JPH01201528A - カード針布を研磨する方法と装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカードの針布を研磨する方法とその方法を実施
する装置に関する。より詳しくはカードのテーカインロ
ーラ、シリンダ、回転フラットチェーン、ドツファなど
の機素の何れかにその研磨部材が前記機素の針布の歯に
向かつて付勢される状態で協働するように研磨手段が配
置されているカードの針布を研磨する方法とその方法を
実施する装置に関する。

〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕紡績工場
において、カードの針布を形成する複数の歯はカードの
作動中にゆっくり摩耗し、歯のポイント、すなわち先端
は丸くなって行く。その結果カード作用は低下し、ウェ
ブ品質は劣化する。

したがって複数の歯のポイントを必要な尖鋭度に回復す
るために、通常カード針布の歯を時折研磨する。しかし
ながらこのような方法は、カードの針布の研磨作用のた
めに、カードがその作動を停止してしばらくの間静止し
なければならないという欠点を有する。又研磨ローラお
よびその支持具が安定で且つ非常に精密に作られていな
ければならない。この事は研磨作業を高価なものにする
。

加えて複数の歯は常に異った量だけ研磨されることにな
る。複数の歯のポイントの摩耗は又ウェブ品質のゆっく
りした連続的な劣化をまねく。相対的に長い周期で見れ
ば、得られたウェブの変化は品質が徐々に低下し且つそ
れぞれの研磨作業毎に急激に改良されるという形態をと
る。この事は、カードの作動の短期周期長期周期の両方
において一定品質の糸を製造することを困難にする。

本発明は前述の従来公知のカードの研磨方法の有する問
題を解決して、安定した品質を常に有するウェブを連続
して製造することができるカードの針布研磨方法とその
方法を実施するのに好ましい研磨装置を提供することを
目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の目的は請求項１項記載の構成から成る研磨方法
によって達成され、方法を実施するために好ましい研磨
装置は請求項２項記載の構成を有する。

スペイン特許箱２５０１１１号から回転シリンダ上の針
布を研磨するための研磨手段を用いることが知られてい
る。この特許において研磨手段はスプリングによってシ
リンダに対して押付けられ、且つシリンダに沿って往復
動される。しかしながらこの特許はカード作用中の研磨
作業に関しての詳細については触れられておらず、又三
次元での移動の自由度を有して自由に移動可能な研磨手
段に関しての詳細について触れられていない。

本発明の方法および装置は優れた新規性および進歩性を
有し、且つ下記のような特徴を有する。

前述の公知の針布の研磨において、用いられるローラは
それらの外側表面に研磨用コーティング層を有する。研
磨作用中における針布のそれぞれの歯の最適研磨を確実
に行うためにすなわちそれぞれの歯から取除かれる材料
の量が確実に不足でもなく又過剰でもないようにするた
めに、ローラは非常に精度の高い直線性を満足するもの
でなければならない、この事はローラを非常に高価なも
のにし、且つ研磨作業を高価にする。さらにこのように
したとしても、ある歯からあるいは歯の一部分から研磨
によって取除かれる材料の量の過剰又は不足の問題は避
けられない。この事は針布の複数の歯のポイントの高さ
は実際上全てのポイントについて正確には同一でなく、
すなわちそれらのポイントの全てがシリンダの回転の軸
線と同軸の幾何学的な表面上に全て正確に配置されてい
る訳ではないことによる。本発明は前述のような厳密な
直線性への要求に合うことを必要とされる研磨ローラを
無しですますことができる点に本発明の基本的な利点が
ある。本発明による研磨手段は前述のような偏差、すな
わち変動を調節するので、全ての歯が等しい尖鋭度にな
り、同じ範囲で研磨されるという利点を生ずる。新しい
針布の歯の使用が開始されてからその歯がさらに新しい
針布の歯に代えられる迄、研磨作業がカード作用中連続
して行われるので、公知の方法で生ずるウェブ品質のゆ
るい低下と研磨作業の後のウェブ品質の急激な改善も又
解消することができる。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を示す添付図面を参照して本発明を
詳述する。

第１図に示したカードはテーカインローラ１１を有し、
テーカインローラ１１に供給された繊維はシリンダ１２
に引渡される。カーデイング作用はシリンダ１２とチエ
イン状に連結されて回動する複数のフラット（以下回動
フラットチェーンと称する）１３との間で行われる０回
動フラットチェーン１３は複数の方向変えローラ１４を
越えて走行する。得られたウェブはドツファ１５に移さ
れ、ドツファ１５によって搬出される。前記各機素の運
動方向はそれぞれ矢印で示される。

機素１１　、１２および１５の円状外側表面およびシリ
ンダ１２に対向する回動フラットチェーン１３の個々の
フラットのそれぞれの表面には、勿論それぞれの針布１
６　、１７　、１８および１９を形成する複数の歯が設
けられている。

本発明によれば、針布１６〜１９の少なくとも１個、複
数個あるいは全部はカードの作動中に連続的な研磨作用
を受けることになる。そのために用いられる研磨手段２
０は前記機素１１　、１２　、１３および１５のそれぞ
れに組合される。この研磨手段としては各種の構造のも
のを用いることができる。かかる構造の数例が第２図〜
第５図に示される。

第２図に示された研磨手段の例はこの研磨手段がシリン
ダ１２に対して用いられた場合について説明される。第
２図ではシリンダ１２と針布１７のそれぞれ一部のみが
示される。シリンダ１２の回転軸は図面の平面に垂直で
あり且つ第２図の外側にある。シリンダ１２にはシリン
ダカバー２１が設けられる。研磨手段４８は砥石の形状
をした研磨部材２２を有し、この砥石は玉継手２４を有
する支持具２３によって担持される。ノブを具備したね
し山付きガイド部材２５には円柱状孔２６が形成されて
おり、この孔２６の中に支持具２３が移動可能に！！！
ｆｆされる。ガイド部材２５は図面の平面に垂直な方向
でレール２日に沿って往復動可能に作られたクレードル
２７にねじ込まれている。レール２８は針布１７から遠
い側で壁２９を有する湾曲ストリップによって形成され
る。

前記２枚の側壁２９は長方形形状に作られ、且つ互いに
平行に延び、それらの長手方向端縁はシリンダ１２の回
転軸線に平行である。レール２８から遠い方の側壁２９
の長手方向端縁は針布１７に近接して配置される。圧縮
スプリング３０がガイド部材２５と砥石２２の間に配置
され、砥石２２を針布１７に対して付勢し、第２図に示
す所定の弾性的に付勢された位置に砥石を配置しようと
する。この付勢力は一般的に、例えば１０ｇ〜２０ｇの
非常に軽い圧力である。この圧力は、ガイド部材２５の
ノブを回転することによって調節可能である。砥石は玉
継手２４によって移動可能に保たれる。

カードが作動中に、シリンダ１２は連続的に回転し、同
時にクレードル２７および支持具２３と砥石２２を具備
したガイド部材２５はレール２８に沿って連続的に往復
運動する。その結果針布１７の複数の歯はカードの作動
中に研磨作用を受けることにより、かくして歯を研磨す
るために必要とされる前述の中断時間および歯の先端の
尖鋭度の周期的変化を解消することができる。

玉継手２４は、研磨部材２２の研磨領域３１を、実質的
に針布の移動方向、該移動方向に垂直な方向およびシリ
ンダの回転軸に平行な方向に移動させることを可能にす
る。孔２６に摺動可能に配置された支持具２３も又研磨
領域３１を、研磨領域３１において針布１７に垂直な方
向に移動させることを可能にする。かくして研磨領域３
１は互いに直角な３方向で移動することができる。すな
わち研磨領域３１は移動の三次元の自由度を有し、した
がって研磨作業中に、複数の歯のポイントによって規定
される針布表面におけるどのような不均一性も調節する
ことができる。

複数の歯のポイントの全てが正確に同じレベルにあるよ
うに針布１７が構成されるように、すなわち複数の歯の
ポイントがその軸線がシリンダの回転軸線に一致する正
確な円形状の円柱表面を規定するようにする試みがなさ
れている。しかじながら実際にはこのような構造からは
僅かの偏りは避けられず、より詳しくは相対的に高いポ
イント高さを有する領域と、相対的に低いポイント高さ
を有する領域とから成る偏りが発生する。砥石２２が三
次元の移動の自由度を持つことは、砥石がこれら不均一
性を調節することを可能にし、その結果全ての歯は現実
的に同じ程度の研磨を受けることになる。

第２図に示された研磨手段４８の使用はシリンダに限定
されない。この研磨手段４８は又テーカインローラ１、
、回動フラットチェーン１３およびドツファ１５に用い
られてもよい。

砥石２２を用いるゆるやかな研磨作用を得るために、針
布の１７に面する砥石２２の側面が半球体に近い形状で
あることが必要である。

カーデイング作用中に、カーデイング作用が空気の移動
を妨害することによって弱められないことが特に重要で
ある。したがってシリンダ１２にはカバー２１が設けら
れる。研磨手段４８を配置することを可能にするために
、全針布１７に対して軸線方向に延びる第２図に示すよ
うな開口域をカバー２１が有することが必要である。研
磨手段４８はこの開口埴土に密接して配置される。研磨
手段４８それ自体に密封性を与えるために、両方の側壁
２９には壁２９の長手方向に垂直に配置された端部壁（
図示せず）が設けられる。又クレードル２７は図示しな
い駆動ベルトによって駆動されるが、シリンダ１２から
遠い方の２本のレール２８間の開口部はこの駆動ベルト
によってカバーされる。レール２８のそれぞれにはスロ
ット５０が形成され、それぞれのスロットの中に駆動ベ
ルトの長手方向側部が摺動可能に配置される。かくして
前記端部壁を具備した両側の壁２９、駆動ベルトおよび
クレードル２７が針布１７を外部から遮断する樋形状構
造を形成する。

第２図に示した研磨手段４８の場合に、砥石２２は針布
上を連続的に往復運動する。もしこのような横方向の移
動が要求されないならば、第３図に示すような研磨手段
あ゛るいは第４図および第５図に示す研磨手段が用いら
れるとよい。これら手段は軸線方向に延びて全針布にか
ぶさっている。

第３図は機素１３を形成する回動フラットチェーンに用
いられる場合の研磨手段３２の他の実施例である。この
研磨手段３２は２枚の側壁３３と頂部プレート３４を有
する橋形状の容器を含んで成る。２枚の側壁３３の自由
端縁３６は研磨手段３２においてそれぞれの回動するフ
ラット３５に平行に且つ針布１８の移動方向に垂直に延
びる。

可撓性ベルトの形状の支持具３７が前記自由端縁３６に
固定され、フラット３５の全長にわたってフラット３５
の長手方向（図面の平面に対して垂直方向）に延びる。

支持具３７のフラット３５に面する表面には、例えば微
細な研磨用粒子、より詳しくはダイヤモンド粉末から成
る研磨コーディングが施されている。支持具３７は例え
ば研磨用コーティングが施された薄い金属ストリップ、
布あるいはプラスチックであると良（、それらは針布の
歯の複数のポイントによって規定される表面の部分的不
均一性、すなわち幾何学的形状を調節する。しかしこれ
ら支持具は研磨力によって変形しないものでなければな
らず、又しわが生じてもいけない。

両端が閉じられた弾性材料製のチューブ３８が橋形状容
器３３の内側にその全長にわたって延びている。チュー
ブ３８には弁３９を用いて必要とされる圧力を有する流
体が満たされる。

したがって研磨作動中に、チューブ３８は支持具３７の
全ての点にある圧力を与える。かくして支持具３７はそ
の全長にわたってフラット３５に対して押付けられ、そ
のためにその研磨用コーテイング面ば針布上に均一に担
持されることになる。

その結果、針布１８の複数の歯のポイントの高さに不均
一性がある場合でも、支持具、すなわちベルト３７はフ
ラット３５の全長にわたって均一に接触することになる
。これは、高い所や低い所で移動する支持具３７の複数
の区域はこれらの区域に隣接した区域が支持具３７に平
行な成分、すなわち第３図の場合で水平な成分を有する
運動を同時に行う時にのみ移動を行うことができるため
である。したがって互いに直角な３つの方向で移動する
支持具３７の研磨表面の可能性、すなわち研磨手段の移
動について三次元の移動の自由度があることが重要な特
徴であることが明らかである。

研磨手段３２は又機素１１　、１２および１５のそれぞ
れを研磨するのに適している。

第４図および第５図は本発明のさらに他の実施例に関す
る。この実施例は機素１５（ドツファ）に用いられる研
磨手段４９に関する。しかしこの研磨手段は機素１１　
、１２あるいは１３に対しても用いることができる。こ
の研磨手段４９は軸線４０を中心として回転可能なドツ
ファ１５の針布の全長すなわち全軸線範囲に延びている
。研磨作業を行うために、研磨手段４９は軸線方向全長
にわたって分布された複数の砥石の形状の研磨部材４１
を含んで成る。第２図に類似した配置で、それぞれの砥
石は玉継手４３を用いて支持具４２に担持され、且つ円
筒形孔４４内で移動可能に案内される。ガイドプレート
４６は樋形状容器４５に固定され、それぞれの支持具に
対して１個の孔４４を有する。第３図に示された例と同
様に、研磨部材４１の均一な付勢は所定の圧力で流体が
満たされた弾性チューブによって付与される。

第４図および第５図に示された装置が作動する時に、砥
石４１のそれぞれは複数の歯のポイントの高さにおける
不均一性を調節する。すなわち複数の砥石４１は高い所
と低い所に応答する玉継手によって揺動し、あるいは孔
４４内で支持具４２が摺動することによって調節する。

かくしてこの例においても砥石４１のそれぞれの研磨領
域に対して三次元方向での移動の自由度がある。

複数の砥石がそれぞれの中央の作動位置にある時には個
々の砥石４１間に間隙がなければならない、長方形の砥
石が用いられた場合には、機素１１が回転中にこのよう
な間隙を越えて移動するある数の歯は研磨されない、こ
の事は第４図に示したように不等辺四辺形の研磨部材４
１を用いることによって解消することができる。勿論針
布の移動の方向に対して互いにずれて配置された複数の
砥石をこの例で用いることができる。

回動するフラット１３の移動は勿論比較的遅い。

もし研磨作用がこの理由のために不適当であるならば、
例えば第２図に示した例あるいは第４図および第５図に
示した例の砥石の場合には、付加的に砥石を振動するこ
とによって研磨作用を増加することができΣ−−ブ３８
あるいはチーーブ３７が用いられる場合に、研磨効果を
チューブ内の圧力を変えたり、あるいは圧力を振動的に
変動させることによって変えることも勿論可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はカードに対して用いられた本発明の一実施例を
示す図であり、第２図は本発明による研磨手段の一実施
例の軸断面図であり、第３図は他の実施例の断面図であ
り、第４図はさらに他の実施例の平面図であり、第５図
は第４図の線■−■による断面図である。 １１・・・テーカインローラ、１２・・・シリンダ１３
・・・回転フラットチェーン、 １５・・・ドツファ、１６．１７．１８．１９・・・針
布、２２、４１・・・研磨部材（砥石）、 ２３、３７．４２・・・支持具、　　２４・・・玉継手
、３０・・・スプリング、３２．４８．４９・・・研磨
手段、３８、４７・・・チューブ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、それぞれが複数の歯から形成された針布（１６、１
   ７、１８、１９）を有するテーカインローラ（１１）、
   シリンダ（１２）、回転フラットチェーン（１３）およ
   びドッファ（１５）のような機素を含んで成り、これら
   の機素（１１、１２、１３、１５）の少なくとも１個が
   研磨手段（３２、４８、４９）の研磨部材と協働し、且
   つ該研磨部材（２２、４１）が前記針布（１６、１７、
   １８、１９）の複数の歯に向かって弾性的に付勢されて
   いるカードの針布を研磨する方法において、、 カードの作動中に、複数の機素（１１、１２、１３、１
   ５）の少なくとも１個における研磨がシリンダ（１２）
   の回転作動によってもたらされる研磨作用によって連続
   的に行われ、研磨部材（２２、４１）の研磨領域（３１
   ）が、互いに直角の関係の三方向で移動可能という三次
   元の移動自由度で弾性的に付勢された位置に移動可能で
   あって、複数の歯のポイントによって規定される表面の
   形状を連続的に調節することを特徴とするカードの針布
   を研磨する方法。 ２、請求項１項による方法を実施するための研磨装置に
   おいて、少なくとも１個の機素（１１、１２、１３、１
   ５）の研磨手段（３２、４８、４９）がカードの作動中
   に研磨作用を行うことを目的として研磨部材（２２、４
   １）を支承する支持具（２３、３７、４２）を含んで成
   り、所定位置に研磨部材（２２、４１）を付勢すること
   を目的とした付勢力を発生するための手段（３０、３８
   、４７）が設けられ、前記支持具（２３、３７、４２）
   が前記所定位置において研磨部材（２２、４１）に三次
   元の自由移動を可能にするように構成されていることを
   特徴とする研磨装置。 ３、前記研磨手段（４８）が針布（１７）の移動の方向
   に垂直な方向で針布（１７）の一部分のみをおおって延
   び、前記研磨手段の支持具（２３）が研磨部材（２２）
   と共に針布（１７）を横切って連続的に往復運動可能に
   構成されていることを特徴とする請求項２記載の研磨装
   置。 ４、前記研磨手段（３２、４９）が針布（１８）の移動
   の方向に垂直な方向で針布（１８）の全部の幅にわたっ
   て延びて静置されていることを特徴とする請求項２記載
   の研磨装置。 ５、２枚の長方形に延び且つ互いに平行な壁（２９、３
   ３）が支持具（２３、３７、４２）を支承するために、
   針布（１７、１８）の移動方向に垂直な針布から離れる
   方向で延びて設けられ、それぞれの壁（２９、３３）の
   縦方向の端縁の片方が針布（１７）の直近位置に延びる
   ことを特徴とする請求項２記載の研磨装置。 ６、前記研磨手段（４８）が玉継手（２４）を有する支
   持具（２３）により支承された研磨部材（２２）を含ん
   で成り、針布（１７）の複数の歯のポイントによって研
   磨領域（３１）内に規定された表面に垂直な方向での変
   位のために、前記支持具（２３）はガイド部材（２５）
   の円筒形孔（２６）の中に支えられ、該ガイド部材（２
   ５）はそれぞれの壁（２９）の縦方向の他の端縁に沿っ
   て延びるレール上で往復動するように作られていること
   を特徴とする請求項３又は５記載の研磨装置。 ７、前記研磨手段（４９）が平行な壁の間を延び、且つ
   前記壁の側表面に移動の自由領域を有する一列の砥石を
   含んで成り、それぞれの砥石が三次元の移動自由度を可
   能にする支持具（４２）によって保持されていることを
   特徴とする請求項４又は５記載の研磨装置。 ８、複数の砥石（４１）の形状が不等辺四辺形であって
   、針布のそれぞれの場所が研磨作用を受けるように、砥
   石の対向する側壁が間隔をあけて配置され且つ針布の移
   動方向に対して鋭角を形成していることを特徴とする請
   求項７に記載の研磨装置。 ９、前記側壁が樋形状の容器（４５）の一部分であり、
   その両端が閉じられて弾性材料で作られ且つ加圧された
   流体を内蔵する１個のチューブ（４７）が前記容器（４
   ５）の内側に収容されており、前記チューブ（４７）が
   容器の内壁と支持具に担持されていることを特徴とする
   請求項７に記載の研磨装置。 １０、前記研磨手段（３２）が、針布（１８）の移動方
   向に垂直に延び且つ針布（１８）に面する側の表面に研
   磨コーティング層を有する可撓性構造体の形状をした細
   長くて平たい形状の支持具（３７）を含んで成ることを
   特徴とする請求項４又は５に記載の研磨装置。 １１、樋形状の容器（３３、３４）が支持具（３７）を
   載置するために設けられ、平たい形状の可撓性構造体の
   支持具（３７）が、容器（３３、３４）の開口部分をカ
   バーすると共に容器の側壁（３３）に密閉状態で固着さ
   れ、容器（３３、３４）が必要とする圧力で流体を内蔵
   することを特徴とする請求項１１に記載の研磨装置。 １２、細長い樋形状の容器（３３、３４）が支持具（３
   ７）を載置するために設けられ、支持具（３７）が容器
   の開口部分をおおって延びており、得られた容器の内側
   に、その両端が閉じられて弾性材料で作られ且つ加圧さ
   れた流体を内蔵する１個のチューブ（３８）が収容され
   ており、前記チューブ（３８）が容器の内壁と支持具に
   担持されていることを特徴とする請求項１０記載の研磨
   装置。 １３、前記機素（１１、１２、１３、１５）、特にシリ
   ンダ（１２）の場合における研磨手段（４８）が針布（
   １６、１７、１８、１９）から外側を密封し、且つ機素
   （１１、１２、１３、１５）のカバー（２１）の開口域
   にはめられているユニットを形成し、該ユニットがカバ
   ーと共に、機素（１１、１２、１３、１５）用の密封状
   態のカバーリングを形成することを特徴とする請求項５
   記載の研磨装置。 １４、前記機素（１１、１２、１３、１５）、特に回動
   フラットチェーン（１３）の場合における研磨部材が作
   動中に機械的振動を受けることを特徴とする請求項２記
   載の研磨装置。 １５、針布（１７）に面する研磨部材（２２、４１）の
   研磨表面が半球形状に丸味が付与されていることを特徴
   とする請求項６又は７に記載の研磨装置。