JPH0571708A - 流動床反応器及び改良された粒子除去装置を利用する流動床反応器の操作方法 - Google Patents

流動床反応器及び改良された粒子除去装置を利用する流動床反応器の操作方法

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JPH0571708A
JPH0571708A JP4055101A JP5510192A JPH0571708A JP H0571708 A JPH0571708 A JP H0571708A JP 4055101 A JP4055101 A JP 4055101A JP 5510192 A JP5510192 A JP 5510192A JP H0571708 A JPH0571708 A JP H0571708A
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    • F22STEAM GENERATION
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    • F22B31/00Modifications of boiler construction, or of tube systems, dependent on installation of combustion apparatus; Arrangements of dispositions of combustion apparatus
    • F22B31/0007Modifications of boiler construction, or of tube systems, dependent on installation of combustion apparatus; Arrangements of dispositions of combustion apparatus with combustion in a fluidized bed
    • F22B31/0084Modifications of boiler construction, or of tube systems, dependent on installation of combustion apparatus; Arrangements of dispositions of combustion apparatus with combustion in a fluidized bed with recirculation of separated solids or with cooling of the bed particles outside the combustion bed

Abstract

(57)【要約】 【目的】比較的微小な粒状材料を反応器の炉区域から除
去し、分離冷却器へ通す流動床反応器を提供することを
目的とする。 【構成】炉区域12内にて、プレナム34から吹き上げ
られた空気により流動床30を形成する粒状材料は燃焼
ガスにより同伴され、隣接する分離区域14内にて比較
的微小な粒状材料は分離され、ホッパー部14を下降
し、炉区域12に隣接する1以上の冷却器50内に導入
され熱が除去された後、炉区域12内に循環され、流動
床のレベルを制御する。比較的粗い粒状材料は、炉区域
12内において流動床30から直接除去され、分離冷却
器38へ通される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流動床反応器及び該反
応器の操作方法、特に反応器床から粒状材料を除去する
ための改良されたシステムを利用する流動床反応器に関
する。
【0002】
【従来の技術】流動床を熱発生一次源として利用する燃
焼器、蒸気発生器等の反応器はよく知られている。これ
らの装置において、空気は、石炭等の化石燃料及び石炭
の燃焼の結果として発生する硫黄の吸着剤を含む粒状材
料の床を通過して通され、該床を流動化し、比較的低温
での燃料の燃焼を促進する。反応器が蒸気発生器として
利用される際、流動床により生じた熱は水を蒸気に転換
するために利用され、その結果、高い熱放出、高い硫黄
吸着、低い酸化窒素放出及び燃料融通性の魅力的組合せ
をもたらす。
【0003】最も典型的な流動床燃焼システムは、一般
に「バブリング」流動床と呼ばれ、粒状材料の床が空気
分配板により保持され、該床に燃焼保持空気が該板の複
数の穿孔を通して導入され、材料を膨張させ、懸濁、す
なわち流動化状態とする。ガス速度は典型的には、床重
量を保持する圧力降下を作り出すために必要とされる速
度(すなわち最小流動化速度)の2〜3倍であり、該速
度はバブルの形成をもたらし、該バブルは床を通して上
昇し、沸騰流体の現出を与える。
【0004】バブリング床により与えられる燃焼効率、
汚染物放出制御及び稼動ターンダウンの改良を伸展する
ための努力において、「循環」流動床を利用する流動床
反応器が開発されている。これらの装置において、平均
ガス速度はバブリング床の平均ガス速度を越えて増加さ
れ、よって床表面はより拡散され、床からの固体随伴は
増加する。この方法により、バブリング流動床の典型的
な密度よりもかなり低い流動床密度が達成される。循環
流動床の低い密度の形成は、小さな粒径及び高い固体ス
ループットのためであり、これには高い固体循環が要求
される。循環流動床の速度範囲は、固体末端速度すなわ
ち自由落下速度と床が空気圧輸送ラインへ転換される速
度以上の速度との間である。
【0005】本特許出願人と同一の譲受人に譲渡された
米国特許第4,809,623号及び第4,809,6
25号は、高密度なすなわちバブリング床が炉の低位置
に維持される一方、該床は循環床として操作される流動
床反応器を開示する。かような設計は、バブリング床及
び循環床の両方の利点を得ること、及び少なからぬ重要
な利点は粒径の範囲をはるかに超える粒状燃料材料を利
用し得るということである。
【0006】これらの設計において、燃料粒子と吸着剤
粒子との均質な混合物(以下、併せて「粒状材料」と略
す)は、燃焼しない、部分的に燃焼する、及び完全に燃
焼する燃料粒子の部分と、反応しない、部分的に反応す
る、及び完全に反応する吸着剤粒子の部分とに形成され
る。粒状材料は、新しい燃料及び吸着剤の継続的な導入
のために、素速くかつ効果的に系から排出されなければ
ならない。この目的で、粒状材料の一部分は通常、床の
底部から反応器の炉区域に隣接して配設される1つ以上
のストリッパー/冷却器へと通される。空気はストリッ
パー/冷却器のストリッパー区域を通って吹き込まれ、
炉に戻る比較的微小な粒状材料のいくつかを同伴する。
ストリッパー/冷却器内に残存する粒状材料は冷却器区
域に通され、水/蒸気は後者の材料と熱交換関係にて通
され、系から排出される前に前記材料から熱を除去す
る。
【0007】しかしながら多量の比較的微小な灰(アッ
シュ)を発生する燃料を用いる際、若しくは比較的多量
の比較的微小な吸着剤を比較的高い硫黄含有量を有する
燃料と共に使用する際等のある場合には、ストリッパー
/冷却器内にて除かれ、炉区域に戻される比較的微小な
粒状材料は、微粒物体積すなわち反応器の上方炉区域内
での「負荷」を容認できないレベルにまで増加させる。
このことは大きなかつ高価なストリッパー/冷却器を要
求し、及び/又は低い化学量論にて操作されるべき炉を
要求することとなり、非効率的である。更に、これらの
ストリッパー/冷却器は、大多量の比較的粗い材料を取
り扱うことができない。故に、これらの従来技術のスト
リッパー/冷却器では、適切な効率を維持するために使
用することができる粒径の範囲が制限される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、比較的微小な粒状材料を、反応器の炉区域から除去
し、別個の冷却器へ通す流動床反応器を提供することに
ある。
【0009】本発明の別の目的は、反応器の炉区域内に
おける粒状材料のレベルを、冷却器内における粒状材料
のレベルにより制御する上記型の流動床反応器を提供す
ることにある。
【0010】本発明の別の目的は、冷却器内における粒
状材料を冷却器から除去する上記型の流動床反応器を提
供することにある。
【0011】本発明の別の目的は、比較的粗い粒状材料
を、炉区域から直接除去し、冷却する上記型の流動床反
応器を提供することにある。
【0012】本発明の別の目的は、反応器の上方炉区域
内における負荷を増加させない上記型の流動床反応器を
提供することにある。
【0013】更に本発明の別の目的は、比較的多量の粗
い粒状材料を収容することができる上記型の流動床反応
器を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】これらの目的及び他の目
的を達成すべく、本発明の反応器は、炉区域内において
流動床からの粒状材料を受け取るために炉区域に隣接し
て配設された1以上の冷却器の設置を特色とする。粒状
材料は冷却器を通って循環し、炉区域内において流動床
のレベルを制御するために用いられる。比較的粗い粒状
材料は、炉区域内において流動床から直接除去され、別
個の冷却器へ通される。
【0015】
【実施態様】以下、実施態様に基づいて図面を参照しな
がら、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれら
に限定されるものではない。
【0016】図1は、一般に参照番号10により示され
る本発明の流動床反応器を含む蒸気発生装置を描く。反
応器10は、炉区域12と、分離区域14と、熱回収区
域16とを含み、これらはすべて、表示の便宜のために
内部構成要素が除去された断面図に示される。
【0017】図1及び図2を参照して、炉区域12を、
前壁18と、後壁20と、2個の側壁22a及び22b
とにより規定する。壁14bに関して、分離区域14は
壁20及び24により規定され、熱回収区域16は壁2
4及び26により規定されるように、2個の壁24及び
26を間隔をあけた平行関係に設ける。床28を炉区域
12内に設け、屋根29は前記炉区域12と、分離区域
14と、熱回収区域16とを越えて伸長する。図面には
示されていないけれども、前記分離区域14及び熱回収
区域16は、側壁22a及び22bの伸長部である側壁
を備えていることを理解されたい。
【0018】後述するように、炉区域12から分離区域
14内へ、及び分離区域から熱回収区域16へ、それぞ
れガスを通し得るために、開口20a及び24aを、壁
20及び24の上方部分にそれぞれ設ける。
【0019】反応器10を蒸気発生の目的に使用する際
には、壁18、20、22a、22b、24及び26
を、水等の加熱されるべき流体を運搬するため、平行な
気密態様にて形成された複数の熱交換管により形成して
もよいことを理解されたい。更に複数のヘッダー(図示
せず)を、慣用の態様にて反応器の内部を通って蒸気ド
ラム(図示せず)から蒸気ドラムへ水の経路を定めるた
めに追加の管及び関連する水流回路構成と共に機能する
壁18、20、22a、22b、24及び26の両端に
配列してもよいことを理解されたい。これらの構成要素
は表示の便宜のために図面中では割愛する。
【0020】参照番号30で一般に示される粒状材料の
床は炉区域12内に配設され、該炉区域の底部に水平に
伸長する穿孔板32上に載置する。床30は、慣用の態
様にてフィーダー等により炉区域12内に導入される瀝
青炭等の燃料材料の分離粒子から成っていてもよい。更
に慣用の態様にて燃焼石炭により発生する硫黄を吸着す
ると同様な態様にて、石灰岩等の硫黄吸着材料が、炉区
域12内に導入されてもよいことを理解されたい。
【0021】更に始動時に床30の一部を初期着火する
ために、前壁18を通して板32の直上部に床着火バー
ナー(図示せず)を載置してもよいことを理解された
い。
【0022】プレナム34は板32と前壁28との間に
規定され、外部源から圧縮空気を受け取る。複数のノズ
ル36は、板32内に設けられた穿孔を通って伸長し、
プレナム34から板上に保持された粒状材料の床内に空
気を排出するようになっている。床30を通って通過す
る空気は床を流動化し、床30内で燃焼する石炭からの
燃焼生成物と結合する。結果的に生じた混合物は、開口
20aを経由して分離区域14内に通過する前に、炉区
域12内にて、比較的微小な粒状石炭材料の一部を同伴
する。
【0023】1組のドレインパイプ37a及び37b
は、板32内にて拡張された開口からプレナム34を通
って伸長し、それぞれプレナムの下に配設された2個の
冷却器38a及び38bに接続する。前記冷却器38a
及び38bは、スクリュー冷却器、灰冷却器等の慣用の
設計のいずれであってもよい。2個の制御バルブ39a
及び39bをパイプ37a及び37b内に設け、冷却器
38a及び38bへの粒子の流れをそれぞれ制御する。
【0024】分離区域14は、空気と燃焼ガスとの混合
物から、同伴する固体粒子を分離するために、慣用の態
様にて機能するサイクロン分離器14aを含む。分離さ
れたガスは壁24内の開口24aを通って熱回収区域1
6へ通過し、かつ分離された固体は分離区域14のホッ
パー部分14b内に通過する。分離されたガスが壁26
を通って伸長する出口26aを通って出ていく前に、熱
回収区域16内にて下降通過する際に、分離されたガス
から熱を除去するために、過熱器、再熱器等の1以上の
熱交換ユニットを熱回収区域16内に設けてもよいこと
を理解されたい。
【0025】図1及び図3を参照して、板32及び床2
8は後壁20を越して伸長し、垂直壁40及び水平壁4
2と共に、熱交換囲包体44を規定する。ディップレッ
グ46は、分離区域14のホッパー部分14bから囲包
体44の壁40内の開口へ伸長し、ホッパー部分14b
から囲包体44へ分離された固体を通す。囲包体44内
の分離された固体は、囲包体44の下方に伸長するプレ
ナム34の該相当部分からの空気により流動化される。
開口20b(図1)を壁20の底部部分内に設け、分離
された固体を囲包体44から炉区域12内に戻し得るよ
うに通す。
【0026】図面には図示されていないけれども、囲包
体44内にて分離された固体から熱を除去するために、
熱交換管等を囲包体44内に設けてもよいことを理解さ
れたい。更に熱交換囲包体44は、いかなる熱交換表面
にも遭遇することなく、分離された固体を囲包体44を
通して直接通すために、1以上のバイパス区画(図示せ
ず)を備えてもよい。更にこの詳細のために、及び熱交
換囲包体44の機能及び構造の詳細のために、出願人の
係続中の出願第(代理人事件整理番号10283.32
5)を参照し、この開示は参照により以下に組み込む。
【0027】図2及び図3を参照して、1組の冷却器4
8及び50を、それぞれ側壁22a及び22bに隣接し
て配設する。冷却器48は冷却器50と同一であるか
ら、後者の冷却器のみを詳述し、冷却器48は冷却器5
0と同一であり、同様な態様にて機能することを理解さ
れたい。
【0028】穿孔板52は冷却器50の底部に配設さ
れ、板52と共にプレナム54を形成する。板52は穿
孔され、複数のノズル56を受ける。プレナム44か
ら、板52内の拡張された開口を通って伸長するドレイ
ンパイプ58に向けて、空気を排出するようノズル56
は向けられる。ドレインパイプ58は、冷却器50の床
を通って伸長し、後者の箱体から突出する。バルブ59
をドレインパイプ58内に設け、パイプを通して粒子の
流れを制御する。
【0029】比較的大きな水平パイプ60は、囲包体1
0の側壁22b内に形成された開口を、冷却器50の隣
接した壁内に形成された対応する開口に接続し、炉区域
12から冷却器50内に分離された固体を通すことがで
きる。同様に、比較的小さなベントパイプ62をパイプ
60の上部に配設し、対応する壁22b内の開口と、冷
却器50の隣接する壁とを接続する。
【0030】図2に参照番号64により一般に示される
熱交換管群を、板の上に蓄積する固体のレベル内にて、
冷却器50内に板52直上部に配設する。管64は、管
を通して水を循環するために、入口ヘッダー66aと出
口ヘッダー66bとの間に伸長し、箱体50内にて分離
された固体から熱を除去する。
【0031】装置を始動させるために、粒状燃料材料及
び吸着剤を炉区域12内に導入し、板32の上に蓄積す
る。外部源からの空気はプレナム34中に通され、板3
2及びノズル36を通して板の上の粒状材料内に通さ
れ、流動床30を形成する。
【0032】着火バーナー(図示せず)等を炉区域12
内に配設し、床30内の粒状燃料材料を点火するために
着火する。床30内の材料の温度が高レベルに達した
際、追加の粒状材料は、床30内の材料の上方部分に継
続的に排出される。空気は燃料粒子の燃焼を促進し、空
気の速度は最小流動化速度を越えるまで増加し、床を流
動化する。
【0033】燃料粒子は燃焼し、吸着剤粒子は反応する
ので、空気の継続的な流入は、燃焼していない燃料と、
部分的に燃焼した燃料と、完全に燃焼した燃料とを、反
応していない吸着剤と、部分的に反応した吸着剤と、完
全に反応した吸着剤とともに含む粒状材料の均質な流動
床を創る。
【0034】空気とガス状燃焼生成物との混合物は、床
30を通って上方に通過し、床内の比較的微小な粒状材
料を同伴すなわち浄化する。結果として生じる混合物
は、開口20aを通って炉区域を出て、分離区域14内
に通される前に、対流により炉区域12内を上方に通過
する。分離器14aは、慣用の態様にて機能し、同伴さ
れた粒状材料からガスを分離する。比較的遊離している
分離された粒状材料は、ホッパー14b内に重力により
落下し、該ホッパーからディップレッグ46を経由して
囲包体44内に注入される。比較的清浄なガスは、開口
24aを通って熱回収区域16内に通過された後、出口
26aを経由して出る。
【0035】図2及び図3を参照して、床30のレベル
はパイプ60の底部上方に伸長する。故に、床30から
の粒状材料のいくつかは、パイプ60を経由して冷却器
50へ通る。パイプ60が壁20に近接して配設され、
かつ囲包体44からの比較的微小な粒状材料が、壁20
の開口を通って炉区域12へ通るので、この粒状材料は
比較的微小である。前記比較的微小な粒状材料は、冷却
器50内にて蓄積し、空気はプレナム54内へと導入さ
れ、ノズル56を経由して、冷却器50の上方部分に、
冷却器内で粒状材料を流動化するに十分な速度で排出さ
れる。
【0036】ヘッダー66a及び66bを経由して、管
64を通し、比較的冷たい流体を循環することにより、
冷却器50内で粒状材料から熱が除去される。箱体50
内の比較的微小な粒状材料を、ドレインパイプ58を経
由して、外部設備へとバルブ59の制御下で選択的に排
出でき、故に炉区域12内にて床30のレベル及び冷却
器50内にて床のレベルを制御できる。
【0037】ドレインパイプ37a及び37bは、バル
ブ39a及び39bの制御下で、粒状材料を炉区域12
から冷却器38a及び38bへと排出するために機能す
る。ドレインパイプ37a及び37bは、壁18に近接
して配設されるので、比較的粗い粒子を冷却器38a及
び38bへと通す。この態様において、比較的微小な粒
状材料の比較的粗い粒状材料に対する割合は、ドレイン
パイプ37a及び37bから排出される粒状材料の量を
制御することにより制御できる。
【0038】故に、本発明の装置はいくつかの利点を提
供することがわかる。例えば、冷却器50内への微小な
粒状材料の制御された除去及び該材料からの熱の除去を
可能とする。またドレインパイプ58内におけるバルブ
59の使用により、冷却器50内の床のレベルを、した
がって床30のレベルを正確に制御することができる。
更に本発明は、ドレインパイプ37a及び37bを経由
して、床30から直接、粗い粒状材料の制御された除去
分離を可能とする。更に本発明の装置は、化学量論と炉
負荷とを独立させて設定することが可能である。
【0039】上記において、本発明の範囲から逸脱する
ことなく、数種の変形が可能であることを理解された
い。例えば、水平パイプ60を、囲包体12内に配置さ
れ、上端が床30の上方表面の所望位置にて配置される
垂直パイプに替えてもよい。
【0040】他の変更及び置換は、上記開示に含まれて
いるものであり、場合によっては、本発明のいくつかの
特徴が他の特徴から独立して実施されることがある。し
たがって、本明細書の特許請求の範囲は発明の範囲に含
まれる態様において広く解釈できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の流動床反応器を用いる蒸気発
生装置の断面図である。
【図2】図2は、図1の2−2線に沿って切り取った横
断面図である。
【図3】図3は、図2の3−3線に沿って切り取った横
断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉区域と、該炉区域内に燃料を含む粒状
    材料の床を形成する手段と、該材料を流動化し、かつ該
    燃料の燃焼を促進する速度で該床を通過して空気を通す
    手段と、該炉区域から比較的粗い粒状材料を排出する手
    段と、該炉区域に隣接して設けられた冷却手段と、比較
    的微小な粒状材料を該炉区域から該冷却手段へ通過可能
    とするための該炉区域と該冷却手段とを接続する通路手
    段と、該冷却手段内で比較的微小な粒状材料を流動化す
    る手段と、該冷却手段内で該比較的微小な粒状材料から
    熱を除去する手段と、該冷却手段から該比較的微小な粒
    状材料を除去し該炉区域内で該床のレベルを制御する手
    段とを備える反応器。
  2. 【請求項2】 炉区域内にて燃料を含む粒状材料の床を
    形成する工程と、該材料を流動化し、かつ該燃料の燃焼
    を促進する速度で該床を通過して空気を通す工程と、比
    較的粗い材料を該炉区域から排出する工程と、比較的微
    小な粒状材料を該床から冷却器へ通す工程と、該冷却器
    内にて該比較的微小な粒状材料を流動化する工程と、該
    冷却器内にて該比較的微小な粒状材料から熱を除去する
    工程と、該冷却器から該比較的微小な粒状材料を除去
    し、該炉区域内にて該床のレベルを制御する工程とを含
    む流動床反応器を操作する方法。
JP4055101A 1991-03-14 1992-03-13 流動床反応器及び改良された粒子除去装置を利用する流動床反応器の操作方法 Expired - Fee Related JPH0660728B2 (ja)

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