JPH01201222A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は吸込み力の自動調整機能を有する電気掃除機に
関するものである。

従来の技術 従来から知られている電気掃除機において、じゅうたん
面掃除時には床用吸込具に内蔵した回転ブラシをモータ
ーにて回転させて掃除するように構成し、アスタイル面
や板面と、じゅうたん面での密着性の差による床用吸込
具の吸込み口での通過流量の違いを掃除機本体の排気通
路にて検知し、密着性の高いじゅうたん面掃除時に掃除
機本体の吸込み力を強くさせるような自動調整機能を有
するものがある。

発明が解決しようとする課題 このような構成の電気掃除機において、被ｔ＋？）除血
がアスタイル面や板面であれば床用吸込具の吸込み口と
被掃除面の隙間は安定したものとなり、吸込み口を通過
する流層はほぼ一定となり、掃除機本体内部に設けた流
量検出部はほぼ一定の検出を行ない、所期の吸込み力が
出せる入力調整が行なえる。しかし、じゅうたん面の掃
除に際しては、じゆうたんの毛足の長さが短かいもので
はニードルパンチから長い物では３０ｗ程度あるジャグ
まで・様々あり、すべてのじゅうたん面に対して床用吸
造兵の吸込み口が均一に当たらないため、毛足の短かい
ものでは吸込み口との密着性が良くなり、毛足の長いも
のでは毛足の長い分だけ密着性が低下するため、同じじ
ゅうたん上の掃除でも毛足の短かいものの方が毛足の長
いものより通過流量が少ない分だけ掃除機本体の吸込み
力が強くなるようになり、毛足の長いじゅうたん面につ
いては充分な掃除が行なえなかった。

また逆に、毛足の極端に短かいものでは、床用吸込具の
）ｊ（面がじゅうたん面に吸着しすぎて吸込み口が密閉
近くまでふさがれてしまい、吸込み力か強くなって掃除
の際の床用吸込具の操作力が重くなり、掃除が行ないに
くという問題があった。

本発明はこのような問題を解決するもので、様々な毛足
長さのじゅうたんに対し適切な吸込み力で掃除を行なえ
るようにした電気捕除機を提供するこ・とを目的とする
ものである。

課題を解決するための手段 この問題を解決するために本発明は、塵埃吸引用モータ
ーを内蔵した掃除機本体にポースを介して床用吸込具を
接続するように構成し、前記床用吸込具には被掃除面が
じゆうたんのときに毛足長さを検出する毛足長さ検出手
段を設け、前記毛足長さ検出手段にてじゆうたんの毛足
長さを検出して毛足長さを電気信号に変換して掃除機本
体に内蔵した入力可変回路にて塵埃吸引用モーターの吸
込み力の調整を行なうようにし、じゆうたんの毛足が長
いほど掃除機本体の吸込み力が強くなるように構成した
のである。

作用 この構成により、毛足長さ検出手段にてじゆうたんの毛
足長さを検出し、検出手段よりの“；気信号により毛足
が短かいときは床用吸込具とじゆうたんの吸着により操
作力が重くなるのを防止するため、掃除機本体の吸込力
を低下させ、また毛足が長いときは床用吸込具との吸着
を強くするために吸込力を上げるようにし、様々な毛足
長さのじゅうたんに対して適性な吸込み力が得られるも
のである。

実施例 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。

第１図において、１は塵埃吸引用モーター２を内蔵した
掃除機本体である。３は回転ブラシ４およびこの回転ブ
ラシ駆動用のモーター５を内蔵した床用吸込具で、前記
塵埃吸引用モーター２により吸引される含ｎ気流はこの
床用吸込具３により吸込まれ、延長管６、ポース７を介
して掃除機本体１の前部に設けられた集塵室に流れる。

ここで、前記ポース７と延長管６との接続はホース７の
先端に取付けられた先端パイプ８を延長管６に着脱自在
に嵌合させて行なっており、一方ホース７と掃除機本体
１との接続はホース７に取付けた接続パイプ９を掃除機
本体１の前部上方に配置した開閉自在なダクト塁１０の
大面に設けられた吸気口１１に着脱自在に嵌入させて行
なっている。

さらに、掃除機本体１および床用吸込具３に内蔵した回
転ブラシ４の運転・停止は、前記ホース７の先端パイプ
８に設けた吸込力切換えスイッチ１２および回転ブラシ
駆動スイッチ１３により各４行なわれるようになってい
る。そして前記吸込力切換えスイッチ１２にて掃除機本
体１の吸込み力を調整し、被掃除面の種類により弱い吸
込み力よりカーテン面、ソファ−面、ゆか・たたみ面と
順次吸込み力を強くし、じゅうたん面にて吸込み力の上
限近傍となるようになっている。

次に、前記床用吸込具３の底部にじゅうたん面の毛足長
さを検出する毛足長さ検出部１４が設けられており、こ
の構成について第２図および第３図に基づき説明する。

図において、毛足長さ検出部１４は被ｈ’ｆ）除血であ
るじゆうたんの毛足１５にばねなどにて第２図矢印Ａ方
向に付勢された触手１６を具備し、じゆうたんの毛足１
５の密度の差や毛足長さによるじゅうたん表面の凹凸に
より前記触手１６が第２図矢印Ａ、Ｂ方向に回動自在に
構成されている。１７は床用吸込具３の底面に形成され
た開口部で、この開口部１７より前記触手１６が突出す
るように付勢されている。

そこで、じゅうたん表面の凹凸の差により第２図矢印Ａ
、Ｂ方向に振幅する触手１６の移！ｌ！ｌｌ量の大小を
検出し、一定のサンプリング時間中に変動する触手１６
の変動量の変化を用いて、じゅうたん面の毛足長さの大
小を検知し、これを基に掃除機本体１に内蔵した入力可
変回路にて塵埃吸引用モーター２の吸込み力の自動調整
を行なえるようにしである。

次に、掃除機本体１の吸込み力と、床用吸込具３の毛足
長さ検出部１４の作用について説明する。

第２図において、触手１６の変位量が小さい場合は、被
掃除面であるじりうたん面は毛足が短かいか、あるいは
毛足の植毛密度が高いものと判断し、床用吸込具３とじ
ゅうたん面の強い吸着により操作性が悪くならないよう
毛足長さ検出部１４の触手１６の変位量による電気信号
にて掃除機本体１の吸込み力を下げるようにしである。

また、触手１６の変位量が大きい場合は、被掃除面であ
るじゅうたん面は毛足が長いものか、あるいは毛足の植
毛密度が粗いものと判断し、床用吸込具３とじゅうたん
面との吸着性を上げるため、掃除機本体１の吸込み力を
毛足長さ検出部１４よりの電気信号を検知して上げるよ
うにしである。

ところで、本実施例では接触式の触手１６を用いた毛足
長さ検出部１４について述べたが、赤外線などにより被
掃除面の凹凸の状態を感知するものでも良く、要はじゆ
うたんの毛足長さの差による床用吸込具３の吸着性の差
をなくすように毛足長さの差により吸込み力を自動調整
できるものであれば良い。

発明の効果 以上のように本発明によれば、じゆうたんの毛足長さを
毛足長さ検出手段にて感知し、掃除機本体の吸込み力の
強弱を自動調整することにより、じゆうたんの毛足長さ
にかかわらず、適切な吸込み力により様々な毛足長さの
じゅうたん掃除を行なえるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は電気掃
除機の全体斜視図、第２図は床用吸込具の断面図、第３
図は床用吸込具を上下逆にした斜視図である。 １・・・掃除機本体、２・・・塵埃吸引用モーター、３
・・・床用吸込具、４・・・回転ブラシ、５・・・回転
ブラシ駆動用モーター、６・・・延長管、７・・・ホー
ス、１４・・・毛足長さ検出部、１５・・・毛足、１６
・・・触手。 代理人　　　森　　本　　義　　弘 ＼へ／１＋１聾坊−ト ど々 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、塵埃吸引用モーターを内蔵した掃除機本体にホース
   を介して床用吸込具を接続するように構成し、前記床用
   吸込具には被掃除面がじゆうたんのときに毛足長さを検
   出する毛足長さ検出手段を設け、前記毛足長さ検出手段
   にてじゆうたんの毛足長さを検出して毛足長さを電気信
   号に変換して掃除機本体に内蔵した入力可変回路にて塵
   埃吸引用モーターの吸込み力の調整を行なうようにし、
   じゆうたんの毛足が長いほど掃除機本体の吸込み力が強
   くなるように構成した電気掃除機。