通常は、ゲー
ジ圧で0.1〜1.0kl!/CI’程度に調整する。
この理由は0,1kL/C1’以下であると、絞りが必
ずしも円滑でなく 、1.Okq/c12以上であると
クリーム等の材質にもよるが、生クリーム等では品質が
劣化し、しかも、その中に含まれるバターその他の成分
の分離が部分的に起こり易いからである。
ずしも円滑でなく 、1.Okq/c12以上であると
クリーム等の材質にもよるが、生クリーム等では品質が
劣化し、しかも、その中に含まれるバターその他の成分
の分離が部分的に起こり易いからである。
次に、エアーホース6を介して導入された高圧気体は、
収納容器1の中に予め投入されるクリーム等5を表面5
aから押圧し、他端1bから、つまり、下端の押出し口
からクリーム等5が押出されて開閉弁3に)ヱする。こ
の開閉弁3は収納容器1の下端1bの押出し口に直接連
結することもできるが、下端1bの押出し口と開閉弁3
との間にフレキシブルチューブ9を介在させて接続する
こともできる。
収納容器1の中に予め投入されるクリーム等5を表面5
aから押圧し、他端1bから、つまり、下端の押出し口
からクリーム等5が押出されて開閉弁3に)ヱする。こ
の開閉弁3は収納容器1の下端1bの押出し口に直接連
結することもできるが、下端1bの押出し口と開閉弁3
との間にフレキシブルチューブ9を介在させて接続する
こともできる。
すなわち、前者の如く、収納容器1の下端1bの押出し
口に直接開閉弁3を接続する場合は、収納容器1と開閉
弁3を一体として回転若しくは移動自在に構成しないと
、クリーム等を絞って模様その他の装飾部をケーキ基台
1の上に形成することができない。これに反し、フレキ
シブルチューブつを介在させると、開閉弁3単独で移動
若しくは回動自在に構成でき、例えば、開閉弁3に対し
所定の運動を行なわせると、模様その他の装飾部が容易
に形成できる。
口に直接開閉弁3を接続する場合は、収納容器1と開閉
弁3を一体として回転若しくは移動自在に構成しないと
、クリーム等を絞って模様その他の装飾部をケーキ基台
1の上に形成することができない。これに反し、フレキ
シブルチューブつを介在させると、開閉弁3単独で移動
若しくは回動自在に構成でき、例えば、開閉弁3に対し
所定の運動を行なわせると、模様その他の装飾部が容易
に形成できる。
また、開閉弁3は、収納容器1内のクリーム等5が表面
から押圧状態にあるため、単に開閉する磯構を具えるも
のであればいずれにも構成できるが、通常は第1図に示
すように構成することができる。すなわち、開閉弁3の
弁箱3aのほぼ中心に沿ってロッド10を昇降自在に設
け、弁箱3aの上に蓋部材3bを設け、蓋部材3bの上
にエアーシリンダ等11を設ける。エアーシリンダ11
のピストン11aにロッド10を接続し、ロッド10の
蓋部材3b内にあるところにナツトその他の調整部材1
2を設ける。また、°この調整部材12に対応して調整
台13を弁箱3aの上面から突出し、調整台13と調整
部材12どの位置関係を調整することにより、ロッド1
0の昇降ストロークを調整する。この場合、調整部材1
2または調整台13のいずれかを昇降できるように構成
すればよいが、構造的には弁箱3aの上面に調整台13
を一体に取付け、ナツトなどの調整部材12をロッド1
0に沿って昇降できるように構成することができる。
から押圧状態にあるため、単に開閉する磯構を具えるも
のであればいずれにも構成できるが、通常は第1図に示
すように構成することができる。すなわち、開閉弁3の
弁箱3aのほぼ中心に沿ってロッド10を昇降自在に設
け、弁箱3aの上に蓋部材3bを設け、蓋部材3bの上
にエアーシリンダ等11を設ける。エアーシリンダ11
のピストン11aにロッド10を接続し、ロッド10の
蓋部材3b内にあるところにナツトその他の調整部材1
2を設ける。また、°この調整部材12に対応して調整
台13を弁箱3aの上面から突出し、調整台13と調整
部材12どの位置関係を調整することにより、ロッド1
0の昇降ストロークを調整する。この場合、調整部材1
2または調整台13のいずれかを昇降できるように構成
すればよいが、構造的には弁箱3aの上面に調整台13
を一体に取付け、ナツトなどの調整部材12をロッド1
0に沿って昇降できるように構成することができる。
また、ロッド10の先端には弁本体3Cを取付ける。こ
の弁本体3Cは、第1図に示すところによれば円錐状に
構成し、この弁本体3Cの円錐面に対し、弁座3dが線
接触するように構成する。この理由は弁座3dと弁本体
3Cの円錐面とが線接触であると、開放時には、その間
に形成される環状通路からほとんどクリーム等が抵抗な
く押出すことができ、例えば、収納容器1の圧力を比較
的低く保っても円滑に絞ることができる。換言すれば、
収納容器1の圧力はなるべく低いことが好ましい。この
理由はあまり高い圧力であると、上記の如くクリーム等
の性質が損なわれるからである。これに反し、あまり収
納容器1の圧力を低(すると、弁本体3Cならびに弁座
3dの抵抗によってクリーム等を押出すことが困難にな
るが、弁本体3Cと弁座3dとの間の接触面積をなるべ
く小さくして抵抗を少なくすると、容易にクリーム等は
性質を損なうことなく押出すことができる。
の弁本体3Cは、第1図に示すところによれば円錐状に
構成し、この弁本体3Cの円錐面に対し、弁座3dが線
接触するように構成する。この理由は弁座3dと弁本体
3Cの円錐面とが線接触であると、開放時には、その間
に形成される環状通路からほとんどクリーム等が抵抗な
く押出すことができ、例えば、収納容器1の圧力を比較
的低く保っても円滑に絞ることができる。換言すれば、
収納容器1の圧力はなるべく低いことが好ましい。この
理由はあまり高い圧力であると、上記の如くクリーム等
の性質が損なわれるからである。これに反し、あまり収
納容器1の圧力を低(すると、弁本体3Cならびに弁座
3dの抵抗によってクリーム等を押出すことが困難にな
るが、弁本体3Cと弁座3dとの間の接触面積をなるべ
く小さくして抵抗を少なくすると、容易にクリーム等は
性質を損なうことなく押出すことができる。
また、この弁本体3Cの下部に緩和子14を設けること
ができる。この緩和子14の容量は、通常、弁本体と弁
座の間に形成される押出し口の径に較べて大きく構成し
、緩和子14によって押出されたクリーム等の圧力をあ
る程度緩和する。つまり、緩和子の一端に設けられた絞
り口から押出されたクリーム等は一旦緩和至内に入り、
そこで、クリーム等の圧力は調整されるため、均一な圧
力でケーキ基台上に絞られる。
ができる。この緩和子14の容量は、通常、弁本体と弁
座の間に形成される押出し口の径に較べて大きく構成し
、緩和子14によって押出されたクリーム等の圧力をあ
る程度緩和する。つまり、緩和子の一端に設けられた絞
り口から押出されたクリーム等は一旦緩和至内に入り、
そこで、クリーム等の圧力は調整されるため、均一な圧
力でケーキ基台上に絞られる。
作 用
まず、本発明に係る絞り装置は上記構成に係るものであ
るが、これを使用してクリーム等を絞るときには次のよ
うに行なう。
るが、これを使用してクリーム等を絞るときには次のよ
うに行なう。
まず、高圧気体源から例えば高圧空気を送り、この気体
はエアーフィルタ8を通って減圧弁1で圧力が調整され
、収納容器1に入る。収納容器1内では予め蓋をとって
クリーム等5が入れられており、このクリーム等5の上
には高圧気体が作用して下向きに押出し力が与えられる
。このときに、開閉弁3をエアーシリンダ11により作
動させて所定のストロークにより開放し、クリーム等5
を弁本体3Cと弁座3dとの間の環状通路から緩和子1
4に向けて押出す。緩和子14においてクリーム等5は
圧力が緩和され、絞り口からケーキ基台2の上に絞られ
て所定のクリーム絞りが行なわれる。このときにフレキ
シブルチューブ9に所定の運動を与えると、所定の模様
が形成できる。また、開閉弁3が手動式になっていると
きには、これに合わせてロッド10を手動で昇降させれ
ば、同様に装飾部が形成できる。
はエアーフィルタ8を通って減圧弁1で圧力が調整され
、収納容器1に入る。収納容器1内では予め蓋をとって
クリーム等5が入れられており、このクリーム等5の上
には高圧気体が作用して下向きに押出し力が与えられる
。このときに、開閉弁3をエアーシリンダ11により作
動させて所定のストロークにより開放し、クリーム等5
を弁本体3Cと弁座3dとの間の環状通路から緩和子1
4に向けて押出す。緩和子14においてクリーム等5は
圧力が緩和され、絞り口からケーキ基台2の上に絞られ
て所定のクリーム絞りが行なわれる。このときにフレキ
シブルチューブ9に所定の運動を与えると、所定の模様
が形成できる。また、開閉弁3が手動式になっていると
きには、これに合わせてロッド10を手動で昇降させれ
ば、同様に装飾部が形成できる。
〈発明の効果〉
以上詳しく説明した通り、本発明に係る絞り装置は、内
部にクリーム等が収容される収納容器の一端から、高圧
気体を導入して内部のクリームをその表面から高圧気体
により均一に押圧し、この状態のクリームを収納容器押
出し口に接続した開閉弁の開放により押出し口から一定
の圧力のもとで押出し、このクリーム等をケーキ基台の
上に絞って載せる。
部にクリーム等が収容される収納容器の一端から、高圧
気体を導入して内部のクリームをその表面から高圧気体
により均一に押圧し、この状態のクリームを収納容器押
出し口に接続した開閉弁の開放により押出し口から一定
の圧力のもとで押出し、このクリーム等をケーキ基台の
上に絞って載せる。
従って、クリーム等は従来例の如くシリンダーピストン
機構によって押出すことな(、クリーム等の風味、品質
などの特性が絞り時に全く損なわれることがない。
機構によって押出すことな(、クリーム等の風味、品質
などの特性が絞り時に全く損なわれることがない。
第1図は本発明の一つの実施例に係る絞り装置の一部を
断面で示す絞り装置の正面図である。 符号1・・・・・・収納容器 1a・・・・・・上端 1b・・・・・・他端
2・・・・・・ケーキ基台 3・・・・・・開閉弁 4・・・・・・蓋5・・
・・・・クリーム等 6・・・・・・エアーホース 7・・・・・・減圧弁 8・・・・・・エアーフィルタ 9・・・・・・フレキシブルチューブ 14・・・・・・緩和子 第1図
断面で示す絞り装置の正面図である。 符号1・・・・・・収納容器 1a・・・・・・上端 1b・・・・・・他端
2・・・・・・ケーキ基台 3・・・・・・開閉弁 4・・・・・・蓋5・・
・・・・クリーム等 6・・・・・・エアーホース 7・・・・・・減圧弁 8・・・・・・エアーフィルタ 9・・・・・・フレキシブルチューブ 14・・・・・・緩和子 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)一端から高圧気体が導入されこの高圧気体によつて
内部のクリーム等が押圧されて他端から押出される収納
容器と、この収納容器の押出し口に接続された開閉弁と
を設けて成ることを特徴とするクリーム等の較り装置。 2)前記収納容器の押出し口と、フレキシブルチューブ
を介して開閉弁に接続して成ることを特徴とする請求項
1のクリーム等の絞り装置。 3)開閉弁の先端にこの開閉弁から押出されたクリーム
等の圧力を緩和する緩和室を設け、この緩和室を介して
クリーム等を押出すことを特徴とする請求項1のクリー
ム等の絞り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2790488A JPH01202253A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | クリーム等の絞り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2790488A JPH01202253A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | クリーム等の絞り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01202253A true JPH01202253A (ja) | 1989-08-15 |
Family
ID=12233876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2790488A Pending JPH01202253A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | クリーム等の絞り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01202253A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1147708A2 (en) * | 2000-04-18 | 2001-10-24 | Carlos Angel Nicosia | Automatic device for dispensing thick substances at medium and low temperatures |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5025036A (ja) * | 1972-11-10 | 1975-03-17 | ||
JPS56158053A (en) * | 1980-05-06 | 1981-12-05 | Kiyoto Yamagami | Continuous extruding apparatus for colloidal cream |
JPS57125657A (en) * | 1981-01-28 | 1982-08-05 | Morinaga Mach Kk | Line drawing device of air pressure type for cake product |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP2790488A patent/JPH01202253A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5025036A (ja) * | 1972-11-10 | 1975-03-17 | ||
JPS56158053A (en) * | 1980-05-06 | 1981-12-05 | Kiyoto Yamagami | Continuous extruding apparatus for colloidal cream |
JPS57125657A (en) * | 1981-01-28 | 1982-08-05 | Morinaga Mach Kk | Line drawing device of air pressure type for cake product |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1147708A2 (en) * | 2000-04-18 | 2001-10-24 | Carlos Angel Nicosia | Automatic device for dispensing thick substances at medium and low temperatures |
EP1147708A3 (en) * | 2000-04-18 | 2003-09-24 | Carlos Angel Nicosia | Automatic device for dispensing thick substances at medium and low temperatures |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3492371B2 (ja) | 練粉製品を焼く多部品の型および焼いた練粉製品を作製する方法 | |
US4515819A (en) | Process of making encrusted bakery products | |
US4698004A (en) | Nozzle for extrusion | |
FR2559031A1 (fr) | Friandise a base de biscuit et procede de fabrication | |
JP2008259520A (ja) | 食品の包み込み成形方法及びその装置 | |
US5681605A (en) | Pretzel and method for preparation of the same | |
JPH01202253A (ja) | クリーム等の絞り装置 | |
US5645872A (en) | Apparatus for processing food into tubular shape | |
CZ298829B6 (cs) | Zpusob výroby pecených tvarových teles a lisovacíforma pro provádení tohoto zpusobu | |
US20020146494A1 (en) | Apparatus and method for preparing food product | |
US3617304A (en) | Method for manufacturing biscuits intended to be brought into contact with ice cream | |
JP2896241B2 (ja) | 組み合せ菓子 | |
JP3451434B2 (ja) | 蕎麦製造装置 | |
JPH11137231A (ja) | 食品の生地成形方法および生地成形機 | |
JPS62262974A (ja) | 包子の製造装置 | |
US4560337A (en) | High-speed food product forming apparatus | |
US3286661A (en) | Raised doughnut making machine | |
JPS62275674A (ja) | 包み食品成形装置 | |
JPH0279Y2 (ja) | ||
US3299836A (en) | Tamping device | |
JP2981181B2 (ja) | 包み食品の成形装置 | |
JPH02227033A (ja) | 製菓材料絞り出し装置 | |
JPH0646311Y2 (ja) | マーブル模様フィリングの吐出装置 | |
JPS5841826B2 (ja) | ロ−ル状食品自動成形方法およびその装置 | |
JPS6332639Y2 (ja) |