JPH01198884A - 画像伝送装置 - Google Patents

画像伝送装置

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JPH01198884A
JPH01198884A JP63132301A JP13230188A JPH01198884A JP H01198884 A JPH01198884 A JP H01198884A JP 63132301 A JP63132301 A JP 63132301A JP 13230188 A JP13230188 A JP 13230188A JP H01198884 A JPH01198884 A JP H01198884A
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circuit
image
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JP63132301A
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Hideyuki Ueno
秀幸 上野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N19/85Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はテレビ会議、テレビ電話等における動画像の伝
送に用いられる画像伝送装置に関する。
(従来の技術) テレビ会議等における動画像伝送を行なう場合の画像信
号の符号化において、動領域に対しては動き補償フレー
ム間予測符号化が、また人物等の動きに応じて新たに見
えてくる背景(アンカバードバックグラウンド)に対し
て背景予測符号化がそれぞれ利用され、伝送情報量の圧
縮率向上に寄与している。
このような符号化を行なう場合、従来では動領域と背景
を輝度変化の有無でのみ区別している。
背景はカメラの移動等によるシーンチェンジがない場合
には、受信側の出力(表示)に際し変化を生じなくとも
視覚上全く問題のない領域であり、本来は一度送信すれ
ばその後送信しなくともよい筈のものである。しかし実
際には、照明のゆらぎ等の原因により、シーンチェンジ
が無い場合でも背景の輝度値は変化する。
従来の方式では、このような背景の輝度変化に対しても
背景が変化したかのように反応して、背景の情報を新た
に送信するため、送信ビットレートを高めると共に受信
側出力画像における背景の不自然なちらつきを招き、ま
たブロック歪を強調させる原因となっている。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の動画像の伝送装置では、背景の輝度変
化に対しても背景が変化したと見なして背景の画像情報
を送信し直すため、送信情報量の圧縮効率が十分でなく
、また受信側出力画像の背景部分に不自然なちらつきが
生じ、またブロック歪が目立つという問題があった。
この発明は上記問題点を除去し、背景がシーンチェンジ
等により真に変化した場合にのみ背景の画像情報を伝送
することにより、送信情報量をより効率的に圧縮でき、
また受信側出力画像の品質を高めることを可能とした画
像伝送装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明では、送信側において入力画像の近接した2画
面の画像間の差分画像中の動領域の輪郭を検出し、その
動領域の輪郭の外側の入力画像情報を背景として、新た
な入力画像が入力される毎に更新しつつ記憶した後、こ
の背景の画像情報と別途水められた動領域情報を送信す
る。一方、受信側においては受信した動領域情報に基づ
いて動領域の画像情報を復元すると共に、受信した背景
の画像情報を新たな背景の画像情報が受信されるまで記
憶し、これら背景の画像情報と復元された動領域の画像
情報とを合成して出力するようにしたものである。
(作 用) 入力画像の近接した2画面間の差分画像中の動領域の輪
郭の外側に位置する入力画像情報を更新しつつ記憶して
背景の画像情報とすると、入力画像に輝度変化が生じた
場合、既に記憶されている背景の画像情報と、入力され
る入力画像情報はいずれも輝度変化を受けているので、
その輝度変化は背景の変化として見なされない。従って
、輝度変化が生じても背景の画像情報が新たに伝送され
ることはなく、真の背景の画像情報のみが伝送されるの
で、送信情報量が抑制されるばかりでなく、受信側出力
画像の背景部分に輝度変化によるちらつきが生じたり、
ブロック歪が強調されて現われたりすることがなくなり
、高品質の出力画像が得られる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図は本発明に係る画像伝送装置の送信側の構成を示すブ
ロック図である。
第1図において、入力端子1に入力される画像信号は1
フレ一ム分ずつフレームメモリ2に蓄えられた後、動領
域情報符号化回路3に供給され、入力画像のうちの動い
ている領域の画像情報が符号化される。動領域情報符号
化回路3において、入力された画像はまずブロック化回
路4において符号化を行なう単位ブロックに切り出され
、有意ブロック判定回路5に送られると共に、差分回路
6においてフレームメモリ11内の同一位置のブロック
の情報との差分が求められる。この差分値が小さい場合
、及び後述するマツプ作成回路23においてブロックが
全て背景と判定された場合、有意ブロック判定回路5で
は当該ブロックを無効ブロックとみなして、そのブロッ
クの画像情報を次段へ送出しない。これ以外の場合、当
該ブロックは有意ブロックとみなされ、そのブロックの
ブロックアドレスが多重化回路28に送出されると共に
、ブロック内の画像情報が差分回路7及び動き検出回路
8に供給される。
フレームメモリ1に蓄積された画像情報は、マツプ作成
回路23及び背景メモリ24にも供給される。背景メモ
リ24では後述するように、入力画像の近接した2画面
の画像間の差分、例えば連続する2フレームのフレーム
間差分を求め、その差分画像中の動領域の輪郭を検出し
、さらにその輪郭の外側の入力画像情報を背景と見なし
、背景の画像情報として蓄積する。マツプ作成回路23
では、今までに背景メモリ24に蓄積した背景の画像情
報と新たに入力されたフレームの画像情報とを比較する
ことによって、新たに入力されたフレームの画像情報を
背景と動領域に分離し、両者の境界(動領域の輪郭)を
示すマツプを作成する。
作成されたマツプは以後、有意ブロック判定回路5、動
き検出回路8、条件付画素°補充判定回路13、背景置
換回路14において送信側での符号化のために利用され
ると共に、輪郭符号化回路27において符号化され、受
信側で復号の際に受信データ(動領域情報)を出力する
か背景メモリ24の内容を出力するかを決定するために
使われる。輪郭符号化回路27における輪郭情報の符号
化方式の例としては、第2図に示す可変長チェーン符号
化が考えられる。これは前画素からの動き方向(図の太
線矢印で示す)を中心として、両側2方向を含む計3方
向(図の実線矢印で示す)にそれぞれ2ビツトずつを、
それ以外の方向(図の点線矢印で示す)にはそれぞれ4
ビツトを割当てるものである。また、別の符号化方式と
して輪郭のサンプル点列を相対座標で表して符号化し、
受信側では復号されたサンプル点列の間の点をスプライ
ン補間する方法を用いることもできる。
有意ブロック判定回路5で有意ブロックと判定されたブ
ロックの画像情報と、マツプ作成回路23からの背景と
動領域との境界情報としてのマツプが入力された動き検
出回路8では、前フレームの入力画像を蓄えるフレーム
メモリ11の内容を探索して最適な動きベクトルを検出
する。この際、入力ブロックと探索先のブロックにおい
て、入力ブロックの背景部分に相当する画素の画素値を
共に0にクリアした後、誤差を評価してマツチングを行
なう(第3図参照)。これにより、動き検出回路8で検
出される動きベクトルが背景に影響されることを防ぐこ
とができる。
動き検出回路8で検出された動きベクトルは、多重化回
路28に送出されると共に可変遅延回路9に入力される
。可変遅延回路9からは、フレームメモリ11より動き
ベクトルに相当するずれをもつブロックの画像情報が差
分回路7およびブロックメモリ10に供給される。この
差分回路7においては、入力ブロックと動き補償予測ブ
ロックとの予測誤差が求められる。
この予測誤差のうち、入力ブロックの動領域に相当する
位置の誤差が条件付画素補充判定回路13で評価される
。条件付画素補充判定回路13は、上記の誤差が小さい
場合、そのブロックについて条件付画素補充を行なうと
判定し、その判定信号を多重化回路28およびブロック
メモリ10に供給すると共に、次段(背景置換回路14
)への予測誤差の供給を停止する。ブロックメモリ10
はこの判定信号を受けると、蓄えられていた可変遅延回
路9の内容をフレームメモリ12に転送する。
差分回路7で求められた予測誤差のうちの入力ブロック
の動領域に相当する位置の誤差が条件付画素補充判定回
路13で大きいと判定されると、その予測誤差は次段の
背景置換回路14に入力される。このとき、背景置換回
路14では変換効率をよくするため、入力ブロックの背
景に相当する位置の画素を、計算した所定の値で置換え
る。変換効率をよくする値としては、例えば動領域の最
外郭の輝度値や、動領域の画素の平均輝度値などが考え
られる。第4図に動領域の最外郭の輝度値で置換える場
合を示す。第4図(a)は置換える前、(b)は置換え
た後の状態を示している。
こうして背景部分の輝度値が置換えられたブロックの画
像情報は、DCT回路16によりコサイン変換され、さ
らに変換面で領域分割されて有意動領域判定回路17で
閾値判定がなされる。有意動領域判定回路17からは有
意動領域について領域のアドレスが多重化回路28に供
給されると共に、有意動領域の画像情報が正規化/量子
化回路18に入力され、正規化の後量子化される。正規
化/j量子化回路18からは多重化回路28および伸長
回路20に正規化係数および量子化データが供給される
。量子化データはさらに逆量子化回路19、伸長回路2
0、I DCT回路21および加算器22よりなる局部
復号器によって局部復号され、フレームメモリ12に蓄
えられる。フレームメモリ12に蓄えられた画像情報は
、フレームタイミングでフレームメモリ11に転送され
、動き検出回路8や有意ブロック判定回路5で参照され
る。
一方、背景メモリ24に蓄えられた背景の画像情報は、
背景送出制御回路25に入力される。背景送出制御回路
25は多重化回路28の次段に設けられたバッファ29
の内容量を常に監視しており、バッファ29の内容量が
少なくなった時に背景メモリ24の内容を多く背景符号
化回路26へ送出する。背景送出制御回路22は、背景
メモリ24内の既送出画素のアドレス管理も行なう。背
景メモリ24の内容は背景符号化回路26によって符号
化される。背景符号化回路26からはフレームに同期し
てヘッダが発生され、それに続いて背景の画像情報の符
号化結果(背景データ)が多重化回路25に供給される
。ヘッダにはフレームヘッダのほか、後に続く背景デー
タのビット数に関するデータが可変長符号化されたもの
(背景ヘッダ)が含まれており、この背景ヘッダによっ
て背景情報と動領域情報の区別がなされる。背景符号化
回路26における背景の画像情報の符号化方式としては
、画素単位のDPCMやブロック単位の変換符号化、ベ
クトル量子化などを用いることができる。
こうして背景符号化回路26から得られた背景情報(フ
レームヘッダ、背景ヘッダおよび背景データ)は、輪郭
符号化回路27からの輪郭情報(輪郭ヘッダと輪郭デー
タ)、および動領域情報(有意ブロック判定回路5から
の有意アドレス、条件付画素補充判定回路13からの条
件付画素補充情報、有意動領域判定回路17からの有意
動領域情報、正規化/量子化回路18からの正規化係数
および量子化データ)と共に時分割多重化され、バッフ
ァ29を経て第5図に示すようなフレーム構成で受信側
へ送信される。
なお、背景メモリ24に蓄えられた背景データの送り方
としては、上記の他にも以下の■〜■に示すような方法
を用いることが可能である。
■フレームに同期して一定量ずつ送る。
この場合、背景送出制御回路25はバッファ29の内容
量と無関係に送出制御を行なうことになる。
■バッファ29内の一定情報量毎に一定量の背景データ
を割り込ませる。
この場合、背景符号化回路26の出力はバッファ29に
送られることになる。
■背景メモリ24の内容がある程度完成した段階で送出
する。
これには第1に、画面全体に対してシーンチェンジ後、
更新された画素数をカウントし、その割合がある一定値
以上となった場合に全体を送出するという方法があるが
、第2の方法として背景メモリ24内を複数のブロック
に分割し、ブロック内の画素がすべてシーンチェンジ後
、少なくとも1回は更新された状況になった時点で、ブ
ロックアドレスを付加して送出する方法も考えられる。
後者の場合、ブロックの大きさ、符号化方式は動領域情
報の送出のブロックの大きさ、符号化方式と同じでもよ
いし、異なっていてもよい。いずれの場合においても、
シーンチェンジ後の背景メモリ24の更新状況をマツプ
によって管理し、画面の一定以上の割合の画素に同時に
変化が生じた場合にはシーンチェンジと見なして更新状
況を示すマツプをクリアする手段が必要である。
第6図は■の後者の方法を用いた実施例を示したもので
、更新マツプ管理回路30が追加されている点以外は第
1図の実施例と同じである。この更新マツプ管理回路3
0は背景メモリ24内に蓄積される背景と動領域の分離
結果を示すマツプに基づいて、シーンチェンジ後の既更
新経歴(更新経歴1以上は“1”、0は“0”)を画素
毎に更新マツプとして蓄える。また、マツプが入力され
る毎にフレーム内の動領域の画素数をカウントし、この
値がある閾値以上のときにはシーンチェンジが起ったと
判断して更新マツプを全画素0にクリアする。さらに、
ブロック毎に更新状況を観測し、ブロック内の全ての画
素が既更新画素となった場合に、そのブロックアドレス
を背景送出制御回路25および背景符号化回路26に出
力する。この場合、背景符号化回路26は入力されたブ
ロックアドレスに相当するブロックの背景データをブロ
ック単位で符号化してバッファ29へ出力する。
本方式の場合、さらに背景符号化回路26の次段に背景
用バッファ(図示せず)を設け、背景データ送出を第1
図の実施例のようにバッファ29の内容量に応じて制御
することもできるし、■の例のようにフレームに同期さ
せて一定量を送ったり、■の例のようにフレームと無関
係に一定量を送ることもできる。
■背景メモリの内容も動領域として送られたデータの中
から形成する。
この方式の実施例を第7図に示す。第7図において、有
意ブロック判定回路5にはフレーム間差分画像に加えて
、差分回路32からの入力画像情報と背景メモリ24内
の背景の画像情報との差分画像と、更新マツプ管理回路
31からの受信側における背景メモリの更新状況を示す
情報が入力される。送出モードは以下の規則により制御
される。
■)入力画像と背景画像との差分画像≦閾値1゜既更新
−無効ブロック(背景メモリ24より出力)■)入力画
像と背景画像との差分画像≦閾値1゜未更新−有意ブロ
ック(受信側背景メモリの内容を更新、動きベクトル動
きベクトル0に固定)■)入力画像と背景画像との差分
画像〉閾値1゜フレーム間差分≦閾値2−無効ブロック
(フレームメモリより出力) ■)入力画像と背景画像との差分画像〉閾値1゜フレー
ム間差分〉閾値2→有意ブロツク(動領域)この場合、
有意ブロック判定回路5はI)〜■)に応じて1ブロッ
ク当り2ビツトの選択情報を出力する。但し、有意ブロ
ック判定回路5は■)が選択された場合に限り、更新マ
ツプ管理回路31に更新信号を出力すると共に、動き検
出回路8の動作を停止させて動きベクトルを0に固定す
る信号を出力する。本方式では受信側背景メモリの誤更
新を防ぐために、閾値の値を小さくすることが望ましい
第8図は第1図の背景メモリ24の構成を詳細に示した
ものである。駒おとし制御回路41は差分回路44によ
って近接した2フレ一ム間の差分画像を得るために、近
接した2フレームの入力画像を順にフレームメモリ42
.43に導く制御及び当該2フレームの組の間隔を適当
にとるために、更新制御回路49からの演算終了信号に
よって駒おとし制御を行なう。差分回路44によって求
められたフレームメモリ42.43内の2フレームの入
力画像のフレーム間差分画像は、絶対値回路345で絶
対値がとられた後、フレームメモリ46に蓄えられる。
このフレームメモリ46の内容は輪郭検出回路47に入
力され1、第1図のマツプ作成回路23で得られる輪郭
に比較してより概略的な輪郭が検出される。マツプ作成
回路48は輪郭検出回路47の出力に基づいて、第9図
に示すような更新位置を示すマツプを作成する。更新制
御回路49はこのマツプを参照して背景用フレームメモ
リ50の内容をフレームメモリ42の内容によって更新
するか、背景用フレームメモリ50の内容を保存するか
の制御を行なう。遅延回路51は差分回路44〜絶対値
回路45〜フレームメモリ46〜輪郭検出回路47〜マ
ツプ作成回路48〜更新制御回路49までの演算時間分
に応じた時間だけフレームメモリ43の出力を遅延し、
更新制御回路49からの信号によって更新が許可された
時のみ画素単位で背景用フレームメモリ50に書込みを
行なうものである。この背景メモリの動作原理を以下に
簡単に説明する。
第10図にフレーム間差分画像から求まる動領域(この
例では人物)の輪郭の一例を示す。図に示すように、こ
の輪郭の内側には現入力フレームの動領域(斜線で示す
)と、前入力フレームと比較して新たに見えてきた背景
部分とが含まれるため、1回の更新では隠れていた背景
を更新することはできない。ところが、人物等が動くこ
とにより1回目に更新されなかった部分も2回目以降に
更新される可能性があり、第111に示すように新たに
フレーム間差分画像の輪郭の外側に含まれるようになっ
た部分が更新されることによって背景だけを背景メモリ
24に蓄積していくことが可能となる。
このため第12図に示すように、フレーム間差分画像を
求める対象の2フレームの画像としては、輪郭の内側の
背景領域の面積が小さくなるように時間的に接近した2
フレームの画像を採用することが必要であるが、これら
2フレームの組の間隔は希望する更新間隔と演算時間に
応じて任意にとることができる。第12図で11+Δ1
からt2までの間、tlからt1+Δ1までの間、t2
からt2+Δ2までの間のフレームは、一般に駒おとし
制御回路41によって駒おとしされる。但し、Δl、 
Δ2はフレーム間隔でもよい。ここで、フレームttと
フレームメモリΔlとの差分よリフレーム間差分画像1
が、フレームt2とフレームt2+Δ2との差分よりフ
レーム間差分画像2が得られ、その輪郭の外側が各々の
図に更新される。第11図では右上がりの斜線部は(t
l、tl+Δl)間で、右下がりの斜線部は(t2.t
2+Δ2)間で更新された部分をそれぞれ示している。
第13図に第8図における輪郭検出回路47の一構成例
を示す。ブロック化回路61はフレーム間差分画像の蓄
積されているフレームメモリより第14図に示すような
LXH(Hはフレームの1辺の長さ)の短冊状のブロッ
クを縦方向および横方向に取出すもので、ヒストグラム
作成回路62は短冊の短辺方向にヒストグラムをとる。
端点検出回路63は上記ヒストグラムを短冊の両端より
、ある閾値と比較しながら探索し、各々が初めて閾値を
越えた点を輪郭の接点としてその座標を出力する。
第15図には改良された別の輪郭検出方式の動作原理を
示す。この方式では上記した輪郭の端点の探索をまず縦
方向について先に行ない、画面の両端の短冊における輪
郭の端点位置及びその間で端点位置が極小値をもつ短冊
の位置を求める。その後、横方向の探索については画面
の両端の、検出された輪郭の端点より上の部分から及び
、極小値をもつ短冊のある位置の、検出された輪郭の端
点より上の部分から左右方向に探索を行なうものとする
。このようにすることにより、人物が2Å以上いる場合
や、画面の端から動領域が始まっている場合にも対処で
きるようになる。
次に、この場合の極小値の探し方について説明する。例
えば第16図に示されるような輪郭位置が探索によって
得られたとしよう。この座標系列より極小値を持つ短冊
を探すに際しては、同図の矢印で示したような極く局所
的な極小点が得られる場合がある。このような極小点を
排除して意味のある極小点のみを選択するために、座標
系列を低域通過フィルタを通した後サンプリングして、
まず粗く極小点を探し、見付けた極小位置のまわりに対
して元の系列を詳細に探す、階層的な探索を行なうこと
などが考えられる。
この様子を第17図に示す。同図(a)は第16図と同
様な輪郭位置座標のプロフィールを示している。この座
標系列を低域通過フィルタを通すことにより、局所的な
変化が抑えられた同図(b)に示すようなプロフィール
が得られる。このをサブサンプリングして同図のO印の
位置のみについて極小値の候補を探す。同図の◎印は見
付かった極小値の候補を示している。次に、元のプロフ
ィールに対して同図(C)の点線で囲まれる、(b)で
得られた極小値の候補を取囲むある範囲を探し、そこで
得られた極小値を真の極小値として採用する。
このようにして極小値を探索することができる。
次に第1図におけるマツプ作成回路23で行なわれる、
背景と動領域の分離方式と実施例を第18図に示す。第
1図に示したようにマツプ作成回路23にはフレームメ
モリ2からの入力画像と背景メモリ24の内容とが入力
される。これらの差分画像を求めてその輪郭を検出する
と、実際の動領域の輪郭を内含する領域が得られる場合
が多い。そこでこの輪郭の内側に一定幅の帯を考え、こ
の内部にエツジ検出オペレータ(例えば5obe lオ
ペレータ)をかけ、その結果が大きい画素を帯内で帯の
短辺方向に探索し新たな輪郭とする。
第19図は第1図に示した送信側に対応する受信側の構
成を示すブロック図である。第19図において、入力端
子71に入力される送信側からの信号は一旦バッファ7
2に蓄えられ、分離回路73において背景情報(−ヘッ
ダ+符号化された背景データ)、動領域情報(−ブロッ
クアドレス。
動きベクトル、条件付画素補充情報、有意領域情報、正
規化係数、量子化データ)、輪郭情報に分離される。量
子化データは逆量子化回路74で逆量子化された後、正
規化係数を参照して伸長回路75で伸長され、領域ごと
に配置されてI DCT回路76により逆コサイン変換
されて加算器77に出力される。
一方、動きベクトルは可変遅延回路79に入力され、フ
レームメモリ82より動きベクトルに相当するブロック
が選択されて加算器77に入力される。加算器77の出
力は、書込み制御回路80によりフレームメモリ81の
ブロックアドレスに対応する位置に書込まれる。また、
条件付画素補充がなされる場合には直接可変遅延回路7
9の出力が書込み制御回路80を通してフレームメモリ
81に書込まれる。フレームメモリ81の内容はフレー
ムに同期してフレームメモリ82に転送される。
一方、分離回路73において分離された背景情報は、復
号化回路83で復号された後、背景メモリ84に書込ま
れる。また、輪郭情報はマツプ作成回路78で復号され
、マツプに変換される。
そして、加算器77および可変遅延回路79からの動領
域の画像情報と、背景メモリ84からの背景の画像情報
とがマツプ作成回路78からマツプに従って合成回路8
5で合成され、フレームメモリ86に蓄積された後、モ
ニタ(図示せず)出力され、表示される。この場合、背
景についてはシーンチェンジがない限り、背景メモリ8
4の内容が連続して表示されるので、ちらつきのない見
やすい画像が得られる。
[発明の効果] この発明によれば、入力画像の近接した2画面の画像間
の差分画像中の動領域の輪郭を検出し、その動領域の輪
郭の外側の入力画像情報を背景として、新たな入力画像
が入力される毎に更新しつつ記憶して、動領域情報とと
もに送信し、受信側においては動領域情報に基づいて動
領域の画像情報を復元すると共に、受信した背景の画像
情報を新たな背景の画像情報が受信されるまで記憶し、
これら背景の画像情報と復元された動領域の画像情報と
を合成して出力することによって、輝度変化によらず一
度背景が送出された後には、同じ部分の背景送出がなさ
れることはなくなる。従って、送信情報量の圧縮率が向
上するとともに、受信側出力画像の背景部分に輝度変化
によるちらつきが生じたり、ブロック歪が目立つことが
なくなり、品質の良い画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る画像伝送装置の送信側
の構成を示すブロック図、第2図は輪郭符号化の具体例
としての可変長チェーン符号化の原理を示す図、第3図
は動きベクトル検出において背景部分を0にクリアして
からマツチングを行なうことを示す図、第4図は変換符
号化前に背景部分を変換効率を向上させる値で置換する
具体例を示す図、第5図は同実施例における送信データ
のフレーム構成例を示す図、第6図および第7図は本発
明の他の実施例における送信側の構成を示すブロック図
、第8図は本発明で使用される背景メモリの具体例を示
す図、第9図は第8図におけるマツプ作成回路で作成さ
れるマツプの一例を示す図、第10図はフレーム間差分
画像の輪郭を示す図、第11図は第8図に示した背景メ
モリにおいて背景が更新される様子を示した図、第12
図は第8図に示した背景メモリ内におけるフレームの時
間的位置関係を示す図、第13図は第8図における輪郭
検出回路の一構成例を示す図、第14図は輪郭検出回路
の作用を示す図、第15図は改良された輪郭検出方式の
原理を示す図、第16図および第17図は第15図の輪
郭検出方式における極小値の探索法を説明するための図
、第18図は第1図におけるマツプ作成回路において行
われる背景と動領域の分離方式の例を示す図、第19図
は同実施例における受信側の構成を示すブロック図であ
る。 3・・・動領域情報符号化回路、24・・・背景メモリ
、28・・・多重化回路、73・・・分離回路、84・
・・背景メモリ、85・・・合成回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 (a)               (b)第2図 鯖フL−ム                  入力
フ゛口9りX壬、り 四〇 第15図 第16図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力画像の動領域の画像情報を得る手段と、前記
    入力画像の近接した2画面の画像間の差分画像を得る手
    段と、 この手段により得られた差分画像中の動領域の輪郭を検
    出する手段と、 この手段により検出された動領域の輪郭の外側の入力画
    像情報を背景として更新しつつ記憶する手段と、 この手段により記憶された背景の画像情報および前記動
    領域の画像情報を送信する手段と、この手段により送信
    された動領域の画像情報および背景の画像情報を受信す
    る受信手段と、受信した動領域の画像情報を再生する手
    段と、受信した背景の画像情報を新たな背景の情報が受
    信されるまで記憶する手段と、 この手段により記憶された背景の画像情報と再生された
    動領域の画像情報とを合成する手段と、この手段により
    合成された動領域の画像情報と背景の画像情報を出力す
    る手段とを備えたことを特徴とする画像伝送装置。
  2. (2)動領域の画像情報を得る手段は、入力画像を複数
    のブロックに分割し、ブロック内の背景以外の画素のみ
    を参照して動き補償予測予測符号化を行なうことを特徴
    とする請求項1記載の画像伝送装置。
  3. (3)動領域の画像情報を得る手段は、入力画像を複数
    のブロックに分割し、ブロック内の背景の輝度値を所定
    の値に置換して変換符号化を行なうことを特徴とする請
    求項1記載の画像伝送装置。
JP63132301A 1987-10-14 1988-05-30 画像伝送装置 Pending JPH01198884A (ja)

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JP63132301A JPH01198884A (ja) 1987-10-14 1988-05-30 画像伝送装置
EP89301739A EP0330455A3 (en) 1988-02-22 1989-02-22 Image encoding apparatus
US07/313,941 US4951140A (en) 1988-02-22 1989-02-22 Image encoding apparatus

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JP62-258667 1987-10-14
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03121688A (ja) * 1989-10-04 1991-05-23 Mitsubishi Electric Corp 画像信号の符号化・復号化器
US6577771B1 (en) 1996-01-29 2003-06-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for supplementing digital image with picture element, and digital image encoder and decoder using the same
JP2014504823A (ja) * 2011-01-03 2014-02-24 アップル インコーポレイテッド 暗黙基準フレームを用いる動画像符号化システム

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