JPH01201247A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JPH01201247A
JPH01201247A JP63023816A JP2381688A JPH01201247A JP H01201247 A JPH01201247 A JP H01201247A JP 63023816 A JP63023816 A JP 63023816A JP 2381688 A JP2381688 A JP 2381688A JP H01201247 A JPH01201247 A JP H01201247A
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JP
Japan
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magnetic field
cylinder
noise
magnetic resonance
resonance imaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP63023816A
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English (en)
Inventor
Seiichiro Suzuki
成一郎 鈴木
Haruhiko Hirata
東彦 平田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は例えば騒音の発生を抑えることができる磁気
共鳴イメージング装置に関する。
(従来の技術) 一般に磁気共鳴イメージング装置は、有機化合物の構造
解析や物性の研究に用いられ、物質の原子配列や電子構
造等についての重要な分析手段のひとつとなっている。
また、近年、この技術の医療分野への応用が進められ、
人体内の水素原子分布や、スピン緩和時間等の情報を任
意断面の断層映像として得ることによる診断手段として
の利用が進められている。
このような磁気共鳴イメージング装置では、被検体の照
射観察面の決定のため、一様な静磁場内に傾斜磁場を作
用させる必要がある。そしてこの傾斜磁場は例えば第8
図に示すような傾斜磁場コイル23により与えられる。
測定時にはこの傾斜磁場コイル23にパルス電流を流す
ことにより観測部に傾斜磁場を発生させて結果を得る。
なお21は磁気共鳴イメージング装置、24は送受信コ
イル、25は制御手段、26は表示手段、27は被検体
(被検者)である。
ところでこの傾斜磁場コイル23は第8図で示す静磁場
コイル22により非常に大きな静磁場内におかれるため
に静磁場と測定時のパルス電流とにより、非常に大きな
電磁気力がこの傾斜磁場コイル23に作用する。
ここで従来の磁気共鳴イメージング装置を簡略化した第
9図により説明すると、傾斜磁場コイル23には前記で
示した電磁気力による振動が発生し、そのままコイル巻
芯28に伝達される。コイル巻芯28は表面積が大きく
、放射面積が大きいために振動による粗密波が形成され
やすく、その結果として非常に大きな騒音が発生すると
いう問題がある。
また、コイル巻芯28内の測定筒内は狭い空間を形成し
ているために、この発生音は様々な方向に内部で反射さ
れ、一種の残響効果が生じ被検体(被検者)に大きな騒
音がばく露し、安全上及び心理上からも問題を生じてい
た。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように従来の磁気共鳴イメージング装置は静磁場
内にある傾斜磁場コイルが、コイル巻線を表面積の大き
いコイル巻芯に固定することにより構成されているため
、測定時のコイル巻線の振動がコイル巻芯に伝達されて
騒音を発生するという問題があり、特に被検体(被検者
)に騒音がばく露し、安全上及び心理上にも問題がある
この発明は上記問題に着目してなされたもので、測定時
に生じるgA音を低減させ、特に被検体(被検Pf)に
ばく露する量を低減させることができる磁気共鳴イメー
ジング装置の提供を目的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明は、測定筒内面に発
生する騒音の周波数に応じた径を持つ多数の小穴を有し
た穴あき筒、もしくはスリットを有したスリット筒を測
定筒内面に挿入し、穴あき筒(スリット筒)と測定筒内
面との間に空気層を設けた構成とした。また騒音の周波
数成分に応じて、例えば高域における減音性能を向上さ
せるためには穴あき筒(スリット筒)と測定筒との間に
空気層の他に吸音材を設ける構成とし、さらにコイル巻
芯からの振動が穴あき筒に伝達するのを防ぐために高減
衰性の支持足で穴あき筒(スリット筒)を支持する構成
とした。
(作 用) 上記構成によれば、電磁気力により発生する騒音の測定
筒内における大きさは、穴あき筒(スリット筒)により
形成されるヘルムホルツの共鳴器の吸音効果により小さ
くなり、被検体(被検者)にばく露する騒音量を低減さ
せることができる。
さらには外部へ放射される騒音への寄与度が減少するの
で、全体の騒音も低減させることができる。
(実施例) 以下図面に基づきこの発明の詳細な説明する。
磁気共鳴イメージング装置は第7図に示した従来例と同
様に静磁場磁石22、傾斜磁場コイル23、送受信コイ
ル24、制御手段25、および表示手段26から主にな
っている。静磁場磁石22は一様な静磁場を発生し、傾
斜磁場コイル23は静磁場に傾斜磁場を重畳させて作用
させる構成となっている。また静磁場内にあって傾斜磁
場が作用する位置には被検体(被検者)27が置かれて
おり、被検体27の外周には送受信コイル24が配設さ
れている。傾斜磁場コイル23および送受信コイル24
は制御手段25に接続され、制御手段25にはCRT等
の表示手段26が接続されている。このような磁気共鳴
イメージング装置はまず傾斜磁場コイル23に例えばパ
ルス状の電流を通電させることにより、被検体27に磁
気共鳴作用を起こさせ、これより被検体27の特定部位
の画像情報を得る。この静磁場に置かれた傾斜磁場コイ
ル23に電流を流すことにより電磁気力が作用し、それ
によりコイル巻芯28に振動が発生する。コイル巻芯2
8は表面積が大きいために疎密波が生じ音が発生する、
というのが騒音発生のメカニズムである。そしてコイル
巻芯28内の測定筒で遮音しきれない音が被検体(者)
27にばく露する。
さて、このように発生する音は比較的純音に近い成分が
多く重なり合っていて非常に耳障りな音を発生する。こ
こで本発明の実施例として第1図及び第2図に示すよう
に穴あき筒4を傾斜磁場コイルのコイル巻芯28内の測
定筒3内面に、穴あき筒4の小穴7と傾斜磁場コイルの
コイル巻芯28との間に空気層が形成されるように(詳
細図を第2図に示す)と、いわゆるヘルムホルツの共鳴
器が形成される。この共鳴器について第2図で示す記号
によって説明すると、小穴7の直径(d)、背後空気層
の厚さ(L)、穴あき板の板厚(1)、音速(C)、m
/s穴あき筒4の開孔率(p=πd2/(4D2))、
小穴のピッチ(D)を用いるとの周波数において第4図
の実線Bのように著しい減音(吸音)効果をもたらす。
ただし小穴7の径に比して波長の長い、すなわち比較的
低い周波数域についての効果が大きい。そこで、例えば
被検体(被検者)における騒音の周波数を周波数分析器
等で解析し、その求められた周波数f0からり。
d等を特定すればすぐれた騒音低減効果が達成される。
用途によっては、より高い周波数域の幅広い周波数成分
を減音することが望まれることがある。
そのような場合は第3図に示すように穴あき筒4に吸音
材料8(例えばウレタン等)を取付けると第4図の実線
Aのように比較的広い周波数範囲で高い周波数まで吸音
することができる。また、例えば小穴7の径や開孔率を
第5図に示すように様々に変えた小穴Allや小穴B1
2を有した穴あき筒4を設けることにより、種々の周波
数に対応でき一層の減音効果を高めることもできる。
また第1図に示すように穴あき筒4にコイル巻芯28か
らの振動が伝達しないように高減衰性の支持足6で穴あ
き筒4を支持すれば、穴あき筒4への振動伝搬を防止で
き、−層の低減効果を高めることができる。さらに第6
図に示すように小穴7をスリット穴13にしても前述と
同様な吸音効果を得ることができる。
なお、本発明者等の種々の実験によると、第7図に示し
たようにコイル巻芯28内には定在波10が発生するこ
とが確認された。そして第1図に示す穴あき筒4をコイ
ル巻芯28内に配置することにより、隣接する多数の小
穴7同志の位相差が定在波であるがために小さく特に吸
音効果が有効に作用していることが確認された。
〔発明の効果〕 以上詳述したように本発明によれば、傾斜磁場コイルに
より発生した騒音を効率良く吸音できるために被検体(
被検者)における騒音が低減できる。また全体の騒音の
寄与を低減させることにもなるので、外部へ放射される
騒音も低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気共鳴イメージング装置に係る概略
分解斜視図、第2図と第3図は本発明の穴あき筒の要部
拡大図、第4図は本発明に係る減音の特性図、第5図及
び第6図は本発明の穴あき筒の変形例を示す要部拡大図
、第7図は本発明に係る定在波の説明図、第8図と第9
図は磁気共鳴イメージング装置の構成図である。 3・・測定筒 4・・・穴あき筒 7・・・小穴 8・・・吸音材料 21・・・磁気共鳴イメージング装置 22・・・静磁場コイル 23・・・傾斜磁場コイル 24・・・送受信コイル 25・・・制御手段 27・・・被検体 28・・・コイル巻芯 代理人 弁理士  則 近 憲 佑 同  松山光之 第  2  図 第  3  図 第  4  図 甫 5rR 前 6 図 21         第  8  間第  9  図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一様な静磁場を発生する静磁場発生手段と、この
    静磁場内に傾斜磁場を作用させる傾斜磁場発生手段とを
    用い、前記静磁場および傾斜磁場内の測定筒内に配され
    た被検体の磁気共鳴作用に基づく出力信号を処理して前
    記被検体の特定部位における画像情報を得る磁気共鳴イ
    メージング装置において、 前記測定筒内面に空気層を介して複数の穴を有する穴あ
    き筒を設けたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装
    置。
  2. (2)前記測定筒内面と前記穴あき筒の間に吸音材を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の磁気共鳴イメージ
    ング装置。
  3. (3)前記穴あき筒を前記測定筒内面に減衰材から成る
    支持足で支持したことを特徴とする請求項1記載の磁気
    共鳴イメージング装置。
JP63023816A 1988-02-05 1988-02-05 磁気共鳴イメージング装置 Pending JPH01201247A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003096029A3 (en) * 2002-05-08 2004-03-11 Koninkl Philips Electronics Nv A magnetic resonance imaging (mri) system comprising acoustic resonators for noise suppression
JP2006528899A (ja) * 2003-05-22 2006-12-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 音声吸収手段を有する磁気共鳴イメージング装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003096029A3 (en) * 2002-05-08 2004-03-11 Koninkl Philips Electronics Nv A magnetic resonance imaging (mri) system comprising acoustic resonators for noise suppression
US6998949B2 (en) 2002-05-08 2006-02-14 Koninklijke Philips Electronics N.V. Magnetic resonance imaging (MRI) system comprising acoustic resonators
JP2006528899A (ja) * 2003-05-22 2006-12-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 音声吸収手段を有する磁気共鳴イメージング装置

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