JPH01201920A - エッチング方法 - Google Patents

エッチング方法

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JPH01201920A
JPH01201920A JP2592188A JP2592188A JPH01201920A JP H01201920 A JPH01201920 A JP H01201920A JP 2592188 A JP2592188 A JP 2592188A JP 2592188 A JP2592188 A JP 2592188A JP H01201920 A JPH01201920 A JP H01201920A
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JP
Japan
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etched
etching
electrodes
electric field
substrates
Prior art date
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JP2592188A
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English (en)
Inventor
Shunpei Yamazaki
舜平 山崎
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Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の利用分野」 本発明はスパッタ効果を伴わせつつエツチングさせるプ
ラズマ気相処理方法であって、かつ−度に多量の基体上
の薄膜のエツチングを行う気相反応方法に関する。
本発明はかかる薄膜の1例として、ビッカース硬度20
00Kg/mm”以上を有する炭素または炭素を主成分
とする基体上の被膜を酸素または酸素化物気体によりエ
ンチングせんとするものである。
「従来技術」 一般に、スパッタ効果を伴わせつつエツチングさせる方
法が知られている。しかしこれらは、平行平板型の一方
の電極(カソード側)に基板を配設し、その上面のエツ
チングをリアクライブイオンエツチング等で処理する方
法である。またはマイクロ波励起方法により活性種を強
く励起して、エツチング用膜を高速で処理する方法であ
る。
「従来の問題点」 しかし、かかるスパッタ効果を伴わせつつエツチングさ
せる従来例は、被膜を大面積にエツチングできないばか
りか、凹凸番有する基体または一度に多量に処理できな
い。このため、大容量空間に多量の基体を配設して、こ
れらを−度にエツチング処理する方法が求められていた
。本発明はかかる目的のためになされたものである。
「問題を解決すべき手段」 本発明は、筒状構造を有し、この筒構造体内に被形成面
を有する基体を複数個配設する。そしてその筒構造体の
開口の一端および他端に一対の電極を配設する。そして
この一対の電極に第1の交番電界の出力側のマツチング
コイルの一端および他端とを互いに連結して、対称また
は対称に近い交番電界を印加する。さらにそのコイルの
中点と筒構造体との間に他の第2の交番電界を印加し、
この筒構造体、基体ホルダ(単にホルダともいう)また
は基体を第3の電極として作用せしめ、この基体上にス
パッタ効果を伴わせつつエツチングせんとしたものであ
る。そしてこのエツチング処理の1例として、酸素プラ
ズマによりフォトレジスト、炭素または炭素を主成分と
する被膜の選択エッチまたは全体のエツチングがある。
また珪素、金属珪化物、酸化珪素、窒化珪素、弗化物気
体のプラズマにより、アルミニウム、酸化物超伝導材料
を塩化物気体(CCL4等)のプラズマにより、さらに
酸化物超伝導材料の臭化物気体(CBr<等)のプラズ
マによりエツチングを行うことが可能である。
以下に図面に従って本発明に用いられたエツチング方法
を記す。
「実施例1」 第1図は本発明のプラズマエツチング方法を実施するた
めのプラズマ処理装置の概要を示す。
図面において、プラズマ処理装置の反応容器(7)はロ
ード/アンロード用予備室(7゛)とゲート弁(9)で
仕切られている。そしてガス系(10)において、キャ
リアガスである水素を(11)より、反応性気体である
炭化水素気体、例えばメタン、エチレンを(12)より
、エツチング用ハロゲン気体、例えばSF6を(13)
より、またエツチング用気体である例えば酸素または酸
素化物気体を(14)より、バルブ(28)、流量計(
29)をへて反応系(30)中にノズル(25)より導
入される。このノズルに至る前に、反応性気体の励起用
にマイクロ波エネルギを(26)で加えて予め活性化さ
せることは有効である。
反応系(30)では、筒構造体(2)(円筒または四角
の枠構造を有する)を有し、この上方および下方の開口
部にはこの開口部を覆うようにフード(8)。
(8゛)を有する。そしてこのフード(8)、(8’)
に配設された一対の第1および第2の電極(3)、(3
’)を金属メツシュで構成せしめる。反応性気体はノズ
ル(25)より下方向に放出される。筒構造は第3の電
極を構成し、反応容器(7)とは電気的に絶縁される。
この筒構造体と電気的に連結してホルダ(1゛)を有し
、このホルダに保持されて基体(1−1) 、 (1−
2) 。
・・・(1−n)即ち(1)を配設している。プラズマ
化した反応性気体は、反応空間(60)に均一に分散し
、この枠より外部(6)にはプラズマ状態で放出しない
ようにして反応容器内壁に損傷させないよ    ′う
にした。電源系(40)には二種類の交番電界が印加で
きるようになっている。第1の交番電界は高周波電源(
15)よりマツチングトランス(16)に至る。
このマツチングトランスは、対称型または概略対称型の
出力を有し、一端(4)および他端(4゛)は−対の第
1および第2の電極(3)、(3’)にそれぞれに連結
されている。またトランスの出力側中点(5)には他の
交番電界(17)が印加され、筒構造体、ホルダまたは
基体を構成する第3の電極(2)に連結されている。第
1の交番電界は1〜50MHz例えば13.56MHz
の周波数の高周波電界を印加し、第2の交番電界は1〜
500Kl(z例えば50K)lzの周波数の交番電界
を印加した。かくして反応空間にプラズマ(60)が発
生する。排気系(20)は、圧力調整バルブ(21)、
ターボ分子ポンプ(22)、  ロータリーポンプ(2
3)をへて不要気体を排気する。
もちろん、この四角形(直方体)の高さ20cm〜1m
、また−辺を30cm〜3mとしてもよい。
かくして対称型マツチングトランス(16)の出力側の
端子(4)、(4’)を接地レベルとし、中点をカソー
ド側のスパッタ効果を有すべき電源側とした。
λ 「実施例ヰ」 この実施例は、第1図のプラズマ処理装置で炭素または
炭素を主成分とする被膜を作製した例である。即し、反
応性気体は例えばメタン:水素−1:1とした。この反
応容器の前方および後方(図示せず)には加熱または冷
却手段を有し、気体を450°C〜−100°Cに保持
させる。
これらの反応性気体は反応空間(60)で0.001〜
1.0torr例えば0.05torrとし、この筒構
造体(2)は四角形を有し、例えば巾80cm、奥行き
80cm、縦40cmとした。かかる空間において0.
5〜5に−(プラズマ密度0.3〜3W/cm”)例え
ばIKW(0,sw)cm”)の第1の高周波電界(1
〜50MHz)を加える。さらに第2の交番電界(1〜
500KHz)による交流バイヤスは、被形成面上に一
200〜600V (例えばその出力は500讐)を加
えた。
かくしてプラズマにより被形成面上はビッカーズ硬度2
000Kg/mm2以上を有するとともに、熱伝導度2
.5W/cm deg以上のC−C結合を多数形成した
アモルファス構造または結晶構造を有する炭素を生成さ
せた。
かくして基体である半導体(例えばシリコンウェハ)、
セラミックス、磁性体、金属、酸化物超伝導材料または
電気部品の基体がホルダに仮付けまたは配設された基体
表面上に、炭素特に炭素中に水素を25モル%以下含有
する炭素、またはP、 1またはN型の導電型を有する
炭素を主成分とする被膜を50人〜5μmの厚さに形成
させることができた。
この実施例はホルダに皿を多数枚保持し、この上面に炭
素または炭素を主成分とした被膜を50人〜10μmの
厚さに形成したものである。
「実施例3」 第2図は本発明の他の実施例である。第2図は筒状構造
体およびその内部のみを示す。その他は第1図と同じで
ある。即ち第3の電極である筒構造体は、ホルダ(1′
)をかね、このホルダに裏面を接して基体(1−1) 
、 (1−2) 、・・・(1−n)即ち(1)が配設
している。すると裏面上のエツチングを防ぎ、かつ表面
側には均一なエツチングを行うことができた。この場合
、筒構造体、ホルダはアルミニウム、ニッケルまたはス
テンレスで作製した。この実施例において、この基体の
間(31−1) 、 (32−1)  ・・・(31−
(n−1))即ち(31) )は互いに6〜10cm離
間し、かつ等間隔とした。それはそれぞれの間隔のプラ
ズマ密度を一定にするためである。この基体ホルダ(1
′)は60cm ×30co+ (四角の筒構造体が8
0cm(巾) X 80cm (奥行き) X 40c
m (高さ)の大きさの場合、その周辺部に前後に10
cmおよび上下に5cmの不均一の膜厚の領域を有する
)の有効面積を有していた。かくすると、その端部およ
び中央部で1μmの厚さのエツチングをせんとした時、
±5%以下しかエツチング速度のバラツキがなく、均一
であった。
「実施例4」 この実施例においては、実施例1または2で作られた炭
素膜(17)を、例えば半導体集積回路が予め形成され
たシリコンウェハ(33)の上表面に第3図(A)に示
す如く形成した。そしてこの場合、シリコンウェハの上
面に電気回路を形成し、その上に炭素膜を実施例2に示
す如(形成した後、ボンディングバンド部のみの炭素を
酸素プラズマによりアッシングをし除去した。
即ち、第3図(A)に示す如く、シリコンウェハ(33
)の上面のアルミニュームのパッドおよび配線(35)
を形成した後、これら全体に酸化珪素(36)を0.3
〜1μmの厚さに形成した。さらにその上に実施例1に
従い、炭素膜(37)を0.1〜3μmの厚さ、例えば
0.5 μmの厚さに形成した。再び酸化珪素膜(38
)をマスク用に形成し、さらに選択除去用レジスト(3
9)を選択的にコートした。そして第3図(B)に示す
如く、第1図における弗化物気体により窓(41)の部
分の酸化珪素(38)をプラズマエツチングした。そし
て酸化物気体例えば酸素と実施例1の気体を切り換え、
第3図(C)に示す如くプラズマエツチングにより炭素
膜(37)を所望の酸化珪素のない部分、例えばポンデ
ィングパッド部(41)のみ除去した。さらにこの後、
第3図(B)に示す如く、その下の酸化珪素(36)お
よびレジスト(39)を炭素膜をマスクとして弗化物気
体によるプラズマエツチングにより除去し、アルミニュ
ームパッドを露呈させた。即ち第1図の実施例のプラズ
マ処理装置で反応性気体を順次切り換えるのみでリアク
ティブ・イオン・エツチングを大容量空間に行う電気配
線上に炭素膜のファイナルコート膜を作ることができた
かくすると、パワートランジスタ等による局部加熱をさ
らに速やかに全体に広げることができた。
加えて、ナトリウムイオンに対するブロッキングも可能
となった。もちろんこの炭素膜はアルミニューム配線間
またこの炭素膜上に他の酸化珪素膜等を残存させてもよ
い。
本発明の実施例は炭素または炭素を主成分とする被膜の
エツチング方法を主として示した。しかしSF6を用い
、窒化珪素をエツチングしてもよい。
またCCl4を用い、アルミニウム等をエツチングして
もよい。またCCl4.CBr4を用い、酸化物超伝導
材料をエツチングしてもよい。
「効果」 本発明方法は、エツチングされるべき基体側をカソード
側のスパッタ効果を有すべき電極関係とし、かつその反
応空間をきわめて大きくしたことにより、工業的に多量
エツチング処理を可能としたものである。
本発明における電気回路として、金属のみならずYBa
Cu+06〜s、B15rcacuzox等で知られる
酸化物超伝導材料が有効である。また実施例は選択エツ
チングの例を示したが、基体の全表面のエツチングに対
しても有効である。またマスクもフォトレジストのみな
らず、金属マスク、印刷法でコートされた有機樹脂であ
ってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプラズマ処理装置の概要を示す。 第2図および第3図は、本発明のプラズマエツチング方
法の実施例を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、筒構造を有する筒構造体内に被形成面を有する基体
    を配設し、前記筒構造体の開口部の一方および他方に一
    対の電極を有し、前記一対の電極はマッチングコイルの
    一端および他端と連結して互いに対称または対称に近い
    交番電界を印加せしめるとともに、前記マッチングコイ
    ルの中点と、前記筒構造体、ホルダまたは基体の第3の
    電極との間に第2の交番電界を印加することにより、前
    記筒構造内に導入された反応性気体をプラズマ化せしめ
    、前記基体上の被エッチング膜をまたは被エッチング領
    域をエッチング除去することを特徴とするエッチング方
    法。 2、特許請求の範囲第1項において、酸素または酸素化
    物気体により被エッチング膜または被エッチング領域の
    炭素をエッチング除去することを特徴とするエッチング
    方法。 3、特許請求の範囲第1項において、ハロゲン化化合物
    により珪素、酸化珪素、窒化珪素、アルミニウム、金属
    珪化物、酸化物超伝導材料または被エッチング領域をエ
    ッチング除去することを特徴とするエッチング方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01239917A (ja) * 1988-03-22 1989-09-25 Semiconductor Energy Lab Co Ltd プラズマ処理方法
JPH01239919A (ja) * 1988-03-22 1989-09-25 Semiconductor Energy Lab Co Ltd プラズマ処理方法およびプラズマ処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01239917A (ja) * 1988-03-22 1989-09-25 Semiconductor Energy Lab Co Ltd プラズマ処理方法
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