JPH0119932B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0119932B2 JPH0119932B2 JP2196182A JP2196182A JPH0119932B2 JP H0119932 B2 JPH0119932 B2 JP H0119932B2 JP 2196182 A JP2196182 A JP 2196182A JP 2196182 A JP2196182 A JP 2196182A JP H0119932 B2 JPH0119932 B2 JP H0119932B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluidized bed
- forming section
- side wall
- wall surface
- fluidized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 4
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 4
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
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- 238000005979 thermal decomposition reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
- Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、都市ごみなどの様に不燃物が混在す
る被処理物を、流動層における熱反応（燃焼又は
熱分解）により処理する熱反応炉に関するもので
ある。
る被処理物を、流動層における熱反応（燃焼又は
熱分解）により処理する熱反応炉に関するもので
ある。
例えば、都市ごみを流動層焼却炉により焼却す
る場合につき、第１図により従来例を説明する。
焼却炉１の内部の中間高さの位置に、燃焼用兼流
動化用の空気を上方に噴出せしめる散気管２が設
けられている。散気管２より上方は流動層３を形
成する流動層形成部８、下方は充填層４を形成す
る充填層形成部９となつている。流動層形成部８
より上はフリーボード１０となつている。流動層
形成部８又はフリーボード１０の一側壁面１１に
はごみの供給口５が開口し、フリーボード１０の
上部には排ガス出口７が設けられている。１２は
充填層形成部９の下部に設けられ、不燃物を流動
媒体と共に排出する排出口であり、スクリユーフ
イーダなどを用いた排出機６が接続している。し
かして、従来のものにおいては、充填層形成部の
側壁面の傾斜（水平面から測つた傾斜）は、供給
口５の直下にある側壁面１３でも、反対側の側壁
面１４でも同じであり、対称に作られており、従
つて排出口１２は充填層４の幅の中央に設けられ
ている。
る場合につき、第１図により従来例を説明する。
焼却炉１の内部の中間高さの位置に、燃焼用兼流
動化用の空気を上方に噴出せしめる散気管２が設
けられている。散気管２より上方は流動層３を形
成する流動層形成部８、下方は充填層４を形成す
る充填層形成部９となつている。流動層形成部８
より上はフリーボード１０となつている。流動層
形成部８又はフリーボード１０の一側壁面１１に
はごみの供給口５が開口し、フリーボード１０の
上部には排ガス出口７が設けられている。１２は
充填層形成部９の下部に設けられ、不燃物を流動
媒体と共に排出する排出口であり、スクリユーフ
イーダなどを用いた排出機６が接続している。し
かして、従来のものにおいては、充填層形成部の
側壁面の傾斜（水平面から測つた傾斜）は、供給
口５の直下にある側壁面１３でも、反対側の側壁
面１４でも同じであり、対称に作られており、従
つて排出口１２は充填層４の幅の中央に設けられ
ている。
このような従来の焼却炉１を運転する場合、散
気管２から空気を噴出せしめて流動層３を形成せ
しめ、初期加熱装置（補助バーナなど、図示せ
ず）により燃焼温度に達した後供給口５から都市
ごみを投入すれば流動層３中にて燃焼する。不燃
物は自重により落下して流動層３の底まで沈降す
る。焼却炉１を連続して運転するために、不燃物
を抜き出す必要があり、このため、流動層３の底
まで沈降した不燃物を散気管２の間を通つて充填
層４に落下させ、充填層４の下部の排出口１２か
ら流動媒体と共に抜き出している。
気管２から空気を噴出せしめて流動層３を形成せ
しめ、初期加熱装置（補助バーナなど、図示せ
ず）により燃焼温度に達した後供給口５から都市
ごみを投入すれば流動層３中にて燃焼する。不燃
物は自重により落下して流動層３の底まで沈降す
る。焼却炉１を連続して運転するために、不燃物
を抜き出す必要があり、このため、流動層３の底
まで沈降した不燃物を散気管２の間を通つて充填
層４に落下させ、充填層４の下部の排出口１２か
ら流動媒体と共に抜き出している。
流動層３の中を不燃物が落下する際に、水平方
向にも移動するが、流動層は上下方向に比べて水
平方向の運動が弱いので、水平方向にはあまり分
散せず、散気管２付近まで沈降する不燃物は供給
口５の直下付近では多く、反対側に離れるに従い
少なくなる偏つた分布となる。一方、充填層４の
流動媒体は、下部中央にある排出口１２から徐々
に排出する際に、排出口１２の直上に位置する流
動媒体は比較的速く降下し、両脇の側壁面１３，
１４に近づくにつれて降下速度は遅くなる。従つ
て散気管２付近で供給口５側に偏つた分布で充填
層４に入つた不燃物は、排出口１２の直上部から
外れる位置のものが多く、降下速度は遅くなり滞
留しがちになり、不燃物の排出を促進させるため
には大量の流動媒体を抜き出す必要があり、後続
設備の排出機、さらに分別、搬致設備も大とな
り、また、流動媒体の循環に伴なう熱損失が大き
くなる欠点があつた。
向にも移動するが、流動層は上下方向に比べて水
平方向の運動が弱いので、水平方向にはあまり分
散せず、散気管２付近まで沈降する不燃物は供給
口５の直下付近では多く、反対側に離れるに従い
少なくなる偏つた分布となる。一方、充填層４の
流動媒体は、下部中央にある排出口１２から徐々
に排出する際に、排出口１２の直上に位置する流
動媒体は比較的速く降下し、両脇の側壁面１３，
１４に近づくにつれて降下速度は遅くなる。従つ
て散気管２付近で供給口５側に偏つた分布で充填
層４に入つた不燃物は、排出口１２の直上部から
外れる位置のものが多く、降下速度は遅くなり滞
留しがちになり、不燃物の排出を促進させるため
には大量の流動媒体を抜き出す必要があり、後続
設備の排出機、さらに分別、搬致設備も大とな
り、また、流動媒体の循環に伴なう熱損失が大き
くなる欠点があつた。
本発明は、従来のものの上記の欠点を除き、充
填層における不燃物の滞留を防ぎ、流動媒体の無
駄な排出を防止し、後方設備の容量及び熱損失の
減少をはかることができる流動層熱反応炉を提供
することを目的とするものである。
填層における不燃物の滞留を防ぎ、流動媒体の無
駄な排出を防止し、後方設備の容量及び熱損失の
減少をはかることができる流動層熱反応炉を提供
することを目的とするものである。
本発明は、不燃物の排出口を、充填層形成部の
中央ではなく、中央よりも、被処理物の供給口の
ある側壁面に近寄せ、できるだけ供給口の直下に
近寄せるように設けることにより、投下された不
燃物の水平方向の分布の山の位置に排出口を合わ
せ、不燃物の滞留がなくなり、流動媒体の排出量
を最少減にとどめることができる。
中央ではなく、中央よりも、被処理物の供給口の
ある側壁面に近寄せ、できるだけ供給口の直下に
近寄せるように設けることにより、投下された不
燃物の水平方向の分布の山の位置に排出口を合わ
せ、不燃物の滞留がなくなり、流動媒体の排出量
を最少減にとどめることができる。
充填層形成部の側壁面は、供給口が設けられた
側の側壁面の傾斜角（水平面からの角度）が、反
対側の側壁面の傾斜角より大なることが望まし
く、垂直なることが最も望ましい。
側の側壁面の傾斜角（水平面からの角度）が、反
対側の側壁面の傾斜角より大なることが望まし
く、垂直なることが最も望ましい。
本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第２図において、第１図と同一符号の部分は、
以下特記する以外は第１図と同様な構成、作用を
有す。充填層形成部９は非対称であり、供給口５
が設けられた側壁面１１の側の側壁面１３は垂直
であり、反対側の側壁面１４は傾斜しており、排
出口１２は充填層形成部９の水平方向の中央よ
り、供給口５が設けられた側壁面１１の側に寄せ
られ、供給口５の直下にできるだけ寄せられて配
備されている。
以下特記する以外は第１図と同様な構成、作用を
有す。充填層形成部９は非対称であり、供給口５
が設けられた側壁面１１の側の側壁面１３は垂直
であり、反対側の側壁面１４は傾斜しており、排
出口１２は充填層形成部９の水平方向の中央よ
り、供給口５が設けられた側壁面１１の側に寄せ
られ、供給口５の直下にできるだけ寄せられて配
備されている。
従つて、充填層４内の流動媒体は、不燃物を多
く含む部分が排出口１２の直上に位置し、不燃物
の滞留が避けられ、流動媒体の排出量は最少量に
抑えることができる。
く含む部分が排出口１２の直上に位置し、不燃物
の滞留が避けられ、流動媒体の排出量は最少量に
抑えることができる。
本発明により、不燃物の滞留を防ぎ、流動媒体
を無駄に大量に排出することなく、後方設備の容
量減少と、熱損失の減少をはかることが可能な流
動層熱反応炉を提供することができ、実用上極め
て大なる効果を奏することができる。
を無駄に大量に排出することなく、後方設備の容
量減少と、熱損失の減少をはかることが可能な流
動層熱反応炉を提供することができ、実用上極め
て大なる効果を奏することができる。
第１図は従来例のフロー図、第２図は本発明の
実施例のフロー図である。 １……焼却炉、２……散気管、３……流動層、
４……充填層、５……供給口、６……排出機、７
……排ガス出口、８……流動層形成部、９……充
填層形成部、１０……フリーボード、１１……側
壁面、１２……排出口、１３，１４……側壁面。
実施例のフロー図である。 １……焼却炉、２……散気管、３……流動層、
４……充填層、５……供給口、６……排出機、７
……排ガス出口、８……流動層形成部、９……充
填層形成部、１０……フリーボード、１１……側
壁面、１２……排出口、１３，１４……側壁面。
Claims (1)
- １ 流動層形成部と充填層形成部とを備え、被処
理物の供給口が前記流動層形成部又はそれより上
の一側壁面に設けられ、不燃物を流動媒体と共に
排出する排出口が、前記充填層形成部の下部に設
けられている流動層熱反応炉において、前記排出
口が、前記充填層形成部の中央より、前記供給口
が設けられた側壁面の側に寄せられて設けられて
いることを特徴とする流動層熱反応炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2196182A JPS58139737A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 流動層熱反応炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2196182A JPS58139737A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 流動層熱反応炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58139737A JPS58139737A (ja) | 1983-08-19 |
| JPH0119932B2 true JPH0119932B2 (ja) | 1989-04-13 |
Family
ID=12069660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2196182A Granted JPS58139737A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 流動層熱反応炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58139737A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200081915A (ko) * | 2018-12-28 | 2020-07-08 | 중앙대학교 산학협력단 | 가상현실 노래방 인터랙션 방법 및 장치 |
-
1982
- 1982-02-16 JP JP2196182A patent/JPS58139737A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200081915A (ko) * | 2018-12-28 | 2020-07-08 | 중앙대학교 산학협력단 | 가상현실 노래방 인터랙션 방법 및 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58139737A (ja) | 1983-08-19 |
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